平方根の計算を、途中式つきでその場で確かめられる無料の計算サイトです。数を入れるだけで、整数・分数・小数の平方根をいちばん簡単な形にします。見つかった2乗の数は根号の外に出し、分母に√が残らない形(有理化)にもそろえます。たし算・ひき算・かけ算・わり算の4つの計算もでき、答えを隠して1ステップずつ確かめる「ヒントモード」もあるので、宿題の答え合わせにも、テスト前の解き直しにも使えます。
平方根の計算機の使い方
使い方は2つあります。1つの数をいちばん簡単な形にする「数を簡単に」モード(上の計算機)と、2つの√のたし算・ひき算・かけ算・わり算をする「√の計算」モード(このページの後半)です。
「数を簡単に」モードの使い方
- 数を入れる:ルートの中に入れる数を、キーボードか画面のキーパッドで入力します。整数・分数(1/8のように「/」で区切る)・小数(0.5など)のどれでも大丈夫です。例題ボタンを押すと、整数・平方数・分数・小数・そのままの数をすぐ試せます。
- 「とく」を押す:いちばん簡単な形と、途中式、小数のおよその値、検算が出ます。
- ヒントモード:オンにすると答えを隠し、「つぎのヒント」を押すたびに途中式が1ステップずつ出ます。自分で解いたあとの答え合わせに向いています。
- 「この式のリンクをコピー」:入れた数のまま、あとで見返せるリンクを作れます。
「√の計算」モードの使い方
- ①②に数を入れる:それぞれ「係数√中身」の形で入力します(√8、2√8、3√5など)。係数を省くと1として扱われます。
- 計算の種類を選ぶ:+-×÷のボタンで、たし算・ひき算・かけ算・わり算を切り替えます。
- 「とく」を押す:ルートの中が同じでまとまるかどうかの判定と、途中式、小数のおよその値、検算が出ます。
- ヒントモード・リンクのコピー:「数を簡単に」モードと同じように使えます。
キーパッドには√のキーもあるので、画面からそのまま「2√8」のような式を作れます。
平方根の求め方・簡単にする方法
平方根をいちばん簡単な形にするには、ルートの中を「2乗の数×残りの数」に分け、2乗の数だけ根号の外に出します。2乗の数(4、9、16、25…)で割りきれなくなるまで、これを繰り返します。
整数の平方根を簡単にする
72を2乗の数×残りの数に分けます。72=6²×2なので、6²の根号がとれて6になり、√72=6√2です。およそ8.485281…(これ以上は割り切れない小数なので、約の値です)。
すでに平方数(ある数を2乗してできる数)なら、根号がそのままとれます。7×7=49なので、√49=7です。2乗の数で割りきれない数(√7など)は、これ以上簡単にはできません。そのままの形がいちばん簡単な形で、およそ2.645751…です。
分数の平方根(有理化を含む)
分数の平方根は、まず分母を有理化します。分母・分子の両方に同じ数をかけても、分数の値は変わりません。√(a/b)の分母・分子にbをかけると、分子は√(a×b)、分母は√(b×b)=bになるので、√(a/b)=√(a×b)÷bに書きかえられ、分母の根号が消えます。そのあと、整数のときと同じように2乗の数を取り出します。
√(1/8)は、まず√(1×8)÷8=√8÷8に書きかえます。8=2²×2なので√8=2√2。8でわって、√(1/8)=(1/4)√2です。およそ0.353553…。
小数の平方根
小数は分数になおして、同じ手順で解きます。1.25は5/4と同じ数です。
√1.25(=√(5/4))は、まず√(5×4)÷4=√20÷4に書きかえます。20=2²×5なので√20=2√5。4でわって、√1.25=(1/2)√5です。およそ1.118034…。
少し先の話ですが、二次方程式のx²=12のような式を解くときも、ここで説明した「簡単にする」計算をそのまま使います。x²=12ならx=±√12で、√12=2√3です(二次方程式の計算機の「xの項がないとき」で解き方を説明しています)。この計算機は、その√の部分だけを取り出して、途中式つきで確かめられます。
平方根の計算(たし算・ひき算・かけ算・わり算)
√をふくむ数も、たし算・ひき算・かけ算・わり算ができます。ルートの中が同じ項どうしだけ、たし算・ひき算でまとめられます。かけ算・わり算は、ルートの中どうしをかけ算・わり算してから、あらためて簡単にします。
同じ根号どうしのたし算・ひき算
√の中が同じ項は、係数(√の前についている数)どうしを計算し、√の中はそのままにします。
②√18
- ①√8と②√18を、それぞれ簡単にします。√8=2√2、√18=3√2。
- どちらも中身が2で同じなので、係数2と3を足して、2√2+3√2=5√2。
√8+√18=5√2です。およそ7.071068…。
中身がちがう項は、たし算・ひき算でまとめられません。
②√3
√2と√3は、どちらもこれ以上簡単にできず、中身が2と3でちがいます。√2+√3は、√2+√3のままがいちばん簡単な形です(√5のような1つの数には、なりません)。およそ3.146264…。
②√5
3√5−√5は、どちらも中身が5です。係数3と1を引いて、3√5−√5=2√5。およそ4.472136…。
かけ算
かけ算は、√a×√b=√(a×b)の形に1つにまとめてから、あらためて簡単にします。
②√8
√2×√8は、まず√(2×8)=√16。16=4²で平方数なので、√16=4。√2×√8=4です(√が消えて整数になります)。
わり算と分母の有理化
わり算も、√a÷√b=√(a÷b)の形に1つにまとめます。答えの分母に根号が残るときは、有理化して仕上げます。
②√2
√1÷√2は、まず√(1÷2)の形にまとめます。√1=1なので、これは1÷√2と同じです。分母の√2を残さないように有理化して、1÷√2=(1/2)√2です(√2/2と同じ数です)。およそ0.707107…。
②√2
√6÷√2は、√(6÷2)=√3となり、これ以上簡単にはできません。√6÷√2=√3です。およそ1.732051…。
検算のしかたとよくある間違い
検算は、求めた答えを2乗して、もとの数にもどるか確かめることです。計算機の検算も、答えを2乗した値と、もとの数を見比べて表示します(たし算・ひき算は(a±b)²=a²±2ab+b²の公式で展開して計算し、かけ算・わり算は①と②をそれぞれ2乗してかけ算・わり算した値と比べます)。
- ルートの中がちがう項を、たし算・ひき算でまとめてしまう:√2+√3を√5にするのは間違いです。中身が同じ項どうしだけ、係数を計算してまとめます。
- 2乗の数を途中までしか取り出せていない:√72を「√(4×18)=2√18」で止めてしまうと、まだ18の中に9×2という2乗の数が残っています。割りきれる2乗の数がなくなるまで繰り返すと、6√2になります。
- 有理化で分子にかけ忘れる:1/√2を√2/2にするとき、分母と分子の両方に同じ√2をかけます。分子にかけ忘れると、答えが変わってしまいます。
- 係数とルートの中を混同する:2√2+3√2を5√4のように、ルートの中まで足してしまうのは間違いです。係数2と3だけを足し、ルートの中の2はそのままです。
- わり算の答えに、根号のついた分母を残す:1÷√2の答えを1/√2のまま書くのは、中学の決まりでは仕上がっていません。分母を有理化した(1/2)√2まで直します。
平方根の計算機のよくある質問
あわせて使いたい無料プリント
- 二次方程式の計算機
x²=12のような式を、平方根の考え方も使って途中式つきで解きたいとき - 一次方程式の計算機
文字が1つの方程式(移項・分数・小数)を途中式つきで解きたいとき - 二次方程式のプリント
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