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小1の文章題プリント【無料】バスの乗り降りの人数を順にたどる5枚(答えつき)

文章題で、バスに乗った人と降りた人の数をどう計算すればよいのか迷う。そんなときに使える小1向けのプリントを、答えつきの5枚で用意しました。矢印を見て停留所ごとの人数を書く1枚目、矢印なしで文から向きを読む2枚目、聞かれた停留所の人数を答える3枚目、3つの数を1つの式にまとめる4枚目、式に合うお話を選ぶ5枚目の順に、やり方を少しずつ変えながら練習できます。

🖊いちごドリル編集部より(おうちの方へ)

バスに8人乗っていました。次の停留所で3人が降り、4人が乗りました。何人でしょう。こんな文章題で、答えがすぐ出ない、8−3−4のように勝手に引いてしまう。そんなときは、計算の力より前の「途中の人数を1つずつ出す」一手でつまずいていることがあります。学習指導要領の解説(算数編)では、加法と減法が用いられる場面を式に表したり、式を読み取ったりすることが第1学年の「A数と計算」のねらいに入っています。このページには、矢印を見て途中の人数を書く、矢印なしで文から向きを読む、聞かれた停留所の人数を答える、3つの数を1つの式にする、式に合うお話を選ぶ、という5つのやり方の練習を、答えつきの5枚で用意しました。紙の上では、途中の人数を「いま」と呼んでいます。

つまずきのサインと、かける言葉

・途中の人数を出さず、はじめの数に乗り降りの数をまとめて足したり引いたりしている→「1つ目の停留所を出たとき、何人になったかな?先に書いてみよう」

・2つ目の「乗りました」「降りました」をよく読まず、1つ目と同じ向きだと思い込んでいる→「2つ目は乗ったかな、降りたかな?文を指でなぞって見てみよう」

・8−3+4の後ろの3+4を先に計算して、8−7にしている→「式は左から順に計算するよ。まず8−3はいくつかな?」

バスや電車、エレベーターなど、生活の中にも人が増えたり減ったりする場面があります。丸つけでは、最後の答えより先に、途中の人数を聞いてみてください。5枚は順番どおりでなくてもよく、つまずきに近いものを選んで使えます。

対象は小1答えつき無料PDF

目次

バスの乗り降りで、いまの人数を順にたどる小1の文章題プリント(5枚)

バスの乗り降りで、いまの人数を順にたどる小1の文章題プリント(5枚) 問題(サンプル)
バスの乗り降りで、いまの人数を順にたどる小1の文章題プリント(5枚) 答え(サンプル)

左が問題、右が答えのサンプル(1枚目)です。この紙でつまずきやすいのは、乗り降りが2回続く文章題で、途中の「いま」の人数を出さずに、はじめの数へ乗り降りの数をまとめて足したり引いたりしてしまうことです。①は途中の「いま」を出さずにまとめて計算し、②は2つ目の「乗りました」「降りました」をよく読まず、1つ目と同じ向きだと思い込み、③は「1つ目の停留所を出たとき」と聞かれても最後まで計算してしまい、④は8−3+4の後ろの3+4を先にまとめて8−7にしてしまい、⑤は式の+−の順と、お話の乗り降りの順が合わないお話を選んでしまいます。どの枚の先頭にも「れい」がのっていて、答えは赤で答え面に出ます。

無料プリント印刷
プリント名問題PDF問題+答えPDF印刷かご
①矢印つき問題答えつき
②矢印なし問題答えつき
③聞かれた停留所問題答えつき
④式にまとめる問題答えつき
⑤式に合うお話問題答えつき
5枚まとめ問題5枚答えつき10枚

小1の文章題はいつから?つまずきやすい3つのところと、プリントの使い方

乗り降りの文章題の土台は、学習指導要領解説(算数編)では、第1学年の「A数と計算」の(2)加法,減法にあります。加法と減法の意味を考え、場面を式に表したり式を読み取ったりすることが、ねらいとして示されています。

学年学校で学ぶことつながる先
小1(場面と意味)加法と減法が用いられる場合とその意味。加法ではある数量に追加したり増加したりしたときの大きさを求める場合(増加)、減法ではある数量から取り去ったり減少したりしたときの残りを求める場合(求残)などを、この学年では主として取り上げるこの記事の5枚。乗る場面(増える)と降りる場面(減る)を、1回ずつたどる
小1(式)加法と減法の式。場面を+や−の式に表したり、式を読み取って場面や図に表したりする。解説には、6−3+7の式からりすの場面の問題をつくる例がある④で3つの数を1つの式にまとめ、⑤で式に合うお話を選ぶ
小2加法と減法との相互関係。はじめにリンゴが幾つかあって、5個食べたら7個残ったとき、はじめの数を求める場合は、関係の表現は減法の形でも、計算は加法を用いるここで身につけた「途中の数を1つずつ出す」見方が、はじめの数を求める問題につながる

途中の人数を出さず、まとめて計算してしまう

解説(算数編)は、式を、具体的な場面の数量の関係を簡潔に表現したり、答えを求める過程を表現したりするものとして捉えています(紙面p.85)。①は矢印で乗り降りの向きを見ながら、②は矢印なしで文から向きを読みながら、③は聞かれた停留所の人数に○をつけてから、停留所ごとの「いま」を□に書き、答えを求める過程を1つずつたどる練習です。「途中を出さずにまとめてしまう」という言い方は解説に載っているものではなく、声かけの参考にした編集部の整理です。

声かけ1つ目の停留所を出たとき、何人になったかな?先に書いてみよう

乗ったのか降りたのか、文から向きが読めない

解説(算数編)は、加法や減法を、児童がどの場合も同じ加法や減法が用いられる場として判断できるようにすることが大切だとしています(紙面p.84)。また、式を読み取るとは式からそれに対応する具体的な場面や数量の関係を捉えることで、そこから言葉や図や具体物を用いて表せるようになると述べています(紙面p.85)。②は2つ目が1つ目と逆の向きのこともあり、「乗って」「降りて」を読み分ける練習です。

声かけ2つ目は乗ったかな、降りたかな?文を指でなぞって見てみよう

3つの数の式を、書く順や計算する順で取りちがえる

解説(算数編)は、6−3+7の式から「りすが6ぴきいます。3びき帰りました。そこへ7ひき遊びに来ました。りすは全部で何びきになりましたか。」などの問題をつくり、絵を用いて表すこともできると例を挙げています(紙面p.85)。④は3つの数を文の順に式へ書き、左から順に計算する練習、⑤は式から場面を読み、式に合うお話を3つから選ぶ練習です。「後ろの2つを先にまとめると答えが変わる」型は④に入れてあります。

声かけ式は左から順に計算するよ。まず8−3はいくつかな?

家庭でできることは、式を書く前に、場面を指でさしながら声に出して言ってもらうことです。「いま何人かな?」と停留所ごとに聞いて、□に書く前に、おはじきやブロックを乗せたり降ろしたりして動かしてみると、乗り降りが目で見えます。つまずきに近い1枚を選び、数日あけて、同じ型をもう一度くり返してみてください。

この記事で参考にした資料

リンク先はいずれも公的機関・学術データベースの資料です(最終確認2026年10月3日)。

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