
ブロックつめプリント【無料】敷き詰めパズル|Lブロック・S字で考える空間認識|小2〜小5(答えつき)
ブロックつめは、決まった形のブロックを何度でも使い、●の使えないマスをよけながら盤面をすきまなく埋める敷き詰めパズルです。回したり裏返したりして形を合わせ、ブロックの境目に線を引いて答えます。切り取り用ブロックを盤面と同じ大きさで印刷でき、置いて試しながら進められます。入門・標準・応用の全15枚90問、答えは赤線の完成図つき・無料で印刷できます。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
「ブロックつめ」という単元は教科書にありませんが、決まった形を組み合わせて、すきまなく盤面を埋める活動は、小1の形の構成と分解、小2の三角形と四角形、小5の合同へつながる図形の見方を使います。入門は●と置き済みのブロックが手がかりで、標準・応用では手がかりが減っていきます。切り取り用ブロックを盤に置いて試せます。
つまずきのサインと、かける言葉
・置く場所を決めずに思いついた所から置き、最後に行き止まりになる→「いちばん置ける向きが少ないのは、どこ?」
・ブロックを回す・裏返す発想が出ず、形が合わないと止まる→「向きを変えたら入る?」
・●のとなりの小さなすきまを後回しにする→「●のとなりは、どの向きなら入る?」
タイルの敷き詰め、お弁当箱の詰め方、荷物の収納。身のまわりに同じ考え方があります。うまくいかないときは、置ける向きがいちばん少ない場所を一緒に探してあげてください。答えは一例で、別の敷き方でも正解です。
ブロックつめ・入門|Lブロックで埋める(小2〜小3・全5枚30問)
①〜④は●と置き済みのブロックが手がかりで、置くブロックの数が3つから5つへ増えます。⑤は手がかりのない6×4の空き盤で、6問とも別の敷き方で埋めるのが目標です。1枚6問。答えのページには、境目の線を赤でのせています。
ブロックつめ・標準|6×6の盤にLブロック(小3〜小4・全5枚30問)
盤は6×6・●は4つで、5枚とも同じ設定です。進むほど敷き方(解)の数が減り、①は10通り以上、⑤は1通りだけになります。ヒント欄の1行目は枚ごとに変わり、解く入口を示します。1枚6問、答えは赤線の完成図つきです。
ブロックつめ・応用|LとSの2種類で埋める(小4〜小5・全5枚30問)
盤は8×6・●は8つで、LとSの2種類を混ぜて使います(LだけでもSだけでも埋まりません)。進むほど敷き方の数が減り、①は6〜8通り、⑤はほぼ1通りです。1枚6問、答えは赤線の完成図つきです。
解き方のコツと注意点
切り取りブロックは「試す」ための道具です
盤面を全部埋める数のブロックは付いていません。形が入るかを置いて確かめ、決まったら鉛筆で境目に線を引きます。A4・100%・かためんで印刷してください。両面印刷にすると、問題の裏に答えが出てしまいます。
●のとなりと、盤のすみから決めましょう
●のとなりや盤のすみは、置ける向きが少なく、先に決めやすい場所です。1つ置いたら、残りのすきまの形を確かめてから次へ進みます。
答えは1つとは限りません
入門と、標準・応用の前半は、敷き方が複数あります。答えのページは一例です。ブロックの形が合い、●の上に置かず、すきまも重なりもなければ、別の敷き方も正解です。
ブロックつめは何年生から?形を分けて組み立てる力と、つまずきの見方
ブロックつめは学習指導要領の単元名ではありませんが、小1の「形の構成と分解」、小2の三角形・四角形、小5の合同へつながる、図形領域の見方を使います。形を回したり裏返したりして置き、全体を分けて考える練習になります。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小1 | 形の構成と分解 | 組み合わせて別の形を作る・形を分けて見る |
| 小2 | 三角形と四角形、正方形・長方形・直角三角形 | 辺と角で形を見分ける |
| 小5 | 図形の合同 | 向きが変わっても同じ形と見抜く・重ねて確かめる |
① 置く順番を決めずに始める
盤のすみや●のとなりは、置ける向きが少なく、先に決めやすい場所です。ここを後回しにすると、最後にすきまの形が合わなくなります。置き方を絞ってから置く考え方は、図形を分けて考えるときの基本です。
② 回す・裏返すを使わず、形が合わないと止まる
ブロックは回しても裏返してもかまいません。向きを変える発想が出ないと、入る場所があっても見つけられません。向きを変えても形は変わらないという見方は、小5の合同へつながります。
③ 1つ置いたあとの残りの形を見ない
1つ置くと、残りのすきまの形が変わります。残りの形を確かめてから次へ進むと、行き止まりを避けられます。全体を見て部分を決めていく進め方は、複合図形を分けて考えるときにも使います。
家庭でできることは、切り取りブロックを盤に置いて試すことです。置いて確かめてから、鉛筆で境目に線を引いて確定させます。「どこから置いた?」と聞くと、方針を言葉にする練習になります。答え合わせは、ブロックの形が合い、●の上に置かず、すきまも重なりもないかで見てください。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)…小1の形の構成と分解、小2の三角形と四角形、小5の合同
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
- 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校 算数(国立教育政策研究所・令和2年3月・PDF)…図形領域の評価規準と評価場面の作り方
- 算数学習におけるつまずきと支援の分析(中村好則)(J-STAGE・PDF)…図形の見方に関するつまずきの分類
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年8月23日)。















