
計算の順序のプリント【4年生・無料】かっこと×÷を先に計算する練習問題(答えつき)
小学4年生で学ぶ「四則の混合した式」と「かっこを用いた式」の、計算の順序を練習するプリントです。×÷を+−より先に計算する、かっこの中を先に計算する、同じなかまは左から順に計算する、かっこの中でも×÷が先、というきまりを、先に計算する所に下線を引いて、途中の式を書きながら身につけます。見つけるきまりごとに5つのプリントに分け、それぞれ数だけを変えた5枚で、くり返し練習できるようにしました。5つで25枚、すべて答えつきで、印刷してそのまま使えます。途中の式は書き方がちがっても、計算の順が正しく答えが合えば正解としています。
計算の順序プリント①|×÷とかっこを先に計算する
左が問題、右が答えのサンプル(れんしゅう①)です。×÷を+−より先に、かっこの中をいちばん先に計算するきまりを、先に計算する所に下線を引いて練習します。れんしゅう①〜⑤は同じ形で、数だけを変えた5枚です。Aは×÷を先に計算する8問、Bはかっこの中を先に計算する8問で、はじめの2問ずつは途中の数を書く□がついています。
計算の順序プリント②|同じなかまは左から順に計算する
左が問題、右が答えのサンプル(れんしゅう①)です。+−だけの式、×÷だけの式は、左から順に計算するきまりを練習します。れんしゅう①〜⑤は同じ形で、数だけを変えた5枚です。Aは+−だけの式6問、Bは×÷だけの式6問で、はじめの2問ずつは途中の数を書く□がついています。あとは下線を引いて、途中の式を1回に1つずつ書きます。
計算の順序プリント③|かっこの中の×÷を先に計算する
左が問題、右が答えのサンプル(れんしゅう①)です。かっこの中でも×÷を先に計算すること、かっこを計算したあとも×÷が+−より先であることを練習します。れんしゅう①〜⑤は同じ形で、数だけを変えた5枚です。Aはかっこの中に×÷がある式6問、Bはかっこのあとに×÷がある式6問で、下線を引いて途中の式を書きます。
計算の順序プリント④|かっこで答えが変わる式
左が問題、右が答えのサンプル(れんしゅう①)です。同じ数と記号でも、かっこがあるかないかで先に計算する所が変わり、答えが変わることを確かめます。れんしゅう①〜⑤は同じ形で、数だけを変えた5枚です。Aはかっこなしとありの式を両方計算してくらべる5組、Bは答えに合うようにかっこを1つつける6問です。
計算の順序プリント⑤|しあげ(どのきまりを使うか見分ける)
左が問題、右が答えのサンプル(れんしゅう①)です。①〜④のきまりをまぜた12問で、どのきまりが使えるかを自分で見分けて、先に計算する所に下線を引きます。れんしゅう①〜⑤は同じ形で、数だけを変えた5枚です。途中の数を書く□はなく、途中の式を自分で書きます。
計算の順序のコツと注意点
×÷は+−より先に計算する
30−6×3は、左から順に計算すると24×3=72でまちがいです。6×3=18を先に計算して、30−18=12とします。×÷の所に先に下線を引くと、先に計算する所を見失いません。
かっこがあれば、かっこの中を先に計算する
30−(4+2)×3は、かっこの中の4+2=6を先に計算して30−6×3にし、そのあと×を先に計算して30−18=12です。かっこを計算したあとも、×÷が+−より先であることを忘れないようにします。
同じなかまは左から順に計算する
30−8+5は、左から順に22+5=27です。右の8+5を先にまとめて30−13=17とするのはまちがいです。×と÷だけの48÷6×2も、左から8×2=16で、右の6×2を先にして48÷12=4とするのはまちがいです。
かっこの中でも、×÷を先に計算する
(3+4×5)×2は、かっこの中でも4×5=20を先に計算して、(3+20)×2=23×2=46です。かっこの中を左から順に計算してしまうと70になり、まちがいです。
かっこがあるかないかで、答えが変わる
6+4×5は6+20=26、(6+4)×5は10×5=50です。同じ数と記号でも、かっこがあると先に計算する所が変わるので、答えが変わります。
途中の式は1回に1つずつ書く。×÷が離れて2つあるときは、いっしょでもよい
途中の式を1回に1つずつ書くと、まちがいに気づきやすくなります。×÷が離れて2つあるときは、いっしょに計算してもかまいません。たとえば(40−4)÷9+6×3は、36÷9+6×3=4+18=22です。
計算の順序のプリントのよくある質問
計算の順序は何年生で習う?つまずきと家庭での声かけ
計算の順序は、学習指導要領解説では第4学年「A数と計算」の「数量の関係を表す式」に位置づきます。四則の混合した式やかっこを用いた式を理解して正しく計算すること、数量の関係を式に表したり式を読み取ったりすること、式を計算の結果を求める手段だけでなく思考の筋道を表現する手段として使えることが示されています。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小3 | 加法、減法、乗法、除法を式に表したり式を読み取ったりする。乗法の交換法則・結合法則・分配法則を式に表して整理する | 九九を使った式、□を使った式 |
| 小4 | 四則の混合した式やかっこを用いた式を理解し、正しく計算する。公式や、□、△などを用いた式を学ぶ | ×÷を先に・かっこの中を先に計算するきまり |
| 小5 | □、△などを用いて数量の関係を簡潔に表す式の学習を基に、伴って変わる2つの数量の変化や対応の特徴を考察する | 式で表して調べる、数量の関係 |
①左から順に計算して、×÷を先に計算できない
30−6×3を左から順に計算すると24×3=72になり、まちがいです。かけ算を先に計算して、30−18=12とします。どこを先に計算するかに下線を引くと、先に計算する所を見失いにくくなります。
②かっこの中の×÷や、かっこのあとの×÷を取りちがえる
(3+4×5)×2は、かっこの中でも4×5を先に計算します。かっこの中を左から順に計算すると70になり、まちがいです。かっこを計算したあとも、×÷は+−より先です。(40−4)÷9+6×3のように、離れた×÷が2つあるときは、いっしょに計算してもかまいません。
③同じなかまが続くとき、右の2つを先にまとめる
30−8+5は、左から順に22+5=27です。右の8+5を先にまとめて30−13=17とするのはまちがいです。かけ算とわり算だけの式も同じで、48÷6×2は左から8×2=16です。
家庭でできることは、買い物の場面で式を読み書きすることです。「500円玉でジュース150円とパン260円を買う」ときのおつりを、500−(150+260)=90のようにまとめて買う式と、500−150=350、350−260=90のように別々に買う式で書きくらべると、かっこの意味が場面とつながります。答えを出したあと、かっこをはずした式と計算した答えをくらべると、先に計算する所で答えが変わることに自分で気づけます。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)…第4学年「A数と計算」A(6)数量の関係を表す式の内容
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年10月7日)。



















