中学1年の正の数・負の数の無料プリントです。まず診断テストで間違えやすいところを見つけ、そこだけを「ここで間違えやすいこと」で確かめて直し、最後に定期テストの形のまとめテストで仕上げます。診断テストもまとめテストも答えつきで、印刷かごに入れるとまとめて1つのPDFにできます。
診断テスト(2枚・答えつき)
伸びしろは、×の中にある。
間違えやすいところを1問ずつ集めた20問のテストです。答えの紙に、問題ごとに「よくある誤答」と「やるところ」を書いてあるので、苦手なところだけを選んで直せます。直したあと、1週間後にもう1つの診断テストBを解くと、苦手がなくなったかが分かります。
答えの紙には、問題ごとに「間違えやすいこと」と「やるところ」を書いています。
診断テストのあとにやること
- 1診断テストAを解く20問・20分。分からない問題は空らんのままでOK
- 2答え合わせをする×だった問題の番号に丸をつける
- 3下の表で行き先を見る×の番号から「やるところ」を探す
- 4そのところの「ここで間違えやすいこと」を読む✕の答え方と、○の正しい答え方を見比べる
- 5教科書やワークで同じ形を解き直す直したところを、自分の手でもう一度
- 61週間後に診断テストB×が消えたか確かめる
診断テストで×だった問題→やるところ
| 問題 | 間違えやすいこと | やるところ |
|---|---|---|
| 問1 | 反対の性質の言いかえ | 正の数・負の数で表すへ |
| 問2 | 範囲の整数で0落ち | 正の数・負の数で表すへ |
| 問3 | 絶対値から数を答えるとき1つだけ | 数直線と絶対値へ |
| 問4 | 負の数を絶対値で比べる | 数の大小へ |
| 問5 | 答えの符号を前の数に | 加法へ |
| 問6 | 同符号で絶対値をひく | 加法へ |
| 問7 | ひく数の符号の変え忘れ | 減法へ |
| 問8 | ひかれる数まで符号を変える | 減法へ |
| 問9 | 項の符号を前の記号から切り離す | 加減の混じった式へ |
| 問10 | 負×負を負に | 乗法へ |
| 問11 | 負の数の個数の数え違い | 乗法へ |
| 問12 | 分数でわるとき逆数にしない | 除法へ |
| 問13 | −3²と(−3)² | 累乗へ |
| 問14 | 分数の累乗で分子だけ | 累乗へ |
| 問15 | 加減を先に | 四則の計算の順序へ |
| 問16 | 分配法則で後ろの項の符号 | 分配法則を使う計算へ |
| 問17 | 素数でない数で止める | 素因数分解へ |
| 問18 | 平方数にする数の選び方 | 素因数分解の利用(平方数)へ |
| 問19 | 最大と最小の差で符号 | 基準との差で表すへ |
| 問20 | 仮平均で基準を足し忘れ | 仮平均へ |
正の数・負の数の流れ
- 正の数・負の数
- 数直線・絶対値
- 大小
- 加法
- 減法
- 加減の混じった式
- 乗法・除法
- 累乗
- 四則の混じった計算
- 素因数分解
- 正負の数の利用
正の数・負の数は、多くの教科書でこの流れで学びます。教科書によって細かい順番や章の分け方は少し違います。下の小単元は、この流れに沿って並べています。
正の数・負の数で表す
診断テストの問1・問2が×だった人はここ
0より大きい数が正の数、0より小さい数が負の数です。0は正の数でも負の数でもありません。反対の意味をもつ量は、一方を+、もう一方を−で表します(重いほうを+とすると「3kg軽い」は−3kg)。
ここで間違えやすいこと
- 反対の性質の言いかえ✕「3kg軽い」→+3kg○正しい答え:−3kgなぜ間違えるか:負の符号を「反対のことば」に直さず、ことばと符号の両方を残す(「−4℃上がる」を4℃上がるとするのも同じ誤り。正4℃下がる)
- 0の扱い✕「正の数を選べ」で0を入れる○正しい答え:0は正でも負でもないなぜ間違えるか:0を正の数(または負の数)に入れる
- 範囲の整数で0落ち✕−3.5より大きく2より小さい整数→4個○正しい答え:5個:−3,−2,−1,0,1なぜ間違えるか:負の側と正の側を別々に数え、0を落とす
見直しのコツ符号をつけた数とことばは、どちらか一方だけで表す。範囲の整数を数えるときは、0も数える。
数直線と絶対値
診断テストの問3が×だった人はここ
数直線では右にある数ほど大きく、左にある数ほど小さくなります。原点(0)からの距離が絶対値で、−7の絶対値は7です。絶対値が3の数は、+3と−3の2つあります。
ここで間違えやすいこと
- 負の目盛りを逆向きに読む✕1目盛り0.5で−2から右へ1目盛り→−2.5○正しい答え:−1.5なぜ間違えるか:負の側では数の大きさが左に増えると思い、右へ進むのに絶対値を足す
- 絶対値に符号を残す✕−7の絶対値→−7○正しい答え:7なぜ間違えるか:絶対値=「符号を取った数」を適用しない
- 絶対値から数を答えるとき1つだけ✕絶対値が3の数→3○正しい答え:+3と−3なぜ間違えるか:原点の右だけを見る
- 絶対値以下の整数で0落ち✕絶対値が3以下の整数→6個○正しい答え:7個なぜ間違えるか:0の絶対値0を数えない
見直しのコツ負の側でも、右へ進むと数は大きくなる。絶対値は「符号を取った数」。
数の大小
診断テストの問4が×だった人はここ
数直線で右にある数ほど大きい数です。負の数どうしは、絶対値が大きいほど小さくなります(−5<−2)。小数と分数が混ざるときは、小数か分数にそろえて比べます。
ここで間違えやすいこと
- 負の数を絶対値で比べる✕−5と−2→−5>−2○正しい答え:−5<−2なぜ間違えるか:「数字が大きい方が大きい」を負の数に適用
- 不等号の向きの混在✕−3,0,−1→−1<−3<0○正しい答え:−3<−1<0なぜ間違えるか:3つを並べるとき途中で向きを変える・順に並べない
- 負の小数・分数の比較✕−0.5と−1/3→−0.5>−1/3○正しい答え:−0.5<−1/3なぜ間違えるか:絶対値の大小を通分・小数化せずそのまま符号付きの大小に
- 「大きい順」と「絶対値の大きい順」✕−4,2,−1を大きい順→−4,2,−1○正しい答え:2,−1,−4なぜ間違えるか:問われている順序の基準を取り違える
見直しのコツ迷ったら数直線に書く。「大きい順」と「絶対値の大きい順」は別の問い。
加法
診断テストの問5・問6が×だった人はここ
同符号の2数の和は、絶対値の和に共通の符号をつけます。異符号の2数の和は、絶対値の大きいほうから小さいほうをひいて、絶対値の大きいほうの符号をつけます。
ここで間違えやすいこと
- 異符号で絶対値をたす✕(−3)+(+5)→−8○正しい答え:2なぜ間違えるか:同符号の規則(絶対値の和)を異符号に適用
- 答えの符号を前の数に✕(+3)+(−8)→+5○正しい答え:−5なぜ間違えるか:絶対値の大きい方でなく、1つ目の数の符号をつける
- 同符号で絶対値をひく✕(−4)+(−6)→−2○正しい答え:−10なぜ間違えるか:異符号の規則(絶対値の差)を同符号に適用
- 分数で符号を逆に✕(−1/2)+(+1/3)→+1/6○正しい答え:−1/6なぜ間違えるか:通分した後の絶対値比較を誤る
見直しのコツ先に「同符号か異符号か」を決める。異符号は、絶対値の大きいほうの符号。
減法
診断テストの問7・問8が×だった人はここ
ひく数の符号を変えて、加法に直します。(+2)−(−5)=(+2)+(+5)=7。ひかれる数の符号は変えません。0−(−6)=6、(+3)−(+8)=−5のように、答えが負になることもあります。
ここで間違えやすいこと
- ひく数の符号の変え忘れ✕(+2)−(−5)→−3○正しい答え:7なぜ間違えるか:−を+に変えたのに、ひく数の符号をそのまま
- ひかれる数まで符号を変える✕(−13)−(+4)→+9○正しい答え:−17なぜ間違えるか:「符号を変える」を両方の数に適用
- 0からひく✕0−(−6)→−6○正しい答え:6なぜ間違えるか:0−aを「a」または「−aの符号そのまま」
- 大きい方から小さい方をひく✕(+3)−(+8)→+5○正しい答え:−5なぜ間違えるか:小学校のひき算の習慣で順番を入れかえる
見直しのコツ「−」を「+」に変えたら、ひく数の符号も必ず変える。ひかれる数は変えない。
加減の混じった式
診断テストの問9が×だった人はここ
かっこをはずして、項を並べます。5−(−3)+(−2)=5+3−2。式の先頭の−も項の符号です。−7+4−9は、−7、+4、−9の3つの項の和です。
ここで間違えやすいこと
- かっこを外すとき符号そのまま✕5−(−3)+(−2)→5−3−2=0○正しい答え:6なぜ間違えるか:−(−3)を−3と書き写す
- 項の符号を前の記号から切り離す✕−7+4−9→−7+4+9=6○正しい答え:−12なぜ間違えるか:−9を「9」として正の項に入れる
- 先頭のマイナス落ち✕−3−5→3−5=−2○正しい答え:−8なぜ間違えるか:式の最初の−を読み飛ばす
- 後ろをまとめてひく✕8−3+2→8−(3+2)=3○正しい答え:7なぜ間違えるか:a−b+cをa−(b+c)と計算
見直しのコツ項は符号ごと取り出す。a−b+cは左から順に計算する(後ろをまとめてひかない)。
乗法
診断テストの問10・問11が×だった人はここ
積の符号は、負の数の個数で決まります。偶数個なら+、奇数個なら−です。絶対値は、絶対値どうしの積になります。どんな数に0をかけても、積は0です。
ここで間違えやすいこと
- 加法の符号規則で積の符号✕(−3)×(+5)→+15○正しい答え:−15なぜ間違えるか:「絶対値の大きい方の符号」をかけ算に
- 負の数の個数の数え違い✕(−2)×(−3)×(−1)→6○正しい答え:−6なぜ間違えるか:3つ以上の積で符号を決める規則を使わない
- 負×負を負に✕(−4)×(−2)→−8○正しい答え:8なぜ間違えるか:「負が入ると負」と覚える
- 0をかけても変わらない✕(−5)×0→−5○正しい答え:0なぜ間違えるか:加法の0(たしても変わらない)と混同
見直しのコツ先に負の数の個数を数えて符号を決める。加法の「絶対値の大きいほうの符号」は使わない。
除法
診断テストの問12が×だった人はここ
わる数の逆数をかける形に直します。逆数は積が1になる数で、符号は変わりません(−3/4の逆数は−4/3)。0÷(−5)=0です。乗除が混じった式は、左から順に計算します。
ここで間違えやすいこと
- 分数でわるとき逆数にしない✕(−6)÷(−2/3)→(−6)×(−2/3)=4○正しい答え:9なぜ間違えるか:÷を×に変えたのに、わる数をそのまま
- 逆数の符号を変える✕−3/4の逆数→4/3○正しい答え:−4/3なぜ間違えるか:逆数=「符号も逆」と思う
- 0÷負の数✕0÷(−5)→計算できない○正しい答え:0なぜ間違えるか:0でわる(できない)と、0をわる(0)を混同
- 乗除の混合でかけ算を先に✕12÷(−3)×2→12÷(−6)=−2○正しい答え:−8なぜ間違えるか:左から順の規則を使わない
見直しのコツ÷を×に変えたら、わる数を逆数にする。乗除は左から順に。
累乗
診断テストの問13・問14が×だった人はここ
同じ数を何回かかけたものを累乗といいます。3²は3×3=9、(−2)³は(−2)×(−2)×(−2)=−8です。かっこの有無で意味が変わり、−3²は−(3×3)=−9、(−3)²は9です。
ここで間違えやすいこと
- 指数をかける✕3²→6○正しい答え:9なぜ間違えるか:累乗をかけ算(底×指数)と読む((−2)³→−6とするのも同じ誤り。正−8)
- −3²と(−3)²✕−3²→9○正しい答え:−9なぜ間違えるか:2乗する範囲(かっこの有無)を読まない
- 偶数個でも負✕(−2)⁴→−16○正しい答え:16なぜ間違えるか:負の数の累乗は負と思う
- 分数の累乗で分子だけ✕(2/3)²→4/3○正しい答え:4/9なぜ間違えるか:かっこ全体でなく分子だけ累乗
見直しのコツ指数は「かける回数」。指数がかっこの中の符号までかかるかどうかを、かっこを見て決める。
四則の計算の順序
診断テストの問15が×だった人はここ
累乗→かっこの中→乗除→加減の順に計算します。5+(−3)×2は、かけ算を先にして5+(−6)=−1。乗除が2か所あるときも、先に乗除を左から順に片づけます。
ここで間違えやすいこと
- 加減を先に✕5+(−3)×2→(5−3)×2=4○正しい答え:−1なぜ間違えるか:左から順に計算し、乗除を後回し
- 累乗を後に✕(−2)×3²→(−6)²=36○正しい答え:−18なぜ間違えるか:累乗より先にかけ算
- 加減のあとにかける✕−8÷4−2×(−3)→(−2−2)×(−3)=12○正しい答え:4なぜ間違えるか:乗除を2つとも先にせず、途中で加減をはさむ
見直しのコツ式に印をつけて、先に計算するところを決める。たし算・ひき算は最後。
分配法則を使う計算
診断テストの問16が×だった人はここ
a×(b+c)=a×b+a×cを使うと、分数のかっこの計算が楽になります。(−12)×(1/3−3/4)は、(−12)×1/3と(−12)×(−3/4)の和にします。かける数が負のときは、後ろの項の符号に気をつけます。
ここで間違えやすいこと
- 分配法則で後ろの項の符号✕(−12)×(1/3−3/4)→−4−9=−13○正しい答え:5なぜ間違えるか:負の数×負の項の符号を落とす
見直しのコツかける数を、かっこの中の項すべてにかける。符号は項ごとに決める。
素因数分解
診断テストの問17が×だった人はここ
自然数を、素数だけの積で表すことです。1は素数ではありません。同じ素数の積は累乗でまとめます(60=2²×3×5)。すだれ算の最後の商も、積に入れます。
ここで間違えやすいこと
- 1を素数に入れる✕12→1×2²×3○正しい答え:2²×3なぜ間違えるか:「1とその数でしかわれない」に1を当てはめる
- 素数でない数で止める✕60→2²×15○正しい答え:2²×3×5なぜ間違えるか:最後の商が素数か確かめない
- 最後の商の書き落とし✕72→2³×3○正しい答え:2³×3²なぜ間違えるか:すだれ算の一番下の数を積に入れない(2³×3=24で、72にならない)
見直しのコツ最後の数が素数になるまで分ける。積に直して、もとの数に戻るか確かめる。
素因数分解の利用(平方数)
診断テストの問18が×だった人はここ
ある数に自然数をかけて自然数の2乗(平方数)にするには、素因数分解して、指数が奇数の素因数をかけます。48=2⁴×3なら、3をかけて144=12²です。
ここで間違えやすいこと
- 平方数にする数の選び方✕48に最小の自然数をかけて平方数→2○正しい答え:3なぜ間違えるか:指数が奇数の素因数でなく、目についた数をかける(48×2=96は平方数でない。48×3=144=12²)
見直しのコツ指数が奇数の素因数だけをかける。かけたあとの数を、もう一度素因数分解して確かめる。
基準との差で表す
診断テストの問19が×だった人はここ
基準との差は「値−基準」で表します。基準60点で65点なら+5です。差を使って最大と最小の違いを求めるときは、符号つきのまま計算します(+8と−4の差は8−(−4)=12)。
ここで間違えやすいこと
- 基準との差の向き✕基準60点で65点→−5○正しい答え:+5なぜ間違えるか:値−基準でなく基準−値
- 最大と最小の差で符号✕差+8と−4の差→8−4=4○正しい答え:12なぜ間違えるか:負の数の差を絶対値の差にする
見直しのコツ「値−基準」の向きを守る。負の数をひくときは、符号を変えて加える。
仮平均
診断テストの問20が×だった人はここ
基準(仮平均)との差の平均を求めて、基準に足すと平均が出ます。基準50点で差が+3、−2、+5、−4、+8なら、差の平均は2で、平均は50+2=52点です。差を絶対値で足してはいけません。
ここで間違えやすいこと
- 仮平均で基準を足し忘れ✕基準50、差+3,−2,+5,−4,+8の平均→2○正しい答え:52なぜ間違えるか:差の平均を答えにする
- 差を絶対値で合計✕基準50、差+3,−2,+5,−4,+8の平均→50+22÷5=54.4○正しい答え:52なぜ間違えるか:負の差をたしてしまう
見直しのコツ差の平均+基準。差は符号つきで合計する。
まとめテスト(定期テストの形・2枚・答えつき)
ヒントなしで、いろいろな間違えやすさが混ざったテストです。50点満点・25分。時間を計って解きましょう。答えの紙には、採点のめやすと考え方の途中の式、「×だったらここ」を書いています。
①で間違えたところを直してから②に取り組むと、伸びたかが分かります。
学校のワークで間違えたら
学校のワークやテストで間違えた答えの形から、どこでつまずいたかと、やるところを探せます。
| こう間違えた | つまずき | やるところ |
|---|---|---|
| 「3kg軽い」→+3kg | 反対の性質の言いかえ | 正の数・負の数で表す |
| 「正の数を選べ」で0を入れる | 0の扱い | 正の数・負の数で表す |
| −3.5より大きく2より小さい整数→4個 | 範囲の整数で0落ち | 正の数・負の数で表す |
| 1目盛り0.5で−2から右へ1目盛り→−2.5 | 負の目盛りを逆向きに読む | 数直線と絶対値 |
| −7の絶対値→−7 | 絶対値に符号を残す | 数直線と絶対値 |
| 絶対値が3の数→3 | 絶対値から数を答えるとき1つだけ | 数直線と絶対値 |
| 絶対値が3以下の整数→6個 | 絶対値以下の整数で0落ち | 数直線と絶対値 |
| −5と−2→−5>−2 | 負の数を絶対値で比べる | 数の大小 |
| −3,0,−1→−1<−3<0 | 不等号の向きの混在 | 数の大小 |
| −0.5と−1/3→−0.5>−1/3 | 負の小数・分数の比較 | 数の大小 |
| −4,2,−1を大きい順→−4,2,−1 | 「大きい順」と「絶対値の大きい順」 | 数の大小 |
| (−3)+(+5)→−8 | 異符号で絶対値をたす | 加法 |
| (+3)+(−8)→+5 | 答えの符号を前の数に | 加法 |
| (−4)+(−6)→−2 | 同符号で絶対値をひく | 加法 |
| (−1/2)+(+1/3)→+1/6 | 分数で符号を逆に | 加法 |
| (+2)−(−5)→−3 | ひく数の符号の変え忘れ | 減法 |
| (−13)−(+4)→+9 | ひかれる数まで符号を変える | 減法 |
| 0−(−6)→−6 | 0からひく | 減法 |
| (+3)−(+8)→+5 | 大きい方から小さい方をひく | 減法 |
| 5−(−3)+(−2)→5−3−2=0 | かっこを外すとき符号そのまま | 加減の混じった式 |
| −7+4−9→−7+4+9=6 | 項の符号を前の記号から切り離す | 加減の混じった式 |
| −3−5→3−5=−2 | 先頭のマイナス落ち | 加減の混じった式 |
| 8−3+2→8−(3+2)=3 | 後ろをまとめてひく | 加減の混じった式 |
| (−3)×(+5)→+15 | 加法の符号規則で積の符号 | 乗法 |
| (−2)×(−3)×(−1)→6 | 負の数の個数の数え違い | 乗法 |
| (−4)×(−2)→−8 | 負×負を負に | 乗法 |
| (−5)×0→−5 | 0をかけても変わらない | 乗法 |
| (−6)÷(−2/3)→(−6)×(−2/3)=4 | 分数でわるとき逆数にしない | 除法 |
| −3/4の逆数→4/3 | 逆数の符号を変える | 除法 |
| 0÷(−5)→計算できない | 0÷負の数 | 除法 |
| 12÷(−3)×2→12÷(−6)=−2 | 乗除の混合でかけ算を先に | 除法 |
| 3²→6 | 指数をかける | 累乗 |
| −3²→9 | −3²と(−3)² | 累乗 |
| (−2)⁴→−16 | 偶数個でも負 | 累乗 |
| (2/3)²→4/3 | 分数の累乗で分子だけ | 累乗 |
| 5+(−3)×2→(5−3)×2=4 | 加減を先に | 四則の計算の順序 |
| (−2)×3²→(−6)²=36 | 累乗を後に | 四則の計算の順序 |
| (−12)×(1/3−3/4)→−4−9=−13 | 分配法則で後ろの項の符号 | 分配法則を使う計算 |
| −8÷4−2×(−3)→(−2−2)×(−3)=12 | 加減のあとにかける | 四則の計算の順序 |
| 12→1×2²×3 | 1を素数に入れる | 素因数分解 |
| 60→2²×15 | 素数でない数で止める | 素因数分解 |
| 72→2³×3 | 最後の商の書き落とし | 素因数分解 |
| 48に最小の自然数をかけて平方数→2 | 平方数にする数の選び方 | 素因数分解の利用(平方数) |
| 基準60点で65点→−5 | 基準との差の向き | 基準との差で表す |
| 基準50、差+3,−2,+5,−4,+8の平均→2 | 仮平均で基準を足し忘れ | 仮平均 |
| 基準50、差+3,−2,+5,−4,+8の平均→50+22÷5=54.4 | 差を絶対値で合計 | 仮平均 |
| 差+8と−4の差→8−4=4 | 最大と最小の差で符号 | 基準との差で表す |
正の数・負の数は中1のどこで習う?つまずきやすい点と家庭での声かけ
正の数・負の数は、中学校学習指導要領解説数学編では第1学年の「A数と式」で学ぶ内容です。正の数と負の数の必要性と意味、四則計算、具体的な場面での活用に加えて、自然数を素数の積として表すこと(素因数分解)も同じ領域で扱います。このページの診断テストとまとめテストは、この単元で間違えやすい点を、誤答の形から集めたものです。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小学校 | 整数・小数・分数の四則計算、数直線 | 数の範囲を負の数まで広げる土台 |
| 中1(この単元) | 正の数と負の数、四則計算、素因数分解、基準との差・仮平均の利用 | 文字を用いた式・一元一次方程式で、負の数の計算を使う |
| 中2 | 式の計算、連立二元一次方程式 | 符号の計算を文字式へ広げる |
| 中3 | 数の平方根、二次方程式 | 素因数分解を、√の中を簡単にするときに使う |
ひく数の符号を変え忘れる
(+2)−(−5)を−3としていたら、ひく数の符号を変えないで、そのまま足しています。−を+に変えるときは、ひく数の符号も変えて加法に直します。
−3²と(−3)²
−3²を9としていたら、かっこがないのに−3を2乗しています。−3²は3²に−をつけた−9で、(−3)²は9です。
0を数え落とす
−3.5より大きく2より小さい整数を4個としていたら、0を数え忘れています。−3、−2、−1、0、1の5個です。
家庭でできること診断テストAで×だった番号を数え、×が多い小単元の「ここで間違えやすいこと」を声に出して読むと、どこで考え違いをしたかを本人が説明できます。直したあと、1週間おいて診断テストBを解くと、直ったかどうかが分かります。
この記事で参考にした資料
- 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説数学編(文部科学省・平成29年7月・PDF)…第1学年「A数と式」(1)正の数と負の数、自然数を素数の積として表すこと(解説p.65〜67)の位置づけの確認に使いました
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年10月11日)。
よくある質問
1日に何枚やればいいですか?
1日1枚(10〜15分)が目安です。テスト前は診断テストで×だったところを1日2つまでにして、残りの時間を見直しに使ってください。
負の数をひくと、なぜ符号を変えて足すのですか?
(+2)−(−5)は、2から−5をひく計算で、答えは2に5を足した7になります。ひく数の符号を変えて加法に直すと、いつも同じ答えが出ます。
教科書が違っても使えますか?
使えます。教科書によって細かい順番や章の分け方は少し違いますが、小単元ごとに選んで使えます。
診断テストが全部○でした。
まとめテストに進んでください。
−3²と(−3)²は何が違いますか?
−3²は3²に−をつけた数で−9、(−3)²は−3を2回かけた数で9です。かっこの有無で答えが変わります。

![診断テスト[A]の問題](https://ichigo-drill.jp/wp-content/uploads/2026/10/seifu-unit-v1-diag-a-question-scaled.png)
![診断テスト[A]の答え](https://ichigo-drill.jp/wp-content/uploads/2026/10/seifu-unit-v1-diag-a-answer-scaled.png)

