国語のおもしろプリント【無料】オノマトペ(擬音語・擬態語)|小2〜小3・答えつき全5枚
オノマトペは、音や様子をまねた言葉で、擬音語・擬態語とも呼ばれます。「ざあざあ」「つるつる」のように、音や声をまねたものと、音はしないけれど見た感じやさわった感じを言葉にしたものがあります。てがかりから選ぶ・音かようすかを分ける・にごる音で変わる様子・自分で書く・まちがい直しの全5枚37問を、答えつきで無料で印刷できます。
オノマトペ|てがかりの言葉からぴったりの擬音語・擬態語を選ぶプリント(①)
①は、文の中のてがかりの言葉を見つけて、ひびきの似た3つの言葉から、ぴったりの1語を選ぶプリントです。水の音・笑い方・歩き方・さわった感じの4つの場面で、全8問。音の感じだけで選ばず、てがかりを読んでから選びます。答えのページは赤字で、てがかりの言葉に赤い線とひとことがつきます。
オノマトペ|音がする?しない?とにごる音でかわる様子を見分けるプリント(②③)
②は、ひびきの言葉が音をまねた言葉か、様子を表す言葉かを、「おとがする」「おとはしない」の2つの札から選んで○で囲むプリントです。全10語。③は、文の様子(大きい・小さいなど)を読んで、にごる音の言葉とにごらない音の言葉の2つから合うほうを選びます。全8問。答えのページは赤字で、ひとことつきです。
オノマトペ|あたまの字をヒントに書く・文のまちがいを直すプリント(④⑤)
④は、灰色のますの頭の1字とますの数をヒントに、ひびきの言葉を自分で書くプリントです。全6問。⑤は、2つの文のうち様子に合わない言葉を○で囲み、ことばばこの言葉で直して書きます。全5問。答えのページは赤字です。
オノマトペプリントの使い方と注意点
①は「てがかりの言葉」を見つけてから選びます
①の上のわくに、れいがあります。れいでは「つよい」がてがかりになって、ぴったりの言葉が決まります。ひびきの似た3つの言葉は、音の感じだけでは決まらないように並べているので、文の中のてがかりを先に探してから選んでください。答えのページでは、てがかりの言葉に赤い線がついています。
②は「おとがする」「おとはしない」のどちらかを○で囲みます
②のれいは、音をまねた言葉と、さわった感じを表す言葉の2つです。音をまねた言葉には、動物の鳴き声をまねた言葉も入ります。音のしない様子の言葉も半分あるので、全部「おとがする」と思いこまないように、声に出して確かめながら進めてください。
③は文の中の「大きい・小さい」などのてがかりを読みます
③には、にごる音の言葉はたいてい大きい・強い・重い様子を、にごらない音の言葉はたいてい小さい・軽い・弱い様子を表す、というきまりがのっています。たいていであって、例外もあるので、きまりだけで決めず、文の中の「おおきな」「ちいさく」などのてがかりも読みます。ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ(半濁点)の言葉も出てきますが、この紙では、ぱ行はにごらない側として扱っています。
④は頭の字とますの数がヒントです。カタカナで書いても正解にします
④の灰色のますは、はじめから書いてある頭の1字です。のこりのますにひらがなで書きます。小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」も1つのますに書きます。思い出せないときは、答えを教える前に、「この様子はどんな音で言う?」と動きをまねして見せると、思い出しやすくなります。カタカナで書いても、正解にして構いません。
⑤はことばばこの言葉を1回ずつ使います
⑤は、2つの文のうち様子に合わない言葉を○で囲み、ことばばこの言葉で直して、1字ずつ□に書きます。同じ言葉は2つの問題に使えません。ことばばこは6語で問題は5問なので、1語は使いません。直したあとの文を、もう一度さいごまで読み返す習慣がつくと、ひびきの言葉を場面に合わせて使えているかを確かめられます。
印刷はA4・縦向き・倍率100%で
縮小して印刷すると、ますの中の字が小さくなって書きにくくなります。答えのページは問題のページのあとに付いているので、お子さんに渡すときは問題のページだけを印刷し、丸つけのときに答えのページを使うと便利です。
オノマトペプリントのよくある質問
オノマトペ(擬音語・擬態語)で育つ力と、つまずきやすい3つの場面
オノマトペという題材は、学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編に単元名や指導事項としては出てきません。ただし、第1学年及び第2学年の〔知識及び技能〕(1)ウの解説は、片仮名で書く語の種類を知ることについて、「擬声語や擬態語,外国の地名や人名,外来語など片仮名で書く語がどのような種類の語であるかを知り,実際に文や文章の中で片仮名を使うことを示している」と述べています(解説の表記は「擬声語」で、このプリントでは擬音語とも呼んでいます)。語彙の指導としては、第1学年及び第2学年に「身近なことを表す語句の量を増し,話や文章の中で使うとともに,言葉には意味による語句のまとまりがあることに気付き,語彙を豊かにすること」、第3学年及び第4学年に「様子や行動,気持ちや性格を表す語句の量を増し,話や文章の中で使うとともに,言葉には性質や役割による語句のまとまりがあることを理解し,語彙を豊かにすること」が示されています。ひびきの言葉を場面に合わせて選んだり、音をまねた言葉と様子を表す言葉に分けたりする練習は、この語彙の指導と重なる部分があります。ただし、オノマトペという題材は学習指導要領に単元名がなく、学年は当サイトの目安です。文部科学省の見解として断定するものではありません。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小1・小2 | 片仮名で書く語の種類(擬声語や擬態語など)を知り、文や文章の中で使う。身近なことを表す語句の量を増し、意味による語句のまとまりに気付く | ①で、てがかりの言葉に合うひびきの言葉を選ぶ/②で、音をまねた言葉と様子を表す言葉に分ける |
| 小3・小4 | 様子や行動、気持ちや性格を表す語句の量を増し、話や文章の中で使う。性質や役割による語句のまとまり(物の名前、動き、様子を表す語句など)を理解する | ③で、文の様子に合うほうを選ぶ/④⑤で、様子に合う言葉を自分で書き、文の中で使う |
| 小2〜小3 | (学習指導要領に単元名のない題材のため、学年は断定せず当サイトの目安とする) | ①〜⑤の全体(選ぶ・分ける・選ぶ・書く・見直す) |
①③文のてがかりを読まず、音の感じだけで選んでしまう(①③)
①は、ひびきの似た3つの言葉が並ぶので、音の感じだけで選ぶと外れます。文の中の「つよい」のようなてがかりを先に見つけてから選びます。③は、文の中の「おおきな」「ちいさく」などのてがかりを読みます。にごる音の言葉は大きい・強い・重い様子、にごらない音の言葉は小さい・軽い・弱い様子を表すことが多いですが、例外もあるので、きまりだけで決めず、文のてがかりと合わせて確かめてください。
②音のしない言葉にも「おと」を選んでしまう(②)
ひびきの言葉は音をまねたものだけだと思いこむと、全部「おとがする」に○をつけてしまいます。②には、音のしない様子の言葉が半分入っています。音や声をまねた言葉と、見た感じやさわった感じを表す言葉があることを、れいの2語で確かめてから進めてください。
④⑤選ぶだけなら分かるのに、書く・見直すと手が止まる(④⑤)
④は、選ぶ言葉が無い状態で、頭の1字とますの数をヒントにひびきの言葉を思い出して書きます。⑤は、言葉を知っているだけでは足りず、文をさいごまで読み返して、場面に合っているかを疑う必要があります。思い出せないときは、答えを教える前に、動きをまねして見せてください。
家庭でできることは、1日1枚ずつ進め、まちがえた問題だけ、答えのページのひとことを見ながら、もう一度やり直すことです。④は、カタカナで書いても正解にして構いません。声かけや家庭での使い方は当サイトの提案で、文部科学省の見解ではありません。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編(文部科学省・PDF)…第1・2学年の〔知識及び技能〕(1)ウ(片仮名で書く語の種類)と(1)オ語彙、第3・4学年の(1)オ語彙(様子や行動,気持ちや性格を表す語句)が示されている箇所
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年10月27日)。








