
かずくらべプリント【無料】年少から小学1年生|どっちが多い・えとすうじ・同じ数にそろえる(答えつき)
絵の数をくらべて「どっちが多いか」を決める、年少から小学1年生向けの無料プリントです。数えれば必ず決まる紙から始めて、少ないほうを選ぶ紙、同じ数のときもある紙、3つからいちばん多いものを選ぶ紙、何個多いかを数字で書く紙へと進みます。絵と数字をくらべる5枚、自分で○をかいて同じ数にそろえる5枚もあわせて全15枚。答えつき。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
どちらが多いかを決める力は、学習指導要領解説では第1学年「A数と計算 A(1)数の構成と表し方」の「ものとものを対応させて個数を比べる」「数の大小や順序を考える」にあたる内容です。数えなくても、見た目で決めてしまう——これが最初のつまずきです。そこでこの15枚は、広がって見えるほうが多いとは限らない紙、少ないほうを選ばせる紙、同じ数のときもある紙と、見た目で当てると外れる問題を1枚ずつ混ぜてあります。
つまずきのサインと、かける言葉
・広く散らばっているほうを、数えずに多いと答える→「ひとつずつゆびでおさえてかぞえてみようか」
・数えられるのに、問いを読まずに多いほうを選ぶ→「きょうはどっちをきいてるか、もういちどよもうか」
・同じ数のときに、どちらかを選んでしまう→「おなじかずのときもあるよ。かぞえてたしかめようか」
ここで育つ「1つずつ対応させて数える」見方が、10までの数やたし算・ひき算の土台になります。おやつを配る、くつを並べる、カードを取り合うなど、生活の中には「どっちが多い」を決める場面がたくさんあります。最初は絵の数をくらべる5枚から、慣れたら絵と数字をくらべる5枚、自分で同じ数にそろえる5枚へ進みます。同じ紙を何度くり返してもかまいません。
かずくらべプリント(絵の数をくらべる)全5枚
1枚目は左右の絵を数えて□に書いてから、多いほうに○をつけます。数えた結果が数字で紙に残るので、どこで数えまちがえたかが後から分かります。2枚目は問いの向きが変わり、6問とも「すくないほう」を選びます。数えられていても、前の紙の習慣で多いほうに○をつけてしまうところです。3枚目は左右が同じ数の問題が2問混ざり、そのときはまん中の「おなじ」に○をつけます。4枚目はくらべる枠が3つに増えるので、2つ見て決めず3つとも数えてから選びます。5枚目は○をつけたうえで、何個多いかを数字で書きます。選ぶ紙から、答えを作る紙へ進みます。
えとすうじどっちが多いプリント(かずのならびでくらべる)全5枚
絵の数と数字を、同じ「かず」としてくらべる5枚です。1枚目は絵の数を数えて□に書き、書いた数字と印刷された数字をくらべます。2枚目は書く欄がなくなり、上の「かずのならび」の帯だけを手がかりにします。3枚目は絵が消えて数字どうしのくらべになり、4枚目は帯もなくなるので、1から6のならびを頭の中で思いうかべて決めます。5枚目は絵の数と数字が同じ問題が混ざり、まん中の「おなじ」を選ぶ場面が出ます。足場が1枚ずつ外れていく組み立てです。
おなじかずにしようプリント(○をかいてそろえる)全5枚
くらべて選ぶのではなく、自分の手で同じ数の集まりを作る5枚です。1枚目は右のわくが空なので、左の絵と同じ数だけ○をかきます。並べ方は自由で、何段になってもかまいません。2枚目は右に○がいくつかかいてあり、足りない分だけ書き足します。3枚目は逆に○が多すぎるので、余った○に×をつけて減らします。4枚目は「1こおおく」「1こすくなく」と指示が変わり、同じ数ではなく1つずらした数にします。5枚目は足すのか消すのかが書いていないので、自分で決めます。
どっちが多いはいつ習う?数をくらべるつまずきと、家庭での声かけ
どちらが多いかをくらべることは,学習指導要領解説では第1学年「A数と計算」の「数の構成と表し方」に位置づけられています。ものとものを1つずつ対応させて個数を比べる経験が、正しく数えること、数の大小や順序を考えることへつながるとされています。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 年少〜年長 | 遊びや生活の中で「多い・少ない」に関心をもち、数量の感覚を豊かにする | 小学校の学習へのなめらかな接続 |
| 小1 | ものとものを対応させて個数を比べる、個数や順番を正しく数える、数の大小や順序を考える | 10のまとまりに着目した数の見方 |
| 小1〜小2 | 何個多いかを求める(差を求める場面) | たし算・ひき算の意味の理解 |
① 見た目の広がりで決めてしまう
同じ数でも、広く散らばっているほうが多く見えます。数を「量の見え方」でとらえている段階では、数えるより先に見た目で判断してしまいます。並べ方を変えても数は変わらないと気づくことが次の一歩です。
② 問いの向きを読まずに答える
「多いほう」を何度か続けると、次の紙で「少ないほう」を聞かれても手が先に動いてしまいます。数えられているかどうかとは別の、問いを保つ力の問題です。
③ 同じ数のときに決められない
「どちらかが必ず多い」と思い込んでいると、同じ数の問題で手が止まったり、どちらかを選んでしまったりします。同じであることも1つの答えだと知ると、数え直して確かめる習慣がつきます。
家庭でできることは、数を言葉にしながら一緒にくらべることです。おやつを配るときに「どっちが多い?」と聞く、くつやおもちゃを1つずつ並べて対応させる、同じ数にそろえるにはあといくつ要るかを一緒に考える——「かぞえる」「くらべる」「そろえる」を口に出すと、数の感覚が育ちます。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)…第1学年「A数と計算」の数の構成と表し方の内容
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年8月23日)。
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