
【一問一答クイズ】中学3年生物(遺伝・進化・生態系)問題500問(理科)
全国の公立高校入試過去問の類似問題を3,567問準備しました。入試に出る問題は当然テストにでるのでテスト対策にもなります。
📌 この記事でわかること
- ・全国の公立高校入試問題(理科)の中3の範囲で出題された1,415問を分析
- ・中3生物の類似問題を3,567問収録
- ・出題都道府県は47都道府県に及ぶ
- ・各単元の頻出テーマを一問一答で確認しよう!
中3生物のページでは、全国47都道府県の公立高校入試から分析した過去問1,415問を収録しています。これに基づき、類似問題3,567問を作成しました。出題の多い単元トップ5は、遺伝、進化、生態系となっており、これらの単元を中心に学習できます。過去問の徹底的な分析データを用いて、効率的な試験対策ができる構成となっています。
出題範囲:中学3年生の理科学習範囲
中学3年生の理科は、中学理科の集大成として、これまで学んできた知識や技能を統合し、より発展的な内容を探求します。運動とエネルギーの関係、イオンを用いた化学変化、生命の連続性のしくみ、そして広大な宇宙へと、学びのスケールが広がります。また、科学技術と人間社会や自然環境との関わりについても考えを深めます。
1. 物理分野(運動とエネルギー)
物体の運動の規則性や、様々な形態をとるエネルギーとその移り変わりについて学びます。
- 力のつり合いと合成・分解
- 力のつり合い: 複数の力がはたらいても物体が静止または等速直線運動を続ける状態(力のつり合い)について、特に斜面上の物体など、より複雑な場合を扱います。(1年内容の復習・発展)
- 力の合成・分解: 複数の力を1つの力にまとめたり(合成)、1つの力を複数の力に分けたり(分解)する方法を、作図を通して正確に学びます。
- 運動の記録と規則性
- 運動の記録: 記録タイマーを使って物体の運動を記録し、打点の間隔から物体の速さの変化を分析する方法を学びます。
- 速さ: 平均の速さと瞬間の速さの違いを理解し、計算します。
- 等速直線運動: 力がつり合っている場合に物体が一定の速さで一直線上を進む運動(等速直線運動)について学びます。
- 力の働きと運動の変化: 物体にはたらく力がつり合っていない場合に、物体の速さが変化すること(加速・減速)を学びます。特に、一定の力がはたらき続ける場合の運動(等加速度直線運動の導入)について触れます。
- 慣性の法則: 物体が現在の運動状態(静止または等速直線運動)を続けようとする性質(慣性)について学びます。(1年内容の発展)
- 作用・反作用の法則: 物体Aが物体Bに力を加えると、同時に物体Bも物体Aに同じ大きさで反対向きの力を加え返すという作用・反作用の法則を学びます。
- 仕事とエネルギー
- 仕事: 物理学における仕事の定義(力 × 力の向きに移動した距離)を学び、単位J(ジュール)を理解します。物体に力を加えても移動しない場合や、力の向きと垂直に移動した場合は仕事をしたことにならないことを学びます。
- 仕事率: 単位時間あたりにする仕事の大きさ(仕事率)を学び、単位W(ワット)を理解します。(仕事率 = 仕事 ÷ 時間)
- 仕事の原理: 道具(てこ、滑車、斜面など)を使っても、摩擦などがなければ仕事の大きさは変わらないという仕事の原理を学びます。道具を使うと、力を小さくできる代わりに移動距離が大きくなる、またはその逆になることを理解します。
- エネルギー: 仕事をする能力のことをエネルギーといい、仕事と同じ単位J(ジュール)で表されることを学びます。
- 位置エネルギー: 高い場所にある物体が持つエネルギー(位置エネルギー)について、質量と高さの関係(位置エネルギー ∝ 質量 × 高さ)を学びます。
- 運動エネルギー: 運動している物体が持つエネルギー(運動エネルギー)について、質量と速さの関係(運動エネルギー ∝ 質量 × 速さ²)を学びます。
- 力学的エネルギー: 位置エネルギーと運動エネルギーの和を力学的エネルギーといい、摩擦や空気抵抗がなければ、物体の運動中に力学的エネルギーの総量は一定に保たれるという力学的エネルギー保存の法則を学びます(振り子や斜面を転がる球の運動などで確認)。
- エネルギーの変換と保存
- 様々なエネルギー: 電気エネルギー、熱エネルギー、光エネルギー、化学エネルギーなど、様々な形態のエネルギーがあることを学びます。
- エネルギーの変換: エネルギーは、ある形態から別の形態へと移り変わる(エネルギー変換)ことを学びます(例:発電(運動→電気)、モーター(電気→運動)、電熱線(電気→熱))。
- エネルギーの保存: エネルギーは形態が変わるだけで、その総量は常に一定に保たれるというエネルギー保存の法則(熱エネルギーも含めた、より広い意味での保存則)を学びます。
- エネルギー資源: 私たちの生活を支えるエネルギーが、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料や、水力、太陽光、風力、原子力など、様々な資源から得られていることを学びます。
2. 化学分野(化学変化とイオン)
水溶液中での物質のふるまいや、イオンが関わる化学変化について深く学びます。
- 水溶液とイオン
- 電解質と非電解質: 水に溶かしたときに電流が流れる物質(電解質、例:食塩、塩化水素)と、電流が流れない物質(非電解質、例:砂糖、エタノール)を区別します。
- 電離: 電解質が水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる現象(電離)を学びます。
- イオン: 原子が電子を失ったり受け取ったりして電気を帯びた粒子(イオン)について、陽イオン(+)と陰イオン(-)の成り立ち、原子との違いを学びます。
- イオン式: イオンを元素記号と価数(電荷の数と符号)で表した式(イオン式)の書き方を学びます(例:H⁺, Na⁺, Cl⁻, OH⁻, SO₄²⁻ など)。
- 電離の式: 電解質が水中で電離する様子を化学式とイオン式で表す式(電離式)の書き方を学びます(例:HCl → H⁺ + Cl⁻, NaOH → Na⁺ + OH⁻)。
- 酸・アルカリとイオン
- 酸性・アルカリ性(塩基性): 水溶液の性質(酸性、中性、アルカリ性)が、水溶液中のイオンとどのように関係しているかを学びます。
- 酸: 水に溶けて電離し、水素イオン(H⁺)を生じる物質(酸)を学びます(例:塩酸 HCl, 硫酸 H₂SO₄, 酢酸 CH₃COOH)。酸性の性質(すっぱい、BTB溶液を黄色にするなど)の共通の原因が H⁺ であることを理解します。
- アルカリ: 水に溶けて電離し、水酸化物イオン(OH⁻)を生じる物質(アルカリまたは塩基)を学びます(例:水酸化ナトリウム NaOH, 水酸化カリウム KOH, アンモニア NH₃ ※)。アルカリ性の性質(苦い、ぬるぬるする、BTB溶液を青色にするなど)の共通の原因が OH⁻ であることを理解します。 ※アンモニアは水と反応して一部が水酸化物イオンを生じます。
- pH: 酸性・アルカリ性の強さの程度を示すpH(ピーエイチまたはペーハー)について学びます(pH=7が中性、7未満が酸性、7超過がアルカリ性)。
- 指示薬: pHによって色が変化し、水溶液の性質を調べるのに使う指示薬(リトマス紙、BTB溶液、フェノールフタレイン溶液など)の色の変化を学びます。
- 中和と塩
- 中和: 酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせると、たがいの性質を打ち消し合う反応(中和)が起こることを学びます。
- 中和反応: 中和は、酸の水素イオン(H⁺)とアルカリの水酸化物イオン(OH⁻)が結びついて水(H₂O)ができる反応であることを理解します(H⁺ + OH⁻ → H₂O)。
- 塩(えん): 中和反応によって、水のほかにできる物質(酸の陰イオンとアルカリの陽イオンが結びついた化合物)を塩(えん)といいます(例:HCl + NaOH → H₂O + NaCl)。塩には水に溶けるものと溶けにくいものがあります。
- 中和反応の量的関係: 酸とアルカリを過不足なく反応させる実験や計算を通して、中和の量的関係を学びます。
- 化学変化と電池
- 電池のしくみ: 異なる2種類の金属と電解質水溶液を用いて、化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置(化学電池)の基本的な仕組みを学びます。ボルタ電池(亜鉛板と銅板、うすい硫酸)やダニエル電池(亜鉛板と銅板、硫酸亜鉛水溶液と硫酸銅水溶液、セロハン膜など)を例に、正極と負極で起こる化学変化(イオンへのなりやすさの違い、電子の移動)を理解します。
- 電気分解(2年内容の復習・発展)
- 電解質の水溶液に電流を流すと、各電極で化学変化が起こる電気分解について、イオンの移動と関連付けて理解を深めます(例:塩化銅水溶液の電気分解)。陽極では陰イオンが電子を失う(酸化)、陰極では陽イオンが電子を受け取る(還元)反応が起こります。
3. 生物分野(生命の連続性)
生物がどのようにして子孫を残し、親の形質が子に伝わるのか、その仕組みを探求します。
- 細胞分裂と生物の成長
- 体細胞分裂: 生物のからだを構成する細胞(体細胞)が増えるときに行われる細胞分裂(体細胞分裂)の過程を学びます。分裂前に染色体が複製され、分裂によってできた2つの娘細胞に同じ染色体が分配されることを、図や写真で観察します。染色体の本体がDNAであることにも触れます。生物の成長が、細胞分裂による細胞数の増加と、個々の細胞の大きさの増大によって起こることを理解します。
- 減数分裂: 生殖器官で生殖細胞(精子、卵、花粉など)が作られるときに行われる特殊な細胞分裂(減数分裂)について学びます。減数分裂では染色体の数が半分になることを理解します。
- 生物の生殖
- 無性生殖: 親のからだの一部から新しい個体ができる生殖方法(無性生殖)について、分裂(アメーバなど)、出芽(酵母菌、ヒドラなど)、栄養生殖(植物の挿し木、じゃがいもの芽など)の例を学びます。無性生殖でできた子は親と全く同じ遺伝情報を持つことを理解します。
- 有性生殖: 雌雄の生殖細胞が合体(受精)して新しい個体ができる生殖方法(有性生殖)について学びます。動物の受精(卵と精子)、植物の受精(被子植物の花粉管と胚珠)を学びます。有性生殖では、両親から遺伝情報を受け継ぐため、子は両親とは異なる多様な形質を持つ可能性があることを理解します。
- 遺伝の規則性と遺伝子
- 遺伝: 親の持つ形(性質)が子や孫に伝わる現象(遺伝)について学びます。
- 形質: 生物が持つ形や性質(例:エンドウの種子の形、ヒトの血液型)を形質といいます。一つの形質について、対立する関係にあるもの(例:種子の形が丸としわ)を対立形質といいます。
- メンデルの法則: エンドウを用いたメンデルの実験を通して、遺伝の規則性を学びます。
- 優性の法則: 対立形質を持つ純系の親を交配すると、子(雑種第一代)には一方の形質だけが現れること(現れる形質を優性形質、現れない形質を劣性形質)。
- 分離の法則: 子(雑種第一代)を自家受粉させてできる孫(雑種第二代)には、優性形質と劣性形質が一定の比(通常 3:1)で現れること。これは、対になっている遺伝子が減数分裂時に分かれて別々の生殖細胞に入るためであると理解します。
- (発展)独立の法則: 2組以上の対立形質について、それぞれの遺伝子が独立して分離し、受け継がれること。
- 遺伝子: 形質を決定する遺伝情報の単位である遺伝子の概念を学びます。遺伝子は染色体上にあり、対になっていること(対立遺伝子)を理解します。遺伝子型(遺伝子の組み合わせ、例:AA, Aa, aa)と表現型(実際に現れる形質、例:丸、しわ)を区別します。
- 遺伝子の本体(DNA): 遺伝子の本体がDNA(デオキシリボ核酸)という物質であることを学びます。
- 生物の進化(軽く触れる程度)
- 長い年月をかけて生物の形質が変化していくこと(進化)について簡単に触れ、生物の多様性と共通性が進化の結果であることを理解します。
4. 地学分野(地球と宇宙)
私たちが住む地球と、太陽系、そして広大な宇宙の天体の動きや構造について学びます。
- 天体の動きと地球の自転・公転
- 天球: 星空を考える上で便利な、観測者を中心とする仮想的な球(天球)の概念を学びます。
- 太陽と星の日周運動: 太陽や星が1日に東から昇って西に沈むように見える動き(日周運動)が、地球の自転(地軸を中心とした1日1回転の運動)によって起こることを理解します。北の空の星が北極星を中心に反時計回りに回転して見えることも学びます。
- 太陽と星座の年周運動: 太陽が星座の間を1年かけて西から東へ移動するように見える動き(太陽の年周運動)や、同じ時刻に見える星座が季節とともに移り変わっていく動き(星座の年周運動)が、地球の公転(太陽のまわりを1年かけて1周する運動)によって起こることを理解します。
- 季節の変化: 地球が地軸を傾けたまま公転することで、太陽の南中高度や昼の長さが変化し、季節が生じる仕組みを理解します。
- 太陽系と惑星
- 太陽系の天体: 太陽系が、中心にある恒星である太陽と、そのまわりを公転する8つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)、惑星のまわりを公転する衛星、そして小惑星、すい星(彗星)などから構成されていることを学びます。
- 惑星の分類: 惑星を、地球より内側を公転する内惑星(水星、金星)と、外側を公転する外惑星(火星~海王星)に分けたり、地球型惑星(小型で岩石質)と木星型惑星(大型でガスや氷が主成分)に分けたりします。
- 太陽: 太陽が自ら光り輝く恒星であり、表面温度や黒点、プロミネンスなどの活動について学びます。
- 月の動きと見え方
- 月の満ち欠け: 月が地球のまわりを公転することで、太陽、地球、月の位置関係が変わり、地球から見たときに太陽の光が当たっている部分の見え方が変化する(満ち欠け)仕組みを理解します(新月、三日月、上弦の月、満月、下弦の月など)。
- 月の公転と自転: 月の公転周期と自転周期がほぼ同じであるため、地球からは常に同じ面が見えていることを学びます。
- 日食と月食: 日食(太陽が月に隠される現象)と月食(月が地球の影に入る現象)が起こる原理を、太陽、地球、月の位置関係と関連付けて理解します。
- 恒星の世界と宇宙の広がり
- 恒星: 太陽のように自ら光を放つ天体(恒星)について、表面温度によって色が異なること(青白い星ほど高温、赤い星ほど低温)や、見かけの明るさと実際の明るさ(等級)、地球からの距離(光年など)について学びます。
- 銀河系(天の川銀河): 太陽系が属している、多数の恒星が集まった銀河系(天の川銀河)の構造(円盤状、渦巻き構造)について学びます。
- 宇宙の広がり: 銀河系の外にも多数の銀河が存在し、宇宙が非常に広大であることを学びます。
5. その他(科学技術と人間、自然と人間)
これまでの学習を踏まえ、科学技術の進歩が私たちの生活や社会、自然環境にどのような影響を与えているか、また自然とどのように共生していくべきかについて考えます。
- 科学技術の発展とその利用: 情報通信技術(ICT)、バイオテクノロジー(生命科学)、新素材の開発など、現代の科学技術の例とその利便性、社会への影響について学びます。
- エネルギー資源と環境問題: 化石燃料の利用に伴う地球温暖化、酸性雨などの環境問題や、再生可能エネルギー(太陽光、風力など)の利用、原子力発電とその課題などについて学びます。資源の有効利用や省エネルギーの重要性も考えます。
- 自然環境の保全と防災: 生態系のバランス、生物多様性の重要性、環境保全のための取り組みについて学びます。また、地震、火山噴火、気象災害などの自然災害とそのメカニズムを理解し、防災・減災への意識を高めます。
- 持続可能な社会: 環境問題や資源問題などを踏まえ、将来世代にわたって豊かな社会と環境を引き継いでいくための持続可能な開発の考え方に触れます。
中学3年生の理科は、学ぶ範囲が広く内容も深まりますが、これまでの学習内容が有機的に関連し合っています。実験や観察、データ分析などを通して、科学的な思考力、判断力、表現力を総合的に高めていくことが目標となります。高校での学習や、将来社会で活躍するための科学的リテラシーの基礎を築く重要な学年です。
📊 出題傾向サマリー(中3生物)
類似問題数
3,567 問
出題都道府県数
47 都道府県
📍 出題都道府県(全期間)
秋田県山形県山梨県東京都愛媛県大阪府京都府青森県岩手県宮城県愛知県福島県茨城県栃木県千葉県群馬県埼玉県大分県神奈川県岡山県新潟県福井県富山県石川県長野県岐阜県静岡県福岡県三重県滋賀県兵庫県奈良県和歌山県島根県鳥取県広島県山口県長崎県徳島県香川県高知県佐賀県宮崎県鹿児島県沖縄県北海道熊本県
📅 直近3年の出題県
東京都(2026)青森県(2026)福島県(2026)茨城県(2026)栃木県(2026)群馬県(2026)
中3生物の攻略は、遺伝・進化・生態系が鍵です。過去1,415件の分析で、これらは100%の確率で出題されています。東京都や青森、福島、茨城、栃木の2026年度入試でも、この分野の深い理解が合否を分けました。単なる用語の暗記では通用しません。生物が環境に適応する仕組みや、遺伝の法則が働く背景を論理的に理解してください。なぜその現象が起きるのかを説明できる力が、合格への最短ルートです。
目次
【遺伝・進化・生態系】一問一答チェックリスト(全500問)
最終更新日:2026/06/21
📊 遺伝・進化・生態系の頻出テーマランキング
公立高校入試出題データベースより
1
形質の分離比2
染色体数の変化と維持3
生殖のしかた4
遺伝の規則性5
体細胞分裂の過程石川県公立高校入試(2020)類似
無性生殖を行う生物
Q1
受精を必要とせずに、分裂や栄養生殖といった方法で新しい個体をつくる「無性生殖」を行う生物の組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
イソギンチャク、オランダイチゴ、ミカヅキモ
無性生殖は、雌雄の親が関わる受精を行わず、親の体の一部が分かれることで新しい個体をつくる生殖方法です。ミカヅキモなどの単細胞生物が行う「分裂」や、オランダイチゴがほふく茎(ランナー)を伸ばして増える「栄養生殖」、イソギンチャクが行う出芽や分裂などがこれに該当します。一方、メダカやカエルなどは受精を必要とする有性生殖を行う生物です。
岡山県公立高校入試(2017)類似
生息環境への適応
Q2
生物が共通の祖先から分かれて進化した際、それぞれの生息環境で生活するのに都合のよい特徴をもつようになることを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
適応
生物が長い年月をかけて、その環境で生活を営む上で有利な形質を備えるようになる現象を適応と呼びます。これは個体の努力による変化ではなく、世代を重ねる中での遺伝的な変化を指します。
大阪府公立高校入試(2023)類似
菌類
Q3
菌類が、一般的な植物とは異なり、自然界において「分解者」としての役割を担っている理由について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
葉緑体を持たず光合成ができないため、他の有機物を分解してエネルギーを得る必要があるから
菌類は植物と異なり細胞内に葉緑体を持たない。そのため、日光を利用して二酸化炭素と水から養分(有機物)を合成する光合成を行うことができない。生命活動を維持するためには、他の生物の死骸などの有機物を分解し、それを吸収して取り込む必要がある。
山形県公立高校入試(2018)類似
微生物を用いた水処理
Q4
下水処理の工程において、微生物を利用して水を浄化する際に、微生物が分解の対象としている主な物質は何か。最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
汚水に含まれる有機物
微生物は、水質の汚れの主な原因となる有機物を、エサとして摂取・分解する性質を持っている。この生物学的なプロセスによって、水中の汚染物質が除去され、環境に放出できるレベルまで水が浄化される。砂や土などの無機物は沈殿やろ過によって取り除かれる対象であり、微生物による分解の対象ではない。
鹿児島県公立高校入試(2017)類似
分離の法則による配偶子の遺伝子比率
Q5
メンデルが提唱した遺伝の規則性のうち、対になっている遺伝子が減数分裂の際にそれぞれ別々の生殖細胞に入るという法則を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
対立遺伝子が減数分裂によって分かれ、別々の生殖細胞に受け継がれる仕組みを分離の法則と呼びます。これにより、受精によって次世代の遺伝子の組み合わせが規則的に決定されます。
奈良県公立高校入試(2019)類似
生態ピラミッドにおける一時的な数量変動
Q6
生態系における生物の数量関係について、生産者である植物を底辺とし、その上に一次消費者(草食動物)、二次消費者(肉食動物)と、食べる・食べられるの関係に沿って個体数や生物の総重量を積み重ねたとき、上位の消費者ほど数量が少なくなっていく。このような生物間の階層的な数量のバランスを表した名称を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生態ピラミッド
食べる・食べられるという関係において、取り込まれたエネルギーの一部は熱などとして放出されるため、上位の生物になればなるほど、維持できる個体数や総重量は減少していく。この数量的な関係をピラミッド状の図で示したものを生態ピラミッドと呼ぶ。これは生態系のバランスを視覚的に理解するための重要な概念である。
東京都公立高校入試(2025)類似
メンデルの法則と遺伝子の組み合わせ
Q7
丸い種子をつくる純系の遺伝子の組み合わせをAA、しわのある種子をつくる純系の遺伝子の組み合わせをaaとします。これらを親として受粉させて得られた「子の代」の種子をすべて育て、自家受粉させて得られた「孫の代」の種子における、遺伝子の組み合わせ「AA」「Aa」「aa」の比率はどのようになりますか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
AA : Aa : aa = 1 : 2 : 1
親の代(AAとaa)から生まれた子の代の遺伝子組成はすべてAaとなります。この子の代が作る生殖細胞(花粉・卵細胞)には、分離の法則によってAとaが1:1の割合で含まれます。これらが自家受粉によってランダムに組み合わさると、受精卵の遺伝子組成はAAが1、Aa(またはaA)が2、aaが1の割合で生じます。
沖縄県公立高校入試(2019)類似
形質の分離比
Q8
丸形の遺伝子をA、しわ形の遺伝子をaとします。丸形の純系(AA)としわ形の純系(aa)を交配して得られた子(Aa)に対して、潜性形質であるしわ形の純系(aa)を交配させたとき、生まれる次世代の形質の比率はどのようになりますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
丸形:しわ形 = 1:1
ヘテロ接合体である子の代(Aa)が作る生殖細胞はAとaが1:1の比率です。一方で、潜性ホモ接合体であるしわ形の純系(aa)が作る生殖細胞はすべてaとなります。これらが受精してできる次世代の遺伝子の組み合わせは、Aaとしわ形のaaが1:1の比率で生じます。したがって、現れる形質の比率も丸形:しわ形=1:1となります。
大阪府公立高校入試(2024)類似
顕性形質の全出現条件
Q9
顕性形質の純系の個体と、潜性形質の純系の個体を交配して得られた「子」を、さらに自家受粉させて「孫」の代を得た。このとき、孫の代において顕性形質と潜性形質がどのような比率で現れるか、適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
顕性形質:潜性形質 = 3:1
顕性形質の純系(AA)と潜性形質の純系(aa)を交配してできる子の遺伝子型はすべて「Aa」となります。この子(Aa)を自家受粉させると、生殖細胞には「A」と「a」が1:1の割合で分離して入るため、孫の代の遺伝子型の比率は AA:Aa:aa = 1:2:1 となります。このうち、AAとAaは顕性形質として現れ、aaのみが潜性形質として現れるため、表現型の比率は3:1になります。
鹿児島県公立高校入試(2024)類似
分離の法則と遺伝子
Q10
赤色の花を咲かせる個体どうしを掛け合わせたとき、子の中に白色の花を咲かせる個体が現れることがある。この白色のように、対立形質を持つ純系どうしを掛け合わせたときに、子の代では表面に現れてこない方の形質を何というか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
劣性形質
対立形質を持つ純系どうしを交配させた際、子の代で現れる形質を顕性形質(優性形質)、現れない形質を劣性形質(潜性形質)と呼ぶ。赤色の花(Aa)どうしを交配して白色(aa)が生まれるのは、親が隠し持っていた劣性形質の遺伝子が子に受け継がれたためである。
徳島県公立高校入試(2021)類似
両生類の繁殖
Q11
脊椎動物は、子の生まれ方や体の表面の様子などによって5つのグループに分類されます。このうち、カエルやイモリのように、魚類と同様に卵を水中に産み、親になるにつれて生活の場や呼吸の方法を変化させる分類群の名称として最も適切なものを選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
両生類
脊椎動物のうち、カエルやイモリなどの両生類は、魚類と同じように水中に殻のない卵を産むという特徴があります。幼生(おたまじゃくしなど)の時期は水中でえら呼吸を行い、成体になると陸上と水中の両方で生活し、肺や皮膚で呼吸を行うようになります。
福岡県公立高校入試(2018)類似
進化
Q12
生物の集団が、非常に長い時間をかけて多くの世代を重ねる間に、形質が変化していく現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
進化
生物が一生の間で体が大きくなる「成長」や、チョウの幼虫がさなぎを経て成虫になるような「変態」とは異なり、世代を超えて集団全体の性質が変化していくことを進化と呼びます。これは脊椎動物の共通の祖先から、現在の様々な種に分かれた過程を説明する重要な概念です。
愛媛県公立高校入試(2018)類似
細胞分裂の順序
Q13
生物が成長するときに起こる細胞分裂において、染色体が一度細胞の中央に並んでから二手に分かれるという過程を経る理由として、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
複製された遺伝情報を、新しくできる二つの細胞に等しく正確に分けるため。
細胞分裂の前に染色体(遺伝子)は複製されており、分裂が始まるとそれらが中央に並び、均等に引き離されます。これにより、新しくできる二つの細胞が、もとの細胞と同じ内容の遺伝情報を持つことが可能になります。
鹿児島県公立高校入試(2024)類似
有性生殖
Q14
被子植物において、雌の生殖細胞である卵細胞の核と、雄の生殖細胞である精細胞の核が合体して、受精卵をつくることによって新しい個体(子)をつくる生殖の方法を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有性生殖
雌雄の親が関わり、それぞれの生殖細胞の核が合体する「受精」を経て子をつくる方法は有性生殖と呼ばれます。これに対し、受精を行わず、親の体の一部から新しい個体ができる方法は無性生殖と呼ばれ、植物のジャガイモの塊茎などのように体の一部分から増える場合は特に栄養生殖といいます。
千葉県公立高校入試(2017)類似
相同器官
Q15
カエルの前足、コウモリのつばさ、クジラのひれのように、現在は形や働きが異なっていても、骨の組み合わせといった基本的なつくりが同じであるため、もとは同じものであったと考えられる器官を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
相同器官
脊椎動物の前肢のように、生活環境に応じて「跳ねる」「飛ぶ」「泳ぐ」といった異なる機能を果たしていても、骨格の並びなどの根本的な構造が共通している器官を相同器官と呼びます。これは、それらの生物が共通の祖先から枝分かれして進化してきたことを示す重要な証拠となります。
愛知県公立高校入試(2025)類似
潜性形質
Q16
丸形の種子をつくるエンドウの純系と、しわ形の種子をつくるエンドウの純系をかけ合わせたところ、できた子(雑種第一代)の種子はすべて丸形であった。この実験結果から判断できることとして正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
しわ形は潜性形質である
対立形質をもつ純系どうしをかけ合わせたとき、子に現れる形質が顕性形質、現れない形質が潜性形質です。この実験では子がすべて丸形になっていることから、現れなかった「しわ形」が潜性形質であることがわかります。
長崎県公立高校入試(2017)類似
核
Q17
細胞が分裂を開始する過程において、核の内部に見られる染色体はどのように変化するか。その様子を正しく説明したものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
核のまわりのしきりが消え、核の中にあった糸状のものが太く短い紐のような染色体となって現れる
細胞分裂が始まると、それまで核の中に分散していた染色体が凝集し、太く短い紐のような形になって現れる。同時に、核を包んでいた核膜(核のまわりのしきり)が消失することで、染色体が細胞の中央に並ぶなどの移動が可能になる。この変化は、遺伝情報を正確に2つの新しい細胞に分配するために必要な過程である。
千葉県公立高校入試(2019)類似
対立形質
Q18
生物がもつ形や性質のことを「形質」といいます。マツバボタンの花の色において、「赤い花」と「白い花」のように、互いに対をなす形質で、同時に現れることがなくどちらか一方しか現れない形質どうしの関係を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対立形質
生物の個体が持つ特徴を形質と呼びますが、その中でもマツバボタンの赤花と白花のように、対の関係にあり同時に現れることのない形質は対立形質と呼ばれます。遺伝の規則性を考える際、どの形質が対立関係にあるかを把握することは、遺伝子の組み合わせを理解する第一歩となります。
長崎県公立高校入試(2024)類似
細菌類
Q19
生態系における物質の循環において、大腸菌などの細菌類が「分解者」として果たしている役割について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物を無機物まで分解し、植物が再び利用できる形にする役割
細菌類は有機物を水や二酸化炭素、肥料分などの無機物にまで完全に分解する。この無機物が再び生産者である植物に吸収されることで、生態系内での物質の循環が成立している。ミミズなどの小動物も分解に関わるが、最終的に無機物まで分解するのは細菌類や菌類といった微生物の重要な働きである。
福岡県公立高校入試(2025)類似
うすい塩酸の役割
Q20
タマネギの根の先端付近を用いて細胞分裂の様子を観察する際、切り取った根を温めたうすい塩酸に数分間浸す操作を行います。この操作を行う目的として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細胞同士の結びつきを弱め、一粒ずつの細胞を離れやすくするため
植物の細胞同士は、細胞壁の間にある物質によって強く結合しています。うすい塩酸にはこの結びつきを解く働きがあるため、その後の「押しつぶし」の操作によって細胞が重ならず一列に広がりやすくなり、顕微鏡での観察が容易になります。
福井県公立高校入試(2015)類似
メダカの体色遺伝
Q21
純系の黒色のメダカと純系の黄色のメダカを交配したところ、生まれた子世代のメダカはすべて黒色になりました。このように、対照的な形質を持つ純系同士をかけ合わせた際、子世代に現れる方の形質を何と呼びますか。最も適切な用語を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
優性(顕性)の形質
対立形質を持つ純系同士を交配したとき、子世代に現れる方の形質を優性(顕性)、現れない方の形質を劣性(潜性)と呼びます。この問題では、子世代がすべて黒色になっていることから、黒色が優性の形質であることがわかります。
長崎県公立高校入試(2014)類似
精細胞
Q22
被子植物において、受粉した花粉から胚珠に向かって花粉管が伸びる際、その花粉管の中で作られる雄の生殖細胞を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
精細胞
花粉が柱頭に付着すると、胚珠にある卵細胞に向けて花粉管が伸びます。この花粉管の中には、雄の生殖細胞である精細胞が作られます。コケ植物やシダ植物のように水の中を泳いで移動する「精子」とは異なり、被子植物では花粉管の中を移動するため「精細胞」と呼び区別されます。
徳島県公立高校入試(2023)類似
分離の法則
Q23
生物が子をつくる際、親の持つ対になった遺伝子が分かれ、それぞれ別々の生殖細胞に入るという決まりを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
生殖細胞がつくられる減数分裂の過程において、対になっている遺伝子がそれぞれ別の細胞に分かれて入る現象を分離の法則と呼びます。これにより、受精によって子が両親から半分ずつ遺伝子を受け継ぐ仕組みが成り立っています。
沖縄県公立高校入試(2023)類似
生態系の復元
Q24
ある安定した生態系において、植物(生産者)、草食動物(一次消費者)、肉食動物(二次消費者)がピラミッド状の数量関係でつり合いを保って生息している。ここで、一時的な環境の変化によって「草食動物」の数が急激に減少した場合、その後の生態系で見られる変化として正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
肉食動物の数が減り、植物の数が増えることで、やがて元の数量のつり合いに戻る。
食物連鎖において、中間層の草食動物が減少すると、それを餌とする上位の肉食動物は餌不足により減少する。一方で、草食動物に食べられていた下位の植物は、食べられる量が減るため一時的に増加する。このように数量の変化が連動することで、一時的に崩れた均衡は修正され、最終的には元のつり合いのとれた状態に復元される。
長崎県公立高校入試(2019)類似
遺伝子とDNA
Q25
染色体、遺伝子、およびデオキシリボ核酸(DNA)の関係性について説明した文として、最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体は主にタンパク質とDNAから構成されており、そのDNAの中に遺伝子としての情報が含まれている。
細胞の核の中には染色体が存在し、これはタンパク質とデオキシリボ核酸(DNA)からできている。このDNAの特定の配列部分が、形質を決定する情報の単位である「遺伝子」として機能している。
大阪府公立高校入試(2016)類似
成長点
Q26
植物の根が伸長する(伸びる)しくみについて、正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端付近にある成長点で細胞分裂によって細胞の数が増え、さらにその増えた個々の細胞が大きく成長することで根が伸びる。
根の成長は、成長点における細胞分裂によって細胞の数が増えることと、分裂した後の新しい細胞が水などを吸収して大きく縦に伸びるという2つの段階によって行われる。この一連の変化が根の先端付近で連続して起こるため、根は地中深くへと伸びていくことができる。
神奈川県公立高校入試(2024)類似
子の代における遺伝子の継承
Q27
黒色の毛をもつ純系の個体と、茶色の毛をもつ純系の個体を親としてかけ合わせたところ、生まれた子の代の個体はすべて黒色の毛になりました。このときの子の代がもっている遺伝子の状態について説明したものとして、最も適切なものを選びなさい。なお、黒色の毛を優性の形質、茶色の毛を劣性の形質とします。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
黒色の毛の遺伝子と茶色の毛の遺伝子の両方を保持している
純系の親からは、それぞれの形質を決める遺伝子が1種類ずつ子に伝わります。黒色の純系の親(AA)からは黒色の遺伝子(A)が、茶色の純系の親(aa)からは茶色の遺伝子(a)がそれぞれ受け継がれるため、子の代の遺伝子の組み合わせはすべて(Aa)となります。したがって、見た目は優性の形質である黒色であっても、内部には劣性の形質である茶色の遺伝子を保持しています。
青森県公立高校入試(2026)類似
純系
Q28
丸形の種子をつくるエンドウと、しわ形の種子をつくるエンドウを親として、遺伝の法則を調べる実験を行う。このとき、実験の信頼性を高めるために、親となる個体が備えていなければならない条件として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
自家受粉を繰り返しても、代々同じ形質のみが現れる系統であること
遺伝の実験の出発点となる「親」には、何代繰り返しても形質が変わらない「純系」を用いる必要がある。自家受粉によって同じ形質のみが現れることを確認した個体を使用することで、異なる形質をかけ合わせた際に、子に現れる変化が遺伝の規則性によるものであると正しく判断できるようになる。
山梨県公立高校入試(2025)類似
消費者
Q29
自然界における炭素の循環について、植物プランクトンを草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べるという「食物連鎖」の過程で、生物の間を移動していく炭素を含む物質はどのような形をしていますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物
生態系における物質の循環では、生産者が二酸化炭素などの無機物から合成した炭水化物などの有機物が、食物連鎖を通じて草食動物や肉食動物といった消費者の体内へ移動していきます。炭素はこの有機物の構成成分として移動します。なお、呼吸によって放出される場合は二酸化炭素の形をとります。
茨城県公立高校入試(2020)類似
無性生殖の遺伝的特徴
Q30
受精を行わず、親の体の一部から新しい個体をつくる「無性生殖」において、子に受け継がれる遺伝子と形質の特徴について正しく述べているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
体細胞分裂によって新しい個体ができるため、親と子は全く同じ遺伝子を持ち、形質も同じになる。
無性生殖では受精が行われず、体細胞分裂によって親の体から直接新しい個体がつくられます。体細胞分裂は、元の細胞が持つ遺伝子を正確に複製して分ける仕組みであるため、子は親と全く同じ遺伝子を持つことになります。その結果、生物に現れる特徴である形質も、親と子は全く同じになります。
富山県公立高校入試(2015)類似
発生
Q31
多細胞生物において、受精卵が細胞分裂を繰り返し、親と同じような形や仕組みの体が完成して、自分自身で食物をとることができる個体になるまでの全行程を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生
受精卵という1つの細胞から、分裂を繰り返して複雑な組織や器官を持つ個体へと作り上げられていく一連の流れは「発生」と呼ばれる。個体が大きくなる「成長」や、子が親に似た姿に変わる「変態」とは、定義の範囲が異なる。
兵庫県公立高校入試(2024)類似
顕性形質と潜性形質
Q32
メダカの体色において、黒色は黄色に対して顕性であることがわかっている。ここで、黒色の純系のメダカと、黄色の純系のメダカを親としてかけ合わせた場合、生まれてくる子の体色はどのようになると考えられるか。理由とともに適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
すべて黒色になる。子には顕性形質のみが現れるから。
顕性形質である黒色の遺伝子をA、潜性形質である黄色の遺伝子をaとすると、純系の親の遺伝子型はそれぞれAAとaaになります。これらから作られる生殖細胞(Aとa)が受精してできる子の遺伝子型はすべてAaとなり、顕性形質である黒色のみが体色として現れます。
東京都公立高校入試(2014)類似
雑種第二代における顕性個体の遺伝子型比率
Q33
エンドウの種子の形について、丸形の純系と、しわ形の純系を交配してできた雑種第一代(F1)はすべて丸形となりました。このF1を自家受粉させて得られた雑種第二代(F2)では、丸形の種子としわ形の種子の両方の形質をもつ個体があらわれました。このF2のうち、顕性形質である「丸形」の種子をもつ個体群の中に注目したとき、純系の親と同じ「ホモ接合」の遺伝子型をもつ個体数と、雑種第一代と同じ「ヘテロ接合」の遺伝子型をもつ個体数の比率はどのようになりますか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
1:2
雑種第一代の遺伝子型をAaとすると、これを自家受粉させてできる雑種第二代の遺伝子型の比率は、ホモ接合の顕性(AA)、ヘテロ接合(Aa)、ホモ接合の潜性(aa)の順に 1:2:1 となります。このうち、顕性形質(丸形)を示すのは「AA」と「Aa」の個体です。したがって、顕性形質を示す個体群の内部における遺伝子型の比率は、AA(ホモ接合):Aa(ヘテロ接合)= 1:2 と計算されます。
愛知県公立高校入試(2025)類似
純系の交配による形質の安定
Q34
エンドウの種子の形には「丸形」と「しわ形」の対立形質があります。形質の伝わり方を調べる実験において、交配させた親と同じ形質のみが子に現れる組み合わせとして、適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
丸形の純系同士を交配させた場合、および、しわ形同士を交配させた場合
同じ形質をもつ純系同士を交配させると、子は親と同じ遺伝子の組み合わせを受け継ぐため、常に親と同じ形質を示します。また、潜性形質(しわ形)は遺伝子が揃ったときのみ現れる性質であるため、しわ形同士の交配では常に親と同じしわ形の子が生まれます。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
シソチョウの身体的特徴
Q35
シソチョウの全身骨格の化石を観察すると、現在の鳥類と共通する特徴と、トカゲなどのハチュウ類と共通する特徴の両方が確認できます。シソチョウが持つ「ハチュウ類的な特徴」と「鳥類的な特徴」の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
ハチュウ類の特徴として顎に歯があり、鳥類の特徴として翼に羽毛がある
シソチョウの頭部には現在の鳥類にはない鋭い歯があり、これはハチュウ類に見られる特徴です。一方で、前あしが発達した翼には羽毛が生えており、これは現在の鳥類と共通する特徴です。このように、長い尾の骨や爪のある指といったハチュウ類の特徴と、羽毛や翼といった鳥類の特徴を同時に持っていることが、進化の中間段階である根拠とされています。
三重県公立高校入試(2018)類似
分解者
Q36
生態系における物質の循環において、分解者が有機物を無機物に分解する過程で放出され、再び生産者である植物が光合成などに利用できる形になる物質として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成の原料として再利用される二酸化炭素
分解者は有機物を分解する過程で、二酸化炭素などの無機物を環境中に放出します。この二酸化炭素は、生産者である植物が光合成を行う際の原料として再び取り込まれ、炭素が循環する重要な仕組みを支えています。分解者がいなければ、有機物は堆積し続け、植物が利用できる無機物が不足してしまいます。
鹿児島県公立高校入試(2014)類似
指標生物(きれいな水)
Q37
水の中に生息する生物の種類を調べることで、その場所の水の汚れの程度を判定することができます。このように、環境の状態を知る目安となる生物のことを何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
指標生物
環境の汚染度合いや性質を反映して生息する生物は指標生物と呼ばれます。ヒラタカゲロウやウズムシといった特定の生物の有無を調べることで、専門的な機械による分析を行わなくても、その場所の水質環境を推定することが可能です。
長崎県公立高校入試(2023)類似
潜性形質
Q38
エンドウの種子の形において、丸いものとしわのあるもののように、互いに対をなす形質のことを対立形質といいます。丸い種子をつくる純系としわのある種子をつくる純系を掛け合わせたとき、子(子世代)には現れず、孫(孫世代)になって再び現れる方の形質を何といいますか。その名称として正しいものを次のうちから選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
潜性形質
対立形質を持つ純系どうしを掛け合わせた際、子世代の表現型として表面に現れる方の形質を顕性形質、現れない方の形質を潜性形質と呼びます。潜性形質の遺伝子は子世代にも受け継がれていますが、顕性形質の遺伝子と共存する場合、形質としては現れません。孫世代において遺伝子の組み合わせが潜性形質どうしになったときに、再び形質として現れることになります。
岡山県公立高校入試(2018)類似
生態系
Q39
生態系における「生物」と「非生物的環境」の関係について、非生物的環境が生物に影響を及ぼしている具体的な例として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
日照時間が変化することで、植物の開花時期が決定される
非生物的環境(光、温度、水など)が生物に働きかけることを作用といいます。日照時間という非生物的な要因が植物の開花に影響を与える現象がこれに当たります。他の選択肢は、すべて生物が非生物的環境に影響を及ぼす「環境形成作用」の例です。
滋賀県公立高校入試(2019)類似
分解者
Q40
生態系において、生物の死骸や排出物などの有機物を、呼吸などの生命活動を通じて二酸化炭素や水などの無機物にまで変化させるはたらきを持つ生物を何と呼ぶか、最も適切な名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
分解者
生物の死骸や排出物に含まれる有機物を、呼吸によって二酸化炭素や水といった無機物にまで分解する性質を持つ生物を分解者と呼ぶ。これには主にカビやキノコなどの菌類、乳酸菌などの細菌類が該当し、自然界における物質の循環において重要な役割を果たしている。
兵庫県公立高校入試(2015)類似
花粉管
Q41
被子植物の受精の仕組みにおいて、花粉管が胚珠に到達した後の変化と、その名称の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
精細胞が卵細胞と合体して受精卵となり、胚珠全体は将来「種子」になる。
花粉管によって運ばれた精細胞が卵細胞と合体することを「受精」という。受精が行われると、受精卵は細胞分裂を繰り返して「胚」になり、胚珠全体は「種子」へと変化する。また、胚珠を包んでいる子房は、将来「果実」へと成長する。このプロセスにより、植物は次世代の命を保存し、分布を広げることが可能になる。
茨城県公立高校入試(2019)類似
受精卵の染色体数
Q42
生物の有性生殖において、精子や卵などの生殖細胞が作られる際、染色体の数は元の細胞の半分になります。このようにしてできた精子と卵が受精して受精卵となったとき、受精卵に含まれる染色体の数は、親の体細胞の染色体数と比較してどのようになりますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の体細胞と同じ数になる
生殖細胞である精子や卵は、減数分裂という特殊な分裂によって染色体数が親の体細胞の半分になっています。受精によってこれらが合体することで、受精卵の染色体数は「半分+半分」で再び親の体細胞と同じ数に戻ります。この仕組みにより、代を重ねても種固有の染色体数が一定に保たれます。
兵庫県公立高校入試(2023)類似
微生物の殺菌と対照実験
Q43
デンプンを混ぜた寒天培地に、土の上澄み液をそのまま入れたものと、土の上澄み液をガスバーナーで十分に沸騰させてから入れたものの2つの条件を用意しました。数日後、それぞれの培地にヨウ素液を加えて反応を確かめました。この実験において、一方の上澄み液を沸騰させた目的として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
上澄み液に含まれる微生物を熱によって殺菌するため
土の中には多くの微生物が存在しており、これらは熱によって死滅する性質を持っています。沸騰させる操作は、微生物を殺菌して「微生物がいない状態」を意図的に作り出すために行われます。これにより、変化の原因が微生物によるものかどうかを比較することが可能になります。
石川県公立高校入試(2019)類似
塩酸処理の目的
Q44
根の先端から3mmの部分を切り取り、1mmずつ3つの領域に分けて塩酸で処理した後、それぞれをスライドガラスにのせて染色し、ろ紙をかぶせた上から親指で強く押しつぶして観察しました。この「押しつぶす」操作と「塩酸処理」の組み合わせによって得られる利点として、正しい説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
塩酸で組織が柔らかくなっているため、圧力をかけることで細胞が重ならないように広げられる
塩酸処理によって細胞同士を固定している物質が溶けた状態(組織が解離した状態)になっているため、上から垂直に圧力をかけることで、厚みのある組織を薄く1層の細胞集団に展開することができます。細胞が重なっていると光が透過しにくく、個々の細胞の分裂段階を判別することが困難なため、観察を容易にするために不可欠な手順です。
北海道公立高校入試(2019)類似
食物連鎖
Q45
生物の間で行われる、ある生物が別の生物を「食べる」ことでエネルギーを受け渡し、それに対して別の生物に「食べられる」という一連のつながりを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
食物連鎖
生物同士の「食べる・食べられる」という直線的なつながりを食物連鎖と呼びます。複数の食物連鎖が複雑に絡み合い、網の目のようになっている状態を食物網と呼ぶため、混同しないよう注意が必要です。
愛知県公立高校入試(2025)類似
花粉管
Q46
被子植物において、受粉が起こった後に花粉がめしべの柱頭から胚珠に向かって伸ばす、精細胞を運ぶための細い管を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管
花粉がめしべの柱頭に付着する「受粉」が行われると、花粉から胚珠に向かって細い管が伸び始めます。これを花粉管と呼び、その中を通って精細胞が卵細胞のもとへと運ばれます。道管や師管は植物の体内で水や養分を運ぶための組織であり、受粉の過程で伸びるものではありません。
大阪府公立高校入試(2016)類似
減数分裂
Q47
ある生物の体細胞にある染色体の数が24本であるとき、この生物の減数分裂によってつくられた精子1つに含まれる染色体の数は何本ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
12本
減数分裂によってつくられる生殖細胞(精子や卵)に含まれる染色体の数は、もとの体細胞の半分になるという規則性があります。したがって、体細胞が24本であれば、その半分である12本となります。
愛知県公立高校入試(2021)類似
根の成長の仕組み
Q48
植物の根が成長して伸びていく仕組みについて、「細胞」という言葉を用いて正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端付近で細胞分裂が起こって細胞の数が増え、その後、増えた細胞が大きく成長することで伸びる。
植物の成長は、細胞分裂によって「細胞の数が増えること」と、分裂したあとの「細胞一つひとつが大きく成長すること」の2つのステップによって成り立っています。特に根においては、先端の成長点で数が増え、その少し後ろ側で細胞が伸長することで、根全体が土の中へと伸びていきます。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
遺伝の分離比(3対1)
Q49
丸い種子をつくる純系のエンドウと、しわのある種子をつくる純系のエンドウをかけ合わせてできた子の代(雑種第一代)は、すべて丸い種子となりました。この子の代の個体を自家受粉させて孫の代(雑種第二代)を得たとき、丸い種子としわのある種子の両方が特定の割合で現れる現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離比
減数分裂の際に、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入ることで、孫の代に異なる形質が分かれて現れます。このとき現れる形質の比率を分離比と呼びます。この現象の根本には「分離の法則」があります。
福井県公立高校入試(2019)類似
生物量のつり合いの回復
Q50
植物、草食動物、肉食動物が一定のバランスを保っている生態系において、ある時、一時的な要因で草食動物が激減しました。この変化の直後に起こる、植物と肉食動物の数量の変化として適切な組み合わせを選んでください。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
植物が増加し、肉食動物が減少する
草食動物が減少すると、草食動物に食べられていた植物の消費が減るため、植物の数量は増加します。一方で、草食動物を餌としていた肉食動物は、餌が不足するため数量が減少します。このように、一つの種の変化が食物連鎖を通じて他の種に影響を及ぼします。
神奈川県公立高校入試(2020)類似
栄養生殖における遺伝的同一性
Q51
あるオランダイチゴの個体Aから、地面を這うように茎がのびて個体Bが根付き、さらにその個体Bから同様に茎がのびて個体Cが形成されました。このようにして増えた個体Aと個体Cの細胞を比較したときの説明として、科学的に正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
個体Cは個体Aの体細胞分裂の繰り返しによってできたものであるため、染色体の数も遺伝子も個体Aと同じである
オランダイチゴの茎がのびて次々と新しい個体ができる現象は、受精を介さない無性生殖です。この過程では減数分裂は行われず、すべて体細胞分裂によって成長するため、何代を経ても最初の親にあたる個体Aと、新しくできた個体Bや個体Cの細胞に含まれる染色体の数、および遺伝子の内容はすべて同一に保たれます。
愛知県公立高校入試(2016)類似
種子と果実の形成
Q52
被子植物の受精卵が、将来の植物の体となる「胚」へと成長していく際に行われる細胞分裂の種類と、その特徴の説明として正しい組み合わせはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
体細胞分裂が行われ、分裂後の各細胞の染色体の数は、もとの細胞と同じである
受精卵が胚へと成長する過程では、細胞の数を増やして体を形作るために「体細胞分裂」が繰り返されます。体細胞分裂では、分裂後の新しい細胞に含まれる染色体の数は、分裂前の細胞と変わりません。減数分裂は、花粉や卵細胞などの生殖細胞をつくる際に行われる特別な分裂であり、受精後の成長過程で行われるものではありません。
静岡県公立高校入試(2018)類似
生殖細胞
Q53
生物の染色体の数が、代を重ねても親と同じ一定の数に保たれるのはなぜか。その仕組みとして正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精に関わる細胞がつくられる際に減数分裂が起こり、染色体の数が半分になった状態で受精が行われるため。
生殖細胞が形成されるときには、染色体の数が半分になる「減数分裂」という特別な細胞分裂が行われる。この染色体数が半分になった精子と卵が「受精」によって合体することで、子の細胞(受精卵)の染色体数は親の体細胞と同じ数に戻る。このサイクルにより、世代を超えて染色体数は一定に維持される。
岡山県公立高校入試(2017)類似
生息環境への適応
Q54
空を飛ぶコウモリのつばさ、水中を泳ぐクジラのひれ、道具を使うヒトの腕は、いずれも共通の祖先の前肢が変化したものと考えられています。これらの動物が、それぞれ異なる前肢の形状をもつようになった理由として最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
それぞれの生息環境で生活するのに、より有利な特徴をもつ個体が生き残りやすかったから。
それぞれの生息環境において、生存や繁殖に有利な特徴(空中での移動に適した翼や、水中での移動に適したひれなど)をもつ個体が生き残り、その形質が子孫に伝わることで、環境に最適化された形状へと変化しました。これを生息環境への適応といいます。
静岡県公立高校入試(2026)類似
デオキシリボ核酸
Q55
細胞、核、染色体、遺伝子、およびデオキシリボ核酸(DNA)の関係性について説明したものとして、最も適切な記述はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞の核内にある染色体は、主にタンパク質とDNAからなり、DNAの特定の部分が遺伝子として働く。
生物の体を作る細胞の「核」の中には、紐状の「染色体」が収められています。染色体は主にタンパク質と「デオキシリボ核酸(DNA)」から構成されており、このDNAの鎖の中に、特定の形質を決定する領域である「遺伝子」が並んでいます。したがって、DNAは遺伝情報の記録媒体としての役割を果たしています。
石川県公立高校入試(2023)類似
生殖細胞の染色体数
Q56
有性生殖を行う生物において、親が持つ体細胞の染色体数を「2n」としたとき、受精によって誕生した子の体細胞の染色体数も「2n」となります。代を重ねても染色体の数が親と同じ一定の数に保たれるのはどのような仕組みによるものですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生殖細胞がつくられるときに染色体数が半分になり、受精によってそれらが合体するため
生物の種ごとに染色体の数は決まっており、世代を超えてその数を一定に保つ必要があります。減数分裂によって染色体数が半分になった生殖細胞(精子と卵)が受精し、それらが合体して一つの受精卵になることで、子の染色体数は親の体細胞と同じ数(n + n = 2n)に復活します。この仕組みによって、種固有の染色体数が維持されています。
兵庫県公立高校入試(2021)類似
孫の代における遺伝子型の分離比
Q57
遺伝子型がAaである個体を自家受粉させて孫の代をつくる際、減数分裂によって対になった遺伝子がそれぞれ別々の生殖細胞に入ることを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
生殖細胞がつくられる過程(減数分裂)において、対になっている1対の遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入る現象は「分離の法則」と呼ばれます。これにより、遺伝子型Aaの個体からは、遺伝子Aを持つ生殖細胞と遺伝子aを持つ生殖細胞が同じ割合で形成されます。
大阪府公立高校入試(2016)類似
自家受粉による形質の分離比
Q58
エンドウの種子の形には、丸いもの(優性形質)としわのあるもの(劣性形質)があります。丸い種子をつくるエンドウのある個体を自家受粉させたところ、得られた次世代の種子800個のうち、約200個にしわがありました。この親の個体の遺伝子型と、この結果から判断できる遺伝の法則性の説明として適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の遺伝子型はAaであり、自家受粉によって優性形質と劣性形質が3:1の比率で分離する。
得られた種子の比率を確認すると、丸:しわ = (800-200):200 = 600:200 = 3:1 となっています。自家受粉によって形質が3:1の比率で現れるのは、親の遺伝子型がヘテロ接合(Aa)である場合です。このように、減数分裂によって対になる遺伝子が分かれて別の生殖細胞に入り、受精によって再び組み合わさることで形質が分かれて現れることを分離の法則と呼びます。
千葉県公立高校入試(2016)類似
減数分裂と染色体数
Q59
生物がふえるとき、精子や卵などの生殖細胞がつくられる過程で行われる特別な細胞分裂を何といいますか。この分裂では、新しくできた細胞に含まれる染色体の数が、もとの体細胞の半分になります。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞がつくられる際には、受精して親と同じ染色体数に戻ることを前提として、あらかじめ染色体の数を半分にする過程が必要です。この特別な分裂を減数分裂と呼び、これによって世代間で染色体数が一定に保たれます。
島根県公立高校入試(2019)類似
自家受粉による形質の分離比
Q60
丸い種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせAA)と、しわのある種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせaa)をかけ合わせてできた「子の代」は、すべて丸い種子(遺伝子の組み合わせAa)となりました。この「子の代」の個体を自家受粉させて「孫の代」をつくったとき、孫の代全体の中で、親にあたる「子の代」と全く同じ遺伝子の組み合わせを持つ個体は何パーセント含まれると推測されますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
50パーセント
遺伝子の組み合わせがAaである個体を自家受粉させると、生殖細胞(花粉と卵細胞)にはAとaが1:1の割合で含まれます。これらがランダムに受精すると、孫の代の遺伝子の組み合わせは AA:Aa:aa = 1:2:1 の比率で出現します。このうち、親である子の代と同じ「遺伝子の組み合わせ(Aa)」を持つ個体は全体の4分の2(2分の1)となるため、50パーセントが正答となります。形質の比である3:1や、顕性形質の割合である75パーセントと混同しないよう注意が必要です。
愛媛県公立高校入試(2022)類似
光合成による炭素の取り込み
Q61
自然界における炭素の循環において、植物が大気中の二酸化炭素を取り込み、体内で有機物をつくり出す過程の説明として、科学的に最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光エネルギーを利用して、無機物から有機物を合成し、炭素を生物界へ取り込む過程である。
植物などの生産者は、太陽の光エネルギーを利用して無機物である二酸化炭素から有機物を合成する。これが炭素の循環における「取り込み」の段階であり、これによって炭素が食物連鎖を通じて他の生物へと受け渡される。対照的に、呼吸や分解の過程は有機物を無機物に変えて大気中に戻す働きであるため、取り込みの過程とは区別される。
群馬県公立高校入試(2026)類似
捕食者と被食者の相互作用
Q62
日本の山林において、植物を食べるウサギと、そのウサギを食べるキツネが、安定した食物連鎖を形成しているとします。ここで、捕食者であるキツネの個体数が一時的に増加したとき、この生態系で起こる現象の説明として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
被食者であるウサギの個体数が捕食によって減少するため、結果としてキツネの増加も抑えられる。
捕食者であるキツネが増えると、被食者であるウサギへの捕食圧が高まり、ウサギの個体数は減少します。餌となるウサギが少なくなると、キツネは個体数を維持できなくなるため、最終的にキツネの数も減少します。このように、捕食と被食の相互作用によって、特定の種だけが増え続けることなく個体数調節が行われます。
福岡県公立高校入試(2016)類似
受粉
Q63
花のつくりを観察したとき、受粉が行われる場所として適切な部位はどこですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
めしべの先端にある柱頭
めしべは先端の「柱頭」、柱頭を支える「花柱」、根もとのふくらんだ「子房」から構成されています。受粉はこのうち、最も外側に露出しており花粉を受け取りやすい構造になっている「柱頭」で行われます。
茨城県公立高校入試(2023)類似
バイオマス発電の燃料
Q64
バイオマス発電の仕組みや特徴について述べた文として、正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
燃料を燃やした熱を利用して蒸気を発生させ、タービンを回転させて発電する。
バイオマス発電は、燃料を直接燃焼させたり、発酵させて発生したガスを燃焼させたりすることで熱エネルギーを得る。その熱で水を沸騰させて蒸気を作り、その勢いでタービンを回して発電機を動かす仕組みである。燃料を燃焼させる点では火力発電と共通しているが、化石燃料ではなく再生可能エネルギーである生物資源を用いる点が異なる。
岐阜県公立高校入試(2015)類似
自家受粉における遺伝子の組み合わせ
Q65
対立遺伝子の組み合わせがAaである個体を自家受粉させて1200個の種子が得られたとき、分離の法則に基づくと、親と同じ「Aa」という遺伝子型を持つ個体は理論上およそ何個になると考えられますか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
600個
遺伝子型がAaの親から作られる生殖細胞はAとaが1:1の比率であり、自家受粉による受精の結果、子に現れる遺伝子型の比率はAA:Aa:aa=1:2:1となります。全体を4としたとき、Aaはそのうちの2(半分)を占めることになるため、1200個の半分である600個が親と同じ遺伝子型を持つと計算されます。
鹿児島県公立高校入試(2025)類似
脊椎動物の共通の祖先
Q66
魚類から始まり、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類へとつながる脊椎動物の進化の道筋について、系統樹の考え方を用いた説明として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
すべての脊椎動物は、時間をかけて共通の祖先から枝分かれするように進化してきた。
進化の過程を時間軸に沿って表すと、まず魚類が共通の祖先から分かれ、その後、陸上生活に適応した両生類、爬虫類といった順に新しい系統が分岐していく様子がわかります。これは特定の種が別の種へ直接入れ替わるのではなく、共通の祖先から多様な種が枝分かれ(分岐)して現在の姿になったことを示しています。
滋賀県公立高校入試(2022)類似
染色体の観察
Q67
細胞分裂における染色体の変化と観察される様子について、正しい原理を説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂が始まると核の中からひも状の染色体が現れ、遺伝情報を分配する準備を整える
細胞分裂は、1つの細胞が2つの細胞に分かれる現象です。この際、親の細胞が持つ遺伝情報を新しい細胞へ正確に受け継ぐ必要があります。そのため、分裂が始まる段階で核の中にあった遺伝情報を含む物質がひも状の染色体としてまとまり、観察可能な状態になります。分裂が進むとこれらが分かれ、新しい2つの核へと引き継がれていきます。
富山県公立高校入試(2024)類似
分離の法則による次世代の表現型比率
Q68
遺伝子組成がAaである雑種第一代の丸形のエンドウを自家受粉させて雑種第二代を得る実験において、生殖細胞の受精の組み合わせとその結果生じる表現型の関係について述べた文として、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生殖細胞の組み合わせはAA、Aa、aA、aaの4通りが等しい確率で生じ、遺伝子Aが1つでも含まれると表現型は丸形になる。
分離の法則により、親(Aa)が作る生殖細胞にはAとaが1:1の割合で含まれる。これらがランダムに受精すると、子の遺伝子組成はAA、Aa、aA、aaがそれぞれ25%ずつの確率で成立する。このうち、顕性形質である丸形の遺伝子Aを少なくとも1つ持つAA、Aa、aAの3つのグループがすべて「丸形」の表現型を示すため、丸形としわ形の分離比は3:1となる。
和歌山県公立高校入試(2024)類似
胚の発生段階
Q69
受精卵が細胞分裂を開始してから、胞胚(ほうはい)になるまでの期間における「胚全体の大きさ」と「細胞1つあたりの大きさ」の変化について説明したものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
胚全体の大きさは受精卵とほぼ変わらず、細胞1つあたりの大きさは小さくなっていく。
発生の初期段階における細胞分裂(卵割)では、分裂した細胞が成長する時間を取らずに次の分裂が行われる。そのため、受精卵という1つの大きな細胞が細かく分割されていくことになり、胚全体の大きさは受精卵のときとほとんど変わらないが、分裂が進むほど細胞1つあたりのサイズは小さくなっていく。
静岡県公立高校入試(2023)類似
有性生殖における形質の伝わり方
Q70
有性生殖において、雄の精子と雌の卵(卵細胞)が合体して受精卵ができる過程を何というか。また、この受精卵が成長して子になるとき、親の持つ特徴(形質)を伝える役割を担っている、核の中にある紐状の物質を何というか。適切な組み合わせを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精と染色体
有性生殖では、精子と卵が合体する「受精」という現象を経て新しい個体が作られる。この際、親の持つ形質(形や性質)を子に伝える情報は、核の中に含まれる「染色体」によって運ばれるため、受精を通じて両方の親の染色体が子へと受け継がれることになる。
山梨県公立高校入試(2017)類似
微生物によるデンプンの分解
Q71
デンプン溶液を入れた2つのビーカーを用意し、一方は土の採取液をそのまま入れ、もう一方は土の採取液を十分に沸騰させてから入れ、どちらもふたをして一定の温度で保管しました。数日後、沸騰させていない方の液にヨウ素液を加えても色の変化が見られなかったのに対し、沸騰させた方の液は青紫色に変化しました。この実験において、土の採取液を沸騰させた目的として最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
土の中に含まれる微生物を死滅させ、その働きをなくすため
加熱処理を施すことで土壌中の微生物を死滅させることができます。この操作により、デンプンの消失が「微生物の働き」によるものなのか、それとも「温度や時間経過などの物理的要因」によるものなのかを比較・判断するための対照実験を行うことができます。加熱した方のビーカーでデンプンが残っていたことは、デンプンの分解に微生物の生命活動が関与していることを示しています。
愛知県公立高校入試(2025)類似
潜性形質
Q72
対立形質をもつエンドウの純系どうしをかけ合わせたとき、子(雑種第一代)には現れず、孫の代で再び現れることがある方の形質を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
潜性形質
エンドウの種子の「丸形」と「しわ形」のように、対立形質をもつ純系どうしをかけ合わせた際、子では一方の形質のみが現れます。このとき、子に現れる形質を顕性形質、現れない方の形質を潜性形質と呼びます。かつては優性・劣性と呼ばれていましたが、現在は潜性という用語が用いられます。
岡山県公立高校入試(2021)類似
生態系における生物の役割
Q73
森林の生態系における物質の循環を考えたとき、シイタケなどの菌類や細菌類は、植物の枯れ葉や動物の死がいなどの有機物を無機物に分解するはたらきをしています。このような役割を持つ生物の分類として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物を無機物にする分解者
シイタケは植物のように見えますが、光合成を行わないため生産者ではありません。死がいや排出物に含まれる有機物を呼吸によって二酸化炭素や水などの無機物に分解し、エネルギーを得る役割を担っているため、分解者に分類されます。
高知県公立高校入試(2023)類似
減数分裂
Q74
減数分裂という仕組みが存在することで、生物の世代交代においてどのような利点があるか。受精の仕組みと染色体の数に注目して説明したものとして、最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体の数を半分にすることで、受精して合体したときに、子の染色体数が親と同じ数になるようにしている。
有性生殖では雄と雌の生殖細胞が合体(受精)して新しい個体ができる。もし生殖細胞の染色体数が親の細胞と同じままであれば、受精のたびに染色体数が倍増してしまう。減数分裂によってあらかじめ染色体数を半分にしておくことで、受精後も種固有の染色体数を維持することができる。
新潟県公立高校入試(2025)類似
ショ糖水溶液による花粉管の伸長
Q75
ショ糖水溶液を用いた実験で観察される、花粉管が伸長する生物学的な目的として、最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉の中にある精細胞を、子房の胚珠の中にある卵細胞まで運ぶための通路とするため。
花粉管は、受粉した地点である柱頭から、受精の場である胚珠まで、精細胞を送り届けるための「道」を作る役割を担っています。被子植物は受粉後にこの管を伸ばすことで、胚珠内の卵細胞に確実に精細胞を到達させ、受精を成立させます。実験で用いるショ糖水溶液は、この生体内の化学的なシグナルを模倣したものです。
静岡県公立高校入試(2021)類似
根の成長点
Q76
植物の根の先端付近にあり、細胞分裂が盛んに行われることで根が伸びるもとになる部分を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
成長点
根の先端から少し内側に入った部分には、細胞分裂が活発に行われる成長点が存在します。ここで新しい細胞が次々と作られることにより、植物の根は伸長していきます。先端の最外部は根冠という組織で保護されていますが、細胞分裂が盛んなのはそのすぐ内側の領域です。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
劣性の遺伝子の組み合わせ
Q77
エンドウの種子の形において、丸形を現す遺伝子をA、しわ形を現す遺伝子をaとします。しわ形のような形質は、対立形質のうち一方の遺伝子のみでは現れず、特定の遺伝子が2つそろったときにのみ現れます。このような遺伝子の構成を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
劣性の遺伝子の組み合わせ
劣性の形質は、対立する形質のうち、その遺伝子を2つ持ったときにのみ現れるという性質があります。一方、顕性の形質は、その遺伝子を1つ持っているだけで現れます。したがって、劣性の形質が表現されている個体は、必ず同じ劣性遺伝子を2つ持った組み合わせになっています。
静岡県公立高校入試(2018)類似
体細胞分裂
Q78
受精卵が成長して胚になり、さらに個体へと育つ過程で行われる、元の細胞と同じ遺伝情報を持つ細胞を作る分裂を何というか、その名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
体細胞分裂
生物が成長する際に細胞の数を増やすために行われる分裂を体細胞分裂と呼びます。この分裂では、あらかじめ複製された染色体が均等に分配されるため、分裂後の細胞は元の細胞と全く同じ染色体数、および同じ遺伝情報を持つことになります。
愛媛県公立高校入試(2020)類似
菌類と細菌類の分類
Q79
森林の土の中などで、生物の死骸や排出物などの有機物を分解している微生物の名称とその分類の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
カビは菌類であり、大腸菌などの細菌類とともに分解者として働く。
微生物の中でも、有機物を無機物に分解するものは分解者と呼ばれます。このうち、カビは菌類、大腸菌は細菌類にそれぞれ分類されます。これらは自ら有機物をつくり出す生産者でも、他の生物を捕食する消費者でもなく、有機物の分解過程で放出されるエネルギーを利用して生活しています。
山形県公立高校入試(2023)類似
無性生殖における形質の遺伝
Q80
植物のジャガイモが、種子(しゅし)による受粉ではなく、親の「いも」から芽を出して増えるような無性生殖において、子が親と全く同じ形質を持つようになる理由として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精を行わず、親の体細胞が分裂して増えることで、親と同じ遺伝子が子に引き継がれるため
無性生殖は、受精卵をつくることなく親の体の一部から新しい個体が生じる増え方です。親の体細胞が分裂して新しい個体になるため、親の細胞内にある遺伝子が正確にコピーされて子に伝わります。遺伝情報の組み合わせが変化しないため、形質も親と同一の状態が保たれます。
広島県公立高校入試(2026)類似
植物の根の成長の仕組み
Q81
タマネギの根を顕微鏡で観察したとき、根の先端に非常に近い部分と、そこから少し離れた根の元に近い部分の細胞の様子の違いについて述べたものとして正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端に近い部分は一つ一つの細胞のサイズが小さく分裂の跡が見られるが、元に近い部分は細胞が縦に長く伸びている。
根の先端部分は新しい細胞が作られる場所であるため、まだ成長していない小さな細胞が密集しており、染色体が見えるような細胞分裂中の細胞が多く観察されます。そこから少し離れた根の元に近い部分では、分裂によって作られた細胞が成長して縦に長くなっているため、細胞の数は増えませんが一つ一つの細胞のサイズが大きくなっています。
鹿児島県公立高校入試(2022)類似
遺伝子の組み合わせと形質
Q82
エンドウの種子の形において、丸い形(顕性)の遺伝子をA、しわのある形(潜性)の遺伝子をaとします。このとき、成長した個体が「丸い種子」をつくる可能性のある遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)をすべて挙げたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
AAとAa
顕性形質は、顕性遺伝子を1つでも持っていれば現れます。したがって、顕性遺伝子が2つ揃ったホモ接合(AA)だけでなく、顕性遺伝子と潜性遺伝子が1つずつ組み合わさったヘテロ接合(Aa)の場合も、顕性形質である丸い形が現れます。
大阪府公立高校入試(2024)類似
分離の法則による遺伝子の割合
Q83
生物が子をつくる際、細胞分裂の一種である減数分裂が行われます。このとき、対になっている1対の遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入るという決まりを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
生殖細胞がつくられるときに、対になっている遺伝子がそれぞれ別の細胞に分かれる現象を分離の法則と呼びます。この法則があるため、ヘテロ接合(Aa)の個体から顕性(A)と潜性(a)の両方の遺伝子が次世代へ受け継がれ、子世代において特定の割合で形質が分離して現れることになります。
山梨県公立高校入試(2018)類似
対立形質
Q84
エンドウの種子の形(丸・しわ)について、遺伝の仕組みを説明した文章として、用語の使い方が正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
エンドウの種子の形における丸としわのように、互いに同時に現れることがない一対の形質を対立形質という。
遺伝学において、一つの形質に注目したときに見られる、互いに排他的なバリエーション(丸としわ、赤花と白花など)を「対立形質」と定義します。子に現れない方の形質は「劣性(潜性)形質」、遺伝子が分かれることは「分離の法則」、代々同じ形質が現れることは「純系」を指すため、対立形質の定義として正しいのは、一対の形質が同時に現れないことを説明した選択肢となります。
島根県公立高校入試(2023)類似
菌類の呼吸と二酸化炭素の放出
Q85
試験管の中にシイタケを入れ、一方は強い光が当たる場所に、もう一方は光が全く当たらない暗い場所に数時間置きました。その後、それぞれの試験管に石灰水を加えてよく振ったとき、どのような変化が観察されますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
光の有無に関わらず、どちらの試験管の石灰水も白く濁る
菌類は葉緑体を持っていないため、光が当たっても光合成を行いません。そのため、光の有無に関わらず常に呼吸のみを行い、二酸化炭素を放出し続けます。石灰水は二酸化炭素と反応して白く濁る性質があるため、どちらの条件でも同様の結果が得られます。
富山県公立高校入試(2018)類似
劣性の形質
Q86
丸い種子をつくる純系のエンドウと、しわのある種子をつくる純系のエンドウを交配させたところ、得られた子の代の種子はすべて丸い種子であった。この実験結果から導き出される「しわのある種子」という形質の性質について述べたものとして、最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
しわの形質は潜性であり、子の代では丸い形質のみが表現として現れている。
対立形質である「丸」と「しわ」の純系を掛け合わせたとき、子の代ですべて「丸」になったことから、丸が顕性、しわが潜性の形質であると判断できる。潜性の形質は子の代では隠れているだけで、遺伝子そのものは受け継がれている。
富山県公立高校入試(2018)類似
優性の形質
Q87
エンドウの種子の「丸形」と「しわ形」のように、どちらか一方しか現れない対照的な形質のペアを対立形質といいます。対立形質をもつ純系の親どうしをかけ合わせたとき、子の代において表面に現れる方の形質を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
優性の形質(顕性形質)
対立形質をもつ純系の親をかけ合わせた場合、子の代では一方の形質のみが表面に現れます。このとき現れる方の形質を優性の形質(顕性形質)と呼び、現れない方の形質を劣性の形質(潜性形質)と呼びます。
福井県公立高校入試(2015)類似
生物量のピラミッド
Q88
自然界の生態系において、生物どうしの「食べる・食べられる」というつながりを食物連鎖といいます。この食物連鎖における生物の個体数や総重量の関係について、正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
光合成を行う生産者が最も多く、食物連鎖の上位の消費者になるほど少なくなっていく。
生態系において、光合成によって有機物をつくり出す生産者は、ピラミッドの最も下の層を支える存在であり、その数量や総重量が最大となります。生産者が蓄えたエネルギーの一部が消費者に渡っていく過程で、上位の階層(一次消費者、二次消費者など)へ進むほど、維持できる生物の総量は段階的に減少していきます。これを生物量のピラミッドと呼びます。
富山県公立高校入試(2015)類似
無性生殖における形質の継承
Q89
ジャガイモのいもから芽が出て新しい個体ができるような、受精を行わずに子をつくる無性生殖において、子の形質が親の形質と全く同じになるのはなぜですか。その理由として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
親の形質を決定する染色体が、変化せずにそのまま子に受けつがれるから。
無性生殖では、親の細胞が分裂してそのまま新しい個体となります。この過程で、生物の形や性質である「形質」を決定する「染色体」が、変化することなく正確にコピーされて子に受けつがれるため、親と子は全く同じ形質を持つようになります。受精を伴う有性生殖とは異なり、減数分裂による遺伝子の組み合わせの変化が起こらないことが、形質が固定される理由です。
長崎県公立高校入試(2022)類似
塩酸による細胞の解離
Q90
植物の根の先端の細胞分裂を観察する際、切り取った根を温めたうすい塩酸に数分間浸す操作を行います。この操作の目的として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細胞同士を結びつけている物質を溶かし、細胞を一つひとつ離れやすくするため
植物の組織は細胞同士がたがいに密着していますが、うすい塩酸で処理をすると細胞間にある物質が溶けます。これにより、後の工程でカバーガラスの上から押し広げた際に、細胞が重なり合わずに一列に並びやすくなります。この処理を「解離」と呼びます。
徳島県公立高校入試(2023)類似
分離の法則
Q91
遺伝の仕組みを確かめるモデル実験として、白い碁石が2個入った袋と、黒い碁石が2個入った袋を用意し、それぞれの袋から無作為に1個ずつ碁石を取り出す操作を行いました。このとき、「袋から碁石を1個取り出す」という操作は、実際の生物におけるどのような過程を表現していますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
減数分裂によって生殖細胞がつくられる過程
袋の中にある2個の碁石は対になっている遺伝子を表しており、そこから1個を取り出す操作は、減数分裂によって対の遺伝子が分かれて1つの生殖細胞に入ることを模しています。これは分離の法則を再現した実験手順です。
香川県公立高校入試(2023)類似
有性生殖
Q92
ヒキガエルなどの両生類では、水辺で雌が放出した卵に雄が精子をかけ、受精が行われます。この受精によってできた一つの細胞が、細胞分裂を繰り返して親と同じ形になっていく過程を何といいますか。また、その受精直後の細胞を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
過程を「発生」といい、受精直後の細胞を「受精卵」という
精子の核と卵の核が合体することを「受精」といい、受精によって新しくできた細胞を「受精卵」といいます。受精卵が細胞分裂を繰り返し、自分自身で食物をとり始めるまでの過程を「発生」と呼びます。途中の段階にある細胞の集まりは「胚」と呼ばれます。
兵庫県公立高校入試(2023)類似
花粉管の伸長と精細胞の移動
Q93
めしべの柱頭に花粉が付着したあと、受精が行われるまでの過程を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
花粉から花粉管が伸び、その中を精細胞が移動して、胚珠内の卵細胞に到達する。
受粉が起こると、花粉からめしべの組織を通って胚珠へと向かう花粉管が伸びる。精細胞はこの花粉管の中を通って運ばれ、胚珠の中にある卵細胞と結びつくことで受精が行われる。精細胞が管の外を移動したり、花粉そのものが移動したりすることはないため、この仕組みによって確実に精細胞が卵細胞へ届けられる。
静岡県公立高校入試(2020)類似
食物連鎖
Q94
自然界の生態系において、植物、草食動物、肉食動物のように、生物の間で見られる「食べる・食べられる」という一連のつながりを何と呼ぶか、最も適切な名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
食物連鎖
生物どうしの「食べる・食べられる」という直接的な関係のつながりは食物連鎖と呼ばれる。これが網の目のように複雑に組み合わさったものは食物網と呼ばれ、区別される。この関係を通じて、生態系内ではエネルギーが移動していくことになる。
熊本県公立高校入試(2024)類似
DNA
Q95
染色体、遺伝子、DNA(デオキシリボ核酸)の3つの関係性について正しく説明しているものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
染色体という構造の中にDNAという物質が含まれており、DNAの中に遺伝子という情報の単位が存在する
染色体はDNAとタンパク質でできています。DNAは遺伝情報の本体である化学物質そのものを指し、そのDNAの鎖の中で、特定の形質(性質や形)を決める情報の役割を果たしている部分を遺伝子と呼びます。したがって、包含関係としては「染色体 > DNA > 遺伝子」という階層構造になります。
兵庫県公立高校入試(2023)類似
土壌生物の食物連鎖と有機物の推移
Q96
森林の地表付近には落ち葉の層があり、そこでは多くの生物が関わり合って生活しています。土壌内における生物の役割と有機物の変化について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地表に近い層ほど未分解の有機物が豊富であり、地中深く進むにつれて微生物の数と有機物の量はともに減少する
土壌内では、地表に供給される落ち葉を起点とした食物連鎖が形成されています。ダンゴムシやミミズなどの小動物が落ち葉を食べ、それをムカデなどの肉食の小動物が食べるという関係があります。地表に近い層には供給されたばかりの落ち葉などの有機物が豊富に存在するため、それを分解してエネルギーを得る微生物の活動も活発です。しかし、地中深く進むにつれて供給される有機物の量が少なくなるため、それに伴って微生物の数も減少していくのが一般的な傾向です。
愛媛県公立高校入試(2016)類似
被子植物の受精
Q97
アブラナのように外側から「がく」「花弁」「雄しべ」、そして中心に「雌しべ」を持つ被子植物において、受粉が成立してから受精に至るまでの過程を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
柱頭に付いた花粉から花粉管が伸び、その中を精細胞が胚珠に向かって移動する
受粉が成立すると、柱頭に付着した花粉から花粉管と呼ばれる細い管が伸びる。この花粉管は雌しべのスタイルを通って、子房の中にある胚珠に向かって成長していく。精細胞はこの管の中を通って運ばれるため、自ら泳ぐ必要がなく、陸上生活に適した受精の仕組みとなっている。
長野県公立高校入試(2026)類似
酢酸オルセイン溶液
Q98
タマネギの根の先端付近を用いて、細胞分裂の様子を顕微鏡で観察する実験を行いました。このとき、細胞内にある無色透明に近い核や、分裂時に現れるひも状の構造を赤紫色に染め、観察しやすくするために用いられる染色液の名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酢酸オルセイン溶液
細胞分裂の観察において、細胞内の核や染色体はそのままでは無色透明に近く、顕微鏡では確認しづらいという特徴があります。これらを赤紫色に染めて視認性を高めるために、酢酸オルセイン溶液や酢酸カーミン溶液といった染色液が使用されます。
長野県公立高校入試(2017)類似
体細胞分裂
Q99
植物の根の先端付近など、細胞分裂が盛んな部分を顕微鏡で観察した際に見られる染色体の動きについて、正しい順序で説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
核の中に紐のような染色体が現れ、それらが細胞の中央に並んだあと、分かれて細胞の両端へと移動する。
体細胞分裂が始まると、核の中に紐状の染色体が現れます。これらの染色体は細胞の中央に一列に並んだあと、均等に分かれて細胞の両端(反対側)へと移動を始めます。その後、両端に移動した染色体の周りに新しい核の膜ができ、細胞質が仕切られることで2つの新しい細胞が完成します。
京都府公立高校入試(2021)類似
爬虫類の出現年代
Q100
セキツイ動物の進化の過程において、陸上での生活にいっそう適応し、今から約3億年前から出現したとされる、トカゲやカメなどが含まれる動物のグループ名を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
爬虫類
セキツイ動物は、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類・鳥類の順に出現したと考えられています。約4億年前に魚類、約3億5千万年前に両生類が現れた後、約3億年前に出現したのが爬虫類です。爬虫類は乾燥に強い鱗や、殻のある卵を持つことで、陸上生活への適応を確実なものにしました。
山梨県公立高校入試(2018)類似
選別された個体群の自家受粉による形質比
Q101
エンドウの種子の形について、丸い種子(顕性)としわのある種子(潜性)の純系をかけ合わせて得られた「子の代」の種子をすべて育て、自家受粉させたところ、「孫の代」では丸い種子としわのある種子が3:1の割合で得られた。この「孫の代」の種子のうち、しわのある種子をすべて取り除き、残った丸い種子だけをすべてまいて育て、それぞれを自家受粉させた。このとき、得られた次世代の種子における「丸い種子」と「しわのある種子」の個体数の比として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
5:1
孫の代(F2)で丸い種子(顕性形質)を持つ個体には、遺伝子の組み合わせが純系の「AA」と、潜性遺伝子を持つ「Aa」が1:2の割合で含まれている。これを選別して自家受粉させた場合、AAの個体(全体の1/3)からはすべて丸い種子が生じ、Aaの個体(全体の2/3)からは丸としわが3:1の割合で生じる。全体での比率を計算すると、丸い種子は「1/3 + (2/3 × 3/4) = 5/6」、しわのある種子は「2/3 × 1/4 = 1/6」となり、その比は5:1となる。
福井県公立高校入試(2018)類似
分離の法則
Q102
丸い種子をつくる純系のエンドウと、しわのある種子をつくる純系のエンドウを掛け合わせてできた、遺伝子の組み合わせが「Aa」である個体を自家受粉させます。このとき、この個体(Aa)が減数分裂によってつくる生殖細胞について、遺伝子「A」を持つ生殖細胞と「a」を持つ生殖細胞の数の比はどうなりますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
1:1
分離の法則に基づくと、遺伝子の組み合わせがAaである個体が減数分裂を行って生殖細胞をつくる際、対になっている遺伝子Aとaは必ず分かれて別々の生殖細胞に入ります。その結果、遺伝子Aを含む生殖細胞と遺伝子aを含む生殖細胞は、理論上まったく同じ数ずつ作られるため、その比は1:1となります。
大阪府公立高校入試(2016)類似
胚の細胞分裂と時間
Q103
カエルの受精卵が卵割を行う際、胚を構成する細胞の数は、1回の分裂ごとにどのように変化していきますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2倍ずつ増える
卵割は細胞が2つに分かれる体細胞分裂の一種であるため、1回の分裂によって細胞の数は2倍になります。1個の受精卵が1回分裂すると2個、2回分裂すると4個、3回分裂すると8個というように、指数関数的に細胞数が増加していきます。
岐阜県公立高校入試(2022)類似
微生物による分解作用
Q104
自然界では、土の中に生息する微生物が、枯れ葉や動物の死骸などの有機物を分解して別の物質に変化させています。この微生物による分解の過程と、その生態系における意義について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
有機物を二酸化炭素や水などの無機物にまで分解し、物質を循環させる。
微生物は「分解者」としての役割を担っており、デンプンやタンパク質といった有機物を、二酸化炭素や水などの無機物へと分解します。この働きによって、生物の遺骸などが土壌に還元され、再び植物が利用できる形となって自然界を循環します。
茨城県公立高校入試(2017)類似
有性生殖における遺伝子の組み合わせ
Q105
ある植物において、丸い種子をつくる純系の個体(遺伝子の組み合わせをAAとする)と、しわのある種子をつくる純系の個体(遺伝子の組み合わせをaaとする)を交配させて子を作りました。このとき、受精によってできた子の遺伝子の組み合わせと、実際に現れる形質の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
遺伝子の組み合わせはAaであり、優性の法則によりすべて丸い種子になる。
純系の親(AA)からは「A」を持つ生殖細胞のみが、もう一方の純系の親(aa)からは「a」を持つ生殖細胞のみが作られる。これらが受精してできる子の遺伝子の組み合わせはすべて「Aa」となる。対になる遺伝子が異なる場合、一方の形質(優性形質)だけが表面に現れる「優性の法則」により、この場合の子はすべて丸い種子となる。
三重県公立高校入試(2025)類似
検定交雑による遺伝子の組み合わせの特定
Q106
エンドウの種子の形には「丸形」と「しわ形」があり、丸形が顕性形質、しわ形が潜性形質です。遺伝子の組み合わせがわからない丸形の種子をつくる個体に、潜性形質の純系であるしわ形の種子をつくる個体を掛け合わせたところ、得られた子には丸形の種子としわ形の種子がほぼ同じ数ずつ現れました。このとき、最初に用いた「遺伝子の組み合わせがわからない丸形の種子をつくる個体」の遺伝子の組み合わせとして適切なものはどれですか。ただし、丸形の遺伝子をA、しわ形の遺伝子をaとします。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
Aa
潜性形質の純系(aa)を掛け合わせたとき、子にしわ形(aa)が現れるためには、もう一方の親も潜性の遺伝子(a)を少なくとも1つ持っていなければなりません。もし親がAAであれば、子はすべてAa(丸形)になりますが、親がAaであれば、子にはAa(丸形)とaa(しわ形)が1:1の割合で現れるため、今回の結果と一致します。
愛媛県公立高校入試(2022)類似
分解者
Q107
生態系において、カビやキノコなどの仲間である菌類や、納豆菌や乳酸菌などの仲間である細菌類は、生物の死骸や排出物に含まれる有機物を無機物に分解する役割を担っています。このような役割を持つ生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
分解者
生態系において、植物などの生産者が作り出した有機物は、食物連鎖を通じて動物(消費者)へと移動します。これらの生物の死骸や排出物に含まれる有機物を、最終的に二酸化炭素や水などの無機物にまで分解し、自然界へ戻す役割を担う生物を分解者と呼びます。これには主に菌類や細菌類が含まれます。
神奈川県公立高校入試(2015)類似
子の形質に基づく親の遺伝子型の推定
Q108
遺伝の規則性において、子の形質から親の遺伝子型を推定する原理について述べたものとして、最も適切なものはどれか、選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
潜性形質の子が生まれた場合、その両親は必ずどちらも潜性遺伝子を保持している。
対立遺伝子のうち、潜性形質が表現型として現れるためには、潜性遺伝子が対(ホモ接合)になっている必要があります。子は遺伝子の半分を父親から、もう半分を母親から受け継ぐため、子が潜性形質を示すということは、両親がそれぞれ少なくとも一つは潜性遺伝子を持っていることを意味します。一方で、優性形質の子が生まれた場合にわかるのは、少なくともどちらか一方の親が優性遺伝子を保持しているということまでです。
千葉県公立高校入試(2019)類似
減数分裂
Q109
生物の生殖において、精子や卵などの生殖細胞がつくられるときに行われる、染色体の数がもとの体細胞の半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
減数分裂
生殖細胞がつくられる際には、染色体の数がもとの体細胞の半分になる「減数分裂」という特別な分裂が行われます。これにより、受精によって親と同じ染色体の数を持つ子ができる仕組みが保たれています。
北海道公立高校入試(2017)類似
生態系における有機物の移動
Q110
生態系における物質の循環について、生産者、消費者、分解者の役割を説明した次の記述のうち、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
生産者が合成した有機物は、消費者や分解者の呼吸、および分解者の働きによって、最終的に二酸化炭素などの無機物として大気中に戻る。
生産者によってつくられた有機物は、食物連鎖を通じて各段階の生物に移動します。それぞれの生物は呼吸を行うことで有機物を分解し、二酸化炭素を放出します。また、生物の死骸や排出物に含まれる有機物は、菌類・細菌類などの分解者によって分解され、最終的に二酸化炭素などの無機物となって大気中へ戻り、再び生産者に利用されるという循環を繰り返します。
広島県公立高校入試(2025)類似
細胞分裂の順序
Q111
植物細胞が細胞分裂を行う際、分裂の最終段階において動物細胞には見られない植物特有の変化はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
細胞の中央付近に新しい仕切りとなる細胞壁が作られる。
動物細胞には細胞壁がないため、細胞膜が外側から内側へくびれることで分裂しますが、植物細胞は硬い細胞壁を持つためくびれることができません。そのため、細胞の中央付近に新しい仕切り(細胞壁のもと)を作ることで、2つの細胞に分かれます。
鹿児島県公立高校入試(2022)類似
ハイギョの特徴
Q112
魚類から両生類への進化の過程を示す証拠とされる「ハイギョ」という生物の特徴について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
えらだけでなく、空気中から酸素を取り入れるための肺も持っている
ハイギョは、通常の魚類が持っている水中の酸素を取り込むための「えら」だけでなく、空気中の酸素を直接取り込むための「肺」をあわせ持っています。この特徴は、脊椎動物が水中での生活から陸上での生活へと適応していく進化の歴史を示す重要な手がかりとされています。なお、殻のある卵や羽毛などは、より後の時代に現れる爬虫類や鳥類の特徴であるため、ハイギョには当てはまりません。
三重県公立高校入試(2019)類似
優性形質
Q113
丸い種子をつくるエンドウの純系と、しわのある種子をつくるエンドウの純系を親として受粉させたところ、得られた子の代の種子はすべて丸い種子であった。この実験結果から読み取れる内容として、最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
丸い種子が優性形質であり、子の代では優性形質のみが現れている。
対立形質をもつ純系同士をかけ合わせると、子の代では優性形質のみが現れる。この実験では、丸い種子の親としわのある種子の親から「すべて丸い種子」の子が得られているため、丸い形質が優性形質、しわの形質が劣性形質であると判断できる。子の代の個体は丸としわの両方の遺伝子を持っているが、表面に現れるのは優性形質である丸のみとなる。
三重県公立高校入試(2019)類似
遺伝子型の割合と次世代の形質
Q114
エンドウの種子の形において、丸い形質(A)が優性、しわのある形質(a)が劣性であるとする。純系の丸い種子としわのある種子をかけ合わせてできた「子の代」をすべて自家受粉させたところ、「孫の代」では丸い種子としわのある種子が3:1の割合で現れた。この孫の代に現れた「丸い種子」には、遺伝子型がAAの個体とAaの個体が1:2の割合で混ざっている。これら孫の代の丸い種子のみをすべて育て、それぞれを自家受粉させて次の世代を得たとき、現れる種子の「丸いもの」と「しわのあるもの」の個数の比として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
5:1
孫の代の丸い種子のうち、遺伝子型がAAの個体(全体の1/3)を自家受粉させると、生まれる子はすべて丸い種子(AA)となる。一方、遺伝子型がAaの個体(全体の2/3)を自家受粉させると、その子は丸(AA・Aa):しわ(aa)=3:1の割合で生まれる。全体の割合で計算すると、AA由来の丸い種子が1/3、Aa由来の丸い種子が2/3 × 3/4 = 1/2、Aa由来のしわのある種子が2/3 × 1/4 = 1/6となる。したがって、丸い種子の合計は1/3 + 1/2 = 5/6、しわのある種子の合計は1/6となり、その比率は5:1へと推移する。
栃木県公立高校入試(2024)類似
実験における外部微生物の混入防止
Q115
土の中の微生物によるデンプンの分解を調べる実験において、「採取したままの土」を入れたペトリ皿と、「十分に加熱した土」を入れたペトリ皿の2つを用意して比較を行いました。数日後、それぞれの培地にヨウ素液を滴下した際の反応と、その理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱した土の培地は青紫色に変化する。これは、加熱により微生物が死滅してデンプンが分解されずに残ったからである。
加熱した土を用いるのは、微生物の有無が結果にどう影響するかを確認する対照実験のためです。採取したままの土には生きた微生物がいるためデンプンが分解され、ヨウ素反応は起こりません。一方、加熱した土では微生物が死滅しているためデンプンが分解されず、ヨウ素液を加えるとデンプンと反応して青紫色に変化します。
東京都公立高校入試(2018)類似
体細胞分裂における染色体数
Q116
カエルの受精卵から胚へと成長する過程において、細胞の数は1個、2個、4個と増えていきますが、それぞれの細胞に含まれる染色体の数は変化しません。このように、生物の成長に伴って行われる、分裂前後で染色体数が変わらない細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
体細胞分裂
生物の体が大きくなる成長の過程や、受精卵が胚へと育つ過程で行われる細胞分裂は体細胞分裂と呼ばれます。この分裂では、親となる細胞と全く同じ遺伝情報を持つ2つの娘細胞ができるため、核に含まれる染色体の構成や数は変化しません。一方、生殖細胞を作る際に行われ、染色体数が半分になる分裂は減数分裂と呼ばれ、区別する必要があります。
青森県公立高校入試(2026)類似
孫の代におけるヘテロ接合体の割合
Q117
丸い種子をつくる純系のエンドウと、しわのある種子をつくる純系のエンドウを交配してできた「子の代」は、すべて丸い種子となった。この子の代を自家受粉させて「孫の代」を得たとき、孫の代に現れた『丸い種子』の中で、子の代と同じヘテロ接合の遺伝子の組み合わせを持つ個体が占める割合として適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
3分の2
純系の親(AAとaa)から生まれた子の代の遺伝子の組み合わせは、すべてヘテロ接合(Aa)になります。この子の代(Aa)を自家受粉させると、孫の代の遺伝子の組み合わせはAA:Aa:aa=1:2:1の割合で現れます。孫の代で顕性形質である「丸い種子」となるのはAAとAaの個体であり、その比率は1:2です。したがって、丸い種子全体(1+2=3)のうち、子の代と同じヘテロ接合(Aa)の個体が占める割合は3分の2となります。
長野県公立高校入試(2022)類似
微生物の分解作用
Q118
土壌や水中に生息するカビや細菌などの微生物が、デンプンなどの有機物を食べて、二酸化炭素や水などの無機物に変化させる働きを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解
自然界において、植物が作り出した有機物は食物連鎖を通じて移動しますが、最終的には微生物によって二酸化炭素や水、肥料分などの無機物へと作り替えられます。この過程を分解と呼び、この役割を担う生物を分解者と呼びます。
岡山県公立高校入試(2020)類似
生産者
Q119
アブラナ、カメ、シイタケ、ウサギ、オオカナダモという5種類の生物のうち、生態系における「生産者」に分類されるものの組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
アブラナとオオカナダモ
アブラナやオオカナダモは、光合成を行う植物であるため生産者に分類されます。カメやウサギは他の生物を食べて有機物を得る消費者です。シイタケは菌類であり、他の生物の遺骸などの有機物を分解してエネルギーを得る分解者(消費者のひとつ)であるため、生産者には含まれません。
沖縄県公立高校入試(2022)類似
突然変異と形質の伝達
Q120
遺伝子がまれに変化し、その変化が長い年月をかけて世代を超えて伝わっていく過程で起こる現象の説明として、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
変化した遺伝子が世代を超えて伝わることで、それまで現れていなかった潜性形質をもつ子孫が現れるようになる。
遺伝子の変化である突然変異が起こると、その情報は生殖を通じて子孫へ伝達される。世代を重ねる中で、変化した遺伝子を両親から受け継ぐ個体が現れると、それまで隠れていた潜性形質が実際の形質として表面化することがある。これにより、長い年月の中で生物の集団に多様な変化がもたらされる。
長野県公立高校入試(2025)類似
減数分裂
Q121
生物が子をつくるための生殖細胞がつくられる際に行われる、染色体の数がもとの細胞の半分になる特別な細胞分裂を何というか、名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞がつくられる際には、受精によって次世代の染色体数が親と同じ数に維持されるよう、あらかじめ染色体数を半分にするプロセスが必要となる。この特別な細胞分裂を減数分裂と呼び、これにより親から子へ染色体が正しく受け継がれる仕組みが保たれている。
高知県公立高校入試(2019)類似
体細胞分裂の順序
Q122
体細胞分裂の様子を観察したとき、染色体が細胞の中央に集まって並んでいる段階の次に観察される現象として、適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
中央に並んだ染色体が分離し、それぞれ細胞の反対側の端に向かって移動する。
細胞分裂の過程で、染色体が中央に並ぶ段階は「中期」と呼ばれます。その直後の段階(後期)では、複製された染色体がそれぞれ切り離され、細胞の両極へと引っ張られるように移動します。この分離が正しく行われることで、新しい2つの細胞に同じ遺伝情報が引き継がれます。
三重県公立高校入試(2022)類似
遺伝子型の推定
Q123
メダカの体色において、黒色が顕性、黄色が潜性であることがわかっています。遺伝子の組み合わせが不明な黒色のメダカと、黄色のメダカを交配させたところ、生まれた子には黒色のメダカと黄色のメダカがそれぞれ6匹ずつ、およそ1:1の割合で出現しました。この結果から判断できる、親の「黒色のメダカ」が持っていた遺伝子の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。なお、黒色の遺伝子をB、黄色の遺伝子をbとします。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
顕性遺伝子と潜性遺伝子を1つずつ持つヘテロ接合(Bb)
潜性形質である黄色のメダカの遺伝子型は必ずホモ接合(bb)です。この黄色の親から生まれる子は必ず潜性遺伝子「b」を1つ受け継ぎます。さらに、生まれた子の中に潜性形質である黄色(bb)が現れていることから、もう一方の親である黒色のメダカも潜性遺伝子「b」を持っていなければなりません。黒色の表現型を持ちながら潜性遺伝子も持っているため、親の黒色のメダカはヘテロ接合(Bb)であると推定できます。もし親の黒色メダカが顕性ホモ接合(BB)であれば、子はすべて黒色(Bb)になるため、1:1という結果には一致しません。
高知県公立高校入試(2018)類似
純系の遺伝子型
Q124
生物の形質を決定する、対になった対立遺伝子の組み合わせを遺伝子型といいます。代々同じ形質が現れる「純系」のエンドウにおいて、丸い種子の遺伝子をA、しわのある種子の遺伝子をaと定義した場合、純系の丸い個体と純系のしわのある個体の遺伝子型の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
純系の丸:AA、純系のしわ:aa
純系とは、自家受粉を繰り返したときに、親、子、孫と代々すべて同じ形質が現れる系統のことです。遺伝学的には、対立遺伝子が同じ種類で組み合わさっている状態を指します。そのため、丸の遺伝子をA、しわの遺伝子をaとした場合、純系の丸い個体はAA、純系のしわのある個体はaaという遺伝子型を持ちます。
滋賀県公立高校入試(2024)類似
進化と環境適応
Q125
生物が代を重ねる中で、長い年月をかけて遺伝子が変化し、周囲の環境に適した形態や機能を持つようになる現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
進化
生物が周囲の環境に適応するように、世代を超えて長い年月をかけて形質を変化させていく過程を進化と呼びます。単なる一生の間の変化や成長とは異なり、遺伝子の変化を伴う点が特徴です。
山梨県公立高校入試(2016)類似
被子植物の受精
Q126
被子植物の受精の過程において、花粉からのびた花粉管がたどる経路と、核が合体する場所の説明として正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管は花柱の中をのびて胚珠に到達し、その内部で精細胞の核と卵細胞の核が合体する。
めしべの柱頭に付着した花粉からは花粉管がのび、花柱の中を通って子房の中にある胚珠へと向かいます。花粉管の先端が胚珠に到達すると、管の中を移動してきた精細胞が卵細胞と出会い、それぞれの核が合体することで受精が完了します。
岩手県公立高校入試(2020)類似
減数分裂と染色体の分離
Q127
生物が子孫を残すために花粉や卵などの生殖細胞をつくる際、もとの細胞の染色体の数が半分になる特別な細胞分裂が行われます。この細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞がつくられるときには、対になっている染色体が分かれて別々の細胞に入る「減数分裂」が行われます。これにより、受精によって子が誕生した際に、親から半分ずつ染色体を受け継ぐことで、染色体の数が親の体細胞と同じ数に保たれるようになっています。
三重県公立高校入試(2014)類似
DNA
Q128
生物の細胞の核内にある染色体にふくまれる、遺伝子の本体である物質の名称を、日本語の名称とアルファベットの略称の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
デオキシリボ核酸(DNA)
細胞の核の中にある染色体には、形質を親から子へ伝えるための情報が記録されています。この遺伝情報の本体となっている物質はデオキシリボ核酸といい、一般にはDNAという略称で呼ばれます。
鹿児島県公立高校入試(2025)類似
持続可能な社会
Q129
「持続可能な社会」を実現するための考え方として、生態系の保全と人間活動の関わりについて述べたものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生物多様性を維持し、自然が持つ再生能力の範囲内で資源を利用し続ける。
持続可能な社会を築くためには、生態系における物質の循環や生物多様性を守ることが不可欠である。自然の恵み(生態系サービス)を、将来にわたって利用可能なスピードで賢く利用(賢明な利用)していくことが、環境の保全と人類の発展を両立させる鍵となる。
山梨県公立高校入試(2026)類似
シソチョウのハチュウ類としての特徴
Q130
約1億5000万年前の地層から発見されたシソチョウ(始祖鳥)の化石には、現生の鳥類と共通する特徴のほかに、ハチュウ類に近い特徴が見られます。シソチョウがハチュウ類の仲間から進化したことを示す特徴として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
口に鋭い歯があり、翼(前あし)の先端に爪があること
シソチョウは「羽毛」や「翼」といった鳥類特有の性質を持つ一方で、現生の鳥類には見られない「口に歯がある」ことや「前あしの先に爪がある」こと、さらには「長い尾の骨がある」といったハチュウ類に共通する特徴を併せ持っています。このように、異なる分類群の両方の特徴を持つ生物の存在は、ある分類群から別の分類群へと進化したことを示す重要な証拠となります。
神奈川県公立高校入試(2024)類似
減数分裂による生殖細胞の形成
Q131
モルモットの体細胞において、毛の色を決める遺伝子を含む「長い染色体の対」と、毛の長さを決める遺伝子を含む「短い染色体の対」の、合計4本の染色体が観察されたとする。このモルモットから生殖細胞がつくられたとき、その生殖細胞1つに含まれる染色体の構成はどうなるか。適切なものを選べ。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
長い染色体1本と、短い染色体1本の合計2本が含まれる
減数分裂では、それぞれの染色体対(相同染色体)から1本ずつが選ばれて、生殖細胞へと受け継がれる。したがって、長い染色体の対から1本、短い染色体の対から1本が選ばれ、生殖細胞は元の体細胞の半分にあたる合計2本の染色体を持つことになる。
北海道公立高校入試(2016)類似
分離の法則による形質比
Q132
茎の色が紫色の純系と緑色の純系をかけ合わせて得られた、すべて茎が紫色の雑種第一代を自家受粉させます。このとき、雑種第二代において茎の色が「紫色」の個体と「緑色」の個体は、統計的にどのような比率で現れますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
紫色:緑色 = 3:1
減数分裂によって対になる遺伝子がそれぞれ別々の生殖細胞に入ることを分離の法則といいます。雑種第一代の遺伝子型をAa(A:紫、a:緑)とすると、生殖細胞にはAとaが1:1の割合で含まれます。これらが自家受粉によってランダムに受精すると、雑種第二代の遺伝子型はAA:Aa:aa=1:2:1の割合で生じます。このうちAAとAaは顕性形質の紫色、aaは潜性形質の緑色となるため、形質の比は3:1になります。
富山県公立高校入試(2021)類似
無性生殖
Q133
雌(めす)と雄(おす)の個体が関わることなく、親の体の一部が分かれて新しい個体ができるふえ方を何というか、最も適切な名称を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
無性生殖
雌雄の親が関わらずに新しい個体が生じる生殖の方法を無性生殖と呼ぶ。これには、単細胞生物の分裂や、ヒドラの出芽、ジャガイモの栄養生殖などが含まれる。親の細胞の一部から直接新しい個体が作られるため、親の遺伝情報がそのまま子に伝わるのが特徴である。
高知県公立高校入試(2023)類似
受精による遺伝子の組み合わせの規則性
Q134
生物の形質が親から子へと伝わる際、受精によって新しい個体の遺伝子の組み合わせが決まる。潜性形質である「しわのある種子」が、子の代では現れず孫の代で再び現れる理由として、最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
子の代では潜性の遺伝子aが顕性の遺伝子Aに隠されているが、孫の代の受精でaaの組み合わせができるため
対立遺伝子が共存する場合、顕性形質の遺伝子(A)が潜性形質の遺伝子(a)の働きを抑えるため、遺伝子型がAaである子の代では顕性形質のみが表現される。しかし、潜性の遺伝子aそのものは消失しておらず、子の代が配偶子を作る際に分離の法則によってAとaに分かれる。孫の代の受精において、花粉由来のaと胚珠由来のaが組み合わさって「aa」という遺伝子型になったとき、初めて潜性形質が再び現れることになる。
石川県公立高校入試(2022)類似
被子植物の受精
Q135
花粉から伸びる花粉管の役割と、その後の変化について述べた文として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
精細胞の核を卵細胞まで送り届ける役割を持ち、受精後の胚珠は種子になる。
植物は動物の精子のように自ら移動する手段を持たないため、花粉管を伸ばすことで精細胞の核を卵細胞へと送り届けます。受精が行われた後、受精卵を包んでいる胚珠全体は成長して種子へと変化し、その外側の子房が果実へと変化します。
石川県公立高校入試(2019)類似
核
Q136
細胞の中に通常1つ存在し、酢酸カーミン溶液や酢酸オルセイン溶液などの染色液によく染まる性質を持つ、丸い粒状の構造物の名称を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
核
細胞の活動の中心となる構造物は核と呼ばれます。核は遺伝子を含んでおり、無色透明な細胞を顕微鏡で観察しやすくするために、酢酸カーミン溶液などの染色液を用いて赤紫色に染めるのが一般的です。葉緑体は光合成を行う緑色の粒であり、細胞壁は植物細胞の最も外側にある丈夫な仕切りを指します。
愛知県公立高校入試(2022)類似
優性の法則
Q137
丸形の種子をつくる純系のエンドウと、しわ形の種子をつくる純系のエンドウを交配させたところ、生まれた子の代の種子はすべて丸形になりました。エンドウの「丸形」と「しわ形」のように、互いに対をなす形質を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
対立形質
エンドウの種子の「丸形」と「しわ形」のように、どちらか一方しか現れない、互いに相反する対照的な形質を対立形質と呼びます。この対立形質を持つ純系どうしをかけ合わせることで、遺伝の規則性を確認することができます。
埼玉県公立高校入試(2024)類似
無性生殖
Q138
無性生殖の仕組みについて述べたものとして、共通する原理に基づいた説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
精子や卵といった特別な生殖細胞がつくられず、受精なしに新しい個体が生じる
無性生殖の根本的な原理は、受精によらないことにあります。ミカヅキモのような単細胞生物の分裂やジャガイモの栄養生殖では、生殖細胞の合体(受精)を必要とせず、親の体の一部がそのまま細胞分裂を繰り返して独立した個体となります。
沖縄県公立高校入試(2018)類似
実験結果からの遺伝子型の推定
Q139
顕性の形質を示す個体の遺伝子型が、純系であるか、異なる遺伝子を1つずつ持つ個体であるかを特定するために、潜性の純系個体を交配させる実験を行います。このとき、顕性の形質を示す親が異なる遺伝子を1つずつ持っていた場合に、子の形質の分離比が1:1になる理由として正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
顕性の親が作る配偶子の遺伝子の割合が1:1であり、潜性の親からは1種類の遺伝子しか伝わらないため
異なる遺伝子を持つ個体(Aa)は、減数分裂によって「A」と「a」の遺伝子を1:1の割合で別々の配偶子に振り分けます。一方で、潜性の純系(aa)の親からは「a」の遺伝子を持つ配偶子しか作られません。これらが受精すると、子の遺伝子型は「Aa」と「aa」が1:1の割合で生じるため、表現される形質の比も1:1となります。このように配偶子に遺伝子が分かれて入ることを分離の法則と呼びます。
富山県公立高校入試(2020)類似
孫の代の分離比
Q140
メンデルのエンドウを用いた実験において、黄色の種子(優性形質)をもつ子の代のエンドウを自家受粉させ、孫の代の種子を多数観察した。孫の代において、形質が分かれて現れる現象に関する説明として正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂によって対になる遺伝子が別々の生殖細胞に入るため、黄色と緑色が約三対一の分離比で現れる。
生殖細胞が作られる際に対になる遺伝子が分かれて別々の細胞に入ることを分離の法則という。子の代が持つ優性形質の遺伝子と劣性形質の遺伝子がそれぞれ別々の生殖細胞に受け継がれ、それらが受精によって組み合わさることで、孫の代では優性形質と劣性形質が統計的に三対一の割合で現れる。
岩手県公立高校入試(2023)類似
鳥類と爬虫類の共通点
Q141
脊椎動物の進化の過程において、鳥類は爬虫類から分かれて進化したと考えられています。これら両方のグループが、両生類などと比較して、より乾燥した陸上環境で生活・繁殖することを可能にしている身体的な特徴の説明として、適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
乾燥に耐えられる殻のある卵を産むことで、水がない場所でも繁殖できる
爬虫類や鳥類が陸上のあらゆる環境で繁殖できる最大の要因は、卵の中に水分を蓄え、それを外気の乾燥から守るための「殻」を持っていることです。これにより、両生類のように繁殖のために水辺へ戻る必要がなくなりました。羽毛は鳥類特有の特徴であり、胎生は主に哺乳類に見られる特徴であるため、共通点としては当てはまりません。
山口県公立高校入試(2021)類似
染色体の数
Q142
生物の細胞の中に含まれる染色体について、その数や性質に関する記述として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生物の種類によって決まった数であり、一定に保たれている
染色体は遺伝情報を担う構造体であり、その数は生物の種類ごとに一定に決まっています。例えばヒトでは46本、タマネギでは16本と決まっており、個体の大きさや成長の度合いによってこの数が変化することはありません。したがって、どの個体のどの体細胞を観察しても、同じ種類の生物であれば染色体数は同じになります。
長野県公立高校入試(2018)類似
分解者の役割
Q143
生態系において、生物の死骸や排出物に含まれる有機物を、呼吸などの生命活動を通じて二酸化炭素や水などの無機物に分解し、その過程でエネルギーを得て生活している生物のグループを何というか。その名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
生物の死骸や排出物を分解して無機物に変える役割を持つ生物は「分解者」と呼ばれます。生態系における物質循環のなかで、有機物を環境中へ無機物として戻す重要な役割を担っています。
岡山県公立高校入試(2015)類似
トウモロコシ由来の有機物
Q144
トウモロコシを原料としたプラスチックやエタノールは、炭素を含む「有機物」に分類されます。これらの物質が有機物であることを確かめるための実験結果や性質について、正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱すると黒くこげて炭になったり、燃焼して二酸化炭素が発生したりする。
有機物の共通の性質として、成分の中に炭素を含んでいることが挙げられます。そのため、加熱すると黒くこげて炭(炭素)になったり、燃焼して空気中の酸素と結びつくことで二酸化炭素を発生させたりします。トウモロコシ由来のデンプンやそれから作られたプラスチック、エタノールもこの性質を持つため、有機物であると判断できます。水に溶けて電気を通す性質は電解質の特徴、金属光沢は金属の特徴であり、酸素が石灰水を濁らせるという説明は科学的に誤りです。
愛媛県公立高校入試(2016)類似
生態系の数量的バランス
Q145
ある生態系において、光合成によって有機物をつくり出す植物、その植物を食べる草食動物、さらにその草食動物を食べる肉食動物が、食物連鎖を通じて数量のバランスを保っています。このピラミッド状の構成において、最下層に位置し、生態系全体の物質を支える役割を持つ生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者
光合成によって無機物から有機物をつくり出す植物などは、生態系において他の生物の食物の基礎となるため「生産者」と呼ばれます。これに対し、生産者が作った有機物を直接または間接的に取り入れる動物などは「消費者」と呼ばれます。
新潟県公立高校入試(2020)類似
生産者
Q146
自然界における炭素の循環において、大気中の二酸化炭素が植物に取り込まれた後の流れを説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成によって無機物から有機物がつくられ、食物連鎖を通じて草食動物や肉食動物へ移動する。
植物は生産者として、大気中の二酸化炭素という無機物から有機物を合成します。この有機物は、植物が動物に食べられるという食物連鎖の過程を経て、生態系の中を移動していきます。また、生物の死がいや排出物に含まれる有機物は、最終的に分解者によって利用されます。
千葉県公立高校入試(2014)類似
減数分裂と染色体数
Q147
生物のふえ方について、精細胞や卵などの生殖細胞がつくられるときに行われる、染色体の数が半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生物が子をつくる際、親の染色体を受け継ぐ生殖細胞(精子や卵など)が形成される過程で、染色体の数が体細胞の半分に減少する分裂が起こる。この現象を減数分裂と呼び、これによって世代交代を経ても生物の種ごとの染色体数が一定に保たれる。
愛媛県公立高校入試(2017)類似
染色体の受け継がれ方
Q148
植物の茎の一部を切り取って新しい個体を増やす無性生殖において、新しくできた個体の細胞に含まれる染色体の特徴を説明したものとして適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
もとの親の個体と全く同じ染色体を、同じ数だけ持っている
無性生殖は、受精を介さずに体細胞分裂によって新しい個体をつくる増え方です。体細胞分裂では、分裂前の細胞と全く同じ染色体を持つ細胞がつくられるため、新しくできた個体も、もとの親の個体と全く同じ染色体の構成を保持することになります。
山梨県公立高校入試(2017)類似
分解者
Q149
分解者が生態系の中で果たしている役割の説明として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
死がいや排出物などの有機物を無機物に分解し、物質を自然界へ戻す役割
分解者は、生産者が合成し消費者が利用した有機物を、再び植物などが利用可能な無機物の状態に戻す働きをしています。もし分解者が存在しなければ、死がいや排出物が地表に積み上がり、物質が循環しなくなってしまいます。そのため、生態系のバランスを保つ上で非常に重要な役割を担っています。
三重県公立高校入試(2016)類似
胚珠と受精卵による種子形成
Q150
被子植物の受精において、花粉管によって運ばれた精細胞の核と、胚珠の中にある卵細胞の核が合体して受精卵がつくられた後、胚珠全体が成長して変化したものを何と呼びますか。最も適切な名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
種子
被子植物のめしべの根元にある子房の中には、胚珠という組織が存在します。受精が行われると、胚珠の中にある卵細胞の核と精細胞の核が合体して受精卵となります。その後、受精卵は分裂を繰り返して胚となり、胚珠全体が成長して種子になります。これに対し、胚珠を包んでいる子房全体は成長して果実になります。
長野県公立高校入試(2025)類似
胚の発生
Q151
受精卵が細胞分裂を開始した直後の様子を観察したとき、細胞の変化について説明したものとして正しいものはどれですか。なお、受精直後の1つの大きな細胞が、時間の経過とともに2つ、4つと等分に分裂していくものとします。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂が進むごとに、細胞1つあたりのサイズは小さくなっていく。
受精直後の細胞分裂(卵割)では、分裂した細胞が成長する間をおかずに次の分裂が起こるため、分裂が進むほど個々の細胞のサイズは小さくなります。この過程を経て、多細胞生物としての複雑な体が形作られていきます。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
酢酸オルセイン溶液による染色
Q152
生物の細胞分裂を顕微鏡で観察する際、もともとは無色で観察しにくい核や染色体を、赤紫色に染めて形をはっきりとさせるために用いられる薬品の名称として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
酢酸オルセイン溶液
細胞の核や、分裂時に現れる染色体は、そのままだと無色透明に近く、顕微鏡では非常に観察しにくい状態にあります。酢酸オルセイン溶液(または酢酸カーミン溶液)には、これらを選択的に赤紫色に染める性質があるため、染色を行うことで構造を明確に区別できるようになります。ヨウ素溶液はデンプンの検出、ベネジクト溶液は糖の検出に用いられる薬品です。
愛知県公立高校入試(2015)類似
分離の法則と遺伝子の組み合わせ
Q153
エンドウの丸形の種子をつくる親と、しわ形の種子をつくる親を交配させたところ、次世代に現れた種子の形は、丸形としわ形がほぼ同じ数ずつ現れました。この実験結果から判断できる、丸形の種子をつくった親の遺伝子の構成について正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
優性の遺伝子と劣性の遺伝子を一つずつ持つヘテロ接合である
劣性形質であるしわ形が子の代に現れるためには、子は両親から一つずつ劣性遺伝子を受け継ぐ必要があります。しわ形の親は劣性遺伝子のホモ接合ですが、丸形の親も劣性遺伝子を一つ隠し持っていなければ、子にしわ形が現れることはありません。したがって、丸形の親は異なる遺伝子を一つずつ持つヘテロ接合(Aa)であると結論付けられます。
鳥取県公立高校入試(2020)類似
生分解性プラスチック
Q154
生分解性プラスチックが自然界で分解される仕組みと、分解後に生成される物質の組み合わせとして、最も適切なものを答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物によって分解され、水と二酸化炭素に変化する
生分解性プラスチックは、自然界に存在する微生物がエサとして取り込んだり、酵素を分泌したりすることで化学的に分解されます。その過程を経て、最終的には環境中に蓄積されることのない水と二酸化炭素という単純な物質にまで還元されます。単に細かくなるだけのマイクロプラスチック化とは異なる現象です。
神奈川県公立高校入試(2025)類似
微生物による有機物分解の対照実験
Q155
土の中に含まれる微生物などの分解者が有機物を分解していることを確認する実験で、デンプンの有無を調べるために使用する薬品と、その反応の名称として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ヨウ素液を使用し、デンプンが残っていれば青紫色に変化するヨウ素デンプン反応。
微生物が有機物(デンプン)を分解したかどうかを判定するには、デンプンの検出薬であるヨウ素液を用います。デンプンが存在すればヨウ素デンプン反応によって青紫色に変化し、微生物によってデンプンが分解されて消失していれば、ヨウ素液を加えても色の変化(青紫色への変化)は見られなくなります。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
ホニュウ類の出現時期
Q156
脊椎動物に分類される5つのグループ(魚類、両生類、ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類)の出現時期の関係について、正しく述べた説明文はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
魚類、両生類、ハチュウ類が順に出現した後、約2億3千万年前にホニュウ類が出現した。
脊椎動物は進化の過程で、生活圏を水中から陸上へと広げていきました。最初に出現したのは魚類(約5億年前)であり、その後に両生類、ハチュウ類と続きます。ホニュウ類は約2億3千万年前という、脊椎動物の歴史の中では比較的後半の地質年代に出現した分類群です。出現した時期の長さ(現在までの期間)を比較すると、ホニュウ類は魚類などの他の多くのグループよりも短いことが特徴です。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
生殖細胞の遺伝子構成
Q157
生物が親から子へ形質を伝える際、減数分裂によって生殖細胞(配偶子)がつくられます。丸形の種子をつくる純系のエンドウ(遺伝子の組み合わせをAAとする)において、つくられた1つの生殖細胞の中に含まれる遺伝子の状態として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子Aが1つだけ含まれる
純系の個体では、対になっている遺伝子がAAやaaのように同じ種類で構成されています。生殖細胞ができる際に行われる減数分裂では、対になっている遺伝子が分かれて別々の細胞に入る「分離の法則」が働きます。そのため、AAという構成を持つ純系の親からは、遺伝子Aを1つだけ持った生殖細胞がつくられます。
大阪府公立高校入試(2024)類似
顕性形質の全出現条件
Q158
カボチャの皮の色について、黄色が顕性形質(遺伝子の記号:A)、緑色が潜性形質(遺伝子の記号:a)であるとする。親となる個体を交配させたとき、生まれてくる子の皮の色がすべて黄色になる親の遺伝子型の組み合わせとして、適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子型がAAの個体と、aaの個体を交配させる
子がすべて顕性形質(黄色)になるためには、すべての子が少なくとも一つは顕性遺伝子「A」を受け継ぐ必要があります。顕性形質の純系(AA)と潜性形質の純系(aa)を交配させると、どの子も遺伝子型が「Aa」となり、潜性遺伝子を持っていても顕性形質である黄色が表現型として現れます。一方で、Aa同士の交配では潜性の形質をもつ個体(aa)が4分の1の確率で現れ、Aaとaaの交配では2分の1の確率で現れるため、すべてが顕性形質にはなりません。
群馬県公立高校入試(2015)類似
対照実験
Q159
デンプン溶液を入れた2つのペトリ皿を用意し、一方には土の上澄み液を入れ、もう一方には比較のために蒸留水を入れました。数日後、ヨウ素液を垂らしたところ、蒸留水を入れた方は全体が青紫色に変化しましたが、土の上澄み液を入れた方は青紫色に変化しない部分がありました。このように、調べたい条件以外の条件をすべて同じにして行い、結果を比較するための実験を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対照実験
特定の条件が結果にどのような影響を与えているかを科学的に証明するためには、調べたい条件(この実験では土の中の成分)以外の条件を共通にして比較を行う必要があります。このような実験手法を対照実験と呼び、中学校理科の実験計画において極めて重要な考え方です。
三重県公立高校入試(2018)類似
食物連鎖における数量の変化
Q160
植物、草食動物、肉食動物が食物連鎖によってつながっている安定した生態系において、それぞれの生物の数量的関係を比較したとき、その特徴を正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成を行う植物の数量が最も多く、次いで草食動物、最も少ないのが肉食動物である
生態系における生物の数量的な関係は、食べる側よりも食べられる側の数が多いピラミッド型の構造をとることで安定が保たれています。光合成によって有機物をつくる生産者である植物がピラミッドの底辺として最も多く存在し、それを食べる草食動物、さらにそれを食べる肉食動物の順に、上の階層にいくほど個体数や総重量は少なくなります。
岡山県公立高校入試(2021)類似
減数分裂による染色体変化
Q161
減数分裂の観察や特徴について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生殖細胞がつくられるときにのみ起こり、染色体が半分に分かれる現象が観察される。
減数分裂は、多細胞生物において次世代に命をつなぐための生殖細胞(卵、精子、花粉など)をつくる場所でのみ観察される。通常の成長(体細胞分裂)とは異なり、染色体のセットが分離して数そのものが半分になる点が最大の特徴である。
群馬県公立高校入試(2021)類似
無性生殖と遺伝
Q162
生物の生殖と遺伝に関する原理について、無性生殖によって増える生物の集団と、有性生殖によって増える生物の集団を比較したとき、無性生殖の特徴を正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親と子が同じ遺伝子を持つため、集団内での形質の多様性が低くなる。
無性生殖は、単一の親から遺伝的に同一のコピー(クローン)を作る仕組みです。そのため、親と子は同一の遺伝子を持ち、形質も同じになります。これにより、有性生殖のように異なる個体の遺伝子が混ざり合うことがないため、集団全体としての形質の多様性は極めて低くなります。これは特定の環境に適応している間は有利ですが、急激な環境変化には弱いという側面も持っています。
高知県公立高校入試(2024)類似
分解者としての土壌動物
Q163
生態系において、ミミズやワラジムシなどの土壌動物は、生産者や消費者の死骸、および排出物などの有機物を直接食べ、それらを細かく砕くことで分解を助ける役割を担っています。このような役割を持つ生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
生物の死骸や排出物に含まれる有機物を、より単純な物質に分解する過程に関わる生物を分解者と呼びます。土壌中のミミズやワラジムシはその代表例であり、彼らが有機物を摂取して細かくすることで、最終的に菌類や細菌類が無機物へと分解しやすくなるよう助ける役割を果たしています。
岐阜県公立高校入試(2015)類似
減数分裂
Q164
生物が子をつくるための特別な細胞である生殖細胞が形成される際に行われる、染色体の数がもとの細胞の半分になる細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
植物の花粉や動物の精子・卵などの生殖細胞がつくられるときには、染色体の数が半分になる特別な分裂が行われます。これを減数分裂と呼び、成長に伴って細胞の数が増える際に行われる体細胞分裂とは区別されます。
岡山県公立高校入試(2019)類似
大腸菌
Q165
土壌の生態系における食物連鎖において、大腸菌と線虫などの小動物との関係について述べたものとして、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
大腸菌は、土壌に生息する線虫などの小動物の餌となる。
土壌中には目に見えないほど小さな食物連鎖が存在しています。細菌類である大腸菌は、より大きな生物である線虫などの小動物によって餌として取り込まれることで、生態系における有機物の受け渡しに貢献しています。
山梨県公立高校入試(2018)類似
遺伝子組換え技術の応用
Q166
現代の農業や医療では遺伝子組換え技術が応用されています。この技術を用いた「品種改良」の説明として、従来から行われてきた「交配(掛け合わせ)による品種改良」と比較したときの特徴を正しく述べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子組換え技術は、特定の遺伝子を直接組み込むため、分類上の種類が大きく異なる生物の性質を導入することができる。
従来の品種改良(交配)は、近い種類の生物どうしを掛け合わせて、子に現れる性質を選別する手法です。これに対し、遺伝子組換え技術は、特定の機能を持つ遺伝子のみをピンポイントで他の生物へ導入するため、交配が不可能な遠縁の生物(例えば細菌から植物など)の性質を組み込むことが可能であるという大きな利点があります。
岐阜県公立高校入試(2026)類似
生産者
Q167
生態系において、太陽の光エネルギーを利用し、二酸化炭素や水などの無機物からデンプンなどの有機物をつくり出す役割を持つ生物を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者
植物などは光合成を行うことで、外界から取り入れた無機物から自らのエネルギー源となる有機物を合成できるため、生態系の中では「生産者」と呼ばれます。これに対し、自分では有機物をつくれず他の生物を食べる生物は消費者と呼ばれます。
島根県公立高校入試(2024)類似
生態系のバランス
Q168
動物プランクトン、小型の魚、大型の魚という食物連鎖が成立している生態系において、一時的に「大型の魚」が急激に増加したとします。このとき、その直後に起こる「小型の魚」の数量変化と、最終的な生態系の状態について正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
小型の魚は捕食されて一時的に減少するが、その後大型の魚もエサ不足で減少し、再び元の数量的関係に戻る。
食べる側の生物(大型の魚)が増えると、食べられる側の生物(小型の魚)は一時的に減少します。しかし、エサとなる小型の魚が減ることで、大型の魚もやがて個体数を維持できなくなり減少します。捕食者が減ることで小型の魚が再び増加し、最終的には時間をかけて元のピラミッド状のバランスへと復元されます。
岩手県公立高校入試(2020)類似
孫の代の遺伝子組成比率
Q169
丸い種子をつくる純系の植物(遺伝子の組み合わせをAAとする)と、しわのある種子をつくる純系の植物(遺伝子の組み合わせをaaとする)を交配して得られた「子の代」の植物を、すべて自家受粉させて「孫の代」をつくる実験を行いました。この実験における孫の代の遺伝子の組み合わせの割合として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
AA、Aa、aaの遺伝子の組み合わせをもつ個体が、1:2:1の割合で出現する
子の代の遺伝子組成はすべてAaであり、これがつくる生殖細胞にはAとaの遺伝子が1:1の割合で含まれます。これらが自家受粉によってランダムに受精すると、孫の代の遺伝子組み合わせの広がりは(A+a)×(A+a)となり、AAが1、Aaが2、aaが1の比率で構成されることになります。これは遺伝子の「組み合わせ」の比率であり、見た目の「形質」の比率(3:1)とは区別して理解する必要があります。
佐賀県公立高校入試(2017)類似
優性形質の判定
Q170
赤色の花を咲かせるマツバボタンの純系と、白色の花を咲かせるマツバボタンの純系をかけ合わせたところ、得られた子の代の個体はすべて赤色の花を咲かせました。このように、対立形質をもつ純系どうしをかけ合わせた際、子に現れる方の形質を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
優性形質
対立形質をもつ純系の両親をかけ合わせたとき、子(雑種第一代)において一方の形質のみが現れる現象を優性の法則と呼びます。この際、子に現れる方の形質を「優性形質(顕性形質)」、現れない方の形質を「劣性形質(潜性形質)」と定義します。今回のマツバボタンの例では、赤色が子に現れているため、赤色が優性形質となります。
三重県公立高校入試(2025)類似
有性生殖
Q171
生物のふえ方のうち、雌(メス)と雄(オス)の親がそれぞれかかわって、新しい個体ができる生殖の方法を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有性生殖
雌雄の親が関与して子をつくる方法は「有性生殖」と呼ばれます。これに対して、親の体の一部が分かれてそのまま新しい個体になる方法は「無性生殖」であり、ジャガイモのいもから芽が出るなどの現象がこれにあたります。
山梨県公立高校入試(2025)類似
消費者
Q172
生態系における生物の役割を考えたとき、植物を食べるバッタなどの草食動物の記述として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者が作り出した有機物を消費する役割を担っている。
草食動物は自ら有機物を作り出すことができないため、食物連鎖において生産者(植物)が光合成によって蓄えた有機物を食べることで取り込む消費者としての役割を担っています。光から有機物を作るのは生産者、有機物を無機物にまで分解するのは分解者の役割です。
島根県公立高校入試(2018)類似
微生物による有機物の消費
Q173
田んぼの水に含まれる微生物が、水中のデンプンを減少させる過程とその理由について、科学的な説明として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物がデンプンを糖に分解した後、その糖を呼吸によって消費するため
微生物は有機物であるデンプンをそのまま取り込むのではなく、まず酵素などによって糖(麦芽糖やブドウ糖など)へと分解します。その後、得られた糖を細胞内での「呼吸」に利用し、生命活動に必要なエネルギーを取り出します。この過程で有機物は二酸化炭素や水にまで分解されるため、結果として水中のデンプンが消失します。デンプンが自然に消滅したり、光合成の材料になったりすることはありません。
長崎県公立高校入試(2024)類似
生態ピラミッドの階層構造
Q174
生態ピラミッドにおいて、植物などの生産者の生物量が最も多く、二次消費者などの上位の階層へ行くほど生物量が少なくなっていく理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者が作り出した有機物のエネルギーが、消費者の呼吸や排出、死骸などを通じて各段階で失われていくから
生産者が光合成によって蓄えたエネルギーは、消費者に食べられることで上の階層へ移動します。しかし、その過程で各生物が生命活動(呼吸など)のためにエネルギーを消費したり、食べ残しや排出物として外に出されたりするため、上の階層が利用できるエネルギー量は段階的に減少します。その結果、維持できる生物量も上に行くほど少なくなります。
福井県公立高校入試(2022)類似
押しつぶしの処理
Q175
顕微鏡で細胞分裂の様子を観察する際、タマネギの根の先端を切り出し、うすい塩酸で処理した後にスライドガラス上で押しつぶす操作を行います。この「押しつぶし」の操作によって得られる直接的な効果について説明したものとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
立体的に並んでいた細胞が平面に広がり、光が通りやすくなって細部が見えるようになる
顕微鏡は透過光を利用して観察するため、試料が厚く細胞が重なっていると、光が遮られたり像がぼやけたりしてしまいます。押しつぶしの処理によって細胞が平面状に広がることで、細胞の重なりがなくなると同時に光が通りやすくなり、染色体の数や形などの細部を正確に観察することが可能になります。染色を促すことや細胞を殺すことは、この操作の主目的ではありません。
長崎県公立高校入試(2016)類似
生産者
Q176
自然界における物質の循環において、アブラナなどの植物が行う「光合成」と「呼吸」による二酸化炭素のやり取りについて説明したものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成によって大気中の二酸化炭素を取り込んで有機物をつくり、呼吸によって二酸化炭素を大気中へ放出する。
生産者は光合成を行う際、外界から二酸化炭素を取り込んで有機物を合成します。それと同時に、自分自身の生命活動を維持するために呼吸も行っており、呼吸の過程では有機物を分解して二酸化炭素を大気中へと排出しています。これにより、炭素が生物界と非生物界の間を循環します。
岐阜県公立高校入試(2026)類似
炭素の循環
Q177
大気中の二酸化炭素は、植物の光合成によって有機物として取り込まれます。この有機物が食物連鎖を通じて動物へ移動し、生物の呼吸や分解者による死骸の分解などを経て、再び二酸化炭素として大気中へ戻る一連の過程を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭素の循環
植物が二酸化炭素を吸収して有機物を作り、それが食物連鎖や呼吸、分解者の働きを経て再び大気に戻る仕組みを炭素の循環と言います。エネルギーは循環せず一方通行で流れていくのに対し、炭素などの物質は生態系内を繰り返し巡るのが特徴です。
山口県公立高校入試(2021)類似
DNA
Q178
ソラマメの根の先端付近を切り取り、細胞を離れやすくするためにうすい塩酸であたためた後、酢酸カーミン液を用いて染色した。このとき、赤く染まって観察しやすくなる、内部に遺伝子の本体を含むひも状の構造を何というか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体
酢酸カーミン液や酢酸オルセイン液は、細胞の核やその中にあるひも状の構造物を染める性質を持つ。このひも状の構造物は染色体と呼ばれ、その中には遺伝子の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)が含まれている。
佐賀県公立高校入試(2024)類似
栄養生殖
Q179
農業や園芸において、挿し木や接ぎ木といった手法が古くから利用されている理由を、細胞分裂の仕組みと関連付けて説明したものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
体細胞分裂によって増えるため、親が持つ優れた形質をそのまま子に引き継ぐことができるから。
挿し木や接ぎ木は栄養生殖を利用した技術です。栄養生殖は無性生殖であり、体細胞分裂によって新しい個体をつくるため、親の遺伝子情報がそのまま子に伝わります。これにより、味や形、病気への強さといった親の優れた特徴(形質)を、変化させることなく確実に次世代へつなげることが可能になります。
京都府公立高校入試(2021)類似
爬虫類の出現年代
Q180
セキツイ動物の各グループが出現した年代を調べると、魚類は約4億年前、両生類は約3億5千万年前、哺乳類は約2億年前であることがわかっています。これらと比較したとき、爬虫類が出現した年代として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
約3億年前
進化の順序として、魚類が最初に出現し、その一部が両生類へと進化して陸に上がりました。その後、さらに乾燥した環境に適応した爬虫類が出現し、最後に哺乳類や鳥類が登場したという時間的経過があります。数値の記録では、両生類の出現(約3億5千万年前)と哺乳類の出現(約2億年前)の間の時期である約3億年前が爬虫類の出現年代に該当します。
茨城県公立高校入試(2021)類似
塩酸を用いた細胞の解離
Q181
顕微鏡を用いた植物の細胞分裂の観察において、根の先端を薄い塩酸で処理した後、柄付き針で細かくほぐし、カバーガラスを被せて指で強く押しつぶす手順があります。これらの操作のうち、「薄い塩酸で処理する」ことによって得られる効果について正しく述べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞同士の結びつきが離れやすくなり、細胞が重ならずに一列に並びやすくなる。
植物の組織は細胞壁によって細胞同士が強固に連結されています。塩酸処理は、この細胞の結合を切り離すために行われます。この操作を行うことで、プレパラートを作成する際に細胞を平らに広げることが可能になり、細胞が重なって中身が見えなくなるのを防ぐことができます。観察を容易にするための不可欠なステップです。
鹿児島県公立高校入試(2022)類似
減数分裂と受精における染色体数
Q182
生物が子をつくる際、生殖細胞がつくられる過程で減数分裂が行われる理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精によって精子と卵の核が合体したとき、子が親と同じ染色体数を持つようにするため
有性生殖では精子と卵が合体する受精によって新しい個体が誕生します。もし生殖細胞の染色体数が親の体細胞と同じままであれば、受精のたびに子の染色体数が倍増してしまいます。あらかじめ減数分裂によって染色体数を半分にしておくことで、受精によって親と同じ数に戻り、世代が変わっても種固有の染色体数を一定に保つことができます。
静岡県公立高校入試(2015)類似
生殖細胞と受精後の染色体数
Q183
生物が親と同じ種類の新しい個体をつくる際、卵や精子などの生殖細胞がつくられます。このとき、生殖細胞に含まれる染色体の数は、親の体細胞に含まれる染色体の数と比べてどのようになっていますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
体細胞に含まれる数の半分である
生物が受精によって子をつくる際、生殖細胞(卵や精子)がつくられる過程で、染色体の数がもとの半分になる特別な細胞分裂が行われます。これにより、次の世代に受け継がれる染色体の数が適切に維持される仕組みになっています。
長野県公立高校入試(2022)類似
好気性呼吸による活動の活発化
Q184
微生物による有機物の分解速度を比較する実験において、空気を送り続けた条件の方が、空気を送らなかった条件よりもデンプンの分解が速く進むことが確かめられました。酸素を供給することが微生物の働きにどのような影響を与えたと考えられますか。最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸素を取り入れることで、微生物がより多くの活動エネルギーを得て活発に活動したため
微生物が有機物を分解する目的は、生命活動に必要なエネルギーを得ることにあります。酸素がある環境では呼吸によって効率よくエネルギーを取り出すことができるため、微生物の活動が活発化し、結果として有機物であるデンプンの分解速度が速くなります。二酸化炭素を利用する光合成とは異なる仕組みです。
富山県公立高校入試(2022)類似
純系同士の交配組み合わせ
Q185
特定の形質について、自家受粉を繰り返しても代を重ねて常に同じ形質が現れる家系や個体の集団を何と呼びますか。また、その個体が持つ対立遺伝子が同じものである状態を指す用語を組み合わせたものとして正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
純系、およびホモ接合
代々同じ形質が現れ続ける家系を純系と呼びます。遺伝学的には、対になっている対立遺伝子が「AA」や「aa」のように、同じ種類の遺伝子で構成されている状態(ホモ接合)であることを意味します。
高知県公立高校入試(2018)類似
純系の遺伝子の組み合わせ
Q186
エンドウの種子の形のように、互いに対をなす「丸」と「しわ」のような形質を何というか。また、自家受粉を繰り返しても代々同じ形質が現れる「純系」の個体において、その形質を決定する遺伝子の組み合わせはどのような状態にあるか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対立形質といい、同じ種類の遺伝子が対になっている
互いに対をなす形質を対立形質と呼ぶ。純系とは、自家受粉によって代々同じ形質が受け継がれる個体の集団のことであり、その遺伝子の組み合わせは、優性遺伝子同士(AA)あるいは劣性遺伝子同士(aa)のように、必ず同じ種類の遺伝子が対になっている。
高知県公立高校入試(2025)類似
体細胞分裂の順序
Q187
体細胞分裂が進行する過程において、細胞内で観察される現象を時間の経過に沿って正しく並べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
核の中にひも状の染色体が現れる → 染色体が細胞の中央に並ぶ → 染色体が分かれて両端に移動する → 細胞の中央に仕切りができ、核が2つ形成される
体細胞分裂は、まず核の中に染色体が現れることから始まります。その後、染色体が細胞の中央に整列し、それぞれがコピーされたもの同士で分かれて細胞の両端へと移動します。最後に、細胞質が分かれるための仕切りが作られ、新しい2つの核が完成するという順序で進行します。
群馬県公立高校入試(2017)類似
受精卵と生殖細胞の染色体数
Q188
ある生物において、精細胞に含まれる染色体数を $x$、卵細胞に含まれる染色体数を $y$、受精によってできた受精卵に含まれる染色体数を $z$ と定義します。これらの数値の間に成り立つ数学的な関係式として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
$x + y = z$
受精は、雄の生殖細胞である精細胞と、雌の生殖細胞である卵細胞が合体して一つの受精卵になる現象です。このとき、受精卵の核は精細胞由来の染色体と卵細胞由来の染色体をすべて受け継ぐため、受精卵の染色体数 $z$ は、精細胞の染色体数 $x$ と卵細胞の染色体数 $y$ の合計値と等しくなります。
石川県公立高校入試(2018)類似
胚珠
Q189
被子植物のめしべの根元にある組織で、受粉した後に精細胞と卵細胞が受精することで、将来的に種子へと発達する部分の名称として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
胚珠
被子植物のめしべの根元(子房の中)には胚珠と呼ばれる組織が存在します。受粉によって花粉管が伸び、精細胞と卵細胞が受精すると、胚珠は将来的に種子へと発達します。これに対し、胚珠を包んでいる子房は果実へと発達します。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
相同器官
Q190
形やはたらきは異なっていても、基本的な骨格などのつくりが共通しており、もともとは同じ器官であったと考えられるものを何というか。また、それは生物にとってどのようなことを示す証拠とされるか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
相同器官と呼ばれ、共通の祖先から進化したことを示す証拠
形やはたらきが違っていても、内部の基本的なつくりが同じである器官は相同器官と呼ばれます。これは、もともと同じであった器官が、長い年月をかけて異なる環境や生活様式に適応し、変化してきたことを意味します。このことから、相同器官の存在は、生物が共通の祖先から枝分かれして進化したことを示す重要な証拠となります。一方、相似器官は起源が異なるのに形やはたらきが似ているものを指すため、混同に注意が必要です。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
生殖細胞と胚の染色体数
Q191
ホウセンカのように、根や茎などの体細胞に含まれる染色体の数が14本である植物において、減数分裂によってつくられた卵細胞に含まれる染色体の数と、受精によってできた胚の細胞1個に含まれる染色体の数の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
卵細胞が7本、胚が14本
卵細胞などの生殖細胞は減数分裂によって染色体の数が体細胞の半分になるため、14本の半分である7本となります。その後、受精によって卵細胞(7本)と精細胞(7本)が合体してできる胚は、再び元の体細胞と同じ14本の染色体を持つようになります。
神奈川県公立高校入試(2017)類似
微生物による有機物の分解
Q192
土の中の微生物の働きを確かめる実験について説明します。採取したばかりの「そのままの土」を入れた容器と、土を十分に加熱して殺菌した「加熱した土」を入れた容器を用意しました。それぞれの容器に枯れ葉を入れ、数週間後の様子を比較したとき、観察される結果とその考察として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
そのままの土を入れた容器の枯れ葉だけが形が崩れてボロボロになり、微生物が有機物を分解したことがわかる。
加熱した土では微生物が死滅しているため、枯れ葉に含まれる有機物の分解が進まず、形が保たれます。一方、加熱していない「そのままの土」には菌類や細菌類などの微生物が生きて活動しているため、枯れ葉を分解して形を崩していきます。この対照実験により、分解の要因が微生物であることが証明されます。
茨城県公立高校入試(2016)類似
遺伝子
Q193
生物が持つ形や性質である「形質」を決定する情報の単位を何といいますか。また、その本体である物質の名称との組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
情報の単位を遺伝子といい、その本体は染色体に含まれるデオキシリボ核酸(DNA)である。
生物の形や性質は形質と呼ばれ、これを決める情報の単位が遺伝子です。遺伝子の本体はデオキシリボ核酸(DNA)という物質であり、細胞の核の中にある染色体に含まれています。タンパク質は遺伝子の情報に基づいて合成されるものであり、遺伝子の本体そのものではありません。
福井県公立高校入試(2014)類似
魚類
Q194
脊椎動物の中で、約5億年前の古生代に最初に出現したとされるグループはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
魚類
脊椎動物の進化の歴史において、最も古い時代である約5億年前の古生代に誕生したのが魚類です。背骨を持つ動物の共通の祖先から、最初に分かれて出現したグループとして位置づけられています。その後に両生類、爬虫類、鳥類や哺乳類が順次出現しました。
千葉県公立高校入試(2021)類似
生態系における炭素(二酸化炭素)の循環
Q195
生態系における炭素の循環において、植物などの生産者、草食動物や肉食動物などの消費者、そして菌類・細菌類などの分解者のすべての生物が共通して行い、体内の炭素を二酸化炭素として大気中に放出する生命活動を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
生産者、消費者、分解者のすべての生物は、生命活動に必要なエネルギーを取り出すために呼吸を行っています。この過程で、有機物に含まれる炭素は酸素と反応して二酸化炭素となり、大気中に放出されます。植物(生産者)も光合成を行う一方で呼吸も行っているため、すべての生物が大気中へ炭素を戻す経路を持っていることになります。
福井県公立高校入試(2017)類似
根の成長点
Q196
タマネギの根の成長を調べる実験において、根の最先端部、先端から少し上の部分、さらに根の付け根に近い部分の3か所から細胞を採取し、顕微鏡で観察しました。あるプレパラートでは、分裂中の細胞が150個と非常に多く観察されましたが、この細胞が採取された部位として最も適切なものはどれか答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端付近
根の成長は、先端付近にある成長点での細胞分裂によって行われます。実験データにおいて分裂中の細胞が顕著に多い(150個)という結果は、そこが成長点であることを示しています。根の先端から離れた部分や付け根に近い部分では、すでに細胞の分裂が終わり、細胞が大きくなる段階や特定の組織へと変化した後の状態であるため、分裂中の細胞はほとんど見られません。
福岡県公立高校入試(2026)類似
生態ピラミッドにおける個体数比率
Q197
ある特定の環境において、被食者である草食動物の個体数が8万頭、捕食者である肉食動物の個体数が4000頭であったとき、この環境における草食動物の個体数は、肉食動物の個体数の何倍にあたりますか。計算した数値として適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
20倍
草食動物の個体数(80,000頭)を肉食動物の個体数(4,000頭)で割ることで、倍率を求めることができます。80,000 ÷ 4,000 = 20となるため、草食動物は肉食動物の20倍存在していることがわかります。このように、被食者の個体数が捕食者の数十倍に達することは、安定した生態系における典型的な特徴の一つです。
鹿児島県公立高校入試(2020)類似
菌類
Q198
カビやキノコなどの仲間であり、生態系において生物の死がいや排出物に含まれる有機物を無機物に分解する役割を担う生物群を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
菌類
カビやキノコは菌類に分類されます。これらは光合成を行わず、他の生物の遺骸などの有機物を取り込み、二酸化炭素や水などの無機物に分解してエネルギーを得る「分解者」としての役割を担っています。
東京都公立高校入試(2019)類似
分離の法則による生殖細胞の遺伝子
Q199
丸い種子をつくる遺伝子を「A」、しわのある種子をつくる遺伝子を「a」とします。遺伝子の組み合わせが「Aa」であるエンドウが減数分裂を行い、精細胞や卵細胞をつくるとき、生殖細胞がもつ遺伝子の状態について正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
「A」をもつ生殖細胞と「a」をもつ生殖細胞が、1:1の割合でつくられる。
分離の法則により、親の細胞で対になっている「A」と「a」の遺伝子は、減数分裂の過程で必ず分かれて別々の生殖細胞に入ります。そのため、一つの生殖細胞が「Aa」のように両方の遺伝子を同時にもつことはありません。親が「Aa」の場合、つくられる精細胞や卵細胞は「A」をもつものと「a」をもつものが同数、つまり1:1の割合で生じます。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
遺伝子の組み合わせ
Q200
丸い種子をつくる純系のエンドウ(AA)と、しわのある種子をつくる純系のエンドウ(aa)を他家受粉させてできた子の代は、すべて丸い種子となりました。この理由について、遺伝子の組み合わせと形質(特徴)の関係から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対になった遺伝子のうち、丸い形質をあらわす優性遺伝子(A)の働きだけが現れるから
純系の親どうしをかけ合わせた子の代は、優性遺伝子(A)と劣性遺伝子(a)を一つずつ持った「Aa」という遺伝子の組み合わせになります。対になった遺伝子が異なる種類である場合、形質として現れやすい方の遺伝子(優性遺伝子)の働きだけが表面に現れるため、すべての種子が丸くなります。
山口県公立高校入試(2017)類似
染色体数の維持
Q201
体細胞分裂の過程において、染色体が「複製」されることの意義と、その後の変化について正しく述べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂前に染色体を2倍に増やすことで、分裂後の2つの細胞に同じ質と量の遺伝情報を引き継ぐため。
染色体には生物の設計図となる遺伝子が含まれています。分裂前に染色体を複製して2倍に増やし、それを新しくできる2つの細胞へ均等に分けることにより、すべての体細胞が同じ遺伝情報を持つことができます。染色体を半分に減らすのは生殖細胞を作る際(減数分裂)の現象であり、体細胞分裂では数は維持されます。
大分県公立高校入試(2024)類似
バイオマス発電
Q202
植物、廃材、生ゴミ、家畜の排泄物などの生物由来の有機性資源を燃料として利用する発電方式を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
バイオマス発電
生物由来の有機性資源(バイオマス)を燃焼させたり、ガス化させたりして電気エネルギーを取り出す方式をバイオマス発電と呼びます。これらは化石燃料と異なり、光合成によって二酸化炭素を吸収して成長する植物などを資源とするため、循環型のエネルギー資源として注目されています。
岡山県公立高校入試(2014)類似
受精卵
Q203
有性生殖を行う生物における受精卵の性質と、その後の変化についての説明として、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精によって作られた最初の細胞であり、その後は細胞分裂を繰り返して細胞の数を増やしていく。
有性生殖では、受精によって両親の遺伝情報を引き継いだ受精卵が形成される。この受精卵は1つの細胞であるが、ここから細胞分裂が連続して起こることで細胞数が増え、複雑な体を持つ個体(胚)へと成長していく。受粉は受精の前提条件であって細胞の形成そのものではなく、受精卵が分裂せずに大きくなることもない。
鳥取県公立高校入試(2022)類似
被子植物の受精
Q204
被子植物の有性生殖において、「受精」とはどのような現象を指しますか。最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管の中を移動した精細胞の核が、胚珠の中にある卵細胞の核と合体すること
被子植物の受精は、花粉から伸びた花粉管の中を精細胞が移動し、胚珠内にある卵細胞の核と精細胞の核が合体することを指します。花粉が柱頭につくことは「受粉」であり、受精とは区別されます。また、移動するのは精細胞側であり、受精後に胚珠は種子に、子房が果実になります。
茨城県公立高校入試(2026)類似
脊椎動物の進化
Q205
カエルの前あし、鳥の翼、ヒトの腕、コウモリの翼などは、見た目やはたらきは異なりますが、骨格の基本的なつくりが共通しており、共通の祖先から変化したものと考えられています。このような器官を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
相同器官
もともとは同じものであったものが、生活環境の変化に合わせて形やはたらきが変わった器官を相同器官といいます。これは、異なるグループの脊椎動物が共通の祖先から枝分かれして進化したことを示す重要な証拠となります。一方、昆虫の羽と鳥の翼のように、起源は異なるがはたらきが似ているものは相似器官と呼びます。
山梨県公立高校入試(2021)類似
生産者
Q206
ある森の生態系において、植物とその他の生物の関係を考えたとき、植物が「生産者」と呼ばれる理由として正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素という無機物から、デンプンなどの有機物を自ら作り出すことができるから。
生産者である植物は、光合成によって空気中の二酸化炭素(無機物)と水から、自分の体やエネルギーの源となる有機物を生成します。自分で有機物を作ることができない消費者は、この生産者が作った有機物を食べることでしか生命活動に必要なエネルギーを得ることができません。この「有機物を生産する」という機能が名称の由来となっています。
長野県公立高校入試(2016)類似
捕食・被食関係による数量バランス
Q207
植物、昆虫、小鳥、タカの順に「食べる・食べられる」という関係(捕食・被食の関係)が成り立つ生態系を想定します。何らかの原因で、この生態系における小鳥の個体数が一時的に急増した場合、その直後に起こる変化として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
小鳥に食べられる昆虫の個体数が減少し、小鳥を食べるタカの個体数が増加する
捕食・被食の関係において、ある生物の個体数が変化すると、その上下の層に影響が及びます。小鳥が増えると、小鳥に捕食される昆虫の個体数は減少します。一方で、小鳥を捕食するタカにとっては餌が豊富になるため、タカの個体数は増加します。このように、生態系は一時的にバランスが変動します。
富山県公立高校入試(2026)類似
顕性
Q208
エンドウの種子の形には「丸形」と「しわ形」の対立形質があり、丸形が顕性であることがわかっています。丸形の純系の植物としわ形の純系の植物を他家受粉させて子をつくったとき、観察される子の形質について正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
すべてが丸形の種子になる
丸形の遺伝子をA、しわ形の遺伝子をaとすると、それぞれの純系の親(AAとaa)から生まれる子の遺伝子型はすべてAaとなります。顕性の形質である丸形の遺伝子(A)をもっているため、子の代ではすべて顕性の形質である丸形のみが現れます。
鹿児島県公立高校入試(2021)類似
胚
Q209
被子植物の受精卵は、細胞分裂を繰り返して次第に植物の体としての形を整えていく。このように、受精卵が分裂を開始してから、根や茎、葉などの形ができ、自ら養分をとり始める前までの段階にある植物の体を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
胚
受精卵が分裂して、植物の体としての基本的な構造が作られるまでの状態を胚と呼ぶ。受精卵から胚になるまでの過程を「発生」という。胚乳は発芽に必要な養分を蓄える部分であり、卵細胞は受精前の雌の生殖細胞であるため、胚とは明確に区別する必要がある。
茨城県公立高校入試(2020)類似
分離の法則
Q210
減数分裂によって生殖細胞ができるとき、細胞内にある「対」になっている「遺伝子」が、それぞれ別々の「生殖細胞」に入ります。メンデルが提唱したこの法則を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
生殖細胞がつくられる際、対になっている染色体が分かれて別々の細胞に入るため、その上にある遺伝子も分かれます。この現象を分離の法則と呼び、遺伝の規則性を説明する上で最も基礎となる原理です。
福井県公立高校入試(2016)類似
草食動物
Q211
生態系における物質の循環において、大気中の二酸化炭素は植物によって有機物へとつくり変えられます。この植物に蓄えられた物質を直接とり込む段階にある生物の説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
植物(生産者)を直接食べる一次消費者である
大気中の二酸化炭素を取り込んで有機物をつくる植物は生産者です。物質の流れる順序として、この生産者が蓄えた養分を直接食べる段階の生物は「一次消費者」と定義されます。具体的にはウサギなどの草食動物がこの役割を担っています。
佐賀県公立高校入試(2024)類似
外来生物
Q212
ブラックバスやマングースなどの外来生物が新しい環境に定着した場合、その地域の生態系にどのような影響を及ぼすと考えられるか、最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
もともとその地域にいた在来種を捕食したり、生息場所を奪ったりして、生態系のバランスを崩す可能性がある。
外来生物は、天敵がいない環境で爆発的に繁殖することがあり、在来種を捕食したり、エサや住みかを巡る競争に勝って在来種を減少させたりすることがあります。これにより、長年保たれてきた地域の食物連鎖などの生態系のバランスが大きく崩れることが問題視されています。
福島県公立高校入試(2020)類似
根の成長と細胞分裂の場所
Q213
根の先端に近い部分ほど、細胞分裂の直後であるため細胞一つひとつの大きさは小さい傾向にあります。それにもかかわらず、根の先端付近にある細胞の数を計測すると、他の部位に比べて圧倒的に多くの細胞が密集しています。この理由を「細胞分裂」という言葉を用いて説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端付近には細胞分裂が盛んな場所があり、常に新しい細胞が次々と生み出されているから。
植物の根の先端付近には成長点と呼ばれる、細胞分裂が非常に活発な部位が存在します。この場所では常に新しい細胞が作られているため、まだ大きく成長する前の小さな細胞が密集して存在することになり、結果として単位面積あたりの細胞数が多くなります。
愛知県公立高校入試(2026)類似
生殖細胞と体細胞分裂における染色体数の変化
Q214
細胞分裂における染色体の変化について考えます。受精卵の染色体数が16本である植物において、根の成長点で体細胞分裂が行われている細胞を観察しました。染色体が複製され、細胞の両端に移動しているものの、まだ1つの細胞としてつながっている状態(分裂完了直前)において、この細胞1個の中に存在する染色体の数は合計で何本ですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
32本
体細胞分裂では、まず染色体が複製されて数が2倍になり、その後、それぞれの細胞に等しく分配されます。染色体が両端に移動している段階では、まだ細胞質が完全に分かれていないため、1つの細胞の中に複製された2倍分の染色体が存在しています。したがって、受精卵(体細胞)の16本の2倍である32本となります。
山梨県公立高校入試(2017)類似
分解者
Q215
土壌中の微生物などの活動によって、死がいや排出物に含まれる炭素が二酸化炭素として大気中に戻る仕組みを説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物が有機物をエネルギー源として利用するために呼吸を行い、その過程で有機物が無機物に分解されるため。
分解者は他の生物の死がいなどに含まれる有機物を取り込み、呼吸によって生命活動に必要なエネルギーを得ています。この呼吸の反応によって、有機物に含まれていた炭素は二酸化炭素(無機物)へと変化し、大気中へ放出されます。これが炭素の循環における重要なステップとなります。
兵庫県公立高校入試(2025)類似
裸子植物の出現
Q216
植物の系統的な進化において、シダ植物の一部から裸子植物が分岐して出現したことは、植物の生活圏の拡大においてどのような利点があったと考えられるか。その理由として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
種子をつくることで、受粉に際して大量の水を必要としなくなり、乾燥した土地でも繁殖が可能になったため。
シダ植物が繁殖に水を必要とする胞子で増えるのに対し、裸子植物は種子をつくる仕組みを獲得しました。種子は乾燥に強く、胚珠に花粉が直接届くことで受粉が行われるため、水辺から離れた乾燥した環境でも分布を広げることが可能になりました。なお、維管束や根・茎・葉の区別はシダ植物の段階ですでに備わっています。
愛知県公立高校入試(2015)類似
脊椎動物の出現順
Q217
脊椎動物の進化の過程において、「一生を通じて肺で呼吸し、乾燥に強い殻のある卵を陸上に産む」という特徴を初めて獲得し、水中を離れて完全に陸上で生活できるようになったグループの出現タイミングについて述べたものとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
魚類や両生類よりも後に出現した
殻のある卵を産む特徴を持つのは爬虫類や鳥類です。脊椎動物は、まずえら呼吸を行い水中に卵を産む魚類が出現し、次に幼生がえら呼吸で成体が主に肺呼吸を行う両生類が出現しました。その後に、陸上生活に適応した爬虫類が出現したため、魚類や両生類よりも新しい時代に登場したことになります。
福井県公立高校入試(2024)類似
進化の定義
Q218
生物が非常に長い年月をかけて、多くの世代を重ねる間に、その形や機能が変化していく現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
進化
生物の集団において、親から子、子から孫へと代を重ねる中で、形質が変化していく現象を「進化」と呼びます。これには非常に長い時間が必要であり、個体が一生の間に姿を変えることとは区別されます。
熊本県公立高校入試(2024)類似
生殖細胞の染色体数
Q219
ソラマメの根の細胞のように、成長のために分裂を繰り返す体細胞に対し、卵細胞や精子などの生殖細胞がつくられるときに行われる、染色体の数がもとの細胞の半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生物が子をつくるための生殖細胞(卵や精子)をつくる際、染色体の数が親の体細胞の半分になる「減数分裂」が行われます。これにより、受精して新しい個体(受精卵)になったときに、親の体細胞と同じ染色体数に戻ることができます。
群馬県公立高校入試(2026)類似
肉食動物の階層
Q220
ある生態系において、植物を食べる草食動物と、その草食動物を食べる肉食動物の数量関係を調べました。これらを「生態ピラミッド」として表した際、肉食動物の層が最も面積が小さく、個体数が少なくなる理由として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
上位の生物は下位の生物を食べて得たエネルギーの一部しか、自身の体をつくる材料として蓄えられないため。
生物が取り込んだエネルギーの多くは、呼吸などの生命活動や熱として消費され、体外へ放出されます。次の階層の生物に受け継がれるのは、成長に使われた一部のエネルギーのみであるため、食物連鎖の段階が上がるにつれて維持できる生物の総量は減少していきます。この原理により、ピラミッドの上位に位置する肉食動物は、下位の生物よりも個体数や総重量が少なくなります。
静岡県公立高校入試(2021)類似
根の成長点
Q221
芽生えたばかりのソラマメの根に、先端から基部(茎に近い方)まで1mmごとに等間隔のしるしをつけ、水で湿らせたろ紙に固定して数日間観察しました。しるしの間隔はどのように変化しますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端に近い部分の間隔が最も大きく広がる
植物の根は全体が均等に伸びるのではなく、先端付近にある成長点とその周辺で集中的に成長します。成長点で作られた新しい細胞が縦方向に大きく伸びるため、先端に近い部分に付けたしるしの間隔が最も顕著に広がります。一方で、基部に近い古い組織では細胞の成長が止まっているため、間隔はほとんど変化しません。
富山県公立高校入試(2018)類似
減数分裂
Q222
生物が子をつくる際、生殖細胞(卵や精子など)がつくられるときに行われる、染色体の数が元の細胞の半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生物が有性生殖を行う際、親の染色体数が子にそのまま受け継がれると、世代を経るごとに染色体数が倍増してしまいます。これを防ぐために、生殖細胞をつくる過程で染色体の数を半分に減らす特別な細胞分裂が行われます。これを減数分裂と呼びます。
北海道公立高校入試(2020)類似
細胞分裂における染色体の分配
Q223
細胞分裂を観察すると、複製されて2本が対になった状態の染色体が、細胞の中央に並んだあと両端へと移動する様子が見られます。このときの染色体の分配のされ方について正しく述べたものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対になっていた染色体が1本ずつに分かれ、新しくできる2つの核に同じ数ずつ入る
細胞分裂の過程では、複製によって2本が結合していた染色体が、それぞれ独立した1本の染色体として分離します。これらが細胞の両極(両端)へと移動し、最終的に2つの新しい核に取り込まれます。これにより、新しくできた2つの娘細胞は、親の細胞と全く同じ遺伝情報を持つことになります。染色体の本数が半分になるのは減数分裂の際であり、体細胞分裂では本数は変わりません。
京都府公立高校入試(2014)類似
染色体の複製と維持
Q224
体細胞分裂が起こる際、新しくできる娘細胞が分裂前と同じ数の染色体を受け継ぐために、分裂が始まる前に行われる「染色体と同じものをもう1つ作る過程」を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体の複製
細胞が2つに分かれても染色体の数が減らないのは、分裂が始まる前にあらかじめ染色体のコピーが作られているからです。この現象を染色体の複製と呼びます。これにより、複雑な遺伝情報を欠損させることなく、新しい細胞へと正確に受け継ぐことが可能になります。
千葉県公立高校入試(2023)類似
始祖鳥が示す進化の証拠
Q225
全身が羽毛でおおわれ、鳥のような翼をもっているが、翼の先端には鋭い爪があり、口の中には現在の鳥類には見られない歯が並んでいるという、爬虫類と鳥類の両方の特徴を併せ持つ化石動物の名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
始祖鳥
羽毛という鳥類の特徴と、翼の爪や口の歯という爬虫類の特徴を併せ持っていることから、この化石動物は始祖鳥と呼ばれます。これは生物が長い時間をかけて変化してきたことを示す貴重な証拠となります。
富山県公立高校入試(2018)類似
DNA
Q226
細胞分裂や遺伝の仕組みに関する記述のうち、染色体と遺伝子の本体について正しく述べているものを次の中から選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体に含まれるDNA(デオキシリボ核酸)が遺伝子の本体であり、これが親から子へと受け継がれる。
生物が親から子へ形質を伝える際、核内の染色体が重要な役割を果たします。この染色体を構成する物質のうち、遺伝情報を保持している物質はDNA(デオキシリボ核酸)です。DNAは細胞分裂の際に複製され、正確に受け継がれることで、遺伝子の本体として機能します。タンパク質は染色体の構造を支える役割を主に担っており、遺伝子の本体ではありません。
岡山県公立高校入試(2026)類似
根の細胞分裂の場所
Q227
タマネギの根を、先端から根元に向かっていくつかの領域に分けて顕微鏡で観察したとき、根の先端付近の細胞に見られる特徴として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
一つ一つの細胞が小さく密集しており、核がはっきり見える
根の先端付近にある成長点では、細胞分裂によって新しい細胞が次々と作られているため、まだ成長しきっていない小さな細胞が密集した状態で観察されます。細胞分裂の過程では染色体が現れるなど核の変化が激しいため、この領域の細胞は核が非常に観察しやすいという特徴があります。
群馬県公立高校入試(2017)類似
無性生殖と形質の継承
Q228
植物の栄養生殖において、親の個体から切り取った「さし木」や「ほふく茎」から育った新しい個体の特徴について述べたものとして、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の遺伝子がそのまま子に受け継がれるため、親と全く同じ形質が現れる
さし木やほふく茎による繁殖は無性生殖の一種である栄養生殖に分類されます。無性生殖では体細胞分裂によって新しい個体が形成されるため、親が持っているすべての遺伝子がそのまま子にコピーされます。有性生殖のように遺伝子の組み換えが起こらないため、子は親と全く同じ形質を示すことになります。これにより、農作物の優れた形質を次世代に確実に維持することが可能となります。
愛媛県公立高校入試(2014)類似
生殖細胞の染色体数
Q229
有性生殖において、生殖細胞ができる際に染色体数が半分になることの意義について、正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精によって精子と卵の核が合体したとき、子の染色体数が親の体細胞と同じになるようにするため。
有性生殖では精子と卵という2つの細胞が合体して新しい個体が始まります。もし生殖細胞の染色体数が体細胞と同じままであれば、受精のたびに染色体数が2倍に増え続けてしまいます。減数分裂によってあらかじめ数を半分にしておくことで、受精後も親と同じ染色体数を保つことが可能になります。
兵庫県公立高校入試(2023)類似
微生物による有機物の分解
Q230
デンプンを混ぜた寒天培地の上に、土を水に混ぜて静置した際の上澄み液を染み込ませたろ紙を置き、数日間放置しました。その後、培地全体にヨウ素液をかけたところ、ろ紙を置いた部分だけが青紫色に変化しませんでした。この現象が起きた理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
上澄み液に含まれる微生物が、デンプンを分解して別の物質に変えたため。
土の中の微生物は、呼吸などの生命活動を通じて、周囲の有機物を二酸化炭素などの無機物に分解する働きを持っています。この実験では、上澄み液に含まれる微生物がろ紙の周囲にあるデンプンを分解したため、デンプンが存在しなくなり、ヨウ素反応(青紫色への変化)が見られなくなります。
石川県公立高校入試(2020)類似
無性生殖
Q231
ジャガイモの塊茎(いも)やオランダイチゴのほふく茎のように、植物の根・茎・葉といった体の一部から新しい個体をつくる無性生殖を特に何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
栄養生殖
植物の根・茎・葉は、栄養分を合成・蓄積する器官であることから栄養器官と呼ばれます。この栄養器官を用いて新しい個体を増やす方法は、無性生殖の中でも特に栄養生殖に分類されます。
福井県公立高校入試(2022)類似
根の成長点と伸長
Q232
ビーカーの水に浸したタマネギの根を用い、根の基部(茎に近い方)から先端に向かって、等間隔にA、B、C、Dの印をつけた。数日後、印の間の長さ(AB間、BC間、CD間)を測定したとき、観察される結果とその理由の組み合わせとして適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
CD間の伸びが最も大きい。根の先端付近で細胞分裂によって増えた細胞が、その後大きく成長するため。
根に等間隔の印をつけて成長を記録すると、先端側の印の間隔が最も大きく広がる。これは、根の先端付近にある成長点で細胞分裂が活発に行われ、そこで生じた新しい細胞が水分を吸収して縦に長く伸びるからである。基部に近い部分はすでに成長が完了した細胞で構成されているため、印の間隔はほとんど変化しない。
山形県公立高校入試(2022)類似
塩酸による細胞の解離
Q233
タマネギの根の成長点付近を顕微鏡で観察する手順について述べたものです。根を切り取った直後に、細胞同士を離れやすくするために「うすい塩酸」に浸す処理を何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
解離
顕微鏡観察において、組織を構成する細胞同士の結合を切り離し、バラバラにすることを「解離」といいます。高校入試では、細胞分裂の観察における「うすい塩酸」の使用目的とセットで問われる非常に重要な用語です。他の選択肢である「固定」は細胞の生命活動を止めて状態を維持すること、「染色」は特定の構造を染めることを指します。
神奈川県公立高校入試(2015)類似
子の形質に基づく親の遺伝子型の推定
Q234
エンドウの種子の「丸」と「しわ」のように、同時に現れることがない対をなす形質を対立形質といいます。丸い形質を伝える遺伝子をA、しわの形質を伝える遺伝子をaとしたとき、丸い種子をつくる親同士をかけ合わせたところ、子の代にしわのある種子(aa)が生まれました。この結果から、親の代の遺伝子の組み合わせと形質の推定について正しく述べたものはどれか、選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
両方の親がAaという遺伝子の組み合わせを持っており、それぞれから潜性遺伝子aが子に伝わった。
潜性形質である「しわ(aa)」の子が生まれるためには、子は両親から一つずつ潜性遺伝子(a)を受け継ぐ必要があります。このとき、親の形質が優性(丸)であることから、両親は少なくとも一つ以上の優性遺伝子(A)を保持しているはずです。したがって、両親はともに優性遺伝子と潜性遺伝子を一つずつ持つ「Aa」という遺伝子の組み合わせであると推定できます。
高知県公立高校入試(2024)類似
被食者と捕食者の数量関係
Q235
食物連鎖において、食べる側の生物と食べられる側の生物の数量関係について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
食べる側を捕食者、食べられる側を被食者といい、一方が増減するともう一方も連動して変化し、長期的にはつり合いが保たれる。
食物連鎖において、食べる側の生物は捕食者、食べられる側の生物は被食者と呼ばれます。これらの数量は、餌の量や捕食される頻度によって互いに影響を及ぼし合います。一時期に特定の種が増減しても、連動した変化を経て、長期的には一定のバランス(つり合い)が保たれる仕組みになっています。
愛媛県公立高校入試(2018)類似
微生物の大きさと顕微鏡の視野
Q236
顕微鏡で微生物を観察するとき、接眼レンズを通して見える円形の範囲のことを何といいますか。また、その範囲と倍率の関係について述べたものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称は「顕微鏡の視野」であり、倍率を高くするほどその範囲は狭くなる
顕微鏡をのぞいた際に見える円形の範囲は「顕微鏡の視野」と呼ばれます。倍率とは物体を拡大する割合のことであり、倍率を上げるほど物体は大きく見えますが、その分、一度に観察できる実像の範囲(視野)は制限されて狭くなります。
佐賀県公立高校入試(2024)類似
呼吸による二酸化炭素の放出
Q237
大気中や水中の二酸化炭素は、光合成によってケイソウなどの生産者の体内に取り込まれ、有機物につくりかえられます。この炭素が食物連鎖を通じて消費者や分解者の体内へ移動した後、再び二酸化炭素として外界へ放出される生物の働きを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
生物は生命活動に必要なエネルギーを取り出すために、細胞内で有機物を分解して二酸化炭素を放出します。この働きを呼吸と呼び、炭素の循環において有機物に含まれる炭素を無機物である二酸化炭素として環境中に戻す重要な役割を担っています。
鳥取県公立高校入試(2020)類似
分解者
Q238
土壌中の生物を観察したとき、落ち葉などの有機物を食べて分解を助ける「分解者」として分類される小動物の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ミミズ・ダンゴムシ
土壌中には多くの小動物が住んでいますが、ミミズやダンゴムシは落ち葉などの有機物を食べて細かく分解し、微生物がさらに分解しやすい状態にする分解者の役割を担っています。これに対し、クモやムカデ、トカゲなどは他の小動物を捕食して生活する「消費者」に分類されます。モグラも主にミミズなどの動物を食べるため、消費者です。
香川県公立高校入試(2023)類似
無性生殖における形質
Q239
イソギンチャクが体の一部を分裂させて新しい個体を作るような、受精を行わずに子を作る生殖方法を何といいますか。また、この方法で生まれた子の形質について述べたものとして正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
この生殖方法は無性生殖であり、子の形質は親の形質と全く同じになる。
雌雄の親を必要とせず、受精を行わずに新しい個体を作る方法を無性生殖と呼びます。無性生殖では親の体が分かれることで子ができるため、親が持っている遺伝子がそのまま子に受け継がれます。その結果、子の形質は親の形質と全く同じになります。
徳島県公立高校入試(2022)類似
分解者
Q240
生態系において、カビやキノコなどの菌類や、乳酸菌などの細菌類は、他の生物の遺骸や排出物に含まれる有機物を無機物に分解する過程でエネルギーを得て生活しています。このような役割を持つ生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
カビやキノコ、細菌などの微生物は、自分たちで栄養分を作るのではなく、死骸やフンに含まれる有機物を取り込み、それを二酸化炭素や水などの無機物に分解してエネルギーを得ているため、生態系において「分解者」として区分されます。
東京都公立高校入試(2019)類似
分解者
Q241
生態系における物質の循環について、分解者の働きと物質の変化を説明した文として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物を分解して放出された二酸化炭素などの無機物は、再び生産者によって利用される。
分解者は有機物を無機物に分解する役割を果たします。この過程で放出された二酸化炭素は、生産者(植物など)が光合成を行う際の原料として再び利用されます。このように、物質が生態系内を循環する上で、分解者は有機物を無機物の状態に戻すという重要な役割を担っています。
愛媛県公立高校入試(2016)類似
分解者
Q242
生態系における物質の循環において、分解者が果たしている役割と物質の変化について正しく述べているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
死骸などの有機物を分解して二酸化炭素などの無機物に変え、再び生産者が利用できる形にする
分解者は、消費者や生産者の死骸・排出物に含まれる有機物を、二酸化炭素や水などの無機物にまで分解します。これにより、植物(生産者)が再び光合成の材料として無機物を利用できるようになり、自然界における物質の循環が成立しています。「無機物から有機物をつくる」のは生産者の役割であり、分解者はその逆の過程を担っています。
千葉県公立高校入試(2019)類似
遺伝子の分離比
Q243
遺伝子の組み合わせがAaである個体同士を掛け合わせて孫の代をつくったとき、孫の代で「潜性の形質」が現れる個体と、「顕性の形質」が現れる個体が含まれます。このとき、孫の代全体における遺伝子の組み合わせの比率について正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
ホモ接合(AA)とヘテロ接合(Aa)とホモ接合(aa)が1:2:1の比率で現れる。
孫の代において、対立遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入る「分離の法則」がはたらくため、AA、Aa、aaの遺伝子の組み合わせは統計的に1:2:1の比率で出現します。見た目の形質(表現型)では、AAとAaはどちらも顕性の形質を示すため、顕性:潜性の比率は3:1になりますが、遺伝子そのものの組み合わせに注目すると1:2:1となります。
愛知県公立高校入試(2016)類似
無性生殖
Q244
オランダイチゴやユキノシタは、地表をはう「匍匐茎(ランナー)」と呼ばれる茎を伸ばし、その先端から新しい株をつくって増殖します。この方法で増えた新しい株の性質について、正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の株と全く同じ遺伝子を持っている
無性生殖では、親の体の一部を構成する細胞が体細胞分裂によって増えることで新しい個体がつくられます。そのため、親と子は全く同じ遺伝子を持つことになり、このような個体の集団はクローンと呼ばれます。一方で、受粉を伴う有性生殖では親と異なる遺伝子の組み合わせが生じます。
富山県公立高校入試(2024)類似
生殖細胞の染色体と遺伝子の分配
Q245
生物が子孫を残すための特別な細胞である生殖細胞がつくられるとき、染色体の数がもとの細胞の半分になる特別な細胞分裂が行われます。この細胞分裂の名称として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞(精子や卵、花粉や胚珠の中の細胞など)がつくられる際には、受精後に染色体の数が親と同じになるよう、あらかじめ染色体数を半分にする「減数分裂」が行われます。これに対して、成長の際などに行われる染色体数が変わらない分裂は体細胞分裂と呼ばれます。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
微生物の働きと熱処理
Q246
土の中に生息し、デンプンなどの有機物を二酸化炭素や水などの無機物に分解するはたらきを持つ、菌類や細菌類などの生物をまとめて何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物
肉眼では見ることができないほど小さな生物の総称を微生物といいます。土の中では菌類や細菌類がこれに該当し、動植物の死骸や排出物に含まれる有機物を分解する役割を担っています。これらは加熱によって死滅するため、加熱処理した土では分解のはたらきが見られなくなります。
福井県公立高校入試(2017)類似
希塩酸処理
Q247
細胞分裂の観察において、根の先端を希塩酸で処理した後にスライドガラスにのせ、ろ紙で覆ってから指で真上から強く押す操作を行います。希塩酸処理とこの「押しつぶす操作」を組み合わせることで得られる利点について正しく述べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞同士の重なりをなくし、光を通りやすくして細胞一つの構造を観察しやすくする点
希塩酸によって細胞同士の結合が弱まった状態にすることで、上から押した際に細胞がバラバラに離れ、一層に並んだ状態になります。これにより顕微鏡の光が透過しやすくなり、細胞一つひとつの輪郭や内部の染色体の様子を明確に観察することが可能になります。
鹿児島県公立高校入試(2024)類似
栄養生殖の形質継承
Q248
サツマイモのイモから芽が出て新しい個体が育つとき、親の個体と子の個体の形質が一致するのはなぜか。染色体の受け継がれ方に着目した説明として、最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂を行わず、親の細胞にある染色体がそのまま子に受け継がれるから。
栄養生殖は無性生殖の一種であり、種子をつくる際のような減数分裂や受精の過程を経ない。新しい個体は体細胞分裂によってつくられるため、親の細胞がもつ染色体と全く同じ構成の染色体が子の細胞にも保持される。したがって、親と子で形質が異なることはなく、親の性質がそのまま子へと継承される。
岐阜県公立高校入試(2019)類似
劣性形質の純系とヘテロ接合体の交配
Q249
エンドウの種子の形において、丸形はしわ形に対して優性の形質である。丸形の遺伝子をA、しわ形の遺伝子をaとしたとき、対立遺伝子が異なるヘテロ接合体(Aa)の個体と、劣性形質の純系(aa)の個体を交配させた。このとき、生まれた子の代において、丸形の種子としわ形の種子が現れる比率(分離比)として適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
丸形:しわ形 = 1:1
ヘテロ接合体(Aa)の個体がつくる配偶子が持つ遺伝子は、減数分裂によってAとaが1:1の割合で分離する。一方、劣性形質の純系(aa)がつくる配偶子が持つ遺伝子はすべてaとなる。これらが受精すると、子の遺伝子型の組み合わせはAaとaaが1:1の割合で生じるため、表現型である形質の分離比も1:1となる。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
胚の発生段階
Q250
受精卵が細胞分裂を開始し、自ら食物をとり始める前までの段階にある個体を何と呼ぶか、最も適当なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
胚
受精卵が細胞分裂(卵割)を開始してから、自分で餌をとり始めるまでの状態にある個体を胚と呼ぶ。その後、自ら食物をとり、活動を始めた段階を幼生という。この胚が成体へと育っていく一連の過程を発生と呼ぶ。
山形県公立高校入試(2023)類似
栄養生殖
Q251
植物のふえ方のうち、ジャガイモの栄養生殖が「無性生殖」に分類される理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生殖細胞の合体が行われず、親の体の一部から直接新しい個体がつくられるため
無性生殖と有性生殖の最大の違いは、雌雄の生殖細胞が関わるかどうかです。栄養生殖は、花粉が柱頭につく受粉や、卵細胞と精細胞の受精といったプロセスを一切経ません。親の植物の体の一部から直接、元の個体と同一の遺伝子を持つクローンが誕生するため、無性生殖の定義に合致しています。
鹿児島県公立高校入試(2015)類似
細胞の肥大化による成長
Q252
玉ネギの根の先端付近では細胞分裂が盛んに行われていますが、分裂して新しくできたばかりの小さな細胞は、その後どのように変化して根を長く伸ばしていくか。その過程を説明したものとして適切なものを選択してください。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂した直後の小さな細胞が、水分を吸収するなどして元の細胞と同じくらいの大きさにまで成長する。
玉ネギの根の成長点付近で観察される現象として、細胞分裂によって生じた2つの小さな細胞は、その後に水分を吸収して体積を増していきます。この肥大化のプロセスによって、分裂前の細胞と同じ程度の大きさにまで戻ることで、結果として根全体が伸長します。
山口県公立高校入試(2023)類似
被食者と捕食者の個体数変動
Q253
食物連鎖における「捕食者(食う動物)」と「被食者(食われる動物)」の個体数の変動について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
被食者の個体数が増加した後に、時間を置いて捕食者の個体数が増加する周期的な変化が見られる。
食物連鎖において、被食者(例:カンジキウサギ)が増えると、それを餌とする捕食者(例:オオヤマネコ)にとって生存に有利な条件となり、遅れて捕食者の数が増加します。しかし、捕食者が増えすぎると今度は被食者が過剰に食べられて減少に転じ、餌を失った捕食者もその後減少するという、時間差を伴う周期的なサイクルが成立します。
高知県公立高校入試(2025)類似
根の成長点
Q254
根が下へ下へと長く伸びる仕組みについて、成長点での現象と、その後の細胞の変化を組み合わせた説明として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端にある成長点で細胞の数が増え、その細胞がその後縦に大きく伸びることで根全体が長くなる
根の成長は、大きく分けて2つの段階によって行われます。まず、根の先端付近にある成長点(分裂組織)において、細胞分裂によって細胞の数が増加します。次に、新しく作られた細胞が水などを吸収して縦方向に大きく引き伸ばされます。この「細胞の数の増加」と「個々の細胞の伸長」が組み合わさることで、根は地中深くへと伸びていきます。
群馬県公立高校入試(2024)類似
上腕骨の相同性
Q255
ヒトの腕とクジラの胸ビレを比較すると、どちらも肩の関節に接続する「上腕骨」と呼ばれる太く長い骨を持ち、その先に続く骨格構造にも共通性が見られます。このように、現在は形やはたらきが異なっていても、もとのつくりが同じで、同じ起源から変化したと考えられる器官を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
相同器官
生物の進化の過程において、共通の祖先から分かれたことで、基本的な骨格構造が共通している器官を相同器官と呼びます。ヒトの腕は物をつかむため、クジラの胸ビレは泳ぐためとはたらきは大きく異なりますが、肩から肘にかけての上腕骨などの構成が一致していることは、これらが同じ起源を持つ証拠となります。
千葉県公立高校入試(2018)類似
捕食・被食による数量変化の仕組み
Q256
植物を草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べるという「食べる・食べられるの関係」によって個体数のつり合いが保たれている生態系がある。この環境において、一時的な変化により草食動物の個体数が急激に増加したとき、その直後に観察される肉食動物と植物の個体数の変化として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
肉食動物の個体数が増加し、植物の個体数が減少する
草食動物が増加すると、それを餌(食物)とする肉食動物にとっては個体を捕食しやすくなるため、肉食動物の個体数は増加する。一方で、草食動物に食べられる側の植物は、消費される量が増えるため、植物の個体数は減少する。このように、特定の層の増減は「食べる・食べられるの関係」を通じて他の層に影響を及ぼす。
秋田県公立高校入試(2019)類似
分離の法則
Q257
減数分裂によって生殖細胞が形成される際、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入るという規則性を「分離の法則」という。丸い種子の遺伝子をA、しわのある種子の遺伝子をaとしたとき、丸い種子をつくる純系の個体(遺伝子の組み合わせAA)が減数分裂を行ってつくる生殖細胞の説明として、適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対になっていた遺伝子が分かれ、すべての生殖細胞がAという遺伝子を一つずつ持つようになる
分離の法則により、親が持つ対の遺伝子は減数分裂によって一つずつに分かれ、別々の生殖細胞に入る。親の遺伝子の組み合わせがAAである場合、どの生殖細胞にも必ずAという遺伝子が一つだけ受け継がれることになる。
埼玉県公立高校入試(2020)類似
生殖細胞と受精卵の染色体数
Q258
体細胞の染色体数が8本である生物において、生殖が行われる際の染色体数の変化について考えます。減数分裂によって精子や卵がつくられ、受精によって受精卵ができるとき、精子1個、卵1個、および受精卵1個に含まれる染色体数の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
精子:4本、卵:4本、受精卵:8本
生物が植物の精細胞や動物の精子、卵などの生殖細胞をつくる際、減数分裂という特別な細胞分裂が行われます。減数分裂では、つくられた細胞(生殖細胞)の染色体数が元の体細胞の半分になるため、体細胞が8本であれば精子や卵は4本となります。受精によってこれらの精子と卵が合体すると、染色体数も合計されるため、受精卵の染色体数は親の体細胞と同じ8本に戻ります。
三重県公立高校入試(2026)類似
無性生殖における形質の継承
Q259
ゾウリムシの細胞が中央部分でくびれ始め、最終的に同じ大きさの2つの個体に分かれるような、受精を行わずに親の体の一部が分かれて新しい個体をつくるふやし方を何といいますか。また、そのときの子の形質について述べたものとして正しい組み合わせを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
無性生殖といい、子の形質は親と全く同じになる
受精を行わずに新しい個体をつくる方法は無性生殖と呼ばれます。無性生殖では、親の体の一部がそのまま子となるため、親の持つ遺伝子がそのまま子に受け継がれます。その結果、子に現れる形質は親と全く同じになります。
群馬県公立高校入試(2020)類似
ルーペの使い方
Q260
ルーペを使用して観察を行う際、ピントを合わせるための基本的な姿勢や操作について述べたものとして、正しい記述はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
見える範囲を広くするため、ルーペを目に近づけて持つ。
ルーペは目に近づけて持つことで、視野を広く保つことができます。この状態で、動かせる観察物であれば観察物自体を、動かせない観察物(地面に生えている花など)であれば顔を前後に動かしてピントを合わせるのが、理科の観察における正しい操作手順です。
石川県公立高校入試(2019)類似
標本調査による個体数推定
Q261
池にいるメダカの個体数を推定するため、まず網で捕獲した40匹すべてに印をつけて池に戻しました。数日後、再び網で50匹を捕獲したところ、その中に印のついたメダカが10匹含まれていました。このとき、この池に生息していると推定されるメダカの個体数は何匹ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
200匹
「最初に印をつけた個体数:全体の個体数」という比率が、再捕獲した際の「標識個体の数:再捕獲した全個体数」という比率に等しくなると考えて計算します。池の全個体数をxとすると、40:x = 10:50 という比例式が成り立ちます。10x = 2000 となるため、x = 200となり、推定される個体数は200匹と算出されます。
北海道公立高校入試(2019)類似
食物連鎖
Q262
「植物(生産者)→草食動物(消費者)→肉食動物(消費者)」という食物連鎖の関係がある環境において、何らかの理由で肉食動物の数が一時的に急激に減少しました。このとき、その直後に起こる現象として適切なものはどれか選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
草食動物の数が増加し、植物の数が減少する
肉食動物が減少すると、天敵がいなくなった草食動物の数が一時的に増加します。その結果、草食動物の餌となる植物がより多く食べられるようになるため、植物の数は減少に転じます。このように、食物連鎖の一角が崩れると周囲の生物の数量に影響が及びます。
奈良県公立高校入試(2023)類似
カーボンニュートラル
Q263
植物などの生物資源(バイオマス)を燃焼させた際、排出される二酸化炭素の量と、その植物が生長する過程で光合成によって大気中から取り込んだ二酸化炭素の量がほぼ等しいとみなす考え方を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
カーボンニュートラル
植物は生長する際に光合成を行い、大気中の二酸化炭素を吸収して体内に炭素を取り込みます。バイオマスを燃焼させると二酸化炭素が排出されますが、それはもともと大気中にあったものを植物が取り込んだものに由来するため、大気全体の二酸化炭素量は増減しないという考えに基づいています。
長野県公立高校入試(2016)類似
食物連鎖
Q264
自然界の生物のつながりを観察すると、実際には一種類の生物が複数の種類の生物を食べたり、逆に複数の種類の生物に食べられたりしています。このように、多くの食物連鎖が複雑に絡み合い、網目のようになっている状態を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
食物網
実際の生態系では、ある生物の餌が一種に限られることは少なく、食べる・食べられるの関係は複雑に分岐し、網目(ネットワーク)のような構造をつくります。これを食物網と呼び、これによって生態系のバランスが保たれやすくなっています。
北海道公立高校入試(2016)類似
分離の法則による形質比
Q265
対立形質をもつ純系の親どうしをかけ合わせてできた雑種第一代を自家受粉させたとき、雑種第二代において潜性形質をもつ個体が現れる理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対になっている遺伝子が減数分裂によって分かれ、別々の生殖細胞に入る分離の法則があるため
分離の法則により、雑種第一代(Aa)がもつ対立遺伝子は、減数分裂によってそれぞれ別の生殖細胞に振り分けられます。これにより、潜性遺伝子(a)をもつ生殖細胞どうしが受精する確率が生まれるため、雑種第二代では潜性形質の個体(aa)が統計的に4分の1の割合で出現します。自家受粉は、同じ遺伝子型をもつ個体どうしでの受精を可能にするため、この法則を確認する重要な手順となります。
徳島県公立高校入試(2022)類似
分解者
Q266
土の中の微生物の働きを調べる実験において、十分な空気がある環境で土の中の生物が有機物を分解した際、その物質は最終的にどのような変化をたどりますか。物質の循環の観点から正しい説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生物の遺骸などの有機物を分解し、二酸化炭素などの無機物に変える。
分解者は呼吸を行うことで、遺骸や排出物に含まれる炭素などの有機物を分解し、二酸化炭素などの無機物として放出します。この無機物は再び植物(生産者)によって光合成などに利用され、自然界を循環することになります。
岐阜県公立高校入試(2017)類似
光合成による炭素の取り込み
Q267
生態系において、植物などの生産者が太陽の光エネルギーを利用し、大気中の二酸化炭素からデンプンなどの有機物をつくり出す反応を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成
植物などの生産者は、光のエネルギーを用いて、無機物である二酸化炭素と水から有機物を合成します。この過程により、無機的な環境にある炭素が生物界へと取り込まれます。呼吸や分解は有機物を二酸化炭素に戻す過程であり、蒸散は水蒸気を放出する仕組みです。
新潟県公立高校入試(2022)類似
受粉
Q268
エンドウを用いた遺伝の規則性を調べる実験では、異なる形質を持つ親同士を掛け合わせるために、一方の植物の花粉をもう一方の植物のめしべの先端にある柱頭に付着させる操作を行います。この操作によって起こる現象の名称として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受粉
雄しべで作られた花粉がめしべの先端である柱頭に付着する現象そのものを受粉と呼びます。遺伝の実験において、特定の親の性質を組み合わせるために人工的に花粉をつける作業も、この受粉の仕組みを利用したものです。受精は受粉の後に起こる細胞レベルの合体を指します。
愛知県公立高校入試(2019)類似
分離の法則と形質の分離比
Q269
エンドウの種子の形(丸・しわ)の遺伝において、丸としわの遺伝子を一つずつ持つ個体を自家受粉させると、次世代では丸としわの形質が 3:1 の比率で現れます。このように特定の比率で形質が分離して出現する理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂によって対の遺伝子が分かれて生殖細胞に入り、受精によって AA、Aa、aa が 1:2:1 の割合で生じるから
分離の法則に基づき、遺伝子型がAaの個体からはAを持つ生殖細胞とaを持つ生殖細胞が等しい確率で作られます。これらがランダムに受精すると、次世代の遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)はAAが1/4、Aaが2/4、aaが1/4の確率で発生します。顕在化する形質(表現型)において、AAとAaはどちらも優性の形質を示すため、合計で3/4が優性、1/4が劣性となり、結果として3:1の分離比が成立します。
徳島県公立高校入試(2020)類似
食物連鎖
Q270
生物どうしの関係を分析するために、生物の名前を矢印で結んだモデルを作成しました。あるバッタからカエルに向かって矢印が引かれているとき、この矢印の向きが示している内容として最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
カエルがバッタを食べるという関係
食物連鎖をモデル化して表す際、矢印の向きは「食べられるもの」から「食べるもの」へと向かうように描く約束があります。これは、生物の体をつくる物質(有機物)が、食べられる側から食べる側へと移動することを表しているため、カエルがバッタを食べていることを意味します。
沖縄県公立高校入試(2021)類似
生殖細胞の染色体数
Q271
生物が子をつくる際、生殖細胞の染色体数がもとの体細胞の半分になることによって、受精卵の染色体数はどのようになりますか。その仕組みと結果について正しく説明したものを選択してください。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂が行われることで、受精卵の染色体数は親の体細胞と同じ数になる。
生殖細胞(卵や精子)がつくられる過程で減数分裂が起こり、染色体数が半分になります。染色体数が半分になった生殖細胞どうしが受精によって合体することで、受精卵の染色体数は親の体細胞と同じ数に戻ります。これにより、世代を重ねても種固有の染色体数が一定に保たれます。
福井県公立高校入試(2019)類似
生殖細胞
Q272
ある生物の親の細胞が、減数分裂という特別な細胞分裂を行い、染色体の数がもとの半分になった4つの細胞がつくられました。このように、受精に先立って染色体数を半分にするプロセスが必要な理由として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
雄と雌の生殖細胞が受精して合体したとき、受精卵の染色体数が親の体細胞と同じ数になるようにするため。
生殖細胞は、減数分裂という過程を経て染色体数が親の体細胞の半分になります。これにより、受精によって雄と雌の生殖細胞が合体した際、受精卵の染色体数が「半分 + 半分 = 1(もとの数)」となり、親と同じ染色体数を維持することができます。もし減数分裂がなければ、世代を重ねるごとに染色体数が無限に増えてしまうことになります。
千葉県公立高校入試(2021)類似
分解者の具体例
Q273
生態系において、植物の枯れ葉や動物の死骸、排出物などの「有機物」を、二酸化炭素や水などの「無機物」に分解する過程に関わる生物を総称して何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 50%(2回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
生態系では、光合成によって有機物をつくり出す植物を「生産者」、生産者がつくった有機物を食べる動物を「消費者」と呼びます。これらに対し、死骸や排出物に含まれる有機物を無機物にまで分解し、その過程で得られるエネルギーを利用して生活している生物を「分解者」と呼びます。
高知県公立高校入試(2023)類似
他家受粉の利点
Q274
植物が自分とは異なる個体から運ばれてきた花粉によって受粉を行う「他家受粉」には、自家受粉と比較してどのような利点がありますか。遺伝子の特徴に触れた説明として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子の組み合わせが多様になり、環境の変化や病気に対して集団が生き残る可能性が高まる。
異なる個体間で受粉を行う他家受粉では、両親から異なる遺伝子を受け継ぐため、子の遺伝子の組み合わせに多様性が生まれます。これにより、急激な環境の変化や特定の病気が発生した際にも、その変化に適応できる個体が生き残る確率が向上するという生存戦略上の利点があります。
宮城県公立高校入試(2025)類似
生殖細胞の染色体数
Q275
ある生物の体細胞の染色体数が8本であるとき、この生物の精子がもつ染色体数と、精子と卵が受精してできた受精卵がもつ染色体数の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
精子の染色体数は4本、受精卵の染色体数は8本
生殖細胞(精子や卵)は減数分裂によって染色体数が体細胞の半分になるため、体細胞が8本であれば精子は4本となります。受精卵は、染色体数が4本の精子と4本の卵が合体してできるため、再び親の体細胞と同じ8本に戻ります。この過程により、世代交代を経ても種固有の染色体数が保たれます。
山梨県公立高校入試(2020)類似
無性生殖における遺伝
Q276
ジャガイモの「芽」やイチゴの「ほふく茎」のように、体の一部から新しい個体を増やす無性生殖(栄養生殖)において、子の細胞に含まれる染色体の状態を説明したものとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の細胞にある染色体が複製され、それらが等しく分配されるため、親と全く同じ染色体を持つ。
無性生殖は、通常の成長と同じ「体細胞分裂」によって新しい個体が形成される現象です。体細胞分裂では、分裂前に染色体が複製されて2倍になり、それが2つの細胞に均等に分けられます。その結果、新しくできた子の細胞に含まれる染色体の数も種類も親と同一になり、遺伝情報が完全にコピーされます。減数分裂は有性生殖の際に生殖細胞をつくるための特別な分裂であり、無性生殖では行われません。
長崎県公立高校入試(2016)類似
菌類と細菌類
Q277
土の中の微生物が生息している容器にデンプン溶液を入れ、数日間密閉して放置したところ、容器内の二酸化炭素の割合が増加していました。この理由を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物が有機物であるデンプンを分解し、呼吸によって二酸化炭素を放出したから。
菌類や細菌類などの微生物は、生態系において「分解者」と呼ばれます。彼らはデンプンなどの有機物を吸収し、生命活動に必要なエネルギーを得るために呼吸を行います。この呼吸の過程で、有機物は二酸化炭素や水などの無機物に分解され、体外へ放出されるため、密閉された容器内では二酸化炭素の量が増加します。
山梨県公立高校入試(2017)類似
生産者
Q278
生態系において、植物が「生産者」と定義される最大の理由は何ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
光エネルギーを用いて、無機物から有機物を合成することができるから。
多くの生物は他の生物を食べることでしか有機物(栄養分)を得られませんが、植物などは太陽の光エネルギーを使い、二酸化炭素と水という「無機物」から「有機物」を合成できます。自ら栄養分を作り出し、生態系の出発点となる役割を果たすことが生産者と呼ばれる理由です。
山梨県公立高校入試(2018)類似
対立形質
Q279
エンドウの種子の形における「丸」と「しわ」のように、互いに同時に現れることがなく、どちらか一方しか現れない一対の形質のことを何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対立形質
生物が持つ形や性質を形質といいますが、エンドウの種子の「丸」と「しわ」のように、対になっていて同時に現れることのない形質のことを対立形質と呼びます。一つの個体において、これらの一対の形質はどちらか一方が表現されます。
千葉県公立高校入試(2014)類似
精細胞
Q280
スライドガラスの上に落としたショ糖水溶液にホウセンカの花粉をまき、顕微鏡で観察したところ、花粉から管状の構造が伸び、その内部を細胞が移動する様子が確認されました。この観察結果に関する説明として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管の中を精細胞が胚珠へ向かって運ばれている。
ショ糖水溶液は柱頭と同じような刺激を花粉に与え、花粉管の伸長を促します。この花粉管は、動くことのできない精細胞を、胚珠の中にある卵細胞まで送り届けるための道筋としての役割を果たしています。
群馬県公立高校入試(2021)類似
無性生殖と遺伝
Q281
農業の現場において、味や病気への耐性が非常に優れた農作物が見つかった際、種子(しゅし)をまいて育てるのではなく、さし木や接ぎ木などの無性生殖を利用して増やすことがあります。この方法を選択する最大の利点は何ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親が持っている優れた形質を、そのまま子に受け継がせることができる点
さし木や接ぎ木などの無性生殖では、親と同じ遺伝子を持つ個体を増やすことができます。有性生殖(種子による増殖)では受精によって遺伝子の組み合わせが変わるため、親と同じ優れた形質が子に現れるとは限りませんが、無性生殖を利用すれば、その優れた形質を確実に維持したまま大量に増殖させることが可能になります。
山形県公立高校入試(2021)類似
外来種が生態系に及ぼす影響
Q282
水質の悪い「大変きたない水」の環境でも生息できるアメリカザリガニは、もともと日本にはいなかった生物である。このような生物が地域の池や川などの環境で急激に増えた場合、もともとその場所に生息していた生物(在来種)に与える影響として、最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
在来種を捕食したり生息場所を奪ったりして、在来種の生存を脅かす
外来種が侵入すると、もともとその環境にいた在来種を食べてしまったり、エサや隠れ場所を奪い合ったりするため、在来種の個体数が減少するなど、生存を脅かす大きな要因となります。アメリカザリガニのように水質悪化に強い種は、在来種が弱った環境でも増殖しやすく、影響が顕著に現れます。
奈良県公立高校入試(2026)類似
形質
Q283
エンドウの種子の色が「黄色」であるか「緑色」であるかといった、生物に見られる具体的な特徴を指す言葉と、その特徴が親から子へと伝わる現象を指す言葉の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
特徴:形質、現象:遺伝
生物が持つ形や性質といった個々の特徴を「形質」と呼び、その形質が親から子、さらに孫へと伝わっていく現象を「遺伝」と呼びます。エンドウの種子の色(黄色・緑色)や、種子の形(丸・しわ)といった特徴はすべて形質であり、これらが規則性を持って子孫に現れるのが遺伝の仕組みです。
埼玉県公立高校入試(2014)類似
植物の細胞分裂の過程
Q284
植物の細胞が細胞分裂を行う際、1つの母細胞が2つの娘細胞に仕切られる仕組みについて正しく説明したものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞の中央付近に細胞板という仕切りができ、それが外側へ広がることで2つの細胞に分かれる。
植物細胞の細胞分裂における大きな特徴は、細胞質が分かれる際に「細胞板」と呼ばれる仕切りが作られることです。この細胞板は細胞の中央付近から形成され、外側に向かって広がることで最終的に新しい細胞壁となり、2つの細胞を完全に隔てます。動物細胞のように外側からくびれができる仕組みとは根本的に異なります。
山形県公立高校入試(2022)類似
根の伸長部位
Q285
根の先端付近で印の間隔が広がり、根が全体として長く伸びていく仕組みについて、「細胞」という言葉を用いて正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
成長点で細胞分裂が起こり、新しくできた細胞がそれぞれ縦に大きく伸びるため
根の伸長は、先端付近の成長点で細胞分裂によって細胞の数が増えることと、その増やされた細胞一つひとつが縦方向に大きく成長するという2つの段階を経て行われます。この原理により、先端に近い部分が特異的に伸長します。
佐賀県公立高校入試(2018)類似
分離の法則
Q286
生殖細胞がつくられる際に起こる「分離の法則」の仕組みについて説明したものとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂が行われる際、対になっている遺伝子が分かれて、それぞれ別々の生殖細胞に入ること
生殖細胞(精子や卵など)が形成されるときには、染色体の数が半分になる減数分裂という特殊な分裂が起こる。この際、親が持っている1対の遺伝子は必ず2つに分かれ、それぞれが異なる生殖細胞に1つずつ受け継がれる仕組みになっている。この現象があるため、受精によって再び対の遺伝子が揃うときに、多様な形質の組み合わせが生じることになる。
広島県公立高校入試(2016)類似
植物の根の伸長成長
Q287
成長している根の細胞を顕微鏡で観察すると、先端付近では小さくほぼ正方形の細胞が密集していますが、そこから少し離れた上部の領域では細胞一つひとつの形が縦に長い長方形になっています。この上部の領域で、根全体を長くするために起きている現象として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
新しくできた細胞が水分などを吸収して縦方向に大きく伸長している
根が成長する際、成長点で分裂したばかりの小さな細胞は、その後水分などを吸収して体積を増し、縦方向に大きく伸びます。顕微鏡で観察される縦長の細胞は、この細胞の伸長が行われた結果を示しています。
群馬県公立高校入試(2016)類似
発生
Q288
多細胞生物において、受精卵が細胞分裂を繰り返して胚となり、やがて親と同じような体のつくりや働きを持つ個体になるまでの一連の変化を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生
受精卵から個体が完成するまでの全プロセスを「発生」と呼びます。細胞分裂によって細胞の数を増やしながら、特定の組織や器官が形づくられていく過程を含みます。選択肢にある「分化」は細胞が特定の役割を持つ細胞へ変化すること、「生殖」は子がつくられる仕組み全体を指します。
神奈川県公立高校入試(2025)類似
生態系における分解者
Q289
生態系において、生物の死骸や排出物に含まれる有機物を分解して生活エネルギーを得、それらを無機物へと還元する役割を持つ生物を「分解者」と呼びます。ここに「イヌワラビ」「シイタケ」「ミミズ」「モグラ」の4種類の生物がいるとき、分解者の役割を持つ生物の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
シイタケとミミズ
菌類に分類されるシイタケや、土中の小動物であるミミズは、死骸や排出物を分解してエネルギーを得る分解者の代表例です。イヌワラビは光合成を行う「生産者」であり、モグラは他の生物を食べる「消費者」に分類されるため、これらは分解者には含まれません。
山梨県公立高校入試(2014)類似
検定交雑における形質の分離比
Q290
丸い種子(遺伝子の組み合わせ:Aa)としわの種子(遺伝子の組み合わせ:aa)を交配させた際、次世代の形質の分離比が1対1になる理由を説明した文として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
雑種第一代の個体が減数分裂によってつくる配偶子に、遺伝子Aと遺伝子aが1対1の割合で分離して入るため。
分離の法則により、対になっている遺伝子Aとaは減数分裂の際、別々の配偶子に分かれて入ります。そのため、遺伝子の組み合わせがAaである雑種第一代からはAを持つ配偶子としわのaを持つ配偶子が同数作られます。これに対して潜性の純系(aa)からはaを持つ配偶子しか作られないため、受精の結果、遺伝子の組み合わせはAaとしあわせなaaが半分ずつ、つまり1対1の割合で成立します。
大阪府公立高校入試(2018)類似
受精のプロセス
Q291
花粉が柱頭に付着したあと、胚珠に向かって細長い管が伸びていく様子が観察されます。この管の名称と、その中を移動して卵細胞のもとへ運ばれる生殖細胞の名称の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管と精細胞
被子植物において、受粉のあとに花粉から胚珠に向かって伸びる管を花粉管と呼びます。この管の中を移動する雄の生殖細胞は精細胞と呼ばれます。精子はコケ植物やシダ植物、あるいは一部の裸子植物(イチョウなど)に見られる、鞭毛を持って自力で泳ぐ細胞を指すため、一般的な被子植物の受精プロセスでは精細胞という用語を用いるのが適切です。
山口県公立高校入試(2024)類似
受精
Q292
被子植物において、めしべの柱頭に花粉が付着した後、花粉から伸びた管の中を移動した精細胞の核が、胚珠の中にある卵細胞の核と結びつく現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精
花粉が柱頭に付着することを「受粉」と呼びますが、その後、花粉から花粉管が伸びて精細胞の核が卵細胞の核と合体する現象は「受精」と呼ばれます。受精によってできた受精卵は、やがて胚へと成長します。
神奈川県公立高校入試(2022)類似
捕食者と被食者の個体数相互作用
Q293
被食者であるゾウリムシと、その捕食者であるシオカメウズムシを同じ環境で飼育し、長期間にわたってそれぞれの個体数の変化を観察しました。このとき観察される現象として、最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ゾウリムシの個体数が増減したあと、それを追いかけるように少し遅れてシオカメウズムシの個体数が増減する
捕食者と被食者の関係では、まず餌となる被食者(ゾウリムシ)の数が増減し、その影響を受けて捕食者(シオカメウズムシ)の数も変動します。餌が増えれば捕食者も増え、餌が減れば捕食者も減少するため、グラフ上では被食者の変化を捕食者が追いかけるような時間差を伴った波形として現れます。
山梨県公立高校入試(2025)類似
呼吸による炭素の循環
Q294
生態系における炭素の循環において、植物や動物などの生物が、有機物を分解して生命活動に必要なエネルギーを取り出すとともに、二酸化炭素を大気中に放出するはたらきを何というか。その名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
生物は呼吸によって体内の有機物を酸素と反応させて分解し、エネルギーを取り出している。この過程で有機物に含まれていた炭素が二酸化炭素となり、大気中や水中に放出されることで炭素の循環の一端を担っている。
長崎県公立高校入試(2017)類似
染色体数の変化
Q295
生物の成長過程で見られる体細胞分裂において、1つの細胞が2つに分かれたとき、新しくできた細胞に含まれる染色体数は、分裂前の細胞と比べてどのようになりますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂前と同じ数になる
体細胞分裂が行われる際、細胞内ではあらかじめ染色体が複製されて2倍の量になり、その後に2つの細胞へ均等に分配されます。この仕組みによって、分裂後にできた新しい細胞は、もとの細胞と全く同じ数の染色体を受け継ぐことができます。これにより、生物は同じ遺伝情報を持った細胞を増やして成長することが可能となります。
静岡県公立高校入試(2016)類似
分離の法則
Q296
メンデルがエンドウを用いた交配実験の結果から導き出した遺伝の規則性のうち、対になっている遺伝子が減数分裂によって分かれ、それぞれ別々の生殖細胞に入るという法則を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
分離の法則
減数分裂が行われる際、細胞内にある1対の遺伝子がそれぞれ別々の生殖細胞に分かれて受け継がれるという現象は、メンデルによって「分離の法則」と名付けられました。これにより、受精後の子の代や孫の代において、特定の形質が一定の比率で現れる基礎が作られます。
岩手県公立高校入試(2016)類似
受精卵と体細胞の染色体数
Q297
カエルの卵と精子が受精して受精卵となり、その後、体細胞分裂を行って二細胞期(細胞が2つに分かれた状態)になったとする。卵に含まれる染色体数を基準としたとき、受精卵に含まれる染色体数と、二細胞期の細胞1つあたりに含まれる染色体数の組み合わせとして適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
受精卵は卵の2倍の染色体数をもち、二細胞期の細胞も受精卵と同じく卵の2倍の染色体数をもつ。
有性生殖では、染色体数が半分になった生殖細胞(卵と精子)が受精によって合体するため、受精卵の染色体数は生殖細胞の2倍(親の体細胞と同じ数)になります。その後、受精卵は体細胞分裂を繰り返して成長しますが、体細胞分裂では分裂前後で染色体数が変化しないため、二細胞期の各細胞に含まれる染色体数も受精卵のときと同じく、卵の2倍のまま維持されます。
茨城県公立高校入試(2017)類似
有性生殖における遺伝子の組み合わせ
Q298
有性生殖において、親の持つ遺伝子が子に受け継がれる際、新たな遺伝子の組み合わせが形成される仕組みについて述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
減数分裂によって対になる遺伝子が分かれて生殖細胞に入り、受精によって両親から一つずつを受け継ぐ。
減数分裂の過程で対になっている遺伝子がそれぞれ別々の生殖細胞に入る「分離の法則」がはたらき、その後の受精によって雄と雌の生殖細胞が合体する。これにより、子が両親から遺伝子を一つずつ受け取り、親の世代とは異なる新しい遺伝子の組み合わせを持つ個体が誕生する。
群馬県公立高校入試(2014)類似
体細胞分裂の過程
Q299
体細胞分裂が行われる際、核の中に現れるひも状の構造物で、細胞の中央に並んだあとに二組に分かれて両端へ移動するものを何といいますか。その名称として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
染色体
細胞分裂が始まると、核の中に染色体と呼ばれるひも状の構造が現れます。この染色体には生物の形質を決める遺伝子が含まれており、細胞の中央に並んだあと、均等に分かれて両端に移動することで、新しい2つの細胞に同じ遺伝情報を伝える役割を持っています。
沖縄県公立高校入試(2018)類似
混合集団の自家受粉による形質分離比
Q300
赤花と白花の個体が1:1の割合で存在する集団において、すべての個体を自家受粉させて次世代の形質を調べる実験を行った。この実験において、次世代全体の形質比率を正しく導き出すために、あらかじめ確認しておくべき「親の代の条件」として最も重要なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
親の代の赤花の個体が、純系であるかヘテロ接合であるか。
顕性形質(赤花)には、純系(AA)とヘテロ接合(Aa)の2種類の遺伝子型が考えられる。純系であれば自家受粉してもすべて赤花になるが、ヘテロ接合であれば赤と白が3:1で分離するため、どちらのタイプが親であるかによって次世代の形質比率が大きく変わる。なお、潜性形質(白花)は常に純系(aa)であるため、確認の優先度は低い。
茨城県公立高校入試(2019)類似
発生
Q301
生物の受精卵が細胞分裂を繰り返し、組織や器官をつくりながら、親と同じような体つきへと成長していく過程を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
発生
受精卵は1つの細胞ですが、細胞分裂を繰り返して細胞の数を増やし、それぞれの細胞が特定の役割を持つ組織や器官へと変化していきます。このように、受精卵から新しい個体が完成していく一連の過程を発生と呼びます。
三重県公立高校入試(2016)類似
栄養生殖によるクローンの形成
Q302
植物が栄養生殖によってふえた場合、新しくできた個体が持つ遺伝子の特徴について説明したものとして、最も適切なものはどれか選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
受精を介さないため、親個体と全く同じ遺伝子を持っている。
栄養生殖は無性生殖であるため、親の細胞分裂によって新しい個体が作られます。受精による遺伝子の混ざり合いが起こらないため、新しくできた個体は親個体のクローンとなり、保持する遺伝子の情報は親と全く同一になります。一方で、種子によってふえる場合は受精を伴う有性生殖であるため、親とは異なる遺伝子の組み合わせが生じます。
新潟県公立高校入試(2023)類似
染色体
Q303
タマネギの根の先端付近を顕微鏡で観察すると、細胞分裂を行っている細胞が見られます。太いひも状の染色体が細胞の中央に並んだあと、細胞の両端(両極)に向かって分かれて移動していく様子が観察される理由として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
複製された同じ遺伝情報を、新しくできる2つの細胞に均等に分けるため
細胞分裂が始まる前に染色体は複製されており、全く同じ遺伝情報を持つ染色体が2組準備されています。これらが細胞の両端に分かれて移動することで、分裂後にできる2つの新しい細胞(娘細胞)が、もとの細胞と同じ遺伝情報を持つことができます。
宮城県公立高校入試(2023)類似
酢酸オルセイン溶液
Q304
タマネギの根の先端の細胞を顕微鏡で観察する手順において、切りとった根をスライドガラスにのせて塩酸で処理した後、酢酸オルセイン溶液を1滴落とし、5分ほど放置してから観察を行いました。この実験において、酢酸オルセイン溶液を用いたことで得られる結果の説明として最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
無色透明だった核や染色体が赤紫色に染まり、観察しやすくなる。
顕微鏡観察のためのプレパラート作りにおいて、特定の構造を強調するために染色液が使用されます。酢酸オルセイン溶液は、細胞内の酸性物質(DNAなど)に反応する性質があるため、核や染色体を特異的に赤紫色に染め上げます。これにより、周囲の細胞質とのコントラストが生まれ、分裂中の染色体の動きなどを詳細に観察することが可能になります。
沖縄県公立高校入試(2020)類似
無性生殖と有性生殖の併用
Q305
植物の中には、親個体から地面をはうように横に伸びる特殊な茎の先に新しい子個体を作って増えるものがあります。このとき使われる茎の名称と、受精を行わずに自分と同じ遺伝子を持つ個体を作るふえ方の名称の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
ほふく茎・無性生殖
親の体の一部が分かれて新しい個体になるふえ方を無性生殖と呼びます。イチゴなどの植物で見られる、地面をはうように伸びる茎は「ほふく茎」と呼ばれ、その先端にできた新しい個体は親と全く同じ遺伝子を持っています。一方、花を咲かせて受精により種子を作る方法は有性生殖と呼ばれ、これらを使い分ける植物も存在します。
山梨県公立高校入試(2014)類似
自家受粉の防止
Q306
エンドウなどの植物を用いて異なる形質を掛け合わせる交配実験を行う際、花が咲く前のつぼみの段階で、あらかじめすべてのおしべをピンセットなどで取り除くことがあります。この操作を行う目的として最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
その花自身の花粉がめしべに付着する自家受粉を防ぐため
遺伝の実験において、意図した個体同士を掛け合わせるためには、その花自身の花粉が受粉に関与しないようにする必要があります。エンドウは花が咲く前に受粉が起こりやすい性質を持っているため、つぼみのうちにおしべを取り除くことで、自分の花粉がつく「自家受粉」を物理的に防止し、実験の正確性を確保します。
茨城県公立高校入試(2024)類似
体細胞分裂の順序
Q307
タマネギの根の先端の細胞を顕微鏡で観察したところ、以下の5つの状態が確認できました。これらを体細胞分裂が進行する順序に従って正しく並べたものはどれですか。
1. 核がはっきり見える状態
2. 核の中に紐状の染色体が現れ始めた状態
3. 染色体が細胞の中央に並んだ状態
4. 染色体が分かれて細胞の両端に移動している状態
5. 細胞のしきりとなる板ができ始め、新しい2つの核ができている状態
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1 → 2 → 3 → 4 → 5
体細胞分裂は、まず核の中に紐状の染色体が見え始め、その染色体が細胞の中央に集まって整列します。その後、染色体は2つに分かれてそれぞれ細胞の両端へと移動し、最後に植物細胞特有の細胞板という仕切りができるとともに新しい核が2つ形成されます。分裂が始まる前の段階では、核がはっきりとした球体として観察されます。
三重県公立高校入試(2014)類似
優性の形質
Q308
丸い種子(遺伝子の組み合わせをAAとする)としわのある種子(遺伝子の組み合わせをaaとする)の純系をかけ合わせると、子の代の遺伝子の組み合わせはすべてAaとなります。このとき、子の代の形質がすべて「丸い種子」になるのはなぜですか。その理由として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
対立形質をそれぞれ支配する遺伝子が共存する場合、優性の形質のみが表面に現れる性質があるため
生物の細胞内で、対立形質に関する異なる遺伝子(この場合はAとa)が対になって存在するとき、一方の形質のみが表現として現れる現象があります。これを優性の法則と呼び、表面に現れる方の形質を優性と定めています。遺伝子の組み合わせがAaとなった個体では、優性であるA(丸い形質)の性質が優先されるため、しわの遺伝子aを持っていても表面上は丸い種子になります。
長野県公立高校入試(2014)類似
細胞分裂と個体の成長
Q309
タマネギの根の先端付近に等間隔で印をつけ、数日間成長させたところ、先端に近い部分ほど印の間隔が大きく広がっていた。この観察結果から、根の成長についてどのようなことが言えるか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
根の先端付近で細胞分裂が盛んに行われ、そこで新しくできた細胞が大きく育つことで伸びる。
植物の根には細胞分裂が盛んに行われる「成長点」が先端付近にある。ここで細胞分裂によって細胞の数が増え、新しくできた細胞が根の伸びる方向(縦方向)に大きく成長するため、先端に近い部分ほど印の間隔が大きく広がる。この仕組みによって根は地中深くへと伸びていく。
大阪府公立高校入試(2018)類似
受精のプロセス
Q310
被子植物における「受精」とは、具体的にどのような現象を指しますか。その原理として最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
花粉管から放出された精細胞の核と、胚珠の中にある卵細胞の核が合体すること
有性生殖における受精の定義は、雄の生殖細胞の核と雌の生殖細胞の核が合体することです。被子植物の場合、花粉管によって運ばれた精細胞の核が、胚珠内にある卵細胞の核と融合することを指します。この合体によって受精卵ができ、それが細胞分裂を繰り返すことで「胚」へと成長していきます。
山口県公立高校入試(2021)類似
DNA
Q311
生物の細胞内にある染色体に含まれ、親から子へと形質を伝える役割を果たす「遺伝子の本体」となっている物質の正式名称を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
デオキシリボ核酸(DNA)
染色体の中に含まれている、遺伝子の本体である物質はデオキシリボ核酸と呼ばれ、一般にDNAという略称で知られている。この物質が親から子へと受け継がれることで、生物の形質が伝わる。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
微生物の性質と利用
Q312
生態系における微生物の役割と、カビがなかまをふやす仕組みについて説明したもののうち、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
微生物は有機物を無機物に分解する「分解者」としての役割をもち、カビは胞子をつくってふえる。
微生物は、生態系において動植物の死がいや排出物などの有機物を分解し、水や二酸化炭素などの無機物に変える役割を担っているため「分解者」と呼ばれる。また、カビは菌類に分類され、植物のような種子ではなく、胞子を飛ばすことによってなかまをふやす性質を持っている。
島根県公立高校入試(2023)類似
ゾウリムシの無性生殖
Q313
ゾウリムシなどの単細胞生物が、体の中央付近でくびれが生じて体が二つに分かれることで、新しい個体をふやすふえ方を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
無性生殖
雌雄の親が関わらず、親の体の一部が分かれて新しい個体ができるふえ方を無性生殖といいます。ゾウリムシのような単細胞生物が行う「分裂」は、無性生殖の代表的な例です。
岩手県公立高校入試(2021)類似
減数分裂
Q314
生物の体が成長するときに行われる「体細胞分裂」とは異なり、卵や精子などの生殖細胞がつくられる際に行われる、染色体の数が半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
減数分裂
生殖細胞(精子や卵など)がつくられるときには、親から子へ受け継がれる染色体の数が半分になる特別な分裂が行われます。これを減数分裂と呼びます。これに対し、全身の組織が増える際に行われる分裂は体細胞分裂と呼ばれ、染色体の数は変化しません。
佐賀県公立高校入試(2024)類似
生産者と消費者の定義
Q315
水生植物であるムジナモは、葉に触れたプランクトンを捕らえて消化し、栄養として取り入れる性質を持っています。その一方で、一般的な植物と同様に葉緑体を持っており、光を浴びて光合成も行います。このようなムジナモの生態系における分類について、述べたものとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
光合成により有機物をつくる生産者の面と、他の生物を食べる消費者の面の両方を持っている
無機物から有機物を合成する生物は生産者、他の生物から有機物を取り入れる生物は消費者と定義されます。ムジナモは光合成(生産者の特徴)を行いながら、プランクトンを捕食(消費者の特徴)して生活しているため、一つの生物が両方の役割を兼ね備えている事例といえます。
京都府公立高校入試(2025)類似
遺伝子の組み合わせと形質の分離
Q316
遺伝子の組み合わせが不明な丸い種子を親とし、しわのある種子の純系をかけ合わせたところ、子の代には丸い種子としわのある種子がほぼ同数現れました。この結果から判断できる、親の丸い種子がもつ遺伝子の組み合わせとして正しいものはどれか。なお、丸い遺伝子をA、しわの遺伝子をaとします。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
丸い遺伝子としわの遺伝子を一つずつもつ(Aa)
しわのある種子は潜性形質(劣性形質)であり、その遺伝子の組み合わせは必ず純系(aa)となります。この「aa」の親からは、必ず「a」という遺伝子を含む生殖細胞が作られます。もし、もう一方の親である丸い種子が丸の純系(AA)であれば、子はすべて「Aa」となり丸い種子しか現れません。しかし、結果として丸としわが1:1の割合で現れていることから、丸い種子の親は「A」と「a」の異なる遺伝子を一つずつもつヘテロ接合体(Aa)であったと考えられます。これにより、親から「A」を受け継いだ子は丸(Aa)に、「a」を受け継いだ子はしわ(aa)になります。
佐賀県公立高校入試(2016)類似
分離の法則による形質の比
Q317
丸い種子としわのある種子の純系を交配して得られた子の代(丸い種子)を自家受粉させ、孫の代の種子を合計1200粒得ました。分離の法則に従うとき、この1200粒のうち「しわのある種子」はおよそ何粒含まれると考えられますか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
約300粒
純系同士の交配から得られた子の代を自家受粉させると、孫の代では顕性形質と潜性形質の個体数が3:1の比率で現れます。今回のケースでは「丸」が顕性形質、「しわ」が潜性形質であるため、全個体数に対する「しわ」の割合は4分の1(25%)になります。したがって、1200粒の4分の1にあたる300粒がしわのある種子の理論的な数となります。
岩手県公立高校入試(2019)類似
細菌類
Q318
生態系において、細菌類や菌類は枯れ葉や動物の死骸などの有機物を、二酸化炭素や水などの無機物に変化させる重要な役割を担っています。このような役割を持つ生物を共通して何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
死骸や排出物に含まれる有機物を無機物へと分解し、自然界に循環させる役割を担う生物を「分解者」と呼びます。細菌類は、ミミズやダンゴムシなどの小動物、および菌類とともに、この分解のプロセスに深く関わっています。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
体細胞分裂と染色体の変化
Q319
体細胞分裂の結果、新しくできた細胞に含まれる染色体数やその種類が、もとの母細胞と全く同じに保たれるのはなぜか。その理由として適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
核分裂が始まる前にあらかじめ染色体が複製され、それが各細胞に等しく分けられるから。
生物の成長を司る体細胞分裂において、遺伝情報を正確にコピーして伝えることは極めて重要である。核分裂の過程に入る前に、DNAの複製によって染色体が2倍に増やされる「間期」という段階があり、その後に染色体が各細胞へ1セットずつ分配されるため、分裂前後で染色体数や種類に変化が生じない。
大分県公立高校入試(2016)類似
染色体
Q320
植物の根の先端など、細胞分裂が盛んな部分を顕微鏡で観察した際に、分裂中の細胞の核付近で見られるひも状の構造体「染色体」の役割と特徴について述べたものとして、正しい記述を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
染色体は細胞分裂の過程で現れ、生物の設計図にあたる遺伝子を新しい細胞へ受け継ぐ役割を持つ。
染色体は常に細胞内でひも状に見えているわけではなく、細胞分裂が起こる際のみ、核内の物質が整理されて太いひも状に変化して現れます。染色体の中には遺伝子が格納されており、分裂によって染色体が複製され、二つの娘細胞に等しく分配されることで、親の細胞が持っていた遺伝情報が正確に引き継がれます。他の選択肢にある細胞の保護や仕切りは細胞膜(または細胞壁)、養分の合成は葉緑体、物質の蓄積は液胞の機能です。
岡山県公立高校入試(2017)類似
前肢の骨格の対応関係
Q321
鳥の翼とヒトの腕のように、形やはたらきは異なっていても、骨格などの基本的なつくりが共通している器官があります。このような器官の関係と、そこから考えられる生物の進化についての説明として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
相同器官と呼ばれ、共通の祖先から分かれ、生活環境に合わせて変化してきたことを示す。
鳥の翼、ヒトの腕、クジラの胸びれなどは、骨の数や並び方などの基本的な骨格が共通している「相同器官」です。相同器官の存在は、これらの生物が共通の祖先から枝分かれし、それぞれの生活環境に適応して長い時間をかけて変化(進化)してきたことを裏付ける重要な証拠となります。
石川県公立高校入試(2023)類似
生殖細胞の染色体数
Q322
生物の生殖において、精子や卵などの生殖細胞がつくられるときに行われる特殊な細胞分裂を減数分裂といいます。この減数分裂によってつくられた生殖細胞に含まれる染色体の数は、分裂前のもとの体細胞の数と比べてどのようになっていますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
もとの体細胞の数の半分である
減数分裂は、生殖細胞をつくる際に行われる特別な細胞分裂です。この過程では、染色体の数が半分に減るような分裂が起こるため、完成した生殖細胞に含まれる染色体数は、体細胞の染色体数の半分になります。これにより、受精したときに染色体数がもとに戻る準備が整います。
大阪府公立高校入試(2024)類似
顕性の法則
Q323
エンドウの種子の「丸形」と「しわ形」のように、互いに対をなす対照的な形質のことを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
対立形質
一つの個体において同時に現れることがない、互いに相反する形質のペアを対立形質と呼びます。メンデルのエンドウの実験では、種子の「丸・しわ」や、子葉の「黄・緑」などがこれに該当します。
茨城県公立高校入試(2023)類似
減数分裂
Q324
生物が子孫を残す際、精子や卵などの生殖細胞をつくるために行われる、染色体の数がもとの細胞の半分になる特別な細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
減数分裂
生殖細胞がつくられるときには、染色体の数が半分になる「減数分裂」が行われます。これにより、受精によって子が誕生した際、親と同じ染色体数を維持することが可能になります。体細胞分裂は、成長などの際に行われる染色体数が変わらない分裂を指します。
富山県公立高校入試(2026)類似
表現型の分離比
Q325
遺伝の規則性に関する実験において、減数分裂が行われる際に対になっている遺伝子がそれぞれ分かれて別々の生殖細胞に入ることを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
分離の法則
生殖細胞がつくられるときに、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入る現象は分離の法則と呼ばれます。この法則によって、親が持つ遺伝子の組み合わせがリセットされ、受精を通じて孫の代で異なる形質が一定の割合で現れる基礎となります。
大阪府公立高校入試(2025)類似
無性生殖
Q326
無性生殖によって増えた子の形質(生物の特徴)について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
親と全く同じ形質を受け継ぐ。これは、体細胞分裂によって親と同じ遺伝子を持つ細胞が増えるためである。
無性生殖は体細胞分裂によって行われるため、親の細胞にある遺伝子がそのままコピーされて子に伝わります。遺伝子は形質を決定する設計図の役割を果たしているため、遺伝子の内容が変化しない限り、子には親と全く同じ形質が現れます。これに対し、受精を伴う有性生殖では親とは異なる形質を持つ子が生まれることがあります。
広島県公立高校入試(2020)類似
シチョウチョウの進化上の特徴
Q327
シチョウチョウが「爬虫類から鳥類に進化した中間段階の生物である」と判断される根拠について述べた説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
爬虫類の特徴である歯や爪と、鳥類の特徴である羽毛や翼を1つの個体の中に併せ持っているため
生物の進化において、異なる2つの分類群の特徴をあわせ持つ生物は「中間型」と呼ばれます。シチョウチョウの場合、本来は別のグループに属するはずの「爬虫類の形質(歯・爪)」と「鳥類の形質(羽毛・翼)」が同一の個体に存在することが、進化の道筋を示す決定的な根拠となります。
茨城県公立高校入試(2026)類似
脊椎動物の進化
Q328
脊椎動物が進化の過程で、両生類から爬虫類へと変化し、完全に陸上で生活できるようになった大きな要因の一つに「卵のつくり」の変化があります。爬虫類が陸上で繁殖するために備えた卵の特徴について、正しい説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
殻のある卵を陸上に産むことで、卵の内部が乾燥するのを防ぐようになった。
両生類は卵に殻がないため、乾燥しやすい陸上では生きていくことができず、水中に産卵する必要があります。これに対し、爬虫類は丈夫な殻を持つ卵を陸上に産むことができるようになったため、水辺から離れた場所でも繁殖が可能になり、陸上生活への適応を強めました。なお、子を直接産むのは主に哺乳類の特徴です。
島根県公立高校入試(2019)類似
有性生殖における多様性
Q329
植物の増やし方について、ジャガイモのように「種いも」から育てる無性生殖と、アサガオのように「花を咲かせて種子をつくる」有性生殖を比較します。有性生殖によって生じた個体に共通して見られる特徴として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親とは異なる遺伝子の組み合わせを持つことで、種の中に多様な形質を持つ個体が現れる。
有性生殖の最大の利点は、減数分裂と受精を通じて親とは異なる遺伝子の組み合わせが生まれることです。たとえ自家受粉であっても、減数分裂の過程で遺伝子の組み換えが起こるため、子は親と全く同じ遺伝子構成にはなりません。この仕組みにより、個体ごとに形質の違い(多様性)が生まれ、種全体として環境の変化や病気に生き残る可能性が高まります。
沖縄県公立高校入試(2026)類似
有性生殖による多様性の確保
Q330
農作物の栽培において、新しい性質をもつ品種を作り出す「品種改良」を行う際、有性生殖を利用する目的として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
染色体の組み合わせを変化させることで、親とは異なる多様な形質をもつ個体を生じさせ、その中から優れたものを選ぶため。
品種改良の段階では、現在よりも優れた性質(病気に強い、味が良いなど)を持つ新しい個体を見つけ出す必要があります。有性生殖を行うと、染色体の組み合わせの変化によって子の形質に多様性が生まれます。この多様性の中から、目的に合致した形質を持つ個体を選抜することで、新しい品種の開発が可能になります。なお、一度開発された品種の性質を維持したまま増やす場合には、形質が変化しない無性生殖が利用されます。
岡山県公立高校入試(2017)類似
始祖鳥の爬虫類に近い特徴
Q331
1億5千万年前の地層から発見された化石には、翼を持ち鳥のような姿をしていながら、長い尾の骨が節状に連なり、翼の先端部分に細い骨と鋭い爪があるといった、現在の鳥類とは異なる特徴が見られます。このような鳥類と爬虫類の中間の特徴を持つ生物の名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
始祖鳥
羽毛や翼を持つ一方で、現代の鳥類にはない「爪のある指」や「歯」、「長い尾の骨」を持っていることから、爬虫類から鳥類へ進化する過程の生物であると考えられています。この生物は始祖鳥と呼ばれ、進化の証拠を示す重要な資料となっています。
青森県公立高校入試(2026)類似
分離の法則
Q332
丸い種子をつくる純系のエンドウとしわのある種子をつくる純系のエンドウを掛け合わせてできた「子」の代のエンドウは、すべて丸い種子となった。この子の代のエンドウを自家受粉させて合計1200個の「孫」の代の種子を得たとき、計算上、しわのある種子は何個含まれると考えられるか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
300個
子の代の遺伝子型をAaとすると、分離の法則によって作られる生殖細胞の遺伝子はAとaが1:1の割合になる。これらが自家受粉によってランダムに組み合わさると、孫の代の遺伝子型はAA、Aa、aaが1:2:1の比率で現れる。このうち、丸い種子となるのはAAとAa(比率の3にあたる)で、しわのある種子となるのはaa(比率の1にあたる)である。したがって、全体の4分の1(1200 ÷ 4)がしわのある種子となり、300個と算出される。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
遺伝子の組み合わせ
Q333
子の代の遺伝子の組み合わせがすべて「Aa」である個体どうしを自家受粉させて、孫の代をつくりました。このとき、孫の代で「丸い種子」と「しわのある種子」がどちらも現れるのはなぜですか。その原理を説明したものとして適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
生殖細胞ができるときに、対になった遺伝子が分かれて別々の細胞に入るため
分離の法則により、生殖細胞がつくられる際、対になっている遺伝子「A」と「a」は分かれて別々の生殖細胞に入ります。これにより、子の代がつくる生殖細胞には「A」を持つものと「a」を持つものの2種類が生じます。これらが受精によってランダムに組み合わさることで、孫の代では「AA」「Aa」「aa」の遺伝子の組み合わせが発生し、劣性の形質である「しわ(aa)」が再び現れることになります。
福岡県公立高校入試(2023)類似
無性生殖における遺伝的特徴
Q334
ジャガイモの栽培において、収穫量が多く病気に強いなどの優れた特徴を持つ親の株から、それと全く同じ特徴を持つ子を効率よく増やしたい。この目的に最も適した栽培方法はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
親の体の一部である塊茎(イモ)を土に植えて育てる。
ジャガイモをイモ(塊茎)から増やす方法は無性生殖(栄養生殖)の一種である。無性生殖では、子は親の染色体をそのまま受け継ぐため、親が持つ「収穫量が多い」「病気に強い」といった優れた形質をそのまま子に伝えることができる。一方、種子から育てる方法は有性生殖にあたり、親と異なる形質が現れる可能性がある。
兵庫県公立高校入試(2026)類似
遺伝子の組み合わせ
Q335
丸い種子をつくる遺伝子を A、しわのある種子をつくる遺伝子を a とする。丸い種子の純系(遺伝子の組み合わせ AA)としわのある種子の純系(遺伝子の組み合わせ aa)を親として受粉させたとき、得られる子の代の遺伝子の組み合わせはどうなるか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
すべて Aa となる
減数分裂によって、親の AA からは A を含む生殖細胞が、aa からは a を含む生殖細胞がつくられる。これらが受精してできる子の代の遺伝子の組み合わせは、すべて A と a を一つずつもつ Aa となる。
大分県公立高校入試(2014)類似
分離の法則
Q336
エンドウの種子の形において、丸い形質が優性、しわの形質が潜性(劣性)であるとき、ヘテロ接合(Aa)の個体を自家受粉させると、次世代での表現型の比が「丸:しわ=3:1」になります。このように特定の比率で形質が現れる根本的な理由として、正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
減数分裂時に遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入るため、生殖細胞の組み合わせが限定されるから。
分離の法則に基づき、親(Aa)から作られる生殖細胞は「A」と「a」の2種類になります。これらがランダムに受精すると、子の遺伝子型はAA、Aa、aA、aaの4通り(比率はAA:Aa:aa=1:2:1)となり、表現型として丸(AA, Aa)としわ(aa)が3:1の割合で現れる根拠となります。
島根県公立高校入試(2025)類似
捕食・被食による個体数変化
Q337
ハダニ(被食者)の個体数が増加し始めた後、それを追うようにカブリダニ(捕食者)の個体数が増加し始める理由として、最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
餌となるハダニが増えることでカブリダニの繁殖が盛んになるが、生まれた子が成長して数に数えられるまでには時間がかかるから。
生物の個体数が増加するためには、餌を摂取してエネルギーを得て、交尾・産卵を行い、その子が成長するという過程が必要です。捕食者は被食者が増えたことで生存条件が良くなりますが、これらの生物学的プロセスには必ず一定の時間を要するため、被食者の増加に対して捕食者の増加は必ず時間的な遅れが生じることになります。
神奈川県公立高校入試(2017)類似
熱処理による微生物の不活性化
Q338
土の中の微生物の働きを調べる実験において、採取した土の一部を強火で長時間加熱してから使用する手順があります。この操作を行う理由と、加熱後の土の変化について正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
土の中の微生物を死滅させて分解の働きをなくすためであり、土の中の鉱物は加熱しても性質が変わらず安定している性質を利用している。
土の中の分解者の働きを確認する実験では、微生物が生きている土と、加熱によって微生物を死滅させた土を比較します。微生物は加熱により死滅して分解を行わなくなりますが、土に含まれる鉱物は加熱しても安定しており性質が変化しません。これにより、実験結果に違いが出た場合、それが「鉱物の有無」ではなく「微生物(生き物)の働き」によるものであると証明することができます。
栃木県公立高校入試(2023)類似
栄養生殖
Q339
ジャガイモを育てる際、親となる個体の地下茎の一部である「いも」を土に植えると、そこから芽が出て新しい個体が育ちます。このように、植物の体の一部から新しい個体をつくる無性生殖の方法を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
栄養生殖
植物の根・茎・葉といった体の一部から新しい個体をつくる無性生殖の方法を栄養生殖と呼びます。ジャガイモの「いも」は地下茎が変化したものであり、これを利用して増やす方法は、種子を使わずに親の体から直接新しい個体を形成する代表的な例です。
秋田県公立高校入試(2018)類似
バイオマス発電の炭素中立性
Q340
植物を燃料として利用する際、燃焼によって大気中に放出される二酸化炭素は、その植物が生長する過程で光合成によって大気中から吸収したものと同量であるとみなされます。このように、二酸化炭素の排出量と吸収量が全体として差し引きゼロになるという考え方を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
カーボンニュートラル
植物は成長の過程で、光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収し、有機物として体内に蓄えます。バイオマス燃料を燃焼させた際に放出される二酸化炭素は、もともと植物が吸収した分が大気に戻っただけであるため、大気全体では二酸化炭素の増減がないとみなされます。この性質をカーボンニュートラルと呼び、地球温暖化対策の重要な概念となっています。
鳥取県公立高校入試(2024)類似
器官の起源と進化
Q341
生物の進化において、形やはたらきは似ているが、解剖学的なつくりや進化上の起源が異なっている器官を何というか、その名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
相似器官
もともとの起源は異なるが、同じような環境で生活し、同じような機能を用いるうちに、形やはたらきが似てきたものを相似器官と呼ぶ。これに対し、ヒトの腕やカエルの前肢のように、起源が同じで形やはたらきが変化したものは相同器官と呼ばれ、進化の証拠となる。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
有機物の分解過程
Q342
デンプンを混ぜたそのままの土を数日間放置する実験において、実験開始から2日後の土にベネジクト液を加えて加熱したところ、溶液の色が変化して赤褐色の沈殿が生じました。この反応から推測される土の中の状態として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
微生物の働きによってデンプンが分解され、糖が生成されている。
土の中に生息する微生物は、デンプンなどの有機物を分解する過程で糖を作り出します。ベネジクト液は糖に反応して赤褐色の沈殿を生じる性質があるため、2日後にこの反応が見られたことは、デンプンの分解が進み糖が生成されたことを示しています。
福岡県公立高校入試(2019)類似
有性生殖
Q343
雌(めす)の卵と雄(おす)の精子のような、子をつくるための特別な細胞が結びつくことによって、新しい個体をつくる生殖の方法を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
有性生殖
雌雄の親が関わり、生殖細胞が合体して子をつくる方法は有性生殖と呼ばれる。親の体の一部がそのまま新しい個体になる無性生殖とは異なり、両親の遺伝子を受け継ぐため形質に多様性が生じるという特徴がある。
鳥取県公立高校入試(2018)類似
オランダイチゴの無性生殖
Q344
オランダイチゴのふえ方について述べた説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
親の体から伸びた茎の先端に葉や根が成長し、それが切り離されて新しい個体になる。
オランダイチゴはランナーと呼ばれる「親の体から伸びた茎」によって増殖します。この茎の節から新しい根や葉が生じ、独立した個体として自立します。これは受精を伴わない増殖方法の代表的な観察例です。
佐賀県公立高校入試(2016)類似
分離の法則による形質の比
Q345
丸い種子をつくる純系のエンドウと、しわのある種子をつくる純系のエンドウを交配してできた子(丸い種子)を育て、自家受粉させて孫の代の種子を得ました。このとき、孫の代に現れる顕性形質(丸)と潜性形質(しわ)の個体数の比は、理論上どのようになりますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
顕性形質:潜性形質 = 3:1
減数分裂によって対になった遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入ることを分離の法則といいます。子の代(遺伝子の組み合わせをAaとする)が作る生殖細胞はAとaが1:1の割合になります。これらを自家受粉させると、孫の代の遺伝子の組み合わせはAA:Aa:aa=1:2:1の割合で生じます。顕性形質である「丸(AAとAa)」と、潜性形質である「しわ(aa)」の比を計算すると3:1になります。
島根県公立高校入試(2020)類似
指標生物
Q346
河川の水質調査において、水が透き通っており、汚れがほとんどない「きれいな水」と判定される地点で一般的に見つけられる生物の組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
サワガニやカワゲラ
河川に住む水生生物は、水の汚れ(有機物の量や酸素量)に対して敏感に反応するため、水質階級ごとに見られる生物が分類されています。サワガニ、カワゲラ、ヘビトンボなどは、酸素が豊富で汚れの少ない「きれいな水」の指標生物として定義されています。カワニナやゲンジボタルは「少し汚れた水」、ヒメタニシやミズムシは「汚れた水」、アメリカザリガニやイトミミズは「大変汚れた水」で見られる代表的な生物です。
山形県公立高校入試(2023)類似
無性生殖における形質の遺伝
Q347
親の体の一部から新しい個体が発生する無性生殖において、親の形質と子の形質の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
親の遺伝子がそのまま子に受け継がれるため、親と子の形質は同一になる。
無性生殖は受精を伴わず、親の体の一部が分かれて新しい個体になる生殖方法です。この過程では、細胞分裂によって親の持つすべての遺伝子がそのまま子にコピーされるため、親と子の形質は同一になります。
岡山県公立高校入試(2017)類似
前肢の骨格の対応関係
Q348
ニワトリの手羽先を観察すると、翼の中央付近に2本の骨が並行して並んでいる部分があります。この骨格は、ヒトの腕のどの部分にある骨格と対応していますか。最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
ひじから手首までの前腕にあたる部分
ニワトリの翼(前肢)の中央部にある2本の骨は、ヒトのひじと手首の間にある「前腕」の骨格(橈骨と尺骨)と位置や構成が一致しています。このように、現在の形やはたらきは異なっていても、基本的な骨格のつくりが同じである器官を相同器官と呼びます。
宮城県公立高校入試(2021)類似
自家受粉
Q349
植物の受粉において、外部から他の個体の花粉が混ざることを防ぎ、確実に「自家受粉」が行われるための花の構造的特徴として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
花弁が重なり合い、内部の雄蕊と雌蕊を外部から遮断するように包み込む構造。
自家受粉を確実に行うためには、他の個体の花粉が雌蕊に付着するのを防ぐ必要があります。エンドウのように花弁が内部の雄蕊と雌蕊を完全に包み込む閉じた構造は、外部からの花粉を遮断し、自身の花粉のみを雌蕊に到達させるのに適しています。
京都府公立高校入試(2014)類似
体細胞分裂の順序
Q350
植物の根の先端などで見られる体細胞分裂の観察において、染色体が細胞の両端に移動した直後に見られる変化として、適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
細胞の中央付近に細胞板ができ、細胞質が二つに仕切られ始める。
体細胞分裂の終盤、染色体が細胞の両端に移動を終えると、植物細胞の場合は細胞の中央付近に細胞板と呼ばれる仕切りが形成されます。これが成長して新しい細胞壁となり、細胞質を二つの娘細胞に分割します。動物細胞のように外側からくびれる変化とは異なる点に注意が必要です。
福井県公立高校入試(2022)類似
細胞分裂の中期から後期への移行
Q351
顕微鏡で細胞分裂の様子を観察したところ、1つの細胞の中で、上下に二分された染色体がそれぞれ細胞の両端に向かって移動している状態が確認されました。この状態になる直前に、細胞内ではどのような様子が観察されますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
染色体が細胞の中央付近に集まって並んでいる
染色体が分離して細胞の両端へと移動する時期の直前には、必ず染色体が細胞の中央付近に集まる時期があります。観察された「両端への移動」は細胞分裂の後期にあたるため、その前の段階である中期(中央に並ぶ状態)が直前の様子として適切です。糸状の染色体や核の形成は、分裂の開始前や終了際の特徴であり、直前の状態とは言えません。
岡山県公立高校入試(2015)類似
対立形質の伝わり方
Q352
優性形質の遺伝子を「A」、劣性形質の遺伝子を「a」とする。純系の優性形質の個体(AA)と純系の劣性形質の個体(aa)を交配してできた「子」を自家受粉させ、次の代である「孫」を得た。この孫の代における、遺伝子の組み合わせの比率として適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
AA:Aa:aa = 1:2:1
子(Aa)が作る配偶子には、減数分裂によって「A」と「a」が1:1の割合で含まれる。これらが受精によって組み合わさると、AAが1つ、Aa(またはaA)が2つ、aaが1つの割合で生じる。形質の現れ方(表現型)の比は3:1になるが、遺伝子の組み合わせの比は1:2:1となる点に注意が必要である。
石川県公立高校入試(2019)類似
塩酸処理の目的
Q353
顕微鏡を用いて植物の根の細胞分裂を観察する際、切り取った根の先端を5%程度のうすい塩酸に数分間浸す操作を行います。この「塩酸処理」を行う目的として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細胞同士を結合させている物質を溶かし、細胞を1つずつ離れやすくするため
植物の組織を構成する細胞同士は、ペクチンなどの物質によって強固に結びついています。塩酸にはこれらの物質を溶かす働きがあるため、前処理として塩酸に浸すことで、その後の「押しつぶす」操作の際に細胞同士が重なり合わず、1層に広がりやすくなります。これにより、顕微鏡で1つ1つの細胞の形や染色体の様子を詳細に観察することが可能になります。
福井県公立高校入試(2015)類似
メダカの体色遺伝
Q354
純系の黒色のメダカと純系の黄色のメダカを交配して生まれた子世代(すべて黒色)のメダカについて、その体内にある「体色を決める遺伝子」の状態を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
黒色の遺伝子と、現れていない黄色の遺伝子の両方を持っている
子世代の表現型は優性である黒色になりますが、遺伝子型は黒色の遺伝子と黄色の遺伝子を一つずつ持つ「ヘテロ接合」となります。劣性の形質である黄色は表面上は見えませんが、遺伝子としては保持されており、孫世代で再び現れる原因となります。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
生産者と消費者
Q355
生態系における物質のやりとりについて述べた文として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
生産者は光合成によって、二酸化炭素などの無機物から有機物をつくり出す。
生産者である植物は、太陽の光エネルギーを用いて二酸化炭素と水という無機物からデンプンなどの有機物を合成します。消費者は自ら有機物を合成できないため、他の生物を食べることで有機物を得ています。分解者は、これら生物の死骸や排出物に含まれる有機物を無機物に分解する働きを担っています。
鹿児島県公立高校入試(2024)類似
微生物による分解
Q356
微生物が有機物を分解する際、最終的に生成される物質の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
二酸化炭素と水
微生物は、炭素を含む有機物を分解して二酸化炭素を放出したり、水素を含む有機物を分解して水を生成したりします。これらは植物が再び光合成の原料として利用できる無機物であり、自然界のバランスを保つ重要な要素です。
愛媛県公立高校入試(2019)類似
受精卵の体細胞分裂と成長
Q357
一つの受精卵が、二つの細胞、四つの細胞というように規則正しく分かれていく過程について、その分裂の特徴として正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
体細胞分裂が行われ、分裂後の細胞の染色体の数は分裂前と変わらない。
受精卵から個体へと成長する際に行われるのは体細胞分裂です。体細胞分裂では、元の細胞と同じ内容の遺伝情報を持つ2つの細胞に分かれるため、分裂後の細胞に含まれる染色体の数は分裂前と変わりません。これにより、個体を構成するすべての細胞が同じ遺伝情報を持つことになります。
群馬県公立高校入試(2014)類似
卵割の特徴
Q358
直径が1ミリメートルであるカエルの受精卵が、受精から12時間後まで分裂を繰り返したときの様子について、細胞の数と全体の大きさの関係を正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
細胞の数は増えていくが、全体の直径は1ミリメートルのままで変化しない
カエルの受精卵の初期段階(卵割)では、分裂によって細胞の数は2個、4個、8個と倍増していきます。しかし、分裂した個々の細胞が成長する過程を飛ばして次の分裂に入るため、細胞一つひとつは小さくなっていき、胚全体の大きさは受精卵のときとほぼ同じ状態が維持されます。
青森県公立高校入試(2026)類似
分離の法則
Q359
生物が減数分裂を行って生殖細胞をつくるとき、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入るという法則を何というか、適切な名称を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
減数分裂によって生殖細胞がつくられる際に、対になった遺伝子がそれぞれ別々の細胞に分かれる現象は「分離の法則」と呼ばれる。これにより、受精の際に両親から一つずつの遺伝子を受け継ぐ仕組みが成り立っている。他の選択肢である優性の法則は形質の現れ方に関するものであり、独立の法則は複数の形質が独立して遺伝することに関する法則である。
京都府公立高校入試(2016)類似
生産者
Q360
生物A、生物B、生物Cという3つのグループがあり、物質がAからBへ、BからCへと移動する「食べられるもの」と「食べるもの」のつながりがあります。このとき、光合成によって自ら栄養分をつくり出し、このつながりの出発点となっている生物Aの性質として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
光エネルギーを用いて、無機物から有機物を合成する。
食物連鎖の出発点となる生物Aは「生産者」です。生産者は太陽の光エネルギーを利用した光合成を行い、水や二酸化炭素といった無機物から、デンプンなどの有機物をつくり出すという特徴を持っています。これに対し、生産者がつくった有機物を直接または間接的に取り入れる生物は「消費者」と呼ばれます。
沖縄県公立高校入試(2026)類似
無性生殖による形質の維持
Q361
優れた形質を持つ農作物を開発した際、その形質を変化させずに次世代へと引き継ぎ、品質の安定した生産を行うために用いられる生殖方法として、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
親の染色体をそのまま受け継ぐ無性生殖
無性生殖では、親の細胞が分裂してそのまま子になるため、親の持つ染色体がそのまま子に受け継がれる。この仕組みにより、子の形質のばらつきを抑えて均一性を保つことができるため、優れた農作物の安定した生産に適している。一方、有性生殖では遺伝子の組み合わせが変化し、形質に多様性が生じるため、品質を一定に保つ目的には適さない。
青森県公立高校入試(2023)類似
呼吸による炭素の循環
Q362
生物は生命活動に必要なエネルギーを得るために、体内の有機物を分解します。このとき、有機物に含まれる炭素が二酸化炭素として大気中へ放出される過程を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
呼吸
生物が酸素を取り入れて有機物を分解し、エネルギーを取り出す活動を呼吸といいます。この過程で、有機物を構成していた炭素原子は酸素と結びつき、二酸化炭素となって体外へ放出されます。これは植物、動物、微生物など、すべての生物に共通して見られる現象です。
茨城県公立高校入試(2017)類似
栄養生殖
Q363
植物の根、茎、葉などの体の一部から新しい個体ができる無性生殖の方法を何といいますか。その名称として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
栄養生殖
植物が種子をつくるのではなく、根・茎・葉といった栄養器官の一部から新しい個体をつくる方法を栄養生殖と呼びます。これは受精を行わないため、無性生殖の一種に分類されます。具体例として、ジャガイモの種いもから芽が出る現象や、セイロンベンケイの葉から新しい芽が成長する現象が挙げられます。
愛媛県公立高校入試(2018)類似
カバーガラスによる押し広げ
Q364
顕微鏡で植物の根端細胞を観察するためにプレパラートを作成する際、スライドガラスに置いた試料にカバーガラスをかぶせ、その上からろ紙を置いて指で押し広げる操作を行います。この操作を行う際の注意点と目的の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
カバーガラスを横にずらさないように垂直に押し、細胞の重なりをなくして薄く広げる。
細胞が多層に重なった状態では、顕微鏡で観察した際に光が通りにくく、個々の細胞の構造を詳しく見ることができません。そのため、カバーガラスの上から垂直に力を加え、試料を押し広げて細胞の重なりを解消する必要があります。この際、横にずらしてしまうと細胞が壊れたり、不自然に引き延ばされたりするため、「ずらさない」ことが重要なポイントとなります。
岩手県公立高校入試(2021)類似
減数分裂
Q365
生殖細胞がつくられる過程で減数分裂が行われ、染色体の数が半分になることによって、生物の世代交代においてどのような利点が生じますか。最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精によって精子と卵が合体したとき、子の染色体数が親と同じ数に保たれる。
減数分裂によってあらかじめ染色体の数を半分にしておくことで、受精して精子と卵の核が合体した際に、子の細胞(受精卵)の染色体数が親の体細胞と同じ数に戻ります。もし減数分裂が行われなければ、世代を重ねるごとに染色体の数が倍増してしまいます。
福岡県公立高校入試(2023)類似
無性生殖における遺伝的特徴
Q366
無性生殖によって新しくできた個体が、親と全く同じ形質を示すのはなぜか。その理由を説明したものとして最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞分裂の過程で親の染色体が複製され、そのまま子に受け継がれるため。
生物の形質を決定する遺伝情報は染色体に含まれている。無性生殖では体細胞分裂と同じ仕組みで新しい個体が作られるため、親の細胞にある染色体が正確に複製され、そのまま子に伝わる。その結果、遺伝情報の変化が起こらず、親と子は全く同じ形質を示すことになる。
埼玉県公立高校入試(2025)類似
微生物による有機物の分解速度
Q367
有機物で汚れた川の水と、汚れの少ないきれいな川の水を比較すると、汚れた川の水の方が微生物の数が多く、デンプンの分解速度が速いことがわかっています。採取した場所が異なる「水中の微生物の数」と、その水にデンプンを加えたときの「デンプンが分解されるまでの時間」の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物の数が多い地点の水ほど、デンプンなどの有機物が分解される速度が速く、分解に要する時間は短い。
微生物は水中の有機物を分解してエネルギーを得て生活しています。そのため、微生物の数が多い環境であればあるほど、デンプンなどの有機物を分解する働きが活発になり、結果として分解が完了するまでの時間は短くなります。これは微生物の数と有機物の分解速度が密接に関係していることを示しています。
滋賀県公立高校入試(2021)類似
無性生殖
Q368
無性生殖によって新しくできた個体の形質や遺伝的な性質が、親の性質と全く同じになる理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞分裂によって親の染色体がそのまま複製され、受精を経ることなく子に受け継がれるため
無性生殖は、親の体細胞が分裂することによって新しい個体が作られる仕組みです。この過程では、親が持っている染色体のセットがそのままコピーされて子に伝わるため、受精によって遺伝子の組み合わせが変わる有性生殖とは異なり、親と子は全く同じ遺伝情報を持つことになります。
沖縄県公立高校入試(2023)類似
食物連鎖
Q369
ある安定した生態系において、生物の数量や総重量の関係を調べたところ、下層から「植物などの生産者」「草食動物」「肉食動物」の順に積み上げると、上の層ほど幅が狭くなるピラミッド状の形になりました。この生物の数量のバランスに関する説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
食べられる側の生物の総重量が、それを食べる側の生物の総重量よりも大きくなっている。
生態系が安定して維持されるためには、食べる側の生物が生きていくために、それよりも多くの量の「食べられる側の生物」が存在していなければなりません。そのため、食物連鎖の下位に位置する生物ほど数量や総重量が大きく、上位に行くほど少なくなっていくピラミッド状のバランスが成り立っています。
徳島県公立高校入試(2018)類似
胚
Q370
種子植物の発生の過程において、受精卵から胚が形成されるまでの仕組みと、その後の成長について正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精卵が細胞分裂を繰り返すことで胚となり、将来の根・茎・葉の形がつくられる。
植物の受精卵は、細胞分裂を繰り返すことで多細胞の状態である胚へと成長します。この胚の段階で、将来的に根、茎、葉となるべき組織の原型が作られており、種子の中で発芽の時を待ちます。胚乳を持つ種子の場合は、胚とは別の場所に養分を蓄えますが、胚そのものが植物体へと成長していく中心的な部位となります。
千葉県公立高校入試(2019)類似
遺伝子の分離比
Q371
顕性の形質をもつ純系の植物(遺伝子の組み合わせをAAとする)と、潜性の形質をもつ純系の植物(遺伝子の組み合わせをaaとする)を掛け合わせてできた子の代の株は、すべてAaの遺伝子をもっています。この子の代の株同士を掛け合わせて孫の代をつくったとき、出現する遺伝子の組み合わせであるAA、Aa、aaの個体数の比率はどのようになりますか。最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
AA:Aa:aa = 1:2:1
減数分裂によって、子の代(Aa)が作る生殖細胞にはAとaが1:1の割合で含まれます。これらが受精して孫の代ができる際、組み合わせは(AとA)、(Aとa)、(aとA)、(aとa)の4通りが等しい確率で生じます。このうち(Aとa)と(aとA)はどちらもAaとなるため、遺伝子の組み合わせの比率は、AAが1に対し、Aaが2、aaが1の割合で出現することになります。
沖縄県公立高校入試(2018)類似
実験結果からの遺伝子型の推定
Q372
遺伝の規則性に関する実験において、未知の遺伝子型を持つ顕性個体と、潜性形質の純系を交配する操作の目的と、その結果得られる分離比の関係について述べた文として、正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
子が潜性形質を現すかどうかを確認することで、親が潜性遺伝子を隠し持っているかを判定するため。
顕性形質を示す個体には、純系(AA)と雑種(Aa)の2パターンがあり、見た目(表現型)だけでは区別がつきません。ここに潜性形質の純系(aa)を交配させると、親が「Aa」の場合にのみ、子に潜性形質の個体(aa)が50%の確率で現れます。このように、特定の交配を行って子の形質の分離比を確認することは、親の世代がどのような遺伝子型を持っているかを特定する有効な手段となります。
三重県公立高校入試(2022)類似
遺伝子型の推定
Q373
生物の形質が子に伝わる際、体にあらわれる「黒色の体色」や「黄色の体色」といった特徴を表現型と呼びます。これに対し、顕性遺伝子をB、潜性遺伝子をbとしたとき、「Bb」のように記号で表した遺伝子の組み合わせを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
遺伝子型
生物が持つ遺伝子の構成を記号で示したものを遺伝子型と呼びます。これに対し、実際に生物の体にあらわれる形質のことを表現型と呼び、両者を区別して理解することが遺伝の学習において重要です。
山形県公立高校入試(2018)類似
菌類の分類
Q374
生態系における「菌類」の役割と、その生物学的な特徴について述べた文として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
死骸などの有機物を無機物に分解する「分解者」としての役割をもち、胞子をつくって増える。
菌類(カビ、キノコ、酵母など)は、他の生物の死骸や排出物に含まれる有機物を分解してエネルギーを得ているため、生態系では「分解者」として位置づけられています。また、植物のように種子を作るのではなく、胞子を飛ばして仲間を増やすのが大きな特徴です。細菌類も分解者の役割を担いますが、菌類は胞子を形成する点で見分けられます。
滋賀県公立高校入試(2020)類似
生産者
Q375
生態系における物質の循環において、植物が「生産者」と呼ばれる理由を、物質の種類に注目して説明したものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成によって、二酸化炭素や水などの無機物から有機物を合成できるから
植物は光合成を行うことで、二酸化炭素や水といった単純な「無機物」から、糖やデンプンなどの複雑な「有機物」を自ら作り出すことができます。自ら有機物を生産し、他の生物(消費者)の食物連鎖の出発点となっているため、生産者と定義されます。
福岡県公立高校入試(2015)類似
アオカビ
Q376
土壌中の微生物による有機物の分解を確かめる実験において、一方は微生物を含む上澄み液をそのまま使い、もう一方はその上澄み液を十分に沸騰させてからデンプン入りの寒天培地に加えました。沸騰させた液を加えた培地では、数日後にヨウ素液を加えても全体が青紫色に染まり、デンプンの分解が見られませんでした。この結果からどのようなことが結論づけられますか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
沸騰によって微生物のはたらきが失われ、分解が行われなくなった
そのままの上澄み液ではデンプンが分解されるのに対し、沸騰させた液では分解が起こらなかったことから、デンプンの分解には「生きている微生物」または「熱に弱い物質(酵素など)」が関与していることがわかります。高温によって微生物が死滅したり、タンパク質などでできた分解に関わる物質の性質が変化したりしたため、分解能力が失われたと判断するのが妥当です。
千葉県公立高校入試(2022)類似
相同器官
Q377
脊椎動物における「相同器官」の説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
環境に適応して形やはたらきは変化したが、基本的なつくりや起源が同じである器官のこと。
相同器官は、共通の祖先から枝分かれして進化した結果、それぞれの環境(空中、水中、陸上など)に適した形へと変化したものです。そのため、外見や役割が大きく異なっていても、発生の仕組みや骨格の基本的な構造(起源)は一致しています。
佐賀県公立高校入試(2018)類似
デオキシリボ核酸
Q378
ブロッコリーなどの細胞から遺伝子の本体である物質(DNA)を取り出す実験において、細胞をすりつぶして食塩水や洗剤を混ぜた液体を作ったあと、冷やしたエタノールを静かに注ぎ入れました。このとき、試験管の中ではどのような現象が観察されますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
液体が接している境界付近に、白い糸状の物質が浮き上がってくる。
DNAは水には溶けやすいですが、エタノールには溶けにくいという性質を持っています。そのため、抽出液に冷やしたエタノールを加えると、DNAが溶けきれずに白い糸状の物質として析出し、目で見ることができるようになります。
愛知県公立高校入試(2015)類似
脊椎動物の出現順
Q379
脊椎動物の出現と進化の歴史を考えたとき、子が親の体内で育ってから生まれる「胎生」という特徴を持つ哺乳類について、その出現に関する説明として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
魚類、両生類、爬虫類よりも後に出現した
脊椎動物は、魚類、両生類、爬虫類という順序で進化を遂げ、その過程で陸上生活への適応能力を高めてきました。胎生という高度な繁殖方法を持つ哺乳類は、これらのグループよりも後の時代に出現した、進化の段階として新しいグループに分類されます。
奈良県公立高校入試(2026)類似
形質
Q380
生物がもっている形や性質などの特徴のことで、親から子へと受け継がれるものを何といいますか。最も適切な用語を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
形質
生物が持つ形や性質などの具体的な特徴は「形質」と呼ばれます。この形質は、親から子へ遺伝子を通じて受け継がれるものであり、エンドウの種子の色や形、ヒトのまぶたの形などがその具体例です。「変異」は個体間の差異、「適応」は環境への適合、「進化」は長い年月をかけた変化を指すため、特徴そのものを指す言葉としては形質が適切です。
茨城県公立高校入試(2020)類似
デオキシリボ核酸
Q381
遺伝子と染色体、およびその本体となる物質の関係について説明した文として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体の中に、遺伝子の本体であるデオキシリボ核酸(DNA)という物質が含まれている。
細胞の核の中には染色体が存在し、その染色体を構成する主要な成分の一つがデオキシリボ核酸(DNA)です。このDNAが、生物の設計図としての情報を持つ「遺伝子」の正体であり、形質を次世代に伝える役割を担っています。
北海道公立高校入試(2019)類似
染色体と核
Q382
細胞分裂を行っていない時期の細胞において、遺伝情報を担う染色体はどのような状態で存在していますか。適切に説明したものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞の中央付近にある円形の核の内部に収まっており、特定の形としては観察されない。
染色体は常にひも状の形で見えるわけではありません。分裂を行っていない時期(間期)には、染色体は核の中に分散して収まっているため、顕微鏡で特定の形を確認することはできません。分裂が始まると、これらが凝縮して太いひも状になり、初めて観察可能になります。細胞質に散らばったり、細胞の両端に集まったりするのは分裂中の特定の過程における動きです。
兵庫県公立高校入試(2023)類似
食物連鎖における個体数の変動
Q383
食物連鎖によってつながっている植物、草食動物、肉食動物の個体数バランスは、一時的に崩れても、長い目で見れば再び元の均衡状態に戻る仕組みを持っています。一時的に草食動物が増加したあと、最終的に草食動物の個体数が減少に転じる直接的な理由として最も適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
餌となる植物が不足し、天敵となる肉食動物が増加するため
草食動物が増えすぎると、その餌である植物が食い尽くされて不足します。同時に、草食動物を餌とする肉食動物も増えているため、草食動物にとっては「食料不足」と「天敵の増加」という二つの圧力がかかります。その結果、草食動物の個体数は減少を始め、元のバランスへと戻っていきます。
埼玉県公立高校入試(2023)類似
対立形質
Q384
エンドウの種子の形(丸・しわ)や、子葉の色(黄色・緑色)のように、互いに補い合う関係にあり、一つの個体において同時に現れることのない対をなす形質を何というか、名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
対立形質
生物が持つ形や性質のことを「形質」と呼ぶ。その中でも、エンドウの子葉の色の黄色と緑色のように、ある一つの項目に対して同時に現れることのない対になった関係を「対立形質」という。メンデルはこの対立形質に着目し、純系の親を掛け合わせる実験を行うことで、遺伝の規則性を発見した。
三重県公立高校入試(2016)類似
胚珠と受精卵による種子形成
Q385
被子植物の受精の仕組みと、その後の変化について説明した文章として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管の中を移動した精細胞の核が、胚珠の中にある卵細胞の核と合体して受精卵になり、胚珠全体が成長して種子になる。
受精はめしべの子房内にある「胚珠」の中で行われます。花粉が柱頭に付着(受粉)すると、花粉管が胚珠に向かって伸び、その中を精細胞の核が移動します。この精細胞の核と胚珠内の卵細胞の核が合体することで受精卵が形成されます。受精後、胚珠は種子へと成長し、子房は果実へと成長します。核が移動するのは精細胞側であること、受精の場が胚珠であることを正しく理解する必要があります。
石川県公立高校入試(2018)類似
分離の法則による確率
Q386
生物の形質を決定する対になっている遺伝子が、減数分裂によってそれぞれ分かれ、別々の生殖細胞に入ることを何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
対になっている遺伝子が、生殖細胞がつくられる過程(減数分裂)で分かれて別々の生殖細胞に入るという原理を分離の法則と呼ぶ。これにより、親から子へと特定の割合で遺伝子が受け継がれる仕組みが成立している。
広島県公立高校入試(2024)類似
栄養生殖
Q387
ジャガイモの栽培において、種子をまくのではなく「いも」を植えて増やす「栄養生殖」を利用する利点を説明したものとして、科学的に最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の優れた性質をそのまま引き継いだ個体を、確実に増やすことができるため。
栄養生殖は無性生殖の一種であり、親の体の一部がそのまま新しい個体となるため、親が持つ遺伝的な性質(味や形、病気への強さなど)をそのまま100%子に伝えることができます。一方、種子による有性生殖は多様な個体を生み出すのには適していますが、親と全く同じ性質を保つことは難しいため、農業では栄養生殖が広く利用されています。
山梨県公立高校入試(2021)類似
分解者
Q388
分解者が自然界において果たしている役割と、その原理について述べた文として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物を分解する過程でエネルギーを取り出し、有機物を二酸化炭素などの無機物に還元する役割。
分解者は、自分たちで有機物を作り出すことはできませんが、死骸などの有機物を化学的に分解することで生命活動に必要なエネルギーを得ています。このプロセスにより、有機物は最終的に二酸化炭素や水などの無機物へと戻り、再び生産者に利用されるという物質の循環が成立します。
静岡県公立高校入試(2022)類似
食物連鎖における数量のつり合い
Q389
タカを捕食者、ネズミを被食者とする食物連鎖のモデルを考えます。環境の変化によりタカの数が急激に減少した際、ネズミの数が急増した後、しばらくして再び減少に転じる様子が観察されました。ネズミが再び減少に転じた理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
ネズミの個体数が増えすぎた結果、ネズミの餌となる植物などが不足し、生存できる限界を超えたため。
捕食者が減ることで被食者が一時的に急増しますが、生物が生存するためには餌となる資源が必要です。ネズミの数が増えすぎると、その環境における餌の供給量が追いつかなくなり、餓死や繁殖力の低下が起こります。この「餌の不足」という要因によって、増えすぎた被食者の数は再び抑制され、元のバランスへと戻っていきます。
東京都公立高校入試(2024)類似
生態ピラミッド
Q390
食物連鎖に基づいた生態ピラミッドにおいて、下位の階層から上位の階層へ進むにつれて、生物の総質量が少なくなっていく理由として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
被食者が持つエネルギーのすべてが、捕食者の体の組織として作り替えられるわけではなく、生命活動や熱として消費されるため。
生態系において、下位の生物(被食者)が持つエネルギーが上位の生物(捕食者)に移動する際、そのすべてが捕食者の体重増加に利用されるわけではありません。捕食者が生きていくための呼吸や運動などの生命活動、および熱としての放出によって多くのエネルギーが失われるため、より上位の階層を維持できる生物の総質量は、下位の階層よりも必ず少なくなります。
岐阜県公立高校入試(2017)類似
染色体の構成と複製
Q391
体細胞分裂が行われるとき、新しくつくられる細胞の染色体の数や構成について述べたものとして、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂の前に染色体が複製されるため、もとの細胞と全く同じ数・同じ構成の染色体をもつ細胞ができる
体細胞分裂では、まず核の中で染色体が複製され、その後、複製された染色体が2つの新しい細胞に均等に分かれます。このプロセスによって、新しくできた細胞(娘細胞)は、もとの細胞(母細胞)が持っていた染色体の数や遺伝的な構成を完全に維持することができます。染色体の数が半分になるのは、生殖細胞をつくるための減数分裂に見られる特徴です。
岐阜県公立高校入試(2015)類似
胚
Q392
被子植物の受精が行われたあと、受精卵が細胞分裂を繰り返してできる組織で、将来、根・茎・葉といった植物体になる部分を何というか、名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
胚
受精によって生じた受精卵は、細胞分裂を繰り返すことで「胚」という組織になる。この胚は将来の植物の体(根・茎・葉)になる部分である。これに対し、発芽のための養分を蓄える組織は胚乳と呼ばれ、胚とは区別される。
山形県公立高校入試(2023)類似
栄養生殖
Q393
植物が種子をつくるのではなく、根、茎、葉といった体の一部から新しい個体をつくる無性生殖の方法を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
栄養生殖
植物には、受精を必要とせずに新しい個体をつくる「無性生殖」という仕組みが備わっています。その中でも、ジャガイモが地下茎(いも)から芽を出したり、オランダイチゴがランナー(匍匐茎)を伸ばしてふえたりするように、植物の体の一部から直接新しい個体が形成される現象を栄養生殖と呼びます。
北海道公立高校入試(2025)類似
生産者
Q394
生態系における「生産者」の働きについての説明として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 0%(2回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
光合成を行い、二酸化炭素や水などの無機物から有機物をつくりだす。
植物などの生産者は、太陽の光エネルギーを用いて無機物(二酸化炭素、水)を原料に有機物(デンプンなど)を合成します。この働きによって、生態系全体の物質循環やエネルギーの供給が支えられています。
広島県公立高校入試(2023)類似
分解速度の比較実験の条件制御
Q395
微生物の分解速度を比較する実験において、反応時間を短縮する以外に、分解能力の差を数値化したり明確にしたりするための工夫として、科学的に最も適切な考え方はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
上澄み液の量を減らす、またはデンプン溶液の濃度を薄くして、短時間で反応が終わるように調整する
実験の目的は「分解能力の差」を明確にすることです。反応が速すぎて差がつかない場合は、反応物(デンプン)の濃度を調整したり、酵素として働く微生物を含む液の量を減らしたりすることで、反応の進行を制御し、結果に差が現れやすい反応条件を整える必要があります。
福岡県公立高校入試(2015)類似
呼吸
Q396
デンプンを含んだ培地に、微生物を含む上澄み液を加えて数日間放置したところ、培地上に小さなかたまりが発生しました。この培地にヨウ素液を滴下した際、かたまりとその周辺だけが青紫色に変化しなかった理由を説明したものとして、適切なものはどれか選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物が呼吸を行い、エネルギーを得るために培地のデンプンを分解したから
微生物も他の生物と同様に呼吸を行っています。呼吸によって有機物であるデンプンが分解されるため、その部分にはヨウ素反応を示すデンプンが残っておらず、青紫色に変化しません。また、沸騰させた液では微生物が死滅し、分解が起こらないため、対照的な結果となります。
愛媛県公立高校入試(2020)類似
同源器官
Q397
コウモリの翼は、非常に長く伸びた指の骨が膜を支える構造をしていますが、ヒトの腕の骨格と比べると、骨の数や並び方に共通点が見られます。このような共通の骨格構造が見られる理由として、進化の観点から最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
もともと同じ共通の祖先をもっており、それぞれの生活環境に適した形に変化したため。
同源器官の存在は、異なる種類の生物が共通の祖先を持っていたことを裏付ける重要な証拠です。共通の祖先から分かれた後、それぞれの生物が異なる環境で生活し、異なるはたらきをするようになった結果、外見や機能は変化しましたが、基本的な骨格などの内部構造はそのまま受け継がれています。このように生物が長い年月をかけて変化することを進化といいます。
岩手県公立高校入試(2016)類似
消費者と有機物の循環
Q398
自然界において、植物などの生産者が光合成によってつくり出した物質を、直接または間接的に食べて取り入れる生物の役割を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
消費者
植物は無機物から有機物をつくり出すため「生産者」と呼ばれますが、自ら有機物をつくることができない動物などは、他の生物を食べることで有機物を取り入れています。このような役割を持つ生物を「消費者」と呼びます。炭素循環において、炭素は有機物の形で生産者から消費者へと移動します。
栃木県公立高校入試(2024)類似
微生物による有機物の分解と二酸化炭素の放出
Q399
密閉した容器の中に、デンプン溶液と自然の状態の土を入れ、数日間放置しました。実験開始時と数日後で容器内の気体の成分を比較したとき、どのような変化が起こると考えられますか。その変化と理由の組み合わせとして、最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 50%(2回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物が呼吸によってデンプンなどの有機物を分解するため、二酸化炭素が増加する。
微生物は他の生物と同様に呼吸を行っています。呼吸は、デンプンなどの有機物を分解して生命活動に必要なエネルギーを得る過程であり、その際に酸素を消費して二酸化炭素を放出します。この実験では、密閉容器内の有機物(デンプン)が微生物によって分解されるため、結果として容器内の二酸化炭素が増加します。なお、加熱殺菌した土を用いた場合には、微生物が働かないためこのような気体の変化は見られません。
高知県公立高校入試(2021)類似
相同器官
Q400
生物の進化において、現在は形やはたらきが異なっていても、骨格などの基本的なつくりがよく似ており、共通の祖先から変化したと考えられる器官を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
相同器官
共通の祖先から由来し、進化の過程で異なる環境や用途に適応して形やはたらきが変化した器官を相同器官と呼びます。これは生物が共通の祖先から進化したことを示す重要な証拠となります。一方、はたらきは似ているがつくりが異なるものは相似器官と呼ばれます。
長崎県公立高校入試(2014)類似
減数分裂による染色体の変化
Q401
2本の太い染色体を持つジャガイモAと、2本の細い染色体を持つジャガイモBがあります。これらを親として受精が行われ、新しい個体Cがつくられました。個体Cの細胞1つあたりに含まれる染色体の組み合わせとして、適切な説明はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
太い染色体が1本と、細い染色体が1本の合計2本が含まれる
ジャガイモAの生殖細胞は減数分裂によって太い染色体が1本になり、ジャガイモBの生殖細胞は細い染色体が1本になります。これらが受精によって合体するため、子の個体Cの細胞にはA由来の太い染色体1本と、B由来の細い染色体1本が共存することになります。
岐阜県公立高校入試(2017)類似
体細胞分裂
Q402
体細胞分裂が行われた結果、新しくできた細胞に含まれる染色体の数や種類について述べたものとして、適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂の過程で染色体が複製されてから分かれるため、元の細胞と数も種類も変化しない。
体細胞分裂の最大の特徴は、分裂後も元の細胞と染色体の数や種類が全く変化しない点にあります。分裂が始まる前に染色体が複製され、それが2つの新しい細胞に等しく分配されるため、体をつくるどの細胞も同じ遺伝情報を持つことになります。
山梨県公立高校入試(2022)類似
同源器官
Q403
脊椎動物のなかまには、ヒトのうで、クジラのひれ、コウモリのつばさのように、現在は形や働きが異なっていても、基本的な骨格のつくりが共通しており、もとは同じ器官であったと考えられるものがあります。このような器官を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
同源器官
現在の形や働きが異なっていても、発生学的な起源が同じである器官を同源器官と呼びます。これは、生物が長い時間をかけて共通の祖先から進化し、それぞれの環境に適応してきたことを示す重要な証拠となります。一方、チョウの羽と鳥の翼のように、起源は異なるが働きが同じであるものは相似器官と呼ばれます。
兵庫県公立高校入試(2026)類似
孫の代の遺伝子型の分離比
Q404
植物の遺伝の規則性を調べる実験において、雑種第一代の個体がもつ花粉を同じ個体の柱頭につけて、孫の代の種子をつくる操作を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
自家受粉
同じ個体の花粉を柱頭につけることを自家受粉と呼びます。メンデルの実験では、雑種第一代を自家受粉させることで、親の代では隠れていた潜性形質が孫の代で再び現れることを示し、遺伝子型が特定の分離比に従って伝わることを明らかにしました。これにより、配偶子がつくられる際に遺伝子が分かれて入る「分離の法則」が裏付けられています。
石川県公立高校入試(2016)類似
受精
Q405
被子植物の受精の仕組みについて、細胞の核の動きに着目した説明として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花粉管の中を通ってきた精細胞の核が、胚珠の中にある卵細胞の核と結びつく。
被子植物では、精細胞は自ら動くことができないため、花粉から伸びる花粉管が胚珠まで到達し、その中を核が移動します。最終的に、胚珠の中に位置する卵細胞の核と精細胞の核が合体することで受精が行われます。受粉と受精は異なるプロセスである点に注意が必要です。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
炭素の循環
Q406
炭素は生態系の中を様々な形に変化しながら循環しています。動物が植物を食べることによって、植物体内に含まれていた炭素はどのような形態で移動しますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有機物
植物が光合成によって作り出したデンプンなどの物質は「有機物」と呼ばれます。動物は植物を食べる(摂食)ことで、その有機物に含まれる炭素を自身の体内に取り込み、食物連鎖を通じて炭素が移動していきます。
広島県公立高校入試(2025)類似
細胞分裂の順序
Q407
植物の根の先端付近などで盛んに行われる、1つの細胞が分かれて2つの新しい細胞になる過程を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞分裂
成長点などの組織において、1つの細胞が同じ遺伝情報を持つ2つの細胞に分かれる現象を細胞分裂と呼びます。生殖細胞を作る際に行われる減数分裂とは異なり、体細胞を増やすための過程です。
青森県公立高校入試(2023)類似
微生物による有機物の分解
Q408
土の中の微生物が有機物を分解していることを確かめる実験において、土の上ずみ液を十分に沸騰させてからデンプン溶液に加える操作を行うことがあります。このように「沸騰させたもの」を用意する理由として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
上ずみ液の中の微生物を熱によって殺し、分解が生物による働きであることを確かめるため。
微生物は生物であるため、煮沸すると死滅します。沸騰させていない(微生物が生きている)上ずみ液ではデンプンが分解され、沸騰させた(微生物が死んだ)上ずみ液ではデンプンが分解されないことを比較することで、デンプンの分解が熱などの化学的な要因ではなく、微生物という「生物」の活動によるものであると証明できます。これは対照実験の重要な考え方です。
高知県公立高校入試(2025)類似
根の成長点
Q409
水に浸したタマネギの根を「根元に近い部分」「中間の部分」「先端付近の部分」の3つの領域に切り分け、それぞれプレパラートを作成して顕微鏡で観察しました。このとき、染色体が見えるような分裂中の細胞が最も多く観察されるのはどの部分ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端付近の部分
植物の根において、細胞分裂が行われる領域は先端付近にある成長点に限定されています。顕微鏡で根を観察すると、先端に近い部分では細胞が小さく密集しており、核が変化して染色体が見える状態の細胞が多く確認できます。一方、根元に近づくにつれて細胞は縦長に大きく成長しており、分裂の様子は見られなくなります。
北海道公立高校入試(2016)類似
塩酸処理の目的
Q410
タマネギの根の先端にある成長点付近を顕微鏡で観察する一連の工程において、「うすい塩酸」を使用する理由について述べたものとして正しいものを次の中から選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細胞をバラバラにしやすくして、細胞の重なりを防ぐため
塩酸処理は、植物組織を構成する細胞間の結合を弱めるために行われます。この処理を行うことで、カバーガラスの上から指で押しつぶす際に、組織がスムーズに広がり、1層の細胞として観察できるようになります。生物の観察において、細胞が重ならずに1つ1つ独立して見えるようにすることは、構造を正しく理解するために不可欠な手順です。
愛媛県公立高校入試(2018)類似
微生物の大きさと顕微鏡の視野
Q411
顕微鏡を600倍の倍率に設定して水中生物を観察したところ、円形の視野の中にミジンコとゾウリムシがほぼ同じ大きさで描かれたスケッチが得られました。実際のミジンコの体長はゾウリムシよりも大きいことを踏まえると、この観察状況の説明として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
顕微鏡の視野が狭いため、ミジンコはその体の一部のみが視野に入っている
顕微鏡の倍率を上げると顕微鏡の視野は狭くなります。ミジンコは肉眼でも確認できるほどの大きさ(約1〜3mm)がありますが、ゾウリムシは非常に小型(約0.2mm)です。600倍という高倍率で観察すると、視野の範囲がミジンコの体長よりも狭くなるため、ミジンコは体の一部しか視野に収まりません。その結果、視野全体に収まっているゾウリムシと、体の一部が見えているミジンコが、スケッチ上では同じような大きさで描かれることになります。
長崎県公立高校入試(2014)類似
卵細胞
Q412
被子植物のめしべの根もとのふくらんだ部分である子房の中には、将来種子になる胚珠があります。この胚珠の中で作られる、雌の生殖細胞を何といいますか。具体的な名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
卵細胞
被子植物の有性生殖において、めしべの胚珠の中に作られる雌の生殖細胞は卵細胞です。一方、花粉の中で作られる雄の生殖細胞は精細胞と呼ばれます。受粉後に花粉から伸びた花粉管が胚珠に到達し、精細胞と卵細胞が合体(受精)することで、新しい個体の体の一部となる胚が形成されます。
長崎県公立高校入試(2016)類似
菌類と細菌類
Q413
土の中に生息し、枯れ葉や動物の死がいなどの有機物を分解する微生物について、カビやキノコなどの仲間と、乳酸菌などの仲間の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
カビやキノコは菌類、乳酸菌などは細菌類
土の中に生息する微生物のうち、体が菌糸と呼ばれる糸のような構造でできているカビやキノコの仲間を「菌類」と呼びます。一方で、乳酸菌や納豆菌のように、非常に小さな単細胞の生物である仲間を「細菌類」と呼びます。これらはいずれも有機物を分解して無機物にする働きを持っています。
鹿児島県公立高校入試(2017)類似
進化
Q414
生物が、非常に長い年月をかけて多くの世代を重ねる間に、その形や性質が変化していく現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
進化
生物の形質が、親から子、子から孫へと受け継がれる過程で、長い年月を経て変化していく現象を「進化」と呼びます。個体が生涯の中で環境に適応して変化する「順応」や、卵から成体になるまでの過程である「発生」とは区別されます。
山口県公立高校入試(2019)類似
減数分裂
Q415
ある生物の体細胞に含まれる染色体の数が24本であるとき、この生物の精子に含まれる染色体の数と、精子と卵が受精してできた受精卵に含まれる染色体の数の組み合わせとして正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
精子は12本、受精卵は24本
生殖細胞(精子や卵)は減数分裂によって染色体数が親の体細胞の半分になるため、この場合は12本となる。受精によって精子の核と卵の核が合体すると、染色体数は12+12で24本となり、親の体細胞と同じ数に戻る。
埼玉県公立高校入試(2025)類似
微生物の呼吸による有機物の分解
Q416
微生物を用いた下水処理の仕組みにおいて、物質の変化と微生物の働きの組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸によって、有機物を無機物へと分解する。
水中にある生活排水由来の汚れは「有機物」です。微生物は酸素を取り入れる「呼吸」を行い、この有機物を二酸化炭素や水などの「無機物」へと分解します。この働きによって、水中の汚濁物質が取り除かれ、川や海へ放流できるきれいな水になります。
石川県公立高校入試(2019)類似
植物の成長の仕組み
Q417
タマネギの根の先端付近を顕微鏡で観察したところ、先端に近い部分では小さく数の多い細胞が密集しており、そこから少し離れた上の部分では一つ一つの細胞が縦に長くなっていました。この観察結果から説明できる「根がのびる仕組み」として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端に近い部分で細胞分裂が盛んに行われて数が増え、その後にそれぞれの細胞が大きく成長することで根がのびる。
根の先端付近には、細胞分裂が盛んに行われる成長点と呼ばれる部分があります。ここで細胞分裂によって新しい細胞が次々と作られ、数が増加します。分裂した直後の細胞は小さいですが、これらが根の根元側に押し上げられながら大きく成長(肥大)することで、根全体が土の中へのびていくことになります。観察された「先端の小さく多い細胞」は分裂直後の状態を、「離れた部分の長い細胞」は成長した後の状態を示しています。
鳥取県公立高校入試(2018)類似
無性生殖における遺伝子の継承
Q418
ジャガイモの栽培において、種子を使わずに「種いも」を植えて増やす方法は無性生殖(栄養生殖)の一種です。この方法で育ったジャガイモの子の代の性質について、適切な記述を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
親の細胞が体細胞分裂によって増えて新しい個体になるため、親と同じ性質を持つ
種いもから芽が出て成長する過程は体細胞分裂によるものです。無性生殖では、親の細胞のコピーがそのまま新しい個体を形作るため、遺伝子の組み合わせに変化は生じず、親が持つ特徴や性質がそのまま子に受け継がれます。これに対し、種子による増え方は有性生殖であり、減数分裂を経て遺伝子の組み合わせが変化します。
広島県公立高校入試(2023)類似
デオキシリボ核酸
Q419
エンドウの種子には、表面が滑らかな「丸い種子」と、表面に凹凸がある「しわのある種子」のような特徴があります。このような特徴が親から子へと受け継がれる仕組みについて、正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
染色体に含まれるデオキシリボ核酸が、遺伝子の本体として形質を伝える。
エンドウの種子の形のような親から受け継がれる特徴を形質といいます。この形質を伝えるための設計図にあたるのが遺伝子であり、それは染色体の中に存在するデオキシリボ核酸(DNA)という物質によって構成されています。
岡山県公立高校入試(2017)類似
始祖鳥の鳥類に近い特徴
Q420
始祖鳥の化石を観察すると、前あしが大きく広がり、現代の鳥の翼によく似た羽根の広がりが確認できます。このような特徴から、始祖鳥がどのような進化の過程にある生物であると推測されますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
爬虫類から鳥類へ進化する途中の生物
始祖鳥の化石には、現代の鳥類に見られるような「羽毛」や「翼」といった特徴と、爬虫類に見られる「歯」や「長い尾の骨」という特徴が混在しています。複数の分類群の特徴を併せ持つ化石の存在は、ある生物のグループから別のグループへと長い時間をかけて変化してきた、進化の証拠となります。
徳島県公立高校入試(2018)類似
受粉の仕組み
Q421
被子植物の受粉の仕組みについて、花粉が作られる場所と、受粉の際に花粉が付着する場所の組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
おしべのやくで作られ、めしべの柱頭に付着する
花粉はおしべの先端にある「やく」という袋の中で作られます。この花粉が風や昆虫などによって運ばれ、めしべの先端にある「柱頭」に付着することで受粉が成立します。胚珠は将来種子になる部分であり、めしべの根元の脂肪の中に位置しているため、直接花粉が付着する場所ではありません。
香川県公立高校入試(2024)類似
検定交雑による遺伝子型の推定
Q422
あるエンドウの種子が「丸形」という顕性形質を示しているとき、その個体が純系であるか、あるいは異なる遺伝子をあわせ持つヘテロ接合体であるかを調べるために、潜性形質である「しわ形」の純系個体を交配させる手法を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
検定交雑
顕性形質を表す個体の遺伝子型を特定するために、潜性形質の純系(ホモ接合体)を掛け合わせる手法を検定交雑と呼びます。潜性個体は必ず潜性遺伝子のみを子に受け渡すため、子の代に現れる形質の分離比を確認することで、調べたい親の遺伝子型を逆算することが可能になります。
沖縄県公立高校入試(2023)類似
潜性形質の性質
Q423
黒色のメダカ(顕性)と黄色のメダカ(潜性)の純系を交配して得られた子の代は、すべて黒色でした。この子の代のメダカにおける遺伝子の状態と形質の現れ方についての説明として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
黄色の形質を伝える遺伝子も受け継がれているが、黒色の形質に対してかくれている。
メンデルの法則によれば、潜性形質の遺伝子も顕性形質の遺伝子と同様に親から子へと受け継がれます。しかし、一つの個体の中に顕性形質と潜性形質の遺伝子が共存する場合、潜性形質は表現型として現れずにかくれている状態になります。これは「遺伝する量」や「生存率」の問題ではなく、遺伝子の組み合わせによる表現の優先順位によるものです。
富山県公立高校入試(2018)類似
優性の形質
Q424
丸形の純系(遺伝子RR)としわ形の純系(遺伝子rr)をかけ合わせてできた子の代の種子は、すべて丸形(遺伝子Rr)となりました。この結果から読み取ることができる、遺伝のきまりに関する説明として正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
対立形質をもつ純系どうしをかけ合わせると、子の代では一方の形質のみが表現として現れる。
対立形質をもつ純系どうしをかけ合わせたとき、子の代には両親から受け継いだ異なる遺伝子が一つずつ存在することになりますが、形質としては優性の形質のみが現れます。これを「優性の法則(顕性の法則)」といいます。しわ形の遺伝子(r)は保持されていますが、丸形の遺伝子(R)が優先して現れるため、見た目はすべて丸形になります。
千葉県公立高校入試(2024)類似
生態系の数量的つり合い
Q425
植物(生産者)、草食動物(一次消費者)、肉食動物(二次消費者)からなる生態系において、何らかの原因で肉食動物の数量が一時的に増加したとします。この後、食物連鎖の働きによって生態系が再び元のつり合いを取り戻すまでの過程として、各段階の生物の数量の変化を正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
草食動物の数量が減少し、それによって植物の数量が増加し、やがて肉食動物の数量も減少に転じる。
肉食動物が一時的に増加すると、その餌となる草食動物が捕食される機会が増えるため、草食動物の数量は減少します。草食動物が減少すると、今度は草食動物に食べられていた植物が食べられる量を下回り、植物の数量が増加します。一方、餌が少なくなった肉食動物は生存が困難になり、その数量が減少することで、生態系は再び元のピラミッド状のつり合いに戻ろうとします。
埼玉県公立高校入試(2018)類似
DNA
Q426
生物の形質を決定する情報の集まりである「遺伝子」の本体であり、細胞の核の中にある染色体に主成分として含まれている化学物質の名称を何というか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
デオキシリボ核酸(DNA)
細胞の核の中にある染色体は、主にDNAとタンパク質から構成されている。このうち、遺伝情報を担う「遺伝子の本体」として機能する物質がDNA(デオキシリボ核酸)である。DNAは親から子へと受け継がれることで、生物の形質を伝える役割を担っている。
福島県公立高校入試(2018)類似
食物連鎖における生物の組み合わせ
Q427
「植物 → バッタ → モズ → イヌワシ」という食物連鎖が成り立っている生態系において、何らかの原因でモズの個体数が一時的に著しく減少したと想定します。このとき、この生態系で直後に起こる変化の説明として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
天敵が減ったバッタの個体数が増加し、餌が減ったイヌワシの個体数が減少する
食物連鎖の中間に位置する生物が減少すると、その影響は上下の階層に現れます。モズに食べられていたバッタは、捕食される機会が減るため個体数が増加します。一方で、モズを餌としていたイヌワシは、利用できる餌の量が不足するため、個体数が減少します。このように、一つの種の増減が生態系全体のバランスに影響を及ぼします。
徳島県公立高校入試(2023)類似
顕性形質
Q428
生物の遺伝において、対立形質をもつ純系の親どうしをかけ合わせたとき、子の代で一方の親の形質だけが現れることがあります。このように、子の代に現れる方の形質を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
顕性形質
対立形質をもつ純系の親をかけ合わせた際、子の代で表面に現れる方の形質を顕性形質と呼びます。以前の教科書では「優性形質」と呼ばれていましたが、現在は「顕性形質」という用語が一般的に使用されます。これに対して、子の代で現れない方の形質を潜性形質といいます。
三重県公立高校入試(2014)類似
DNA
Q429
遺伝子の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)を、別の生物の細胞に取り込ませることで、もとの生物にはなかった新しい性質を持たせる最新科学の技術を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
遺伝子組み換え
特定の性質を決定する遺伝子(DNA)を取り出し、それを他の生物のDNAに組み込む技術を遺伝子組み換えといいます。これにより、特定の害虫に強い農作物や、医薬品の原料となる物質を作る微生物などが生み出されています。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
微生物の性質と利用
Q430
微生物と人間の生活との関わりについて述べた次の文のうち、科学的に正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
微生物は、みそやヨーグルトなどの発酵食品の製造や、下水処理場での水質浄化に利用されている。
微生物は、その特性を利用して古くからみそ、醤油、ヨーグルトなどの発酵食品の製造に活用されてきた。また、下水処理場では微生物が汚水に含まれる有機物を分解することを利用して、水質浄化が行われている。ただし、すべての微生物が有益なわけではなく、食中毒の原因となる細菌や感染症を引き起こす病原体のように、人間にとって有害なものも存在する。
茨城県公立高校入試(2021)類似
体細胞分裂の順序
Q431
体細胞分裂において、核の変化が始まってから2つの新しい細胞ができるまでの一連の流れとして、正しい順序で並んでいるものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
太い紐状の染色体が現れる → 染色体が細胞の中央に並ぶ → 染色体が分かれて両端へ移動する → 2つの核ができる
体細胞分裂は、まず核の中に太い紐状の染色体が現れることから始まります(前期)。次にこれらが細胞の中央に並び(中期)、その後、各染色体が2つに分かれて両端へ移動します(後期)。最後に、移動した染色体のまわりに新しい核の膜ができ、2つの核が形成される(終期)という順序で進行します。
長野県公立高校入試(2026)類似
体細胞分裂の過程
Q432
体細胞分裂が進行する際、核の中に染色体が現れたあとに観察される変化として、正しい順序で説明されているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
染色体が細胞の中央に並び、その後、分かれて細胞の両端へ移動し、新しい核が作られる。
体細胞分裂では、まず核の中にひも状の染色体が現れます。次に、これらの染色体が細胞の中央(赤道面)に並び、それぞれが上下(両極)に引き離されるように移動します。移動が完了したあとに新しい核の膜が作られ、最終的に細胞質が分かれることで2つの細胞になります。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
DNA
Q433
細胞の核の中にある染色体に含まれ、親から子へと形質を伝える「遺伝子の本体」となっている物質を、アルファベット3文字で何と呼ぶか、正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
DNA
生物の形質を決定する遺伝子の本体は、デオキシリボ核酸という物質です。これは一般にアルファベット3文字でDNAと略して呼ばれます。染色体はこのDNAとタンパク質から構成されています。
茨城県公立高校入試(2017)類似
デオキシリボ核酸
Q434
細胞の核の中にある染色体と、遺伝子の本体である物質の関係について述べた文として、正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
遺伝子の本体はDNA(デオキシリボ核酸)という物質であり、染色体の中に含まれている。
細胞の核内には、遺伝情報を保持する染色体が存在します。この染色体を構成し、遺伝子の本体として機能している物質がデオキシリボ核酸(DNA)です。タンパク質やアミノ酸は生体を構成する重要な物質ですが、遺伝子の本体そのものではありません。
北海道公立高校入試(2017)類似
始祖鳥の爬虫類的な特徴(つめ)
Q435
約1億5000万年前の地層から発見された始祖鳥は、鳥類と爬虫類の両方の特徴を持つことで知られています。始祖鳥の「翼(前あし)」の先に見られる、現在の鳥類にはほとんど見られず、爬虫類に近い特徴を示すものは何ですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
前あしの先にあるつめ
始祖鳥は、現在の鳥類が持つ「羽毛」や「翼」などの特徴を持つ一方で、爬虫類が持つ「前あしの先のつめ」、「口の中の歯」、「節のある長い尾の骨」といった特徴を併せ持っています。このことから、鳥類は爬虫類から進化したと考えられており、始祖鳥はその進化の過程を示す重要な化石とされています。
山形県公立高校入試(2016)類似
塩酸処理
Q436
植物の細胞分裂の観察において、塩酸処理を適切に行った場合と、塩酸処理を完全に行わなかった場合の結果の違いを考察します。塩酸処理を忘れてプレパラートを作成し、顕微鏡で観察したときに起こると予想される現象はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の組織が硬いまま残り、押しつぶしても細胞が何層にも重なって見える
塩酸処理を行わないと、細胞を接着している物質が溶けないため、組織が硬いままで細胞同士が強く結合しています。この状態で上から圧力を加えても、細胞がスライドガラス上で十分に広がらず、多くの細胞が垂直方向に重なったままになります。その結果、顕微鏡では細胞が重なり合って暗く見えたり、個々の細胞のつくりを区別したりすることが困難になります。
静岡県公立高校入試(2018)類似
遺伝子の組み合わせと分離
Q437
遺伝子の組み合わせがAaである個体どうしを掛け合わせて、合計1200個の子ができました。このとき、理論上、親と同じ「Aa」という遺伝子の組み合わせを持つ子は、およそ何個含まれると考えられますか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
600個
Aaどうしの掛け合わせでは、分離の法則により生殖細胞がA:a=1:1でつくられます。これらが受精すると、子の遺伝子の組み合わせはAA:Aa:aa=1:2:1の比率になります。全体(1+2+1=4)のうちAaは2の割合を占めるため、1200個のうち半分にあたる600個がAaになると算出されます。
岡山県公立高校入試(2021)類似
炭素循環における呼吸
Q438
生態系内での炭素の循環について、大気中の二酸化炭素が生物の間を移動し、再び大気中へ戻る仕組みを説明した文として、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者が光合成によって取り込んだ炭素は、食物連鎖を通じて消費者や分解者へ移動し、すべての生物の呼吸によって二酸化炭素として大気中に戻る。
炭素の循環において、まず生産者が光合成によって大気中の二酸化炭素を有機物として取り込みます。この有機物は食物連鎖によって消費者や分解者の体内へ移動します。最終的に、生産者・消費者・分解者のすべてのグループが呼吸を行うことで、有機物中の炭素は再び二酸化炭素に姿を変えて大気中へ放出されます。分解者も生物である以上、エネルギーを得るために呼吸を行っているという点が重要です。
新潟県公立高校入試(2022)類似
対立形質
Q439
エンドウを用いた遺伝の実験において、丸形の種子をつくる純系の株としわ形の種子をつくる純系の株を親としてかけ合わせたところ、子はすべて丸形の種子となりました。このとき、着目した「丸形」と「しわ形」のような関係にある形質の組み合わせを指す名称として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
対立形質
一つの遺伝子によって支配される形質のうち、互いに重なり合うことなくはっきりと区別できる形質のペアを指します。子がすべて丸形になったのは、対立形質のうち一方が優先して現れた結果であり、この関係性そのものは対立形質と呼ばれます。
福島県公立高校入試(2019)類似
優性の形質
Q440
対立形質をもつ純系の親同士をかけ合わせたとき、子の代ですべて顕性(優性)の形質が現れる理由について、遺伝子の組み合わせの観点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。顕性の遺伝子をA、潜性の遺伝子をaとして考えなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
子の遺伝子の組み合わせがすべてAaとなり、顕性の遺伝子が1つでも含まれるとその形質が現れるから。
純系の親はそれぞれAAとaaという遺伝子の組み合わせを持っています。これらが減数分裂によって配偶子(Aまたはa)を作り、受精すると、子の代の遺伝子の組み合わせはすべてAaとなります。顕性(優性)の形質は、その遺伝子が1つでも存在すれば表現型として現れる性質を持っているため、Aaの個体はすべて顕性の形質を示します。
茨城県公立高校入試(2021)類似
塩酸を用いた細胞の解離
Q441
タマネギの根の先端付近を切り取り、顕微鏡で細胞分裂の様子を観察する実験を行います。染色液で染める前に、切り取った根を5%程度の薄い塩酸に数分間浸して温める操作を行いますが、この操作を行う理由として最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞の結合を切り、細胞同士が重なりにくくして観察しやすくするため。
タマネギの根の先端にある成長点付近では、細胞が密集して強く結合しています。薄い塩酸に入れて温めると、細胞同士をくっつけている物質が溶けて細胞の結合がゆるみます。これにより、その後の押しつぶし操作で細胞が1枚の層に広がりやすくなり、細胞の重なりがなくなるため、一つひとつの細胞を詳しく観察できるようになります。なお、塩酸によって細胞は死滅しますが、これは副次的な結果であり、目的はあくまで組織の解離です。
静岡県公立高校入試(2015)類似
遺伝子とDNAの関係
Q442
生物の形質と遺伝に関する仕組みについて説明した文として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞核の中にある染色体に遺伝子が含まれており、その物質的な本体はDNA(デオキシリボ核酸)である。
生物が持つ形や性質を「形質」といい、これを親から子へと伝える情報を「遺伝子」といいます。遺伝子は細胞核の中にある「染色体」に紐付いて存在しており、その化学的な実体は「DNA(デオキシリボ核酸)」という物質です。これらの関係性を正しく述べているのは、染色体が遺伝子を含み、その本体がDNAであるとする説明です。
北海道公立高校入試(2024)類似
染色体が見える時期の割合
Q443
細胞分裂が盛んな組織において、多くの細胞を一度に観察したとき、染色体が見える分裂期の細胞よりも核が見える間期の細胞の方が圧倒的に多く観察されます。このように観察される理由として最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
一つの細胞周期において、核が見える間期の時間が染色体が見える分裂期の時間よりも長いため
細胞周期は、DNAの複製などを行う「間期」と、実際に細胞が分かれる「分裂期」に分けられます。観察時に多くの細胞が間期の状態(核が見える状態)にあるのは、細胞が一生のうちで間期として過ごす時間が、分裂期の時間に比べて非常に長いためです。ニンニクの芽の場合、分裂期の時間は間期の約十一分の一程度しかありません。
福岡県公立高校入試(2015)類似
呼吸
Q444
生物が、体内に取り入れた有機物を酸素などを用いて分解し、生命活動を維持するために必要なエネルギーを取り出すはたらきを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
生物は、取り入れた有機物を分解する過程で、生命活動に必要なエネルギーを発生させています。この一連の反応を呼吸と呼び、多くの生物が細胞内でこのはたらきを行っています。
埼玉県公立高校入試(2021)類似
根の成長
Q445
ソラマメなどの植物の根が、先端に近い部分で最もよく伸びるのはなぜですか。その理由として正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端付近にある細胞分裂が盛んな場所で、新しい細胞が作られ、それらが大きくなるため。
根の先端付近には「成長点」と呼ばれる、細胞分裂を盛んに行う組織があります。ここで細胞の数が増え、さらにそれら一つひとつの細胞が大きく伸びることによって、植物の体は成長します。根冠は成長点を保護する役割、根毛は水分を吸収する役割を担っており、伸長の直接的な原因ではありません。
神奈川県公立高校入試(2021)類似
減数分裂と遺伝子の分離
Q446
生殖細胞がつくられる際、減数分裂によって染色体の数が半分になることには、どのような意義がありますか。その理由として最も適切な説明を選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精によって雄と雌の生殖細胞が合体したとき、子の染色体の数が親の体細胞と同じになるようにするため
もし生殖細胞の染色体数が体細胞と同じままであれば、受精のたびに子の染色体数は親の2倍に増え続けてしまいます。減数分裂によってあらかじめ数を半分にしておくことで、世代が変わっても種固有の染色体数を一定に保つことができます。
宮城県公立高校入試(2024)類似
減数分裂と遺伝子の継承
Q447
生物の生殖において、卵や精子などの生殖細胞がつくり出される際に行われる、染色体の数が半分になる細胞分裂を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
減数分裂
生殖細胞が形成されるときには、対になっている染色体(およびその上の遺伝子)が分かれて別々の細胞に入る特別な分裂が行われます。これを減数分裂と呼び、これにより親から子へ受け継がれる染色体の数が世代を超えて一定に保たれる仕組みとなっています。
広島県公立高校入試(2023)類似
土中の微生物による分解作用
Q448
畑の土から抽出した上澄み液とデンプン溶液を混ぜて数日間放置する実験を行いました。土の中に生息する微生物がデンプンを分解したことを確かめるために、ヨウ素液を加えたときの反応として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
青紫色に変化しなかった。
ヨウ素液はデンプンに反応して青紫色に変化する性質がありますが、土中の微生物の働きによってデンプンが分解されて別の物質に変わると、デンプンが存在しなくなるためヨウ素反応は見られなくなります。
愛知県公立高校入試(2018)類似
生殖細胞の染色体数
Q449
ある動物の受精卵が体細胞分裂を1回行い、細胞が2個になった状態の胚において、細胞1個あたりの染色体数が24本であることが確認されました。この動物の受精前の精子1個に含まれている染色体数は何本ですか。適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
12本
受精卵が体細胞分裂を繰り返して胚になる際、それぞれの細胞に含まれる染色体数は受精卵のときと変わりません。したがって、この動物の受精卵の染色体数は24本です。受精卵は精子と卵が合体してつくられるため、精子に含まれる染色体数は、減数分裂によって親の体細胞の半分である12本になっています。
山形県公立高校入試(2016)類似
塩酸処理
Q450
植物の根の先端付近における細胞分裂を顕微鏡で観察する際、切りとった根を「うすい塩酸」に数分間浸す処理を行うことがあります。この処理を行う最大の目的として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞同士の結合を弱めて、細胞を一粒一粒離れやすくするため
植物の細胞同士は、細胞壁の成分などによって強く結びついています。そのままでは細胞が重なってしまい、顕微鏡で一つ一つの細胞を詳細に観察することができません。塩酸にはこの細胞同士の結びつきを弱めるはたらきがあるため、この処理のあとに押しつぶすことで細胞が重ならず1層に広がります。
兵庫県公立高校入試(2026)類似
孫の代におけるヘテロ接合の出現率
Q451
メンデルの法則を確認するシミュレーションにおいて、試行回数が10回程度の場合と、1000回の場合を比較すると、1000回試行したときの方が理論上の分離比(3:1など)に近い結果が得られます。このように、母集団となる個体数を増やしていくことで、偶然による誤差が減り、理論的な値に近づく性質を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
統計的な安定(大数の法則)
生物の遺伝現象における分離比は、配偶子が受精する際の偶然の組み合わせによって決まるため、個体数が少ないときは確率的な偏りが生じやすくなります。しかし、統計学の観点からは、試行回数(個体数)を増やすほど、実測値は理論上の確率に収束していきます。メンデルの実験においても、数千から数万という膨大な数の種子を数え、統計的に処理したことが、遺伝の法則を発見する重要な鍵となりました。
山形県公立高校入試(2023)類似
自家受粉による遺伝子型の比率
Q452
丸い種子の遺伝子をA、しわのある種子の遺伝子をaとします。遺伝子型がAaである子の代を自家受粉させたとき、生じる孫の代の「遺伝子型」の分離比(AA:Aa:aa)として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
1:2:1
減数分裂により、遺伝子型Aaの個体が作る配偶子(花粉・胚珠)に含まれる遺伝子の割合は、Aとaで1:1になります。これらが受精によってランダムに組み合わさると、AA、Aa、aA、aaの4通りの組み合わせが等確率で生じます。したがって、AAが1、Aaが2、aaが1の割合となります。見た目の形質である表現型の比(3:1)と混同しやすい点に注意が必要です。
京都府公立高校入試(2014)類似
細胞の成長による個体の伸長
Q453
植物の根の先端付近に等間隔で印をつけ、数日後にその成長の様子を観察したところ、先端に近い部分ほど印の間隔が大きく広がっていました。この現象が起きる理由を、細胞の変化に注目して説明したものとして正しいものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端付近で細胞分裂が盛んに行われ、分裂した細胞がそれぞれ元の大きさにまで大きくなることで、根が伸長するから。
植物の根の成長は、先端付近にある「成長点」と呼ばれる場所で細胞分裂が起き、細胞の数が増えることから始まります。分裂直後の細胞は非常に小さいですが、これらが元の大きさにまで「大きく成長」することで、細胞の並んでいる方向に根が伸びる(伸長する)ため、印の間隔が広がります。単に「細胞の数」が増えるだけでなく、増えた細胞が大きくなることが成長の本質です。
島根県公立高校入試(2024)類似
分離の法則
Q454
「分離の法則」が成り立つ原因となる細胞分裂の名称と、その分裂によって生じる生殖細胞の染色体数の変化について、正しい組み合わせはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分裂の名称:減数分裂、染色体数:もとの体細胞の半分になる
生殖細胞が形成される際に行われる減数分裂では、対になっている染色体(およびその上の遺伝子)が分かれて別々の細胞に入るため、染色体の数はもとの体細胞の半分になります。この仕組みがあることで、受精によって子が親と同じ数の染色体を持つことが可能になります。
新潟県公立高校入試(2020)類似
生産者
Q455
生態系において、太陽の光エネルギーを利用し、水や二酸化炭素などの無機物からデンプンなどの有機物をつくり出す役割を担う植物などの生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生産者
植物は光合成を行うことで、外界から取り入れた無機物を有機物へと作り変えることができます。自ら栄養分をつくり出し、生態系における物質循環の出発点となるため、このように呼ばれます。
佐賀県公立高校入試(2017)類似
栄養生殖
Q456
ジャガイモのいもを土に埋めると、そこから芽が出て新しい個体が育ちます。このようなふえ方の特徴として正しい説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根、茎、葉などの体の一部から新しい個体をつくる無性生殖の一種である。
ジャガイモのいも(地下茎)から新しい個体ができる現象は、栄養生殖にあたります。これは雌雄の生殖細胞が関わらない無性生殖のひとつであり、植物の体の一部である根・茎・葉から直接新しい個体が形成される仕組みです。
鳥取県公立高校入試(2017)類似
生物の数量関係
Q457
ある安定した生態系において、食べる・食べられるの関係である食物連鎖に注目したとき、生産者である植物、それを食べる草食動物、さらに草食動物を食べる肉食動物の個体数や総重量の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
植物の数量が最も多く、肉食動物の数量が最も少ない
生態系を支えるエネルギーの源は光合成を行う植物(生産者)であり、食物連鎖の上位にいくほど、生命活動で消費されるエネルギーなどの影響で維持できる生物の数量は減少します。そのため、下位の生物ほど数が多く、上位の生物ほど数が少なくなる「ピラミッド状」の数量関係が成立します。
岐阜県公立高校入試(2018)類似
始祖鳥
Q458
生物学において始祖鳥の化石の発見が非常に重要視されている理由について、進化の観点から説明したものとして最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ハチュウ類と鳥類の中間的特徴を持っており、ハチュウ類から鳥類へ進化したことを示す証拠となるため。
生物の進化は連続的な変化であり、異なる分類群(ハチュウ類と鳥類など)の中間的な特徴を持つ生物の存在は、進化の道筋を裏付ける強力な根拠となる。始祖鳥は両方の特徴を併せ持つ「中間段階」の生物であるため、進化の仕組みを理解する上で極めて重要な資料となっている。
石川県公立高校入試(2018)類似
染色体の組み合わせ
Q459
「黒塗りの円形」で表される1対の染色体を持つスイートピーAと、「白抜きの円形」で表される1対の染色体を持つスイートピーBを親として交配させました。受精によって生まれた子の細胞における染色体の組み合わせについて、正しく述べたものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
黒塗りの円形と白抜きの円形の染色体が、1つずつ合わさって対をつくっている。
親の代の細胞では、染色体は同じ形・大きさのものが対になっています。生殖細胞がつくられる際に減数分裂が起こり、親Aからは「黒塗り」が1つ、親Bからは「白抜き」が1つ、それぞれ生殖細胞へと受け継がれます。これらが受精によって合体するため、子の代の細胞では「黒塗り」と「白抜き」が1つずつ組み合わさって新しい対を形成します。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
発生
Q460
カエルの受精卵が、頭部や尾を備えたオタマジャクシへと姿を変えるまでの過程を観察したとき、その内容について述べたものとして適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
受精卵が細胞分裂を繰り返すことで細胞の数が増え、次第に組織や器官が形づくられていく。
多細胞生物の成長は、一つの受精卵が何度も細胞分裂を行うことから始まります。分裂によって増えた細胞が、それぞれ特定の役割を持つ組織や器官へと分化していくことで、最終的に複雑な体の構造が完成します。
大分県公立高校入試(2017)類似
孫の代の形質の現れ方
Q461
丸い種子をつくる純系のエンドウとしわのある種子をつくる純系のエンドウを親としてかけ合わせたところ、子の代の種子はすべて丸いものとなった。この子の代の個体を育て、自家受粉させて孫の代の種子を得たとき、形質がどのように現れるか、正しい説明を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
一つの個体(株)や一つのさやの中で、丸い種子としわのある種子が混ざって現れる
遺伝の規則性により、子の代の個体を自家受粉させて得られる孫の代では、受精によって遺伝子の組み合わせが決まるため、種子一つひとつが独立した形質を持ちます。そのため、特定の株やさやといった単位で形質が固定されるのではなく、一つのさやの中に異なる形質の種子が混在して現れます。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
植物の根の成長の仕組み
Q462
植物の根が伸びていく仕組みについて、根の先端付近で活発に細胞分裂が行われている部分の名称と、その周辺で観察される細胞の特徴を組み合わせたものとして適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称は成長点であり、分裂したばかりの小さく核が目立つ細胞が集まっている。
根の先端付近には、細胞分裂が盛んに行われる「成長点」という部分があります。ここでは新しい細胞が次々と作られるため、まだ十分に成長していない、小さくて細胞質の密な(核が目立つ)細胞が密集して観察されます。一方、先端のさらに先には根冠という保護組織があり、成長点より上部(基部側)には成長を終えて縦に伸びた細胞が分布しています。
新潟県公立高校入試(2022)類似
分離の法則による表現型の比率
Q463
対立形質の遺伝子が対になって存在している個体において、生殖細胞がつくられる際に、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入るという決まりを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
減数分裂が行われるとき、対になっている相同染色体がそれぞれ別々の生殖細胞に分かれることに伴い、その上に存在する遺伝子も別々に分かれます。この現象を分離の法則と呼び、これにより次世代において形質の分離が起こります。
沖縄県公立高校入試(2026)類似
栄養生殖
Q464
植物が種子をつくるのではなく、根、茎、葉などの体の一部から新しい個体をつくるふえ方を何といいますか。最も適切な名称を選択してください。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
栄養生殖
植物の根・茎・葉などは栄養器官と呼ばれ、これらの体の一部から次世代の個体をつくる無性生殖の方法を栄養生殖と呼びます。種子をつくらずにふえるため、親の形質をそのまま受け継ぐことができます。
長崎県公立高校入試(2024)類似
光合成による炭素の取り込み
Q465
生態系において、炭素は大気と生物の間を循環しています。生産者が光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収する一方で、生産者、消費者、分解者のすべての生物に共通して見られ、有機物に含まれる炭素を二酸化炭素として大気中に放出するはたらきはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
呼吸
すべての生物は、生命活動に必要なエネルギーを得るために、細胞内で有機物を分解して二酸化炭素を放出する呼吸を行っています。これにより、生物の体内にあった炭素は、再び二酸化炭素として大気中へ戻されます。光合成は生産者のみが行う、二酸化炭素を吸収する反応である点と区別が必要です。
山梨県公立高校入試(2014)類似
自家受粉の防止
Q466
メンデルが行ったような遺伝の研究では、特定の形質を持つ個体同士を確実に受粉させる必要があります。このとき、受粉させたい花がつぼみの段階でおしべを除去する操作によって防ごうとしている、同じ個体の中で受粉が行われる現象の名称を答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
自家受粉
一つの花の中、あるいは同じ個体の中で受粉が行われることを自家受粉と呼びます。交配実験では、異なる遺伝的特徴を持つ個体の花粉を人工的にめしべにつける必要があるため、あらかじめおしべを除去することで、この自家受粉が起こるのを防止します。
東京都公立高校入試(2017)類似
分離の法則における親の遺伝子の組み合わせ
Q467
生物の形質を決めるもとになる遺伝子が、生殖細胞がつくられるときに分かれて別々の細胞に入るという決まりを何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分離の法則
減数分裂によって生殖細胞がつくられる際、対になっている遺伝子がそれぞれ別々の細胞に分かれる現象を分離の法則と呼びます。この法則があることで、受精によって親の遺伝子が子に受け継がれ、さまざまな遺伝子の組み合わせが生じることになります。
山形県公立高校入試(2023)類似
デオキシリボ核酸
Q468
生物の細胞にある核の中には、親から子へと形質を伝える情報が含まれた染色体が存在します。この染色体を構成する成分であり、遺伝情報の本体となっている物質の名称として適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
DNA(デオキシリボ核酸)
細胞の核内にある染色体は、主にタンパク質とDNA(デオキシリボ核酸)という物質から構成されています。このうち、生物の形質を決定する遺伝情報の本体として働くのはDNAです。19世紀に染色体が発見された後、後の研究によってDNAが遺伝の仕組みを担う中心的な物質であることが明らかになりました。
千葉県公立高校入試(2018)類似
分解者
Q469
生態系において、カビやキノコなどの菌類や、乳酸菌などの細菌類が担っている役割があります。生物の死骸や排出物に含まれる有機物を分解し、二酸化炭素などの無機物に変えるはたらきをする生物の総称を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
カビやキノコといった菌類、および乳酸菌などの細菌類は、生物の遺骸やふんなどに含まれる有機物を取り込み、エネルギーを得る過程で無機物に分解する役割を担っています。このような生物は、物質の循環において「分解者」と呼ばれます。
茨城県公立高校入試(2020)類似
デオキシリボ核酸
Q470
生物の細胞の核の中にある染色体に含まれ、親から子へと伝わる形や性質を決定する遺伝子の本体となっている物質を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
デオキシリボ核酸(DNA)
生物の形質を決定する遺伝情報の本体は、細胞核内の染色体に含まれる特定の化学物質です。この物質は正式名称をデオキシリボ核酸といい、一般にDNAと呼ばれます。染色体はこのDNAとタンパク質などから構成されています。
長崎県公立高校入試(2024)類似
分解者によるデンプンの分解
Q471
生態系において、土の中に生息するカビやキノコ、細菌などのように、生物の死がいや排出物に含まれる有機物を分解して、無機物に変える役割を持つ生物を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解者
植物(生産者)が作った有機物を、直接または間接的に取り込む動物を消費者と呼ぶのに対し、それらの死がいなどの有機物を最終的に無機物へと分解する役割を持つ生物を分解者と呼びます。主に菌類(カビ・キノコ)や細菌類がこれにあたります。
三重県公立高校入試(2018)類似
食物連鎖における数量の変化
Q472
自然界では、ある段階の生物の数量が一時的に変動しても、長い時間をかけて元の安定した状態に戻る仕組みがあります。もし、ある地域で肉食動物の数量が一時的に減少した場合、その後の経過として適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
天敵が減ったことで草食動物が増加し、その結果、餌となる植物が不足して、やがて草食動物も減少に転じる。
肉食動物(捕食者)が減少すると、食べられる側の草食動物は一時的に増加します。しかし、草食動物が増えすぎると、餌である植物が大量に食べられて減少するため、今度は草食動物の間で餌の奪い合いが起こり、草食動物の数量も減少していきます。草食動物が減れば植物は再び回復し、肉食動物の餌も適正化されるため、最終的には元のピラミッド型のバランスへと収束します。
長崎県公立高校入試(2014)類似
無性生殖における形質の継承
Q473
親のジャガイモAからとれた「いも」を地面に植えて育て、子のジャガイモDをつくった。このとき、ジャガイモDに現れる「形質」の特徴について、その理由とともに説明したものとして最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
無性生殖によって増えるため、ジャガイモDにはジャガイモAと全く同じ形質が現れる。
ジャガイモのいも(栄養器官)から新しい個体ができるのは無性生殖(栄養繁殖)です。無性生殖で増えた個体は、親の細胞にある遺伝子をそのまま全て受け継ぎます。生物に現れる特徴である「形質」は遺伝子によって決定されるため、遺伝子が親と同一であれば、現れる形質も親と全く同じになります。有性生殖と異なり、複数の親の遺伝子が混ざることはありません。
群馬県公立高校入試(2020)類似
デンプンの分解作用
Q474
微生物を入れたデンプン溶液において、実験開始から数日経つとヨウ素反応が見られなくなる理由を、科学的な原理に基づいて説明したものとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物が有機物であるデンプンを分解し、別の物質に変えたことでデンプンの性質が失われたため
ヨウ素反応は、ヨウ素液がデンプンの分子構造に入り込むことで青紫色を呈する反応です。微生物が有機物であるデンプンを呼吸などの生命活動によって分解すると、デンプンとは異なる物質へと姿を変えます。物質そのものが変化してデンプンではなくなるため、ヨウ素液を加えても反応が起こらなくなるという原理です。
大分県公立高校入試(2014)類似
遺伝子の組み合わせ
Q475
丸い種子の純系(遺伝子の組み合わせAA)としわのある種子の純系(aa)を交配して得られた、丸い種子の子(Aa)を自家受粉させて孫の代をつくった。このとき、孫の代で現れる「丸い種子」と「しわのある種子」の個体数の比(丸:しわ)として、最も適切なものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
3:1
子世代(Aa)がつくる生殖細胞にはAとaが1:1の割合で含まれる。これらが自家受粉によって組み合わさると、孫の代の遺伝子構成はAA:Aa:aa=1:2:1の割合になる。このうち、優性遺伝子Aを1つでも持つAAとAaは「丸」となり、劣性遺伝子のみのaaが「しわ」となるため、形質の比は3:1となる。
群馬県公立高校入試(2015)類似
殻のある卵
Q476
脊椎動物の卵の生殖や発生の仕組みを比較したとき、爬虫類と鳥類に共通して見られる特徴と、その理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
陸上は水中に比べて乾燥しやすいため、殻を持つことで内部の乾燥を防いでいる
脊椎動物が水中から陸上へと生活圏を広げる過程で、最大の課題の一つとなったのが胚の乾燥です。魚類や両生類は水中に産卵することで乾燥を避けていますが、爬虫類や鳥類は卵の表面を殻でおおうという進化を遂げました。これにより、陸上の厳しい乾燥環境下でも胚を保護し、安全に成長させることが可能になりました。
山形県公立高校入試(2020)類似
分解者
Q477
生態系において、生物の死がいや落ち葉などの有機物を、呼吸などの生命活動によって二酸化炭素や水などの無機物へと分解する働きを担う微生物などの生物を何と呼びますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
分解者
カビ、キノコ、細菌類などの微生物は、他の生物の死がいや排出物といった有機物を摂取し、それを無機物にまで分解してエネルギーを得ています。このような役割を持つ生物は、生態系の物質循環において重要な位置を占めています。
山梨県公立高校入試(2023)類似
顕性形質
Q478
エンドウの種子の「丸い形」と「しわの形」という対立形質に注目し、丸い種子をつくる純系の親と、しわの種子をつくる純系の親を交配させる実験を行いました。その結果、子の代ではすべての種子が丸い形質となりました。この実験結果から判断できる内容として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
丸い形質としわの形質のうち、丸い形質が顕性形質である。
純系の親同士を掛け合わせたときに、子の代ですべての個体に現れた形質が顕性形質となります。この実験では、丸い種子としわの種子を親として、子の代ですべて丸い種子が得られていることから、丸い形質が顕性形質であり、しわの形質が潜性形質であると判断できます。
富山県公立高校入試(2023)類似
分裂過程における染色体数の変化
Q479
ある植物の細胞について、分裂前の細胞に含まれる染色体数を2n本とします。この細胞が分裂の準備段階で染色体を複製した直後の数と、細胞分裂が完了して2つの細胞に分かれた後の1細胞あたりの染色体数の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
複製直後は4n本になり、分裂完了後の1細胞あたりでは2n本になる。
細胞分裂の過程では、まず染色体の複製が行われるため、一時的に染色体数は元の2倍(2n × 2 = 4n)に増加する。その後、細胞が2つに分かれる際にこれらの染色体が均等に分配されるため、最終的な1細胞あたりの染色体数は、分裂前と同じ2n本に戻る。この仕組みによって、新しくできた細胞も元の細胞と同じ情報を保持することができる。
岐阜県公立高校入試(2026)類似
炭素の循環
Q480
森林の土壌に含まれる菌類や細菌類は、動植物の死骸や排出物を分解する役割を担っています。これらの分解者が有機物を分解する過程で共通して行っている活動と、その際に大気中に放出される気体の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
呼吸を行い、二酸化炭素を放出する
菌類や細菌類などの分解者は、動植物の死骸に含まれる有機物を分解して生活エネルギーを得ています。この過程で他の生物と同様に呼吸を行っているため、有機物に含まれていた炭素が酸素と結びつき、二酸化炭素として大気中に放出されます。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
食物網
Q481
生態系における食物網が、単純な一本の「食物連鎖」ではなく「網の目のような複雑な構造」であることによる利点として、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
特定の生物種が絶滅や減少をしても、他の生物を餌に代えることで生態系のバランスが維持されやすくなる
食物網が複雑であれば、ある特定の生物が環境の変化などで減少しても、その生物を食べていた消費者は別の生物を餌として選択することができます。これにより、特定の種の変化が生態系全体に及ぼす影響を最小限に抑え、安定性を保つことができます。一本道の食物連鎖では、途中の生物がいなくなるとそれより上の生物も全滅する危険がありますが、食物網はそのリスクを分散させています。
奈良県公立高校入試(2019)類似
生分解性プラスチックの特性
Q482
農業で使用されるマルチシート(土壌を覆うシート)に生分解性プラスチックを用いた場合、従来のプラスチックシートと比較して、収穫後の処理においてどのような利点がありますか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
シートを回収する必要がなく、土と一緒に耕すことで微生物が分解してくれる。
生分解性プラスチックは、土の中に生息する微生物によって水と二酸化炭素に分解されるという特性を持っています。そのため、農業用のシートとして利用した場合、収穫後に手間をかけてシートを引きはがして回収する必要がなく、そのまま土にすき込んで処理することが可能となり、作業効率が大幅に向上します。
長崎県公立高校入試(2016)類似
菌類と細菌類
Q483
デンプン溶液を入れた二つの容器を用意し、一方にはそのままの土(容器X)を、もう一方には十分に加熱して微生物を死滅させた土(容器Y)を入れて数日間放置しました。このとき、容器Xで起こる変化と、その確認方法の組み合わせとして正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
デンプンが分解されてなくなるため、ヨウ素液を加えても青紫色に変化しなくなる。
そのままの土(容器X)には菌類や細菌類などの微生物が含まれています。これらの微生物はデンプンを分解してエネルギーを得るため、数日後にはデンプンが消失します。デンプンの有無を確かめるにはヨウ素液を用いますが、分解が進んだ容器Xではヨウ素反応(青紫色への変化)が見られなくなります。加熱した土(容器Y)では微生物が死滅しているため、デンプンは分解されず、ヨウ素反応が起こります。
滋賀県公立高校入試(2022)類似
植物の成長の仕組み
Q484
根の先端付近を顕微鏡で観察したとき、先端の成長点に近い部分の細胞と、そこから少し離れた種子に近い部分の細胞の様子を比較した説明として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端に近い部分は小さく密集した細胞が見られ、種子に近い部分は縦に長く伸びた細胞が見られる。
根の先端にある成長点では、盛んに細胞分裂が行われているため、新しく作られたばかりの小さく密集した細胞が多数観察されます。一方で、成長点から少し離れた種子に近い部位では、分裂した後の細胞が水分を吸収して縦方向に大きく成長した状態であるため、一つ一つの細胞が細長く引き伸ばされたような形になります。この細胞の大きさの変化が、根を押し進める力となります。
神奈川県公立高校入試(2022)類似
体細胞分裂の過程
Q485
顕微鏡を用いて細胞分裂の様子を観察したとき、核の中に染色体が現れ始めたあとに観察される現象について、その変化の順序として正しいものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
染色体が細胞の中央に並ぶ → 染色体が分かれて両端へ移動する → 細胞の中央に仕切りができ、核が2つ形成される
体細胞分裂の過程では、まず核の中に現れた染色体が細胞の中央(赤道面)に並びます。次に、並んだ染色体がそれぞれ分かれて細胞の両端(両極)へと移動します。移動が完了したあとに、それぞれの端で再び核が作られ、細胞の中央に仕切り(植物細胞の場合は細胞板、動物細胞の場合はくびれ)ができることで2つの娘細胞に分かれます。
大分県公立高校入試(2021)類似
菌類
Q486
菌類であるアオカビやシイタケを観察したとき、その増え方の特徴について正しく説明したものを選びなさい。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
胞子を放出し、それが発芽することで新しい個体が増える。
菌類は種子植物のように種子をつくるのではなく、胞子と呼ばれる細胞を放出して仲間を増やします。細胞分裂によって増えるのは主に細菌類の特徴であり、光合成を行うのは植物や藻類の特徴です。菌類は自分で栄養分をつくることができないため、他の有機物を分解して吸収することで生活しています。
宮城県公立高校入試(2021)類似
優性形質
Q487
対立形質をもつ純系の親をかけ合わせたとき、子の世代(雑種第一代)において、表面に現れる方の形質を何というか。現在の教科書で用いられる名称も含めて答えなさい。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
優性形質(顕性形質)
対立形質をもつ純系の親どうしをかけ合わせると、子には両方の親から遺伝子が伝わるが、形質としては一方の親の形質のみが現れる。このとき、子に現れる方の形質を優性形質(または顕性形質)と呼び、現れない方の形質を劣性形質(または潜性形質)と呼ぶ。
埼玉県公立高校入試(2016)類似
菌糸
Q488
カビを顕微鏡で観察したときに見られる、その体のつくりや特徴を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
細長い細胞が数珠つなぎになって糸のように伸び、枝分かれしながら広がっている。
菌類の体は、顕微鏡で観察すると細長い細胞が連結して糸状になっていることが確認できます。これを菌糸と呼びます。植物の組織とは異なり、細胞が枝分かれしながら複雑に広がっていくのが特徴です。胞子は菌糸の先端などに作られる生殖のための細胞であり、体そのものを作る構造とは区別されます。
福井県公立高校入試(2014)類似
栄養生殖
Q489
植物が、種子によらずに、根、茎、葉などのからだの一部から新しい個体をつくる生殖方法を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
栄養生殖
植物が根・茎・葉といった栄養器官から新しい個体をつくる方法は栄養生殖と呼ばれます。これは、受精を行わずに親の体の一部から新しい個体が生じる無性生殖の一種です。
長崎県公立高校入試(2014)類似
無性生殖
Q490
ジャガイモのいもから芽が出て新しい個体ができたとき、新しくできた子の個体が持つ形質について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
親の体の一部からそのまま育つため、親と全く同じ形質を持つ。
無性生殖では受精が行われず、親の体細胞分裂によって新しい個体が作られます。このとき、親の持つ遺伝子がそのまま子に受け継がれるため、子は親と全く同じ形質を持つことになります。受粉などの受精を伴う有性生殖とは異なり、遺伝的な多様性は生じませんが、親と同じ性質を持つ個体を効率よく増やすことができます。
滋賀県公立高校入試(2019)類似
分解者
Q491
微生物を十分に含んだ土をデンプン溶液に入れて数日間放置したところ、デンプンが消失してヨウ素液が反応しなくなり、かわりに容器内の二酸化炭素の割合が増加していた。この実験結果から導き出される、土の中の微生物のはたらきに関する考察として最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
微生物が有機物であるデンプンを分解し、無機物である二酸化炭素を放出した。
土の中に含まれる微生物(分解者)が、生命活動のエネルギーを得るために有機物であるデンプンを呼吸に利用したことがわかる。ヨウ素液の反応がなくなったことはデンプン(有機物)が消費されたことを示し、二酸化炭素の増加は分解によって無機物が生成されたことを示している。これは光合成とは逆の過程である。
青森県公立高校入試(2026)類似
孫の代におけるヘテロ接合体の割合
Q492
孫の代で丸い種子となった個体をすべて自家受粉させた場合、得られる次世代の種子の形質に注目する。孫の代の丸い種子のうち、「次世代で丸い種子としわのある種子の両方が現れる個体」は、孫の代の丸い種子全体のなかでどのような割合で存在するか。
遺伝・進化・生態系
★★★★ 難問
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
丸い種子のうちの3分の2
孫の代の丸い種子には、ホモ接合(AA)とヘテロ接合(Aa)の2種類の遺伝子の組み合わせを持つ個体が1:2の割合で混ざっています。自家受粉させたときに丸としわの両方の種子ができるのは、ヘテロ接合(Aa)の個体のみです。丸い種子全体を「1(AA)+ 2(Aa)= 3」と考えると、そのうちの2にあたる個体がヘテロ接合であるため、割合は3分の2となります。なお、ホモ接合(AA)の個体は自家受粉しても丸い種子しか作りません。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
植物の根の成長の仕組み
Q493
ソラマメの根の成長を調べるために、根の先端から基部(茎に近い方)にかけて1mm間隔でいくつかの印をつけ、数日間成長させた。このとき観察される印の間隔の変化と、根が成長する部位についての説明として適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
根の先端付近にある印の間隔が最も大きく広がっており、先端に近い部分ほど活発に成長していることがわかる。
根に等間隔の印をつけて成長を観察すると、先端に近い部分の印の間隔が顕著に広がる様子が確認できます。これは、根の先端付近にある成長点で新しい細胞が作られ、その細胞が縦に大きく伸びることで根全体を押し出しているためです。この実験結果から、根は全体で一様に伸びるのではなく、先端に近い特定の領域が成長の主体であることが証明されます。
富山県公立高校入試(2019)類似
体細胞分裂の過程
Q494
染色体が細胞の両端に移動し、新しい核が2つ形成される段階において、細胞全体を2つの娘細胞に分けるために起こる現象はどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
細胞質が二分される
核の中の染色体が両端に分かれた後、細胞そのものを2つに仕切る過程が必要となります。このとき、細胞の核以外の部分である「細胞質」が二分されることで、最終的に1個の母細胞から2個の娘細胞が完成します。植物細胞では細胞板ができ、動物細胞では外側からくびれができるという違いはありますが、いずれも細胞質を分けるための現象です。
島根県公立高校入試(2025)類似
微生物による有機物の分解
Q495
生きている微生物が含まれる土の抽出液とデンプン溶液を混ぜ合わせ、数日間置いた後にヨウ素液を加える実験を行いました。このとき、デンプンが微生物によって分解されたことを示す結果として、最も適切な説明はどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ヨウ素液を加えても色の変化が見られず、デンプンが消失したことがわかる。
土の中に生息する細菌類や菌類などの微生物が、デンプンを分解したためにヨウ素反応が起こらなくなります。これにより、有機物であるデンプンが微生物のはたらきによって別の物質に変化したことが証明されます。
新潟県公立高校入試(2025)類似
ショ糖水溶液による花粉管の伸長
Q496
被子植物の受粉後の様子を観察するため、スライドガラスに滴下したある液体の上に花粉をまき、顕微鏡で観察しました。このとき、めしべの柱頭と同じような環境を作るために用いられる液体と、時間の経過とともに花粉から伸びてくる管状の構造の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ショ糖水溶液と花粉管
花粉がめしべの柱頭に付着すると、柱頭から分泌される糖分などの刺激を受け、花粉管と呼ばれる管を伸ばします。実験では柱頭の湿り気や成分を再現するためにショ糖水溶液(砂糖水)が用いられ、これによって花粉管の伸長を人工的に観察することが可能になります。食塩水やヨウ素液ではこの現象は起こりません。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
地球温暖化
Q497
石炭や石油といった、古い時代の動植物の遺骸からできたエネルギー資源を火力発電所などで大量に燃焼させると、大気中にある気体の濃度が上昇し、地球全体の平均気温が上昇する現象が起こります。この現象を何といいますか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地球温暖化
石炭や石油などの化石燃料を燃焼させることで、温室効果ガスの一つである二酸化炭素が大気中に放出されます。この二酸化炭素の濃度が上昇し、地球から宇宙へ逃げるはずの熱が閉じ込められることで、平均気温が上昇する現象を地球温暖化と呼びます。
福島県公立高校入試(2023)類似
食物網
Q498
海洋の生態系において、植物プランクトンを起点として、それを食べる動物プランクトンやオキアミ、さらにそれらを捕食するマイワシ、サバ、ブリ、スルメイカなどが網の目のように複雑に関係し合っている「食物網」の利点について、正しく説明しているものはどれですか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
特定の餌となる生物が減少しても、他の生物を餌にすることで生態系全体のバランスが保たれやすくなる。
食物網が複雑であればあるほど、ある種類の生物が環境の変化などで減少した際に、その生物を食べていた消費者が別の生物を餌として利用することができます。これにより、単純な食物連鎖の場合に比べて、生態系全体の崩壊を防ぎ、バランスを安定させる効果があります。
島根県公立高校入試(2026)類似
根の成長の仕組み
Q499
タマネギの根の先端付近を顕微鏡で観察したとき、根の「最先端に近い部分」と、それより少し上の「基部に近い部分」における細胞の様子の違いについて正しく述べたものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
先端に近い部分では小さな細胞が密集しており、基部に近い部分ほど一つ一つの細胞が縦に長く伸びている。
根の先端付近にある成長点では活発に細胞分裂が行われているため、生まれたばかりの小さな細胞が密集して観察されます。そこから少し離れた基部側の領域では、分裂した後の細胞が大きく成長する段階にあるため、細胞一つ一つが縦に長く伸びた状態で観察されます。
京都府公立高校入試(2020)類似
純系の丸い種子が持つ遺伝子の組み合わせ
Q500
エンドウの種子の形には「丸型」と「しわ型」があり、丸型が顕性形質、しわ型が潜性形質であることが知られています。顕性の遺伝子をA、潜性の遺伝子をaとしたとき、顕性形質である丸い種子をつくる「純系」の個体が持つ遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)として正しいものはどれか。
遺伝・進化・生態系
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
AA
純系とは、自家受粉を繰り返したときに、その形質が代々すべて同じになる個体のことを指します。この状態では対立遺伝子が同じ種類でそろっている必要があり、顕性形質の純系であれば顕性遺伝子のみが組み合わさった「AA」となります。一方、「Aa」は丸い形質が現れますが純系ではなくヘテロ接合と呼ばれ、「aa」は潜性形質であるしわ型の純系となります。









