
比例プリント【無料】小5|表の倍で比例をたしかめる5枚(答えつき)
小学5年生で学ぶ比例(簡単な場合の比例)を、表を使って練習するプリントです。まずはじめのテストで、ふえるだけの表と比例の表の見分け、全部の組のたしかめ、倍でうめる・÷でうめる、決まった数で逆向きにもとめる、など5つのポイントを1枚でたしかめます。つまずいた型は、比例かどうかの見分け・倍と÷でうめる・決まった数でもとめるの3枚の練習でくり返し、最後にまとめテストで同じ5つを別の数と場面で確かめます。すべて表と答えととき方つきで、印刷してそのまま使えます。
はじめのテスト(1枚・答えつき)
×になった問題が、次にやることを教えてくれます。
比例で間違えやすい5つのポイントを、1問ずつ集めた5問のテストです。答えの紙には、各問のとき方と「まちがえたら→×だけ練習○」を書いているので、苦手な型だけを選んで練習できます。練習のあとは、まとめテストで同じ5つを別の数と場面でもう一度確かめます。
答えの紙には、問題ごとのとき方と「間違えやすいこと」、戻る練習を書いています。
はじめのテストのあとにやること
- 1はじめのテストを解く5問。わからない問題は、考え方だけでもOK
- 2答え合わせをする×だった問題の番号に丸をつける
- 3下の表で行き先を見る×の番号から「やるところ」を探す
- 4そのところの確認プリントを解く×だけ練習①〜③から、×があった型だけ
- 5まとめテストで確かめる同じ5つのポイントを、別の数と場面で
はじめのテストで×だった問題→やるところ
| 問題 | 間違えやすいこと | やるところ |
|---|---|---|
| 問1 | ふえるだけの表を、比例だと思ってしまう | ×だけ練習①(比例かどうかの見分け)へ |
| 問2 | 1組だけ、となりの差だけを見て、全部の組をたしかめない | ×だけ練習①(比例かどうかの見分け)へ |
| 問3 | 上が○倍になったのに、ちがいをたして下の数を出す | ×だけ練習②(倍と÷でうめる)へ |
| 問4 | 上が÷○になったのに、ちがいをひいて下の数を出す | ×だけ練習②(倍と÷でうめる)へ |
| 問5 | 下の数から上の数を、わらずにかけてしまう | ×だけ練習③(決まった数でもとめる)へ |
確認プリント(×だけ練習①〜③・3枚・答えつき)
はじめのテストで×になった型を選んで、場面を変えてくり返す3枚です。「×だけ練習」は、はじめのテストで×になった型だけを練習するという意味で、1枚5〜6問、答えのページに各問のとき方とよくあるまちがいの注意がのっています。
×だけ練習①(比例かどうかの見分け・6問)
はじめのテストの問1・2が×だった人はここ
ここで間違えやすいこと
- ふえるだけの表を、比例だと思ってしまう✕弟が2・4・6・8さいのとき、兄が6・8・10・12さいの表を、どちらもふえているので比例とする○上が2→4で2倍なのに、下は6→8で2倍になっていない。比例ではない
- となりの差だけを見て、全部の組をたしかめない✕上が1・3・4・6、下が40・120・170・240の表で、まちがっている下の数を、前の2つの差(80)をたして200とする○下÷上がいつも40。上が4なら下は160
下のだんがふえるだけで比例と決めずに、表のすべての組で上のだんが2倍、3倍になったとき下のだんも同じ倍になっているかをたしかめる練習です。比例の表を3つ並べて数える問題と、1か所だけまちがっている表を直す問題が入っています。
まとめテスト(1枚・答えつき)
確認プリントのあとに、はじめのテストと同じ5つのポイントを、別の数と場面で5問たしかめます。問題の順番もはじめのテストと変えてあるので、位置では当てられません。すべて○なら完了です。まだ×があれば、答えのページの「まちがえたら→×だけ練習○」にもどります。
5枚をまとめて印刷するときは、問題5枚と答えつき10ページのPDFも使えます。
比例のコツと注意点
比例は、上が2倍・3倍になると、下も2倍・3倍になる関係
表の上のだんの数が2倍、3倍になると、下のだんの数も2倍、3倍になる二つの数量の関係を、比例といいます。たとえば、えんぴつ1本が30円のとき、本数が2倍の2本になれば代金も2倍の60円、3倍の3本なら90円になります。学習指導要領の解説でも、小5では、表を使って、一方が2倍、3倍…になれば他方も2倍、3倍…になる簡単な場合の比例を知る、という程度が示されています。
上がふえて下もふえるだけでは、比例とはいえない
弟が2・4・6・8さいのとき、兄が6・8・10・12さいだとします。どちらもふえますが、上が2→4で2倍になったのに、下は6→8で2倍になっていません。上がふえると下もふえるだけでは、比例とは決められません。
1組だけでなく、全部の組でたしかめる
解説には、一方が2倍になれば他方も2倍になっていることを見つけたら、3倍・4倍のときも、ほかの数の間でも成り立つかを確かめることが大切だと示されています。下の数÷上の数がどの組でも同じになるかを見ると、1か所だけまちがっている数も見つけられます。
ちがいではなく、倍で考える(×の向き)
えんぴつ3本で150円のとき、12本の代金は、12−3=9をたして159円ではありません。3本が12本で4倍になったので、代金も4倍にして、150×4=600円です。
小さくなるときも、倍で考える(÷の向き)
解説には、2倍や3倍は×2、×3と考えれば、逆にみると÷2、÷3になっていることにも触れると示されています。上が18→3で÷6なら、下の126も÷6にして21です。126−15=111ではありません。
決まった数を使って、下の数から上の数をもとめる
下の数÷上の数は、比例の表ならいつも同じ数(決まった数)になります。リボン1mが80円なら、決まった数は80です。ねだんが560円のときの長さは、560×80ではなく、560÷80=7mです。
比例のプリントのよくある質問
比例は何年生で習う?つまずきと家庭での声かけ
比例は、学習指導要領解説では第5学年の「C変化と関係」のうち「伴って変わる二つの数量の関係」に位置づきます。第4学年で、伴って変わる二つの数量を表や式で調べてきたことをふまえ、第5学年では簡単な場合の比例の関係を知ることが示されています。簡単な場合とは、表を使って、一方が2倍、3倍…になれば他方も2倍、3倍…になる二つの数量の関係を知る程度とされています。ここで育つ力は、第6学年の比例・反比例、中学校第1学年の比例・反比例の考察に生かされるとされています。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小4 | 伴って変わる二つの数量を見つけ、表や式を使って変化や対応の特徴を考える | 変わり方(表と式) |
| 小5 | 簡単な場合の比例の関係を知る。表で、一方が2倍、3倍…になれば他方も2倍、3倍…になることを見つけ、考察する | 表と倍で比例を調べる |
| 小6 | 比例の関係の意味や性質(対応している値の商がどこも一定)、式、グラフ、反比例を学ぶ | 比例の式・グラフ、反比例へ |
①ふえるだけの表を、比例だと思ってしまう/となりの差だけで決める
弟が2・4・6・8さいのとき、兄が6・8・10・12さいだと、どちらもふえますが、上が2→4で2倍になったのに、下は6→8で2倍になっていません。比例とはいえません。解説には、一方が2倍になれば他方も2倍になっていることを見つけたら、3倍・4倍のときや、ほかの数の間でも成り立つかを確かめることが大切だと示されています。1組だけ、となりとの差だけで決めず、全部の組で見ます。
②ちがいをたしたりひいたりして、下の数を出してしまう
えんぴつ3本で150円のとき、12本の代金は、12−3=9をたして159円ではなく、3本が12本で4倍なので、150×4=600円です。解説には、2倍や3倍は×2、×3と考えれば、逆にみると÷2、÷3になっていることにも触れると示されています。小さくなるときも、ちがいではなく倍で考えます。
③下の数から上の数を、かけてしまう
下の数÷上の数がいつも同じになる数(決まった数)を見つけます。リボン1mが80円なら、決まった数は80で、ねだんが560円のときの長さは、560×80ではなく560÷80=7mです。解説には、第6学年で比例の関係の意味や性質として、対応している値の商がどこも一定になることが示されています。小5のこの練習は、その土台になる当サイトの提案です。
家庭でできることは、買い物の代金を表にしてみることです。たとえば、1本30円のえんぴつを1本、2本、3本…と買ったときの代金を表に書き、本数が2倍、3倍になると代金も2倍、3倍になることを、実際に確かめます。解説にも、階段の段数と高さ、長方形のよこの長さと面積など、表に数量を当てはめて比例の関係を見つける場面が挙げられています。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)…第5学年「C変化と関係」C(1)伴って変わる二つの数量の関係(簡単な場合の比例)と、第6学年C(1)比例の内容
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年10月8日)。



















