
1年生国語つまずきプリント【無料】は・を・へ/小さい「っ」/のばす音/かたかなのチェック全14枚|答えつき
小学1年生の国語で、どこにつまずいているかを見つけるための無料プリントです。まず「つまずきチェック①」を解いて、×が多かった分野をたしかめてください。答えの面と記事の後半に、分野ごとの練習プリントを書いてあります。音と字の数を合わせる「手をたたいて書こう」、1字で意味が変わる「ことばへんしん」とあわせて全14枚、どれも答えつきです。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
は・を・へ、小さい「っ」や「ゃゅょ」、のばす音、かたかなは、学習指導要領で第1学年及び第2学年の表記のきまりとして一緒に示されている内容です。つまずきは子どもによって場所がちがうため、全部を同じように練習するより、先にどこで迷っているかを見つけるほうが近道になります。このプリントは、まずチェック①で5分野をたしかめ、×が多かった分野の練習へ進めるように作りました。
つまずきのサインと、かける言葉
・「ぼくわ」「えきえ」と、聞こえたとおりに書く→「「わたしは」の「は」は、ことばのあとにつく「は」だね」
・「きって」を○2つだと思う→「手をたたいてみよう。き・っ・て、何回たたいた?」
・かたかなの「ー」を、ひらがなにも書く→「ひらがなでのばすときは、どの字を書く?」
丸つけのあと、×がついた分野に印をつけてから、答えの面に書いてある練習プリントへ進んでください。全部を一度にやる必要はありません。1つの分野が○ばかりになったら、次の分野へ。手をたたいて音を数える遊びは、車の中やお風呂でもできます。
1年生国語つまずきチェック|5分野のどこで迷うかを見つける(全5枚)
は・を・へ、小さい「っ」、小さい「ゃ・ゅ・ょ」、のばす音、かたかなの5分野を、2択で4問ずつたしかめる①から始めます。答えの面には、×が多かった分野の練習プリントを書いてあります。②は1文に2か所のは・を・へとわ・お・えの見分け、③はひらがな、④はかたかなの3択です。⑤は1文に0〜2か所あるまちがいを、数を知らされないまま自分で見つけて直します。
手をたたいて書こう|音の数と字の数をそろえる(全5枚)
ことばを声に出しながら手をたたき、たたいた数だけ○に字を書きます。①は印刷したことばを読んで数だけを書き、②は○の数が書いてある段、③は○をなぞって数を自分で決める段、④は○が無い段と、手がかりが少しずつ減ります。⑤は3つの段をまぜた仕上げです。絵の名前は、ほかの言い方でも○の数が合っていれば正解にしてください。
小さい「っ」は、前の字とまとめずに○1こ(1拍)と数えます。声は出さずに手を1回たたきます(「きって」なら、き・っ・ての3回)。前の字と2字で○1こになるのは、小さい「ゃ・ゅ・ょ」だけです。文部科学省の小学校学習指導要領(平成29年告示)解説・国語編(PDF)の本文43ページにも、「平仮名や片仮名は拗音の表記などを除けば,一文字が一音節(拍)に対応する文字である」と書かれています。
ことばへんしん|小さい「っ」とのばす音で意味が変わる(全4枚)
「さき」に小さい「っ」を足すと「さっき」、「とり」をのばすと「とおり」。1字あるかないかで意味が変わることばを、絵を見て書きかえます。そのままで合っている問題もまじっているので、何でも足せばよいわけではありません。③は何が変わるかを知らせずにまぜ、④は似た2つのことばでそれぞれ文を書きます。
×が多かった分野の練習プリント
は・を・へで×が多かったとき
「は・を・へ」のプリントへ進みます。ことばの中のわ・お・えとの見分けまで、段階を追って練習できます。
小さい字やのばす音で×が多かったとき
かなづかいのプリントで、小さい「っ」「ゃ・ゅ・ょ」とのばす音を分けて練習します。この記事の「手をたたいて書こう」で、音の数と字の数を合わせる練習もできます。
かたかなで×が多かったとき
カタカナ表・なぞり書きのプリントへ。小さい「ッ・ュ・ョ」の見落としは、声に出して読むと気づけます。
ほとんど○だったとき
小学1年生の国語プリントで、ほかの単元にも取り組めます。
1年生の国語のつまずきはどこで分かる?表記のきまりと、見つけたあとの練習
1年生の国語で書きまちがいが多いところは、学習指導要領では「第1学年及び第2学年」の〔知識及び技能〕にまとめて示されています。解説(国語編)は、これらを日々の学習の積み重ねの中で、次第にその規則性に気付き、身に付けていくことが大切としています。1回のテストで決めつけず、どの分野で迷うかを見る材料として使ってください。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 第1・2学年 | 長音・拗音・促音・撥音などの表記、助詞の「は」「へ」「を」、句読点、かぎ、平仮名と片仮名の読み書き、片仮名で書く語の種類 | 平仮名は第1学年で全部の読み書きができるようにする、と解説に書かれている |
| 第3・4学年 | 漢字と仮名を用いた表記、送り仮名、改行、句読点、ローマ字(第3学年) | 文の中で漢字と仮名を使い分ける |
| 第5・6学年 | 漢字と仮名の使い分け、送り仮名や仮名遣いに注意して正しく書く | 中学校の表記へ |
音の数と字の数がずれる
解説(国語編)には、平仮名や片仮名は拗音の表記などを除けば、一文字が一音節(拍)に対応する文字である、と書かれています。小さい「っ」は前の字とまとめず1拍、小さい「ゃ・ゅ・ょ」は前の字と2字で1拍です。「手をたたいて書こう」は、この対応を○の数で目に見えるようにした紙です。
聞こえた音のまま、は・を・へを書く
助詞の「は」「へ」「を」は、発音と書き方がずれる数少ないきまりです。解説(国語編)は、視写や聴写を取り入れながら繰り返し指導して、文の中で使えるようにすることが必要としています。チェック②と⑤は、ことばの中のわ・お・えとの見分けを文の中でたしかめます。
1字足りない・多いのに気づかない
「さき」と「さっき」、「とり」と「とおり」のように、小さい「っ」やのばす字が1つあるかないかで別のことばになります。「ことばへんしん」では、そのままで合っている問題もまぜて、何でも足せばよいわけではないことに気づけるようにしました。
家庭でできることは、声に出して読むことです。解説(国語編)も、一文字ずつ文字と音とを対応させて読むことなどが有効としています。書いた文を子ども自身に読み上げてもらうと、1字の抜けや余分に自分で気づけることがあります。×を直すより先に、どこで迷ったかを一緒に確かめる時間をとってください。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編(文部科学省・PDF)…第1学年及び第2学年〔知識及び技能〕の音節と文字との関係(本文p.43)と、長音・拗音・促音・撥音などの表記、助詞の「は」「へ」「を」、平仮名・片仮名の内容(本文p.44)
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年9月30日)。















