
タングラムプリント【無料・A4】7ピースの型紙つき図形パズル|幼児〜小4・答えつき
タングラムプリントを無料で印刷できます。タングラム(たんぐらむ)は、三角や四角の7つのピースを組み合わせてシルエット(形)を作る図形パズルで、空間認識・図形センス・試行錯誤する力が育ちます。入門(三角・四角に分ける)から標準(4ピース)・応用(本物の7ピース)へ進み、さらに段位チャレンジ(ヒントつきの難問)、面積くらべ(中学受験の面積比の入口)、にせもの見やぶり(作れる形の判定)まで、全6段階の各5枚セット。幼児・小1・小2から、小学3年生・4年生の面積の学習まで使えます。標準から上は初段〜五段の段位とめやすタイムつきで、5枚を通しで挑戦できます。標準・応用・段位チャレンジは紙面の下に型紙(テンプレート)を実物大で印刷してあるので(標準は4ピース、応用と段位チャレンジは7ピース)、はさみで切り取ってシルエットの上に置きながら考えられます(タングラムを持っていなくても、その1枚だけで遊べます)。パズルの図は方眼の上に置いてあるので、マスを手がかりにピースの入る場所を見つけられます。すべてA4サイズ・答えつき・無料で印刷できます。答えはピースの置き方の一例です(作り方は何通りもあります)。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
タングラムは教科書の単元ではありませんが、やっていることは小1の形の構成と分解そのものです。7つのピースを組み合わせて形を作る過程で、辺の長さや角の大きさを自然に比べることになり、小2の三角形・四角形、小5の合同や面積の見方へつながります。このプリントは型紙つきなので、切って手で動かせます。
つまずきのサインと、かける言葉
・小さいピースから置いて、あとで行きづまる→「いちばん大きいピースはどこ?」
・ピースを裏返してよいか迷って止まる→「ひっくり返して使ってもいい形?」
・2つ合わせると別の形になることに気づかない→「三角形2つで、どんな形ができる?」
型紙を切って手で動かすのがいちばんの近道です。うまくいかないときは、大きいピースの置き場所だけ一緒に決めてあげてください。残りは自分で見つけられることが多く、そこで「分けて考える」力がつきます。
入門(幼児〜小1・ピースに分ける)
シルエット(形)を、三角と四角のピースに分ける線を書きます。図形を分けて考える空間認識の入口。各シートの1つめは「れい」で、分ける前と分けたあとを矢印でならべているので、はじめてでも何をするか一目で分かります。図は原稿用紙のような方眼の上に置いてあるので、マスの大きさと位置を手がかりに線を引けます(図形の中はあえて何も描いていません。分けるのは自分です)。分け方はいくつもあり、答えは一例です。1枚11問・答えつき。
標準(小1〜・4つのピースで作る)
タングラム7ピースのうち、大きい三角2・中くらいの三角1・正方形1の4つだけを使うやさしい段階です。紙面の下に4ピースを実物大で印刷してあるので、はさみで切り取ってシルエットの上に置きながら考えられます。タングラムを持っていなくても、この1枚だけで遊べます。図は方眼の上に置いてあり、ピースが大きいので、はじめて7ピースへ進む前の練習にちょうどよい難しさ。初段から五段までの段位とめやすタイムつき。答えはピースの置き方の一例です。1枚4問・答えつき。
応用(小2〜・本物の7ピース)
本物のタングラム7ピース(大きい三角2・中くらいの三角1・小さい三角2・正方形1・平行四辺形1)を全部使います。平行四辺形と小さい三角が加わるぶん置き方の自由度が跳ね上がり、さらにピースが密に詰まって外形から切れ目を読み取りにくい形を選んでいます。紙面の下に7ピースを実物大で印刷してあるので、切り取って置きながら試せます。初段から五段までの段位とめやすタイムつき。答えはピースの置き方の一例です。1枚4問・答えつき。
段位チャレンジ(小2〜・ヒントのピースが置いてある)
7ピースのうち何枚かが置いてある状態から、残りの置き方を考えます。段位が上がるほどヒントは減り、初段の3枚から五段の1枚へ。紙面の下に7ピースを実物大で印刷してあるので、切り取って置きながら試せます。ヒントと方眼を手がかりにするぶん、応用よりさらに難しい形へ挑戦できます。1枚4問・答えつき。
面積くらべ(小2〜小4・中学受験の面積比の入口)
7ピースの面積は、いちばん小さい三角を1とすると小さい三角1・中くらいの三角2・正方形2・平行四辺形2・大きい三角4で、全部あわせて16。この倍数の関係が中学受験の面積比のいちばん最初の姿です。同じ図でも基準にするピースを変えると答えが変わります。図は方眼の上に置いてあり、下のピースの大きさ見本も同じ1マスなので、「大きい三角は小さい三角いくつ分か」を自分でマスを数えて確かめられます。1枚10問・答えつき。
にせもの見やぶり(小2〜・作れる形と作れない形)
広さが同じでも、7ピースでは作れない形があります。本物とにせものを並べて、作れるほうを選びます。図は方眼の上に置いてあり、下に並べたピースの見本も同じ1マスなので、マスを数えて「このピースが入るか」を確かめられます。作れないことはコンピュータの全探索で確かめてあるので、どう置いても完成しません。答え面は、にせものの「作れる形とちがう部分」を赤で示しています。1枚4問・答えつき。
タングラムは何年生から?形の構成と分解・合同につながる遊び
タングラムは学習指導要領の単元ではありませんが、小1の「形の構成と分解」、小2の三角形・四角形、小5の合同と三角形の面積という、図形領域の中心にある見方をまとめて使います。手を動かしながら図形の性質に触れられる教材です。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小1 | 形の構成と分解 | 組み合わせて別の形を作る |
| 小2 | 三角形と四角形、正方形・長方形・直角三角形 | 辺と角で形を見分ける |
| 小5 | 図形の合同、三角形の面積 | 分けて考える・合わせて考える |
① 大きいピースを後回しにする
小さいピースから埋めると、最後に大きい三角形が入らなくなります。面積の大きいものから場所を決めるのは、複合図形を分けて求めるときと同じ考え方です。
② 裏返してよいかで止まる
タングラムのピースは裏返して使えます。回転だけで合わせようとして行きづまるのは、裏返し(対称移動)が選択肢に入っていないためです。小6の対称な図形につながる気づきです。
③ 合わせると別の形になることに気づかない
直角三角形2つで正方形、または大きい三角形。この置きかえができると、一気に解けるようになります。面積は変わらないまま形が変わる、という感覚は小5の面積の学習でそのまま効きます。
家庭でできることは、型紙を切って遊ぶことです。作れた形を写真に撮る、逆に親が作った形を子どもに再現させる。「どのピースから置いた?」と聞くと、方針を言葉にする練習になります。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)… 小1の形の構成と分解、小2の三角形と四角形、小5の合同と面積
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)… 現行の学習指導要領と各教科解説の入口
- 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校 算数(国立教育政策研究所・令和2年3月・PDF)… 図形領域の評価規準と評価場面の作り方
- 算数学習におけるつまずきと支援の分析(中村好則)(J-STAGE・PDF)… 図形の見方に関するつまずきの分類
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年8月23日)。





















