
時計特別支援プリント【無料印刷】見てわかるとけいのよみかた・針をかく・時刻をくらべる|特別支援配慮版(小1〜小3・全27枚)
時計の読み取りに配慮が要る子どものための、とけいのよみかた無料プリントです。◯じちょうど→◯じはんの部屋分け→5ふんきざみ→1ふんきざみ→まとめの5段階で、短針(時)は赤、長針(分)は青に色分けしています。読み方が身についたら、時刻を見て自分で針を描く発展版、複数の時計を読み比べて生活の流れの順に並べる発展版も、同じ記事内であわせて練習できます。小学1年生〜小学3年生の家庭学習や、通級・特別支援学級での利用を想定しています。
🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)
時計の読み方は、学習指導要領解説では第1学年「C測定」の時刻の読み方に位置づく内容で、日常生活の中で時刻を読み、時刻と日常生活を関連付けることがねらいとされています。第2学年では日・時・分の関係、第3学年では秒や時刻・時間の計算へ進みます。短針と長針の読み取りに配慮が要る子ども向けに、このプリントは◯じちょうど→◯じはんの部屋分け→5ふんきざみ→1ふんきざみ→まとめの5段階で手がかりを整理し、読めるようになった時刻を自分で針に描き表す発展、複数の時計を読み比べて生活の順に並べる発展まで、段階を踏んで練習できる作りにしました。
つまずきのサインと、かける言葉
・短針と長針の役割が入れかわる→「みじかいはりが すうじ、ながいはりが ふんを かぞえるはりだったね」
・「はん」を次の時刻と読みまちがえる→「みじかいはりは、まだ どっちの すうじの ほうに いる?」
・針を書く発展で、どちらの針から描けばよいか迷う→「さきに みじかいはり(あか)、それから ながいはり(あお)の じゅんに かいてみようか」
起きる時刻、家を出る時刻、寝る時刻など、生活の中には時刻を確かめる場面がたくさんあります。答え合わせでは、読んだ時刻を声に出して確認し、複数の時刻を比べるときは早い順に指でたどらせてみてください。
見てわかるとけいのよみかた(◯じちょうど〜まとめ・特別支援配慮版・全15枚60問)
◯じちょうど→◯じはん(部屋分け)→5ふんきざみ→1ふんきざみ→まとめの5段階を、各3枚ずつ計15枚にしました。上から順に1段階ずつ進める想定で、どの段階からでも単独で使えます。短針(時)は赤、長針(分)は青で色分けし、針の太さと長さでも区別できるので白黒印刷でも読み取れます。
じかんをあわせよう(針を書く・特別支援配慮版・全9枚36問)
とけいのよみかたの発展として、時刻の文字表示を見て自分で針を描く練習です。だんかい1(点線をなぞる)→だんかい2(目印の点を結ぶ)→だんかい3(自力で描く)の3段階、各3枚ずつ計9枚。短針(時)は赤、長針(分)は青で、上のよみかたと色分けを統一しています。
くらしのじかんをならべよう(生活時系列並べ・特別支援配慮版・全3枚12問)
複数の時計を読み比べ、朝起きてから寝るまでの生活の流れに沿って早い順に並べる発展版です。各シート4つの生活場面(スクランブル配置)の時刻を読み取って下線に書き、紙面下部の解答欄に早い順の番号を書きます。全3枚、短針(時)は赤、長針(分)は青で上の2つのプリントと統一しています。
プリントの使い方と印刷のコツ
上から順に、1段階ずつ進めましょう
とけいのよみかたは◯じちょうど→◯じはん→5ふんきざみ→1ふんきざみ→まとめの順に難しくなります。1枚めで手が止まるようなら同じ段階をもう1枚(同じ内容の3枚めまで用意しています)くり返してから次へ進み、無理に先の段階へ進めないようにしましょう。針を書く発展・時刻を並べる発展は、よみかたの5段階が身についてから取り組むと進めやすくなります。
白黒印刷でも短針と長針は見分けられます
短針(時)は赤、長針(分)は青で色分けしていますが、短針は太く短く、長針は細く長く描いてあるため、色が出ない白黒印刷でも太さと長さで区別できます。
針を書く発展版は、だんかいを行き来してかまいません
だんかい3(ヒントなし)でつまずいたら、だんかい2(目印の点を結ぶ)にもどってもう1枚取り組んでから、もう一度だんかい3に挑戦させてください。だんかい3だけを取り出して使うときは、短針が赤・長針が青であることを一言そえてあげましょう。
時刻を並べる発展版は、答え合わせで読み上げながら確認しましょう
4つの時刻をすべて読んでから早い順に並べる問題です。答え合わせのときは「6じはん、7じ、12じ15ふん、7じ40ふん」のように声に出して読み上げながら、早い順に並んでいるかを一緒に確かめると、時刻の大小の感覚が育ちます。
100%(実際のサイズ)で印刷しましょう
印刷の設定を「用紙に合わせる」にすると紙面が縮み、文字盤や記入欄が小さくなります。A4用紙に、倍率100%・通常の画質で印刷してください。
時計の読み方はいつ習う?特別支援に配慮したとけいプリントの作り方
時計の読み方は、学習指導要領解説では第1学年「C測定」の時刻の読み方として、日常生活の中で時刻を読み、時刻と日常生活を関連付けることがねらいに位置づけられています。第2学年では日・時・分の単位とその関係、第3学年では秒の単位と、日常生活に必要な時刻や時間を求めることへ進みます。
| 学年 | 学校で学ぶこと | つながる先 |
|---|---|---|
| 小1 | 日常生活の中で時刻を読むこと。時刻の読み方を用いて、時刻と日常生活を関連付けること | 時刻を書き表す・複数の時刻を比べる活動の土台 |
| 小2 | 日、時、分について知り、それらの関係を理解すること。時間の単位に着目し、時刻や時間を日常生活に生かすこと | 時間の単位間の関係の理解 |
| 小3 | 秒について知ること。日常生活に必要な時刻や時間を求めること | 第5学年の速さの学習に生かされる |
① 短針と長針の役割が入れかわる
短針は「何時」を表す数字を指し、長針は「何分」を5分ごとに数える針です。2本の針の役割が結び付いていないと、どちらを読んでいるか分からなくなります。
② 「はん」を次の時刻と読みまちがえる
短針が数字と数字のあいだにあるとき、まだ手前の数字を過ぎたところなのに、次の数字の時刻と読んでしまう誤りです。短針は「まだ過ぎていない」ことを確かめる見方が必要です。
③ 時刻は読めても、日常の場面と結び付けられない
学習指導要領解説でも、時刻の読み方を日常生活に関連付けることが第1学年のねらいの一つとされています。紙面の上だけで読ませるより、実際の生活の時刻と結び付けると理解が定着します。
家庭でできることは、生活の中で時刻を声に出す機会をつくることです。起きる時刻、家を出る時刻、寝る時刻を一緒に時計で確かめたり、「晩ごはんと寝るの、どっちが早い時刻?」のように複数の時刻を比べさせたりすると、紙の上の読み方と生活の時刻がつながります。
この記事で参考にした資料
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省・PDF)…第1学年C測定(2)時刻の読み方、第2学年C測定(2)時間の単位、第3学年C測定(2)時刻と時間の内容
- 小学校学習指導要領解説(文部科学省)…現行の学習指導要領と各教科解説の入口
- 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校 算数(国立教育政策研究所・令和2年3月・PDF)…測定領域の評価規準と、時刻を日常生活に関連付ける評価の観点
リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年8月23日)。















