
なんばんめ・なんびきプリント【無料】年長から小学1年生|まえから・うしろから・数字でえらぶ(答えつき)
「3ばんめ」と「3びき」は、どちらも「3」を使いますが、意味がちがいます。「3ばんめ」はならんだ中の1つの場所、「3びき」はまとまりの数です。この記事のプリントは、動物のならびに「まえから3ばんめ」「まえから3びき」のように○をつけて、そのちがいを体で覚える全5枚です。旗の向きを変えたり、うしろから数えたり、最後は数字をえらんだりして、同じ力を5つの入り口からくり返せます。無料で印刷でき、どの紙も答えのページつきです。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
「3ばんめ」と「3びき」は、どちらも「3」を使いますが、意味がちがいます。学習指導要領解説では、第1学年「A数と計算のA(1)数の構成と表し方」で、「個数や順番を正しく数える」「数の大小や順序を考える」ことが扱われます。順番を表す数と、まとまりの数をとり違える——これが最初のつまずきです。そこでこの5枚は、同じ数字で「ばんめ」と「ひき」のちがいを問い、旗の向きや「うしろから」も変えて、数えはじめの場所を見て答える練習にしてあります。
つまずきのサインと、かける言葉
・「3ばんめ」なのに、3ぴきぜんぶに○をつけてしまう→「3ばんめは、3つ目の1ぴきだけだよ」
・いつも左から数えて、旗の場所を見ない→「まえの旗はどっち?旗から数えてみよう」
・「まえになんびき」で、そのどうぶつまで数えて答えが1大きくなる→「そのどうぶつは数えないよ。まえにいるのは何びき?」
バスを待つ列、かけっこの順位、お店の行列など、「前から3番目」「前に2人」と言う場面は身のまわりにたくさんあります。そのときに「3番目」と「3人」のちがいを一緒に言葉にすると、プリントの練習がつながります。最初は番号つきの1枚目から、慣れたら番号なし、旗の向き、うしろからの順に進みます。同じ紙を何度くり返してもかまいません。
なんばんめ・なんびきのプリント(年長〜小1・全5枚)
年長から小学1年生向けに、動物のならびを使って「ばんめ」と「ひき」のちがいを練習する5枚です。1枚に6問と、やり方を見せる「れい」が2つあります。①は番号を見ながら、②からは番号なしで、指でたどって数えます。③は旗が右や上にあり、④は「うしろから」も出てきます。⑤は○をつけるのが動物ではなく数字です。
なんばんめ・なんびきの教え方のコツ
旗のそばに指をおいてから数えましょう
「まえ」の旗がある側が数えはじめです。旗が右や上にあるときも同じで、旗のそばに指をおいてから、旗から遠ざかる向きに1ぴきずつ進みます。いつも左から数えてしまう子には、数える前に旗を指でさすだけで、向きに気づけます。
「ばんめ」は1つ、「ひき」はまとまりです
「3ばんめ」は、3つ目の1ぴきだけに○をつけます。「3びき」は、数えはじめから3ぴきぜんぶに○をつけます。同じ「3」でも○の数がちがうことが、このプリントのねらいです。まちがえたときは、○の数を一緒に数えてみてください。
「まえになんびき」は、そのどうぶつを数えません
5枚目の「かえるのまえになんびき?」は、かえるより手前にいるどうぶつの数を答えます。かえるが4ばんめなら、答えは3です。同じ場所を問う「なんばんめ」と「まえになんびき」は、答えが1つちがいます。1ぴきずつ指さして、確かめましょう。
なんばんめとなんびきのちがいは何年生で習う?つまずきと家庭での声かけ
「なんばんめ」と「なんびき」を区別することは,学習指導要領解説では第1学年「A数と計算」の「数の構成と表し方」のうち、個数や順番を正しく数えることに関わります。ものの数を数える経験が、数の大小や順序を考えることへつながるとされています。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 年長 | 遊びや生活の中で数や量に関心をもち、感覚を豊かにする | 小学校の学習へのなめらかな接続 |
| 小1 | 個数や順番を正しく数える、数の大小や順序を考える | 10までの数やたし算・ひき算の土台 |
①順番を表す数と、まとまりの数をとり違える
「3ばんめ」は並んだ中の1つの場所、「3びき」は3つ分のまとまりです。同じ「3」でも、○をつける数がちがいます。数字の大きさだけを見ていると、この2つが同じものに見えます。
②数えはじめの場所を見ない
いつも左から数えるくせがあると、旗が右や上にあるときに数え間違えます。「まえ」の旗がどちら側にあるかを先に見つけて、そこから数えはじめることが、順番を正しく数える第一歩です。
③「まえに何びき」と「何ばんめ」を同じ数と考える
あるどうぶつが4ばんめなら、そのまえにいるのは3びきです。そのどうぶつ自身を数えるかどうかで、答えが1つちがいます。数える範囲を指でなぞって確かめる習慣がつくと、たし算・ひき算でも数え間違いが減ります。
家庭でできることは、列の場面で順番と数を言葉にすることです。階段をのぼりながら「いま3段目」「下に2段あるね」と言ってみる、おもちゃを1列に並べて「前から3番目はどれ?」と聞くなど、「ばんめ」と「ひき」を口に出すと、数のちがいが体でわかります。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)…第1学年「A数と計算」の数の構成と表し方の内容
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年8月23日)。











