
【一問一答クイズ】中学3年生物問題500問以上(理科)
全国の公立高校入試過去問の類似問題を3,567問準備しました。入試に出る問題は当然テストにでるのでテスト対策にもなります。
問題 1 / 10
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📌 この記事でわかること
- ・全国の公立高校入試問題(理科)の中3の範囲で出題された1,415問を分析
- ・中3生物の類似問題を3,567問収録
- ・出題都道府県は47都道府県に及ぶ
- ・各単元の頻出テーマを一問一答で確認しよう!
中3生物のページでは、全国47都道府県の過去問1,415問を徹底分析し、3,567問の類似問題を収録しています。出題傾向を詳細に調査した結果、特に出題頻度が高い単元は遺伝、進化、生態系の3分野であり、これらだけで1,415件の出題実績があります。これらのデータを活用し、効率的な試験対策が行えるよう構成しています。
📊 出題傾向サマリー(中3生物)
類似問題数
3,567 問
出題都道府県数
47 都道府県
📍 出題都道府県(全期間)
中3生物の最重要単元は、1,415件の分析で全県出題された遺伝・進化・生態系です。三重、兵庫、奈良、岡山、愛媛の2026年度入試でも、この分野から思考力を問う問題が頻出しました。単なる用語暗記では通用しません。遺伝の規則性や生物の進化の過程、生態系のバランスといった背景にある仕組みを論理的に理解してください。なぜそうなるのかという問いを大切にし、記述対策を徹底すれば必ず合格点に届きます。
目次
【遺伝・進化・生態系】一問一答チェックリスト(全100問)
最終更新日:2026/04/15
📊 遺伝・進化・生態系の頻出テーマランキング
1
形質の分離比2
染色体数の変化と維持3
生殖のしかた4
遺伝の規則性5
相同器官長崎公立高校入試(2023)類似
孫世代の形質の比率
Q1
エンドウの種子の形において、丸い形としわのある形の遺伝子が対になっています。子世代の細胞ではこれら二つの遺伝子が共存していますが、生殖細胞がつくられる過程で、これら対になった遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入るという決まりを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
減数分裂が行われる際、対になっている1対の遺伝子が分かれて、それぞれ別々の生殖細胞に入る現象を「分離の法則」と呼びます。この法則があるために、子世代では顕性形質に隠れて見えなかった潜性形質の遺伝子が、孫世代で再び出会う機会(aa)を得ることができ、顕性形質と潜性形質が一定の比率で分離して現れることになります。
栃木公立高校入試(2023)類似
有性生殖における染色体の受け継ぎ
Q2
核の中に「細長い棒状の染色体」を2本持つ個体と、核の中に「小さな球状の染色体」を2本持つ個体が有性生殖を行ったとします。このとき、受精によってできた子(受精卵)の核に含まれる染色体の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細長い棒状の染色体が1本と、小さな球状の染色体が1本の計2本
生殖細胞がつくられるとき、親の対になっている染色体は分かれて別々の細胞に入ります。したがって、一方の親の生殖細胞には「細長い棒状」が1本、もう一方の親の生殖細胞には「小さな球状」が1本含まれることになります。受精によってこれらが合わさるため、子は両方の特徴を1本ずつ受け継いだ構成になります。
愛媛公立高校入試(2020)類似
同源器官
Q3
コウモリの翼は、非常に長く伸びた指の骨が膜を支える構造をしていますが、ヒトの腕の骨格と比べると、骨の数や並び方に共通点が見られます。このような共通の骨格構造が見られる理由として、進化の観点から最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
もともと同じ共通の祖先をもっており、それぞれの生活環境に適した形に変化したため。
同源器官の存在は、異なる種類の生物が共通の祖先を持っていたことを裏付ける重要な証拠です。共通の祖先から分かれた後、それぞれの生物が異なる環境で生活し、異なるはたらきをするようになった結果、外見や機能は変化しましたが、基本的な骨格などの内部構造はそのまま受け継がれています。このように生物が長い年月をかけて変化することを進化といいます。
岡山公立高校入試(2021)類似
生態系における生物の役割
Q4
大気中の二酸化炭素に含まれる炭素は、生産者に取り込まれたあと、食物連鎖を通じて消費者や分解者の体内へ移動します。これらの生物が生命活動に必要なエネルギーを取り出す際、炭素を再び二酸化炭素として大気中に放出する共通のはたらきは何ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
生産者、消費者、分解者のすべての生物は、細胞内で有機物を酸素と反応させてエネルギーを取り出す呼吸を行っています。この過程で有機物に含まれていた炭素は二酸化炭素となり、再び大気中へと戻ることで、生態系内を炭素が循環する仕組みが成り立っています。
長崎公立高校入試(2020)類似
受精卵
Q5
被子植物の有性生殖において、花粉管の中にある精細胞の核と、胚珠の中にある卵細胞の核が合体する現象を「受精」といいます。この受精によってできた、新しい個体のもととなる一つの細胞の名称として正しいものを、次のうちから選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精卵
精細胞の核と卵細胞の核が合体することを受精と呼び、その結果として新しく作られた一つの細胞を受精卵といいます。受精卵はその後、細胞分裂を繰り返して胚へと成長し、新しい個体の体を作っていきます。
鳥取公立高校入試(2023)類似
子の代の遺伝子の組み合わせ
Q6
丸型の種子をつくる純系のエンドウ(細胞内の遺伝子の組み合わせをAAとする)と、しわ型の種子をつくる純系のエンドウ(細胞内の遺伝子の組み合わせをaaとする)を交配させてできた子の代の種子において、その細胞内における遺伝子の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
すべての個体で遺伝子の組み合わせがAaになる
顕性の純系(AA)の親からはAを含む生殖細胞が、潜性の純系(aa)の親からはaを含む生殖細胞がそれぞれつくられます。受精によってこれらが合体するため、子の代の細胞では各親から一本ずつ染色体を受け継ぐことになり、遺伝子の組み合わせはすべて対の「Aa」となります。
群馬公立高校入試(2024)類似
遺伝子
Q7
生物の細胞内にある染色体に存在し、親の持つ形質が子や孫へと受け継がれる際の情報を何と呼びますか。最も適切な名称を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子
染色体の中に含まれる、生物の形質を決定する情報のまとまりを遺伝子と呼びます。この遺伝子が親から子へと受け継がれることで、親に似た特徴(形質)が子に現れます。また、遺伝子の変化は長い年月をかけて生物の進化をもたらす重要な要因となります。
佐賀公立高校入試(2017)類似
栄養生殖
Q8
植物が栄養生殖によって新しい個体を増やしたとき、新しくできた個体が持つ遺伝子の特徴について述べたものとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の遺伝子をそのまま受け継ぐため、親と全く同じ遺伝子を持っている。
栄養生殖は無性生殖の一種であり、受精などのプロセスを経ずに体細胞分裂によって新しい個体がつくられます。そのため、親の持つ遺伝子(形質)がそのまま子に伝わり、親と全く同じ遺伝子情報を持つクローンとなります。
埼玉公立高校入試(2022)類似
受精
Q9
生物のふえ方において、雄の生殖細胞である精子の核と、雌の生殖細胞である卵の核が合体して、一つの新しい細胞をつくる現象を何というか、名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精
雄の生殖細胞(精子)と雌の生殖細胞(卵)がもつそれぞれの核が合体し、新しい個体の元となる細胞をつくる現象を受精と呼ぶ。花粉が柱頭に付着する「受粉」や、細胞が分裂する過程である「減数分裂」とは異なる現象であるため区別が必要である。
山梨公立高校入試(2017)類似
分解者
Q10
分解者が生態系の中で果たしている役割の説明として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
死がいや排出物などの有機物を無機物に分解し、物質を自然界へ戻す役割
分解者は、生産者が合成し消費者が利用した有機物を、再び植物などが利用可能な無機物の状態に戻す働きをしています。もし分解者が存在しなければ、死がいや排出物が地表に積み上がり、物質が循環しなくなってしまいます。そのため、生態系のバランスを保つ上で非常に重要な役割を担っています。
神奈川公立高校入試(2021)類似
表現型の分離比による優劣判定
Q11
ある植物の並葉の株Zを自家受粉させて種子をつくり、その種子をすべて育てたところ、子の代では並葉の個体と丸葉の個体が3:1の比率で現れました。この結果から判断できる、並葉と丸葉の形質の関係について正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
並葉が優性形質であり、丸葉が劣性形質である。
同じ表現型(この場合は並葉)をもつ親を掛け合わせた際、子の代で親とは異なる別の形質(丸葉)が分離して現れた場合、親がもともと持っていた形質が優性形質、新しく現れた形質が劣性形質であると判別できます。これは、親の世代で隠れていた劣性の遺伝子が、子の代でホモ接合として組み合わさることで形質として現れるためです。また、このときの分離比が3:1になることも、並葉が優性である根拠となります。
沖縄公立高校入試(2026)類似
無性生殖による形質の維持
Q12
農作物の増殖において、ジャガイモの「いも」を用いたり、挿し木を行ったりして生産を行う利点はどこにあるか。染色体と形質の関係に着目して説明したものを選べ。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の染色体をそのまま受け継がせることで、子の形質の均一性を高め、安定した収穫が見込めるから。
栄養生殖などの無性生殖では、親の体細胞の一部から新しい個体が作られるため、親と子で染色体の構成が全く同じになる。その結果、親の持つ味や大きさといった優れた形質が子にも確実に現れ、形質が均一な個体を大量に生産することが可能になる。これは、遺伝的多様性を生じさせる有性生殖にはない、農業上の大きな利点である。
広島公立高校入試(2023)類似
土中の微生物による分解作用
Q13
畑の土から抽出した上澄み液とデンプン溶液を混ぜて数日間放置する実験を行いました。土の中に生息する微生物がデンプンを分解したことを確かめるために、ヨウ素液を加えたときの反応として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
青紫色に変化しなかった。
ヨウ素液はデンプンに反応して青紫色に変化する性質がありますが、土中の微生物の働きによってデンプンが分解されて別の物質に変わると、デンプンが存在しなくなるためヨウ素反応は見られなくなります。
京都公立高校入試(2020)類似
純系の丸い種子が持つ遺伝子の組み合わせ
Q14
エンドウの種子の形には「丸型」と「しわ型」があり、丸型が顕性形質、しわ型が潜性形質であることが知られています。顕性の遺伝子をA、潜性の遺伝子をaとしたとき、顕性形質である丸い種子をつくる「純系」の個体が持つ遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)として正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
AA
純系とは、自家受粉を繰り返したときに、その形質が代々すべて同じになる個体のことを指します。この状態では対立遺伝子が同じ種類でそろっている必要があり、顕性形質の純系であれば顕性遺伝子のみが組み合わさった「AA」となります。一方、「Aa」は丸い形質が現れますが純系ではなくヘテロ接合と呼ばれ、「aa」は潜性形質であるしわ型の純系となります。
大分公立高校入試(2023)類似
細胞分裂による細胞数の増加
Q15
ある植物の根の先端付近を観察したところ、1個の細胞が連続して細胞分裂を行っていた。この1個の細胞が5回連続して細胞分裂を完了したとき、細胞の数は合計で何個になるか計算しなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
32個
細胞分裂によって細胞の数は2倍ずつ増加する。1回目で2個、2回目で4個、3回目で8個、4回目で16個となるため、5回分裂を繰り返した後の細胞数は、2を5回掛け合わせた32個(2の5乗)となる。分裂回数と増える数の関係を、足し算ではなく掛け算で考える必要がある。
山口公立高校入試(2014)類似
孫の代の遺伝子型の分離比
Q16
純系の対立形質を交配して得られた子の代(Aa)を自家受粉させて孫の代をつくったとき、孫の代に現れる「AA:Aa:aa」の比率を何と呼びますか。また、その最も簡単な整数比の組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子型の分離比と呼び、1:2:1となる
減数分裂により対になる遺伝子が分かれて配偶子に入ることを分離の法則といいます。子の代(Aa)が作る配偶子Aとaが受精によって組み合わさる際、AAが1、Aa(およびaA)が2、aaが1の割合で生じます。この遺伝子の組み合わせの比を遺伝子型の分離比と呼び、理論上の比率は1:2:1となります。
佐賀公立高校入試(2021)類似
微生物の性質と利用
Q17
生態系における微生物の役割と、カビがなかまをふやす仕組みについて説明したもののうち、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物は有機物を無機物に分解する「分解者」としての役割をもち、カビは胞子をつくってふえる。
微生物は、生態系において動植物の死がいや排出物などの有機物を分解し、水や二酸化炭素などの無機物に変える役割を担っているため「分解者」と呼ばれる。また、カビは菌類に分類され、植物のような種子ではなく、胞子を飛ばすことによってなかまをふやす性質を持っている。
京都公立高校入試(2015)類似
土壌動物
Q18
容器の中にダンゴムシと餌となる落ち葉を入れて数日間観察したとき、容器内の様子はどのように変化しますか。最も適切な記述を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
落ち葉が食べられて網目状の葉脈が残り、その周辺に小さな粒状のふんが散らばる。
ダンゴムシなどの土壌動物が落ち葉を食べると、比較的硬い葉脈の部分が食べ残されて網目状に残ることがあります。また、食べたものは消化管を通って、小さな粒状のふんとして排出されます。このように、大きな有機物が物理的に細かくされることで、土壌中の微生物がさらに分解しやすい状態になります。
神奈川公立高校入試(2024)類似
検定交雑による遺伝子型の判別
Q19
優性の形質を示す個体が、純系であるかヘテロ接合体であるかを判別するために、その個体と劣性の形質を示す純系の個体とを交配させる手法を何といいますか。その名称として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
検定交雑
特定の個体の遺伝子型(ホモ接合かヘテロ接合か)を突き止めるために、劣性のホモ接合体(劣性の形質を示す純系)を掛け合わせる操作を「検定交雑」と呼びます。中学理科や高校生物の遺伝分野において、個体の系統を確認するための重要な基礎知識です。
岡山公立高校入試(2017)類似
前肢の骨格の対応関係
Q20
ニワトリの手羽先を観察すると、翼の中央付近に2本の骨が並行して並んでいる部分があります。この骨格は、ヒトの腕のどの部分にある骨格と対応していますか。最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
ひじから手首までの前腕にあたる部分
ニワトリの翼(前肢)の中央部にある2本の骨は、ヒトのひじと手首の間にある「前腕」の骨格(橈骨と尺骨)と位置や構成が一致しています。このように、現在の形やはたらきは異なっていても、基本的な骨格のつくりが同じである器官を相同器官と呼びます。
愛媛公立高校入試(2025)類似
根の成長点と細胞の伸長
Q21
植物の根が伸びる様子を調べるために、根の先端から3mmごとに等間隔の印をつけて成長を観察しました。数日後、印の間隔を測定したとき、最も大きく伸びているのはどの部分ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端に近い部分
根の先端付近には細胞分裂が盛んに行われる「成長点」があり、そこで新しく作られた細胞が縦方向に大きく成長(伸長)することで根が伸びます。そのため、先端に近い側の印の間隔が最も大きく広がります。根の基部に近い部分はすでに細胞の伸長が終わっているため、間隔はほとんど変化しません。
北海道公立高校入試(2020)類似
細胞分裂における染色体の分配
Q22
細胞分裂を観察すると、複製されて2本が対になった状態の染色体が、細胞の中央に並んだあと両端へと移動する様子が見られます。このときの染色体の分配のされ方について正しく述べたものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対になっていた染色体が1本ずつに分かれ、新しくできる2つの核に同じ数ずつ入る
細胞分裂の過程では、複製によって2本が結合していた染色体が、それぞれ独立した1本の染色体として分離します。これらが細胞の両極(両端)へと移動し、最終的に2つの新しい核に取り込まれます。これにより、新しくできた2つの娘細胞は、親の細胞と全く同じ遺伝情報を持つことになります。染色体の本数が半分になるのは減数分裂の際であり、体細胞分裂では本数は変わりません。
千葉公立高校入試(2022)類似
相同器官
Q23
脊椎動物における「相同器官」の説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
環境に適応して形やはたらきは変化したが、基本的なつくりや起源が同じである器官のこと。
相同器官は、共通の祖先から枝分かれして進化した結果、それぞれの環境(空中、水中、陸上など)に適した形へと変化したものです。そのため、外見や役割が大きく異なっていても、発生の仕組みや骨格の基本的な構造(起源)は一致しています。
石川公立高校入試(2019)類似
根の成長部位と速度
Q24
根の先端に近い部分において、他の部分よりも成長速度が著しく速くなる理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端付近にある成長点で新しい細胞が作られ、それらの細胞が縦方向に大きく伸長するため
根の先端付近には細胞分裂を盛んに行う成長点があります。ここで新しく作られた細胞が、成長点の少し後ろ側で縦方向に大きく伸びる「細胞の伸長」が起こることにより、根は土の中へ伸びていきます。この仕組みにより、根の先端に近い部分ほど高い成長速度が観測されます。
三重公立高校入試(2018)類似
呼吸
Q25
生態系の炭素の循環を考えたとき、植物、草食動物、肉食動物のそれぞれの生物から大気中の二酸化炭素に向かって炭素が移動する過程があります。この過程で行われている現象の説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生物が細胞内で有機物を分解してエネルギーを取り出し、その際に生じた二酸化炭素を放出している。
植物だけでなく動物も、取り込んだ有機物を呼吸によって分解することでエネルギーを得ています。このとき、副産物として二酸化炭素が発生し、大気中に放出されます。これによって、生物圏の炭素が再び気体として大気へと戻る循環が成立します。
山梨公立高校入試(2025)類似
呼吸による炭素の循環
Q26
生態系における炭素の循環において、植物や動物などの生物が、有機物を分解して生命活動に必要なエネルギーを取り出すとともに、二酸化炭素を大気中に放出するはたらきを何というか。その名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
生物は呼吸によって体内の有機物を酸素と反応させて分解し、エネルギーを取り出している。この過程で有機物に含まれていた炭素が二酸化炭素となり、大気中や水中に放出されることで炭素の循環の一端を担っている。
鹿児島公立高校入試(2022)類似
分解者
Q27
生態系において、カビやキノコなどの菌類や、乳酸菌などの細菌類は、生物の死骸や排出物に含まれる有機物を最終的に無機物へと分解する役割を担っています。このような役割を持つ生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
カビやキノコ(菌類)、細菌類は、他の生物が排出した有機物や死骸をエネルギー源として利用し、二酸化炭素や水などの無機物にまで分解する働きを持つため、生態系では分解者として区別されます。
岩手公立高校入試(2021)類似
減数分裂
Q28
生物の体が成長するときに行われる「体細胞分裂」とは異なり、卵や精子などの生殖細胞がつくられる際に行われる、染色体の数が半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞(精子や卵など)がつくられるときには、親から子へ受け継がれる染色体の数が半分になる特別な分裂が行われます。これを減数分裂と呼びます。これに対し、全身の組織が増える際に行われる分裂は体細胞分裂と呼ばれ、染色体の数は変化しません。
岐阜公立高校入試(2017)類似
体細胞分裂の順序
Q29
植物細胞の細胞分裂において、染色体が細胞の両端に移動したあと、1つの細胞が2つの新しい細胞に仕切られる際に見られる特徴的な現象として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞の中央付近に細胞板という仕切りができ、新しい細胞壁となって細胞を分ける。
植物細胞の分裂では、動物細胞のような「くびれ」は生じません。染色体が両端に移動した後、細胞の中央付近に細胞板と呼ばれる構造物が現れます。これが外側に向かって成長して新しい細胞壁となり、最終的に細胞を2つに分断します。
山梨公立高校入試(2018)類似
孫の代の形質の分離比
Q30
丸い種子をつくる純系のエンドウと、しわのある種子をつくる純系のエンドウを親として交配したところ、子の代はすべて丸い種子となった。この子の代の種子を育てて自家受粉させたとき、得られた孫の代の全個体数に対する「しわのある種子(潜性形質)」の個体数が占める割合として最も適切な数値を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
25パーセント
減数分裂によって生殖細胞がつくられる際、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入ることを「分離の法則」という。子の代(遺伝子型Aa)を自家受粉させると、生殖細胞はAとaが1:1の割合で作られ、受精の結果、孫の代の遺伝子型はAA:Aa:aa=1:2:1の比率で生じる。このうち潜性形質である「しわ」が現れるのは遺伝子型がaaの個体のみであるため、全体(4)のうちの1、すなわち25パーセントの割合となる。
大阪公立高校入試(2024)類似
顕性形質の全出現条件
Q31
顕性形質の純系の個体と、潜性形質の純系の個体を交配して得られた「子」を、さらに自家受粉させて「孫」の代を得た。このとき、孫の代において顕性形質と潜性形質がどのような比率で現れるか、適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
顕性形質:潜性形質 = 3:1
顕性形質の純系(AA)と潜性形質の純系(aa)を交配してできる子の遺伝子型はすべて「Aa」となります。この子(Aa)を自家受粉させると、生殖細胞には「A」と「a」が1:1の割合で分離して入るため、孫の代の遺伝子型の比率は AA:Aa:aa = 1:2:1 となります。このうち、AAとAaは顕性形質として現れ、aaのみが潜性形質として現れるため、表現型の比率は3:1になります。
静岡公立高校入試(2019)類似
食物連鎖による数量調節
Q32
自然界の生態系において、植物プランクトン、小型の魚、大型の魚のように「食べる・食べられる」という関係が鎖のようにつながっていることを食物連鎖といいます。これらの生物の数量の関係を、食べる側の生物が上に来るように順に積み上げたとき、一般的にどのような形になると考えられますか。最も適切な名称を答えてください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
ピラミッド
生態系において、食物連鎖の下位に位置する生物(生産者や一次消費者)は、上位の生物を支えるために多くの数量が必要となります。上位にいくほど個体数や総重量が減少していくため、その数量関係をグラフに表すと底辺が広く頂点が狭いピラミッド状になります。
新潟公立高校入試(2024)類似
分離の法則
Q33
丸い種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせをAAとする)と、しわのある種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせをaaとする)をかけ合わせてできた子の代(Aa)が、さらに生殖細胞をつくる場面を考えます。このとき、つくられる生殖細胞が持つ遺伝子の説明として、分離の法則に基づいた正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
Aを持つ生殖細胞と、aを持つ生殖細胞が、1:1の割合でつくられる
遺伝子の組み合わせがAaである個体が減数分裂を行うと、対になっている遺伝子Aとaは互いに分かれます。分離の法則により、これらは別々の生殖細胞に入るため、Aを持つ生殖細胞とaを持つ生殖細胞が同数ずつ形成されることになります。
東京公立高校入試(2016)類似
検定交雑における表現型の分離比
Q34
遺伝子型がヘテロ接合である個体と、劣性ホモ接合である個体を交配させた場合、次世代の表現型が一対一の比で現れる理由として、最も適切な説明を選んでください。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
ヘテロ接合の親から、優性の遺伝子と劣性の遺伝子を持つ配偶子が、一対一の割合で作られるため
分離の法則により、ヘテロ接合(Aa)の個体は、減数分裂を経て「A」を持つ配偶子と「a」を持つ配偶子を同数形成します。一方、劣性ホモ接合(aa)の親からは「a」の配偶子しか作られないため、次世代の組み合わせは「Aa」と「aa」の2種類が同数ずつ生じることになり、結果として表現型の比が一対一となります。
富山公立高校入試(2019)類似
根の成長点と細胞分裂
Q35
植物の根の成長を観察するために、タマネギの根の先端付近を顕微鏡で詳しく調べたところ、新しい細胞が盛んに作られている部位があることがわかりました。この部位を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
成長点
植物の根の先端付近には、細胞分裂が盛んに行われる成長点と呼ばれる部位があります。ここで新しい細胞が次々と作られることで、植物は成長を続けることができます。根の最先端にある根冠は成長点を保護する役割を持っています。
茨城公立高校入試(2022)類似
生産者による炭素の取り込み
Q36
自然界における炭素の循環において、植物などの生産者が大気中の二酸化炭素を体内に取り込み、デンプンなどの有機物をつくり出すはたらきを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成
植物などの生産者は、太陽の光エネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素と水からデンプンなどの有機物を合成します。このはたらきによって、大気中の無機物である炭素が生物の体をつくる有機物として生物界へ取り込まれるため、炭素循環において極めて重要な役割を果たしています。
岡山公立高校入試(2020)類似
生産者
Q37
植物が「生産者」と呼ばれる理由として、物質の変化の観点から最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
光エネルギーを利用して、無機物から有機物をつくり出しているから。
生産者は、自己の体外から有機物を摂取するのではなく、太陽の光エネルギーを利用した光合成によって、水や二酸化炭素といった無機物を原料にデンプンなどの有機物を自ら合成できるという特徴を持っています。この「無機物から有機物をつくり出す」という働きが、生態系のピラミッドの土台となる生産活動にあたります。
千葉公立高校入試(2014)類似
胚の形成
Q38
ホウセンカなどの植物において、受精が行われた後の受精卵の変化について述べたものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精卵が体細胞分裂を繰り返して、胚(はい)になる。
植物の受精において、花粉管の中を移動した精細胞が胚珠の中にある卵細胞と合体して受精卵がつくられます。この受精卵は、細胞の数を増やすための体細胞分裂を繰り返すことで、将来の根・茎・葉となる部分である「胚」へと成長します。減数分裂は生殖細胞をつくるための分裂であり、受精後の成長過程で行われるものではありません。
福岡公立高校入試(2025)類似
根が成長する仕組み
Q39
根の先端付近を顕微鏡で観察したとき、最も先端に近い「成長点」と呼ばれる部分と、そこから少し離れた部分の細胞の様子の違いを説明したものとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端付近では小さな細胞が密集して分裂しており、先端から離れた部分では細胞が縦に長く伸びている。
根の先端付近にある成長点では、活発に細胞分裂が行われるため、まだ成長前の小さな細胞が数多く集まっています。この成長点よりも少し上の(先端から離れた)部分では、分裂した細胞が水分を吸収するなどして縦に大きく引き伸ばされた形になります。この細胞の変形が、実際に根を伸長させる物理的な力となります。
栃木公立高校入試(2025)類似
希塩酸による細胞の解離処理
Q40
タマネギの根の成長を調べるため、根の先端から2mm間隔で複数の印をつけ、数日後の伸びを記録したところ、根の最先端に近い部分の間隔が最も大きく広がっていました。この成長が盛んな部分を詳しく観察するために、希塩酸を用いて細胞を解離させた後、スライドガラスに乗せて指で押しつぶす操作が必要です。この「押しつぶす」操作と希塩酸の役割の関係について正しく述べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
💡 答えを確認
✅ 正解
希塩酸によって細胞の結合をゆるめることで、押しつぶした際に細胞が重なり合わず、1層に広がるようにする
根の先端付近(成長点付近)では細胞分裂が盛んに行われており、細胞が密集しています。顕微鏡で個々の細胞の様子を観察するためには、細胞が重なり合っていない状態にする必要があります。希塩酸で細胞同士の結合を弱めてから押しつぶすことで、細胞を1枚の層に広げることができ、細胞一つひとつの形や核の状態を明確に確認できるようになります。
岐阜公立高校入試(2022)類似
分解者
Q41
森林の土の中などで、落ち葉や動物の死がいを分解する役割を担っている「菌類」と「細菌類」の具体的な生物の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
カビやキノコと、乳酸菌などのバクテリア
分解者のうち、カビやキノコのなかまは菌類に分類され、体が胞子や菌糸からできています。一方で、納豆菌や乳酸菌などは非常に小さな単細胞生物であり、細菌類に分類されます。これらはどちらも有機物を無機物に分解する働きを持っています。
東京公立高校入試(2016)類似
デオキシリボ核酸
Q42
遺伝子とデオキシリボ核酸(DNA)の関係について、その性質と役割を正しく説明しているものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
デオキシリボ核酸は遺伝情報の本体である物質の名称であり、その一部が特定の形質を決定する遺伝子として機能する。
遺伝子は物質的な実体としてはデオキシリボ核酸(DNA)で構成されている。DNAは非常に長い鎖状の構造を持つ高分子化合物であり、その中に含まれる特定の情報を持つ区間が遺伝子として働く。細胞分裂の際にはこのDNAが複製され、正確に受け継がれることで、親と同じ形質が子へと伝わる仕組みになっている。
島根公立高校入試(2021)類似
染色体が観察可能な時期
Q43
細胞分裂の過程を顕微鏡で観察した際、核膜が消失したあとの細胞内における染色体の様子として最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
ひも状に変化した染色体が、細胞の中央付近に現れる
細胞分裂が始まると、核内の物質が凝集してひも状の染色体になります。その後、核膜が消える段階(中期など)では、これらの染色体が細胞の中央付近に集まって並ぶ様子が観察されます。この後、染色体は分かれて細胞の両端へと移動していきます。
神奈川公立高校入試(2025)類似
生態系における分解者
Q44
生態系における「分解者」の働きと、その物質の変化について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生物の死骸や排出物に含まれる有機物を分解してエネルギーを得、二酸化炭素や水などの無機物に戻す。
分解者は、生産者が作り出した有機物や消費者の排出物などを最終的に無機物へと分解する役割を担っています。この過程で分解者は生命活動に必要なエネルギーを得ており、排出された無機物は再び生産者によって利用されるという物質の循環が成り立っています。
宮城公立高校入試(2023)類似
染色体数
Q45
ある生物の1個の細胞の中に、16本の染色体が含まれているとする。この細胞が細胞分裂を行い、複製された染色体が二つのグループに分かれて細胞の両端に移動し、最終的に2つの新しい細胞ができた。このとき、新しくできた1個の細胞に含まれる染色体の数は何本か。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
16本
細胞分裂の過程では、まず核の中にある染色体が複製されて一時的に2倍の状態になり、その後、分裂の終期にかけてそれらが二つのグループに分かれて細胞の両端へ移動する。このようにして二つの新しい細胞に均等に分配されるため、分裂後の細胞に含まれる染色体の数は、元の細胞の数である16本から変化せず、一定に保たれる。したがって、8本(半分)や32本(2倍)になることはない。
静岡公立高校入試(2015)類似
生殖細胞と受精後の染色体数
Q46
生物が親と同じ種類の新しい個体をつくる際、卵や精子などの生殖細胞がつくられます。このとき、生殖細胞に含まれる染色体の数は、親の体細胞に含まれる染色体の数と比べてどのようになっていますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
体細胞に含まれる数の半分である
生物が受精によって子をつくる際、生殖細胞(卵や精子)がつくられる過程で、染色体の数がもとの半分になる特別な細胞分裂が行われます。これにより、次の世代に受け継がれる染色体の数が適切に維持される仕組みになっています。
山口公立高校入試(2025)類似
相同器官
Q47
コウモリの翼やクジラの胸びれのように、現在は形や働きが異なっていても、骨格の基本的なつくりや発生の起源が同じである器官を何というか、名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
相同器官
脊椎動物のからだのつくりを比較したとき、コウモリの翼、クジラの胸びれ、ヒトの腕などは、見かけの形や機能は異なりますが、骨格の基本的な構造や発生の仕方が共通しています。このような器官は、長い時間をかけて共通の祖先からそれぞれ異なる環境に適応して変化した、進化の証拠と考えられています。
秋田公立高校入試(2019)類似
表現型からの親の遺伝子型推定
Q48
丸形の種子をもつ個体Rと、同じく丸形の種子をもつ個体Sを交配させたところ、次世代には丸形としわ形の両方の種子が混在して発生しました。この結果から導き出される、親の遺伝子の組み合わせと、次世代に現れる表現型の比率に関する記述として正しいものを選んでください。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
個体RとSはともにAaであり、次世代の表現型は丸形:しわ形=3:1の比率で現れる
どちらの親も丸形という優性の表現型を示しながら、子に劣性形質であるしわ形(aa)が現れた場合、両方の親が劣性遺伝子aを隠し持っているヘテロ接合(Aa)である必要があります。Aa同士を交配させた場合、遺伝子の組み合わせはAA:Aa:aa=1:2:1の割合で生じ、表現型としては優性の法則によりAAとAaが丸形となるため、丸形としわ形が3:1の理論的な分離比で現れます。
鹿児島公立高校入試(2015)類似
無性生殖の染色体数
Q49
アメーバは、1つの個体が2つに分かれる「分裂」によって仲間を増やします。あるアメーバの親の細胞にある染色体の数が12本であるとき、分裂によって新しくできた子の細胞1つに含まれる染色体の数は何本になりますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
12本
アメーバの分裂は無性生殖の一種であり、親の体細胞分裂と同じ仕組みで新しい個体がつくられます。体細胞分裂では、染色体が複製されたあとに2つの細胞へ均等に分配されるため、子の染色体の数は親の細胞と全く同じになります。したがって、親が12本であれば子も12本となります。
三重公立高校入試(2025)類似
検定交雑による遺伝子の組み合わせの特定
Q50
顕性形質を示しているが、その遺伝子の組み合わせが純系であるかそうでないかが不明な個体に対し、潜性形質の純系個体を掛け合わせることで、不明だった親の遺伝子の組み合わせを特定する手法を何といいますか。また、その手法の目的として適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
検定交雑といい、子に潜性形質の個体が現れるかどうかで、親がヘテロ(Aa)かホモ(AA)かを判断する。
形質が顕性であっても、遺伝子の組み合わせがAAかAaかは外見から判断できません。ここに潜性の純系(aa)を交配させると、親がAaだった場合のみ子にaa(潜性形質)が現れるため、これを利用して親の遺伝子の組み合わせを特定できます。この手法を検定交雑と呼びます。
大阪公立高校入試(2014)類似
無性生殖と遺伝
Q51
アメーバの分裂やジャガイモの芽から新しい個体ができる増え方のように、受精が行われずに新しい個体ができる「無性生殖」において、子に現れる形質について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の染色体(遺伝子)をそのまま受け継ぐため、親と全く同じ形質を示す。
無性生殖では、親の体の一部が分かれて新しい個体となります。この際、親の細胞内にある染色体、およびそこに含まれる遺伝子がそのままコピーされて子に受け継がれるため、子は親と全く同じ形質を持つことになります。
北海道公立高校入試(2021)類似
胚
Q52
被子植物の有性生殖において、受精卵が細胞分裂を繰り返して成長した部分を何というか。この部分は種子の中に形成され、将来植物の個体(根、茎、葉など)になるものである。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
胚
植物の受精卵は、細胞分裂を繰り返すことで「胚」へと成長します。胚は種子の中に含まれており、発芽した後に根、茎、葉といった植物の個体そのものになる重要な部分です。一方で、胚乳は発芽のための養分を蓄える組織であり、胚とは区別されます。
富山公立高校入試(2026)類似
減数分裂
Q53
生物が子孫を残すために卵や精子などの生殖細胞をつくる際、もとの細胞がもつ染色体の数が半分に減少する特別な細胞分裂を何というか。その名称として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞(卵や精子など)がつくられるときには、染色体の数がもとの細胞の半分になる特別な分裂が行われる。これを減数分裂という。これにより、受精して子が誕生した際に、親と同じ染色体数に維持される仕組みとなっている。
山梨公立高校入試(2022)類似
同源器官
Q54
脊椎動物のうでや翼などの同源器官を調べると、それらが共通の祖先から進化したことが推測できます。なぜ、もとは同じであった器官が、現在のように多様な形や働きを持つようになったと考えられますか。その理由として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
それぞれの生物が異なる環境で生活する中で、その環境に適応した形や働きを持つものが生き残り、世代を重ねて変化したため。
生物は長い年月をかけて、周囲の環境に適応するように変化してきました。同源器官は、もともとは同じ構造(起源)を持っていたものが、陸上、水中、空中といった異なる環境での生活に適した形へと進化の過程で枝分かれした結果生じたものです。このように、共通の祖先から多様な種に分かれていくことを適応放散と呼び、進化の基本的な原理の一つとされています。
島根公立高校入試(2022)類似
相同器官
Q55
コウモリのつばさとヒトの腕のように、もともと同じ器官が進化の過程で変化したとされる「相同器官」が存在することは、生物の成り立ちについてどのようなことを示していますか。最も適切な説明を選んでください。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
異なる種類の生物であっても、共通の祖先から進化してきたということ
相同器官は、もともと同じ構造を持っていたものが、それぞれの生活環境に適応して別々の形やはたらきを持つようになったものです。この事実は、現在では全く異なる姿をしている生物同士であっても、過去に共通の祖先を持っていたことを裏付ける重要な進化の証拠となります。一方、鳥のつばさと昆虫の羽のように、起源は異なるが形が似ているものは「相似器官」と呼ばれ、これとは区別されます。
福井公立高校入試(2021)類似
痕跡器官による進化の推測
Q56
クジラは現在、一生を海の中で過ごす水生生物ですが、その体内の筋肉の中には、わずかながら後ろ足の骨が残っている場合があります。この事実から推測されるクジラの進化の過程についての説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
陸上で生活していた四足歩行の哺乳類と共通の祖先を持っており、海中へと生活環境を移したことで後ろ足が退化したことを示している。
クジラの体内に後ろ足の骨が痕跡として残っていることは、その祖先がかつて陸上で四本の足を使って生活していた哺乳類であったことを示唆しています。生活環境が陸上から水中へと変化したことで後ろ足が不要になり、長い年月をかけて退化した結果、現在のような姿になったと考えられます。これは生物が共通の祖先から分かれて進化したことを示す有力な証拠の一つです。
青森公立高校入試(2024)類似
ミカヅキモの分裂
Q57
ミカヅキモが親の体の中央からくびれて二つに分かれる様子を観察したとき、このふえ方の特徴を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親と全く同じ遺伝子(形質)を持つ子ができる
ミカヅキモの分裂は、受精を介さない無性生殖に分類されます。無性生殖では親の細胞がそのまま子に受け継がれるため、特別な場合を除き、子の持つ遺伝子や形質は親と全く同じになります。
三重公立高校入試(2024)類似
植物の根が成長する仕組み
Q58
タマネギの根の成長を顕微鏡で観察したところ、根の先端に近い部分では小さな細胞が密集しており、そこから少し離れた上部の地域では細胞が縦に長く伸びている様子が確認できました。この「細胞が縦に長く伸びている地域」で起きている現象の説明として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂して増えた細胞が、水などを吸収して元の大きさに近づいたりそれ以上に大きくなったりしている。
根の先端にある成長点で分裂したばかりの細胞は非常に小さいですが、その後、根の基部側(上側)へと押し上げられる過程で、周囲から水などを吸収して大きく成長します。この細胞一つひとつが縦に引き伸ばされるような変化が、根を土の奥深くへと押し進める直接的な要因となります。
島根公立高校入試(2025)類似
呼吸
Q59
生態系における炭素の循環において、大気中に二酸化炭素を放出する「呼吸」を行っている生物の範囲として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者、消費者、分解者のすべての生物
呼吸は生命活動に必要なエネルギーを取り出すための仕組みであり、植物(生産者)、動物(消費者)、菌類・細菌類(分解者)のいずれもが行っている。そのため、生態系を構成するすべての生物の箱から大気中の二酸化炭素に向かって、呼吸による炭素の移動経路が存在する。
愛媛公立高校入試(2014)類似
栄養繁殖とクローン
Q60
植物のふやし方には、受粉によって種子をつくる方法と、ジャガイモのいもやオニユリのむかごのように、親の体の一部から直接新しい個体ができる方法があります。後者の「無性生殖」によってふえた新しい個体の性質について、遺伝子の観点から説明したものとして最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の体細胞がもとになって新しい個体ができるため、親と全く同じ遺伝子を持っている。
無性生殖は、雄と雌の生殖細胞の合体(受粉や受精)を伴わない生殖方法です。親の体の一部から直接新しい個体が作られる場合、親の細胞が持つ遺伝情報がそのままコピーされて受け継がれます。そのため、受粉によって両親の遺伝子が組み合わさる有性生殖とは異なり、子は親と同一の遺伝子を持つことになります。
三重公立高校入試(2024)類似
根の成長点における細胞分裂
Q61
タマネギの根の成長を調べるため、根の先端部分を「a」、それより少し上の部分を「b」、さらに上の茎に近い部分を「c」の3つの領域に分けました。それぞれの領域の細胞を顕微鏡で観察したとき、細胞分裂の様子が最も多く観察できる部位として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端部分(a)
根の成長はすべての場所で均等に起こるのではなく、先端付近にある成長点と呼ばれる限られた範囲で細胞分裂が行われます。そのため、顕微鏡で染色体が見えるような分裂途中の細胞を探すには、先端部分(a)の組織を観察する必要があります。bやcの領域は、分裂した後の細胞が大きくなる段階の場所であるため、分裂中の細胞はほとんど見られません。
北海道公立高校入試(2014)類似
体細胞分裂
Q62
体細胞分裂の結果、新しくできた2つの細胞が持つ染色体の数は、分裂前の細胞と比較してどのようになりますか。その理由とともに適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂の前に染色体が複製されて2倍になっているため、分裂後は前と同じ数になる。
体細胞分裂では、細胞が分かれる前に核の中で染色体が正確に複製されます。あらかじめ2倍の量になった染色体が2つの細胞に均等に分配されるため、分裂後の細胞が持つ染色体の数や種類は、分裂前の細胞と全く同じ状態に保たれます。
愛媛公立高校入試(2016)類似
生態系の数量的バランス
Q63
ある生態系において、光合成によって有機物をつくり出す植物、その植物を食べる草食動物、さらにその草食動物を食べる肉食動物が、食物連鎖を通じて数量のバランスを保っています。このピラミッド状の構成において、最下層に位置し、生態系全体の物質を支える役割を持つ生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者
光合成によって無機物から有機物をつくり出す植物などは、生態系において他の生物の食物の基礎となるため「生産者」と呼ばれます。これに対し、生産者が作った有機物を直接または間接的に取り入れる動物などは「消費者」と呼ばれます。
長崎公立高校入試(2024)類似
細菌類
Q64
生態系における物質の循環において、大腸菌などの細菌類が「分解者」として果たしている役割について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物を無機物まで分解し、植物が再び利用できる形にする役割
細菌類は有機物を水や二酸化炭素、肥料分などの無機物にまで完全に分解する。この無機物が再び生産者である植物に吸収されることで、生態系内での物質の循環が成立している。ミミズなどの小動物も分解に関わるが、最終的に無機物まで分解するのは細菌類や菌類といった微生物の重要な働きである。
神奈川公立高校入試(2017)類似
対照実験による原因の特定
Q65
「採取したばかりの土」と「加熱殺菌した土」のそれぞれにデンプンのりを加えて数日間放置した後、それぞれの土にヨウ素液を加えました。その結果、加熱殺菌した土は青紫色に変化しましたが、採取したばかりの土は色の変化が見られませんでした。この結果から、微生物がデンプンに対してどのような働きをしたと考えられますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物がデンプンを分解し、別の物質に変えた
ヨウ素液が青紫色に変化しないということは、そこにデンプンが存在しないことを示しています。加熱殺菌した土ではデンプンが残っていたのに対し、生きた微生物が含まれる土ではデンプンが消失していたことから、微生物がデンプンを分解したと判断できます。生物が酵素などを用いて多糖類を分解する過程には加水分解が含まれますが、この実験の結果は微生物の生命活動による有機物の分解を直接的に示しています。
愛媛公立高校入試(2014)類似
柱頭と胚珠
Q66
植物が受粉した後の変化において、めしべの根元にある「子房」と、その内部にある「胚珠」はそれぞれ別の組織へと成長します。胚珠が変化してできるものの名称として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
種子
被子植物のめしべの構造において、将来的に果実になるのは胚珠を包んでいる「子房」という部分です。これに対して、子房の中に守られるように存在している「胚珠」は、受精後に中身が充実して「種子」へと変化します。このように、胚珠が子房に包まれていることが被子植物の大きな特徴です。
福井公立高校入試(2018)類似
優性形質
Q67
丸い種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせをAAとする)と、しわのある種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせをaaとする)を交配させた。このとき、生まれた子の代の形質と遺伝子の組み合わせについて説明したものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
すべての個体の遺伝子がAaとなり、すべて優性形質である丸い種子になる。
親の代が純系(AAとaa)である場合、減数分裂によって作られる配偶子の遺伝子はそれぞれAとaのみになります。これらが受精してできる子の代の遺伝子の組み合わせはすべてAaとなります。対立遺伝子がヘテロ(Aa)の状態では、優性形質である「丸」の遺伝子の働きが表面に現れるため、すべての個体が丸い種子になります。
静岡公立高校入試(2016)類似
減数分裂
Q68
生殖細胞がつくられる際に染色体の数が半分になる現象は、生物の世代交代において重要な役割を果たしています。受精卵の染色体数が親の体細胞の染色体数と同じに保たれる理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
染色体数が半分になった精子と卵が合体することで、受精卵の染色体数が親と同じになるから
減数分裂によって染色体数が半分になった精子(または花粉の精細胞)と卵(または卵細胞)が受精によって合体することで、染色体数は「半分+半分」で元の数に戻る。この仕組みがあるおかげで、代を重ねても種固有の染色体数が一定に保たれる。これがメンデルの法則における遺伝の規則性を支える基礎的な現象である。
鹿児島公立高校入試(2026)類似
生態系における生物の数量変化
Q69
ある生態系において、植物、その植物を食べる草食動物、さらにその草食動物を食べる肉食動物の数量的なバランスが保たれている。環境の変化によって、食物連鎖の土台となる植物の数量が大幅に減少したとき、その後の生態系における各階層の数量変化として適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
植物を餌とする草食動物の数量が減少し、その影響で肉食動物の数量も減少する
食物連鎖によってつながる生態系では、生産者である植物の数量が減少すると、それを直接の餌としている草食動物(一次消費者)が餌不足により減少する。さらに、草食動物を餌とする肉食動物(二次消費者)も、餌となる個体数が減ることで数量が減少する。このように、ピラミッドの土台となる植物の減少は、連鎖的に上位の動物の数量減少を引き起こす性質がある。
富山公立高校入試(2020)類似
生殖細胞の遺伝子
Q70
丸形の遺伝子をA、しわ形の遺伝子をaとしたとき、丸形の種子をつくる純系の親(AA)から生殖細胞がつくられる過程と、その中にある遺伝子の状態について正しく説明したものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
減数分裂が行われ、対になっている遺伝子が分かれるため、1つの生殖細胞にはAが1つだけ含まれる。
生殖細胞がつくられるときには、染色体の数が半分になる減数分裂が行われます。このとき、分離の法則に従って対になっている遺伝子AAがそれぞれ別々の細胞に振り分けられるため、生殖細胞が持つ遺伝子はAが1つのみとなります。
静岡公立高校入試(2014)類似
外来種が生態系に与える影響
Q71
ある地域に外来種が侵入し、その個体数が急激に増加した場合、その地域の生態系にどのような変化が起こると考えられますか。科学的な観点から最も適切な記述を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
長い年月をかけて保たれてきた生物どうしの数量のつり合いが崩れ、その地域独自の自然環境が失われる。
自然界の生態系は、食う・食われるの関係などを通じて、生物の数量のつり合いが微妙なバランスで保たれています。外来種が侵入して爆発的に増えると、この均衡が破壊され、在来種が絶滅に追い込まれるなど、代わりのきかない自然環境が失われる原因となります。多様性が増すことで安定するケースよりも、短期的・長期的に見てバランスを崩壊させる負の影響の方が極めて大きいのが問題です。
京都公立高校入試(2015)類似
分解者としての微生物
Q72
土の中の微生物が有機物を分解することを確かめる実験において、一方の土を「沸騰(加熱)させてから冷却」して使用するのはなぜか。その理由として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
熱によって微生物を死滅させ、変化が微生物の働きによるものであることを確かめる対照実験にするため
「微生物がいる条件(生の土)」と「微生物がいない条件(加熱した土)」を比較することで、デンプンの分解が「土という物質」そのものの影響ではなく、「生きている微生物」の活動によるものであることを証明できる。このような実験を対照実験と呼ぶ。
高知公立高校入試(2023)類似
分離の法則による生殖細胞の遺伝子
Q73
メンデルが発見した「分離の法則」について、その内容を説明した文として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
減数分裂によって対になっている遺伝子が分かれ、別々の生殖細胞に入ること
分離の法則は、減数分裂時に対の染色体(およびその上の遺伝子)が分かれて別々の細胞に分配される現象を指します。選択肢にある「対立形質のどちらか一方が現れること」は顕性の法則(優性の法則)の説明であり、分離の法則とは区別して理解する必要があります。
三重公立高校入試(2019)類似
分離の法則
Q74
「分離の法則」の原理に基づき、丸い種子(顕性形質)の純系と、しわのある種子(潜性形質)の純系をかけ合わせてできた、すべて丸い種子である「子の代」を自家受粉させます。この結果、得られる「孫の代」で丸としわの比が3:1になる理由として最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
子の代が作る生殖細胞にAとaが1:1で分離し、受精の結果、遺伝子の組み合わせがAA、Aa、aaのものが1:2:1で生じるから。
分離の法則により、子の代(Aa)がつくる生殖細胞にはAとaが1:1の割合で含まれます。これらがランダムに受精すると、孫の代の遺伝子の組み合わせはAA:Aa:aa=1:2:1となります。AAとAaは丸い種子、aaはしわのある種子となるため、表現型として丸:しわ=3:1という分離が起こります。
福岡公立高校入試(2016)類似
受粉
Q75
被子植物のふえ方において、アブラナやツツジなどの花のおしべで作られた花粉が、めしべの先端部分に付着することを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
受粉
おしべのやくで作られた花粉が、めしべの先端にある柱頭に運ばれて付着する現象を「受粉」と呼びます。これに対し、花粉から伸びた花粉管の中の精細胞と、胚珠の中の卵細胞が合体することは「受精」と呼ばれ、受粉とは区別されます。
沖縄公立高校入試(2014)類似
炭素の循環
Q76
土の中に生息する菌類や細菌類などの分解者が、生物の死がいや排出物を分解する過程において、炭素の循環に関して起きている現象として適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
有機物に含まれる炭素が分解され、二酸化炭素として大気中に放出される。
分解者は死がいや排出物に含まれる有機物を分解し、生命活動に必要なエネルギーを得るために「呼吸」を行っています。この過程で、有機物中の炭素は二酸化炭素へと変化し、再び大気中へ戻されます。これにより炭素が絶えず循環する仕組みが維持されています。
埼玉公立高校入試(2015)類似
サワガニ
Q77
環境調査において、サワガニのような特定の生物の有無によって水質を判定する方法は、薬品を使った化学的な調査と比べてどのような利点がありますか。その理由と原理を説明したものとして適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
サワガニは特定の水質でしか生存できないため、長期間にわたるその場所の平均的な水質の状態を反映できるから。
化学的な調査はその瞬間の水質しか測定できませんが、指標生物はその場所で一定期間生活し続けています。サワガニのように「きれいな水」を好む生物がそこに存在し続けているということは、過去から現在に至るまでその場所が良好な水質を保っているという証拠になります。このように、生物の生存条件を利用することで長期的・継続的な環境の状態を捉えることができます。
石川公立高校入試(2018)類似
脊椎動物の出現順序
Q78
脊椎動物の出現順序と、その進化の過程における生活環境の変化について述べたものとして、最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
水中で生活する魚類から、幼生期を水中で過ごす両生類を経て、乾燥に強い卵を産む爬虫類へと進化した。
脊椎動物の進化は、水から陸への適応の歴史である。魚類は水中でのみ生存可能だが、両生類は一生の一部を水中で過ごすことで陸への足がかりを築いた。さらに爬虫類は、殻のある卵を産むことで水辺を離れた陸地での繁殖を可能にした。このように、体の構造や繁殖の方法が段階的に変化しながら、魚類から両生類、爬虫類、そして哺乳類・鳥類へとつながる順序で出現した。
熊本公立高校入試(2024)類似
細胞の伸長
Q79
植物の根や茎が伸びて成長していくとき、細胞にはどのような変化が起きているか。その仕組みとして正しい説明を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細胞分裂によって細胞の数が増え、その後、増えた細胞一つひとつが大きく成長する。
植物の成長は、大きく分けて2つの段階を経て行われます。まず、根や茎の先端付近にある成長点で細胞分裂が盛んに行われ、細胞の数が増えます。次に、その増えた新しい細胞がそれぞれ養分や水分を取り込んで大きく肥大することで、根や茎全体が伸長します。この「数が増えること」と「一つひとつが大きくなること」の両方が合わさることで植物は成長します。
福岡公立高校入試(2019)類似
有性生殖
Q80
有性生殖において、雌の生殖細胞である卵の核と、雄の生殖細胞である精子の核が合体する現象を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
受精
雄の生殖細胞と雌の生殖細胞の核が一つに合体することを受精と呼ぶ。これにより受精卵が形成され、細胞分裂を繰り返すことで新しい個体へと成長していく「発生」の過程が始まる。
山形公立高校入試(2019)類似
遺伝子の組み合わせの比
Q81
中が見えない2つの袋を用意し、それぞれの袋に「遺伝子A」と書かれたボールと「遺伝子a」と書かれたボールを1個ずつ入れます。それぞれの袋からボールを1個ずつ無作為に取り出し、その組み合わせを記録する操作を多数回繰り返したとき、取り出されたボールの組み合わせである遺伝子型「AA」「Aa」「aa」の出現回数の比は、理論上どのような値に最も近くなりますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
AA:Aa:aa = 1:2:1
それぞれの袋から「A」または「a」が取り出される確率は、それぞれ2分の1(50%)です。2つの袋から取り出す組み合わせは、「AとA」「Aとa」「aとA」「aとa」の4通りが等しい確率で起こります。このうち「Aとa」と「aとA」はどちらも同じ遺伝子型の「Aa」としてカウントされるため、全体の比率は1:2:1となります。
山形公立高校入試(2022)類似
染色体の複製
Q82
体細胞分裂において、染色体が複製される理由として最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
分裂によって新しくできた2つの細胞が、もとの細胞と同じ数・同じ質の染色体を持つようにするため
体細胞分裂は、1つの親細胞から、それと全く同じ遺伝情報を持つ2つの娘細胞を作る過程です。分裂の前に染色体を2倍に増やしておくことで、分裂した後にそれぞれの細胞へ同じセットを配ることが可能になり、生命の設計図が正しく維持されます。
群馬公立高校入試(2021)類似
優性
Q83
純系の丸形の種子(遺伝子の組み合わせをAAとする)としわ形の種子(遺伝子の組み合わせをaaとする)をかけ合わせてできた子の代のエンドウについて、その遺伝子の組み合わせと、実際に現れる形質の説明として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
遺伝子の組み合わせはAaとなり、丸形の形質が現れる
純系の親(AAとaa)からは、減数分裂によってそれぞれAとaの遺伝子を持つ生殖細胞が作られます。これらが受精してできる子の代の遺伝子の組み合わせはすべてAaとなります。優性の法則により、優性遺伝子Aと劣性遺伝子aが共存する場合、優性の形質である丸形のみが表現型として現れます。
岡山公立高校入試(2023)類似
ヨウ素液
Q84
植物が光合成によって作り出したデンプンの有無を確認するために用いられる試薬と、デンプンに反応した際の色の変化の組み合わせとして正しいものを選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
ヨウ素液を加え、青紫色に変化する。
デンプンという物質には、ヨウ素液と反応して青紫色に変化する「ヨウ素デンプン反応」という性質があります。これを利用することで、植物の葉にデンプンが含まれているかや、消化液によってデンプンが別の物質に変化したかどうかを確認することができます。
岡山公立高校入試(2017)類似
相同器官
Q85
コウモリの翼、クジラのひれ、ヒトの腕のように、現在は形やはたらきが異なっていても、基本的な骨格のつくりが共通しており、もともとは同じ器官が変化してできたと考えられる器官を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
相同器官
外見や機能が「飛ぶ」「泳ぐ」「持つ」といった目的のために大きく変化していても、骨の配列などの基本構造が共通している器官を相同器官と呼びます。これは、生物が共通の祖先から進化してきたことを示す証拠の一つです。形が似ていても起源が異なる「相似器官」と混同しないよう注意が必要です。
徳島公立高校入試(2023)類似
純系
Q86
生物の形質が親から子へと受け継がれる遺伝の研究において、同じ形質を持つ個体をかけ合わせたとき、代を重ねても常に親と同じ形質が現れる個体やその家系を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
純系
特定の形質に注目したとき、自花受粉や同じ形質を持つ個体同士の交配を繰り返しても、親・子・孫と世代を超えて常に同じ形質のみが現れる個体群を純系と呼びます。メンデルの遺伝の法則の実験においても、親の世代としてこの純系を用いることが、規則性を正しく導き出すための重要な条件となります。
愛媛公立高校入試(2014)類似
間期における染色体の複製
Q87
顕微鏡を用いて細胞分裂を観察したとき、核膜がはっきりとした境界として見えており、染色体がまだ太いひも状の構造として凝縮していない状態の細胞があります。この状態の細胞で起きている現象の説明として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
次の分裂に備えて、核の中で染色体が複製されている。
核膜が消失せず、染色体が凝縮していない状態は「間期」の特徴です。この時期、細胞は一見休んでいるように見えますが、内部では染色体の複製という非常に重要なプロセスが進んでいます。染色体が中央に並ぶ様子や分離する様子は、核膜が消失した後の分裂期に観察される現象です。
京都公立高校入試(2023)類似
組織の解離処理
Q88
タマネギの根の細胞分裂を観察する際、切り取った根の先端を約60℃に温めた希塩酸に数分間浸す操作を行います。このように、希塩酸を用いて組織を「解離」させる処理を行う主な目的として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細胞同士の結合を弱めて分離しやすくし、細胞が重ならず一層に広がるようにするため。
希塩酸で温める処理は「解離」と呼ばれ、植物細胞の細胞壁の間にある物質を分解する働きがあります。これにより細胞同士の結びつきが弱まるため、その後の「押しつぶす」操作によって細胞がバラバラになりやすくなり、顕微鏡で観察した際に細胞が重なり合わずに一層に広がった状態を作ることができます。
埼玉公立高校入試(2019)類似
微生物の働きと熱処理
Q89
土の中に生息する微生物のはたらきを調べる実験において、あらかじめ土を十分に加熱処理する理由として最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
土の中に生息する菌類や細菌類を死滅させ、有機物の分解を止めるため
土の中に存在する微生物は、有機物を分解して生活に必要なエネルギーを得ていますが、高温で加熱されると死滅するという特性があります。実験で土を加熱するのは、微生物による分解が起こらない対照実験用の条件を作るためであり、これにより「有機物の分解が微生物のはたらきによるものであること」を証明することができます。
長野公立高校入試(2021)類似
減数分裂
Q90
生殖細胞がつくられるときに染色体の数が半分になることは、生物が世代を交代していく上でどのような意義があるか。受精の仕組みに関連させて説明したものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
受精によって精子と卵の核が合体したとき、子の染色体の数が親の体細胞と同じ数になるようにするため。
有性生殖では、雄の生殖細胞(精子)と雌の生殖細胞(卵)が受精によって合体します。もし生殖細胞の染色体数が半分になっていないと、受精卵の染色体数は親の2倍になってしまいます。あらかじめ減数分裂によって染色体数を半分(n)にしておくことで、受精(n+n)した際の子の染色体数が親と同じ数(2n)に保たれるという原理があります。
高知公立高校入試(2019)類似
体細胞分裂の順序
Q91
体細胞分裂の様子を観察したとき、染色体が細胞の中央に集まって並んでいる段階の次に観察される現象として、適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
中央に並んだ染色体が分離し、それぞれ細胞の反対側の端に向かって移動する。
細胞分裂の過程で、染色体が中央に並ぶ段階は「中期」と呼ばれます。その直後の段階(後期)では、複製された染色体がそれぞれ切り離され、細胞の両極へと引っ張られるように移動します。この分離が正しく行われることで、新しい2つの細胞に同じ遺伝情報が引き継がれます。
福島公立高校入試(2022)類似
有性生殖における染色体の受け継ぎ
Q92
有性生殖を行う生物において、親の形質が子に伝わる際、染色体はどのような仕組みで受け継がれますか。親の細胞にある対になった染色体の変化に着目して、最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
親の対になった染色体からそれぞれ1本ずつが子に受け継がれ、子の細胞で再び対をつくる。
有性生殖では、減数分裂によって染色体数が半分になった生殖細胞(精子や卵など)が作られます。受精によって父親由来の染色体1本と母親由来の染色体1本が合体することで、子の細胞内では再び染色体がつがい(対)となり、親と同じ数になります。これにより、子は両親の性質を半分ずつ受け継ぐことになります。
福井公立高校入試(2018)類似
遺伝子型の構成比
Q93
丸形の純系のエンドウとしわ形の純系のエンドウを親として掛け合わせてできた雑種第一代を、すべて自家受粉させて雑種第二代の種子を1200個得た。このとき、雑種第二代の中で「丸形の形質を持つ個体数」と「しわ形の形質を持つ個体数」の比として、最も適切な理論値はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
900個:300個
雑種第一代(Aa)の自家受粉によって生じる雑種第二代の遺伝子型の比は、AA:Aa:aa = 1:2:1となる。このうち、優性形質である丸形になるのは遺伝子型がAAとAaの個体であり、その比率は全体の4分の3(1+2=3)を占める。一方、劣性形質であるしわ形になるのはaaの個体のみで、全体の4分の1である。全個体数1200個のうち、丸形は1200 × 3/4 = 900個、しわ形は1200 × 1/4 = 300個となるため、比は900個:300個となる。
愛媛公立高校入試(2025)類似
酢酸オルセイン溶液
Q94
顕微鏡を用いて生物の細胞を観察する際、通常は無色透明で見えにくい「核」や、細胞分裂の際に見られる糸状の「染色体」を赤紫色に染めて、観察しやすくするために用いられる染色液の名称を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
酢酸オルセイン溶液
酢酸オルセイン溶液は、細胞内の核や染色体を赤紫色に染める性質を持つ染色液です。生物の細胞の多くは無色透明であるため、そのままでは構造を詳しく観察することが困難ですが、この溶液で染色を施すことにより、核の形や細胞分裂時の染色体の動きを鮮明に捉えることが可能になります。
神奈川公立高校入試(2017)類似
熱処理による微生物の不活性化
Q95
土の中の微生物の働きを調べる実験において、採取した土の一部を強火で長時間加熱してから使用する手順があります。この操作を行う理由と、加熱後の土の変化について正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
土の中の微生物を死滅させて分解の働きをなくすためであり、土の中の鉱物は加熱しても性質が変わらず安定している性質を利用している。
土の中の分解者の働きを確認する実験では、微生物が生きている土と、加熱によって微生物を死滅させた土を比較します。微生物は加熱により死滅して分解を行わなくなりますが、土に含まれる鉱物は加熱しても安定しており性質が変化しません。これにより、実験結果に違いが出た場合、それが「鉱物の有無」ではなく「微生物(生き物)の働き」によるものであると証明することができます。
山梨公立高校入試(2017)類似
有機物としての炭素の移動
Q96
自然界における物質の循環において、植物などの生産者が光合成によってつくり出した炭素を含む物質は、食べる・食べられるという関係を通じて他の生物へと受け継がれていきます。このように、食物連鎖を通じて炭素が生物の間を移動する際の形態として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
有機物(でんぷんやタンパク質など)
植物は光合成によって無機物である二酸化炭素を取り込み、炭素を含む有機物をつくり出します。この有機物が、食物連鎖を通じて消費者である動物の体内へ取り込まれるため、炭素は有機物の形で生物間を移動することになります。
千葉公立高校入試(2026)類似
生態系における分解者の役割
Q97
生態系において、カビやキノコ、細菌などのように、生物の死がいや排出物に含まれる有機物を、二酸化炭素や水などの無機物に分解してエネルギーを得ている生物のグループを何と呼ぶか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
分解者
生態系における生物は、その役割によって大きく3つに分けられる。自ら有機物をつくり出す植物などの「生産者」、他の生物を食べる「消費者」、そして生物の死がいや排出物を無機物へと分解する「分解者」である。カビや細菌などの微生物は、この分解者の代表的な例である。
高知公立高校入試(2019)類似
根が成長するしくみ
Q98
根の先端から基部にかけての細胞の状態を顕微鏡で観察したとき、その特徴を説明したものとして適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
先端に近いほど細胞分裂中の細胞が多く見られ、基部に近いほど細胞一つ一つのサイズが縦に長くなっている。
根の先端付近(成長点)では、細胞の数を増やすための細胞分裂が盛んに行われているため、分裂中の細胞が多く観察されます。そこから少し離れた基部寄りの場所では、分裂した後の細胞が水分を吸収するなどして縦に長く伸びる「成長」の段階に入るため、一つ一つの細胞が大きくなっている様子が観察できます。
香川公立高校入試(2023)類似
発生の過程
Q99
多細胞生物において、受精卵が細胞分裂を始めてから、自分で食物をとり始める前までの状態にある個体を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
胚
受精卵が分裂を開始してから、自分で餌を食べたり、母体から養分をもらわずに独立して活動できるようになるまでの段階を胚といいます。ヒキガエルの場合、卵の中で体が形作られていく時期の個体がこれに該当します。
北海道公立高校入試(2017)類似
始祖鳥の爬虫類的な特徴(つめ)
Q100
始祖鳥は「鳥類と爬虫類の中間の生物」であると考えられています。その根拠として、爬虫類に見られる特徴を説明したものとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
翼の先に鋭いつめがあり、口の中には歯が生えている。
現在の鳥類には翼(前あし)の先端につめは見られず、口の中に歯もありません。しかし、始祖鳥には爬虫類に見られるような指先のつめや口内の歯、そして長い尾の骨といった特徴が残っています。これに対し、羽毛や翼の存在は鳥類特有の特徴であり、一つの個体にこれらが共存していることが進化の証拠となります。
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工作六角返し
不思議な動きをするおもちゃを作る体験を通して、図形への興味を引き出し、手順通りにやり遂げる集中力と達成感を育む。
・図形センスと空間認識能力・論理的思考力・集中力と手先の器用さ(巧緻性)・探求心と達成感・創造性の向上。
算数分数のかけ算
・分数 × 整数
整数も「1分の~」という分数に変身させれば、あとはいつものかけ算のルールで計算できることを理解する。
・分数 × 帯分数
計算の前に帯分数を仮分数に直す、という大事なひと手間を加えれば、どんなかけ算も解けることを身につける。
・小数 × 分数
小数も分数という同じ仲間に直してしまえば、かけ算のルールが使え、違う種類の数の計算もできるという自信を持つ。
算数分数の割り算
・分数 ÷ 整数
整数を「1分の~」の分数に変身させてからひっくり返し(逆数にし)、かけ算に直して計算する流れを覚える。
・分数 ÷ 分数
「わる数の分母と分子をひっくり返してかける」という、わり算で一番大事なルールを確実にマスターする。
・小数 ÷ 分数
小数も分数に変身させれば、どんなわり算も「ひっくり返してかける」という必殺技で解けることを実感さする。
運営者情報
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|---|---|
| 運営会社 | ARINA partners株式会社 |
| 代表者 | 高橋渉 |
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| 連絡先② | 0568-50-2677 |
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