
時計・時刻と時間プリント【無料】なんじなんじはん・何時何分・針をかく|小1・小2
小学1〜2年生でつまずきやすい「時計(時刻と時間)」を、無料でダウンロード・印刷して学べるプリントです。アナログ時計の読み方(何時・何時半・何時何分)と、時刻に合わせて針をかく練習をまとめました。
「なんじ・なんじはん」→「5分きざみ」→「1分きざみ」→「針をかく」の順で、少しずつステップアップできます。さらに、デジタル時計との変換や、何分後・経過時間などの文章題(応用)もそろえました。問題と答えは分けて印刷できます。
いちごドリルで1日5分。毎日の積み重ねで、時計の読み方を得意にしましょう!
短い針と長い針の区別がつきにくいときは、色分けと5段階の支援で少しずつ読めるようになるとけい特別支援プリントもあります。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
時計は小学1年で「時刻を読む」ことから始まり、小学2年で日・時・分の関係、小学3年で秒と時刻や時間の計算へ進みます。つまずきの多くは針の読み方ではなく、時刻(その瞬間)と時間(長さ)の区別、そして60でくり上がるしくみにあります。このプリントは、なんじ・なんじはん→5分きざみ→1分きざみ→針をかく、の順に並べました。
つまずきのサインと、かける言葉
・3時50分を4時50分と読む→「短いはりは、どの数字をすぎたところ?」
・「何時?」と「何分かかった?」を同じに考える→「聞かれているのは、時刻?それとも長さ?」
・1時間20分から30分をひいて50分とする→「1時間を60分に直してからひける?」
出かける時刻、料理のタイマー、寝る時間。時計は毎日使う単元です。おうちのアナログ時計を指して「あと何分?」と聞くだけで練習になります。デジタル表示しか見ていない子ほど、針の動きを一緒に見る時間が効きます。
時計を読もう(なんじ・なんじはん)
小学1年生向け。「◯時」「◯時半」を読む練習です。まずは短い針(みじかいはり)がどの数字にあるかを見てみましょう。
時計を読もう(何時何分・5分きざみ)
小学2年生向け。5分きざみで「◯時◯分」を読む練習です。長い針(ながいはり)が指す数字を5のだんでかぞえます。
時計を読もう(1分きざみ・おうよう)
1分きざみで正確に読む応用練習です。長い針の目もりを1分ずつ数えてみましょう。
時計に はりを かこう
しめした時刻になるように、自分で針をかく練習です。読むだけでなく「かく」ことで時計の理解が深まります。
時計に はりを かこう(1分きざみ・おうよう)
5分きざみに慣れたら、1分きざみで正確に針をかく応用練習です。短い針・長い針の位置をよく見てかきましょう。
デジタル時計と アナログ時計
デジタル時計(数字の時計)とアナログ時計を行き来する練習です。うすい数字をなぞる→自分で書く→針をかく、と段階的に取り組めます。
せんで つなごう(時計と デジタル)
同じ時刻をあらわすアナログ時計とデジタル時計を、線でつなぐマッチングプリントです。楽しく時計の読み方を確認できます。
なんじ なんぷん(○分後・○分前)
「3時20分の15分後は?」のように、時刻の○分後・○分前を求める練習です。絵つき(時計を読んで計算)と、文章だけの2種類があります。
かかった じかん(経過時間)
はじめの時刻とおわりの時刻から「何分かかったか」を求める、経過時間の練習です。絵つきと文章の2種類があります。
白紙の時計文字盤プリント(じゆう記入テンプレート)
上の「はりを かこう」に慣れたら、こちらは時刻を自分で決められる白紙の文字盤です。つまずいている時刻だけを保護者が書いてあげたり、逆に自分で好きな時刻の針をかいて読む練習にしたり、使い方は自由。デジタル表記や「○分後・○分前」の自作問題づくりにも使えます。
時計の 文章題(生活)
「7時におきて、20分後に朝ごはん。何時何分?」など、毎日の生活の場面で時刻を考える文章題です。
まにあうかな?間に合う予定を組み立てよう(小3)
何分後・何分前や経過時間に慣れたら、いくつかの予定にかかる時間を足し、「何時までに」から逆にたどって「何時に始めれば間に合うか」を考えます。各問題に場面の文と記入例がつき、間に合うかの判断から、始める時刻の比べ方、余裕・ちょうど・遅れ、「5分前までに」まで、5段階で練習できます。
練習したら、実際の予定を予定表・スケジュール表に書き、始める時刻と終わらせたい時刻を決めてみましょう。
午前・午後 と 24時間制
「ごご3時は24時間せいで何時?」など、午前・午後と24時間制の関係を学ぶ応用プリントです。
時計は何年生で習う?時刻と時間のちがい・つまずきやすいところ
時計は、学習指導要領では学年をまたいで少しずつ扱われます。小1は日常生活の中で時刻を読むこと、小2は時間の単位(日・時・分)とその関係、小3は秒と、時刻や時間の計算。長針と短針の動きを実際に見ることが、どの学年でも土台になります。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小1 | 日常生活の中で時刻を読む | なんじ・なんじはんの読み |
| 小2 | 時間の単位(日・時・分)とその関係 | 何分後・何分前、経過時間 |
| 小3 | 時間の単位(秒)、時刻や時間の計算 | 速さ(小5)の1あたりの量へ |
① 短いはりを「近い数字」で読む
3時50分を4時50分と読む誤りです。短針は次の数字の手前まで進んでいるので、「まだ3を過ぎたところ」と押さえるのが先。長針の1目もりが1分、数字ひとつぶんが5分という対応も一緒に確認します。
② 時刻と時間を区別していない
「今何時?」(時刻)と「どれだけかかった?」(時間の長さ)は別のものです。文章題では、この区別がつかないまま数を引いてしまう誤りが起こります。時間軸を1本かいて、点(時刻)と区間(時間)を目で分けると通じます。
③ 十進法のまま60分制を計算する
1時間20分から30分を引いて50分としてしまう誤りです。長さや重さと同じ感覚で処理すると必ずずれます。正時をまたぐ計算は、いったん60分に直す・時計の絵で確かめる、の2手で戻せます。
家庭でできることは、生活の時刻を口に出すことです。「あと何分で出発?」「この番組は何分間?」「7時20分の20分後は?」。デジタルとアナログの両方を見ながら話すと、時刻と時間の区別が自然に身につきます。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)… 小1で時刻を読むこと、小2で日・時・分、小3で秒と時刻や時間の計算を扱うこと
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)… 現行の学習指導要領と各教科解説の入口
- 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校 算数(国立教育政策研究所・令和2年3月・PDF)… 測定領域の評価規準と評価場面の作り方
- 算数学習におけるつまずきと支援の分析(中村好則)(J-STAGE・PDF)… 時間・時刻が継続的なつまずきとして挙げられていること
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年8月23日)。
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