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因数分解と展開の練習問題プリント【中3・無料】診断テストで間違えやすいところを直す(答えつき)

中学3年の展開と因数分解の無料プリントです。まず診断テストで間違えやすいところを見つけ、そこだけを「ここで間違えやすいこと」で確かめて直し、最後に定期テストの形のまとめテストで仕上げます。診断テストもまとめテストも答えつきで、印刷かごに入れるとまとめて1つのPDFにできます。

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目次

診断テスト(2枚・答えつき)

伸びしろは、×の中にある。

間違えやすいところを1問ずつ集めた20問のテストです。答えの紙に、問題ごとに「よくある誤答」と「やるところ」を書いてあるので、苦手なところだけを選んで直せます。直したあと、1週間後にもう1つの診断テストBを解くと、苦手がなくなったかが分かります。

診断テスト[A]の問題
問題
診断テスト[A]の答え
答え

答えの紙には、問題ごとに「間違えやすいこと」と「やるところ」を書いています。

無料プリント印刷
プリント名問題PDF問題+答えPDF印刷かご
診断テスト[A]問題答えつき
診断テスト[B](1週間後に)問題答えつき
2枚まとめ問題2枚答えつき4枚

診断テストのあとにやること

  1. 1診断テストAを解く20問・20分。分からない問題は空らんのままでOK
  2. 2答え合わせをする×だった問題の番号に丸をつける
  3. 3下の表で行き先を見る×の番号から「やるところ」を探す
  4. 4そのところの「ここで間違えやすいこと」を読む✕の答え方と、○の正しい答え方を見比べる
  5. 5教科書やワークで同じ形を解き直す直したところを、自分の手でもう一度
  6. 61週間後に診断テストB×が消えたか確かめる
全部○まとめテストへ進む
まだ×がある3にもどって、そのところだけもう一度

診断テストで×だった問題→やるところ

問題間違えやすいことやるところ
問1負の単項式の符号単項式×多項式・÷単項式へ
問2÷単項式が一部だけ単項式×多項式・÷単項式へ
問3同類項の符号多項式×多項式の展開へ
問4負の数の和の符号乗法公式①(x+a)(x+b)へ
問52乗をかっこの中に配る乗法公式②平方の展開へ
問6係数の2乗忘れ乗法公式②平方の展開へ
問7符号を+に乗法公式③和と差の積へ
問8xの係数が1でないのに公式乗法公式の見分け方へ
問9置き換えを戻すとき2乗を配る置き換え・3項の2乗の展開へ
問10展開してひくときのかっこ展開してからひく計算へ
問11共通因数の出し残し共通因数でくくるへ
問12くくった後の1を消す共通因数でくくるへ
問13積だけで2数を決める因数分解①和と積へ
問14符号の組み合わせ因数分解①和と積へ
問15平方の符号因数分解②平方・和と差へ
問16係数の平方根を取らない因数分解②平方・和と差へ
問17途中で止める共通因数+公式の因数分解へ
問18置き換えを戻すときのずれ置き換え・まとまりの因数分解へ
問19工夫で2倍を落とす式の計算の利用①計算の工夫へ
問20代入を急いで打ち消し式の計算の利用②式の値へ

展開と因数分解の流れ

  1. 単項式×多項式・÷単項式
  2. 多項式×多項式
  3. 乗法公式(3つ)
  4. いろいろな展開
  5. 共通因数でくくる
  6. 公式による因数分解
  7. いろいろな因数分解
  8. 式の計算の利用

展開と因数分解はどの教科書でもほぼこの順番で習います。下の小単元は、この順に並べています。

単項式×多項式・÷単項式

診断テストの問1・問2が×だった人はここ

単項式×多項式は、単項式を多項式の全部の項にかけます(分配法則)。多項式÷単項式は、全部の項を単項式でわります。同じ文字をかけるときは指数をたします(x×x=x²)。

ここで間違えやすいこと

  • 後ろの項へのかけ忘れ✕2x(3x−4)→6x²−4○正しい答え:6x²−8xなぜ間違えるか:分配法則を前の項にだけ
  • 負の単項式の符号✕−3a(2a−5)→−6a²−15a○正しい答え:−6a²+15aなぜ間違えるか:負×負を負に
  • x×xを2x✕x(x+5)→2x+5x○正しい答え:x²+5xなぜ間違えるか:同じ文字の積を和と読む
  • ÷単項式が一部だけ✕(6x²−9x)÷3x→2x−9○正しい答え:2x−3なぜ間違えるか:1項目だけわる

見直しのコツかけた(わった)あと、答えの項の数がもとの多項式と同じか数える。

多項式×多項式の展開

診断テストの問3が×だった人はここ

多項式×多項式は、一方の各項をもう一方の全部の項にかけて、同類項をまとめます。2項×2項なら積は4つ、2項×3項なら6つできます。

ここで間違えやすいこと

  • 前どうし・後ろどうしだけ✕(x+3)(y+2)→xy+6○正しい答え:xy+2x+3y+6なぜ間違えるか:4つの積のうち2つしか作らない
  • 同類項の符号✕(2x−1)(x+4)→2x²+9x−4○正しい答え:2x²+7x−4なぜ間違えるか:−xと8xをまとめるときに足す
  • 項の数が多いと落とす✕(x+2)(x²−3x+1)→x³−x²−5x○正しい答え:x³−x²−5x+2なぜ間違えるか:2項×3項の6つの積の数え落とし

見直しのコツ積の個数(2項×3項なら6つ)を先に数えてから、同類項をまとめる。

乗法公式①(x+a)(x+b)

診断テストの問4が×だった人はここ

(x+a)(x+b)=x²+(a+b)x+abを使います。xの係数はaとbの和、定数項は積です。a・bが負の数でも文字を含んでいても、和と積を符号つきで求めます。

ここで間違えやすいこと

  • 和と積の入れ替え✕(x+2)(x+5)→x²+10x+7○正しい答え:x²+7x+10なぜ間違えるか:xの係数を積、定数項を和にする
  • 負の数の和の符号✕(x−4)(x+3)→x²+x−12○正しい答え:x²−x−12なぜ間違えるか:−4+3を+1
  • 文字の項の2乗落ち✕(x+2y)(x−5y)→x²−3xy−10y○正しい答え:x²−3xy−10y²なぜ間違えるか:「ab」を数として扱い文字をかけ忘れる

見直しのコツ和(xの係数)と積(定数項)を、符号をつけたまま別々に書く。

乗法公式②平方の展開

診断テストの問5・問6が×だった人はここ

(x+a)²=x²+2ax+a²、(x−a)²=x²−2ax+a²を使います。2乗はかっこの中の全部にかかり、真ん中の項は2×a×xです。xに係数がつくときは(2x)²=4x²と、係数も2乗します。

ここで間違えやすいこと

  • 2乗をかっこの中に配る✕(x+3)²→x²+9○正しい答え:x²+6x+9なぜ間違えるか:(a+b)²をa²+b²と分配
  • 2倍の落とし✕(x+3)²→x²+3x+9○正しい答え:x²+6x+9なぜ間違えるか:真ん中の項をaxにする
  • 後ろの2乗の符号✕(x−5)²→x²−10x−25○正しい答え:x²−10x+25なぜ間違えるか:(−5)²を−25
  • 係数の2乗忘れ✕(2x+3)²→2x²+12x+9○正しい答え:4x²+12x+9なぜ間違えるか:(2x)²を2x²

見直しのコツ展開したら、項が3つできているか(真ん中の項があるか)確かめる。

乗法公式③和と差の積

診断テストの問7が×だった人はここ

(x+a)(x−a)=x²−a²を使います。和と差の積では真ん中の項が消え、答えは「2乗−2乗」の2項になります。(−a+b)(a+b)のように並びが入れかわったときは、(b−a)(b+a)=b²−a²のように形をそろえます。

ここで間違えやすいこと

  • 符号を+に✕(x+4)(x−4)→x²+16○正しい答え:x²−16なぜ間違えるか:a×(−a)を+a²
  • 係数の2乗忘れ✕(3x+2)(3x−2)→3x²−4○正しい答え:9x²−4なぜ間違えるか:(3x)²を3x²
  • 順番が入れかわると逆✕(−a+b)(a+b)→a²−b²○正しい答え:b²−a²なぜ間違えるか:どちらが「差」の側か見ずにa²−b²

見直しのコツ並びが変わったら、(b−a)(b+a)のように形をそろえてから公式を使う。

乗法公式の見分け方

診断テストの問8が×だった人はここ

展開の式を見たら、使える公式を形で選びます。(x+a)(x+b)の公式は、どちらのxの係数も1のときだけ使えます。(2x+1)(x+3)のように係数が1でないときは、公式をそのまま当てはめず、4つの積を作って同類項をまとめます。

ここで間違えやすいこと

  • xの係数が1でないのに公式✕(2x+1)(x+3)→2x²+4x+3○正しい答え:2x²+7x+3なぜ間違えるか:公式の形の条件を見ない

見直しのコツ公式が使える形か(xの係数が1か・同じ数の和と差か)確かめてから、公式を使う。

置き換え・3項の2乗の展開

診断テストの問9が×だった人はここ

式の一部をまとまりとして文字に置き換えて展開します。(a+b+3)(a+b−3)はa+b=Mと置くと(M+3)(M−3)=M²−9。Mをもとの式にもどすときはM²=(a+b)²として展開します。3項の和の2乗は、各項の2乗と、2つずつの積の2倍を全部たします。

ここで間違えやすいこと

  • 置き換えを戻すとき2乗を配る✕(a+b+3)(a+b−3)→a²+b²−9○正しい答え:a²+2ab+b²−9なぜ間違えるか:M²=(a+b)²をa²+b²で戻す
  • 3項の2乗の2倍の項落ち✕(x+y+1)²→x²+y²+1○正しい答え:x²+y²+1+2xy+2x+2yなぜ間違えるか:各項の2乗だけ足す
  • 置き換えの組み違い✕(x+y−2)(x−y+2)→(x+y)²−4○正しい答え:x²−(y−2)²=x²−y²+4y−4なぜ間違えるか:符号の同じ組を作らずに置き換える

見直しのコツ置き換えをもどすときは、M²を(a+b)²と書いてから展開する。

展開してからひく計算

診断テストの問10が×だった人はここ

公式の式から公式の式をひく問題は、ひく側を展開したあと、かっこをつけたまま全部の項の符号を変えます。(x+3)²−(x+2)(x−2)は、x²+6x+9−(x²−4)とかっこをつけて書きます。

ここで間違えやすいこと

  • 展開してひくときのかっこ✕(x+3)²−(x+2)(x−2)→x²+6x+9−x²−4→6x+5○正しい答え:6x+13なぜ間違えるか:ひく式を展開した後、全項の符号を変えない

見直しのコツひく式はかっこをつけたまま展開し、−()をはずすときに全部の項の符号を変える。

共通因数でくくる

診断テストの問11・問12が×だった人はここ

共通因数でくくるときは、各項に共通な数と文字を全部出します。6x²+9xは3xでくくって3x(2x+3)。くくった残りが1になる項は1を書き、先頭が負の項を負の数でくくると、かっこの中の符号が変わります。

ここで間違えやすいこと

  • 共通因数の出し残し✕6x²+9x→3(2x²+3x)○正しい答え:3x(2x+3)なぜ間違えるか:最大公約数でなく公約数の1つで止める
  • くくった後の1を消す✕4ab+2a→2a(2b)○正しい答え:2a(2b+1)なぜ間違えるか:項がまるごと出た跡を空ける
  • 負でくくるときの符号✕−2x²+6x→−2x(x+3)○正しい答え:−2x(x−3)なぜ間違えるか:かっこの中の符号を変えない

見直しのコツくくったあと、かっこを展開してもとの式にもどるか確かめる。

因数分解①和と積

診断テストの問13・問14が×だった人はここ

x²+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)の逆です。積が定数項、和がxの係数になる2数a・bを見つけます。積が合う組が複数あるときは、和も確かめます。定数項が負のときは、2数の符号が異なります。

ここで間違えやすいこと

  • 積だけで2数を決める✕x²+7x+12→(x+2)(x+6)○正しい答え:(x+3)(x+4)なぜ間違えるか:積が合う組を1つ見つけて和を確かめない
  • 符号の組み合わせ✕x²−2x−15→(x+5)(x−3)○正しい答え:(x−5)(x+3)なぜ間違えるか:和の符号と積の符号を対応させない

見直しのコツ見つけた2数の積と和の両方を確かめる。

因数分解②平方・和と差

診断テストの問15・問16が×だった人はここ

平方の公式と和と差の積の逆です。x²±2ax+a²=(x±a)²、x²−a²=(x+a)(x−a)。2項の差(x²−9)は和と差の積に、2項の和(x²+9)は中学校の範囲では因数分解できません。4x²のように係数が平方数のときは(2x)²と考え、係数の平方根を使います。

ここで間違えやすいこと

  • 平方の符号✕x²−10x+25→(x+5)²○正しい答え:(x−5)²なぜ間違えるか:真ん中が負なのに(x+a)²
  • 和と差を平方に✕x²−9→(x−3)²○正しい答え:(x+3)(x−3)なぜ間違えるか:x²−a²を(x−a)²
  • 和の2乗まで因数分解✕x²+9→(x+3)(x−3)○正しい答え:中学の範囲では因数分解できないなぜ間違えるか:x²+a²を和と差の形にする
  • 係数の平方根を取らない✕4x²−9→(4x+3)(4x−3)○正しい答え:(2x+3)(2x−3)なぜ間違えるか:4x²の「4」をそのまま使う

見直しのコツ真ん中の項の符号と、2乗の中の数(係数も)を確かめる。

共通因数+公式の因数分解

診断テストの問17が×だった人はここ

因数分解では、まず共通因数でくくり、そのあと公式が使えないか確かめます。2x²−8は2でくくって2(x²−4)、さらにx²−4=(x+2)(x−2)と分けて、2(x+2)(x−2)まで分けます。

ここで間違えやすいこと

  • 途中で止める✕2x²−8→2(x²−4)○正しい答え:2(x+2)(x−2)なぜ間違えるか:共通因数を出して終わりにする
  • 共通因数を出さずに公式✕3x²+6x−24→(3x−6)(x+4)○正しい答え:3(x−2)(x+4)なぜ間違えるか:係数のついたまま無理に2つのかっこへ

見直しのコツ最後に、かっこの中がまだ分けられないか・かっこの外に共通因数が残っていないか確かめる。

置き換え・まとまりの因数分解

診断テストの問18が×だった人はここ

同じ式がくり返し出る式は、まとまりをMと置いて因数分解し、あとでMをもとの式にもどします。(x+1)²−5(x+1)+6はM²−5M+6=(M−2)(M−3)から(x−1)(x−2)。a²−(b+1)²は、まとまりにかっこをつけて公式を使います。x(a−b)+y(b−a)のように符号が逆の因数は、b−a=−(a−b)としてそろえます。

ここで間違えやすいこと

  • 置き換えを戻すときのずれ✕(x+1)²−5(x+1)+6→(x−2)(x−3)○正しい答え:(x−1)(x−2)なぜ間違えるか:M=x+1を戻さず、Mの答えをxの答えとして書く
  • まとまりの符号✕a²−(b+1)²→(a+b+1)(a−b+1)○正しい答え:(a+b+1)(a−b−1)なぜ間違えるか:a²−(b+1)²の差の側で(b+1)にかっこを付けない
  • (b−a)を(a−b)と同じに✕x(a−b)+y(b−a)→(a−b)(x+y)○正しい答え:(a−b)(x−y)なぜ間違えるか:符号を変えて共通因数を作るのを忘れる

見直しのコツ置き換えたら、最後にもとの式にもどして整理する(Mの答えのまま終わらない)。

式の計算の利用①計算の工夫

診断テストの問19が×だった人はここ

計算の工夫は、数を(100+2)のような和や差の形に見て、乗法公式を使います。102×98=(100+2)(100−2)=100²−2²=9996。99²=(100−1)²=10000−200+1=9801。53²−47²=(53+47)(53−47)=600のように、因数分解も使います。

ここで間違えやすいこと

  • 和と差を平方の和に✕102×98→10004○正しい答え:9996なぜ間違えるか:(100+2)(100−2)を100²+2²
  • 工夫で2倍を落とす✕99²→9901○正しい答え:9801なぜ間違えるか:(100−1)²の真ん中−2×100を−100
  • 2乗の差を差の2乗に✕53²−47²→36○正しい答え:600なぜ間違えるか:a²−b²を(a−b)²

見直しのコツ答えが、おおよその値(99²なら約10000)から大きくずれていないか確かめる。

式の計算の利用②式の値

診断テストの問20が×だった人はここ

式の値は、先に式を展開・因数分解して簡単にしてから数を代入すると、計算が楽でまちがいも少なくなります。x=1/2,y=−3のとき(x+y)²−(x−y)²=4xy=4×(1/2)×(−3)=−6。

ここで間違えやすいこと

  • 代入を急いで打ち消し✕x=1/2,y=−3で(x+y)²−(x−y)²→0○正しい答え:−6。4xyに直して代入なぜ間違えるか:(x+y)²と(x−y)²を同じとみて0にする

見直しのコツ簡単にした式で求めた値と、もとの式に直接代入した値が同じか確かめる。

まとめテスト(定期テストの形・2枚・答えつき)

ヒントなしで、いろいろな間違えやすさが混ざったテストです。50点満点・25分。時間を計って解きましょう。答えの紙には、採点のめやすと考え方の途中の式、「×だったらここ」を書いています。

まとめテスト①の問題
問題
まとめテスト①の答え
答え

①で間違えたところを直してから②に取り組むと、伸びたかが分かります。

無料プリント印刷
プリント名問題PDF問題+答えPDF印刷かご
まとめテスト①問題答えつき
まとめテスト②問題答えつき
2枚まとめ問題2枚答えつき4枚

学校のワークで間違えたら

学校のワークやテストで間違えた答えの形から、どこでつまずいたかと、やるところを探せます。

こう間違えたつまずきやるところ
2x(3x−4)→6x²−4後ろの項へのかけ忘れ単項式×多項式・÷単項式
−3a(2a−5)→−6a²−15a負の単項式の符号単項式×多項式・÷単項式
x(x+5)→2x+5xx×xを2x単項式×多項式・÷単項式
(6x²−9x)÷3x→2x−9÷単項式が一部だけ単項式×多項式・÷単項式
(x+3)(y+2)→xy+6前どうし・後ろどうしだけ多項式×多項式の展開
(2x−1)(x+4)→2x²+9x−4同類項の符号多項式×多項式の展開
(x+2)(x²−3x+1)→x³−x²−5x項の数が多いと落とす多項式×多項式の展開
(x+2)(x+5)→x²+10x+7和と積の入れ替え乗法公式①(x+a)(x+b)
(x−4)(x+3)→x²+x−12負の数の和の符号乗法公式①(x+a)(x+b)
(2x+1)(x+3)→2x²+4x+3xの係数が1でないのに公式乗法公式の見分け方
(x+2y)(x−5y)→x²−3xy−10y文字の項の2乗落ち乗法公式①(x+a)(x+b)
(x+3)²→x²+92乗をかっこの中に配る乗法公式②平方の展開
(x+3)²→x²+3x+92倍の落とし乗法公式②平方の展開
(x−5)²→x²−10x−25後ろの2乗の符号乗法公式②平方の展開
(2x+3)²→2x²+12x+9係数の2乗忘れ乗法公式②平方の展開
(x+4)(x−4)→x²+16符号を+に乗法公式③和と差の積
(3x+2)(3x−2)→3x²−4係数の2乗忘れ乗法公式③和と差の積
(−a+b)(a+b)→a²−b²順番が入れかわると逆乗法公式③和と差の積
(a+b+3)(a+b−3)→a²+b²−9置き換えを戻すとき2乗を配る置き換え・3項の2乗の展開
(x+y+1)²→x²+y²+13項の2乗の2倍の項落ち置き換え・3項の2乗の展開
(x+3)²−(x+2)(x−2)→x²+6x+9−x²−4→6x+5展開してひくときのかっこ展開してからひく計算
(x+y−2)(x−y+2)→(x+y)²−4置き換えの組み違い置き換え・3項の2乗の展開
6x²+9x→3(2x²+3x)共通因数の出し残し共通因数でくくる
4ab+2a→2a(2b)くくった後の1を消す共通因数でくくる
−2x²+6x→−2x(x+3)負でくくるときの符号共通因数でくくる
x²+7x+12→(x+2)(x+6)積だけで2数を決める因数分解①和と積
x²−2x−15→(x+5)(x−3)符号の組み合わせ因数分解①和と積
x²−10x+25→(x+5)²平方の符号因数分解②平方・和と差
x²−9→(x−3)²和と差を平方に因数分解②平方・和と差
x²+9→(x+3)(x−3)和の2乗まで因数分解因数分解②平方・和と差
4x²−9→(4x+3)(4x−3)係数の平方根を取らない因数分解②平方・和と差
2x²−8→2(x²−4)途中で止める共通因数+公式の因数分解
3x²+6x−24→(3x−6)(x+4)共通因数を出さずに公式共通因数+公式の因数分解
(x+1)²−5(x+1)+6→(x−2)(x−3)置き換えを戻すときのずれ置き換え・まとまりの因数分解
a²−(b+1)²→(a+b+1)(a−b+1)まとまりの符号置き換え・まとまりの因数分解
x(a−b)+y(b−a)→(a−b)(x+y)(b−a)を(a−b)と同じに置き換え・まとまりの因数分解
102×98→10004和と差を平方の和に式の計算の利用①計算の工夫
99²→9901工夫で2倍を落とす式の計算の利用①計算の工夫
53²−47²→362乗の差を差の2乗に式の計算の利用①計算の工夫
x=1/2,y=−3で(x+y)²−(x−y)²→0代入を急いで打ち消し式の計算の利用②式の値

展開と因数分解は中3のどこで習う?つまずきやすい点と家庭での声かけ

展開と因数分解は、中学校学習指導要領解説数学編では第3学年の「A数と式」のうち「簡単な多項式」で学ぶ内容です。単項式と多項式の乗法、多項式を単項式でわる除法、一次式の乗法のほか、(a+b)²・(a−b)²・(a+b)(a−b)・(x+a)(x+b)の4つの公式を使う展開と因数分解を扱い、因数分解は乗法公式の逆として理解します。このページの診断テストとまとめテストは、この単元で間違えやすい点を、誤答の形から集めたものです。

学年学校で学ぶことつながる先
中1文字を用いた式(文字式の計算・分配法則・同類項)展開でかっこをはずすときの土台
中2簡単な整式の加法・減法、単項式の乗法と除法単項式と多項式の乗法・除法へ
中3(この単元)単項式と多項式の乗法、多項式を単項式でわる除法、一次式の乗法、乗法公式を使う展開と因数分解平方根を含む式の展開、二次方程式を因数分解で解く
高校数学Ⅰ数と式(式の展開と因数分解・実数)高校の数と式へ

2乗をかっこの中に配る

(x+3)²をx²+9としていたら、(x+3)(x+3)と考えず、かっこの中を1つずつ2乗しています。(x+3)を2回かけると、真ん中に3xが2つできて6xになります。

声かけ(x+3)²は、(x+3)を2回かけることだったね。かっこをはずして書いてみようか

共通因数を出し切らない

6x²+9xを3(2x²+3x)で終わっていたら、かっこの中にまだxが共通で残っています。最後に、かっこの中がまだ分けられないかを確かめます。

声かけかっこの中に、まだ共通なものは残っていないかな?

積だけで2数を決める

x²+7x+12を(x+2)(x+6)としていたら、積が12になる組を1つ見つけて、和を確かめていません。積が定数項、和がxの係数になる2数を探します。

声かけかけて12、たして7になる2つの数は何かな?

家庭でできること診断テストAで×だった番号を小単元ごとに数え、×が多い小単元の「ここで間違えやすいこと」を声に出して読むと、どこで考え違いをしたかを本人が説明できます。因数分解は、答えのかっこを展開してもとの式にもどるかを確かめると、検算になります。直したあと、1週間おいて診断テストBを解くと、直ったかどうかが分かります。

この記事で参考にした資料

リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年10月11日)。

よくある質問

1日に何枚やればいいですか?

1日1枚(10〜15分)が目安です。テスト前は診断テストで×だったところを1日2つまでにして、残りの時間を見直しに使ってください。

展開と因数分解は、どちらから練習しますか?

展開が先です。因数分解は展開の逆(かっこをつくる)なので、診断テストで×だったところを上の小単元から順に直します。

教科書が違っても使えますか?

使えます。展開と因数分解はどの教科書でもほぼ同じ順番で習います。

診断テストが全部○でした。

まとめテストに進んでください。

因数分解できない式はありますか?

あります。x²+9のように2乗の和は、中学校の範囲(整数の係数)では因数分解できません。まとめテスト②には「できない」と答える問題を入れています。

あわせて使いたい無料プリント

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  • 次へ進む平方根のプリント全4枚新着・10月公開展開と因数分解のあと、平方根の計算でつまずいていないか診断したいとき
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