
【一問一答クイズ】中学2年化学(化学変化・原子分子)問題500問(理科)
全国の公立高校入試過去問の類似問題を3,529問準備しました。入試に出る問題は当然テストにでるのでテスト対策にもなります。
📌 この記事でわかること
- ・全国の公立高校入試問題(理科)の中2の範囲で出題された1,354問を分析
- ・中2化学の類似問題を3,529問収録
- ・出題都道府県は47都道府県に及ぶ
- ・各単元の頻出テーマを一問一答で確認しよう!
当ページでは中2化学の学習をサポートするため、全国47都道府県の過去問1,354問を分析し、3,529問の類似問題を収録しました。出題頻度の高い単元を網羅しており、特に化学変化と原子分子については1,354件のデータを集中的に扱っています。入試対策の練習問題として、効率的に学習を進めるための構成となっています。
出題範囲:中学2年生の理科学習範囲
中学2年生の理科では、中学1年生で学んだ基礎をもとに、目には見えない電気の世界、物質が変化する化学反応のしくみ、動物の体の内部構造や働き、そして日々の天気の変化など、より深く複雑な自然現象や生命現象を探求していきます。実験や観察を通して、科学的な思考力や表現力をさらに養うことを目指します。
1. 物理分野(電流とその利用)
電気の基本的な性質から、その応用までを学びます。
- 静電気と電流
- 静電気: 物体を摩擦したときに生じる電気(静電気)、+(プラス)電気と**-(マイナス)電気**、電気的な力(引力・斥力)、放電について学びます。(教科書によっては軽く触れる程度)
- 電流: 電気が導線などを連続的に流れる現象(電流)、電流の向き(+から-へ)と電子の流れ(-から+へ)の違いを学びます。
- 回路: 電流が流れる道筋(回路)、回路図記号を用いた回路の表し方、直列回路と並列回路のつくり方と特徴を学びます。
- 電流・電圧・抵抗
- 電流の大きさと電圧: 回路を流れる電流の大きさ(単位:A アンペア)と、電流を流そうとするはたらき(電圧、単位:V ボルト)の関係を学びます。電流計と電圧計の正しい使い方(接続方法、読み取り方)を習得します。
- 抵抗: 電流の流れにくさ(電気抵抗または抵抗、単位:Ω オーム)について学びます。物質の種類や導線の長さ・太さによって抵抗が変わることを学びます。
- オームの法則: 電圧、電流、抵抗の間の関係(電圧 = 抵抗 × 電流)を示すオームの法則を理解し、計算問題を解きます。直列回路・並列回路における電流・電圧・抵抗の関係についても詳しく学びます。
- 電流の働き
- 発熱作用: 電流が流れると熱が発生する現象(発熱作用)について学びます。電力(電流が行う仕事の率、単位:W ワット)と熱量(発生する熱の量、単位:J ジュール)の関係(熱量 = 電力 × 時間)を学び、計算問題にも取り組みます。(ジュールの法則)
- 磁界: 電流のまわりには磁界(磁力がはたらく空間)が発生することを学びます(右ねじの法則)。コイルに電流を流すと電磁石になること、電磁石の性質(強さの変化など)を実験を通して学びます。
- 磁界から受ける力: 磁界の中で電流を流すと、電流が力を受けること(モーターの原理)を学びます。力の向きはフレミングの左手の法則で理解します。
- 電磁誘導: コイルの中の磁界を変化させると、コイルに電圧が生じて電流が流れる現象(電磁誘導)を学びます(発電機の原理)。このとき流れる電流を誘導電流といい、その向きはフレミングの右手の法則で理解します。
2. 化学分野(化学変化と原子・分子)
物質の変化を、原子や分子という粒子レベルで理解します。
- 化学変化と物質の分解
- 化学変化: 物質がもとの物質とは性質の異なる別の物質に変わること(化学変化)を学びます。物理変化(状態変化など)との違いを区別します。
- 分解: 1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる化学変化(分解)について、熱分解(例:炭酸水素ナトリウムの加熱)と電気分解(例:水の電気分解)を実験を通して学びます。
- 原子と分子
- 原子: 物質をつくる基本的な粒子である原子の概念を学びます(ドルトンの原子説)。原子は化学変化によってそれ以上分割できず、なくなったり新しくできたりしないことを理解します。原子記号(元素記号)を覚えます。
- 分子: いくつかの原子が結びついてできている粒子で、物質の性質を示す最小単位である分子の概念を学びます。原子からできているが分子をつくらない物質(金属、塩化ナトリウムなど)があることも学びます。
- 単体と化合物: 1種類の原子だけでできている物質(単体、例:O₂, H₂, Fe)と、2種類以上の原子が結びついてできている物質(化合物、例:H₂O, CO₂, NaCl)の違いを理解します。
- 化学式と化学反応式
- 化学式: 物質を原子記号と数字を使って表した式(化学式)の書き方を学びます(例:水の分子 H₂O、酸素の分子 O₂、塩化ナトリウム NaCl)。
- 化学反応式: 化学変化を化学式を使って表した式(化学反応式)の作り方を学びます。反応の前後の原子の種類と数が変わらないように係数を合わせる練習をします(例:水の電気分解 2H₂O → 2H₂ + O₂)。
- 化合と化学変化の種類
- 化合: 2種類以上の物質が結びついて、もとの物質とは異なる別の1種類の物質ができる化学変化(化合)を学びます。
- 酸化: 物質が酸素と化合すること(酸化)を学びます。金属の燃焼(例:マグネシウム、銅)や有機物の燃焼(二酸化炭素と水ができる)などが含まれます。物質が酸素と結びついてできた化合物を酸化物といいます。
- 還元: 酸化物が酸素を奪われる化学変化(還元)について学びます(例:酸化銅と炭素の混合物加熱)。酸化と還元は同時に起こることが多いです。
- 硫化: 物質が硫黄と化合すること(硫化)を学びます(例:鉄と硫黄の化合)。
- 化学変化と質量
- 質量保存の法則: 化学変化の前後で、反応に関わる物質全体の質量は変わらないという質量保存の法則を実験(密閉容器内での反応など)を通して理解します。
- 定比例の法則: 化合物をつくる原子(元素)の質量の比は常に一定であるという定比例の法則を学びます。金属(銅やマグネシウム)と酸素が化合するときの質量の関係を調べる実験と計算を行います。
3. 生物分野(動物の生活と種類、細胞)
主に動物の体のつくりと働きを、細胞レベルから器官レベルまで学びます。
- 生物の体のつくりと働き(細胞レベル)
- 細胞: 生物の体を構成する基本単位である細胞について、動物細胞と植物細胞のつくり(核、細胞膜、細胞質など)を比較しながら学びます。植物細胞特有の細胞壁、葉緑体、液胞についても復習・確認します。
- 単細胞生物と多細胞生物: 体が1つの細胞でできている単細胞生物(例:アメーバ、ゾウリムシ)と、多数の細胞でできている多細胞生物の違いを学びます。
- 組織・器官・個体: 多細胞生物において、形や働きの同じ細胞が集まって組織を、いくつかの組織が集まって特定の働きをする器官を、そして器官が集まって独立した生物体である個体が構成されることを学びます。
- 動物の体のつくりと働き(器官レベル)
- 消化と吸収: 食べ物を体内に取り入れ、分解し(消化)、栄養分を吸収する仕組みを学びます。消化管(口、食道、胃、小腸、大腸、肛門)のつくりと働き、消化液に含まれる消化酵素(例:だ液中のアミラーゼ)の働き、小腸の柔毛における養分の吸収について詳しく学びます。肝臓の働き(胆汁生成、養分貯蔵など)にも触れます。
- 呼吸: 酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する仕組み(呼吸)を学びます。呼吸器官(鼻、気管、気管支、肺)のつくり、肺の中の肺胞と毛細血管の間でのガス交換(外呼吸)について学びます。細胞が酸素を使ってエネルギーを取り出す細胞の呼吸(内呼吸)との関連も理解します。
- 血液循環: 栄養分や酸素、不要物などを運搬する血液循環の仕組みを学びます。血液の成分(赤血球、白血球、血小板、血しょう)とその働き、心臓のつくり(二心房二心室)と拍動、血管(動脈、静脈、毛細血管)の種類と特徴、全身を巡る体循環と肺を巡る肺循環の経路を学びます。
- 排出: 体内で生じた不要物を体外に排出する仕組み(排出)を学びます。主に腎臓での尿の生成(血液のろ過と再吸収)と排出について学びます。肝臓でのアンモニアの尿素への変化も関連付けて学びます。
- 感覚器官: 周囲からの様々な刺激を受け取る感覚器官(目:光、耳:音、鼻:におい、舌:味、皮膚:触覚・圧覚・痛覚・温度覚など)の基本的なつくりと働きを学びます。
- 神経系: 刺激を受け取り、判断し、適切な反応を起こすための神経系の仕組みを学びます。中枢神経(脳、せきずい)と末しょう神経(感覚神経、運動神経)の役割、刺激が伝わる経路、意識的な反応と無意識的な反射(例:熱いものに触れて手を引っ込める)の違いを学びます。
- 骨と筋肉: 体を支え、運動を可能にする骨(骨格)と筋肉の働きについて学びます。
- 動物の分類
- セキツイ動物: 背骨を持つ動物(セキツイ動物)を、魚類、両生類、ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類の5つのグループに分け、それぞれの体の特徴(呼吸方法、体温、生殖方法、体の表面など)を比較しながら学びます。
- 無セキツイ動物: 背骨を持たない動物(無セキツイ動物)の代表例として、節足動物(昆虫類、甲殻類など)や軟体動物(貝類、イカ・タコなど)などの特徴に簡単に触れます。(中1の復習・発展)
4. 地学分野(気象とその変化)
日々の天気の変化とその仕組みを学びます。
- 気象観測
- 気象要素: 天気を構成する要素である気温、湿度、気圧、風向・風力、雲量、天気などを理解します。
- 観測: これらの気象要素を観測するための器具(温度計、乾湿計、アネロイド気圧計、風向風速計など)の使い方や、観測データの記録方法(天気図記号など)を学びます。
- 空気中の水蒸気
- 湿度: 空気の湿り具合を示す湿度について、飽和水蒸気量(空気が含むことのできる水蒸気の最大量)との関係を学び、乾湿計を用いた湿度の測定方法や計算方法を習得します。
- 露点と雲の発生: 空気が冷やされて水蒸気が水滴に変わり始める温度(露点)の概念を学びます。空気が上昇すると断熱膨張によって温度が下がり、水蒸気が凝結して雲ができる仕組みを理解します。
- 気圧と風
- 気圧: 空気の重さによる圧力(大気圧または気圧、単位:hPa ヘクトパスカル)について学びます。
- 風: 気圧の高い方から低い方へ空気が移動する現象が風であることを理解します。等圧線の間隔と風の強さの関係を学びます。高気圧(下降気流、天気良い)と低気圧(上昇気流、天気悪い)の特徴を学びます。
- 前線と天気の変化
- 前線: 性質の異なる空気のかたまり(気団)が接する境界面(前線面)が地表と交わる線(前線)について学びます。温暖前線、寒冷前線、停滞前線、閉そく前線の種類と、それぞれの通過に伴う雲の形や天気の変化(気温、風向、降水など)を詳しく学びます。
- 温帯低気圧: 中緯度帯で発生する、前線を伴う低気圧(温帯低気圧)の構造と、その移動に伴う天気の変化を天気図から読み取る練習をします。
- 日本の天気
- 気団と季節: 日本の天気に影響を与える主な気団(シベリア気団、オホーツク海気団、揚子江気団、小笠原気団)とその性質、季節ごとの気圧配置と天気の特徴(冬の西高東低、梅雨、夏の南高北低、秋の移動性高気圧、台風など)を学びます。
中学2年生の理科は、観察・実験を通して現象の背後にある法則性や仕組みを理解することが重要になります。ここで学ぶ内容は、中学3年生でのより発展的な学習や、高校理科への橋渡しとなる大切な知識・考え方を含んでいます。
📊 出題傾向サマリー(中2化学)
類似問題数
3,529 問
出題都道府県数
47 都道府県
📍 出題都道府県(全期間)
福島県東京都大阪府京都府青森県岩手県茨城県宮城県秋田県山形県愛媛県栃木県群馬県埼玉県千葉県神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県滋賀県福岡県愛知県奈良県三重県兵庫県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県高知県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県北海道
📅 直近3年の出題県
東京都(2026)青森県(2026)秋田県(2026)福島県(2026)茨城県(2026)栃木県(2026)
過去問1,354件の分析結果、中2化学の最重要単元は100%の確率で出題される化学変化と原子分子です。2026年度も東京都、青森県、秋田県、福島県、茨城県で軒並み出題されており、この分野は合否を分ける絶対領域です。単なる丸暗記では、実験結果を問う応用問題に対応できません。原子や分子のモデルを頭に描き、質量保存の法則や化学反応式の背景にある仕組みを深く理解してください。原理を理解すれば、どんなひねった問題も必ず解けます。基礎を完璧にし、理系脳を鍛え上げましょう。
目次
【化学変化・原子分子】一問一答チェックリスト(全500問)
最終更新日:2026/06/21
📊 化学変化・原子分子の頻出テーマランキング
公立高校入試出題データベースより
1
化学変化における物質の質量比2
定比例の法則3
酸化銅の還元4
質量保存の法則5
炭酸水素ナトリウムの熱分解東京都公立高校入試(2015)類似
未反応物質からの気体発生量の算出
Q1
マグネシウムの粉末1.20gをステンレス皿に入れて加熱したところ、反応が不十分であったため、加熱後の皿の中にある物質の質量の合計は1.60gになりました。この皿の中に残っている物質をすべてビーカーに移し、十分な量の塩酸を加えたとき、発生する水素の体積は何cm³になりますか。ただし、マグネシウム0.12gに十分な量の塩酸を加えると、120cm³の水素が発生するものとし、マグネシウムと酸素が反応する際の質量比はマグネシウム:酸素=3:2であるとします。また、酸化マグネシウムは塩酸と反応しても気体を発生させないものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 100%(2回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
600cm³
マグネシウムと結びついた酸素の質量は、加熱後の全体の質量から加熱前のマグネシウムの質量を引くことで求められます(1.60g - 1.20g = 0.40g)。マグネシウムと酸素の質量比は3:2であるため、反応したマグネシウムの質量をxとすると、3:2 = x:0.40 より、x = 0.60gとなります。もともとあった1.20gのうち0.60gが酸化マグネシウムに変化したため、未反応のマグネシウムは 1.20g - 0.60g = 0.60g 残っています。マグネシウムの質量と発生する水素の体積は比例するため、0.12gで120cm³発生する条件では、0.60gのマグネシウムからは600cm³の水素が発生します。
徳島県公立高校入試(2019)類似
水の合成
Q2
水素と酸素の混合気体に点火すると、激しい音を立てて反応し、水が生成されます。このように、2種類以上の物質が結びついて、別の1種類の物質ができる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
化合
複数の物質が結びついて、全く性質の異なる別の1種類の物質ができる化学変化を化合といいます。本実験では、水素という単体と酸素という単体が結びつき、水という化合物が生成されているため、化合の代表的な例となります。なお、酸化も化合の一種ですが、より広義の現象名は化合です。
千葉県公立高校入試(2021)類似
酸化マグネシウムの生成量計算
Q3
マグネシウムの粉末2.16gをステンレス皿にとり、空気中で十分に加熱してすべて酸化マグネシウムへと変化させた。マグネシウムと酸素が化合する質量比は3対2であることがわかっている。このとき生成された酸化マグネシウムは何gか。また、反応前の物質の質量の総和と、反応後の物質の質量の総和が等しくなるという法則の名称として適切なものはどれか、答えなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3.6g、質量保存の法則
マグネシウムと酸素が化合して酸化マグネシウムができるときの質量比は「マグネシウム:酸素:酸化マグネシウム = 3:2:5」となります。マグネシウム2.16gがすべて反応した場合、生成される酸化マグネシウムの質量は 2.16 ÷ 3 × 5 = 3.6g と計算できます。また、化学変化の前後で物質全体の質量が変わらないことを「質量保存の法則」と呼びます。これは反応に関与したマグネシウムと酸素の質量の合計が、生成した酸化マグネシウムの質量と一致することに基づいています。
福島県公立高校入試(2022)類似
炭素による還元と酸素への親和性
Q4
酸化銅と炭素の混合物を加熱すると、炭素が酸化銅から酸素を奪い、二酸化炭素と銅が生じます。このように炭素によって酸化銅を還元することができるのは、物質が持つどのような性質の違いによるものですか。最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅よりも炭素の方が、酸素と結びつきやすい性質(親和性)が強いため
物質にはそれぞれ酸素との結びつきやすさ(親和性)に差があります。銅よりも炭素の方が酸素と結びつきやすい性質を持っているため、炭素は酸化銅から酸素を強制的に奪い取って二酸化炭素になり、酸化銅を還元させることができます。
福岡県公立高校入試(2026)類似
銅の酸化における質量の比例関係
Q5
銅の粉末0.4gを加熱したところ、0.1gの酸素が結びついて酸化銅が0.5g得られました。これと同じ実験を、銅の粉末4.0gを用いて行い、完全に酸化させた場合に結びつく酸素の質量は何gになりますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
1.0g
銅の質量と結びつく酸素の質量の比は、0.4g:0.1g = 4:1 です。銅の質量が4.0gに増えてもこの比率は変わらないため、結びつく酸素の質量をxとおくと、4:1 = 4.0:x という比例式が成り立ちます。これを計算すると x = 1.0 となり、1.0gの酸素が結びつくことが導き出せます。
愛知県公立高校入試(2014)類似
酸化銅の炭素による還元
Q6
酸化銅と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱したとき、酸化銅が酸素を失って銅に変化するような、物質が酸素を失う化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を還元といいます。この実験では、酸化銅が還元されて銅になり、同時に炭素が酸素と結びついて酸化され、二酸化炭素が発生します。このように、酸化と還元は常に同時に起こるのが特徴です。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の化学反応式
Q7
炭酸水素ナトリウムを加熱したときに起こる化学変化を、化学反応式で正しく表しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を加熱すると、固体の炭酸ナトリウム(Na2CO3)、液体の水(H2O)、気体の二酸化炭素(CO2)の3つの物質に分解されます。化学反応式では、反応の前後で原子の種類と数が等しくなる必要があるため、炭酸水素ナトリウムの係数を2にすることで、ナトリウム原子、水素原子、炭素原子、酸素原子の数がすべて左右で一致します。
三重県公立高校入試(2020)類似
アンモニアのアルカリ性と呈色反応
Q8
アンモニアを上方置換法で集める際、試験管の口に近づけるリトマス紙はあらかじめ水で濡らしておく必要があります。その理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
アンモニアがリトマス紙の水分に溶けることで、初めてアルカリ性を示すようになるから
リトマス紙は水溶液の性質を判定する試験紙であり、気体のままでは色の変化が起きにくいという特徴があります。アンモニアは水に非常に溶けやすい性質を持ち、水に溶けることでアルカリ性を示すため、リトマス紙を濡らしておくことで気体が溶け込み、色の変化が明確に現れるようになります。
香川県公立高校入試(2024)類似
酸素の確認と助燃性
Q9
酸化銀を加熱して発生した気体を水上置換法で試験管に集めました。この試験管の中の気体が酸素であることを確かめるための操作と、そのときに見られる現象の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火のついた線香を入れると、炎を上げて激しく燃える
酸素を特定するための最も一般的な実験方法は、火のついた線香を入れることです。酸素には助燃性があるため、線香を入れると炎を上げて激しく燃え上がります。マッチの火を近づけて音を立てて燃えるのは水素、石灰水を白く濁らせるのは二酸化炭素、リトマス紙の色を変化させるのは水溶液の性質(酸性・アルカリ性)を調べる際の結果であり、酸素の特定には用いられません。
富山県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の炭素による還元
Q10
酸化銅と炭素粉末の混合物を試験管で加熱し、発生した気体をガラス管を通して石灰水に通す実験を行いました。加熱を止める際、石灰水が試験管へ逆流するのを防ぐために行う操作として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火を消す前に、ガラス管を石灰水から外に出す
加熱を止めると試験管内の空気が冷えて収縮し、内部の圧力が下がります。そのままにすると石灰水が吸い上げられて熱い試験管に流れ込み、試験管が割れる恐れがあるため、必ず火を消す前にガラス管を液体から抜いておく必要があります。
富山県公立高校入試(2020)類似
酸化銅の還元の化学反応式
Q11
酸化銅と炭素の混合粉末を試験管で加熱し、発生した気体を石灰水に通す実験を行いました。このとき観察される現象の組み合わせとして、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管内に赤褐色の物質が残り、石灰水が白く濁る
黒色の酸化銅が還元されると、金属の銅となって試験管内に残ります。銅は特有の赤褐色(または金属光沢のある赤色)を呈します。同時に、炭素が酸化されて発生した二酸化炭素がガラス管を通って石灰水に送り込まれるため、石灰水は白く濁ります。青色の物質(硫酸銅など)が生成されることはありません。
新潟県公立高校入試(2019)類似
未反応の固体を完全に反応させるために必要な液体の体積計算
Q12
ある一定量の塩酸が入ったビーカーに、石灰石を0.50gずつ加えてそのたびに反応後の全体の質量を測定しました。石灰石の合計が2.00gになるまでは、0.50g加えるたびに反応後の質量は0.28gずつ増加しましたが、合計が2.50gになったとき、反応後の質量は直前の測定値より0.50g増加しました。この実験結果から、加えた石灰石の合計が3.00gのとき、ビーカーの中に残っている未反応の石灰石をすべて反応させるためには、同じ濃度の塩酸があと何cm³必要ですか。ただし、最初にビーカーに入っていた塩酸の体積は20.0cm³とします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
10.0cm³
石灰石と塩酸の反応において、反応する物質の質量と発生する二酸化炭素の質量には比例関係があります。石灰石0.50gを加えたときに質量が0.28gしか増加しなかったのは、差分の0.22gが二酸化炭素として空気中に放出されたためです。石灰石が2.00gまではこの関係が続いていますが、2.50g加えたときに質量が0.50g増加した(=二酸化炭素が発生しなかった)ことから、塩酸20.0cm³と過不足なく反応する石灰石の質量は2.00gであるとわかります。化学反応の比を考えると、石灰石1.00gを反応させるのに必要な塩酸は10.0cm³です。石灰石を合計3.00g加えたとき、反応せずに残っている未反応の石灰石は1.00g(3.00g – 2.00g)であるため、これをすべて反応させるには10.0cm³の塩酸が必要です。
京都府公立高校入試(2016)類似
不完全な酸化反応における酸化銅の生成量計算
Q13
銅粉を加熱して酸化銅を生成させる実験において、加熱を途中で止めたため未反応の銅が残っている状態を考えます。このとき、実際に生成された酸化銅の質量のみを正しく算出する方法はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
質量保存の法則を利用し、増加した酸素の質量に、それと反応した分の銅の質量を加える。
質量保存の法則に基づき、加熱前後の質量差から反応した酸素の質量を特定することが第一歩となります。銅と酸素が酸化銅になる際の反応比は決まっているため、判明した酸素の質量から逆算して「反応した銅の質量」を割り出し、その両者を合計することで酸化銅だけの質量を求めることができます。加熱後の全体の質量には未反応の銅が混ざっているため、単純に全体の質量を答えとすることはできません。
宮城県公立高校入試(2021)類似
発熱反応
Q14
温度計を差し込んだプラスチック製の密閉容器の中に、使い捨てカイロを入れて温度の変化を測定しました。カイロ内の化学変化が進み、一度は温度が最高温度に達したあと徐々に下降しましたが、容器のふたを開けてしばらくすると、再び温度が上昇し始めました。ふたを開けたことで温度が再び上昇した理由として、最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
容器の中に新しい酸素が供給され、鉄粉の酸化反応が再び進んだため。
使い捨てカイロの熱は、鉄が酸素と結びつく化学変化(酸化)によって発生します。密閉容器の中では反応が進むにつれて内部の酸素が消費され、酸素が不足すると発熱が止まって温度が下がります。しかし、ふたを開けることで外部から新しい酸素が供給されるため、再び酸化反応が進み、熱が発生して温度が上昇します。
香川県公立高校入試(2023)類似
酸素との結びつきやすさの順位
Q15
二酸化炭素を満たした集気瓶の中でマグネシウムを燃焼させたとき、集気瓶の内側に黒い物質が付着しました。この現象が起こる理由を、物質の性質の観点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグネシウムが炭素よりも酸素と結びつきやすいため、二酸化炭素を還元して炭素を遊離させたから。
マグネシウムは非常に酸素と結びつきやすい性質を持っており、すでに酸素と結びついている二酸化炭素から酸素を奪い取ることができます。このとき、二酸化炭素は酸素を失って還元され、炭素となって現れます。これが集気瓶の内側に付着した黒い物質の正体です。このように、物質による酸素との結びつきやすさの差を利用して還元反応が起こります。
秋田県公立高校入試(2026)類似
原子の組み合わせの変化
Q16
化学変化の前後において、物質を構成する原子の状態について述べた説明として、科学的に正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応の前後で原子の種類と総数は変わらず、組み合わせのみが変化する
化学変化の前後では、原子の種類とその数は一切変化しません。これは質量保存の法則が成り立つ根拠でもあります。変化するのは原子同士の結びつき方(組み合わせ)だけであり、この再配列によって新しい化学的性質を持つ物質が生まれます。原子が分裂したり、別の種類の原子に変わることは、通常の化学反応では起こりません。
京都府公立高校入試(2018)類似
硫黄
Q17
鉄粉と硫黄の粉末を乳鉢でよく混ぜ合わせ、その一部を試験管に入れて混合物の上部を加熱したところ、激しい光と熱を出して反応が始まった。このとき、加熱を途中でやめても反応が最後まで進む理由として正しい説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応によって発生した熱が、まだ反応していない部分を加熱するため。
鉄と硫黄が結びついて硫化鉄ができる化学変化は、エネルギーを放出する発熱反応です。反応によって生じた熱が隣接する未反応の部分を次々に加熱していくため、外部からの加熱を途中でやめても連鎖的に反応が進行します。
石川県公立高校入試(2021)類似
マグネシウムの燃焼の化学反応式
Q18
ステンレス皿にけずり状のマグネシウムを広げてのせ、ガスバーナーで加熱する実験を行いました。このとき、マグネシウムと結びつく気体の分子式と、反応によって生じた白い物質の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分子式は O2 で、名称は酸化マグネシウム
マグネシウムを空気中で加熱すると、空気中に含まれる酸素と激しく反応して燃焼します。酸素は、原子が2個結びついた分子(O2)として存在しており、マグネシウムと反応することで酸化物である酸化マグネシウムが生成されます。
富山県公立高校入試(2018)類似
再溶解に必要な溶媒の算出
Q19
40℃において、水100gに溶ける硝酸カリウムの最大質量(溶解度)は64gです。現在、40℃の水100gが入ったビーカーに硝酸カリウムを80g入れたところ、一部が溶けきれずに16gの結晶として残りました。この16gの結晶を40℃のままですべて溶かしきるためには、少なくともあと何gの水を加える必要がありますか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
25g
溶解度の定義に基づき、40℃の水100gに対して64gの硝酸カリウムが溶けるという比率を利用します。追加で溶かしたい結晶の質量は16gであるため、必要な水の量をx(g)とすると、「100g:64g = x:16g」という比例式が成立します。これを計算すると、64x = 1600 となり、x = 25g が導き出されます。
長野県公立高校入試(2023)類似
水溶液中の粒子の分散
Q20
溶質が完全にとけきっている水溶液を、ふたをして蒸発が起きないようにし、数日間静かに置いておきました。このときの液の状態について、正しく述べたものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
どの部分をとり出しても、溶質の粒子の散らばり方は同じであり、濃度は変化しない。
真の水溶液であれば、一度溶質がとけきって均一に混ざり合った後は、放置しておいても粒子が沈んだり浮いたりすることはありません。溶質の粒子は溶媒全体に均一に分散し続けるため、液の上部でも下部でも濃度は一定に保たれます。
長崎県公立高校入試(2017)類似
熱分解における生成物の定量関係
Q21
炭酸水素ナトリウムを加熱して分解する実験において、反応前の炭酸水素ナトリウムの質量よりも、加熱後に残った固体の質量の方が小さくなります。質量が減少した理由を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱分解によって二酸化炭素と水が発生し、それらが気体として試験管の外へ逃げていったため
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、炭酸ナトリウム(固体)、水(液体)、二酸化炭素(気体)の3つに分解されます。試験管を密閉せずに実験を行うと、発生した二酸化炭素と水蒸気が外部へ放出されるため、試験管内に残る固体の質量は、反応した炭酸水素ナトリウムの質量から放出された気体の質量を引いた分だけ減少します。これは質量保存の法則に矛盾するものではなく、逃げた気体を含めれば全体の質量は一定に保たれています。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
熱分解
Q22
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れ、ガスバーナーで加熱して発生する気体を集める実験を行います。このとき、試験管の口を加熱部分よりもわずかに下げて固定する理由として、適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生した液体が加熱部分に流れて、試験管が割れるのを防ぐため
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、熱分解によって二酸化炭素、炭酸ナトリウムとともに水が発生します。試験管の口を高くしていると、発生した水(液体)が熱い底の方へ流れてしまい、温度が急激に下がることでガラスが割れる危険があるため、あらかじめ口を下げて固定します。
秋田県公立高校入試(2018)類似
鉄の酸化と化合
Q23
酸素を十分に満たした集気びんの中でスチールウール(鉄)を燃焼させたとき、反応後の物質の状態と質量の変化に関する記述として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄が酸素と結びついて酸化鉄となり、質量は反応前よりも増加する
鉄を酸素中で燃焼させると、鉄の原子と酸素の原子が結びついて酸化鉄になります。このとき、固体である鉄に気体であった酸素の質量が加わるため、反応後の質量は元の鉄の質量よりも大きくなります。金属の燃焼は、酸素が取り込まれる反応であるため、開放された空間や十分な酸素がある容器内では質量が増加します。
山形県公立高校入試(2021)類似
酸化銅の炭素による還元
Q24
酸化銅と炭素の混合物を加熱したときに起こる化学変化について、酸素の移動に注目して説明したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅が酸素を失って還元され、同時に炭素が酸素と結びついて酸化される
炭素は銅よりも酸素と結びつきやすい性質を持っているため、酸化銅から酸素を奪い取ります。このとき、酸素を失う酸化銅は「還元」され、酸素を受け取る炭素は「酸化」されます。このように、還元と酸化は常に同時に起こるという原理に基づいています。
長野県公立高校入試(2014)類似
銅の酸化の化学反応式
Q25
銅の粉末を加熱して酸化銅を生成させる実験において、反応に関わる「銅原子の数」と「酸素分子の数」の比はどのようになりますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅原子:酸素分子 = 2:1
化学反応式 2Cu + O2 → 2CuO では、それぞれの物質の化学式の前にある係数が、反応に関わる粒子の数の比を表しています。銅原子(Cu)の係数は2、酸素分子(O2)の係数は1(省略されている)であるため、反応する銅原子と酸素分子の個数の比は2:1となります。
福岡県公立高校入試(2014)類似
逆流防止の操作
Q26
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱し、発生した気体をガラス管を通して水そうの中の試験管に集める実験を行いました。加熱を終える際に、必ず行わなければならない操作とその理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
火を消す前にガラス管の先を水そうの水の中から外に出す。これは、水が逆流して試験管が割れるのを防ぐためである。
加熱をやめると試験管内の温度が下がり、内部の気体の体積が収縮して圧力が低下します。このとき、ガラス管が水そうの水に浸かったままだと、外気圧によって水が試験管内へと吸い寄せられる「逆流」が発生します。逆流した冷たい水が、加熱されていた試験管の熱い部分に触れると、急激な温度変化によって試験管が割れる危険があるため、必ず火を消す前にガラス管を水から抜いておく必要があります。
高知県公立高校入試(2018)類似
化合による磁性の変化
Q27
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせ、試験管に入れて加熱すると、激しく熱と光を出して反応し、黒色の物質が生成される。この化学変化の名称と、生成された物質の名称の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
化合によって生成された硫化鉄
鉄と硫黄が結びついて、もとの物質とは全く異なる別の新しい物質ができる反応は「化合」と呼ばれる。この実験で生成された黒色の物質は「硫化鉄」であり、鉄や硫黄とは異なる性質を持つ化合物である。
山形県公立高校入試(2017)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解生成物
Q28
炭酸水素ナトリウムを加熱して得られた白い固体(炭酸ナトリウム)と、加熱前の白い粉末(炭酸水素ナトリウム)の性質の違いについて説明したものとして、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
水への溶け方は炭酸ナトリウムの方が溶けやすく、フェノールフタレイン溶液を加えたときの赤色は炭酸ナトリウムの方が濃い。
炭酸水素ナトリウムが熱分解してできる炭酸ナトリウムは、加熱前の物質と比較して水に溶けやすいという特徴があります。また、どちらの水溶液もアルカリ性を示しますが、炭酸ナトリウムの方が強いアルカリ性を示すため、フェノールフタレイン溶液を加えた際により濃い赤色を呈します。この性質の違いを利用して、熱分解が起こったことを確認できます。
栃木県公立高校入試(2024)類似
質量保存と物質の生成比率
Q29
炭酸水素ナトリウムをステンレス皿に入れて加熱し、質量が一定になるまで繰り返し加熱を行う実験において、質量が一定になるまで加熱を繰り返す操作の目的として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸水素ナトリウムがすべて反応し、分解が完全に終わったことを確認するため
炭酸水素ナトリウムは加熱によって炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素に分解されます。このとき、水と二酸化炭素が気体(または水蒸気)となって外部へ逃げていくため、加熱を続けると全体の質量は減少していきます。質量が一定になったということは、分解されるべき炭酸水素ナトリウムがすべて反応しきったことを意味します。
佐賀県公立高校入試(2018)類似
アンモニアの発生とその性質
Q30
垂直に立てた試験管の中に塩化アンモニウムと水酸化バリウムの混合物を入れ、少量の水を加えて反応させました。このとき、試験管の口付近に置いた「フェノールフタレイン溶液を染み込ませて湿らせた脱脂綿」にはどのような変化が見られますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
脱脂綿が赤色に変化した
塩化アンモニウムと水酸化バリウムが反応すると、気体のアンモニアが発生します。アンモニアは水に非常に溶けやすい性質を持ち、水に溶けるとアルカリ性を示します。フェノールフタレイン溶液はアルカリ性の水溶液に反応して赤色に変化する性質があるため、湿った脱脂綿にアンモニアが溶け込むことで色が変化します。
沖縄県公立高校入試(2018)類似
塩酸と石灰石の反応における質量の計算
Q31
ある濃度の塩酸20立方センチメートルと、石灰石6.0gが過不足なく反応して二酸化炭素が発生する実験系がある。この塩酸と同じ濃度の塩酸を10立方センチメートル用意し、そこに4.6gの石灰石を加えて反応させたとき、反応せずに残る石灰石の質量は何gか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
1.6g
塩酸の体積と、それと過不足なく反応する石灰石の質量は比例の関係にあります。問題文の条件より、塩酸20立方センチメートルに対し石灰石6.0gが反応するため、塩酸10立方センチメートル(元の半分の量)と過不足なく反応する石灰石の質量は3.0gとなります。ここに4.6gの石灰石を投入したため、反応に使われずに残る石灰石の質量は、4.6g - 3.0g = 1.6gとなります。
栃木県公立高校入試(2022)類似
定比例の法則
Q32
炭酸水素ナトリウムの質量を変化させて発生する二酸化炭素の質量を測定したところ、両者の関係は原点を通る直線状のグラフとなった。このように、反応する物質の質量と生成する物質の質量の間に比例関係が成り立つ理由として、最も適切な説明はどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
物質を構成する成分比が一定の割合で決まっており、反応する粒子の数に比例して生成物も増えるため。
化学反応は、物質を構成する原子や分子が一定の個数比で結びついたり離れたりすることで起こる。個々の粒子の質量は決まっているため、反応する粒子の数に比例して全体の質量も決まった割合で増加することになる。これが定比例の法則が成立する根本的な理由である。なお、原子の種類と総数が変わらないことは質量保存の法則の説明である。
岡山県公立高校入試(2026)類似
純粋な物質・混合物・単体・化合物
Q33
酸化カルシウム(化学式:CaO)と、カルシウム(化学式:Ca)は、物質の分類上それぞれ何と呼ばれますか。最も適切な組み合わせを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化カルシウムは化合物であり、カルシウムは単体である。
カルシウム(Ca)は1種類の元素のみで構成されている純粋な物質であるため、単体に分類されます。一方、酸化カルシウム(CaO)はカルシウム元素と酸素元素という2種類の元素が化学結合してできている1種類の純粋な物質であるため、化合物に分類されます。どちらも「純粋な物質」のグループに含まれますが、構成元素の数によって呼び方が異なります。
北海道公立高校入試(2020)類似
酸化銅の還元
Q34
酸化銅と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱したとき、酸化銅は酸素を奪われて銅に変化します。このように、酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
物質から酸素が奪われる化学変化を還元と呼びます。この実験では、酸化銅が炭素によって還元されて銅になり、同時に炭素は酸化銅から酸素を受け取って酸化され、二酸化炭素になります。
滋賀県公立高校入試(2024)類似
酸化銅と炭素の化学反応式
Q35
試験管に入れた酸化銅と炭素の混合物を加熱し、発生した気体をガラス管で石灰水に導く実験において、加熱を止める際の手順とその理由として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ガラス管の先を石灰水から抜いてから火を消す。試験管内の温度が下がり気圧が低くなった際、石灰水の逆流による試験管の破損を防ぐため。
加熱を止めると試験管内の空気が冷えて収縮し、内部の気圧が急激に下がります。このときガラス管が石灰水に入ったままだと、外部の気圧に押されて石灰水が試験管の方へ逆流します。熱い試験管に冷たい液体が触れると、試験管が割れる危険があるため、火を消す前に必ず管を抜く操作が必要です。
埼玉県公立高校入試(2015)類似
酸化銅の炭素による還元
Q36
酸化銅と炭素粉末を混ぜ合わせたものを試験管に入れ、ガスバーナーで加熱する実験を行いました。このとき、試験管から伸びるガラス管の先を石灰水に浸したところ、気体が発生して石灰水に変化が見られました。この実験の観察結果と化学変化の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰水が白く濁り、炭素が酸化されて二酸化炭素が発生したことがわかる。
炭素は酸化銅から酸素を奪う性質があり、酸素と結びついた炭素は酸化されて二酸化炭素になります。発生した二酸化炭素がガラス管を通って石灰水と反応することで、石灰水が白く濁ります。これは二酸化炭素の検出方法として基礎的な観察ポイントです。
埼玉県公立高校入試(2024)類似
熱分解による減少質量の割合
Q37
炭酸水素ナトリウムを加熱した際に、電子てんびんで測定される質量が減少する理由として、科学的に正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱分解によって、二酸化炭素や水が気体となって外部へ放出されるため。
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の3つの物質に分解されます。このうち、水は水蒸気として、二酸化炭素は気体として外部に逃げていくため、密閉されていない容器で実験を行うと、逃げた物質の分だけ全体の質量が減少します。二酸化炭素だけでなく、水も質量減少の要因に含まれる点が重要です。
山形県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の炭素による還元
Q38
酸化銅と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱したとき、酸化銅が酸素を失って銅に変化するような、酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
酸化物が酸素を奪われる反応は還元と呼ばれます。酸化銅と炭素の反応では、炭素が酸化銅から酸素を奪うことで、酸化銅が還元されて銅に変化し、炭素が酸化されて二酸化炭素が発生します。
京都府公立高校入試(2018)類似
硫化鉄
Q39
試験管に入れた鉄粉と硫黄の混合物の上部をガスバーナーで加熱し、物質の一部が赤くなり始めたところで火を止めました。その後の反応の様子と、反応が終わったあとの試験管内の物質にうすい塩酸を加えたときの変化について、正しい説明はどれですか。なお、試験管の口にはあらかじめ脱脂綿を詰めて実験を行うものとします。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱をやめても反応で発生する熱によって反応が続く。また、反応後の物質に塩酸を加えると特有のにおいがある硫化水素が発生する。
鉄と硫黄の化合は熱を発生する反応(発熱反応)です。一度反応が始まれば、そのときに出た熱がまわりの混合物を加熱するため、外部からの加熱をやめても反応が最後まで進みます。生成された硫化鉄に塩酸を加えると、卵の腐ったような特有のにおいを持つ硫化水素という気体が発生します。
高知県公立高校入試(2018)類似
定比例の法則
Q40
化学変化に関係する物質の質量の間には、常に一定の割合が成り立つという「定比例の法則」があります。鉄と硫黄が結びついて硫化鉄ができる反応において、鉄粉7.0gと硫黄の粉末4.0gが過不足なく反応することがわかっているとき、鉄粉10.5gをすべて反応させるために必要な硫黄の粉末は何gですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
6.0g
定比例の法則により、鉄と硫黄が反応する際の質量比は常に「鉄:硫黄=7:4」となります。鉄粉10.5gを反応させるために必要な硫黄の質量をx gとすると、「7:4=10.5:x」という比例式が成り立ちます。これを解くと、7x = 42となり、x = 6.0gが求められます。
佐賀県公立高校入試(2017)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q41
炭酸水素ナトリウムを加熱して分解した後に試験管に残った白い固体と、発生して集気瓶に集めた気体の性質を確認する方法として適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
残った固体を水に溶かしてフェノールフタレイン溶液を加えると赤色になり、気体を石灰水に通すと白く濁る。
加熱後に残った炭酸ナトリウムは、元の炭酸水素ナトリウムよりも水に溶けやすく、強いアルカリ性を示すため、フェノールフタレイン溶液を赤色に変えます。また、発生した気体は二酸化炭素であるため、石灰水に通すと白く濁る性質があります。酸素(線香を燃やす)や水素(爆発的に燃える)とは異なる反応を示します。
秋田県公立高校入試(2016)類似
化合物
Q42
物質の分類における「化合物」の説明として、最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2種類以上の元素が化学的に結びつくことでできている純粋な物質。
化合物は、2種類以上の元素が化学反応によって結びつき、もとの元素とは全く異なる性質を持つようになった一つの物質を指す。1種類の元素からなるものは単体、複数の物質が混じっているだけのものは混合物、炭素を含むものは有機物として区別される。
埼玉県公立高校入試(2025)類似
水の電気分解の化学反応式
Q43
水の電気分解の実験を行う際、純粋な水ではなく、あらかじめ少量の水酸化ナトリウムを水に溶かしておく理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
純粋な水は電流が極めて流れにくいため、電流を流れやすくするため。
純粋な水は、分子がほとんど電離していないため電気を通しません。電気分解を効率よく行うためには電流を流す必要があるため、電解質である水酸化ナトリウムを少量溶かし、水溶液中にイオンを作ることで電気を通りやすくしています。このとき、水酸化ナトリウム自体は反応の前後で変化せず、分解されるのは水分子のみです。
富山県公立高校入試(2018)類似
熱分解の化学反応式
Q44
炭酸水素ナトリウムを加熱したときに起こる化学変化を化学反応式で表したものとして、物質の組成や係数が正しく示されているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂
炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)を加熱すると、炭酸ナトリウム(Na₂CO₃)、水(H₂O)、二酸化炭素(CO₂)の3つの物質に分解されます。化学反応式では、反応の前後で各原子の数が等しくなるように係数を補う必要があります。炭酸水素ナトリウム2分子が反応することで、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素がそれぞれ1分子ずつ生成されるため、係数は「2」が必要となります。また、水素は分子(H₂)としてではなく、水の一部として生成されます。
新潟県公立高校入試(2025)類似
硫化鉄の生成反応式
Q45
鉄粉と硫黄の粉末をよく混ぜ合わせて試験管に入れ、脱脂綿で栓をしたあとにガスバーナーで加熱して硫化鉄をつくる実験を行いました。このとき起こった化学変化を化学反応式で表したものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
Fe + S → FeS
鉄(Fe)と硫黄(S)が化学結合して、全く別の性質を持つ物質である硫化鉄(FeS)ができる反応は「化合」と呼ばれます。この変化を化学反応式で表すと、左辺に反応前の物質であるFeとSを、右辺に反応後の物質であるFeSを書き、矢印で結んだ Fe + S → FeS となります。
岩手県公立高校入試(2018)類似
炭酸水素ナトリウムの溶解性と液性
Q46
試験管に入れた少量の炭酸水素ナトリウムに水を加えてよく振り、その後にフェノールフタレイン溶液を数滴加える実験を行いました。このときの観察結果を説明したものとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸水素ナトリウムの一部が溶け残り、水溶液はわずかに赤色に変化した。
炭酸水素ナトリウムは水に対する溶解性が低いため、実験では溶け残りが生じることが多くあります。また、その水溶液は弱いアルカリ性を示すため、フェノールフタレイン溶液を加えると、強いアルカリ性を示す炭酸ナトリウム溶液よりも色の薄い、わずかな赤色(薄い桃色)へと変化します。
千葉県公立高校入試(2026)類似
二酸化炭素の発生方法
Q47
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱したとき、発生する気体と同じ種類の気体を発生させる方法として最も適切な組み合わせを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰石にうすい塩酸を加える
炭酸水素ナトリウムを加熱(熱分解)すると、二酸化炭素、水、炭酸ナトリウムに分解されます。このとき発生する二酸化炭素は、石灰石(炭酸カルシウム)にうすい塩酸を反応させることでも発生させることができます。なお、亜鉛と塩酸では水素が、二酸化マンガンと過酸化水素水では酸素が発生します。
秋田県公立高校入試(2016)類似
化合物
Q48
2種類以上の元素が化学結合によって結びついてできている純粋な物質を何というか、その名称を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
化合物
物質のうち、1種類の元素のみで構成されているものを単体と呼ぶのに対し、2種類以上の元素が結びついてできている純粋な物質を化合物と呼ぶ。これらはどちらも「純粋な物質」に分類される。
愛知県公立高校入試(2017)類似
化学反応における反応物の過不足と生成物の質量計算
Q49
酸化銅9.0gと炭素粉末0.6gを混合して加熱し、酸化還元反応を行わせたとき、反応せずに残った物質の名称とその質量として正しいものはどれですか。ただし、酸化銅と炭素が過不足なく反応するときの質量の比は40:3であるものとします。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 33%(3回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅が1.0g残る
酸化銅と炭素は40:3の質量比で反応します。酸化銅9.0gをすべて反応させるために必要な炭素の質量を求めると、9.0g × (3 / 40) = 0.675gとなります。実際に用意された炭素は0.6gであるため、炭素が不足し、酸化銅が余ることがわかります。次に、炭素0.6gをすべて使い切るために必要な酸化銅の質量を求めると、0.6g × (40 / 3) = 8.0gとなります。はじめに酸化銅は9.0gあったため、9.0g - 8.0g = 1.0gの酸化銅が反応せずに残ります。
長崎県公立高校入試(2021)類似
鉄と硫黄の反応における質量比
Q50
試験管に鉄の粉末9.5gと硫黄の粉末3.6gを入れて加熱し、どちらか一方が完全になくなるまで反応させました。鉄と硫黄が過不足なく反応する質量の比が7:4であるとき、反応せずに残った物質の名前とその質量について正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄が3.2g残る
鉄と硫黄の質量比は7:4で反応するため、用意された硫黄3.6gがすべて反応するために必要な鉄の質量をxとすると、x : 3.6 = 7 : 4 より x = 6.3g と求められます。用意された鉄は9.5gであるため、3.6gの硫黄と反応しても 9.5 - 6.3 = 3.2g の鉄が反応せずに残ることになります。
高知県公立高校入試(2023)類似
鉄と硫黄の反応における質量比
Q51
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせて加熱すると、これらは一定の質量の割合で反応して硫化鉄になります。このように、物質が化合して化合物をつくるとき、反応する物質の質量の割合が常に一定になるという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
物質が化合して特定の化合物ができる際、その成分となる物質の質量の割合は常に一定となります。これを定比例の法則と呼びます。鉄と硫黄の反応においては、常に鉄:硫黄=7:4の質量比で反応が進行します。
神奈川県公立高校入試(2015)類似
水の合成反応における分子数の関係
Q52
水素分子と酸素分子を反応させて水分子を生成する場合、反応する酸素分子の数と生成される水分子の数の比(酸素分子:水分子)はどうなりますか。もっとも適切な比を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1:2
化学反応式 2H₂ + O₂ → 2H₂O において、酸素分子(O₂)の係数は 1、水分子(H₂O)の係数は 2 です。この係数は反応に関与する分子の数の比を表しているため、酸素分子1個が反応に消費されるとき、水分子は2個生成されることになります。よって、酸素分子と水分子の比は 1:2 となります。
徳島県公立高校入試(2020)類似
加熱実験における逆流防止
Q53
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れ、ガスバーナーで加熱して発生した気体を水上置換法で集める実験を行いました。加熱を止める際に、試験管の破損を防ぐために必ず行わなければならない操作として最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
ガラス管を水槽の水の中から出してから、ガスバーナーの火を消す。
加熱を止めると試験管内の空気の温度が下がり、気体の体積が収縮します。これにより試験管内部の圧力が低下するため、先にガラス管を水槽から出しておかないと、水槽の水が試験管へと逆流します。熱い試験管に冷たい水が流れ込むと、急激な温度変化によって試験管が割れる恐れがあるため、必ず消火前にガラス管を水から出す必要があります。
長野県公立高校入試(2026)類似
マグネシウムの酸化反応式
Q54
マグネシウムの酸化反応において、マグネシウム原子と酸素分子が結びついて酸化マグネシウムができる様子を正しく表した化学反応式はどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2Mg + O₂ → 2MgO
化学反応式は、反応の前後で原子の種類と数が一致するように書かなければならない。マグネシウムは原子の記号Mg、酸素は2つの原子が結びついた分子であるためO₂と表される。これらが反応すると酸化マグネシウム(MgO)が生成されるが、酸素原子の数を合わせるためにMgOを2倍(2MgO)とし、それに伴いマグネシウム原子も2倍(2Mg)にする必要がある。Mg₂のような表記は、金属原子が分子を作らない性質に反するため誤りである。
山梨県公立高校入試(2014)類似
塩化銅の電気分解の化学反応式
Q55
塩化銅水溶液の電気分解を行う実験において、それぞれの電極で観察される現象の説明として最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
陽極(+極)から刺激臭のある気体が発生し、陰極(ー極)に赤褐色の固体が付着する
塩化銅(CuCl₂)が水溶液中で電離して生じた塩化物イオンは陽極(+極)に引き寄せられて塩素分子(Cl₂)となり、刺激臭のある気体として発生します。一方、銅イオンは陰極(ー極)に引き寄せられて電子を受け取り、赤褐色の固体である銅(Cu)として電極に付着します。
神奈川県公立高校入試(2017)類似
化学変化における質量保存の法則
Q56
酸化銅4.0gに対し、混ぜ合わせる炭素粉末の質量を0.1g、0.2g、0.3g、0.4gと変えて加熱し、反応後の試験管に残った固体の質量を測定しました。炭素が0.3gのときに固体質量は最小値の3.2gとなりましたが、炭素を0.4gに増やすと残った固体の質量は3.3gに増加しました。炭素を0.3gより多く加えたときに固体質量が増加した理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
反応せずに残った炭素が試験管内にたまっていったため。
この実験では、酸化銅4.0gに対して炭素0.3gが過不足なく反応し、すべての酸化銅が銅へと還元されます。炭素を0.3gより多く加えた場合、酸化銅はすでにすべて反応してしまっているため、反応に使われなかった余分な炭素が未反応のまま固体として試験管内に残ります。その結果、生成された銅3.2gに未反応の炭素の質量が加算されるため、全体の固体質量は増加します。
富山県公立高校入試(2020)類似
還元された銅の再酸化防止
Q57
酸化銅と炭素を用いた還元の実験において、加熱をやめる前にガラス管を水から抜く操作を忘れたり、試験管の口を密閉しなかったりした場合、生成された物質にどのような変化が生じると考えられるか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
還元された銅が空気中の酸素と反応し、表面が黒色に変化する
酸化銅の還元によって取り出された銅は、高温の状態では空気(酸素)に触れると速やかに酸化反応を起こす。この反応により、金属光沢のある赤色の銅は、再び黒色の酸化銅へと変化してしまう。したがって、実験の成功には「再酸化」を防ぐための手順、すなわち空気の流入を止めた状態で十分に冷却することが不可欠である。
福岡県公立高校入試(2020)類似
銅の酸化における質量の変化
Q58
銅粉を十分に加熱して、質量がそれ以上変化しなくなったときに生じている物質の名称と、加熱を続けても質量の変化が止まった理由の組み合わせとして正しいものを選んでください。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 67%(3回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
物質は酸化銅であり、用意したすべての銅が酸素と反応しきったため。
銅と酸素は、常に一定の質量比(銅:酸素=4:1)で反応し、酸化銅という別の物質になります。加熱によって質量が増加するのは酸素が結びつくためですが、皿の上の銅原子がすべて酸素原子と結びついて酸化銅になると、未反応の銅がなくなるため、それ以上加熱を続けても質量の増加は起こりません。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
定比例の法則に基づく質量計算
Q59
鉄と硫黄の混合物を加熱して硫化鉄を作る実験において、鉄3.5gと硫黄2.0gを反応させると、両方の物質が残らずに反応しました。この結果に基づき、鉄7.0gと硫黄5.0gを混合して加熱した場合、どのような結果になると考えられますか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
硫黄が1.0g反応せずに残る
鉄と硫黄の反応する質量比が 3.5 : 2.0 であるため、鉄を2倍の7.0g用意した場合、過不足なく反応するために必要な硫黄の質量は 2.0g × 2 = 4.0g となります。用意された硫黄は5.0gであるため、反応に使われる4.0gを差し引いた 1.0g の硫黄が、反応せずに残ることになります。
宮城県公立高校入試(2023)類似
化学反応における質量の比例関係
Q60
炭酸カルシウム1.00gに十分な量のうすい塩酸を加えたとき、0.44gの二酸化炭素が発生することがわかっています。同じ濃度のうすい塩酸が十分に入ったビーカーに、5.00gの炭酸カルシウムを加えて完全に反応させた場合、発生する二酸化炭素の質量は何gになりますか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2.20g
反応する炭酸カルシウムの質量と、発生する二酸化炭素の質量の比は常に一定であり、1.00 : 0.44 の関係にあります。炭酸カルシウムの質量が5.00g(5倍)になれば、発生する二酸化炭素も 0.44 × 5 = 2.20g となります。
岐阜県公立高校入試(2015)類似
酸化反応の利用
Q61
鉄が酸化物になる際の化学変化について、エネルギーの出入りと現象の仕組みを説明したものとして最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
鉄が酸素と結びつく酸化反応が起こり、その際にエネルギーを放出する発熱反応となるため、周囲の温度が上がる。
物質が酸素と結びつく化学変化は酸化反応と呼ばれます。多くの酸化反応では、反応前の物質が持っていた化学エネルギーよりも、反応後の物質(酸化物)が持つエネルギーの方が低くなるため、その差分のエネルギーが熱として周囲に放出されます。これを「発熱反応」と呼び、この原理によって周囲の温度が上昇します。酸素を放出する反応は還元反応であり、酸化反応の定義とは逆の現象です。
京都府公立高校入試(2025)類似
化学変化における質量の計算
Q62
酸化銀の熱分解において、反応によって減少した質量の正体と、その計算の根拠となる法則の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
発生して空気中に逃げた酸素の質量であり、定比例の法則
酸化銀を加熱すると、銀と酸素に分解されます。このとき、酸素は気体となって試験管の外へ逃げていくため、残った固体の質量は減少します。化学反応の前後で物質全体の質量が変わらないという「質量保存の法則」に基づけば、減少した分が発生した酸素の質量に相当すると判断できます。さらに、特定の化合物(酸化銀)を構成する成分(銀と酸素)の質量の比が常に一定であるという「定比例の法則」があるため、減少した酸素の量から逆算して元の酸化銀の質量を求めることが可能になります。
佐賀県公立高校入試(2022)類似
酸化反応による質量増加
Q63
ステンレス皿にスチールウールを入れ、酸素を十分に満たした密閉容器の中で加熱して完全に燃焼させた。加熱をやめて容器が室温と同じになるまで十分に冷ましたあと、容器のふたを一度開けてから、ふたを含めた全体の質量を上皿てんびんで測定した。このときの上皿てんびんの指針の振れ方と質量の変化についての記述として、最も適切なものはどれか。なお、てんびんは加熱前の容器全体の質量とつりあうように調整されているものとする。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
指針が左に振れ、加熱前よりも全体の質量が増加したことを示す
密閉容器内でスチールウール(鉄)が燃焼して酸化鉄になると、容器内の酸素が鉄と結びつきます。このため容器内の酸素分子が減少し、内部の気圧が外気圧よりも低い状態になります。この状態でふたを開けると、減少した酸素の分を補うように外部から空気が流入します。その結果、流入した空気の質量の分だけ、加熱前よりも全体の質量が増加するため、上皿てんびんは容器側に傾き、指針は左に振れます。
佐賀県公立高校入試(2022)類似
ミョウバンの析出量の計算
Q64
60℃の水100gにミョウバンを57g溶かして飽和水溶液をつくりました。この水溶液を20℃まで冷やしたとき、析出するミョウバンの結晶は何gですか。ただし、20℃の水100gに溶けるミョウバンの質量(溶解度)を11.5gとします。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
45.5g
ある温度の飽和水溶液を冷却したときに析出する結晶の質量は、「もともと溶けていた物質の質量」から「冷却した後の温度で溶けることができる最大の質量(溶解度)」を引くことで求められます。60℃で溶けていた57gから、20℃の溶解度である11.5gを差し引いた45.5gが結晶として現れます。
京都府公立高校入試(2014)類似
石灰水の逆流防止
Q65
加熱を伴う気体発生実験において、火を消した後に「逆流」が発生する科学的な理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
試験管内の気体の温度が下がり、体積が収縮することで、試験管内部の圧力が大気圧よりも低くなるため。
ボイル・シャルルの法則に関連する現象であり、一定量の気体の体積は温度が下がると減少します。加熱を止めた試験管内では気体が冷えて収縮し、気圧が低下します。外部の大気圧は変化しないため、圧力の高い外側から圧力の低い試験管内部へと液体を押し込もうとする力が働き、逆流が引き起こされます。
福島県公立高校入試(2022)類似
酸素の発生と確認方法
Q66
酸化銀の粉末を試験管に入れ、ガスバーナーで加熱したところ、物質が分解されて気体が発生しました。このように、1種類の物質が熱によって2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱分解
酸化銀を加熱した際のように、1種類の物質が熱によって2種類以上の別の物質に分かれる反応を熱分解と呼びます。この実験では、酸化銀が熱分解されることで、銀と酸素に分かれます。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の化学式
Q67
銅の粉末を空気中で十分に加熱したところ、酸素と化合して黒色の物質へと変化しました。この実験で生成された「酸化銅」の化学式として正しいものを選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
CuO
銅原子(Cu)と酸素原子(O)は1:1の数の比で結びつく性質があるため、酸化銅の化学式はCuOと書き表されます。加熱によって銅が酸化されると、赤褐色の銅が黒色の酸化銅へと変化します。
山梨県公立高校入試(2026)類似
鉄と硫黄が化合する際の質量比
Q68
鉄と硫黄が結びついて硫化鉄ができるとき、反応する鉄と硫黄の質量の比(鉄:硫黄)は常に一定である。このように、化合物を構成する成分元素の質量の比が常に一定であるという法則を何というか。また、鉄と硫黄が過不足なく反応するときの質量比(鉄:硫黄)として適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
一定比例の法則(質量比 7:4)
化合物を構成する成分元素の質量の比は常に一定であるという法則を「一定比例の法則」と呼ぶ。鉄と硫黄が反応して硫化鉄になるとき、鉄の原子と硫黄の原子は1:1の数の比で結びつくが、それぞれの原子1個あたりの質量が異なるため、質量の比に換算すると鉄:硫黄=7:4の割合で過不足なく反応することになる。
島根県公立高校入試(2026)類似
気圧の変化による容器の変形
Q69
二酸化炭素を満たしたペットボトルに少量の水を入れてふたをし、よく振り混ぜたところ、ペットボトルの側面が内側に向かって大きくへこみました。この現象が起きた理由を説明した文として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素が水に溶解して内部の気圧が下がり、外部の大気圧によって押されたため。
二酸化炭素が水に溶解することで、容器内の気体分子の数が減少します。密閉された容器の中で気体の量が減ると、内部の気圧が低下します。これにより、容器の外側からかかる大気圧が内部の気圧よりも大きくなり、ペットボトルを内側へ押しつぶす力が働くため、容器が変形します。
佐賀県公立高校入試(2015)類似
物理変化と化学変化の微視的違い
Q70
氷が溶けて水になる、あるいは水が沸騰して水蒸気になるような状態変化について、物質を構成する粒子の微視的な変化を正しく説明しているものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分子の集まり方が変わるだけで、原子の結びつき方は変化しない
状態変化は、物質をつくっている分子自体の性質や原子の結びつきは変わらず、温度の変化などによって分子の並び方や集まり方が変わる現象です。これに対し、原子の組み合わせが変わって新しい分子ができる現象は化学変化と呼ばれます。
滋賀県公立高校入試(2022)類似
炭酸ナトリウム
Q71
炭酸水素ナトリウムを加熱する実験において、加熱前の物質(炭酸水素ナトリウム)と、加熱後に残った白い固体の性質を比較した説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱後の固体の方が水への溶解度が大きく、水溶液は強いアルカリ性を示す。
炭酸水素ナトリウムと、その熱分解によって生じる炭酸ナトリウムを比較すると、水に対する溶けやすさ(溶解度)に大きな違いがあります。炭酸ナトリウムは炭酸水素ナトリウムよりも水に非常によく溶ける性質があります。また、どちらの水溶液もアルカリ性を示しますが、炭酸水素ナトリウムは弱いアルカリ性であるのに対し、炭酸ナトリウムは強いアルカリ性を示します。そのため、フェノールフタレイン溶液を加えたとき、炭酸ナトリウムの水溶液はより濃い赤色に変化します。
新潟県公立高校入試(2026)類似
マグネシウムと酸素が化合する質量の割合
Q72
マグネシウムを加熱して完全に酸化させたとき、反応するマグネシウムの質量と結びつく酸素の質量の比は常に一定になります。この法則を何といいますか。また、マグネシウムと酸素が反応するときの最も簡単な整数比を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則、マグネシウム:酸素 = 3:2
物質が化学変化して化合物ができるとき、反応する物質どうしの質量の割合は常に一定になります。これを定比例の法則といいます。マグネシウムが酸素と化合して酸化マグネシウムになるとき、マグネシウム3.0gに対して酸素2.0gが反応するため、その質量比は3:2となります。
山形県公立高校入試(2019)類似
鉄および硫化鉄と希塩酸の反応による気体発生
Q73
鉄と硫黄を加熱して得られた硫化鉄に希塩酸を加えたとき、発生する気体の性質について述べたものとして適切なものはどれか、選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
特有の卵の腐ったような臭いがある。
硫化鉄と希塩酸の反応によって発生する気体は硫化水素です。硫化水素は、腐卵臭と呼ばれる卵の腐ったような独特の臭いを持つことが大きな特徴です。火を近づけて燃えるのは水素、石灰水を白く濁らせるのは二酸化炭素、水に溶けやすく刺激臭があるのはアンモニアなどの性質です。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の反応式
Q74
炭酸水素ナトリウムを加熱する実験において、加熱後の試験管の口付近に液体が付着し、発生した気体を石灰水に通すと白く濁りました。また、試験管の底には白い固体が残りました。このとき「生成された液体」と「試験管の底に残った固体」の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
液体は水であり、残った固体は炭酸ナトリウムである
炭酸水素ナトリウムを熱分解すると、水と二酸化炭素、そして炭酸ナトリウムが生成されます。試験管の口付近に付着する液体は水(H2O)であり、塩化コバルト紙を青色から赤色に変えることで確認できます。また、試験管の底に残る固体は炭酸ナトリウム(Na2CO3)であり、元の炭酸水素ナトリウムよりも水に溶けやすく、水溶液にしたときにより強いアルカリ性を示すという特徴があります。
愛媛県公立高校入試(2021)類似
酸化銅と炭素の化学反応式
Q75
酸化銅と炭素の反応(2CuO + C → 2Cu + CO₂)において、酸化銅が酸素を失って銅に変化する過程を何と呼びますか。また、この反応でその過程を経た物質(還元された物質)はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
還元といい、還元された物質は酸化銅である
物質が酸素を失う化学変化を還元と呼びます。この実験では、酸化銅が酸素を失って銅になっているため、酸化銅が還元されたといえます。これに対し、炭素は酸素を受け取って二酸化炭素になっているため、酸化されたといえます。
石川県公立高校入試(2018)類似
アボガドロの分子説
Q76
水素と塩素が反応して塩化水素ができる化学反応を考えます。一定の温度と圧力において、水素100cm³と塩素100cm³が過不足なく反応すると、200cm³の塩化水素が生成されます。このとき、水素や塩素が「原子1個」の状態で存在していると仮定すると、生成された塩化水素1分子の中に原子が半分ずつ入らなければならず、原子が分割されてしまいます。この矛盾を解決するためのアボガドロの考え方として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
水素や塩素は、2つの原子が結びついた「分子」という単位で存在している
水素分子1個(原子2個)と塩素分子1個(原子2個)が反応して、塩化水素分子が2個できると考えれば、原子を分割することなく「体積比が1:1:2になる」という実験事実を説明できます。アボガドロは、原子が結びついた「分子」が反応の単位であると考えることで、近代化学の基礎を築きました。
長崎県公立高校入試(2021)類似
鉄と硫黄の反応における質量比
Q77
鉄と硫黄が反応して硫化鉄ができるとき、反応する鉄と硫黄の質量比は常に7:4になります。このように、2種類以上の物質が化合して新しい物質ができるとき、反応する物質の質量の割合が常に一定であるという決まりを何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
定比例の法則
複数の物質が化合して特定の化合物を生成する場合、反応に関与する各物質の質量の間には常に一定の整数比が成り立ちます。これを定比例の法則と呼びます。鉄と硫黄の反応においては、鉄7gに対して硫黄4gが過不足なく反応するという関係が常に維持されます。
東京都公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの性質の比較
Q78
炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じる炭酸ナトリウムの性質について、水溶液の性質とピーエイチ(pH)の関係から考察したものとして、適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭酸ナトリウムは水に溶けやすく、その水溶液は炭酸水素ナトリウムの水溶液よりもピーエイチの値が大きくなる。
物質が水に溶けてアルカリ性を示すとき、その性質が強いほどピーエイチ(pH)の値は7(中性)から離れて大きくなります。炭酸ナトリウムは炭酸水素ナトリウムよりも水に溶けやすく、かつ強いアルカリ性を示すため、水溶液のピーエイチは炭酸水素ナトリウムのときよりも大きな値を示します。
広島県公立高校入試(2019)類似
エタノールの燃焼生成物と構成原子
Q79
エタノールを空気中で燃焼させたところ、二酸化炭素と水が発生しました。この結果から判断できる、エタノールを構成している原子の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
炭素原子と水素原子
燃焼とは、物質が酸素と結びつく反応のことです。反応後の物質に二酸化炭素(炭素と酸素の化合物)と水(水素と酸素の化合物)が含まれていることから、反応前のエタノールには、それらの成分である炭素原子と水素原子が必ず含まれていることがわかります。このように、燃焼して二酸化炭素を出す物質を有機物と呼びます。
愛知県公立高校入試(2019)類似
質量保存の法則の成り立ち
Q80
化学変化の前後において、反応に関わる物質全体の総質量が変化しないことを述べた法則を何といいますか。具体的な名称を選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
質量保存の法則
化学変化が起こると物質の性質は変化しますが、反応に関与した物質全体の質量を測定すると、変化の前後でその値は等しくなります。この法則は18世紀にラヴォアジエによって提唱されました。原子そのものが消滅したり、何もないところから生成されたりすることはないため、この法則が成立します。
島根県公立高校入試(2019)類似
水酸化ナトリウム水溶液の陽極での反応
Q81
水酸化ナトリウム水溶液を電気分解したとき、電源の正極(プラス極)に接続された陽極から発生する気体は何ですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
酸素
水酸化ナトリウム水溶液の電気分解を行うと、陽極(電源のプラス極側)からは酸素が発生し、陰極(電源のマイナス極側)からは水素が発生します。水酸化ナトリウムは純粋な水に電流を流れやすくするために加えられており、実質的には水の電気分解が行われています。
東京都公立高校入試(2023)類似
化合物と単体の分類
Q82
二酸化炭素は「化合物」に分類されますが、その理由を化学的な構成の観点から説明したものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭素と酸素という2種類の元素が結びついて、1つの物質を構成しているから。
二酸化炭素は、炭素原子と酸素原子が一定の割合で結びついた二酸化炭素分子からなる純物質です。このように、2種類以上の元素(この場合は炭素と酸素)が化学反応によって結びついてできている物質のことを「化合物」と呼びます。単に混ざり合っているだけの「混合物」とは区別されます。
沖縄県公立高校入試(2023)類似
アンモニアの発生
Q83
塩化アンモニウムと水酸化バリウムを反応させて発生したアンモニアを、試験管などの容器に集める方法として最も適切なものはどれですか。アンモニアの「空気よりも密度が小さい(軽い)」および「水に非常に溶けやすい」という性質をふまえて答えなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
上方置換法
アンモニアは水に非常に溶けやすいため、水の中を通す水上置換法で集めることはできません。また、空気よりも密度が小さく軽いため、容器の口を下に向けて上部に気体をためる上方置換法が最も適しています。逆に、二酸化炭素のように空気より重い気体には下方置換法が用いられます。
大阪府公立高校入試(2022)類似
状態変化に利用される熱量
Q84
水を加熱する実験において、加熱時間とともに水温は上昇しますが、沸騰が始まると水温は100度付近で一定となり、加熱を続けても上昇しなくなります。このように加熱を続けているにもかかわらず、水温が上昇しなくなる理由として最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
加えられた熱量が、物質の結合を切り離して状態を変化させるために消費されるから
物質の状態変化(液体から気体など)が起こる際、加えられたエネルギーは物質を構成する粒子間の結合を切り離すために使われます。このエネルギー消費は温度上昇よりも優先されるため、状態変化が続いている間は、外部から熱量を供給し続けても水温は変化しないという原理があります。
静岡県公立高校入試(2016)類似
水の電気分解の化学反応式と生成物
Q85
水の電気分解の実験において、精製水(純粋な水)をそのまま用いるのではなく、あらかじめ少量の水酸化ナトリウムを水に溶かしておく理由として最も適切なものを次の中から選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
純粋な水は電流がほとんど流れないため、電流を流れやすくするため。
水(H₂O)そのものは、電圧をかけてもほとんど電流を流さない性質を持っています。電気分解を効率よく進めるためには、水の中に電気を運ぶためのイオンが存在している必要があります。水酸化ナトリウムは水に溶けるとナトリウムイオンと水酸化物イオンに電離し、液体に電流が流れやすい状態を作る役割(電解質)を果たします。
大阪府公立高校入試(2019)類似
炭素による酸化銅の還元
Q86
試験管に酸化銅と炭素の粉末を混ぜて入れ、ガスバーナーで加熱したところ、気体が発生して石灰水が白く濁り、試験管の中には赤褐色の物質が残った。このとき、試験管内に残った赤褐色の物質と、発生した気体の名称の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅と二酸化炭素
酸化銅と炭素を混合して加熱すると、酸化銅が還元されて赤褐色の銅となり、炭素が酸化されて二酸化炭素が発生する。石灰水が白く濁る反応は、発生した気体が二酸化炭素であることを示している。
兵庫県公立高校入試(2018)類似
化学変化における質量の計算
Q87
うすい塩酸と炭酸カルシウムの反応において、塩酸の体積を20.0立方センチメートルに固定し、加える炭酸カルシウムの質量を1.00g、2.00g、3.00g、4.00gと増やしていきました。このときの反応の様子について正しく説明しているものはどれですか。ただし、この塩酸20.0立方センチメートルは3.50gの炭酸カルシウムと過不足なく反応するものとします。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸カルシウムが3.50gに達するまでは、加える質量に比例して気体の発生量が増加するが、それ以降は気体の発生量は変化しなくなる。
化学変化における物質の質量には比例関係があるため、反応限界に達するまでは反応物の量に応じて生成物の量も増加します。しかし、20.0立方センチメートルの塩酸に対して炭酸カルシウムが3.50gを超えて投入された場合、塩酸がすべて使い切られて反応が止まるため、それ以上炭酸カルシウムを増やしても気体の発生量は一定となります。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
銅の酸化における質量の比
Q88
ステンレス皿に0.4gの銅粉を広げ、ガスバーナーで加熱しながら薬さじでよくかき混ぜる操作を繰り返しました。加熱回数を重ねるごとに全体の質量は増加していきましたが、数回繰り返すと質量が0.5gに達し、それ以上加熱しても変化しなくなりました。この実験結果から読み取れる内容として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅粉がすべて酸素と反応して酸化銅になったため、質量が増えなくなった。
銅粉をかき混ぜながら加熱することで、皿の中のすべての銅が空気中の酸素と触れ、酸化反応が進みます。銅と酸素が4:1の質量比で反応するため、0.4gの銅に対しては0.1gの酸素が結びつき、合計0.5gの酸化銅になります。すべての銅が酸化銅に変化した後は、それ以上酸素と結びつくことができないため、質量は一定となります。
東京都公立高校入試(2018)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の実験操作
Q89
炭酸水素ナトリウムを加熱したとき、試験管の内側に付着した無色の液体が水であることを確かめる方法として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
青色の塩化コバルト紙につけて、赤色に変わることを確認する。
物質の熱分解によって生じた液体が水であることを確認するには、塩化コバルト紙を用いる。塩化コバルト紙は乾燥しているときは青色だが、水に触れると赤色(桃色)に変化する性質を持つ。リトマス紙やフェノールフタレイン溶液は液体の性質(酸性・アルカリ性)を調べるものであり、水の生成そのものを特定するものではない。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
発熱反応
Q90
鉄粉と硫黄の粉末をよく混ぜ合わせて試験管に入れ、混合物の上部をガスバーナーで加熱した。反応が始まり、混合物の一部が赤くなったところで加熱をやめたが、その後も反応は混合物全体に広がった。このように、加熱をやめても反応が継続した理由として最も適切な説明はどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄と硫黄の反応によって発生した熱が、まだ反応していない部分を次々に加熱したため
鉄と硫黄の混合物を加熱すると、これらが結びついて硫化鉄になる化学変化(化合)が起こる。この反応は発熱反応であり、反応の際に出た熱がまだ反応していない隣の部分を加熱する役割を果たす。そのため、最初にきっかけとしての加熱を行えば、その後は外部から加熱しなくても連鎖的に反応が最後まで進むことになる。
茨城県公立高校入試(2022)類似
メタンの燃焼
Q91
メタンを燃焼させたとき、発生した気体を石灰水に通すと白く濁り、また燃焼によって生じた液体を青色の塩化コバルト紙につけると色の変化が見られました。このときの塩化コバルト紙の変化と、それによって証明される物質の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
桃色に変化し、水が発生したことを示す
メタンの燃焼によって生成された液体が水であることを確認するには、塩化コバルト紙を用います。青色の塩化コバルト紙は水に触れると桃色に変化する性質があります。一方、石灰水が白く濁る現象は二酸化炭素の発生を証明するものです。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
硫化鉄の化学式
Q92
鉄と硫黄が化合して硫化鉄ができるとき、その組成について説明したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄原子と硫黄原子が1対1の数比で結びついており、FeSという化学式で表される
硫化鉄は、鉄原子と硫黄原子が一定の割合である1対1で結びついた化合物です。混合物とは異なり、化合物は構成する原子の数比が決まっているため、特定の化学式(FeS)でその組成を表現することができます。
福井県公立高校入試(2021)類似
定比例の法則
Q93
酸化銅と炭素を反応させる実験において、1.2gの酸化銅に対して炭素を0.15g混ぜて加熱した。この実験では0.09gの炭素を加えたときにちょうどすべての酸化銅が反応し、0.96gの銅が得られることがわかっている。反応後の試験管に残った固体の質量が1.02gであったとき、その物質の内訳について正しく説明しているものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.96gの銅と、反応せずに残った0.06gの炭素が混ざっている
1.2gの酸化銅をすべて還元するのに必要な炭素は0.09gである。炭素を0.15g加えた場合、反応に必要な量を超えた 0.15 – 0.09 = 0.06g の炭素は、反応に関与せずそのまま試験管内に残る。酸化銅はすべて還元されて0.96gの銅になっているため、試験管に残る1.02gの固体は、生成された銅と余った炭素の混合物である。
東京都公立高校入試(2022)類似
金属の燃焼による質量変化
Q94
密閉した集気びんの中にスチールウールを入れ、ふたをしっかり閉めてから燃焼させた。燃焼が終わって容器が十分に冷えた後、ふたを開ける前に全体の質量を測定した。このときの質量について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
容器内の物質が外へ逃げたり、外から入ったりしていないため、質量は変化しない。
化学変化の前後において、反応に関係する物質全体の質量の総和は変わらないという「質量保存の法則」があります。たとえびんの中でスチールウールが酸素と結びついて酸化鉄に変化したとしても、びんが密閉されており、物質の出入りがない限り、容器全体の質量は燃焼前後で一定に保たれます。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
水素と硫化水素の性質の比較
Q95
鉄粉と硫黄の粉末をよく混ぜ合わせ、その一部を試験管に入れて加熱し、反応させて硫化鉄を作りました。この得られた硫化鉄にうすい塩酸を加えたとき、発生する気体の性質について述べたものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
無色で、腐った卵のようなにおい(腐卵臭)があり、人体に有毒である。
鉄と硫黄が化合してできた硫化鉄にうすい塩酸を加えると、化学変化が起こり硫化水素が発生します。硫化水素は腐卵臭と呼ばれる独特のにおいを持つ、非常に有毒な気体です。無色無臭で燃える性質は水素、黄緑色で刺激臭があるのは塩素、石灰水を白く濁らせるのは二酸化炭素の性質です。
三重県公立高校入試(2020)類似
マグネシウムと酸素の質量の比
Q96
ステンレス皿に0.60gのマグネシウムの粉末を広げ、空気中で十分に加熱したところ、加熱後の物質の質量が1.00gで一定になった。このとき、マグネシウムと結びついた酸素の質量の比(マグネシウム:酸素)として最も適切なものを答えなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3:2
マグネシウムの質量が0.60gで、完全に酸化した後の酸化マグネシウムの質量が1.00gであるとき、結びついた酸素の質量は引き算によって 1.00g – 0.60g = 0.40g と求められる。したがって、マグネシウムと酸素の質量の比は 0.60:0.40 を簡単な整数比にして 3:2 となる。酸化マグネシウムとの比(3:5)と混同しないよう注意が必要である。
長崎県公立高校入試(2015)類似
単体
Q97
銅や酸素のように、1種類の原子だけでできている純粋な物質を何というか、最も適切な名称を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(3回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
単体
物質を構成する成分に注目して分類したとき、1種類の原子のみで構成されている純粋な物質を単体と呼びます。これに対し、2種類以上の原子が結びついてできている純粋な物質は化合物と呼ばれます。
長崎県公立高校入試(2020)類似
鉄粉の酸化反応による発熱
Q98
乾いた鉄粉、活性炭、少量の食塩水をビーカーに入れてよく混ぜ合わせ、温度計で温度の変化を観察しました。この実験で確認される現象と、その理由について述べた文として正しいものはどれか選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄粉が空気中の酸素と結びつく酸化反応が起こり、熱が発生して温度が上昇した。
鉄粉、活性炭、食塩水を混ぜると、空気中の酸素と鉄粉の酸化反応が急速に進みます。この化学反応は熱を放出する発熱反応であるため、混合物全体の温度が上昇します。活性炭や食塩水は、この酸化反応を速やかに進める助け(触媒や電解質としての役割)をしています。
千葉県公立高校入試(2024)類似
未反応の銅の質量の算出
Q99
ステンレス皿に銅粉2.00gを薄く広げて加熱しましたが、反応が途中で止まってしまったため、加熱後の全体の質量を測定したところ2.30gでした。銅と酸素が反応する際の質量比が4:1であるとき、反応せずに残っている銅の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.80g
加熱によって増加した0.30g(2.30g - 2.00g)は、銅と結びついた酸素の質量です。銅と酸素は4:1の質量比で反応するため、結びついた酸素の質量の4倍にあたる1.20g(0.30g × 4)の銅が反応したことになります。したがって、はじめにあった銅2.00gから反応済みの1.20gを差し引いた0.80gが、未反応のまま残っている銅の質量となります。
山梨県公立高校入試(2022)類似
水素の燃焼による水の生成
Q100
水素が燃焼して水分子が生成される化学反応において、反応の前後で変化しない事柄として正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
原子の種類と、それぞれの原子の総数
化学反応は、原子の組み合わせが変化して別の物質になる現象ですが、原子そのものが他の種類の原子に変わったり、新しく生じたり、消失したりすることはありません。水素と酸素の反応においても、反応前の水素原子と酸素原子の数は、反応後に生成された水分子の中にすべて含まれており、原子の総数は一定に保たれます。
秋田県公立高校入試(2022)類似
化学変化における質量の関係
Q101
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて十分に加熱し、完全に分解させる実験を行った。炭酸水素ナトリウムの質量と加熱後に残った白い固体の質量の比が84:53であることがわかっているとき、4.2gの炭酸水素ナトリウムを加熱して得られる白い固体の質量は何gか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2.65g
炭酸水素ナトリウムの質量と、反応後に残った固体(炭酸ナトリウム)の質量の比が84:53であるという関係を用いる。反応させる炭酸水素ナトリウムが4.2gであるとき、得られる固体の質量をxとすると、「84:53 = 4.2:x」という比例式が成り立つ。これを計算すると、84x = 222.6となり、x = 2.65gが導き出される。反応前後で物質が変化しても、反応に関係する物質の質量の割合は常に一定である。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
二酸化炭素
Q102
ある物質を加熱して発生した気体を試験管に集め、その性質を調べる実験を行いました。試験管の中に石灰水を入れてよく振ったところ、石灰水が白くにごりました。この実験結果から推測される現象として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
この試験管の中に火のついた線香を入れると、すぐに火が消える。
石灰水が白くにごったことから、発生した気体は二酸化炭素であると判断できます。二酸化炭素は、酸素のようにものを燃やすのを助ける性質(助燃性)を持たないため、火のついた線香を入れると火が消えます。二酸化炭素は水に少し溶けますが、水上置換法で集めることが可能な気体です。
愛媛県公立高校入試(2022)類似
酸化反応における定比例の法則
Q103
金属の質量と、それが酸素と反応してできた酸化物の質量の関係について考えます。マグネシウムと銅をそれぞれ加熱した実験結果を比較したところ、加熱前の金属の質量が同じであれば、マグネシウムの方が銅よりも生成される酸化物の質量が大きくなることがわかりました。この事実に基づいたグラフの分析結果として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
金属の質量を横軸、酸化物の質量を縦軸にとったとき、マグネシウムのグラフの方が傾きが急になる。
酸化反応における物質の質量比は金属の種類ごとに一定であり、グラフに表すと原点を通る直線になります。同じ質量の金属に対して生成される酸化物の質量が大きいということは、それだけ多くの酸素が結合していることを示します。マグネシウムと酸素の質量比は3:2(酸化物は5)、銅と酸素の質量比は4:1(酸化物は5)であり、同じ1.2gの金属で比較すると、マグネシウムは2.0gの酸化物に、銅は1.5gの酸化物になります。この比例関係をグラフにすると、より多くの酸素を取り込むマグネシウムの方が、縦軸(酸化物の質量)の増加率が大きいため、傾きが急な直線となります。
山梨県公立高校入試(2023)類似
物質の酸素との結びつきやすさの順位
Q104
二酸化炭素を満たした集気びんの中に、火のついたマグネシウムリボンを入れたときに起こる変化について、正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
激しく反応して燃え続け、白い酸化マグネシウムと黒い炭素の粉末が生じる。
マグネシウムは炭素よりも酸素と結びつく力が強いため、二酸化炭素から酸素を奪って酸化マグネシウムに変化します。このとき、酸素を奪われた二酸化炭素は還元されて炭素の粉末となります。通常、二酸化炭素は消火に用いられますが、マグネシウムのように酸素との結びつきが非常に強い物質は、二酸化炭素の中でも燃焼を続けることができます。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
硫化鉄
Q105
鉄粉5.6gと硫黄3.2gを乳鉢でよく混ぜ合わせただけのものと、それを試験管で加熱して得られた黒色の硫化鉄について、物質の分類に関する説明として正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
混ぜ合わせただけのものは混合物であり、加熱して得られた硫化鉄は化合物である
単に混ぜ合わせただけの状態では、鉄と硫黄はそれぞれの性質を保ったまま混じり合っているだけなので「混合物」と呼ぶ。一方、加熱によって化学変化が起こり、鉄と硫黄が特定の割合で結びついてできた硫化鉄は、元の物質とは全く異なる性質を持つ一つの物質であるため「化合物」に分類される。
山梨県公立高校入試(2020)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解生成物
Q106
炭酸水素ナトリウムの粉末と、それを加熱した後に試験管に残った白い固体を比較したときの説明として、水への溶けやすさとアルカリ性の強さの観点から正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
残った固体の方が水に溶けやすく、フェノールフタレイン溶液をより濃い赤色に変える
加熱後に残った炭酸ナトリウムは、加熱前の炭酸水素ナトリウムと比較して、水に対する溶解度が大きく、水溶液にしたときにより強いアルカリ性を示します。そのため、フェノールフタレイン溶液を加えた際、炭酸水素ナトリウム水溶液では薄い赤色になりますが、炭酸ナトリウム水溶液では濃い赤色に変化するという違いが生じます。
長野県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解による生成物の識別
Q107
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱したとき、分解されて生じる白色の固体の名称と、その物質が水に溶けたときの性質の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸ナトリウムであり、元の物質よりも強いアルカリ性を示す。
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、炭酸ナトリウム、二酸化炭素、水に分解される。あとに残った白色の固体である炭酸ナトリウムは、元の炭酸水素ナトリウムに比べて水に溶けやすく、水溶液にしたときにより強いアルカリ性を示す性質がある。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
二酸化炭素の性質
Q108
酸化銅と炭素の粉末を試験管に入れて加熱したときに発生する気体には、どのような性質がありますか。その特徴として正しいものを次の中から選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰水を白く濁らせる働きをもち、無臭で、空気よりも密度が大きい。
酸化銅と炭素の混合物を加熱すると、炭素が酸化銅から酸素を奪う還元反応が起こり、二酸化炭素が発生します。二酸化炭素は石灰水を白く濁らせるという特有の性質を持つほか、物質としては無色・無臭であり、空気の平均的な密度(約1.2g/L)に比べて約1.5倍重い(約1.8g/L)という特徴を持っています。刺激臭がある、または空気より密度が小さいという記述は誤りです。
秋田県公立高校入試(2017)類似
酸化
Q109
針の先に固定したピーナッツに火をつけ、集気びんの中で燃焼させる実験を行いました。燃焼後、びんの内壁に液体が付着し、さらに石灰水を入れて振ると白く濁りました。この実験結果から、ピーナッツを構成する物質が空気中の酸素と結びついて発生した物質の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
水と二酸化炭素
石灰水が白く濁ることから二酸化炭素が発生したことがわかり、びんの内壁に液体が付着することから水が発生したことがわかる。ピーナッツに含まれる炭素と酸素が結びついて二酸化炭素になり、水素と酸素が結びついて水になるという酸化反応(燃焼)が起きている。
福井県公立高校入試(2021)類似
酸素
Q110
試験管に入れた黒色の酸化銀を加熱し、発生した無色透明の気体を集気びんに集めました。この気体が満たされた集気びんの中に、火のついた線香を入れたときに見られる現象として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
線香が炎を上げて激しく燃える
酸化銀を加熱すると、銀と酸素に分かれる化学変化が起こります。発生した酸素には、他の物質が燃えるのを助ける「助燃性」という性質があるため、火のついた線香を入れると通常よりも激しく炎を上げて燃え上がります。「音を立てて燃える」のは水素、「火が消える」のは二酸化炭素や窒素などの特徴です。
千葉県公立高校入試(2017)類似
酸化銅と炭素の反応式
Q111
酸化銅4.00gと炭素の粉末を過不足なく反応させる実験において、酸化銅から酸素が取り除かれて銅に変化する化学変化を何といいますか。また、このとき炭素が果たしている役割とあわせて適切な名称を選択してください。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元(酸化銅が酸素を失う反応)
酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を還元と呼びます。この実験では、炭素が酸化銅から酸素を奪うことで、酸化銅が還元されて銅になります。同時に、酸素を受け取った炭素は酸化されて二酸化炭素になります。このように、酸化と還元は常に同時に起こる現象です。
長崎県公立高校入試(2017)類似
熱分解における生成物の定量関係
Q112
炭酸水素ナトリウムを熱分解したとき、反応した炭酸水素ナトリウムの質量と、減少した質量の比は 84:31 であることがわかっています。炭酸水素ナトリウム10.5gを加熱したところ、反応が途中で止まったため、試験管内に残った固体の質量を測ると8.95gでした。このとき、まだ分解されずに残っている炭酸水素ナトリウムの質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
6.3g
まず、実験によって減少した質量を求めます。反応前の10.5gから反応後の8.95gを引くと、1.55g減少したことがわかります。次に、減少した質量と反応した炭酸水素ナトリウムの質量比 84:31 を利用して、比例計算を行います。「84:31 = x:1.55」より、x = 4.2g となり、これが実際に分解された炭酸水素ナトリウムの質量です。最後に、全体の10.5gから分解された4.2gを引くことで、未反応のまま残っている質量が6.3gであると導き出せます。
沖縄県公立高校入試(2019)類似
酸化銅を構成する銅と酸素の質量比
Q113
銅を空気中で十分に加熱して酸化銅へと変化させる実験において、反応した銅の質量と、それによって結びついた酸素の質量の比(銅:酸素)として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
4:1
銅が酸素と結びついて酸化銅ができるとき、反応する物質の質量の間には一定の割合が成り立つという「定比例の法則」がある。実験的に、銅4gに対して酸素1gが過不足なく反応することが知られており、銅と酸素の質量比は常に4:1となる。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q114
ホットケーキをふっくらさせるために炭酸水素ナトリウム(重曹)を利用する場合、加熱によって発生する気体と、その気体を確認する方法の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素が発生するので、石灰水に通すと白く濁ることで確認する
炭酸水素ナトリウムを加熱して発生する気体は二酸化炭素です。二酸化炭素には石灰水を白く濁らせる性質があるため、これを利用して気体の種類を特定することができます。酸素は酸化銀の熱分解、水素は金属と酸の反応などで発生します。
三重県公立高校入試(2023)類似
炭素による酸化銅の還元反応式
Q115
酸化銅と炭素の混合物を加熱すると、酸化銅が還元されて銅へと変化します。このように、酸化銅から酸素が奪われて炭素と結びつく反応が起こる理由として、最も適切な説明はどれか、次の中から選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭素が銅よりも酸素と結びつきやすい性質を持っているため
物質によって酸素との結びつきやすさは異なります。炭素は銅に比べて酸素と非常に結びつきやすい性質を持っているため、酸化銅から酸素を奪い取って自身は酸化(二酸化炭素に変化)し、酸化銅を還元(銅に変化)させることができます。
大分県公立高校入試(2016)類似
炭酸ナトリウム水溶液のアルカリ性
Q116
炭酸水素ナトリウムを加熱して分解した際に、試験管の中に残った白い固体について、その物質名と、水に溶かしてフェノールフタレイン溶液を加えたときの結果を組み合わせたものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
物質名は炭酸ナトリウムであり、水溶液は強いアルカリ性を示すため赤色に変化する
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素に分解されます。後に残った炭酸ナトリウムは、もとの炭酸水素ナトリウムと比較して水に溶けやすく、水溶液にしたときにより強いアルカリ性を示すという特徴があります。そのため、アルカリ性に反応するフェノールフタレイン溶液を加えると、鮮やかな赤色に変化します。
鳥取県公立高校入試(2015)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q117
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れてガスバーナーで加熱する実験を行う際、試験管の口を底よりもわずかに下げて固定します。このように装置を組み立てる理由として適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
発生した液体が加熱部分に流れて、試験管が割れるのを防ぐため
炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じた水が、熱せられている試験管の底(加熱部分)の方へ流れてしまうと、急激な温度変化によって試験管にひびが入ったり、割れたりする危険があります。これを防ぐために、あらかじめ試験管の口を下げて液体が口の方へたまるように工夫します。
埼玉県公立高校入試(2022)類似
水素の燃焼の化学反応式
Q118
水素と酸素が結びついて水ができる化学変化を化学反応式で表すとき、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2H₂ + O₂ → 2H₂O
化学反応式では、反応の前後で原子の種類と数が一致している必要があります。H₂ + O₂ → H₂O では酸素原子の数が合いませんが、2H₂ + O₂ → 2H₂O とすることで、左辺と右辺の水素原子が4個、酸素原子が2個となり、等しくなります。水素原子はH、酸素原子はOではなく、それぞれH₂、O₂という分子の状態で反応に関わります。
千葉県公立高校入試(2020)類似
発熱反応と吸熱反応
Q119
ビーカーに入れた酸化カルシウムに少量の水を加えたところ、激しい反応が起こり、水の一部が水蒸気となって立ち上がった。このとき、周囲の温度と化学変化の名称の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
周囲の温度が上がり、発熱反応と呼ばれる
酸化カルシウムと水が反応して水酸化カルシウムができる化学変化では、反応の際に熱が外部へ放出されるため、周囲の温度が上昇する。このような化学変化を発熱反応という。使い捨てカイロや、ひもを引いて温める弁当容器などにもこの原理が応用されている。
兵庫県公立高校入試(2014)類似
酸化銀の熱分解における原子と分子の数的関係
Q120
酸化銀の熱分解において、反応に関与する物質の粒子の数の関係を考えたとき、生成される「銀原子の総数」と「酸素分子の総数」の比として正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
4:1
化学反応式 2Ag2O → 4Ag + O2 において、矢印の右側(生成物)に注目すると、銀(Ag)の係数は4、酸素分子(O2)の係数は1となっている。この係数の比はそのまま反応によって生じる粒子の個数の比を表すため、銀原子と酸素分子の数の比は4:1となる。
三重県公立高校入試(2020)類似
反応途中の生成物の質量算出
Q121
マグネシウムの粉末を加熱して酸化マグネシウムを作る実験において、加熱の途中で質量を測定したところ、加熱前の質量よりも増加していました。このとき、質量が増加した理由として最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
空気中の酸素がマグネシウムと結びつき、酸化マグネシウムが生成されたため
マグネシウムを加熱すると、空気中の酸素と激しく反応する「燃焼」が起こり、酸化マグネシウムという物質に変化します。この化学変化では、もともとのマグネシウムの質量に、反応した酸素の質量が加わるため、全体の質量は増加します。このように、物質が酸素と結びつく化学変化を酸化と呼びます。
愛知県公立高校入試(2020)類似
酸化銅と炭素の反応の化学反応式
Q122
黒色の酸化銅の粉末と黒色の炭素粉末を混ぜ合わせて加熱したときに起こる化学変化を、化学反応式で正しく表したものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2CuO + C → 2Cu + CO2
酸化銅(CuO)と炭素(C)が反応すると、銅(Cu)と二酸化炭素(CO2)が生成されます。化学反応式においては、矢印の左側(反応物)と右側(生成物)で各原子の数が等しくなければなりません。酸素原子(O)は二酸化炭素1分子の中に2個含まれるため、反応物として酸化銅が2分子必要になり、その結果として銅原子も2個生成されることになります。したがって、係数は酸化銅が2、炭素が1、銅が2、二酸化炭素が1となります。
茨城県公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウムの分解反応式
Q123
炭酸水素ナトリウムの熱分解を化学反応式で表す際、反応物の炭酸水素ナトリウムの係数を「2」にする理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
生成物である炭酸ナトリウム(Na2CO3)に含まれる2個のナトリウム原子と数を合わせるため
化学反応においては、反応の前後で原子の種類と数は変化しないという法則があります。生成物である炭酸ナトリウムの化学式はNa2CO3であり、ナトリウム原子を2個含んでいます。これに対し、反応物である炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)にはナトリウム原子が1個しか含まれないため、係数を2にすることで反応前のナトリウム原子の数を2個に揃えています。これにより、水素原子や炭素原子、酸素原子の数もすべて反応前後で一致します。
兵庫県公立高校入試(2018)類似
化学変化における質量の計算
Q124
20.0立方センチメートルのうすい塩酸と3.50グラムの炭酸カルシウムが過不足なく反応して気体が発生するとき、同じ濃度のうすい塩酸を40.0立方センチメートル使用した場合、これと過不足なく反応するために必要な炭酸カルシウムの質量を求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
7.00グラム
化学変化に関係する物質の量の間には質量の比例関係が成り立ちます。20.0立方センチメートルの塩酸に対して3.50グラムの炭酸カルシウムが反応する場合、塩酸の体積が2倍の40.0立方センチメートルになれば、反応する炭酸カルシウムの質量も2倍になります。したがって、3.50グラムを2倍した7.00グラムが過不足なく反応する質量となります。
広島県公立高校入試(2026)類似
化学反応における定量的関係
Q125
一定量のうすい塩酸が入ったビーカーに、炭酸水素ナトリウムを少しずつ加えて二酸化炭素を発生させる実験を行いました。炭酸水素ナトリウムの質量を増やしていくと、2.0gまでは加えた質量に比例して二酸化炭素の発生量が増加しましたが、3.0g加えたときには二酸化炭素の発生量は1.4gとなり、それ以上炭酸水素ナトリウムを増やしても二酸化炭素の発生量は増えなくなりました。この実験で、2.0gの炭酸水素ナトリウムを加えたときに発生した二酸化炭素の質量は何gですか。なお、二酸化炭素の発生量が一定になるまでは、炭酸水素ナトリウムの質量と二酸化炭素の発生量は正比例するものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1.0g
化学反応において、反応する物質と生成される物質の質量には一定の比例関係が成り立ちます。この実験では炭酸水素ナトリウムを3.0g加えたときに発生量が1.4gで一定(グラフが水平になる状態)となっていますが、これは反応相手である塩酸がすべて使い切られたことを意味します。3.0gで1.4g、それ以上増やしても1.4gのままであることから、この塩酸と過不足なく反応する炭酸水素ナトリウムの質量をxとすると、2.0gまでは比例関係にあるため、xは3.0gより小さい値であることが推測されます。一般的にこのタイプの問題では、グラフの折れ曲がる点(2.8g付近など)を基準に計算しますが、比例関係が成立している範囲(0〜2.0g)での質量比を確認すると、2.0gのとき1.0g、2.8gのときに1.4gという比(2:1)が成立しています。したがって、2.0gのときの発生量は1.0gとなります。
群馬県公立高校入試(2023)類似
未反応の反応物
Q126
ある一定量の塩酸に対し、炭酸水素ナトリウム3.5gを加えたときに過不足なく反応が完了することがわかっています。このとき、同じ量の塩酸に炭酸水素ナトリウムを5.0g加えたとすると、反応せずに残る炭酸水素ナトリウムは何gになりますか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1.5グラム
塩酸の量が一定であるため、反応できる炭酸水素ナトリウムの最大量は3.5gに固定されています。ここに5.0gの炭酸水素ナトリウムを投入すると、3.5g分は塩酸と反応しますが、残りの「5.0g – 3.5g = 1.5g」分は、反応相手となる塩酸が不足しているため、反応しないまま残ることになります。
愛知県公立高校入試(2018)類似
マグネシウムの酸化の化学反応式
Q127
マグネシウムの粉末をステンレス皿に入れ、ガスバーナーで十分に加熱したところ、空気中の酸素と結びついて酸化マグネシウムが生成されました。この化学変化を正しく表した化学反応式を選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 0%(1回)
🔥 類題2問
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✅ 正解
2Mg + O₂ → 2MgO
化学反応式は、反応の前後で原子の種類と数が等しくなるように書く必要があります。酸素は空気中では分子(O₂)として存在し、生成される酸化マグネシウムの組成式はMgOです。反応式の左辺と右辺で原子の数を合わせると、2つのマグネシウム原子と1つの酸素分子が反応して、2つの酸化マグネシウムができる 2Mg + O₂ → 2MgO が正しい式となります。
宮城県公立高校入試(2022)類似
化合物
Q128
2種類以上の異なる元素の原子が結びついてできている、1つの化学式で表すことができる純物質を何と呼びますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
化合物
純物質のうち、1種類の元素からなるものを単体と呼ぶのに対し、窒素と水素が結びついたアンモニアのように、2種類以上の元素の原子が結びついてできているものを化合物と呼びます。これらはどちらも純物質であり、空気や食塩水のような混合物とは区別されます。
岡山県公立高校入試(2016)類似
銅の酸化反応式
Q129
ステンレス皿に広げた赤褐色の銅粉をガスバーナーで加熱し、空気中の酸素と反応させる実験を行いました。このとき観察される現象とその結果生じた物質の説明として、最も適切なものを次の中から選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
赤褐色の銅が空気中の酸素と結びつき、黒色の酸化銅に変化した。
金属の銅は特有の赤褐色をしていますが、空気中で加熱すると空気中の酸素と化学反応(酸化)を起こします。この反応によって生成される酸化銅は、もとの銅とは性質の異なる黒色の物質です。この実験では物質が酸素と結びつくことで質量が増加する様子も観察されます。
奈良県公立高校入試(2020)類似
水素と酸素の反応による水の生成式
Q130
化学反応式「2H2 + O2 → 2H2O」に基づいて、40個の水素分子をすべて反応させて水分子を作る場合、必要となる酸素分子の数と、生成される水分子の数の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸素分子:20個、水分子:40個
化学反応式の係数は、反応する分子の数の比を表しています。「水素:酸素:水 = 2:1:2」の比率で反応が進むため、水素分子が40個の場合、その半分の20個の酸素分子が必要となり、水素分子と同数の40個の水分子が生成されます。
山口県公立高校入試(2025)類似
溶解熱と質量の比例関係
Q131
水に塩化カルシウムを溶かした際、発生する熱によって水の温度が上昇します。溶かす水の量などの条件を一定にしたとき、加える塩化カルシウムの質量と、水の最大上昇温度の関係について正しく述べたものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
上昇温度は、溶かした塩化カルシウムの質量に比例する
物質が水に溶けるときに発生または吸収する熱を溶解熱といいます。発生する熱量は溶かした物質の量(質量)に比例するため、その熱によって温められる水の温度上昇も、溶かした物質の質量に比例します。この関係をグラフに表すと、横軸に質量、縦軸に上昇温度をとった場合、原点を通る一直線になります。
沖縄県公立高校入試(2018)類似
二酸化炭素の化学式と液性
Q132
空気に対する密度の比が1.53であり、水への溶解度が0.935であるという性質を持つ気体について、その性質から導かれる集め方と液性に関する説明として最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
空気より重いため下方置換法で集めることができ、水に溶けると弱酸性を示す
密度比が1.53であることは、その気体が空気よりも重い(密度が大きい)ことを示しており、効率よく集めるためには容器の底に溜める下方置換法が適している。また、この性質を持つ二酸化炭素は、水に溶けることで炭酸となり、弱酸性を示す。溶解度が1に近い数値であることは、水に「少し溶ける」性質を裏付けている。
静岡県公立高校入試(2021)類似
銅と酸素が化合する質量の比
Q133
銅の質量と化合する酸素の質量の関係を調べる実験を行い、その結果を座標平面上に表すとします。横軸に「用いた銅の質量(g)」、縦軸に「化合した酸素の質量(g)」をとったとき、そのグラフはどのような特徴を持ちますか。最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
原点を通る直線となり、銅の質量が2倍、3倍になると化合する酸素の質量も2倍、3倍になる。
物質が化合するときの質量の割合は常に一定であるため、2つの物質の質量の関係は比例関係になります。銅0.4gに対して酸素0.1g、銅0.8gに対して酸素0.2gが化合するというデータからは、一方が2倍になれば他方も2倍になる関係が読み取れます。これをグラフに表すと、原点(0, 0)を通る直線となります。
茨城県公立高校入試(2016)類似
二酸化炭素の検出
Q134
酸化銅と炭素の反応によって生じた気体を石灰水に通したとき、石灰水が白く濁る理由を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
気体に含まれる二酸化炭素が石灰水と反応し、水に溶けにくい白い物質ができるため。
二酸化炭素には、水酸化カルシウムの水溶液である石灰水と反応して、炭酸カルシウムという水に溶けにくい白い物質を生じさせる性質があります。実験において「石灰水が白濁した」という結果は、そこに導入された気体が二酸化炭素であることを示す決定的な根拠となります。
福島県公立高校入試(2021)類似
酸化マグネシウムの化学式
Q135
ステンレス皿の上でマグネシウムの粉末を加熱する実験において、反応の様子と生成された物質の特徴について正しく述べたものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
強い光を放って激しく燃え、酸化マグネシウムという白色の粉末が残った。
マグネシウムの酸化反応は熱と光を激しく出す「燃焼」であり、反応後は白色の酸化マグネシウムという物質に変化します。金属が酸素と結びつくため、反応後の物質の質量はもとの金属の質量よりも増加します。
滋賀県公立高校入試(2019)類似
質量保存の法則
Q136
化学変化の前後において、反応に関与する物質全体の質量は変化しません。この法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
質量保存の法則
化学変化によって物質の種類が変わっても、その前後で物質全体の質量の和が等しく保たれるという原理を質量保存の法則と呼びます。これは18世紀にラボアジエによって発見されました。
兵庫県公立高校入試(2014)類似
酸化銅の還元実験
Q137
酸化銅を還元して単体の銅を取り出す実験において、エタノールを用いた。この実験においてエタノールが果たした役割と、反応後の試験管内の物質について述べたものとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
エタノールは酸化銅から酸素を奪うはたらきをし、酸化銅は赤色の銅に変化した。
還元反応において、相手の物質から酸素を奪う物質(ここではエタノール)は、自身が酸化される過程で相手を還元させます。黒色の酸化銅は酸素を失うことで、銅本来の色である赤色(金属光沢を持つ赤褐色)の単体へと変化します。この際、鉄などの異なる金属が生成されたり、酸化銅自体から二酸化炭素が発生したりすることはありません。
大分県公立高校入試(2017)類似
酸素との結びつきやすさ
Q138
二酸化炭素の中でマグネシウムを燃焼させた際、黒い物質が生成されました。この反応の仕組みについて正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
マグネシウムが二酸化炭素から酸素を奪って酸化マグネシウムになり、二酸化炭素を構成していた炭素が分離した。
物質によって酸素との結びつきやすさは異なります。マグネシウムは炭素よりも非常に酸素と結びつきやすいため、二酸化炭素中の酸素を奪って酸化マグネシウム(白い粉末)へと変化します。このとき、酸素を失った二酸化炭素は炭素へと還元され、黒い物質として析出します。
長崎県公立高校入試(2022)類似
二酸化炭素の発生方法
Q139
酸化銅の黒い粉末と炭素の黒い粉末を混ぜ合わせ、気体が逃げないようにガラス管を通した試験管で加熱した。このとき、発生した気体が二酸化炭素であることを確認する方法と、試験管内で起こった変化の説明として正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
気体を石灰水に通すと白く濁り、炭素が酸化銅の酸素を奪っている
炭素は銅よりも酸素と結びつきやすい性質があるため、酸化銅から酸素を奪って二酸化炭素になります。この反応で発生した二酸化炭素を石灰水に通すと、白く濁る性質があるため、気体の正体を特定することができます。同時に、試験管に残った黒色の酸化銅は、酸素を失って赤色の銅へと変化します。
山形県公立高校入試(2024)類似
燃焼
Q140
スチールウールを空気中で加熱したところ、強い光と熱を出して反応し、表面が黒色に変化しました。この実験結果と「燃焼」の仕組みについて述べた文として、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
鉄が空気中の酸素と激しく結びついて酸化鉄になった。このとき、結びついた酸素の分だけ質量は増加する。
スチールウール(鉄)の燃焼は、鉄が空気中の酸素と激しく結びつく酸化反応です。生成された酸化鉄は、もとの鉄の質量に結合した酸素の質量が加わるため、反応前よりも重くなります。また、燃焼は熱や光を伴うのが特徴です。
山口県公立高校入試(2019)類似
実験における変数制御
Q141
科学的な探究において、特定の要因が結果に与える影響を調べるために、調べたい条件以外の要因をすべて一定に揃えて比較することを何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
変数制御
実験結果に影響を与える可能性のある複数の要因のうち、調べたいもの以外の条件を一定に保つ操作を変数制御と呼びます。これにより、結果の変化がどの要因によって引き起こされたのかを科学的に特定することが可能になります。
山梨県公立高校入試(2017)類似
反応物と生成物の質量の比例関係
Q142
ある一定量のうすい塩酸に炭酸水素ナトリウムを加えていく実験において、炭酸水素ナトリウムの質量が3.0gまでは発生する気体の質量が比例して増加し、3.0gで気体の質量が1.5gに達した後は、炭酸水素ナトリウムをさらに加えても気体の質量は1.5gのまま増加しなくなりました。このように、炭酸水素ナトリウムの質量を増やしても気体の質量が増加しなくなった理由として、最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭酸水素ナトリウムと反応するための塩酸がすべて反応し尽くしたため。
化学変化に関係する物質どうしの質量比は常に一定であるという法則があります。この実験では、用意された一定量の塩酸に対して、炭酸水素ナトリウム3.0gが過不足なく反応したと考えられます。それ以上に炭酸水素ナトリウムを加えても、反応相手である塩酸が残っていないため、化学変化がそれ以上進まず、気体の発生量も増加しなくなります。
鹿児島県公立高校入試(2019)類似
質量保存の法則
Q143
うすい塩酸が入った試験管と石灰石をプラスチック容器に入れ、ふたを密閉した状態で全体の質量を測定しました。次に、容器を傾けて塩酸と石灰石を反応させたところ、気体が発生しました。このとき、再び容器全体の質量を測定すると反応前と変わりませんでした。この実験において、ふたを密閉しておく必要がある理由として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
発生した気体が容器の外へ逃げてしまい、測定される質量が減少するのを防ぐため
石灰石とうすい塩酸の反応では二酸化炭素が発生します。気体にも質量があるため、ふたを開けたままのビーカーなどで反応させると、発生した気体が空気中へ逃げてしまい、その分だけ反応後の質量が軽く測定されてしまいます。質量保存の法則を確かめるためには、発生した気体も逃さないように密閉容器で実験を行う必要があります。
静岡県公立高校入試(2021)類似
還元
Q144
酸化銅と炭素の混合物を加熱した際に起こる化学変化において、炭素の役割と変化について正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化銅から酸素を奪い、炭素自身は酸化されて二酸化炭素になる
この反応では、炭素が酸化銅から酸素を奪う役割を果たしています。酸素を奪われた酸化銅は「還元」されて銅になり、一方で酸素を受け取った炭素は「酸化」されて二酸化炭素になります。このように、一方が還元されるとき、もう一方は必ず酸化されています。
茨城県公立高校入試(2022)類似
質量保存の法則
Q145
化学変化が起こる前後において、反応に関わる物質全体の質量は変化せず、一定に保たれます。この法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
質量保存の法則
化学変化の前後では、物質を構成する原子の組み合わせは変わりますが、原子の種類と数は変化しません。そのため、反応に関与する物質の総質量は常に等しく保たれます。この原理をフランスのラボアジェが提唱した質量保存の法則と呼びます。
福島県公立高校入試(2019)類似
鉄と硫黄の反応による硫化鉄の生成
Q146
試験管に入れた鉄粉と硫黄の粉末の混合物をガスバーナーで加熱し、混合物の上部が赤くなり始めたところで加熱をやめました。この後の反応の様子とその理由について述べた説明として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
加熱をやめても反応は続き、赤くなった部分が全体に広がる。これは反応によって発生した熱によって、隣り合う物質が次々と反応するためである。
鉄と硫黄の反応は、反応が始まるときに激しい熱を放出します。この放出された熱(反応熱)が周りの混合物を加熱するため、外部からガスバーナーで加熱し続けなくても、反応が連鎖的に全体へと広がっていきます。
神奈川県公立高校入試(2025)類似
吸熱反応とエネルギーの変換
Q147
炭酸水素ナトリウムとクエン酸の混合物に少量の水を加えて反応させたとき、周囲の温度の変化とその理由について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
周囲の熱を吸収する反応であるため、温度が下がる
炭酸水素ナトリウムとクエン酸を反応させると、周囲から熱エネルギーを取り込む吸熱反応が起こります。このとき、反応に必要なエネルギーを周囲から奪うため、手のひらの上で実験を行うと冷たく感じられるほど温度が低下します。
三重県公立高校入試(2019)類似
銀の性質と外見
Q148
酸化銀を熱分解した後に残った白色の固体が、金属である銀であることを確かめるための方法と結果の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
薬さじなどでこすると、特有の金属光沢が現れる。
金属には「磨くと特有の光沢が出る(金属光沢)」「たたくと薄く広がる(展性)」「電気をよく通す」「熱を伝えやすい」という共通の性質があります。酸化銀の分解によって生じた白色の物体を薬さじなどでこすると、金属特有の銀色の光沢が現れるため、これが金属の性質を持つ銀であることを確認できます。
奈良県公立高校入試(2018)類似
酸化反応における銅の反応割合の特定
Q149
銅の粉末をステンレス皿に広げて加熱し、質量を量る操作を何度も繰り返したところ、ある一定の質量に達した後は何度加熱しても質量が増加しなくなりました。この現象の説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
皿の上にあるすべての銅が酸素と反応して酸化銅になり、反応割合が100%に達したため
金属の酸化反応において、金属と酸素は常に一定の質量比で反応します。加熱を繰り返して質量が増加しなくなるのは、用意した銅のすべてが酸素と結びついて酸化銅に変化し、未反応の銅がなくなったことを示しています。この状態を、銅の反応割合が100%になったといいます。
秋田県公立高校入試(2018)類似
状態変化と粒子の運動
Q150
物質が熱エネルギーを得て、液体から気体へと状態変化する際、物質の内部ではどのような変化が起きていますか。粒子の様子に着目して説明したものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
粒子の運動が活発になり、粒子どうしの間隔が広がる。
液体を加熱すると、粒子は熱エネルギーを受け取って振動や移動の動きを強めます。沸点に達して気体に状態変化すると、粒子は互いの引き合う力を振り切って自由に空間を飛び回るようになり、粒子の運動は極めて活発になります。その結果、粒子間の距離が大きく離れ、体積が増加することになります。
高知県公立高校入試(2020)類似
酸化銀の熱分解における質量比
Q151
黒色の酸化銀の粉末を試験管に入れ、ガスバーナーで十分に加熱したところ、気体が発生し、試験管の底には白色の物質が残りました。この実験で発生した気体と、残った物質の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生した気体は酸素であり、残った物質は銀である。
酸化銀を加熱すると、銀と酸素に分かれる化学変化が起こります。これを熱分解と呼びます。酸化銀は黒色ですが、分解されて生成された銀は白色(磨くと金属光沢を持つ)の固体として試験管に残り、酸素は気体として放出されます。
愛知県公立高校入試(2018)類似
混合物の酸化による定量的計算
Q152
マグネシウムと銅の粉末の混合物1.5gを、ステンレス皿に薄く広げて十分に加熱し、完全に酸化させた。加熱後の物質の質量を測定したところ、加熱前と比較して質量の合計が0.75g増加していた。マグネシウムと酸素が3:2、銅と酸素が4:1の質量比で結びつくものとした場合、加熱前の混合物に含まれていたマグネシウムの質量として適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.9g
マグネシウムの質量をx[g]、銅の質量をy[g]とおくと、混合物の合計質量から「x + y = 1.5」という式が成立する。また、反応した酸素の質量の合計について、マグネシウムと結びつく酸素は(2/3)x、銅と結びつく酸素は(1/4)yと表せるため、「(2/3)x + (1/4)y = 0.75」という式ができる。この連立方程式を解くと、x=0.9、y=0.6が導き出されるため、マグネシウムの質量は0.9gとなる。
神奈川県公立高校入試(2020)類似
水の電気分解における気体の体積比
Q153
うすい水酸化ナトリウム水溶液に電圧をかけて電気分解を行ったとき、電源のマイナス極(陰極)とプラス極(陽極)の付近からそれぞれ気体が発生しました。それぞれの電極から発生した気体の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
陰極:水素、陽極:酸素
水の電気分解において、電源のマイナス極につないだ陰極側からは水素が発生し、プラス極につないだ陽極側からは酸素が発生します。水酸化ナトリウムは純粋な水に電流を流しやすくするために加えられていますが、分解されるのは水そのものです。
三重県公立高校入試(2016)類似
塩化コバルト紙による水の検出
Q154
化学変化によって生じた液体が水であることを確認するために用いられる試験紙の名称と、水に触れた際の色の変化の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
塩化コバルト紙を使用し、青色から赤色に変化する
塩化コバルト紙は、水が付着すると青色から赤色(または桃色)に変化する性質を持っています。この色の変化は非常に敏感であり、微量の水の検出に適しているため、理科の実験において生成物が水であるかどうかを確認する際の標準的な方法として用いられます。リトマス紙は液体の性質(酸性・アルカリ性)を調べるものであり、水の検出そのものを目的としたものではありません。
三重県公立高校入試(2020)類似
マグネシウムと酸素の質量の比
Q155
マグネシウムを加熱して酸化マグネシウムを作る実験において、加熱回数を重ねるごとに物質の質量が増加していくが、ある一定の回数を超えると質量は変化しなくなる。この理由として適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
皿の上にあるすべてのマグネシウムが酸素と反応し、酸化マグネシウムに変化したから
マグネシウムの加熱実験では、金属のマグネシウムが空気中の酸素と結びつくことで質量が増加する。しかし、用意したマグネシウムの分量がすべて反応して酸化マグネシウムに変化すると、それ以上酸素と結びつくことができなくなる。このため、未反応のマグネシウムがなくなった時点で質量の増加は止まり、一定の値を示すようになる。
埼玉県公立高校入試(2021)類似
鉄と硫黄の化合
Q156
試験管の中に鉄粉と硫黄の混合物を入れ、その上部をガスバーナーで加熱したところ、混合物の一部が赤くなり反応が始まりました。このとき、加熱を途中で止めても試験管の底の方まで反応が続く理由として、最も適切な説明を次の中から選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応によって発生した熱が、周りの混合物を加熱して反応を順次進めるから
鉄と硫黄の化合は熱を放出する発熱反応です。最初に加熱した部分で発生した反応熱が、隣接する未反応の混合物を加熱し、さらにそこで新たな反応を誘発するという連鎖が起きるため、外部からの加熱を止めても最後まで変化が進行します。
富山県公立高校入試(2020)類似
限定された反応物による生成量の変化
Q157
一定の質量の炭素粉末と、さまざまな質量の酸化銅を混ぜ合わせて加熱し、酸化銅を還元させて銅を取り出す実験を行いました。このとき、加えた酸化銅の質量と、得られた銅の質量の関係を説明したものとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅がある一定の質量に達するまでは、銅の生成量は比例して増加するが、その後は一定になる
化学反応において、反応する物質どうしの質量の比は常に一定です。炭素の量を固定している場合、その炭素と過不足なく反応できる酸化銅の量には上限があります。炭素が残っている間は、酸化銅を加えるほど比例して銅の生成量が増加しますが、炭素がすべて反応しきった後は、それ以上酸化銅を加えても反応が起きないため、銅の生成量は一定となります。
鹿児島県公立高校入試(2025)類似
金属の酸化における質量比
Q158
スチールウールを用いた酸化の実験を行ったところ、加熱前のスチールウールの質量が3.8gであり、十分に加熱して完全に反応させた後の質量が4.6gとなりました。このとき、鉄と結びついた酸素の質量と、鉄と酸素の質量比(鉄:酸素)の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸素の質量:0.8g、質量比:19:4
化学変化の前後で物質全体の質量は変わりませんが、金属の酸化では空気中の酸素が結合するため、増えた分の質量が結びついた酸素の量に相当します。加熱後の質量4.6gから加熱前の3.8gを引くと、酸素の質量は0.8gとなります。鉄と酸素の質量比は 3.8:0.8 を最も簡単な整数比に直して 19:4 となります。
秋田県公立高校入試(2018)類似
状態変化と粒子の運動
Q159
フラスコに入れた水を加熱して沸騰させ、発生した気体をガラス管を通して羽根車に当てる実験を行いました。このとき、水が水蒸気に変化して羽根車を回すまでの過程について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
水が水蒸気に状態変化する際、熱エネルギーを得ることで粒子の運動が活発になり、羽根車を動かす大きな力を持つようになる。
物質が液体から気体に変化する現象は状態変化と呼ばれます。この過程で物質は外部から熱エネルギーを吸収し、それによって物質を構成する粒子の運動が非常に激しくなります。水が水蒸気になると体積が劇的に増加し、活発に飛び回る粒子が羽根車に衝突することで、熱エネルギーが運動エネルギーへと変換されます。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
硫化鉄
Q160
鉄粉5.6gと硫黄3.2gを混ぜ合わせて加熱したところ、過不足なく反応して黒色の硫化鉄が生成した。この化学変化において、反応する鉄の質量と硫黄の質量の比(鉄:硫黄)を最も簡単な整数の比で表したものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
7:4
鉄5.6gと硫黄3.2gが過不足なく反応しているため、その質量比は 5.6:3.2 となる。この比を整数にするために両方を10倍すると 56:32 となり、さらに両方の数値を最大公約数である8で割ると、最も簡単な整数比は 7:4 となる。
福岡県公立高校入試(2014)類似
熱分解
Q161
1種類の物質が加熱されることによって、もとの物質とは性質の異なる2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
熱分解
物質が熱のエネルギーを受けて、もとの物質とは別の物質に分かれる反応を熱分解と呼びます。これに対して、酸素と結びつく変化は酸化、物質の種類が変わらずに温度によって固体・液体・気体と姿を変える現象は状態変化と呼ばれ、区別されます。
広島県公立高校入試(2020)類似
開放系における質量の減少
Q162
うすい塩酸に石灰石を加え、二酸化炭素が発生する化学変化を、ふたのない容器を用いて行った。このとき、反応後の容器全体の質量は、反応前と比較してどのように変化するか、最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
反応前よりも減少する
石灰石とうすい塩酸の反応では、二酸化炭素という気体が発生する。ふたのない容器(開放系)で実験を行うと、発生した二酸化炭素が容器の外へ放出されるため、その気体の質量の分だけ、測定される全体の質量は反応前よりも小さくなる。なお、ふたを閉めた密閉容器で行えば、気体が外へ逃げないため、質量保存の法則により全体の質量は変化しない。
福島県公立高校入試(2024)類似
単体
Q163
物質をその成り立ちで分類するとき、銅や塩素のように、ただ1種類の元素のみから構成されている物質を何といいますか。その名称として最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
単体
物質を構成する要素が1種類のみである「純物質」のうち、さらにその構成元素が1種類だけであるものを「単体」と呼びます。これに対し、2種類以上の元素からできている純物質は「化合物」と呼ばれます。単体は化学変化によってそれ以上別の種類の物質に分けることができないという特徴があります。
鳥取県公立高校入試(2020)類似
再酸化の防止
Q164
酸化銅と炭素粉末の混合物を試験管に入れて加熱し、発生した気体をガラス管を通して石灰水に通す実験を行った。加熱を止めた直後に、ゴム管をピンチコックやクリップで止めて試験管内を密閉する操作を行う理由として、最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管内に空気が入るのを防ぎ、生じた銅が酸素と反応して再び酸化銅に戻るのを防ぐため
還元によって取り出されたばかりの銅は非常に高温であり、酸素と結びつきやすい状態にある。加熱を止めた後に空気の侵入を許すと、せっかく還元された銅が再び酸素と反応して黒色の酸化銅に戻ってしまう「再酸化」が起こる。これを防ぐために密閉が必要である。石灰水の逆流防止は、加熱を止める前にガラス管を石灰水から抜く操作によって行われる。
青森県公立高校入試(2025)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の化学反応式
Q165
炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じる「液体」と「気体」が、それぞれ何であるかを確認するための方法として最も適切な組み合わせはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
青色の塩化コバルト紙を赤色に変えること、および、石灰水を白く濁らせること
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、試験管の口付近に液体(水)がつき、気体(二酸化炭素)が発生します。水は青色の塩化コバルト紙を赤色に変える性質があり、二酸化炭素は石灰水に通すと白く濁る性質があるため、これらの方法で物質を特定できます。
秋田県公立高校入試(2025)類似
化学変化
Q166
鉄粉と活性炭を混ぜ合わせたものに、少量の食塩水を数滴垂らしてよくかき混ぜる実験を行いました。このとき観察される現象と、その理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
温度が上がった。これは鉄が空気中の酸素と結びつき、新しい物質に変化する際に熱を放出したからである。
鉄粉が空気中の酸素と反応して酸化鉄になる変化は化学変化であり、このとき熱を放出する「発熱反応」が起こります。活性炭や食塩水はこの反応を促進させる役割を果たしており、この仕組みは使い捨てカイロにも応用されています。
愛媛県公立高校入試(2024)類似
石灰石と塩酸の反応による二酸化炭素の発生
Q167
石灰石にうすい塩酸を加えたときに発生する気体として、最も適切な物質の名称を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素
石灰石の主成分である炭酸カルシウムとうすい塩酸が反応すると、化学変化によって二酸化炭素が発生します。この気体は、石灰水を白く濁らせる性質や、空気よりも密度が大きいという特徴を持っています。
島根県公立高校入試(2021)類似
発熱反応
Q168
鉄粉と硫黄の粉末をよく混ぜ合わせ、その一部を試験管に入れて上部を加熱した。混合物の一部が赤く光り始めたところで加熱をやめたが、その後も反応は全体に広がっていき、黒色の硫化鉄が生成された。加熱をやめても反応が最後まで継続した理由として、正しい説明はどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
この反応は発熱反応であり、反応によって発生した熱がまだ反応していない周囲の部分を加熱したため
鉄と硫黄の化合は、熱を放出する発熱反応である。最初に加熱して反応が始まると、そこで発生した熱が隣接する未反応の混合物を加熱し、さらにそこで新たな反応を引き起こすという連鎖が起こる。そのため、外部からの加熱を途中でやめても、すべての物質が反応し終わるまで現象が継続する。
長野県公立高校入試(2024)類似
混合気体の反応後の残存
Q169
密閉された容器の中に、水素10cm³と酸素10cm³を混合して入れた。この混合気体に点火して反応させたあと、容器内の温度を戻して生成した水を無視した場合、容器内に残っている気体の種類と体積の組み合わせとして適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸素が5cm³残る
水素と酸素は常に2:1の体積比で化合する。水素10cm³がすべて反応に消費されるとき、必要となる酸素はその半分の5cm³である。最初に用意した酸素は10cm³であるため、10 - 5 = 5cm³の酸素が反応せずに残ることになる。なお、二酸化炭素はこの反応系には含まれていないため残ることはない。
広島県公立高校入試(2026)類似
質量保存の法則
Q170
化学変化の前後で「質量保存の法則」が成立する理由を、原子の性質の観点から説明したものとして、最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
化学変化の前後で、原子の組み合わせは変わるが、原子の種類と数は変わらないため
化学変化の本質は原子の組み替えであり、原子そのものが新しく出現したり、消滅したりすることはない。反応に関わる原子の種類ごとにその個数を数えると、反応の前と後で完全に一致するため、全体の質量は変わらないという原理が働く。
兵庫県公立高校入試(2018)類似
石灰石に含まれる不純物の割合
Q171
純粋な炭酸カルシウム1.00gに十分な量のうすい塩酸を加えると、0.44gの二酸化炭素が発生することがわかっています。不純物を含んだ石灰石1.00gに、同じ濃度の塩酸を十分に加えたところ、0.33gの二酸化炭素が発生しました。この石灰石に含まれる不純物の含有率は何パーセントですか。ただし、不純物は塩酸と反応しないものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
25.0パーセント
純粋な炭酸カルシウム1.00gから0.44gの気体が発生することから、0.33gの気体を発生させるために必要な炭酸カルシウムの質量を求めます。比例関係より、1.00g : 0.44g = x g : 0.33g という式が成り立ち、x = 0.75g となります。つまり、石灰石1.00gのうち、実際に反応した炭酸カルシウムは0.75gです。残りの 1.00g – 0.75g = 0.25g が不純物の質量にあたるため、その割合は (0.25g ÷ 1.00g) × 100 = 25.0パーセントと算出されます。
新潟県公立高校入試(2022)類似
二種類の原子からなる化合物
Q172
物質の分類において、水や酸化銅は「2種類の原子からなる化合物」に分類される。これと同じ分類に当てはまる物質を次の中から選べ。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素
二酸化炭素は炭素原子と酸素原子の2種類の原子が結びついた化合物である。これに対し、硫黄や鉄は1種類の原子のみからなる単体であり、炭酸水素ナトリウムはナトリウム、水素、炭素、酸素の4種類の原子からなる化合物であるため、2種類という条件に合致しない。
岐阜県公立高校入試(2026)類似
単体
Q173
物質を大きく分類すると、2種類以上の物質が混ざり合った「混合物」と、他の物質が混じっていない「純粋な物質」に分けられます。この純粋な物質のうち、水素や酸素のように、ただ1種類の元素のみから構成されている物質を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
単体
純粋な物質は、その成り立ちによって「単体」と「化合物」の2つに分類されます。1種類の元素だけでできている物質を単体、2種類以上の元素からできている物質を化合物と呼び、これらはどちらも純粋な物質にあたります。
静岡県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解生成物
Q174
炭酸水素ナトリウムの熱分解は、1種類の物質が2種類以上の異なる物質に分かれる化学変化です。このとき、分解によって新しく生成される物質のうち、気体として発生する「二酸化炭素」と、試験管の口付近に液体として付着する「水」の化学式の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
二酸化炭素:CO2、水:H2O
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、炭酸ナトリウム、二酸化炭素、水の3つの物質に分解されます。化学式において、二酸化炭素は炭素原子1つと酸素原子2つが結びついたCO2と表され、水は水素原子2つと酸素原子1つが結びついたH2Oと表されます。選択肢にある水素(H2)や酸素(O2)、一酸化炭素(CO)はこの反応では生成されません。
広島県公立高校入試(2020)類似
化合する物質の質量の限界
Q175
1.00gの銅粉を完全に反応するまで繰り返し加熱したところ、得られた酸化銅の質量は1.25gでした。この結果から、銅と酸素が化合して酸化銅ができるときの「銅の質量」と「化合した酸素の質量」の比を求めるとどうなりますか。最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅:酸素 = 4:1
化学変化に関係する物質の質量の割合は、常に一定の比になります。1.00gの銅を加熱して1.25gの酸化銅ができたとき、増えた質量(1.25g – 1.00g = 0.25g)が、銅と結びついた酸素の質量です。したがって、銅と酸素の質量の比は 1.00:0.25 = 4:1 となります。酸化銅の質量(5)と混同しないよう注意が必要です。
埼玉県公立高校入試(2025)類似
水の電気分解の化学反応式
Q176
水に電流を流して分解したとき、発生する気体の種類と物質の変化を正しく表した化学反応式はどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2H₂O → 2H₂ + O₂
水の電気分解では、水分子が分解されて水素分子と酸素分子が生じます。化学反応式を作る際、反応の前後で原子の数が等しくなるように係数を調整する必要があります。2個の水分子(2H₂O)からは、2個の水素分子(2H₂)と1個の酸素分子(O₂)が発生するため、2H₂O → 2H₂ + O₂ という式が成り立ちます。
山梨県公立高校入試(2015)類似
混合物加熱後の生成物における質量比の算出
Q177
銅粉とマグネシウム粉末をそれぞれ個別に加熱し、完全に酸化物にする実験を行った。銅粉1.2gからは1.5gの酸化銅が得られ、マグネシウム粉末1.8gからは3.0gの酸化マグネシウムが得られた。この結果に基づき、同じ質量の銅とマグネシウムをそれぞれ完全に酸化させたとき、得られる「酸化銅」と「酸化マグネシウム」の質量比(酸化銅:酸化マグネシウム)を求めなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3:4
銅と酸化銅の質量比は 1.2:1.5 = 4:5 であり、マグネシウムと酸化マグネシウムの質量比は 1.8:3.0 = 3:5 である。例えば、同じ質量である12gずつの金属を用意した場合、得られる酸化銅は 12 × 5/4 = 15g、酸化マグネシウムは 12 × 5/3 = 20g となる。よって酸化物の質量比は 15:20 = 3:4 と算出される。混合物中の各成分がそれぞれ独立して酸素と結びつく性質を理解することが重要である。
山梨県公立高校入試(2020)類似
加熱実験終了時の逆流防止操作
Q178
水上置換法を用いた加熱実験において、ガラス管を水の中に入れた状態でガスバーナーの加熱を止めてしまった場合、加熱していた試験管が破損することがある。その理由を説明したものとして適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管内の圧力が下がることで水槽の水が逆流し、高温の試験管が急激に冷やされるため。
加熱を停止すると試験管内の気圧が外気圧よりも低くなり、水槽の水が吸い上げられる「逆流」が起こります。この冷たい水が、直前まで加熱されていた高温の試験管に触れると、急激な温度変化(熱収縮の差)に耐えきれず、ガラスが割れてしまいます。
秋田県公立高校入試(2019)類似
塩化ナトリウムの化学式
Q179
冬の日本海側で雲が発生する仕組みを再現する実験を行います。送風機で空気を送り、氷と塩化ナトリウムを混ぜたものが入った筒を通過させた後、水が入ったバットの上を通すと雲が発生します。この実験において、氷に塩化ナトリウムを混ぜて使用する目的として正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
筒の中の温度を0℃よりも大幅に下げるため
氷に塩化ナトリウムを混ぜると「寒剤」となり、凝固点降下の原理によって温度をマイナス20℃程度まで下げることが可能になります。この冷やされた筒の中を空気が通ることで空気が急激に冷却され、その後の工程で水面から蒸発した水蒸気が凝結しやすくなるため、雲の発生を再現しやすくなります。
千葉県公立高校入試(2018)類似
水の合成反応モデル
Q180
水素分子と酸素分子が反応して水分子ができる変化を、水素原子を白丸、酸素原子を黒丸とした原子のモデルで考えます。水素分子2個(白丸2個の結合が2組)と酸素分子1個(黒丸2個の結合が1組)が過不足なく反応したとき、反応後に生成されるモデルの様子として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1個の黒丸に2個の白丸が結合した水分子が2組できる
水の合成反応では、2個の水素分子(H₂)と1個の酸素分子(O₂)が反応して、2個の水分子(H₂O)が生成されます。水分子は1個の酸素原子に対して2個の水素原子が結合した構造を持つため、モデルでは「1個の黒丸に2個の白丸が結合したもの」が2組描かれることになります。これにより、反応前後で水素原子(白丸)4個、酸素原子(黒丸)2個という原子の総数が保存されます。
福岡県公立高校入試(2026)類似
気体の採集
Q181
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱し、気体を発生させる実験装置を組み立てる際、試験管の口を底よりもわずかに下げて固定する必要があります。このように設置する理由として適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱によって生じた液体が加熱部の方へ流れて、試験管が割れるのを防ぐため。
炭酸水素ナトリウムの熱分解では、気体の二酸化炭素のほかに液体である水が発生します。もし試験管の口を底より高くして固定すると、発生した水が加熱されている試験管の底の方へ流れ落ち、熱いガラスが急激に冷やされることで試験管が割れる恐れがあります。安全に実験を行うために、試験管の口はわずかに下げて固定し、液体が口の方へ溜まるようにします。
徳島県公立高校入試(2020)類似
炭酸水素ナトリウムの溶解性
Q182
炭酸水素ナトリウムを水に入れたときの性質について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
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✅ 正解
水に溶けにくい性質がある
炭酸水素ナトリウムは、炭酸ナトリウムなどの他の物質と比較して、水に対して一定量以上が溶けにくいという性質を持っています。このため、少量の水に加えた場合には飽和しやすく、固体が残ることが多くあります。
福岡県公立高校入試(2020)類似
未反応の物質の質量計算
Q183
1.2gの銅粉を加熱したところ、未反応の銅が0.4g残っていた。このとき、加熱後のステンレス皿の中にある物質(酸化銅と未反応の銅の混合物)の合計質量は何gか。ただし、銅と酸素が反応するときの質量比は、銅:酸素=4:1とする。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1.4g
まず、実際に酸素と反応した銅の質量を求めると、全体の1.2gから未反応の0.4gを引いた0.8gとなる。銅と酸素の質量比は4:1であるため、反応した銅0.8gに対して結びついた酸素の質量は0.2gである。加熱後の全体の質量は、元の銅の質量に結びついた酸素の質量を加えたものに等しいため、1.2g + 0.2g = 1.4g となる。
和歌山県公立高校入試(2026)類似
炭酸水素ナトリウムと塩酸の反応
Q184
密閉できる容器に炭酸水素ナトリウムとうすい塩酸を入れ、容器のふたを閉めた状態で混ぜ合わせて反応させました。このときの反応の前後における容器全体の質量の変化について、正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
化学変化の前後で物質全体の質量は変わらないため、全体の質量は変化しない
化学変化に関係する物質全体の質量は、反応の前後で変化しません。これを質量保存の法則といいます。密閉容器の中で反応させた場合、発生した二酸化炭素が外部に逃げ出すことができないため、電子てんびんで測定される容器全体の質量は反応の前後で一定に保たれます。
三重県公立高校入試(2023)類似
還元
Q185
酸化銅と炭素を混ぜて加熱したときに起こる化学変化において、酸化と還元の関係を正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅は酸素を失って還元され、炭素は酸素と結びついて酸化されている
炭素は銅よりも酸素と結びつきやすい性質を持っているため、酸化銅から酸素を奪い取ります。このとき、酸素を失った酸化銅は還元され、酸素を受け取った炭素は酸化されるという、対照的な反応が同時に進行します。
京都府公立高校入試(2021)類似
未反応の物質がある場合の気体発生量の計算
Q186
化学変化における物質の質量の関係について、50立方センチメートルの塩酸に石灰石を加えていく実験では、石灰石が3.0gに達するまでは二酸化炭素の発生量が増加し続けますが、それ以上石灰石を加えても気体の発生量は一定となります。このように、反応する物質の一方が足りなくなることで反応が止まる現象を考える際、物質が一定の質量の割合で反応することを何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
物質が化学反応する際、反応に関係する物質の質量の割合は常に一定であるという原理を「定比例の法則」と呼びます。今回の実験では、塩酸の量に対して反応できる石灰石の質量に一定の比(反応比)があるため、上限を超える石灰石を加えても未反応のまま残ることになります。これにより、過不足のある計算において、どの物質がどれだけ反応するかを予測することが可能になります。
京都府公立高校入試(2018)類似
硫黄
Q187
元素記号Sで表される非金属の物質で、常温では黄色の固体として存在し、酸素と結びつく際などに熱を放出する性質を持つ物質を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
硫黄
硫黄は元素記号Sで表される非金属の単体であり、常温では黄色い固体の状態で存在します。鉄との化合や酸素との酸化反応において、周囲に熱を放出する発熱反応を示すことが大きな特徴です。
山梨県公立高校入試(2021)類似
炭素の酸化と二酸化炭素の発生確認
Q188
酸素を満たした密閉容器の中で炭素を加熱した際に起こる化学変化の名称と、その結果発生した気体を石灰水に通した時の反応の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
化学変化は酸化であり、石灰水が白く濁る。
物質が酸素と結びつく化学変化を酸化と呼びます。炭素が酸化されると二酸化炭素が発生し、この気体は石灰水を白く濁らせる性質を持っています。鉄などの金属が酸化される場合とは異なり、炭素の酸化では気体が発生することが特徴です。
兵庫県公立高校入試(2014)類似
マグネシウムの燃焼の化学反応式
Q189
マグネシウムの粉末を加熱したときの質量の変化を調べたところ、マグネシウムの質量が0.60gのとき、完全に反応したあとの酸化マグネシウムの質量は1.00gでした。このとき、マグネシウムの質量と、結びついた酸素の質量の比(マグネシウム:酸素)を最も簡単な整数の比で求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3:2
反応後の酸化マグネシウムの質量から、反応前のマグネシウムの質量を引くことで、結びついた酸素の質量を求めることができます。1.00g(酸化マグネシウム) – 0.60g(マグネシウム) = 0.40g(酸素)となるため、質量の比は0.60:0.40を整理して3:2となります。これは定比例の法則に基づき、常に一定の割合で反応が進むことを示しています。
岐阜県公立高校入試(2020)類似
アンモニアの発生方法
Q190
化学の実験において、試験管内で2種類の物質を混合し、特有の刺激臭を持つアンモニアを発生させたい。このときに用いる薬品の組み合わせとして最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
塩化アンモニウムと水酸化バリウム
アンモニアは、塩化アンモニウムに水酸化バリウムや水酸化カルシウムといったアルカリ性の物質を混合し、反応させることで得られます。選択肢に含まれる二酸化マンガンは酸素を発生させる際の触媒として、また塩酸は水素や二酸化炭素を発生させる際によく用いられる薬品であり、アンモニアの発生には関与しません。
愛媛県公立高校入試(2021)類似
塩化ナトリウムの化学式
Q191
うすい塩酸にうすい水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加えていったところ、水溶液がちょうど中性になりました。この水溶液を蒸発皿で加熱して得られた白い物質の性質について、述べたものとして最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
水によく溶け、その水溶液は電流を流す性質(電解質)を持つ。
中和によって生じた塩化ナトリウムは、水に溶けるとナトリウムイオンと塩化物イオンに電離する性質を持つため、その水溶液は電流を流す。この反応で得られる塩化ナトリウム(食塩)は中性の物質であり、リトマス紙の色を変えることはない。また、金属と非金属からなる無機物であり、加熱によって燃えて二酸化炭素を出す性質も持たない。
沖縄県公立高校入試(2024)類似
還元後の酸化防止操作
Q192
酸化銅と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱し、銅を取り出す実験を行いました。加熱を止めた後、石灰水からガラス管を抜き、ゴム管をピンチコックで固く閉じて試験管を密閉しました。この操作を行う目的として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
生成された銅が空気中の酸素と結びつき、再び酸化されるのを防ぐため
加熱直後の試験管内にある銅は非常に高温であり、酸素と極めて反応しやすい状態にあります。ピンチコックで密閉せずに放置すると、外部の空気が試験管内に入り込み、せっかく還元された銅が酸素と再反応して再び酸化銅(黒色)に戻ってしまいます。これを防ぐために、空気との接触を遮断する必要があります。
広島県公立高校入試(2026)類似
吸熱反応
Q193
化学変化が起こるときに、周囲から熱を吸収するため、反応する物質やその周囲の温度が下がる反応を何というか、名称を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
吸熱反応
化学変化にともなって外部からエネルギーを熱として取り込む反応を吸熱反応と呼ぶ。この反応では周囲から熱を奪うため、反応が進むにつれて反応系の温度が低下するという特徴がある。
三重県公立高校入試(2023)類似
炭素の酸素に対する反応性
Q194
試験管の中に黒色の酸化銅と炭素の粉末を入れて加熱したところ、気体が発生し、試験管の底には赤褐色の物質が残りました。この実験における物質の変化と「反応性」の関係を正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
炭素は銅よりも酸素に対する反応性が高いため、酸化銅を還元し、自身は酸化された。
炭素は銅よりも酸素と結びつきやすい性質、つまり酸素に対する反応性が高いという特徴があります。加熱によってこの反応が促進されると、炭素は酸化銅から酸素を奪って二酸化炭素(酸化)になり、酸素を失った酸化銅は銅(還元)へと変化します。
静岡県公立高校入試(2017)類似
定比例の法則と反応の限界
Q195
化学変化において、反応する物質どうしの質量の割合は常に一定であるという法則を何といいますか。また、一定量の水酸化バリウム水溶液にうすい硫酸を少しずつ加えて沈殿を生成させる実験において、硫酸をある一定量以上加えたときに沈殿の質量が増加しなくなる現象を正しく説明したものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則といい、水酸化バリウムがすべて反応し終えたため、それ以上硫酸を加えても反応が起こらなくなったから。
化学反応に関係する物質の質量の間には、常に一定の割合が成り立つという「定比例の法則」があります。この実験では、ビーカー内の水酸化バリウムの量が決まっているため、加えた硫酸がその水酸化バリウムと過不足なく反応しきると、それ以上硫酸を増やしても反応相手がいない状態になります。その結果、生成される硫酸バリウムの沈殿の質量は増加しなくなり、最大値で一定となります。
滋賀県公立高校入試(2016)類似
質量保存の法則
Q196
化学変化の前後において、物質全体の質量の総和が変化しない理由として、最も適切な記述を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
化学変化によって原子が新しくできたり、なくなったりすることはないから
質量保存の法則が成り立つ根本的な理由は、化学変化が「原子の組み合わせが変わる現象」であり、反応の前後で原子が新しく作られたり、消滅したり、他の種類の原子に変わったりすることがないためです。原子の種類と数が不変である以上、その総質量も不変となります。
大分県公立高校入試(2016)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q197
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱したとき、1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる化学変化が起こります。このとき生成される「固体」「液体」「気体」の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
固体:炭酸ナトリウム、液体:水、気体:二酸化炭素
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、熱分解という化学変化が起こり、固体の炭酸ナトリウム、液体の水、気体の二酸化炭素の3つの物質に分解されます。これは中学校理科における化学変化の基本的な反応の一つです。
福岡県公立高校入試(2018)類似
分解
Q198
黒色の酸化銀の粉末を試験管に入れて加熱したとき、試験管に残った白い物質と、発生した気体の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 33%(3回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
銀と酸素
酸化銀を加熱すると、もとの物質とは性質の異なる「銀」と「酸素」に分かれます。試験管に残った白い物質は、たたくと広がり、磨くと光るという金属特有の性質を持つ銀です。一方、発生した気体の中に火のついた線香を入れると激しく燃えることから、酸素であることが確認できます。
岡山県公立高校入試(2026)類似
純粋な物質・混合物・単体・化合物
Q199
物質の分類について説明した次の文章の空欄にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものはどれですか。「物質は大きく2つに分けられ、1種類の物質からなるものを( X )、2種類以上の物質が混じり合ったものを混合物という。さらに( X )のうち、1種類の元素からできているものを単体といい、2種類以上の元素からできているものを( Y )という。」
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
X:純粋な物質、Y:化合物
身の回りの物質は、まず「純粋な物質」か「混合物」かに分類されます。純粋な物質は、1種類の物質だけで構成されており、一定の融点や沸点を持ちます。この純粋な物質はさらに、構成する元素の種類に注目して、1種類のみであれば「単体」、2種類以上であれば「化合物」と分類されます。混合物は複数の純粋な物質が混ざり合ったもので、空気や食塩水などがこれにあたります。
長崎県公立高校入試(2021)類似
鉄と塩酸の反応による水素の発生
Q200
鉄粉と硫黄の混合物にうすい塩酸を数滴加えたところ、激しく気体が発生した。このとき発生した気体の性質について正しく説明したものを選びなさい。ただし、混合物は加熱処理を行っていないものとする。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
無色で、においがない。
加熱前の混合物に含まれる鉄と塩酸が反応して発生する気体は水素である。水素は無色・無臭の性質を持つため、においは観察されない。腐卵臭(腐った卵のようなにおい)がするのは、加熱後の硫化鉄と塩酸が反応して硫化水素が発生した場合である。
島根県公立高校入試(2021)類似
硫化鉄
Q201
鉄粉と硫黄の粉末を乳鉢でよく混ぜ合わせた後、その混合物の一部をアルミニウムはくの筒に入れて加熱しました。このとき、激しい熱と光を出して反応が進み、黒色の物質が生成されました。この物質の名称として正しいものを答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
硫化鉄
鉄と硫黄が結びつく化学変化を硫化といい、生成された物質は硫化鉄と呼ばれます。これはもとの鉄や硫黄とは全く異なる性質を持つ化合物です。鉄粉と酸素が結びついた場合は酸化鉄となるため、混同しないよう注意が必要です。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
金属混合物の酸化と質量の保存
Q202
同じ質量の銅粉とマグネシウム粉を均一に混ぜ合わせ、ステンレス皿に広げて十分に加熱し、完全に酸化させたところ、反応後の全質量が1.40gになりました。加熱前に準備した銅粉の質量は何gですか。ただし、銅と酸素が反応する質量比を4:1、マグネシウムと酸素が反応する質量比を3:2とします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.48g
加熱前の銅粉とマグネシウム粉の質量は等しいため、それぞれを x [g] と置きます。銅と酸化銅の質量比は 4:(4+1)=4:5 なので、生成される酸化銅は 1.25x [g] です。同様に、マグネシウムと酸化マグネシウムの質量比は 3:(3+2)=3:5 なので、生成される酸化マグネシウムは 約1.67x (5/3x) [g] です。反応後の全質量は 1.25x + 5/3x = 1.40 と表せます。この式の分母を払うために全体を12倍すると、15x + 20x = 16.8 となり、35x = 16.8 より x = 0.48 と求められます。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の化学反応式
Q203
炭酸水素ナトリウムの熱分解の化学反応式において、炭酸水素ナトリウムの分子を2つ(2NaHCO3)として書き始める理由を、原子の保存の観点から説明したものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生成物である炭酸ナトリウム1分子の中に、ナトリウム原子が2つ含まれているから。
化学反応においては、反応前後で原子の種類と数は変化しません。この反応で生成される炭酸ナトリウムの化学式はNa2CO3であり、1分子の中にナトリウム原子(Na)が2つ含まれています。反応前の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)にはナトリウム原子が1つしか含まれていないため、ナトリウム原子の数を合わせるためには、少なくとも2分子の炭酸水素ナトリウムが反応に関与する必要があります。
福岡県公立高校入試(2026)類似
分解
Q204
試験管に入れた黒色の酸化銀の粉末をガスバーナーで加熱する実験を行いました。このとき観察される現象とその結果生じた物質の性質について述べたものとして、適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管の中に白っぽい物質が残り、火のついた線香を近づけると線香が激しく燃える気体が発生する
酸化銀の熱分解では、銀と酸素が生成されます。もともと黒色だった酸化銀は、反応が進むと金属である銀に変わるため、白っぽい(銀色の)見た目になります。同時に発生する気体は酸素であるため、助燃性を確認する試験(火のついた線香を近づけると激しく燃える)によってその性質を確認することができます。
長野県公立高校入試(2016)類似
定比例の法則
Q205
特定の溶液を用いて沈殿を生成させる実験において、溶液の体積と生成される沈殿の質量の比が常に10:1になることが分かっています。この溶液の体積を12.0cm³から15.0cm³に増やして実験を行った場合、得られる沈殿の質量は何g増加しますか。数値として適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.3g
定比例の法則により、溶液の体積と沈殿の質量の比が10:1で一定です。溶液が12.0cm³のとき、沈殿は1.2g生成されます。溶液を15.0cm³に増やした場合、生成される沈殿は1.5gとなります。問題では「何g増加するか」を問うているため、1.5g – 1.2g = 0.3gの増加となります。計算過程において、比の性質を利用してそれぞれの質量を正確に導き出すことが求められます。
富山県公立高校入試(2024)類似
反応物と生成物の質量関係グラフ
Q206
一定量のうすい塩酸に炭酸水素ナトリウムを加えて二酸化炭素を発生させる実験において、炭酸水素ナトリウムを一定量以上加えたときに、二酸化炭素の発生量がそれ以上増えなくなる理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応相手であるうすい塩酸がすべて使われ、未反応の炭酸水素ナトリウムが残る状態になるから。
化学反応は、反応物同士が特定の質量比で結びつきます。本実験では、塩酸の量が一定であるため、加える炭酸水素ナトリウムを増やしていくと、いずれ塩酸がすべて反応に使われてなくなります。これを反応の限界点と呼びます。塩酸がなくなった後は、どんなに炭酸水素ナトリウムを追加しても反応が進行しないため、二酸化炭素の質量は増加せず水平なグラフを描くことになります。このとき、追加された炭酸水素ナトリウムは反応せずにそのまま残っています。
埼玉県公立高校入試(2015)類似
銅の酸化における質量変化の限界
Q207
ステンレス皿に広げた一定量の銅粉をガスバーナーで加熱し、冷えてから質量をはかる操作を数回繰り返したところ、加熱後の物質の質量がある値から増加しなくなりました。このように質量が一定になった理由として最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
すべての銅粉が酸素と結びついて酸化銅に変化し、完全燃焼の状態になったため
銅粉を加熱すると、空気中の酸素と結びつくことで全体の質量が増加します。しかし、用意した銅粉のすべてが酸素と反応して酸化銅に変化(完全燃焼に相当する酸化反応)した後は、それ以上酸素と結びつくことができなくなります。そのため、さらに加熱を続けても、それ以上質量が増加することはありません。
茨城県公立高校入試(2017)類似
マグネシウムの燃焼の化学反応式
Q208
ガスバーナーを用いてマグネシウムリボンを加熱し、燃焼させたときの様子と、燃焼後に蒸発皿に残った物質(酸化マグネシウム)の特徴の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
激しい光を放って燃焼し、白色の粉末が残った。
マグネシウムの燃焼は非常に激しい酸化反応であり、強い光と熱を放出するのが特徴です。この反応によって、もとの金属光沢をもったマグネシウムとは全く性質の異なる、白色の酸化マグネシウムという物質が生成されます。実験ではこの白い灰のような粉末を蒸発皿で受け止めて観察します。
高知県公立高校入試(2022)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q209
炭酸水素ナトリウムの粉末を試験管に入れ、ガスバーナーで加熱して分解させる実験を行いました。このとき発生した気体を石灰水に通すと白く濁る反応が見られました。この実験で発生した気体は何ですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素
炭酸水素ナトリウムを加熱すると熱分解が起こり、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の3種類の物質に分かれます。石灰水を白く濁らせる性質を持つのは二酸化炭素であるため、発生した気体はこの物質であると判断できます。
鹿児島県公立高校入試(2024)類似
化合物
Q210
水や炭酸水素ナトリウムのように、2種類以上の元素が化学的に結びついてできている純粋な物質を何と呼ぶか。最も適切な名称を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
化合物
2種類以上の元素が結びついてできた物質は化合物と呼ばれる。これに対し、鉄や水素のように1種類の元素だけでできている純粋な物質は単体と呼ばれ、両者は区別される。
山口県公立高校入試(2026)類似
酸化物からの金属の抽出
Q211
酸化鉄と炭素を混ぜて加熱し、鉄を取り出す実験において、観察される現象と化学変化の説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化鉄は酸素を失って還元され、炭素は酸素と結びついて酸化される。
酸化鉄から鉄が得られる際、酸化鉄は酸素を奪われているため還元されています。これに対して、混ぜ合わせた炭素は酸化鉄から奪った酸素と結びつくため、酸化されて二酸化炭素になります。このように、一方が還元されるときには、もう一方が必ず酸化されています。
福井県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の水素による還元の化学反応式
Q212
加熱した黒色の酸化銅に水素を反応させると、赤褐色の物質と無色の液体が得られます。この化学変化を正しく表した化学反応式を選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
CuO + H₂ → Cu + H₂O
酸化銅(CuO)と水素(H₂)が反応すると、単体の銅(Cu)と水(H₂O)が生成されます。反応式の左辺と右辺で各原子の数が等しくなるように係数を確認すると、すべて1で成立します。水素原子はHではなく分子であるH₂として存在し、生成される水はH₂O₂(過酸化水素)ではなくH₂Oである点に注意が必要です。
長崎県公立高校入試(2022)類似
二酸化炭素の発生方法
Q213
二酸化炭素を発生させるための実験方法として適切なものは、次のうちどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化銅と炭素粉末の混合物を試験管に入れ、加熱する
酸化銅と炭素の混合物を加熱すると、炭素が酸化銅から酸素を奪う還元反応が起こり、二酸化炭素が発生して銅が残ります。二酸化マンガンとオキシドールの組み合わせでは酸素が発生し、亜鉛と塩酸の組み合わせでは水素が発生するため、これらは二酸化炭素の発生方法としては不適切です。
北海道公立高校入試(2017)類似
還元
Q214
酸化銅と炭素を混合して加熱すると、銅と二酸化炭素が発生します。この反応において「酸化銅が還元された」と判断できる根拠はどのような点にありますか。化学的な原理に基づいて選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化物である酸化銅から酸素が取り除かれ、もとの金属に戻ったから
還元は「酸化物から酸素が奪われる化学変化」と定義されています。酸化銅(酸化物)が炭素の働きによって酸素を失い、単体の銅になるプロセスは、この定義に合致するため還元と判断されます。質量が減少するのは酸素が気体の二酸化炭素として出ていくためですが、還元の直接的な根拠は酸素が奪われる点にあります。
新潟県公立高校入試(2022)類似
二種類の原子からなる化合物
Q215
物質が化学変化を起こして化合物が生成されるとき、その性質にはどのような特徴があるか。水(水素と酸素の化合物)や酸化銅(銅と酸素の化合物)を例に考えた説明として、最も適切なものを選べ。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
結びつく前にあるもとの物質とは、全く異なる性質を持つ
化合物は2種類以上の原子が化学結合によって結びついた純粋な物質であり、もとの単体が持っていた性質とは全く異なる新しい性質を持つ。例えば、常温で気体の水素と酸素が結びついてできた水は、常温で液体であり、もとの気体が持つ「燃える」や「燃えるのを助ける」といった性質も失われている。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
原子と分子の構成
Q216
物質を構成する基本的な粒子である「原子」がいくつか結びつくことでつくられる、その物質の性質を示す最小の単位を何というか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
分子
物質を構成する最も小さな粒子は原子であるが、原子が単独で存在するのではなく、いくつか結びついて物質としての性質を持つ最小のまとまりになったものを分子と呼ぶ。酸素や水などの多くの物質は、この分子の状態で存在している。
千葉県公立高校入試(2022)類似
分子から構成される物質
Q217
窒素や二酸化炭素といった物質の説明として、「分子から構成される物質である」という表現が用いられます。この「分子」についての説明として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
いくつかの原子が結びついて一つのまとまりとなり、その物質の性質を示す最小の単位となった粒子
窒素や二酸化炭素、アンモニアなどの物質は、決まった数の原子が結びついて「分子」という独立した粒子を構成しています。この分子がその物質の性質を持つ最小の単位となります。一方で、金属や塩化ナトリウムなどは、特定の数で区切られたまとまり(分子)を作らず、多数の原子やイオンが連続的に結びついた構造を持っています。
栃木県公立高校入試(2024)類似
質量保存と物質の生成比率
Q218
炭酸水素ナトリウムを加熱した際の質量の変化について述べたものとして、生成される物質の比率の関係から考えて正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応させる炭酸水素ナトリウムの質量を2倍にすると、生成される炭酸ナトリウムの質量も2倍になる。
化学反応において、反応に関与する物質の質量の割合は常に一定です。炭酸水素ナトリウムの熱分解では、反応前の質量、生成された固体の質量、減少した質量の三者は互いに比例の関係にあります。したがって、原料となる炭酸水素ナトリウムの質量を2倍にすれば、そこから生成される炭酸ナトリウムの質量も2倍になります。
福岡県公立高校入試(2026)類似
気体の採集
Q219
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱し、発生した気体を水上置換法によって採集する実験を行います。このとき、加熱を開始して最初に出てきた気体は採集せずに捨て、しばらく経ってから気体を試験管に集めるのが適切です。その理由として最も正しい説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
試験管やガラス管の中に最初からあった空気が混ざっており、発生した気体本来の性質を調べることができないから。
実験装置を組み立てた段階では、試験管やガラス管の内部には空気が満たされています。加熱を開始すると、発生した気体に押し出される形でこれらの空気が最初に出てくるため、最初に採集した気体には多くの空気が混ざっています。目的の気体が持つ本来の性質を純粋に調べるためには、装置内の空気が完全に入れ替わったことを確認してから採集を行う必要があります。
沖縄県公立高校入試(2024)類似
質量保存の法則による気体質量の算出
Q220
酸化銅4.0gと炭素0.3gを混ぜ合わせて加熱したところ、化学変化が起こり、赤色の物質である銅3.2gと、気体である二酸化炭素が発生した。このとき、発生した二酸化炭素の質量は何gか求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
1.1g
化学変化の前後では、物質の総質量は変化しないという「質量保存の法則」が成り立ちます。反応前の物質(酸化銅と炭素)の合計質量は 4.0g + 0.3g = 4.3g です。反応後には銅3.2gが残っているため、発生して空気中に逃げていった二酸化炭素の質量は、全体の 4.3g から残った銅の 3.2g を引いた 1.1g となります。
京都府公立高校入試(2020)類似
分子をつくる物質
Q221
ステンレス皿にのせたマグネシウムの粉末をガスバーナーで加熱すると、空気中の酸素と反応して酸化マグネシウムが生成されます。この実験に関連する物質や身のまわりの物質のうち、「分子をつくる物質」の特徴を正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
窒素やアンモニアは、非金属元素の原子がいくつか結びついた分子として存在する。
分子は、非金属元素の原子がいくつか結びつくことで形成される物質の単位です。窒素やアンモニアはこれに該当します。マグネシウムや銅などの金属元素、および金属元素と非金属元素が結びついた酸化マグネシウムや塩化ナトリウムは、多数の原子やイオンが規則正しく連続して並んだ構造をとっており、特定の数でひとまとまりになった「分子」は存在しません。
北海道公立高校入試(2014)類似
化学反応式の係数
Q222
化学反応において、反応物と生成物の間で原子の種類や数が変わらないように、それぞれの化学式の前に数値を書き加えることがあります。この、化学反応式を完成させるために用いられる数値を何と呼びますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
係数
物質が化学変化を起こす際、原子の組み合わせは変わりますが、原子そのものが新しく生まれたり、消滅したりすることはありません。この法則に従って、化学反応式の各項のバランスを整えるために置かれる数値を係数と呼びます。係数が「1」の場合は、数学の文字式と同様に省略するのがルールです。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
水素と硫化水素の性質の比較
Q223
「鉄と硫黄の混合物」が入った試験管Aと、「鉄と硫黄を加熱して反応させた物質」が入った試験管Bがあります。それぞれにうすい塩酸を加えたとき、発生する気体の違いを正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管Aからは可燃性の水素が発生し、試験管Bからは特有のにおいを持つ有毒な硫化水素が発生する。
単体の鉄に酸を加えると水素が発生しますが、鉄と硫黄の化合物である硫化鉄に酸を加えると硫化水素が発生します。この実験は、化学変化によって物質の性質が全く別のものに変化することを確かめる代表的なものです。試験管Aでは鉄の性質が残っているため水素が、試験管Bでは新しい物質である硫化鉄の性質により硫化水素が発生するという原理に基づいています。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
銅の酸化における質量の比
Q224
銅と酸素が反応して酸化銅ができるとき、銅と酸素の質量比は4:1になります。完全に反応させたあとに得られた酸化銅の質量が3.5gであったとき、もともと用意していた銅の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2.8g
銅と酸素の質量比が4:1であるとき、生成される酸化銅の質量の割合は 4+1=5 となります。つまり、銅:酸化銅の質量比は 4:5 です。酸化銅が3.5g得られた場合、銅の質量をxとおくと、「4:5 = x:3.5」という比例式が成り立ちます。これを解くと、5x = 14 となり、x = 2.8g と求められます。
東京都公立高校入試(2022)類似
金属の燃焼による質量変化
Q225
密閉した集気びんの中で「木片」を燃やした場合と「スチールウール」を燃やした場合を比較する。燃焼後、ふたを開けてから全体の質量を測定すると、木片は減少したが、スチールウールは増加した。スチールウールの質量が増加した理由として、正しい説明はどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
燃焼によってびんの中の酸素が消費されて気圧が下がり、ふたを開けたときに外から空気が入り込んだため。
木片を燃焼させると、炭素が酸素と結びついて二酸化炭素(気体)が発生します。ふたを開けるとこの気体が外へ逃げるため、質量は減少します。一方、スチールウールは酸素と結びついて酸化鉄(固体)になります。このとき、もともとびんの中にあった酸素が固体に取り込まれるため、びん内の気圧が下がります。ふたを開けると、消費された酸素の分だけ外から空気が流れ込むため、結果として全体の質量が増加します。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
マグネシウムの燃焼の化学反応式
Q226
マグネシウムを空気中で加熱すると、強い光を放って燃焼し、白い粉末が生成されます。この化学変化を正しく表した化学反応式を選んでください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2Mg + O₂ → 2MgO
マグネシウム(Mg)が酸素(O₂)と結びついて酸化マグネシウム(MgO)ができる反応では、反応の前後で各原子の数をそろえる必要があります。酸素は分子(O₂)として存在するため、1分子の酸素に対して2個のマグネシウム原子が反応し、2個の酸化マグネシウムが生成されます。
岐阜県公立高校入試(2022)類似
気体の放出による質量の減少
Q227
炭酸水素ナトリウムと塩酸を反応させる実験において、ふたのないビーカーを用いて反応を行った場合、全体の質量が減少したように見える理由として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
反応によって発生した気体が、ビーカーの外へ拡散して逃げたから
炭酸水素ナトリウムと塩酸が反応すると二酸化炭素が発生します。容器が密閉されていない場合、発生した気体は周囲の空気中へ放出されます。質量保存の法則により、反応に関わったすべての物質の質量の合計は変わりませんが、測定対象であるビーカー内から気体が外へ出ていくため、測定される質量は減少します。
佐賀県公立高校入試(2022)類似
質量保存の法則
Q228
化学変化の前後において、反応に関係する物質全体の質量が変化せず、常に一定に保たれるという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
質量保存の法則
化学変化が起こると物質の組み合わせは変化しますが、反応に関わる原子の種類とその数は変化しません。原子1個あたりの質量は決まっているため、全体の原子の数が変わらなければ、反応の前後で物質全体の総質量は変わらず一定になります。これを質量保存の法則と呼び、フランスのラボアジェによって発見されました。
岐阜県公立高校入試(2022)類似
質量保存の法則
Q229
ふたを閉めずに開放した状態のビーカーで、炭酸水素ナトリウムにうすい塩酸を加える実験を行いました。このとき、反応後のビーカー全体の質量を測定すると、反応前よりも減少していました。この理由として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応によって発生した二酸化炭素が、空気中へ逃げていったから。
容器が密閉されていない場合、化学変化によって発生した気体が外部へ放出されます。質量保存の法則自体は成立していますが、測定対象であるビーカー内から気体の質量分が失われるため、見かけ上の質量は減少します。逃げた気体の質量を加えれば、反応前後の質量は一定です。
大分県公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウムと塩酸の化学反応式
Q230
ビーカーに入れた10ミリリットルのうすい塩酸に、薬包紙にのせた0.21グラムの炭酸水素ナトリウムを加えたとき、ビーカー内で観察される現象について説明したものとして、最も適切なものを選択してください。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
気体が発生して泡立ち、炭酸水素ナトリウムは溶けて見えなくなる
炭酸水素ナトリウムとうすい塩酸の反応では、二酸化炭素が気体として発生するため、溶液から泡が出る様子が観察されます。また、生成される塩化ナトリウムは水に溶けやすく、反応によって炭酸水素ナトリウムの固体は消費されるため、最終的に固体は見えなくなります。この反応で刺激臭のある気体(アンモニアなど)や水素が発生することはありません。
福島県公立高校入試(2018)類似
コークスによる酸化鉄の還元
Q231
酸化鉄とコークスの混合物を加熱して鉄を取り出す反応において、コークス(炭素)に起こる変化と、その結果として発生する物質の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
コークスが酸化され、二酸化炭素が発生する
酸化鉄の還元反応において、コークス(炭素)は酸化鉄から酸素を奪う役割を果たします。酸素と結びついたコークス自身は「酸化」され、二酸化炭素へと変化します。一方で、酸素を失った酸化鉄は「還元」されて鉄になります。このように、還元と酸化は常に同時に起こります。
岡山県公立高校入試(2019)類似
酸素との結びつきやすさの序列
Q232
二酸化炭素を満たした集気瓶の中に、火のついたマグネシウムを入れたときに起こる現象と、その理由について述べた説明として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
マグネシウムが激しく燃焼して白い粉末ができ、集気瓶の内側に黒い物質が付着する。これは、マグネシウムが炭素よりも酸素と結びつく力が強いためである。
物質によって酸素と結びつこうとする反応性の強さは異なります。マグネシウムは炭素よりも非常に酸素と結びつきやすい性質を持っているため、二酸化炭素から酸素を奪って自身は酸化マグネシウム(白い粉末)になり、酸素を奪われた二酸化炭素は炭素(黒い物質)となって現れます。
徳島県公立高校入試(2023)類似
分解
Q233
酸化銀を試験管に入れてガスバーナーで加熱し、発生した気体をゴム管を通じて水槽の中にある別の試験管へ集める実験を行った。このとき用いられた気体の収集方法の名称と、集まった気体に火のついた線香を近づけた際の結果の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
水上置換法 ― 線香が炎を上げて激しく燃える
酸化銀を加熱すると、銀と酸素に分解される。発生した酸素は水に溶けにくいため、水槽の中で気体を集める水上置換法を用いるのが適切である。また、酸素には物を燃やすのを助ける働き(助燃性)があるため、火のついた線香を入れると炎を上げて激しく燃えるという特徴がある。
岡山県公立高校入試(2015)類似
酸化銅と炭素の還元反応
Q234
酸化銅と炭素を加熱したときに起こる化学変化では、酸化銅は酸素を失って銅になり、炭素は酸素と結びついて二酸化炭素になります。このように、酸化物が酸素を奪われる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
酸化銅から酸素が取り除かれて銅に戻る反応は還元の定義そのものです。この実験では、炭素が酸化銅を還元すると同時に、炭素自身は酸素と結びつく「酸化」が同時に起こっています。高校入試では、酸化と還元が対になって起こる点も重要視されます。
福岡県公立高校入試(2018)類似
酸化銀の熱分解の反応式
Q235
酸化銀を試験管に入れて加熱すると、化学変化が起こり、銀と酸素に分解されます。この化学変化を化学反応式で正しく表したものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
2Ag2O → 4Ag + O2
酸化銀の化学式はAg2Oであり、加熱によって銀(Ag)と酸素(O2)に分解されます。化学反応式の前後で原子の種類と数を一致させる必要があるため、左辺の酸化銀の係数を2とすると、銀原子が4個、酸素原子が2個(酸素分子1個分)となり、原子の数が正しく整います。AgOという化学式や、酸素をOと表記することは誤りです。
兵庫県公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウム水溶液の液性
Q236
炭酸水素ナトリウム水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えたところ、溶液の色がうすい赤色に変化しました。この実験結果から導き出される結論として正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸水素ナトリウムが水に溶けてアルカリ性を示したため、指示薬が反応した。
フェノールフタレイン溶液が赤色に変化する現象は、その溶液がアルカリ性であることを証明しています。炭酸水素ナトリウム水溶液は水に溶けた際に水酸化物イオン(OH⁻)をわずかに生じるため、指示薬を赤色に変える性質を持ちます。酸性や中性ではフェノールフタレイン溶液は無色のままであるため、これらと区別することが可能です。
埼玉県公立高校入試(2023)類似
酸化銅と炭素の化学反応式
Q237
酸化銅と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱し、銅と二酸化炭素を取り出す反応を化学反応式で表すとき、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
2CuO + C → 2Cu + CO2
酸化銅(CuO)から酸素を取り除いて銅(Cu)にする還元反応では、炭素(C)と酸素が結びついて二酸化炭素(CO2)が生成されます。二酸化炭素1分子には2個の酸素原子が含まれるため、これに応じた酸素を供給するには2個の酸化銅が必要です。反応前後の原子の数を合わせると、酸化銅の係数は2、炭素は1、銅は2、二酸化炭素は1となります。
鹿児島県公立高校入試(2017)類似
化学変化による膨張(カルメ焼き)
Q238
カルメ焼きは、砂糖を溶かした液に「重曹」を加えて作られます。この重曹の正式な化学名称と、加熱によって物質が分解される反応の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸水素ナトリウム・熱分解
カルメ焼きに使用される重曹の化学名は炭酸水素ナトリウムです。炭酸水素ナトリウムは加熱することで、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の3つの物質に分かれます。このように、加熱によって1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を熱分解と呼びます。
山形県公立高校入試(2016)類似
定比例の法則
Q239
ステンレス皿に一定量のマグネシウム粉末を広げて加熱し、冷えてから質量を測る操作を繰り返しました。数回繰り返すと、初めは増加していた質量が変化せず一定の数値になりました。この理由として適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
皿の中のマグネシウムがすべて酸素と結びつき、反応が終了したため
マグネシウムを加熱すると、空気中の酸素と結びついて酸化マグネシウムへと変化します。定比例の法則に基づき、一定量のマグネシウムと結びつく酸素の質量には上限があるため、用意したマグネシウムがすべて反応しきると、それ以上加熱を続けても質量は増加しなくなります。このとき、質量が一定になったグラフの線は水平になります。
山口県公立高校入試(2025)類似
硫化鉄と塩酸の反応
Q240
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせただけの物質が入った試験管Aと、その混合物を加熱して完全に反応させて得られた硫化鉄が入った試験管Bがあります。それぞれの試験管にうすい塩酸を加えたとき、発生する気体の説明として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
試験管Aからは、鉄が反応するため水素が発生し、試験管Bからは硫化鉄が反応するため硫化水素が発生する。
加熱前の試験管Aは、鉄粉と硫黄粉末が単に混ざっているだけの状態(混合物)であるため、鉄とうすい塩酸が反応して水素が発生します。一方、加熱後の試験管Bは、鉄と硫黄が化学結合した「硫化鉄」という別の物質(化合物)に変化しています。硫化鉄とうすい塩酸が反応すると、水素ではなく硫化水素が発生します。このように、物質が化合して別の性質を持つ物質に変わると、酸と反応した際に発生する気体も変化します。
大阪府公立高校入試(2021)類似
酸化鉄と炭素の反応式
Q241
酸化鉄と炭素の混合物を加熱して鉄を取り出す実験を行う際、加熱を止める前に必ず行わなければならない操作とその理由の組み合わせとして適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ガラス管を石灰水の入った容器から抜く。これは、逆流によって試験管が割れるのを防ぐためである。
加熱を止めて試験管内の温度が下がると、内部の圧力が低下します。このときガラス管が石灰水の中に入ったままだと、石灰水が試験管内に逆流し、熱い試験管が急激に冷やされて割れる危険があります。そのため、火を消す前に必ずガラス管を液体から出しておく必要があります。
青森県公立高校入試(2023)類似
銅と酸素の化合の質量比
Q242
ある質量の銅粉を加熱したところ、反応が不十分であったため、加熱後の物質の質量は3.50gとなりました。このとき、反応した酸素の質量が0.30gであったとすると、最初に用意した銅粉の質量は何gですか。ただし、銅と酸素は常に4:1の質量比で反応するものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3.20g
加熱後の物質の質量は「反応せずに残った銅」と「生成された酸化銅(反応した銅+反応した酸素)」の合計です。これは、反応前の銅の質量に、反応した酸素の質量が加わったものと考えることができます。したがって、加熱後の質量3.50gから反応した酸素の質量0.30gを引いた、3.20gが最初に用意した銅粉の質量となります。
静岡県公立高校入試(2014)類似
分解
Q243
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱したところ、試験管の口付近に液体が付着し、発生した気体によって石灰水が白く濁り、試験管内には白い固体の物質が残った。このように、加熱することによって1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を特に何というか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱分解
物質に熱エネルギーを加えることで、その物質を構成する成分を2種類以上の別の物質に分ける操作を熱分解と呼ぶ。炭酸水素ナトリウムを加熱して炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素に分ける実験は、中学理科における熱分解の代表的な事例である。
富山県公立高校入試(2015)類似
反応物と発生する気体の質量の関係
Q244
石灰石2.50gが入ったビーカーにうすい塩酸を少しずつ加えていく実験において、塩酸を累計で60g加えたところで石灰石がちょうどすべて反応し、二酸化炭素が1.10g発生して止まった。その後、さらに同じ塩酸を20g追加して合計80gにしたとき、ビーカー内の反応の様子と質量の変化について述べたものとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
すでに石灰石は反応しきっているため気体は発生せず、加えた20gの塩酸の分だけ全体の質量が増加する
石灰石2.50gに対して塩酸60gを加えた時点で過不足なく反応が完了しているため、それ以上塩酸を加えても反応する相手(石灰石)がいません。したがって、気体は発生しなくなり、加えた塩酸の質量がそのままビーカー内に蓄積されるため、全体の質量は単純に加えた分だけ増加します。
長野県公立高校入試(2025)類似
酸化銀と銀の質量比
Q245
酸化銀を試験管に入れて加熱し、完全に熱分解させる実験を行いました。酸化銀2.00gを加熱したときには1.86gの銀が残り、酸化銀4.00gを加熱したときには3.72gの銀が残りました。この実験結果に基づくと、酸化銀5.00gを完全に熱分解させた場合に残る銀の質量は何gになりますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
4.65g
酸化銀を熱分解したとき、反応前の酸化銀の質量と、反応後に残る銀の質量比は常に一定になります。提示されたデータ(2.00g:1.86g、または4.00g:3.72g)から、銀の質量は酸化銀の質量の0.93倍であることがわかります。したがって、酸化銀5.00gを加熱した際に残る銀の質量は、5.00 × 0.93 = 4.65g と計算されます。
長崎県公立高校入試(2017)類似
炭酸ナトリウムの性質
Q246
炭酸水素ナトリウムを加熱して得られた白い固体(炭酸ナトリウム)の性質を調べる実験について、水への溶け方とフェノールフタレイン溶液を加えたときの反応の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
水に溶けやすく、フェノールフタレイン溶液を濃い赤色に変える
炭酸ナトリウムは、元の炭酸水素ナトリウムに比べて水に対する溶解度が大きく、水に溶けやすい性質を持っています。また、水溶液は強いアルカリ性を示すため、フェノールフタレイン溶液を濃い赤色に変化させます。加熱前の炭酸水素ナトリウムは弱いアルカリ性であり、色の変化も薄い赤色にとどまります。
滋賀県公立高校入試(2019)類似
マグネシウムと酸素の質量の比
Q247
マグネシウムの質量と、それが完全に酸化して結びついた酸素の質量の関係を調べたところ、マグネシウムの質量が0.3gのとき酸素は0.2g、0.6gのとき酸素は0.4gという比例関係があることがわかりました。では、マグネシウム1.5gを完全に酸化させたとき、得られる酸化マグネシウムの質量は何gになりますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
2.5g
マグネシウムと酸素が結びつく質量の比は3:2です。このとき、生成される酸化マグネシウムの質量は、マグネシウムと酸素の質量の和になるため、マグネシウムと酸化マグネシウムの質量の比は3:(3+2)=3:5となります。マグネシウム1.5gがすべて反応した場合、得られる酸化マグネシウムをx gとすると、「3:5 = 1.5:x」という比例式が成り立ちます。これを解くと、3x = 7.5となり、x = 2.5gと求められます。
千葉県公立高校入試(2023)類似
化合物
Q248
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせただけのもの(混合物)と、それを加熱してできた黒色の物質(化合物)では、性質が異なる。この理由を、原子の結びつきの観点から説明したものとして最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱前は鉄と硫黄の原子がバラバラに混ざっているだけだが、加熱後は鉄原子と硫黄原子が結びついて別の粒子になったから
化学変化によって、もとの物質を構成していた原子同士の結びつきが変わり、別の種類の粒子の集まりになることで、物質の性質が変化します。鉄と硫黄の反応では、それぞれの原子が1対1の割合で結びつくことで、鉄でも硫黄でもない新しい性質を持つ化合物である硫化鉄に変化します。
山梨県公立高校入試(2015)類似
酸化銅と酸化マグネシウムの色
Q249
ステンレス皿にのせた1.2gの銅の粉末を、ガスバーナーで繰り返し加熱し、そのたびに質量を測定する実験を行った。加熱回数が増えるにつれて全体の質量は増加していき、最終的に1.5gで一定になった。このように、加熱を繰り返すと最終的に質量が増加しなくなる理由として適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
ステンレス皿の中にある銅の全量が、空気中の酸素と過不足なく反応したため。
銅を加熱すると空気中の酸素と結びついて酸化銅に変化するため、その酸素の質量の分だけ全体の質量が増加する。しかし、皿の上にあるすべての銅原子が酸素と結びついて酸化銅に変化しきると、それ以上反応が進まなくなるため、質量は一定の値に達する。このとき、銅と結びつく酸素の質量の割合は常に一定である。
山梨県公立高校入試(2016)類似
定比例の法則に基づく量的関係
Q250
酸化銅に含まれる酸素を炭素によって過不足なく取り除く際、反応する酸化銅と炭素の質量の比は、実験データの分析から常に一定であることがわかります。このように、化合物をつくる成分元素の質量比、あるいは化学反応に関わる物質の質量比が常に一定になるという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
物質が化学変化を起こして別の物質になるとき、反応する物質どうしや、生成する物質の質量の間には、常に一定の割合が成り立つという原理があります。これを定比例の法則と呼び、この法則があるために、特定の質量の酸化銅から酸素をすべて取り除くために必要な炭素の質量を計算で求めることが可能になります。なお、反応前後の全体の質量が変わらないことを示す「質量保存の法則」と混同しないよう注意が必要です。
東京都公立高校入試(2025)類似
酸化銀の原子数比
Q251
酸化銀は銀原子と酸素原子が結びついてできている化合物ですが、それぞれの原子の比を考えたとき、酸化銀の組成を表す化学式として最も適切なものはどれか選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
Ag2O
酸化銀は、銀原子と酸素原子が2対1の割合で結びついた化合物です。銀の元素記号はAg、酸素の元素記号はOであるため、原子の比を反映して化学式ではAg2Oと書き表されます。
岐阜県公立高校入試(2017)類似
銅の酸化における質量の変化
Q252
銅を空気中で加熱したときに起こる化学変化と、その反応によって生じる物質の性質について正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
銅が酸素と結びついて黒色の酸化銅になり、物質全体の質量は加熱前より増加する。
物質が酸素と結びつく化学変化を「酸化」と呼びます。赤褐色の金属である銅を空気中で加熱すると、空気中の酸素と結びついて黒色の「酸化銅」に変化します。この反応では、もともとの銅の質量に、結びついた酸素の質量が加わるため、反応後の質量は加熱前よりも必ず大きくなります。
鳥取県公立高校入試(2017)類似
酸化銅の還元で発生する気体
Q253
酸化銅と炭素の混合物を加熱したときに起こる反応は、$2CuO + C \rightarrow 2Cu + CO_2$ という化学式で表されます。この化学反応において、物質が酸素と結びついたり、酸素を失ったりする仕組みについての説明として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭素が酸化銅から酸素を奪って自身は酸化され、同時に酸化銅は酸素を失って還元されている
この反応では、炭素が酸化銅から酸素を奪って二酸化炭素になる「酸化」が起こると同時に、酸化銅が酸素を失って銅になる「還元」が同時に進んでいます。化学式において、炭素(C)が酸素を受け取り二酸化炭素(CO2)になり、酸化銅(CuO)が酸素を失って銅(Cu)になる過程を正しく理解することが重要です。
群馬県公立高校入試(2020)類似
マグネシウムと酸素が化合する質量の比
Q254
0.90gのマグネシウムの粉末を加熱したところ、加熱が不十分であったため、ステンレス皿の中にある物質の全体の質量が1.30gになりました。このとき、まだ反応せずに残っているマグネシウムの質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.30g
マグネシウムと酸素は3:2の質量比で反応します。まず、増加した質量(化合した酸素)は1.30g-0.90g=0.40gです。この0.40gの酸素と反応したマグネシウムの質量をyとすると、y:0.40=3:2の比の関係から、y=0.60gとなります。もともとあったマグネシウムは0.90gなので、まだ反応していないマグネシウムの質量は0.90g-0.60g=0.30gと求められます。
神奈川県公立高校入試(2019)類似
鉄と塩酸の反応による水素の発生
Q255
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせたものに、加熱などの処理を行わずにうすい塩酸を加えた。この実験において、硫化水素ではなく水素が発生した理由を、「化合」という言葉を用いて説明したものとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱していないため鉄と硫黄が化合しておらず、鉄の性質が残っていたから。
鉄粉と硫黄の混合物を加熱すると、鉄と硫黄が化合して「硫化鉄」という新しい物質(化合物)になります。しかし、加熱を行わない場合は化合が起こらないため、鉄は単体の金属としての性質を保っています。金属の鉄にうすい塩酸を加えると水素が発生するため、この実験では水素が観察されることになります。
奈良県公立高校入試(2015)類似
鉄の酸化
Q256
封筒の中に鉄粉と活性炭を混ぜ合わせ、少量の食塩水を加えて放置したところ、約30分で温度が70度まで上昇しました。このように、化学変化にともなって周囲に熱を放出する反応を何といいますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発熱反応
化学変化が起こるときに外部へ熱を放出する反応を発熱反応といいます。この実験では鉄の酸化によって熱が発生しており、使い捨てカイロはこの原理を応用した製品です。一方、周囲から熱を吸収する反応は吸熱反応と呼ばれます。
奈良県公立高校入試(2018)類似
金属の質量と結合する酸素の質量の比例関係
Q257
銅の粉末と酸素が化合する際、銅の質量と化合した酸素の質量には比例関係が成立します。銅の質量が1.2gのときに0.3gの酸素が化合したとすると、銅の質量を2.0gに変えて実験を行った場合、反応せずに残る物質がないようにするために必要な酸素の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.5g
定比例の法則により、金属と酸素が結びつく際の質量比は常に一定です。銅と酸素の質量比は 1.2g : 0.3g = 4 : 1 となります。銅の質量を2.0gとしたときに必要な酸素の質量をxとすると、4 : 1 = 2.0g : x という比例式が成り立ちます。これを解くと、4x = 2.0g となり、x = 0.5g と求められます。
鹿児島県公立高校入試(2026)類似
水の電気分解の粒子モデル
Q258
水素原子を白丸、酸素原子を黒丸としたモデルを用いて水の電気分解を表すとき、化学変化の前後における原子の変化について述べた説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
原子の種類と数は変化せず、原子の組み合わせのみが変化する
化学変化においては、物質を構成する原子が新しくできたり、なくなったり、他の種類の原子に変わったりすることはありません。水の電気分解においても、反応前の水分子を構成していた水素原子と酸素原子が、その個数を保ったまま組み合わせを変えることで、水素分子と酸素分子という別の物質に再構成されます。
群馬県公立高校入試(2019)類似
銅の酸化における質量の比
Q259
銅の粉末をステンレス皿に広げて、空気中で十分に加熱して酸化銅を生成させる実験を行いました。このとき、反応した銅の質量と、それと結びついた酸素の質量の比として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
4:1
銅を加熱して酸化銅へと変化させる化学変化において、反応に関係する物質の質量の割合は常に一定です。実験結果から、銅4に対して酸素1の質量比で反応することが分かっており、この法則に基づいて酸化銅が生成されます。
北海道公立高校入試(2019)類似
熱分解
Q260
1種類の物質が、加熱されることによって2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
熱分解
加熱という外部からのエネルギーを加えることで、もとの物質とは性質の異なる複数の物質に分かれる現象を熱分解と呼びます。これは化学変化の「分解」という分類に含まれる代表的な反応です。
滋賀県公立高校入試(2019)類似
酸化マグネシウム
Q261
マグネシウムを空気中で加熱した際、酸素と結びついて生じる白色の物質の名称と化学式の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化マグネシウム、化学式はMgO
マグネシウムが燃焼して空気中の酸素と化合すると、酸化マグネシウムという白色の物質が生成されます。この反応を化学反応式で表すと 2Mg + O2 → 2MgO となり、酸化マグネシウムの原子の数の比は1:1であるため、化学式はMgOと書き表されます。Mg2OやMgO2といった表記は誤りです。
兵庫県公立高校入試(2016)類似
化学反応における過不足のある計算
Q262
密閉していない容器を用いて、炭酸水素ナトリウムに塩酸を加えて二酸化炭素を発生させる実験を行った。一定量の塩酸に対して、加える炭酸水素ナトリウムの質量を増やしていくとき、ある量までは反応後の全体の質量が減少していくが、それ以上炭酸水素ナトリウムを加えても質量の減少が見られなくなった。この現象が起こる理由として、化学反応の性質から説明したものとして適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
塩酸がすべて反応し、炭酸水素ナトリウムが未反応のまま残ることで、二酸化炭素の発生が止まったため。
化学反応において、物質が反応する割合は決まっている。一定量の塩酸に対して炭酸水素ナトリウムを増やしていくと、やがて塩酸がすべて消費される「量的関係」の限界点に達する。このとき、二酸化炭素の発生が止まるため、気体として放出される分の質量減少が停止する。これ以降に炭酸水素ナトリウムをさらに加えても、未反応のまま沈殿するだけであり、全体の質量変化には影響しなくなる。
愛知県公立高校入試(2026)類似
酸化による質量の変化
Q263
密閉したフラスコの中に銅粉と空気を入れて加熱し、十分に冷ました後、フラスコに取り付けられたピンチコックを開きました。このとき、ピンチコックを開いた後の全体の質量は、加熱する前の全体の質量と比べてどのようになりますか。また、その理由として正しい説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
質量が増加する。銅が空気中の酸素と結びつき、ピンチコックを開いたときに消費された酸素と同じ質量の空気が外部から流入したため。
銅を加熱すると空気中の酸素と結びついて酸化銅に変化します。密閉容器内でこの反応が起こると、容器内の酸素が消費されて気圧が下がるため、ピンチコックを開いた瞬間に外部から空気が流れ込みます。この流入した空気の質量は、反応によって銅と結びついた酸素の質量に相当するため、全体の質量は加熱前よりも増加します。
北海道公立高校入試(2016)類似
飽和水溶液の濃度
Q264
一定量の溶媒に物質が最大限まで溶けている状態の水溶液を何というか。また、一般的に固体の物質が水に溶けることができる最大量は何によって変化するか、正しい組み合わせを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称:飽和水溶液、変化させる要因:温度
ある温度において、一定量の水に物質が限度まで溶けている状態を飽和と呼び、その時の水溶液を飽和水溶液と言います。物質が溶けることができる最大量(溶解度)は、物質の種類や温度によって決まっているため、温度が変化すると溶解度も変化します。一般に、多くの固体物質は温度が高くなるほど溶解度が大きくなります。
愛知県公立高校入試(2016)類似
水の合成の化学反応式
Q265
密閉された袋の中に水素と酸素の混合気体を入れ、点火装置で作動させて反応させた際の観察結果として、最も適切な記述を選択してください。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
大きな音とともに反応が起こり、袋がしぼんで内部に液体が残る
水素と酸素の化合は激しく進行するため、点火によって爆発的な音が発生します。反応後に生成された水は常温では液体であり、元の気体の状態に比べて体積が極めて小さくなるため、袋は外圧によってしぼみます。
北海道公立高校入試(2023)類似
マグネシウムと銅の反応質量比の比較
Q266
マグネシウムは酸素と3:2の質量比で、銅は酸素と4:1の質量比で反応します。マグネシウム1.2gを完全に酸化させたとき、それと同じ質量の酸素と過不足なく反応する銅の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3.2g
まず1.2gのマグネシウムと反応する酸素の質量を求めます。3:2=1.2g:xより、x=0.8gの酸素が必要です。次に、銅と酸素が4:1で反応することを利用し、0.8gの酸素と反応する銅の質量をyとすると、4:1=y:0.8gとなり、y=3.2gとなります。また、同じ質量の酸素と反応するマグネシウムと銅の質量比が3:8であることを利用し、3:8=1.2g:yから、y=3.2gと算出することも可能です。
東京都公立高校入試(2026)類似
吸熱反応
Q267
吸熱反応が起こると、反応している物質やその周囲の温度が低下するのはなぜですか。その理由として最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
物質が化学変化を起こす際に、周囲の熱エネルギーを取り込んで利用するため
化学変化において、反応後の物質が蓄えているエネルギーの合計が反応前の物質よりも大きい場合、その差分のエネルギーを周囲から熱として吸収しなければなりません。この仕組みによって周囲の熱が奪われるため、結果として温度が低下します。
青森県公立高校入試(2026)類似
酸化銅の還元
Q268
酸化銅と水素を反応させると、銅と水(水蒸気)が生じます。この化学反応における、物質の結びつきの変化について述べたものとして最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅は還元され、同時に水素は酸化されている。
化学反応において、還元と酸化は常に同時に起こります。酸化銅(CuO)は酸素を失って銅(Cu)になるため「還元」され、一方で水素(H₂)は酸化銅から奪った酸素と結びついて水(H₂O)になるため「酸化」されています。
秋田県公立高校入試(2026)類似
質量保存の法則
Q269
化学変化の前後で、物質全体の質量が変化しない理由を、原子の性質に基づいて説明したものとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
化学変化の前後で、原子の組み合わせは変わるが、原子の種類と数は変わらないため
化学変化とは原子の結びつき方が変わる現象であり、原子そのものが壊れたり、無から生じたりすることはない。反応に関わる原子の種類と数が前後で完全に一致するため、それらの合計質量である物質全体の質量も変化しないのである。
長野県公立高校入試(2025)類似
化学反応の量的関係
Q270
酸化銀の熱分解の実験において、化学反応式に基づくと、酸素分子が50個発生したとき、同時に生成される銀原子は何個になると考えられるか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
200個
酸化銀の熱分解を化学反応式で表すと「2Ag₂O → 4Ag + O₂」となる。この式から、酸素分子1個が生成されるとき、同時に4個の銀原子が生成されることがわかる。発生した酸素分子が50個である場合、生成される銀原子の数はその4倍にあたるため、50 × 4 = 200個となる。酸化銀(Ag₂O)の「2」という数字に惑わされず、生成物側の係数比を確認することが重要である。
長野県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解による生成物の識別
Q271
炭酸水素ナトリウムの熱分解の前後で、固体物質の性質が変化したことを確かめる方法として最も適したものはどれか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
それぞれの物質を水に溶かし、フェノールフタレイン溶液を加えたときの色の濃さを比較する。
炭酸水素ナトリウムも、分解後にできる炭酸ナトリウムも、どちらも水に溶けるとアルカリ性を示すが、炭酸ナトリウムの方がより強いアルカリ性を示す。この性質の差を利用して、フェノールフタレイン溶液の色の濃淡を比較することで、別の物質に変化したことを証明できる。石灰水は二酸化炭素の確認、塩化コバルト紙は水の確認に用いられるものであるため、固体の性質変化を調べるには適さない。
鹿児島県公立高校入試(2025)類似
発熱反応
Q272
化学変化が起こる際に、外部へ熱を放出し、まわりの温度を上昇させる反応を何といいますか。その名称として最も適切なものを答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
発熱反応
化学変化にともなって物質が蓄えていたエネルギーを熱として外部に放出するため、反応が起こる場所やその周囲の温度が上昇します。この現象を吸熱反応と対比して発熱反応と呼びます。
滋賀県公立高校入試(2026)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の化学反応式
Q273
炭酸水素ナトリウムの熱分解を化学反応式で表すと「2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2」となります。この反応において、炭酸水素ナトリウムの分子の数と、生じる炭酸ナトリウムの分子の数の比として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2:1
化学反応式において、化学式の前にある数字(係数)は反応に関与する粒子の数の比を表しています。この式では Na2CO3 の前に数字がない(1が省略されている)ため、2個の炭酸水素ナトリウムから1個の炭酸ナトリウムが生じることがわかります。したがって、分子の数の比は 2:1 となります。
宮城県公立高校入試(2021)類似
発熱反応
Q274
使い捨てカイロのように、物質が化学変化を起こすときに周囲に熱を放出し、温度が上昇する反応を何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
発熱反応
物質が化学変化を起こす際、もとの物質が蓄えていたエネルギーの一部を熱として外部に放出することがあります。このように熱の放出を伴い、周囲の温度を上げる反応を「発熱反応」と呼びます。使い捨てカイロに含まれる鉄粉が空気中の酸素と結びつく酸化反応はその代表的な例です。
岐阜県公立高校入試(2022)類似
質量保存の法則
Q275
密閉された容器の中に、うすい塩酸を入れた試験管と、石灰石を入れた容器を入れ、容器全体の質量を電子てんびんで測定しました。次に、容器を傾けて塩酸と石灰石を反応させたところ、気体が発生しました。反応が終わった後に再び容器全体の質量を測定したとき、測定値はどのようになると考えられますか。最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
密閉容器内では物質が外部に出入りしないため、質量は反応前後で変化しない。
石灰石と塩酸の化学変化によって二酸化炭素が発生しますが、密閉容器内で行う場合、発生した気体も容器内にとどまります。質量保存の法則により、反応に関わった物質全体の質量の和と生成した物質全体の質量の和は等しいため、電子てんびんの数値は一定となります。
静岡県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの分解における質量関係
Q276
炭酸水素ナトリウムの熱分解において、反応した炭酸水素ナトリウムの質量と、反応によって発生した気体や水蒸気によって減少した質量の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応した炭酸水素ナトリウムの質量と減少した質量の比は、常に一定である
化学変化に関係する物質の質量の間には、常に一定の割合が成り立つという「定比例の法則」がある。炭酸水素ナトリウムの熱分解では、反応した炭酸水素ナトリウムの質量と、分解によって生じた炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の質量比は常に一定である。そのため、容器全体の質量の減少分(水と二酸化炭素の合計)を確認することで、実際にどれだけの反応量があったかを算出することが可能になる。
佐賀県公立高校入試(2017)類似
熱分解における質量保存の法則
Q277
炭酸水素ナトリウム8.4gを試験管に入れて加熱し、完全に分解させました。この反応によって、試験管内には炭酸ナトリウムが5.3g残り、同時に水が0.9g発生したことがわかっています。質量保存の法則が成り立つものとしたとき、この実験で発生した二酸化炭素の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2.2g
質量保存の法則により、「反応物の質量の総和(炭酸水素ナトリウム)」=「生成物の質量の総和(炭酸ナトリウム + 水 + 二酸化炭素)」という関係が成り立ちます。数値を入れると「8.4g = 5.3g + 0.9g + 二酸化炭素の質量」となるため、二酸化炭素の質量は 8.4 - (5.3 + 0.9) = 2.2g と計算されます。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
銅と酸素の化合の質量比
Q278
銅の粉末を加熱して酸素と化合させる実験を、銅の質量を変えて数回行いました。銅の質量が0.4gのときは0.1gの酸素が結びつき、銅の質量が0.8gのときは0.2gの酸素が結びつくことが判明しています。この実験結果から導き出される、銅の質量と酸化銅の質量の関係について正しく述べているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅の質量と酸化銅の質量は比例し、その比は4:5である
銅と酸素が反応する際の質量比は4:1です。質量保存の法則により、生成される酸化銅の質量は「反応した銅の質量+結びついた酸素の質量」となるため、銅と酸化銅の質量比は4:(4+1)=4:5となります。また、各測定点において銅の質量が2倍になると酸素の質量も2倍になっており、原点を通る直線状に分布することから比例関係にあるといえます。
愛媛県公立高校入試(2023)類似
気体が発生する反応の質量変化
Q279
うすい塩酸が入ったビーカーに炭酸水素ナトリウムを加えたところ、激しく気体が発生した。反応が完全に終わったあとで、電子てんびんを用いて全体の質量を測定すると、反応前よりも質量の値が小さくなっていた。この理由として適切な説明はどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生した気体が空気中へ放出され、その分の質量が減ったため
炭酸水素ナトリウムとうすい塩酸が反応すると、二酸化炭素が発生する。この実験のように密閉されていない容器で反応を行うと、発生した気体が容器の外へ逃げてしまう。質量保存の法則により、反応に関わった物質全体の質量は変化しないが、逃げた気体の分だけ測定される質量は減少することになる。
群馬県公立高校入試(2020)類似
金属の酸化反応における原子モデル
Q280
金属の酸化反応において、反応前に「金属原子2個」と「酸素原子2個が結びついた酸素分子1個」がある状態を考えます。化学反応の前後で原子の種類や総数が変化しないという法則に基づいたとき、反応後に生成される酸化物の粒子の説明として正しいものはどれですか。なお、酸化物は金属原子1個と酸素原子1個が結合してできるものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
金属原子1個と酸素原子1個がペアになった粒子が2組できる
化学反応においては、反応の前後で原子が組み合わさる相手は変わりますが、原子そのものがなくなったり新しくできたりすることはありません。反応前に金属原子が2個、酸素原子が計2個存在しているため、これらが1対1の個数比で結合すると、金属原子と酸素原子のペアが2組生成され、原子の総数が反応前後で一致します。
徳島県公立高校入試(2021)類似
化学変化による物質の性質の変化
Q281
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせただけの混合物と、それを加熱して化学変化させた後の物質があります。これらそれぞれに磁石を近づけたときの反応の組み合わせとして正しいものを答えなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
混合物は磁石に引きつけられるが、加熱後の物質は磁石に引きつけられない。
混合物の状態では、鉄粉がそのまま含まれているため磁石に引きつけられるという鉄本来の性質を示します。しかし、加熱して化学変化が起こると、鉄とは異なる性質を持つ別の物質である硫化鉄に変化するため、磁石には引きつけられなくなります。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
酸化銀の熱分解
Q282
黒色の酸化銀の粉末を試験管に入れて加熱すると、気体が発生し、試験管の底には白色に近い色の固体が残りました。このとき発生した気体の性質として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火のついた線香を近づけると、線香が激しく燃える。
酸化銀を熱分解すると、銀と酸素に分解されます。発生した気体は酸素であるため、酸素の性質である「助燃性(物を燃やすのを助ける働き)」を確認する操作が正解となります。二酸化炭素であれば石灰水が白濁し、アンモニアであれば刺激臭とアルカリ性を示し、水素であれば爆発的に燃えて水が生じます。
長崎県公立高校入試(2015)類似
定比例の法則
Q283
銅の粉末を空気中で十分に加熱し、すべてを酸化銅に変化させる実験を行います。銅と酸素が4:1の質量比で反応する場合、2.00gの銅をすべて反応させるために必要な酸素の質量と、反応後に生成される酸化銅の質量の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸素:0.50g、酸化銅:2.50g
定比例の法則により、銅と酸素は4:1の質量比で反応します。銅2.00gに対して必要な酸素の質量は、2.00 ÷ 4 = 0.50gとなります。また、質量保存の法則により、反応後の酸化銅の質量は「反応前の銅の質量 + 反応した酸素の質量」となるため、2.00 + 0.50 = 2.50gとなります。これは、銅:酸素:酸化銅の質量比が4:1:5になるという関係からも導き出せます。
高知県公立高校入試(2017)類似
マグネシウムの酸化生成物
Q284
マグネシウムを空気中で加熱したときに生じる物質の名称と、その物質の色の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化マグネシウム・白色の粉末
マグネシウムを加熱すると、空気中の酸素と結びつく「酸化」という化学変化が起こります。この反応によって新しく生成される物質は酸化マグネシウムと呼ばれ、見た目は白色の粉末状になります。もとのマグネシウムは銀白色の金属ですが、反応後は全く別の性質を持つ物質に変化します。
徳島県公立高校入試(2023)類似
分解
Q285
ある物質に熱を加えたところ、化学変化が起こり、もとの物質とは性質の異なる2種類以上の物質に分かれた。この現象が「分解」に分類される根拠として最も適切な説明はどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1種類の物質が、原子の組み合わせが変わることによって別の物質に変化したため
分解は化学変化の一種であり、もとの物質を構成する原子の結びつきが一度切れ、それらが再構成されることで、1種類の物質から2種類以上の異なる物質が生成される。物質の状態が変わるだけの状態変化や、単なる混合物の作成とは異なり、物質そのものの種類が変わる点が重要である。
北海道公立高校入試(2016)類似
発熱反応
Q286
鉄粉と活性炭を混ぜ合わせ、そこに少量の食塩水を垂らしてかき混ぜると、混合物の温度が上昇しました。この実験結果から判断できる、この反応の名称とその理由の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
化学変化によって熱が放出されるため、発熱反応である。
鉄粉が酸素と結びついて酸化鉄になる反応は、化学変化の一種です。この反応が進行する際、同時に熱が発生して周囲の温度を上げる性質があるため、この現象は発熱反応に分類されます。食塩水は鉄の酸化を促すはたらきをしています。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
水の電気分解の化学反応式
Q287
水の電気分解を化学反応式で表す際、反応式の左辺(反応前の物質)を「2H2O」と記述する理由として、最も適切な原理を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
生成物である酸素分子(O2)に含まれる2個の酸素原子をまかなうために、水分子が少なくとも2つ必要だから。
化学反応の前後では、原子の種類と数は変化しないという法則があります。水の電気分解で発生する酸素は分子(O2)の状態であるため、右辺には酸素原子が2個存在することになります。これに対し、水分子(H2O)1つには酸素原子が1個しか含まれていないため、酸素原子の数を合わせるためには水分子が2つ必要になります。その結果、水素原子の数は合計4個となり、右辺の水素分子も2つ(2H2)となることで式全体が成立します。
福岡県公立高校入試(2026)類似
マグネシウムと酸素の質量比
Q288
マグネシウムの粉末を加熱したところ、マグネシウムと酸素が 3:2 の質量比で反応し、酸化マグネシウムが生成されました。この反応の比率に基づいて計算した場合、マグネシウムの粉末 1.2g を完全に酸化させるために必要な酸素の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題2問
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✅ 正解
0.8g
マグネシウムと酸素が反応する際の質量比が 3:2 であるため、マグネシウムの質量を3としたとき、酸素の質量が2に相当する割合で結合します。マグネシウムが 1.2g ある場合、必要な酸素の質量をxとおくと、「3:2 = 1.2:x」という比例式を立てることができます。この式を解くと、3x = 2.4 となり、x = 0.8g と導き出されます。このように、特定の化合物を作る際の成分元素の質量比は常に一定であるという原理を利用して計算します。
愛媛県公立高校入試(2014)類似
銅の酸化反応の化学反応式
Q289
銅粉をステンレス皿の上で十分に加熱したとき、反応後の皿の中にある物質の質量が、反応前の銅粉の質量と比べて大きくなる理由を説明したものとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
銅原子が空気中の酸素分子と結びつき、酸化銅という別の物質に変化して皿に残るから。
化学変化において、反応前後の原子の組み合わせは変わりますが、原子そのものがなくなったり新しく生まれたりすることはありません。銅の酸化では、もともと皿の上にあった銅原子に対して、空気中に存在していた酸素原子が新たに結びついて固定されるため、その酸素の質量の分だけ全体の質量が増加します。
富山県公立高校入試(2016)類似
マグネシウムと酸素の化合における質量比
Q290
マグネシウムを加熱すると酸素と結びついて酸化マグネシウムが生成されます。このとき、反応するマグネシウムの質量と結びつく酸素の質量の割合は、常に3:2という一定の比になります。このように、反応する物質どうしの質量の割合が常に一定であるという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
化合物を作っている成分元素の質量の比は常に一定であるという原理を「定比例の法則」と呼びます。マグネシウムと酸素が常に3:2で反応するのはこの法則に基づいています。なお、反応前後の全体の質量が変わらないという法則は「質量保存の法則」であり、この問題で問われている「質量の割合」に関する法則とは区別されます。
東京都公立高校入試(2017)類似
酸化銀の熱分解
Q291
酸化銀を加熱した後に試験管に残った白色から灰色の固体が、金属である「銀」であることを確かめるための操作と、その際に見られる現象の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
固体を固い物でこすると特有の金属光沢が現れ、電流を流すと電気伝導性を示す
酸化銀の熱分解によって生じた銀は金属の一種です。金属には、みがくと特有の輝きが出る「金属光沢」、電気を通す「電気伝導性」、熱を伝えやすい「熱伝導性」、たたいて広がる「展性」や引き延ばせる「延性」といった共通の性質があります。なお、銀は水には溶けず、フェノールフタレイン液を桃色に変える性質(アルカリ性)も持ちません。
長崎県公立高校入試(2019)類似
マグネシウムと酸素の質量比
Q292
マグネシウム1.44gを加熱して酸化マグネシウム2.40gを得る実験のように、反応する物質の質量の割合が常に一定であるという決まりを何といいますか。また、この法則に基づき、マグネシウム6.0gを完全に酸化させたときに得られる酸化マグネシウムの質量を求めなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則が成り立ち、10.0gの酸化マグネシウムが得られる。
化合物を作る成分元素の質量比は常に一定であり、これを定比例の法則といいます。マグネシウム1.44gから酸化マグネシウム2.40gができるとき、その質量比は 1.44:2.40 = 3:5 です。マグネシウム6.0gが反応する場合、得られる酸化マグネシウムの質量をxとすると、3:5 = 6.0:x という比例式が成り立ち、x = 10.0g と求められます。
神奈川県公立高校入試(2015)類似
水の合成反応における分子数の関係
Q293
水素分子と酸素分子が結びついて水分子ができる化学変化において、これらの分子の数の関係を正しく説明したものはどれですか。ただし、反応は過不足なく進むものとします。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応する水素分子の数と、生成する水分子の数は等しい。
水の合成を化学反応式で表すと 2H₂ + O₂ → 2H₂O となります。この式の係数から、2個の水素分子と1個の酸素分子が反応すると、2個の水分子が生成されることがわかります。したがって、水素分子と生成される水分子の数は 2:2 つまり 1:1 の比率となり、数は等しくなります。一方で、酸素分子と水分子の比は 1:2 であり、酸素分子1個に対して水分子は2個生成されます。
奈良県公立高校入試(2020)類似
密閉容器による質量保存の証明
Q294
密閉容器の中に薄い塩酸が入った試験管と炭酸水素ナトリウムの粉末を入れ、容器全体の質量を測定しました。次に、容器を傾けてこれらを混合し反応させたところ、二酸化炭素が発生しました。反応後に再び全体の質量を測定したときの結果と、その根拠となる法則の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
質量は変化しない。:質量保存の法則
化学変化の前後において、物質を構成する原子の組み合わせは変化しますが、原子の種類と数は変化しません。そのため、反応に関わるすべての物質を密閉容器の中に留めておけば、全体の質量は反応の前後で常に等しくなります。この原理を質量保存の法則と呼びます。たとえ容器内で気体が発生して圧力が上がったとしても、容器の外に物質が逃げない限り、てんびんで測定される質量は変わりません。
愛媛県公立高校入試(2014)類似
銅と酸素の化合における質量比
Q295
二点零グラムの銅粉をステンレス皿に広げ、色が変わらなくなるまで十分に加熱した。銅がすべて酸素と反応して酸化銅に変化したとき、反応後のステンレス皿の中にある酸化銅の質量は何グラムになるか計算しなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 0%(2回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
二点五グラム
銅と、生成される酸化銅の質量比は常に四対五の関係にある。銅の質量が二点零グラムである場合、生成される酸化銅の質量をxグラムと置くと、四対五=二点零対x という比例式を立てることができる。これを計算すると、四x=十点零となり、xは二点五グラムと求められる。
群馬県公立高校入試(2017)類似
化合
Q296
二種類以上の物質が結びついて、それらとは性質の異なる別の一種類の物質ができる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
化合
複数の物質が結びついて、元の物質とは全く異なる性質を持つ新しい一種類の物質が生成される反応を化合といいます。一つの物質が二種類以上の物質に分かれる「分解」や、ただ混ざり合うだけで新しい物質にならない「混合」とは明確に区別されます。
富山県公立高校入試(2026)類似
銅と酸素の質量比
Q297
銅の粉末を空気中で加熱して完全に酸化させたとき、反応する銅の質量と結びつく酸素の質量の比は常に一定になります。このように、物質が化学変化して別の物質になるとき、反応に関係する物質の質量の間に常に一定の割合が成立するという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
化学変化に関係する物質の質量比が常に一定であるという原理は「定比例の法則」と呼ばれます。銅の酸化においては、加熱前の銅の質量が増加するにつれて、結びつく酸素の質量もそれに対応して比例して増加するため、グラフは原点を通る直線になります。
山梨県公立高校入試(2020)類似
蒸発熱
Q298
日本の伝統的な生活の知恵である「打ち水」は、夏の暑い日に道路や庭に水をまくことで周囲の温度を下げる効果がある。この原理を科学的に説明したものとして、正しい記述を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地面にまかれた水が蒸発して水蒸気になるときに、地面や周囲の空気から熱を奪うため
打ち水によって地面に供給された水が、気体(水蒸気)へと変化する現象を蒸発という。水が蒸発するためにはエネルギーが必要であり、そのエネルギーを周囲の地面や空気から熱として奪う。その結果、熱を奪われた周囲の温度が低下する。これは気化熱を利用した冷却現象である。
福井県公立高校入試(2022)類似
炭酸水素ナトリウムと塩酸の化学反応
Q299
炭酸水素ナトリウム1.0gに十分な量のうすい塩酸を加える実験において、発生した二酸化炭素の質量を求める方法として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
「反応前の全体の質量」から「反応後の全体の質量」を引く。
質量保存の法則により、反応に関わった物質の総和と、反応によってできた物質の総和は等しくなります。この実験において減少した質量は、容器の外に逃げていった二酸化炭素の質量と等しいため、「(塩酸+ビーカー+炭酸水素ナトリウム)の反応前の合計質量」から「反応後に残った全体の質量」を差し引くことで、発生した気体の質量を算出できます。
群馬県公立高校入試(2025)類似
銀の化学式
Q300
酸化銀を試験管に入れて加熱する実験を行いました。反応後、試験管の底に残った白色の物質の性質を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
薬さじの背などでたたくと薄く広がり、こすると金属光沢が出る。
酸化銀の熱分解によって生じた白色の物質は銀です。銀は金属の一種であるため、「たたくと広がる(展性・延性)」、「みがくと光る(金属光沢)」、「電流をよく通す(電気伝導性)」といった金属共通の性質を持っています。
東京都公立高校入試(2024)類似
水の合成のモデル
Q301
水素分子2個と酸素分子1個が反応して水分子2個ができる化学変化を化学反応式で表すとき、その係数や分子の構成について正しく述べたものはどれか、次から選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2H₂ + O₂ → 2H₂O と表され、反応によって分子の総数が3個から2個に減少する
水の合成を化学反応式で表すと 2H₂ + O₂ → 2H₂O となります。この反応では、反応前の分子の数は水素分子2個と酸素分子1個の合計3個ですが、反応後は水分子2個へと変化するため、分子の総数は減少します。一方、原子の数は、反応前の水素原子4個・酸素原子2個に対し、反応後も水素原子4個・酸素原子2個(合計6個)であり、種類と数は保存されます。
長野県公立高校入試(2015)類似
化学変化における質量の定量的関係
Q302
酸化銅4.0gと炭素0.3gを加熱すると、過不足なく反応して3.2gの銅が得られることが分かっています。この質量比を利用して、酸化銅8.0gをすべて還元し、純粋な銅のみを取り出すために必要な炭素の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.6g
酸化銅と炭素が過不足なく反応する際の質量比は、4.0g:0.3g です。今回、酸化銅の質量が8.0gとなっており、これは基準となる4.0gの2倍の量にあたります。したがって、反応に必要な炭素の質量も基準の2倍である 0.3g × 2 = 0.6g 必要となります。
山形県公立高校入試(2020)類似
アンモニアの化学式
Q303
窒素原子1つと水素原子3つが結びついて構成されるアンモニア分子を、化学式で正しく表したものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
NH3
アンモニアは窒素原子(N)1つと水素原子(H)3つが結合して1つの分子を作っています。化学式では、含まれる原子の数を元素記号の右下に小さく記す決まりがあるため、NH3と表記します。NH4はアンモニウムイオンなどの一部に見られる構造、N2は窒素の単体を表します。
福井県公立高校入試(2023)類似
マグネシウムの酸化
Q304
1.00gのマグネシウムを完全に酸化させたところ、1.67gの酸化マグネシウムが得られました。この実験結果から、マグネシウムの質量と結びついた酸素の質量の比(マグネシウム:酸素)を最も簡単な整数の比で表すとどうなりますか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3:2
酸化マグネシウムの質量から反応前のマグネシウムの質量を引くと、結びついた酸素の質量が求められます。1.67g – 1.00g = 0.67g となり、マグネシウムと酸素の質量の比は 1.00:0.67 となります。これを最も簡単な整数の比に直すと、おおよそ 3:2 の関係が成立します。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
酸化銅の還元
Q305
酸化銅と水素を反応させた際の、原子や分子の動きによる反応の成立理由として、科学的に最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
水素分子が酸化銅の酸素原子と衝突して結びつくことで水分子が形成され、銅原子が単独で残るため
水素は酸素と非常に結びつきやすい物質です。酸化銅の原子と水素分子が衝突すると、水素分子が酸化銅から酸素原子を奪い取って水分子(H2O)となります。酸素を失った部分は銅原子が単独で存在する状態になるため、金属の銅へと戻る還元反応が成立します。
岐阜県公立高校入試(2026)類似
エタノールの燃焼の化学反応式
Q306
エタノール(C2H6O)が燃焼して二酸化炭素(CO2)と水(H2O)ができる化学変化を、化学反応式で表すと「C2H6O + 3O2 → 2CO2 + 3H2O」となる。この反応式において、反応後の右辺(生成物側)に含まれる酸素原子の合計数はいくつか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
7個
化学反応式の右辺を確認すると、2個の二酸化炭素(CO2)分子の中に酸素原子が計4個(2×2)、3個の水(H2O)分子の中に酸素原子が計3個(3×1)含まれています。これらを合計すると7個になります。化学反応の前後では原子の種類と数は変化しないため、左辺のエタノール(1個)と酸素分子(3×2=6個)の合計数とも一致します。
鹿児島県公立高校入試(2017)類似
加熱実験における逆流の防止
Q307
水上置換法を用いた気体の発生実験において、火を消す前にガラス管を水から抜かなければならない理由を、試験管の内部の状態と関連付けて説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
加熱をやめると試験管内の空気が冷えて収縮し、内部の圧力が下がることで水が逆流し、加熱されていた試験管が割れるのを防ぐため
加熱を停止した直後、試験管内部の温度が下がることで空気の体積が減少し、内部の圧力が周囲の気圧よりも低くなります。この圧力差によって水槽の水がガラス管を通って試験管内へと押し上げられる「逆流」が発生します。熱いガラスに冷たい水が触れると、部分的な収縮が起こり試験管の割れ防止が困難になるため、逆流を防ぐ操作が不可欠です。
京都府公立高校入試(2022)類似
定比例の法則に基づく反応後の質量計算
Q308
酸化銅3.20gと炭素0.24gを混ぜ合わせて加熱したところ、過不足なく反応して2.56gの銅が得られた。このとき、酸化銅と反応した炭素の質量の比(酸化銅:炭素)を最も簡単な整数の比で表したものと、このように物質が反応する際の質量比が常に一定であるという法則の名称の組み合わせとして、正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
40:3、定比例の法則
酸化銅3.20gと炭素0.24gがちょうど反応することから、その質量比は 3.20:0.24 = 320:24 = 40:3 となる。また、化学反応に関与する物質間の質量比が常に一定であるという決まりは「定比例の法則」と呼ばれる。質量保存の法則は反応前後の全体の質量が変わらないことを指す法則であり、特定の物質間の比率を指すものではない点に注意が必要である。
高知県公立高校入試(2024)類似
酸化反応における定量的計算
Q309
マグネシウムを加熱して完全に酸化させる実験において、0.30gのマグネシウムからは0.50gの酸化マグネシウムが得られ、1.20gのマグネシウムからは2.00gの酸化マグネシウムが得られることがわかっています。この結果から導き出される、マグネシウムの質量と結びつく酸素の質量の比(マグネシウム:酸素)として最も適切なものを選択してください。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
3:2
マグネシウムの質量と、反応後にできた酸化マグネシウムの質量の差が、結びついた酸素の質量となります。0.30gのマグネシウムから0.50gの酸化マグネシウムができた場合、酸素の質量は 0.50 – 0.30 = 0.20g です。したがって、マグネシウムと酸素の質量比は 0.30:0.20 を簡単な整数比にして 3:2 となります。これは「定比例の法則」に基づく物質固有の値です。
神奈川県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q310
炭酸水素ナトリウムを加熱したときに発生した液体と気体を特定する方法について、液体が水であることを確かめる方法と、気体が二酸化炭素であることを確かめる方法の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
液体を青色の塩化コバルト紙につけて赤色に変わることを確認し、気体を石灰水に通して白く濁ることを確認する。
水に反応して青色から赤色(桃色)に変化する試験紙は塩化コバルト紙です。また、二酸化炭素は石灰水を通すと白く濁る性質を持っています。これらを利用して、炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じた生成物を特定することができます。
福岡県公立高校入試(2014)類似
逆流防止の操作
Q311
炭酸水素ナトリウムなどの固体を試験管に入れて加熱する実験では、試験管の口を底よりもわずかに下げて固定します。このように設置する理由を説明したものとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
反応によって生じた水が、熱い試験管の底の方へ流れて試験管が割れるのを防ぐため。
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、化学変化によって水が生じます。試験管の口を底より高くしていると、発生して試験管の口付近で冷やされた水が、加熱されている熱い底の部分へと流れ落ちてしまいます。熱いガラスに冷たい液体が触れると、急激な温度変化により試験管が割れる原因となるため、液体が口の方へたまるよう、あらかじめ口をわずかに下げて固定します。
長崎県公立高校入試(2014)類似
反応物の不足による反応の限界
Q312
一定量のうすい塩酸に石灰石を加え、発生する二酸化炭素の質量を調べる実験において、石灰石を2.00g加えたところで二酸化炭素の発生量が最大値に達し、それ以上石灰石を加えても気体が発生しなくなった。このとき、石灰石を3.50g加えたあとのビーカー内の様子と、そこに含まれる物質の説明として適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
塩酸がすべて反応して不足しているため、反応できなかった石灰石が固体のまま残っている。
石灰石を2.00g加えた時点で気体の発生が止まったということは、ビーカー内の塩酸がすべて使い切られたことを意味します。ここにさらに石灰石を追加して合計3.50gにしても、反応に必要な塩酸が不足しているため、反応できなかった1.50g分の石灰石は、そのまま固体の状態でビーカーの底に残ることになります。
千葉県公立高校入試(2014)類似
炭酸ナトリウム
Q313
試験管に入れた炭酸水素ナトリウムをガスバーナーで十分に加熱したとき、試験管の底に残る白色の固体の名称として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸ナトリウム
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、化学変化によって炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の3つの物質に分解されます。このように1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる反応を熱分解と呼び、試験管の底には白色の固体である炭酸ナトリウムが残ります。
兵庫県公立高校入試(2017)類似
電気分解における気体の体積比
Q314
水の電気分解の実験において、陽極側で発生した気体の体積を横軸、陰極側で発生した気体の体積を縦軸にグラフを作成したところ、原点を通る直線となりました。この実験で、陽極側に酸素が8立方センチメートル溜まったとき、陰極側に発生している水素の体積は何立方センチメートルですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
16立方センチメートル
水の電気分解において、陰極で発生する水素と陽極で発生する酸素の体積比は常に2:1の比例関係になります。陽極で酸素が8立方センチメートル発生した場合、陰極で発生する水素はその2倍の体積となるため、8 × 2 = 16立方センチメートルとなります。
高知県公立高校入試(2017)類似
燃焼の定義
Q315
マグネシウムのリボンをガスバーナーで加熱したところ、空気中の酸素と結びついて酸化マグネシウムに変化した。この実験において、この化学変化が「燃焼」であることを示す観察結果としてふさわしいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
激しい熱を出し、強い光を放ちながら反応した
燃焼の定義は、物質が酸素と結びつく際に「熱」と「光」を出すことです。マグネシウムを加熱すると、非常に強い光を発しながら激しく反応が進むため、この現象は燃焼に該当します。
愛知県公立高校入試(2020)類似
過不足のある反応の計算
Q316
酸化銅と炭素が反応して銅ができるとき、反応する酸化銅の質量と炭素の質量の割合は常に一定です。このように、物質が化学反応する際、反応に関わる物質の質量の割合が常に一定になるという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
化合物を作っている成分元素の質量の比は常に一定である、あるいは化学反応において反応する物質どうしの質量の比は常に一定であるという法則を定比例の法則といいます。これに基づき、特定の質量の酸化銅を還元するために必要な炭素の質量を計算で求めることが可能になります。なお、反応前後の全体の質量が変わらないことを示すのは質量保存の法則です。
三重県公立高校入試(2019)類似
熱分解における質量保存と量的関係
Q317
酸化銀を加熱して完全に分解させる実験を行ったところ、酸化銀の質量が1.00gのときには0.93gの銀が残り、酸化銀の質量が2.00gのときには1.86gの銀が残りました。この結果から導かれる、分解された酸化銀の質量と、発生して空気中に逃げた酸素の質量の比(酸化銀:酸素)として正しいものを選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
100:7
酸化銀を加熱すると銀と酸素に分解されます。質量保存の法則により、反応前の酸化銀の質量から、反応後に残った銀の質量を引いた値が、発生した酸素の質量に相当します。データによると1.00gの酸化銀から0.93gの銀が得られているため、発生した酸素は 1.00g - 0.93g = 0.07g です。したがって、酸化銀と酸素の質量比は 1.00:0.07 を整数の比に直した 100:7 となります。
愛知県公立高校入試(2016)類似
空気中の酸素との反応計算
Q318
水素60立方センチメートルと空気100立方センチメートルを密閉容器に入れて混合し、点火して水素と酸素を完全に反応させました。反応後に容器内に残っている気体の体積は何立方センチメートルですか。ただし、空気の組成は体積で酸素が21パーセント、それ以外が79パーセントであり、酸素以外の成分は反応しないものとします。また、生成した水の体積は無視できるものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
97立方センチメートル
空気100立方センチメートルに含まれる酸素の体積は、100 × 0.21 = 21立方センチメートルです。水素と酸素は体積比2:1で反応するため、21立方センチメートルの酸素と反応する水素の体積は 21 × 2 = 42立方センチメートルとなります。用意した水素は60立方センチメートルなので、反応せずに残る水素は 60 - 42 = 18立方センチメートルです。また、空気のうち反応に関わらない酸素以外の成分(窒素など)が79立方センチメートルそのまま残っています。したがって、反応後に残る気体の総体積は、未反応の水素18立方センチメートルと酸素以外の成分79立方センチメートルを合計した97立方センチメートルとなります。
福井県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の水素による還元の化学反応式
Q319
加熱した酸化銅に水素を通す実験において、反応前後の物質の変化と観察される現象の組み合わせとして最も適切なものを選択してください。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
黒色の酸化銅が赤褐色の銅に変化し、試験管の口付近に水滴が付着する
反応前の酸化銅は黒色の粉末ですが、水素によって還元されると金属光沢を持つ赤褐色の銅へと変化します。同時に、水素が酸化されることで生成された水が、試験管の冷たい部分で冷やされて液体の水滴となり観察されます。物質の色と生成物の状態を正確に把握することが重要です。
山形県公立高校入試(2023)類似
酸化銀の加熱による色の変化
Q320
酸化銀を試験管に入れて十分に加熱した際、物質が分解されて気体が発生し、試験管の底には金属が残りました。この変化における「加熱前の酸化銀の色」と「加熱後に残った物質の名称」の組み合わせとして、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
加熱前:黒色、加熱後の物質:銀
酸化銀は黒色の粉末状の化合物です。これを加熱すると、化学変化(熱分解)が起こり、酸素と銀に分解されます。加熱後に試験管に残る固体は銀であり、金属特有の光沢を持ちますが、粉末の状態では光を乱反射して白色に見えるのが特徴です。
群馬県公立高校入試(2024)類似
酸化銅と炭素の反応比(完全反応)
Q321
酸化銅と炭素粉末を過不足なく反応させると、酸化銅4.0gに対して炭素粉末0.3gが必要であり、このとき銅が3.2g得られることがわかっています。酸化銅2.0gを用いて同様の実験を行い、試験管内に銅のみを残したいとき、加えるべき炭素粉末の質量と、得られる銅の質量の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭素粉末0.15g、銅1.6g
化学反応における物質の質量比は常に一定です。酸化銅と炭素の反応比が「酸化銅4.0g:炭素0.3g」であるため、酸化銅が半分の2.0gになった場合、必要な炭素も半分の0.15gとなります。また、得られる銅の質量も「酸化銅4.0g:銅3.2g」の比率に従い、半分の1.6gとなります。
福井県公立高校入試(2021)類似
酸化マグネシウム
Q322
マグネシウムと酸素が反応して酸化マグネシウムができるとき、反応するマグネシウムの質量と結びつく酸素の質量の比は 3:2 であることがわかっています。ステンレス皿に1.2gのマグネシウムをのせて加熱したところ、反応が途中で止まってしまい、加熱後の全体の質量が1.6gになりました。このとき、まだ反応せずに残っているマグネシウムの質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
0.6g
まず、結びついた酸素の質量を求めます。加熱後の質量(1.6g)から反応前のマグネシウムの質量(1.2g)を引くと、反応した酸素は 0.4g であることがわかります。マグネシウムと酸素の反応比は 3:2 なので、反応したマグネシウムの質量をxとすると、「x:0.4 = 3:2」という比例式が成り立ち、これを解くと x=0.6g となります。もとのマグネシウムは1.2gあったため、残っているマグネシウムは 1.2 - 0.6 = 0.6g と計算されます。
千葉県公立高校入試(2017)類似
反応物と生成物の質量関係
Q323
炭素粉末と酸素を反応させる実験において、炭素粉末の質量を増やしていくと、発生する気体の質量がある一定の値から増えなくなった。この現象の説明として正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応する相手の酸素がすべて消費され、反応に必要な質量の割合を保てなくなったため。
一定比例の法則により、炭素と酸素が反応して二酸化炭素ができる際の質量の比は決まっています。炭素を増やし続けても、もう一方の反応物である酸素がすべて使われてなくなると、それ以上反応は進まず、生成物である気体の質量も増加しなくなります。これを物質の過不足による反応の停止といいます。
三重県公立高校入試(2020)類似
二酸化炭素中でのマグネシウムの燃焼による炭素の生成
Q324
二酸化炭素を満たした集気びんの中に、火のついたマグネシウムのリボンを挿入すると、マグネシウムは激しく光を出して燃え続けました。この反応が終わったあと、集気びんの内側には白い粉末とともに、黒い粒状の物質が付着していました。この実験で生じた「黒い物質」の正体として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
炭素
マグネシウムは二酸化炭素よりも酸素と結びつきやすい性質を持っています。そのため、二酸化炭素の中でマグネシウムを燃やすと、二酸化炭素から酸素を奪い取り、二酸化炭素が還元されることで黒い炭素が遊離します。同時にマグネシウムは酸化され、白い粉末状の酸化マグネシウムに変化します。
福島県公立高校入試(2019)類似
鉄と硫黄が反応する際の質量比
Q325
鉄粉3.5gと硫黄の粉末3.2gを混合し、加熱して硫化鉄を作る実験を行いました。このとき、生じる硫化鉄の質量は何gですか。また、反応せずに残る物質とその質量は何gですか。鉄と硫黄の反応する質量比が7:4であることを用いて計算しなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
硫化鉄が5.5g生じ、硫黄が1.2g残る
定比例の法則により、鉄と硫黄は7:4の質量比で反応します。鉄3.5gがすべて反応するために必要な硫黄の質量を求めると、3.5 × (4 ÷ 7) = 2.0gとなります。用意した硫黄は3.2gなので、硫黄は 3.2 - 2.0 = 1.2g余ることになります。このとき、反応した鉄3.5gと硫黄2.0gの合計が硫化鉄の質量となるため、3.5 + 2.0 = 5.5gの硫化鉄が生じます。このように物質の過不足がある場合は、質量の比を用いてどちらの物質が基準(不足している側)になるかを判断して計算します。
東京都公立高校入試(2025)類似
酸化銀の原子数比
Q326
酸化銀の粉末を試験管に入れて加熱し、熱分解させたときに起こる変化について正しく述べたものはどれか選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
銀原子2個に対して酸素原子1個が結びついており、分解後は酸素原子が2個結びついた酸素分子として発生する。
酸化銀を構成する銀原子と酸素原子の数は2対1の割合になっています。これを加熱して分解すると、銀と酸素に分かれますが、気体として発生する酸素は、原子が単独で存在するのではなく、必ず2個の原子が結びついた酸素分子の状態になります。このため、化学反応式を立てる際は、反応前後の原子の数が合うように調整する必要があります。
群馬県公立高校入試(2017)類似
酸化鉄の水素還元反応式
Q327
酸化鉄の粉末を試験管に入れ、水素を流しながら加熱する実験を行いました。このとき、酸化鉄が還元されて鉄が得られるとともに、別の物質が生成されます。この実験で生成される物質の名称と、その物質を確認する方法の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
生成される物質は水であり、青色の塩化コバルト紙につけると赤色(桃色)に変わることで確認できる。
酸化物から酸素が奪われる化学変化を還元と呼びます。水素を用いた酸化鉄の還元では、酸化鉄から奪われた酸素が水素と結びつくため、水(H₂O)が生成されます。水の検出には塩化コバルト紙が用いられ、水に反応して青色から赤色(桃色)に変化する性質を利用します。従来の炭素を用いた製鉄とは異なり、二酸化炭素を排出しない点がこの反応の特徴です。
山梨県公立高校入試(2015)類似
銅の加熱におけるかき混ぜ操作の目的
Q328
ステンレス皿に入れた1.2gの銅の粉末を、薬さじでかき混ぜながら繰り返し加熱したところ、物質の質量が1.3g、1.4gと次第に増加し、最終的に1.5gに達したあとは何度加熱しても数値が変化しなくなりました。このように、質量が一定の値に達して増加しなくなる理由として正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
ステンレス皿の上にあるすべての銅が、酸素と反応して酸化銅に変化したから
化学変化に関係する物質の質量の割合は、定比例の法則により常に一定です。銅と酸素が反応して酸化銅ができる場合、その質量比は銅:酸素=4:1となります。1.2gの銅であれば、最大で0.3gの酸素と反応して1.5gの酸化銅になった時点で、反応できる銅が残っていないため、それ以上加熱しても質量は増加しません。
福島県公立高校入試(2021)類似
酸素と反応する金属の質量比
Q329
1.80gの銅を加熱して完全に酸化させたところ、2.25gの酸化銅が得られました。また、1.80gのマグネシウムを加熱して完全に酸化させたところ、3.00gの酸化マグネシウムが得られました。これらの結果から、一定量の酸素と過不足なく反応する銅とマグネシウムの質量比(銅:マグネシウム)を求めなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
8:3
銅1.80gと反応した酸素は 2.25 – 1.80 = 0.45g なので、銅と酸素の質量比は 1.80:0.45 = 4:1 です。一方、マグネシウム1.80gと反応した酸素は 3.00 – 1.80 = 1.20g なので、マグネシウムと酸素の質量比は 1.80:1.20 = 3:2 です。一定量の酸素(たとえば2g)と反応する質量を考えると、銅は 4 × 2 = 8g、マグネシウムは 3g 必要となるため、質量比は 8:3 となります。
愛媛県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の炭素による還元
Q330
酸化銅と炭素の粉末を混合して加熱した際、酸化銅と炭素のそれぞれに起こる化学変化について説明したものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化銅は酸素を奪われて還元され、炭素は酸素と結びついて酸化される
この反応では、酸化銅が酸素を失って銅になる変化(還元)と、炭素が酸素を受け取って二酸化炭素になる変化(酸化)が同時に起こっています。炭素は銅よりも酸素と結びつきやすい性質を持っているため、酸化銅から酸素を奪うことができます。
岩手県公立高校入試(2018)類似
銅の酸化のモデル
Q331
銅原子と酸素分子が反応して酸化銅ができる化学変化を、原子モデルを使って表すことを考えます。このとき、反応に関わる銅原子と酸素分子の個数の比と、その化学変化を正しく表した化学反応式の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
銅原子2個に対して酸素分子1個が反応し、化学反応式は 2Cu + O₂ → 2CuO となる
化学変化の前後で、原子の種類と数は変化しません。酸化銅は銅原子1つと酸素原子1つが1:1の割合で結びついた物質ですが、反応前の酸素は原子2個が結合した酸素分子(O₂)として存在しています。酸素分子1個に含まれる2つの酸素原子をすべて酸化銅にするためには、銅原子が2個必要になります。このため、2つの銅原子(2Cu)と1つの酸素分子(O₂)が反応して、2つの酸化銅(2CuO)ができるという関係になり、原子モデルでもこの比率で描かれます。
群馬県公立高校入試(2024)類似
還元
Q332
酸化物から酸素が奪われる化学変化を何といいますか。最も適切な名称を選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
物質が酸素と結びつく化学変化を酸化と呼ぶのに対し、酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を還元と呼びます。多くの場合、酸化と還元は同時に起こります。
兵庫県公立高校入試(2021)類似
炭酸水素ナトリウム水溶液の液性
Q333
炭酸水素ナトリウムを水に溶かして作った水溶液は、どのような性質(液性)を持っていますか。最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
弱いアルカリ性
炭酸水素ナトリウムは水に溶けると、水酸化物イオンを生じるためアルカリ性を示します。同じナトリウム化合物である炭酸ナトリウムに比べると、そのアルカリ性の強さは弱いため「弱いアルカリ性」と表現されます。
熊本県公立高校入試(2023)類似
塩化コバルト紙による水の確認
Q334
酸化銅と炭素の混合物を加熱する実験や、クジャク石を加熱する実験において、発生した物質を特定する手順について述べた文として、適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管の口に付着した液体に乾燥した塩化コバルト紙を触れさせ、赤色に変わることで水の生成を確認する
化学変化によって水が生成されたかどうかを調べるには、塩化コバルト紙の色の変化を観察します。乾燥した青色の塩化コバルト紙が、液体に触れて赤色に変化すれば、その液体は水であると判断できます。石灰水は二酸化炭素に反応して白く濁るものであり、色が青く変わることはありません。また、線香を激しく燃やすのは酸素の性質です。
山形県公立高校入試(2019)類似
硫化鉄の化学式
Q335
鉄粉と硫黄の粉末を過不足なく反応させて硫化鉄を合成する実験において、鉄粉1.75gに対しては硫黄1.00gが、鉄粉3.50gに対しては硫黄2.00gが、鉄粉5.25gに対しては硫黄3.00gがそれぞれ必要であることが分かりました。このとき、鉄粉7.00gをすべて反応させて硫化鉄を作るために必要な硫黄の質量は何gか、求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
4.00g
実験結果から、鉄と硫黄が化合して硫化鉄ができるときの質量の比を求めると、1.75:1.00 = 3.50:2.00 = 5.25:3.00 = 7:4であることがわかります。定比例の法則により、反応する物質の質量比は常に一定であるため、鉄粉7.00gに対して必要な硫黄の質量をxとすると、7:4 = 7.00:x という比例式が成り立ちます。これを解くと x = 4.00g となります。
群馬県公立高校入試(2014)類似
酸素との結びつきの強さ
Q336
酸化銅と炭素の粉末を混ぜて加熱すると、炭素が銅から酸素を奪い、二酸化炭素と銅に分かれる反応が起こります。しかし、酸化マグネシウムと炭素の粉末を混ぜて加熱しても、酸化銅の時のように還元反応は起こりません。この事実から導き出される、マグネシウム、銅、炭素の3つの物質における「酸素との結びつきやすさ」の強弱関係として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグネシウム > 炭素 > 銅
物質が酸素と結びつこうとする力の強さは、物質の種類によって異なります。酸化銅が炭素によって還元されるのは、炭素の方が銅よりも酸素と結びつく力が強いため、銅から酸素を奪い取ることができるからです。一方で、酸化マグネシウムに炭素を加えても変化がないのは、マグネシウムのほうが炭素よりも酸素と結びつく力が強く、炭素が酸素を奪うことができないためです。したがって、酸素との結びつきはマグネシウムが最も強く、次いで炭素、最も弱いのが銅となります。
鹿児島県公立高校入試(2016)類似
発熱反応
Q337
発熱反応が起こっている最中の、熱の移動と温度変化の関係について正しく説明しているものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
物質が化学変化するときに熱を放出するため、周囲の温度が上がる。
発熱反応では、物質が持っている化学エネルギーの一部が熱エネルギーに変わり、それが外部(周囲)へと放出されます。放出された熱によって周囲の空気や溶液などの熱運動が激しくなるため、結果として温度上昇が観察されます。
東京都公立高校入試(2015)類似
マグネシウムと酸素の質量の比例関係
Q338
マグネシウムと酸素が反応するときの質量比が「マグネシウム:酸素 = 3:2」であるとき、1.2gのマグネシウムを完全に酸化させるために必要な酸素の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.8g
化学変化における物質の質量の間には一定の割合が成り立つため、比例式を用いて計算することができます。マグネシウムと酸素の質量比が 3:2 であることから、必要な酸素をxとすると「3:2 = 1.2:x」という式が成り立ちます。これを解くと 3x = 2.4 となり、x = 0.8g が導き出されます。
長崎県公立高校入試(2017)類似
炭酸ナトリウムの性質
Q339
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱した際、二酸化炭素や水が発生した後に試験管内に残る白い固体の物質名を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭酸ナトリウム
炭酸水素ナトリウムを加熱して熱分解を起こすと、二酸化炭素と水が発生し、試験管には炭酸ナトリウムという別の物質が残ります。これは元の炭酸水素ナトリウムとは異なる性質を持つ白い固体です。
大分県公立高校入試(2021)類似
未反応の炭酸水素ナトリウムの確認方法
Q340
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱した後、試験管の底に残った白色の固体を少量の水に溶かし、その性質を調べる実験を行いました。このとき、水溶液にフェノールフタレイン液を加えた際の変化と、そこから判断できる物質の性質の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
水溶液が赤色に変化し、強いアルカリ性を示していることがわかる。
炭酸水素ナトリウムを熱分解して得られる炭酸ナトリウムは、水によく溶け、その水溶液は強いアルカリ性を示します。フェノールフタレイン液はアルカリ性の水溶液に反応して赤色に変化する性質があるため、加熱後の固体を溶かした水溶液は鮮やかな赤色になります。BTB液を用いて青色に変化させる方法もありますが、フェノールフタレイン液による赤色の変化はアルカリ性を特定する際の典型的な観察ポイントです。
群馬県公立高校入試(2017)類似
化合
Q341
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせ、試験管に入れて加熱したところ、激しく反応して黒色の物質である硫化鉄ができました。この実験における物質の変化の説明として最も適切なものはどれか、選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
二種類以上の物質が結びつき、性質の異なる一種類の物質に変化した
鉄と硫黄という二種類の物質が結びついて、硫化鉄という全く別の性質(磁石に引きつけられない、塩酸を加えると硫化水素が発生するなど)を持つ一種類の物質が生成されているため、これは化合の典型的な例です。元の物質の性質が失われ、新物質ができている点が重要です。
富山県公立高校入試(2024)類似
質量保存の法則
Q342
電子てんびんの上にうすい塩酸が入ったビーカーを置き、そこに炭酸水素ナトリウムを加えて反応させました。ふたをしていないビーカーを用いた場合、反応後の電子てんびんの示す値は、反応前の全体の質量の合計よりも小さくなりました。この理由として適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応によって発生した気体が空気中へ出ていったため
塩酸と炭酸水素ナトリウムが反応すると、二酸化炭素が発生します。容器にふたをせず開放した状態で実験を行うと、発生した二酸化炭素が空気中に逃げてしまうため、その分の質量が減少して測定されます。密閉容器で実験を行えば、反応前後で質量は変化しません。
静岡県公立高校入試(2017)類似
吸熱反応
Q343
ビーカーの中に水酸化バリウムと塩化アンモニウムを入れ、ガラス棒でかき混ぜて反応させたときに観察される現象と、その理由の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
周囲から熱を奪う反応であるため、ビーカーの底や周辺の温度が下がる。
水酸化バリウムと塩化アンモニウムの反応は、典型的な吸熱反応の一つです。この反応が進行するためには周囲から熱を奪う必要があるため、反応が起きているビーカーの底などは熱を失い、温度が低下します。
島根県公立高校入試(2018)類似
酸化
Q344
物質が酸素と結びつく化学変化を何といいますか。また、スチールウール(鉄)を空気中で燃焼させたときにできる物質の名称として適切な組み合わせを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
化学変化:酸化、生成物:酸化鉄
物質が酸素と結合する反応を酸化と呼びます。スチールウールは鉄を主成分としており、これを燃焼させると空気中の酸素と反応して、酸化鉄という別の物質に変化します。
山口県公立高校入試(2017)類似
銅と酸素の質量の割合
Q345
銅の粉末0.80gをステンレス皿に広げ、薬さじでかき混ぜながら十分に加熱したところ、すべてが反応して酸化銅へと変化しました。このとき、得られた酸化銅の質量は何gですか。ただし、銅と酸素が反応するときの質量比は4:1であるものとします。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1.00g
銅と酸素が反応して酸化銅ができるときの質量比は、銅:酸素=4:1です。反応後の酸化銅の質量は「反応した銅の質量+結びついた酸素の質量」で求められるため、銅と酸化銅の質量比は4:(4+1)=4:5となります。銅0.80gがすべて反応した場合、得られる酸化銅の質量をxとおくと、4:5=0.80:x という比例式が成り立ちます。これを解くと、x=1.00gとなります。
大分県公立高校入試(2022)類似
吸熱反応
Q346
水酸化バリウムと塩化アンモニウムを混ぜ合わせてアンモニアを発生させる実験を行いました。このとき、反応が進むにつれて試験管の温度はどのように変化しますか。また、その理由として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
周囲の熱を吸収するため、温度が下がる。
水酸化バリウムと塩化アンモニウムの反応によるアンモニアの発生は、吸熱反応の代表的な例です。化学変化が起こる際に周囲から熱エネルギーを取り込むため、反応が進むにつれて試験管や周囲の温度が低下し、触れると冷たく感じられます。
茨城県公立高校入試(2020)類似
炭素の燃焼反応
Q347
集気びんの中に炭素を入れて加熱し、完全に燃焼させたあと、びんの中に石灰水を入れてよく振り混ぜました。このとき観察される石灰水の変化として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
白く濁る
炭素が燃焼すると、化学反応式 C + O2 → CO2 で表される通り、二酸化炭素が発生します。二酸化炭素には石灰水と反応して白く濁らせる性質があるため、炭素が燃焼したあとのびんの中ではこの変化が観察されます。
静岡県公立高校入試(2024)類似
酸化銅の還元反応式
Q348
酸化銅と炭素を反応させたとき、酸化銅が酸素を失って銅になる変化を還元といいます。このとき同時に起こっている炭素の変化について、正しく説明したものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭素は酸化銅から酸素を奪い、酸化されて二酸化炭素になっている。
酸化と還元は常に同時に起こります。酸化銅が酸素を奪われて還元される一方で、炭素は酸化銅から酸素を受け取って(結びついて)二酸化炭素へと変化しており、この変化を酸化と呼びます。
鳥取県公立高校入試(2017)類似
酸化銀の熱分解の化学反応式
Q349
酸化銀の熱分解を化学反応式「2Ag₂O → 4Ag + O₂」で表すとき、反応の前後における原子の種類と数の変化について正しく述べたものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応の前後で、銀原子の数は4個、酸素原子の数は2個のまま変化していない。
化学反応において、原子が消滅したり、新しく生じたり、他の種類の原子に変わったりすることはありません。左辺の2Ag₂Oには、Ag₂Oという塊(銀原子2個、酸素原子1個)が2つあるため、合計で銀原子4個、酸素原子2個が存在します。右辺の4Ag(銀原子4個)とO₂(酸素原子2個)でもその数は維持されており、原子の組み合わせのみが変化していることがわかります。
岐阜県公立高校入試(2026)類似
エタノールの燃焼の化学反応式
Q350
エタノールを燃焼させたときに発生する物質を確認する方法として、適切な手順と結果の説明はどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
発生した気体を石灰水に通すと白く濁り、付近に生じた液体を塩化コバルト紙につけると青色から赤色に変わる。
エタノールの燃焼によって生成される物質は二酸化炭素と水です。二酸化炭素は石灰水を白く濁らせる性質があり、水は青色の塩化コバルト紙を赤色(桃色)に変化させる性質があるため、これらの方法で生成物を確認することができます。
山形県公立高校入試(2022)類似
化学反応における質量の比例関係
Q351
一定量のうすい塩酸に石灰石を加え、発生した気体の質量を調べる実験において、石灰石が1.5gのときに気体が0.6g発生して反応がちょうど終わりました。このときと同じ量の塩酸が入った別の容器に、1.8gの石灰石を加えて反応させた場合、反応せずに残る石灰石の質量は何gになるか求めなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
0.3g
実験データから、一定量の塩酸と過不足なく反応する石灰石の質量は1.5gであることがわかっています。ここに1.8gの石灰石を加えた場合、反応できる石灰石の限界量は1.5gであるため、加えた1.8gのうち1.5gだけが反応に使われます。したがって、反応せずに残る石灰石の質量は、1.8gから1.5gを引いた0.3gとなります。
山口県公立高校入試(2021)類似
還元
Q352
酸化銅と炭素の混合物を加熱し、発生した気体をガラス管で導いて石灰水に通したところ、石灰水が白く濁りました。この実験における炭素の働きと変化について正しく述べたものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭素は酸化銅から酸素を奪って自身は酸化され、二酸化炭素になった。
炭素は酸化銅よりも酸素と結びつきやすい性質を持っています。そのため、酸化銅から酸素を奪って二酸化炭素へと変化(酸化)します。一方で、酸素を奪われた酸化銅は銅へと変化(還元)します。石灰水が白く濁ったのは、この反応によって二酸化炭素が発生したことを示しています。
埼玉県公立高校入試(2016)類似
化合物
Q353
化合物と混合物の違いを説明した文として、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
化合物は2種類以上の元素が結びついた純粋な物質であり、混合物は複数の純粋な物質が混じり合ったものである。
化合物は複数の元素が化学結合によって結びついた「純粋な物質」であり、一定の性質(融点や沸点など)を持ちます。これに対し、混合物は複数の純粋な物質が単に混ざり合っているだけの状態を指し、その成分比によって性質が変化します。空気や食塩水は混合物の代表例です。
鳥取県公立高校入試(2015)類似
化学変化における定量的計算
Q354
石灰石1.50gに、ある濃度のうすい塩酸15cm³を加えると、石灰石がすべて溶けて気体が発生し、反応後の全体の質量が0.66g減少しました。この実験結果に基づき、同じ濃度のうすい塩酸40cm³に石灰石を加えて過不足なく反応させるために必要な石灰石の質量として正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
4.00g
石灰石1.50gとうすい塩酸15cm³が過不足なく反応するという条件から、反応する石灰石の質量とうすい塩酸の体積の比は 1.50 : 15 = 1 : 10 であることがわかります。したがって、塩酸40cm³を過不足なく反応させるために必要な石灰石の質量をxとすると、1 : 10 = x : 40 という比例式が成り立ち、x = 4.00g と算出されます。
京都府公立高校入試(2020)類似
銅の酸化における質量比
Q355
銅の粉末を空気中で十分に加熱すると、空気中の酸素と結びついて黒色の酸化銅に変化します。このとき、反応する銅の質量と、生成される酸化銅の質量の比は常に一定になります。この質量の比(銅:酸化銅)として最も適切な数値と、物質が反応する際の質量の割合が常に一定になるという法則の名称を組み合わせたものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
銅:酸化銅 = 4:5、定比例の法則
銅を加熱して完全に酸化させると、銅:酸素:酸化銅の質量比は常に4:1:5になります。このように、反応に関係する物質の質量の割合が常に一定になるという法則を「定比例の法則」と呼びます。質量保存の法則は反応前後の全体の質量が変わらないことを指す法則であり、特定の物質間の比率を示すものではありません。
福島県公立高校入試(2020)類似
塩酸の体積に基づいた気体発生量の計算
Q356
炭酸水素ナトリウム4.0gに塩酸を少しずつ加え、加えた塩酸の体積と発生した気体の質量の関係を調べました。塩酸を10立方センチメートルから30立方センチメートルまで増やしていく間は気体の質量も比例して増加しましたが、塩酸を40立方センチメートル加えたところで気体の質量は2.0gとなり、さらに塩酸を増やして50立方センチメートルにしても気体の質量は2.0gのままでした。塩酸を50立方センチメートル加えた後のビーカー内の様子について、正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭酸水素ナトリウムがすべて反応し、塩酸が未反応のまま残っている
塩酸の体積を40立方センチメートルから50立方センチメートルに増やしても気体の質量が増加しないのは、反応する相手である炭酸水素ナトリウムが40立方センチメートルの時点で既にすべて反応しきってしまったためです。したがって、それ以上に加えた塩酸は反応する相手がいないため、未反応のまま水溶液中に残ることになります。
群馬県公立高校入試(2021)類似
反応物と生成物の質量関係
Q357
炭酸水素ナトリウムの熱分解実験において、加熱前の質量を2.00g、4.00g、6.00gと増やしていくと、反応後に残る固体の質量はそれぞれ1.26g、2.52g、3.78gとなりました。この結果から導き出される規則性と、加熱後に質量が減少した理由の組み合わせとして適切なものはどれか選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
加熱前の質量と加熱後の固体の質量は比例しており、二酸化炭素や水が発生して試験管の外へ逃げたため質量が減少した
化学変化に関係する物質の質量の関係を調べると、反応物の質量と生成物の質量の比は常に一定であり、比例の関係が成り立ちます。炭酸水素ナトリウムの熱分解では、固体の炭酸ナトリウムの他に、気体の二酸化炭素と液体(水蒸気)の水が発生します。これらが試験管の外へ放出されるため、残った固体の質量は加熱前よりも減少しますが、その残った量も元の炭酸水素ナトリウムの質量に比例して増加します。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
酸化銅の還元
Q358
酸化銅を加熱し、そこに水素を通すと、酸化銅から酸素が奪われて元の金属である銅に戻る反応が起こります。このように、酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
還元
酸化物から酸素が取り除かれる反応は還元と呼ばれます。この実験では水素が酸素と結びつきやすい性質を利用しており、酸化銅が還元される一方で、水素は酸素と結びついて酸化されています。
山口県公立高校入試(2017)類似
酸化マグネシウムの生成計算
Q359
1.5gのマグネシウムをステンレス皿に広げて十分に加熱し、すべてを酸化マグネシウムへと変化させた。このとき、マグネシウムと化合した酸素の質量は何gか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
1.0g
マグネシウムと酸素が化合する際の質量比は3:2である。1.5gのマグネシウムがすべて反応に関わった場合、化合する酸素の質量をxとすると、「3:2 = 1.5:x」という比例式が成り立つ。これを解くと、x = 1.0gとなり、1.5gのマグネシウムに対して1.0gの酸素が結びつくことがわかる。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
銅と酸化銅の質量比
Q360
銅の粉末をステンレス皿に広げて十分に加熱し、完全に酸化銅へと変化させる実験を行った。銅の質量が0.40gのときには0.50gの酸化銅が、銅の質量が1.20gのときには1.50gの酸化銅が得られた。このとき、反応した「銅の質量」と生成された「酸化銅の質量」の比として最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
4:5
銅と酸素が結びついて酸化銅ができるとき、反応する物質の質量の割合は常に一定であるという定比例の法則が成り立つ。実験結果から、銅0.40gに対して酸化銅0.50g、あるいは銅1.20gに対して酸化銅1.50gが生成されているため、その比を整数の比に直すと0.40:0.50 = 4:5となる。
群馬県公立高校入試(2017)類似
硫化鉄
Q361
鉄粉と硫黄の混合物を加熱して硫化鉄を得る実験において、この化学変化を化学反応式で表したものとして正しいものはどれか。ただし、鉄の化学式をFe、硫黄の化学式をSとする。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
Fe + S → FeS
鉄原子(Fe)1個と硫黄原子(S)1個が結びついて、硫化鉄(FeS)という1つの化合物ができる反応であるため、係数がすべて1である「Fe + S → FeS」が正しい。これは2種類の物質が結びついて別の1種類の物質ができる「化合」の代表的な例である。
山梨県公立高校入試(2020)類似
蒸発熱
Q362
注射の前にアルコールで皮膚を拭いたり、手に消毒液を塗ったりしたとき、皮膚がひんやりと冷たく感じることがあります。この現象が起こる理由として最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
アルコールが液体から気体に蒸発するとき、接している皮膚から熱を奪うため。
液体が気体に変化する現象を蒸発(または気化)と呼びます。物質が蒸発するときには周囲から熱を吸収する性質があり、この熱を蒸発熱(気化熱)といいます。アルコールが皮膚の上で蒸発する際、皮膚から蒸発熱を奪っていくため、私たちは冷たさを感じます。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
マグネシウムの酸化による質量関係の測定
Q363
マグネシウムを空気中で加熱した際に、激しく熱や光を出しながら酸素と結びつく化学変化のことを何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化
物質が酸素と結びつく化学変化を酸化と呼びます。マグネシウムを加熱すると、空気中の酸素と結びついて酸化マグネシウムという別の物質に変化します。このとき、激しく熱や光を出すため、酸化の中でも特に「燃焼」と呼ばれます。
和歌山県公立高校入試(2026)類似
状態変化における分子の挙動
Q364
物質が液体から気体に状態変化するとき、物質を構成する分子の状態について述べた文として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
分子どうしの間隔が著しく大きくなる。
物質が状態変化しても、それを構成する分子自体の種類や大きさ、質量、および分子の総数が変化することはありません。液体から気体に変化する際は、分子の運動がより激しくなり、分子どうしの間隔が非常に大きくなるため、結果として全体の体積が大きく増加します。
富山県公立高校入試(2023)類似
有機物の構成元素
Q365
有機物を空気中で燃焼させたとき、二酸化炭素と水が共通して発生します。この結果から、有機物を構成している主要な原子の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
炭素と水素
有機物を燃焼させると、物質を構成していた炭素原子が空気中の酸素と結びついて二酸化炭素になり、水素原子が空気中の酸素と結びついて水になります。この生成物を確認することで、もとの有機物に炭素と水素が含まれていたことが証明されます。酸素は空気中から供給されるため、構成元素の判断には含めません。
茨城県公立高校入試(2022)類似
炭酸ナトリウムと酸の反応
Q366
炭酸ナトリウムの水溶液を用いた実験において、二酸化炭素を発生させるための操作として適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
水溶液に薄い塩酸を加える。
炭酸ナトリウムは炭酸塩の一種であり、塩酸などの酸と反応することで二酸化炭素を放出する。塩化カルシウム水溶液を加えた場合は、炭酸カルシウムの白い沈殿が生じる反応が起こるが、気体である二酸化炭素は発生しないため、試薬の選択に注意が必要である。
奈良県公立高校入試(2018)類似
マグネシウムの酸化反応式
Q367
マグネシウムを空気中で加熱して完全に反応させたとき、生じた白い物質の名称とその化学変化を表す化学反応式の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化マグネシウム、2Mg + O₂ → 2MgO
マグネシウムを空気中で加熱すると、空気中の酸素と結びつく酸化という反応が起こります。このとき、マグネシウム原子と酸素分子が反応して酸化マグネシウムができる様子を化学反応式で表すと、原子の数を左右で合わせる必要があるため、2Mg + O₂ → 2MgOとなります。酸素原子は分子の状態で反応に関わるため、OではなくO₂と表記します。
宮城県公立高校入試(2021)類似
質量保存の法則
Q368
物質の出入りが完全に遮断されるように蓋を閉めて密閉したプラスチック製容器を用意し、その中で化学反応を行った。反応を開始する前の容器全体の質量と、反応開始から九十分が経過して反応が十分に終了した後の容器全体の質量を比較したとき、どのような結果が得られるか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
密閉容器内での変化であるため、反応の前後で質量の変化なし。
密閉容器内では、反応によって気体が発生しても外部に逃げることがなく、また外部の酸素などが容器内の物質と結びつくこともない。したがって、どのような化学変化が起こっても、容器内の物質全体の質量は反応前後で等しくなる。
群馬県公立高校入試(2021)類似
塩化コバルト紙の色の変化
Q369
炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて加熱したところ、試験管の口付近の内側に無色透明の液体が付着しました。この液体が「水」であることを確かめるための方法と、予想される結果の説明として最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
乾燥した青色の塩化コバルト紙を液体につけると、赤色(桃色)に変化する
炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じる無色透明の液体は水です。塩化コバルト紙は水に触れると青色から赤色(桃色)に変わるため、液体が水であることを証明するためには、乾燥した青色の紙が赤色に変化することを確認する手順が適切です。
徳島県公立高校入試(2017)類似
酸化銀の熱分解
Q370
酸化銀を加熱した後に試験管に残った白色に近い色の物質が、金属である「銀」であることを確かめるための操作と、その結果得られる現象の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
薬さじの背などでこすると、金属光沢が出る。
酸化銀が熱分解して生じた物質は銀であり、金属の一種です。金属には「磨くと特有の輝きが出る(金属光沢)」「たたくと広がる(展性)」「電気をよく通す」といった共通の性質があります。したがって、こすって光沢が出ることを確認することは、その物質が金属であることの有力な証拠となります。
栃木県公立高校入試(2024)類似
炭酸水素ナトリウムの分解反応式
Q371
炭酸水素ナトリウムを加熱したときの化学変化を化学反応式で表す際、反応の前後の原子の数を一致させた正しい式はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2
化学反応式では、反応の前後で原子の種類と数が変わらないように係数を調整する必要があります。炭酸ナトリウムの化学式はNa2CO3であり、ナトリウム原子(Na)が2個含まれているため、反応前の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)の係数を2にする必要があります。これにより、水素原子や炭素原子、酸素原子の数も左右で一致します。
山口県公立高校入試(2014)類似
酸化
Q372
酸化という化学変化が起こる際の物質の変化とエネルギーの出入りについて述べた文として、正しいものを選択しなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
物質が酸素と化合する反応であり、反応に伴って熱が発生することがある。
酸化は物質が酸素と化合(結びつく)する変化を指します。鉄の酸化や木炭の燃焼のように、多くの酸化反応では熱が発生します。物質が酸素と結びつくため、反応後の物質(酸化物)の質量は、反応前の元の物質の質量よりも増加するのが一般的です。
神奈川県公立高校入試(2025)類似
吸熱反応とエネルギーの変換
Q373
吸熱反応におけるエネルギーの変換と保存について述べた文として、科学的に正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
周囲の熱エネルギーが、反応後の物質が持つ化学エネルギーに変換される
化学変化においてはエネルギー保存の法則が成り立ちます。吸熱反応では、周囲の熱エネルギーを吸収して、物質がもともと持っていた化学エネルギーよりも大きな化学エネルギーを持つ別の物質へと変化します。エネルギーが消失したわけではなく、熱エネルギーが化学エネルギーという別の形に置き換わったために温度が低下します。
東京都公立高校入試(2019)類似
還元反応における未反応物質の質量計算
Q374
酸化銅 1.00g と炭素 0.06g の混合物を加熱した実験において、反応前の物質の質量の合計は 1.06g でしたが、反応後に試験管に残った固体の質量は 0.84g でした。質量保存の法則に基づいたとき、この化学反応によって発生した二酸化炭素の質量は何gであると考えられますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.22g
質量保存の法則により、化学反応の前後で物質全体の質量の総和は変化しません。反応前の全体の質量(酸化銅 1.00g + 炭素 0.06g = 1.06g)から、反応後に試験管内に残った固体の質量(0.84g)を差し引いた値が、気体となって試験管の外へ逃げていった二酸化炭素の質量に相当します。計算式は 1.06g - 0.84g = 0.22g となります。
愛知県公立高校入試(2019)類似
質量保存の法則の成り立ち
Q375
化学変化が起こるとき、反応の前後で物質全体の質量が変わらないのはなぜですか。その理由として最も適切な説明を選択してください。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応によって原子の組み合わせは変化するが、原子の種類と数は変化しないため
化学変化の本質は、物質を構成している原子の結びつき(組み合わせ)が変わることです。しかし、反応の前後で原子が別の種類の原子に変わったり、原子の総数が減ったり増えたりすることはありません。一つ一つの原子の質量は決まっているため、種類と数が変わらなければ、全体の質量も保存されることになります。
福井県公立高校入試(2023)類似
銅の酸化における定比例の法則
Q376
銅の粉末を加熱した際、加熱後の質量は加熱前に比べて増加します。1.0gの銅の粉末を加熱し、一部が反応した状態で質量を測定したところ1.15gでした。このとき、まだ反応していない銅の質量は何gですか。ただし、銅と酸素は4:1の質量比で反応するものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.40g
まず、結びついた酸素の質量を求めます。加熱後の質量から加熱前の質量を引くと、1.15 - 1.00 = 0.15[g] の酸素が結びついたことがわかります。銅と酸素の反応する質量比は4:1であるため、酸素0.15gと反応した銅の質量は、0.15 × 4 = 0.60[g] です。もともとあった銅は1.0gなので、まだ反応していない銅は、1.00 - 0.60 = 0.40[g] となります。
島根県公立高校入試(2021)類似
硫化鉄
Q377
鉄粉と硫黄の混合物を加熱して別の物質に変化させたとき、反応後の物質が持つ性質について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
磁石を近づけても引きつけられなくなる
加熱前の混合物に含まれる鉄粉は磁石に引きつけられる性質を持っていますが、加熱によって硫黄と結びつき硫化鉄という別の物質になると、鉄本来の性質は失われます。そのため、反応後の物質に磁石を近づけても引きつけられません。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
分解
Q378
1種類の物質が、2種類以上の性質の異なる別の物質に分かれる化学変化を何というか。また、その中でも特に加熱によって起こるものを何というか、名称の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解・熱分解
もとの物質とは別の物質に分かれる化学変化を「分解」という。化学変化を促すエネルギーとして熱を用いた場合は、特に「熱分解」と呼び、理科の実験では酸化銀や炭酸水素ナトリウムの分解が代表例として扱われる。
山口県公立高校入試(2018)類似
気体の発生量と時間の関係
Q379
水の電気分解の装置に一定の電流を流したところ、開始から4分が経過した時点で陰極側に3.2mLの水素が溜まっていました。このまま同じ電流を流し続けたとき、実験開始から10分が経過した時点で陰極側に溜まっている水素の合計の体積は何mLになりますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
8.0mL
電極で発生する気体の体積は電流を流した時間に比例するという法則があります。4分間で3.2mL発生したことから、1分間あたりの発生量は 3.2 ÷ 4 = 0.8mL と計算できます。したがって、10分間電流を流したときに溜まる合計の体積は 0.8 × 10 = 8.0mL となります。
島根県公立高校入試(2023)類似
ガスバーナーの調節
Q380
ガスバーナーに火をつけたところ、炎の色がオレンジ色でゆらゆらと揺れていた。この炎を、温度が高く安定した青色の炎にするための操作として正しいものはどれか。なお、ガスバーナーにはネジが2つあり、上側が空気調節ネジ、下側がガス調節ネジであるとする。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
上側の空気調節ネジを回して、空気の量を増やす
ガスバーナーの炎がオレンジ色になるのは、供給される空気の量が不足し、ガスが不完全燃焼を起こしているためである。青色の安定した炎にするには、上側にある空気調節ネジを回して開き、空気の量を増やすことで完全燃焼を促す必要がある。
群馬県公立高校入試(2016)類似
化学変化における質量の計算
Q381
酸化銀を加熱して銀と酸素に分解する際、反応する酸化銀の質量と、発生する酸素の質量の間には比例関係が成り立ちます。このように、化学変化において反応する物質と生成する物質の質量比が常に一定になるのはなぜですか。その理由として適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
化学変化の前後で、原子の種類によって一粒あたりの質量が決まっており、結びつく原子の数の割合も決まっているから。
定比例の法則に関する原理の説明です。物質は原子から構成されており、原子の種類ごとに質量が決まっています。化学変化が起こる際、原子の組み合わせは変わりますが、それぞれの物質を構成する原子の数の比は常に一定です。そのため、反応に関与する物質全体の質量比も常に一定に保たれます。
岩手県公立高校入試(2022)類似
加熱停止時の石灰水の逆流防止
Q382
試験管に入れた物質を加熱して気体を発生させ、その気体を別の試験管に入れた石灰水に導く実験において、加熱を止める前にガラス管の先端を石灰水から外に出しておく理由として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰水が加熱中の試験管に逆流し、試験管が破損するのを防ぐため
加熱を停止すると、加熱していた試験管内部の空気や気体の温度が下がり、体積が収縮します。これにより試験管内の気圧が外気圧よりも低くなり、外部の液体を引き込む力が働きます。冷たい石灰水が熱い試験管内に逆流して流れ込むと、急激な温度変化に耐えきれず試験管が割れてしまうため、逆流防止の操作が不可欠です。
大阪府公立高校入試(2021)類似
酸化鉄の還元における定量的関係
Q383
酸化鉄の粉末と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱し、酸化鉄をすべて還元して鉄を取り出す実験を行います。酸化鉄と、それと過不足なく反応する炭素の質量比が20:3であり、酸化鉄20.0gから14.0gの鉄が得られるとき、酸化鉄10.0gを完全に還元するために必要な炭素の質量と、そのとき得られる鉄の質量の組み合わせとして正しいものを選択してください。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭素:1.5g、鉄:7.0g
酸化鉄と炭素の反応における質量比が20:3であるため、酸化鉄10.0g(20.0gの半分)を反応させるのに必要な炭素は 3.0g ÷ 2 = 1.5g となります。また、得られる鉄の質量も酸化鉄の質量に比例するため、20.0gから14.0g得られるのであれば、10.0gからはその半分の7.0gが得られます。このように、化学変化に関係する物質の質量には一定の割合(質量比)が成立します。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
質量パーセント濃度
Q384
60℃の水100gが入ったビーカーに食塩を37g溶かして、飽和水溶液を作った。このとき、この水溶液の質量パーセント濃度を小数点第一位を四捨五入して求めると何%になるか、適切な数値を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
27%
質量パーセント濃度を求める際は、分母を「溶媒(水)の質量」ではなく「溶液(溶質+溶媒)の質量」にする必要がある。この実験では、分母が 100g(水)+ 37g(食塩)= 137g となる。よって、(37 ÷ 137) × 100 = 27.00… となり、四捨五入すると27%となる。分母を水だけの質量にして計算しないよう注意が必要である。
広島県公立高校入試(2018)類似
マグネシウムと二酸化炭素の反応
Q385
二酸化炭素の中でマグネシウムを燃焼させた際、集気瓶の中には白色の物質と黒色の物質が残りました。この反応における化学的な説明として正しい組み合わせはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグネシウムが酸化され、二酸化炭素が還元された。
物質が酸素と結びつく変化を酸化、酸化物が酸素を奪われる変化を還元と呼びます。この実験では、マグネシウムが二酸化炭素の酸素を受け取って酸化マグネシウムになるため、マグネシウムは「酸化」されています。一方で、二酸化炭素は酸素を失って炭素になるため、二酸化炭素は「還元」されています。酸化と還元は常に同時に起こる反応です。
佐賀県公立高校入試(2021)類似
二酸化炭素による食品の膨張
Q386
ベーキングパウダーを使わずに焼いたホットケーキの断面は密度が高く詰まっていますが、ベーキングパウダーを加えて焼いたホットケーキの断面には、内部に無数の小さな空間が存在し、全体の厚みが大きく増していることが観察されます。このような変化が起こる理由を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱によりベーキングパウダーが熱分解して二酸化炭素が発生し、生地の中に気体の出口となる隙間を作ったから。
ホットケーキが膨らむのは、生地の内部で化学変化が起きているためです。ベーキングパウダーの成分が熱分解されて生じた二酸化炭素が、出口を求めて生地を押し広げることで小さな空間(気泡の跡)が作られ、結果として全体の体積が増加し、ふっくらとした質感になります。
島根県公立高校入試(2025)類似
炭酸水素ナトリウムと塩酸の反応
Q387
蓋をしていないビーカーに入れたうすい塩酸に、炭酸水素ナトリウムの粉末を加えたところ、激しく気体が発生しました。反応が完全に終わったあとで全体の質量を測定すると、反応前よりも減少していました。この質量の減少について説明した文として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
化学反応によって二酸化炭素が発生し、それが空気中に放出されたため、放出された気体の質量の分だけ減少した。
炭酸水素ナトリウムと塩酸の反応では、気体である二酸化炭素が発生します。この実験は蓋のないビーカーという「開放系」で行われているため、発生した二酸化炭素はビーカーの外(空気中)へと逃げていきます。質量保存の法則により、反応した物質の質量の総和と生成した物質の質量の総和は等しく保たれていますが、空気中に逃げた気体の分だけ、手元の秤で測定される質量は減少して表示されます。したがって、減少した質量は発生した二酸化炭素の質量に相当します。
滋賀県公立高校入試(2024)類似
金属光沢
Q388
酸化銅を還元して得られた赤色の物質が金属であることを確かめるために、その物質の表面を薬さじなどでこすった(磨いた)際に見られる、金属特有の輝きのことを何というか、答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
金属光沢
金属には、表面を磨くと光を反射して輝くという共通の性質があります。この輝きを金属光沢と呼びます。酸化銅から酸素が奪われる還元反応によって生じた赤色の物質は「銅」であり、金属の性質を持つため、磨くことでこの特有の光沢が現れます。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
分解
Q389
酸化銀の熱分解によって生じる物質の性質を確かめる方法と、その結果の説明として正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管に残った固体を薬さじの背などでこすると、金属特有の光沢が現れる。
酸化銀の熱分解で生じる固体の「銀」は金属である。金属には「たたくと広がる(展性)」「引くと伸びる(延性)」「電気をよく通す(導電性)」「みがくと光る(金属光沢)」という共通の性質があるため、薬さじでこすると光る。一方、発生した気体は酸素であり、線香を入れると炎を上げて激しく燃える「助燃性」を持つ。
新潟県公立高校入試(2019)類似
試薬の量を変えた際の生成物の最大質量算出
Q390
20.0cm³のうすい塩酸に石灰石を加えて二酸化炭素を発生させる実験において、石灰石の質量が1.00gになるまでは発生する二酸化炭素の質量が石灰石の質量に比例して増加しましたが、石灰石を1.00gより多く加えても二酸化炭素の質量は0.44gで一定になりました。この塩酸50.0cm³に石灰石3.00gを加えて反応させたとき、発生する二酸化炭素の最大質量は何gになりますか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
1.10g
化学反応において、反応する物質の質量と生成する物質の質量の関係は、反応物の量に基づいた比例計算で求めることができます。まず、塩酸の量が20.0cm³から50.0cm³へと2.5倍になっている点に着目します。このとき、50.0cm³の塩酸と過不足なく反応する石灰石の質量は、1.00g × 2.5 = 2.50gです。問題文では石灰石を3.00g加えていますが、塩酸がすべて反応し尽くされるために必要な2.50gを超えて石灰石が存在するため、塩酸が反応を制限する限定反応物となります。したがって、発生する二酸化炭素の最大生成量も元の2.5倍となり、0.44g × 2.5 = 1.10gと算出されます。石灰石がすべて反応すると誤認して計算しないよう注意が必要です。
京都府公立高校入試(2024)類似
磁性
Q391
鉄粉と硫黄の混合物を加熱して硫化鉄をつくる化学変化において、物質の性質がどのように変化したかを確かめる方法として、磁石を用いた検証が行われます。この実験において、加熱後の物質が磁石に引きつけられなくなる理由を説明したものとして、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
磁性を持つ鉄粉が硫黄と化合して、磁性を持たない別の物質である硫化鉄に変化したため。
鉄と硫黄が結びつく化学変化(化合)によって生成された硫化鉄は、もとの物質である鉄や硫黄とは異なる性質を持つ化合物です。鉄粉単体やその混合物の段階では鉄の性質である磁性が残っていますが、化合して別の物質になることでその性質が失われます。このように、化学変化の前後で物質の性質が変化することを確かめるために磁石が利用されます。
富山県公立高校入試(2016)類似
マグネシウムと酸素の化合における質量比
Q392
マグネシウム0.90gを加熱したところ、反応が途中で止まってしまい、加熱後のステンレス皿の中にある物質の合計質量は1.30gとなりました。マグネシウムと酸素が3:2の質量比で反応して酸化マグネシウムが生成されるものとしたとき、まだ反応せずに残っているマグネシウムは何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
0.30g
加熱後の質量増加分 1.30g – 0.90g = 0.40g が、反応した酸素の質量です。マグネシウムと酸素の反応比が3:2であることから、酸素0.40gと反応したマグネシウムをx gとすると、x:0.40 = 3:2 という比例式が成り立ち、x = 0.60g と求められます。もともとあったマグネシウムは0.90gなので、残っているマグネシウムは 0.90g – 0.60g = 0.30g となります。
広島県公立高校入試(2026)類似
原子の構造
Q393
原子を構成する「陽子」「中性子」「電子」の3つの粒子の電気的な性質について述べたものとして、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
陽子はプラスの電気をもち、中性子は電気をもたず、電子はマイナスの電気をもつ。
原子を構成する粒子のうち、原子核の中にある陽子がプラスの電気を、原子核のまわりにある電子がマイナスの電気を帯びています。同じく原子核の中にある中性子は、その名の通り電気を帯びていない粒子です。
佐賀県公立高校入試(2016)類似
マグネシウムの燃焼反応
Q394
マグネシウムのリボンをピンセットではさみ、ガスバーナーの炎に入れて加熱したところ、激しく熱と光を出して反応し、白い物質が生成された。このとき起きた化学反応の名称と、生成された物質の名称の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
燃焼 ― 酸化マグネシウム
物質が激しく熱と光を出しながら酸素と結びつく反応を燃焼と呼び、酸化反応の一種である。マグネシウム(Mg)が燃焼すると、空気中の酸素(O₂)と結びついて酸化マグネシウム(MgO)という白色の物質が生成される。
千葉県公立高校入試(2019)類似
発生した気体の質量の算出
Q395
ふたをしていないビーカーを用いて、うすい塩酸と炭酸水素ナトリウムを反応させる実験を行った。このとき、反応後の全体の質量が反応前よりも減少した理由として、最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生した気体が空気中へ逃げ出したため
うすい塩酸と炭酸水素ナトリウムの反応では二酸化炭素が発生します。容器にふたをしない開放系で実験を行うと、発生した二酸化炭素が外部に放出されるため、その分の質量が減少したように測定されます。これは「質量保存の法則」が成り立たなくなったわけではなく、測定対象である容器の中から気体が移動したことによる結果です。
佐賀県公立高校入試(2018)類似
アンモニアの発生とその性質
Q396
塩化アンモニウムと水酸化バリウムを混合して反応させたときに発生する気体と、その気体が水に溶けたときの性質の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
アンモニアが発生し、水溶液はアルカリ性を示す
塩化アンモニウムはアンモニウム塩の一種であり、水酸化バリウムのようなアルカリ(強塩基)と反応させることでアンモニアを遊離させることができます。発生したアンモニアガスは水溶液中で一部が電離して水酸化物イオンを生じるため、その性質はアルカリ性となります。
高知県公立高校入試(2019)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解による二酸化炭素の発生
Q397
炭酸水素ナトリウムを加熱すると、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の3つの物質に分かれます。このように、1種類の物質が加熱によって2種類以上の別の物質に分かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱分解
1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる反応を「分解」と呼び、特に熱によって起こるものを「熱分解」といいます。これに対し、2種類以上の物質が結びついて別の物質ができる反応は「化合」、物質が酸素と激しく結びついて熱や光を出す反応は「燃焼」と呼ばれます。
岐阜県公立高校入試(2019)類似
二酸化炭素による生地の膨張
Q398
ホットケーキの断面を観察すると、小さな穴がたくさん空いていることがわかります。この現象が起こる原理について正しく説明したものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
重曹が熱分解して生じた二酸化炭素が、生地を押し広げて外に出ようとするため。
加熱によって炭酸水素ナトリウムが熱分解を起こすと、二酸化炭素が発生します。この気体が粘り気のある生地の中で膨張し、外に逃げようとする際に通り道を作るため、加熱後の断面にはスポンジのような多数の空洞(穴)が残ります。
福岡県公立高校入試(2014)類似
酸素原子
Q399
炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)を加熱して分解したとき、生じた「水」と「二酸化炭素」の分子モデルを考えると、それらに共通して含まれる原子があることがわかる。この共通する原子に関する説明として最も適切なものを答えなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
原子記号Oで表される酸素原子が含まれている。
化学変化の前後で原子の種類と数は変化しないという法則がある。炭酸水素ナトリウムを熱分解すると、炭酸ナトリウム(Na₂CO₃)、水(H₂O)、二酸化炭素(CO₂)が生成される。このうち、水と二酸化炭素の組成を比較すると、どちらの分子にも酸素原子(O)が結合して含まれていることが原理的に導かれる。
和歌山県公立高校入試(2026)類似
開放系における質量の減少
Q400
うすい塩酸に石灰石を加えると二酸化炭素が発生します。この実験を、ふたのない開放されたビーカーを用いて行ったとき、反応後の全体の質量が反応前よりも小さくなる理由として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生した気体がビーカーの外へ放出され、その分の質量が失われたから
化学変化の前後で原子の種類や数は変化しないため、すべての物質を閉じ込めていれば質量は保存されます。しかし、本問のように容器が密閉されていない「開放系」では、発生した気体が空気中へと放出されてしまいます。そのため、電子てんびんなどで測定される質量は、放出された気体の分だけ減少することになります。
沖縄県公立高校入試(2019)類似
化学変化における反応物の過不足と質量
Q401
酸化銅の粉末と炭素の粉末を混ぜ合わせて加熱し、二酸化炭素を発生させて銅を取り出す実験を行います。酸化銅に対して、過不足なく反応する量よりも多くの炭素を混ぜて加熱した場合、反応が終わったあとの試験管内に残った物質の様子を説明したものとして、正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生成された赤色の銅と、反応しきれなかった黒色の炭素が混ざった状態で残っている
化学変化に関係する物質の質量の割合(反応比)は決まっており、一定量の酸化銅と過不足なく反応する炭素の量には上限があります。その上限を超えて炭素を加えた場合、酸化銅はすべて反応して赤色の銅に変化しますが、余った炭素は未反応のまま黒色の粉末として試験管内に残ります。そのため、反応後の物質は赤色と黒色が混ざった状態で見られます。
秋田県公立高校入試(2023)類似
水素の分類
Q402
透明なポリエチレンの袋の中に水素と酸素の混合気体を入れ、袋の内部に設置した電極から電気火花を飛ばして点火しました。反応後、袋の内部に液体が付着し、あらかじめ入れておいた青色の試験紙が赤色(桃色)に変化しました。この実験に関する記述として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応前の混合気体は、2種類の単体が混ざり合った混合物である。
水素と酸素はそれぞれ1種類の元素からなる単体であり、点火する前の状態ではこれらが単に混ざり合っているだけなので混合物といえます。点火して反応が起こると、水素と酸素が化学結合して水(化合物)に変化します。青色の試験紙(塩化コバルト紙)が赤色に変化したのは、水が生成されたことを証明する現象です。
佐賀県公立高校入試(2019)類似
化学反応式のモデル表現
Q403
「2個のA原子と1個のB原子が結合した分子」が2組ある状態から、化学変化によって「単独のA原子4個」と「2個のB原子が結合した分子1組」に変化したとします。この反応前後における原子の数について正しく述べているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応前はA原子が4個、B原子が2個であり、反応後もA原子が4個、B原子が2個で、種類と数は一致している。
化学反応式をモデルで考える際、分子を構成する原子を一つずつ数える必要があります。反応前は(2A+B)の分子が2組あるため、原子の総数はAが4個、Bが2個となります。反応後も、バラバラのAが4個と、Bが2個結びついた分子(B2)が1組あるため、Aが4個、Bが2個となり、反応前後で原子の種類と数は完全に一致します。
福井県公立高校入試(2014)類似
酸化銅の還元
Q404
酸化銅と炭素の粉末を混ぜて加熱したとき、酸化銅は酸素を失って銅に変化します。このように、酸化物が酸素を奪われる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
物質が酸素を失う化学変化を還元と呼びます。金属の酸化物から酸素を取り除いて単体の金属を取り出す反応はその代表例です。このとき、酸化銅から酸素を奪った炭素は、酸素と結びついて二酸化炭素に変化(酸化)しており、酸化と還元は必ず同時に起こるという性質があります。
高知県公立高校入試(2024)類似
マグネシウム原子と銅原子の質量比
Q405
マグネシウムの粉末を加熱すると、マグネシウムの質量と結びつく酸素の質量の比は常に3:2になります。また、銅の粉末を加熱すると、銅の質量と結びつく酸素の質量の比は常に4:1になります。それぞれの酸化物において、金属原子1個に対して酸素原子1個が結びついていると仮定した場合、マグネシウム原子1個と銅原子1個の質量比(マグネシウム:銅)として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
3:8
定比例の法則により、特定の物質を構成する成分元素の質量比は常に一定です。マグネシウムと酸素は3:2で反応し、銅と酸素は4:1で反応します。原子1個あたりの質量比を比較するために、結びつく酸素の質量を2にそろえて考えると、マグネシウム3gに対して銅は8g(4:1=8:2)必要になります。原子の結びつく数の比がどちらも1:1であるため、この金属どうしの質量比3:8が、そのまま原子1個あたりの質量比となります。
福井県公立高校入試(2022)類似
炭酸水素ナトリウムと塩酸の化学反応
Q406
炭酸水素ナトリウムをうすい塩酸に加えたときに起こる化学変化において、反応後に生成される3つの物質の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 50%(2回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
塩化ナトリウム、水、二酸化炭素
炭酸水素ナトリウムとうすい塩酸が反応すると、化学変化によって塩化ナトリウム(食塩)、水、そして二酸化炭素が発生します。この反応は、身近な例では入浴剤やベーキングパウダーの反応などにも応用されています。
山梨県公立高校入試(2022)類似
水素の燃焼による水の生成
Q407
水素分子(小さな白い丸が2個結合したもの)2つと、酸素分子(二重の丸が2個結合したもの)1つが反応して水ができる様子をモデルで考えるとき、反応後に生成される水分子の構成として適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二重の丸1個に対して、小さな白い丸が2個結合したものが2つできる
化学変化においては、もとの分子をつくっていた原子の組み合わせが変わり、別の分子がつくられます。水素分子をつくる水素原子と酸素分子をつくる酸素原子の組み合わせが変わることで、1つの酸素原子(二重の丸)に2つの水素原子(小さな白い丸)が結合した水分子が形成されます。反応前後で原子の総数は変わらないため、この組み合わせを持つ水分子が2つ生成されます。
鳥取県公立高校入試(2024)類似
マグネシウムと酸素の質量の比例関係
Q408
マグネシウムと酸素は、質量比 3:2 の割合で常に反応することがわかっています。いま、マグネシウムの粉末1.2gを完全に酸化させるまで加熱したとき、必要な酸素の質量と、生成される酸化マグネシウムの質量の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸素:0.8g、酸化マグネシウム:2.0g
マグネシウムと酸素の質量比が 3:2 であるため、マグネシウム1.2gと結びつく酸素の質量をxとすると、3:2 = 1.2:x という比例式が成り立ちます。これを解くと 3x = 2.4 となり、x = 0.8g の酸素が必要であることがわかります。生成される酸化マグネシウムの質量は、マグネシウムの質量と結びついた酸素の質量の和になるため、1.2g + 0.8g = 2.0g となります。
福岡県公立高校入試(2016)類似
硫化水素
Q409
鉄粉と硫黄粉末を混合し、試験管の口に脱脂綿を詰めて上部をガスバーナーで加熱すると、加熱した部分が赤くなり、加熱をやめても試験管全体に反応が広がって硫化鉄が生成される。この硫化鉄にうすい塩酸を加えて気体を発生させる際、安全に実験を行うための配慮として最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
窓を開けるなどして、十分に換気を行う
硫化鉄にうすい塩酸を加えると、有毒な硫化水素が発生する。硫化水素を吸い込むと人体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、実験を行う際は必ず窓を開けるなどの換気を徹底し、気体を直接吸い込まないように注意しなければならない。
福岡県公立高校入試(2021)類似
炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの性質比較
Q410
炭酸水素ナトリウムと、それを加熱して得られた炭酸ナトリウムを区別する方法とその結果について、正しい組み合わせはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
少量の水への溶け方を比較すると、炭酸ナトリウムの方が溶けやすく、その水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えるとより強いアルカリ性を示す。
炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じる炭酸ナトリウムは、水に対する溶解度が炭酸水素ナトリウムよりも高いという物理的性質の違いがあります。さらに、水溶液中での性質(化学的性質)においても、炭酸水素ナトリウムは弱いアルカリ性であるのに対し、炭酸ナトリウムはより強いアルカリ性を示すという違いがあります。したがって、フェノールフタレイン溶液を用いた反応では、炭酸ナトリウム水溶液の方が反応が顕著に現れます。
福島県公立高校入試(2026)類似
レポートの考察
Q411
理科の実験レポートにおいて、実験の目的と得られた結果を照らし合わせ、その結果から何が明らかになったのかという論理的な結論をまとめる項目を何と呼びますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
考察
実験レポートの構成において、実験を行うねらいを記すのが「目的」、実際に行った手順や操作を記すのが「方法」、目や測定器で確認した事実を記すのが「結果」です。これらを踏まえ、実験結果を分析して目的が達成されたか、何が明らかになったのかという結論を導き出す過程を「考察」と呼び、科学的な探究において最も重要な項目の一つです。
愛知県公立高校入試(2020)類似
酸化銅と炭素の反応の化学反応式
Q412
酸化銅と炭素の反応(2CuO + C → 2Cu + CO2)において、この化学反応式が成り立つ理由を、原子の種類と数の観点から説明したものとして最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応前の物質に含まれる銅原子2個、酸素原子2個、炭素原子1個が、反応後も組み替えられて同じ数だけ存在するから。
化学変化の前後では、物質を構成する原子の種類と数は変化せず、その組み合わせのみが変化するという「質量保存の法則」の根本となる原理があります。酸化銅2分子(2CuO)には銅原子が2個と酸素原子が2個含まれ、炭素1原子(C)と反応することで、銅原子2個(2Cu)と、炭素原子1個・酸素原子2個からなる二酸化炭素1分子(CO2)へと組み替えられます。各原子の合計数は反応前後で一致しています。
沖縄県公立高校入試(2021)類似
酸素の性質
Q413
酸化銀を試験管に入れて加熱したときに発生する、無色・無臭の気体の名称と、その性質として正しい組み合わせを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸素であり、他の物質が燃えるのを助ける性質がある
酸化銀を熱分解すると、銀と酸素に分かれます。発生した酸素は無色・無臭の気体であり、それ自体は燃えませんが、他の物質が燃えるのを助ける「助燃性」という性質を持っています。
富山県公立高校入試(2015)類似
質量保存の法則
Q414
石灰石とうすい塩酸を密閉容器内で反応させた後、容器のふたを開けてしばらく放置してから再び質量を測定しました。このときの質量の変化と、その理由の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素が空気中に逃げ出したため、反応直後よりも質量が減少する
石灰石とうすい塩酸が反応すると、気体の二酸化炭素が発生します。容器が密閉されている間は二酸化炭素も質量に含まれていますが、ふたを開けることでこの気体が容器の外へ放出されます。その結果、放出された気体の質量の分だけ、容器全体の測定値は減少することになります。
滋賀県公立高校入試(2024)類似
還元後の再酸化防止
Q415
酸化銅の還元実験において、加熱を終了した直後に、ガラス管に取り付けられたゴム管をピンチコックで閉じる操作を行う理由として、正しい説明はどれですか。化学的な原理に基づいて答えなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
高温状態の銅が空気中の酸素と結びつき、再び酸化銅に変化するのを防ぐため
還元によって得られた銅は、加熱直後は熱エネルギーを大きく持っており、化学的に反応しやすい状態です。この高温の銅を空気にさらすと、酸素と激しく結びついて再反応(再酸化)が起こります。純粋な銅を取り出すためには、十分に温度が下がるまで外気を遮断し続ける必要があります。なお、逆流防止については「石灰水からガラス管を抜く」操作が該当しますが、ピンチコックによる密閉の主な目的は酸化防止です。
北海道公立高校入試(2023)類似
銅の酸化における定比例の法則
Q416
ステンレス皿に銅の粉末2.0gを薄く広げ、ガスバーナーで十分に加熱してすべて酸化銅に変化させました。銅と酸素が結びつく際の質量比が 4:1 であるとき、加熱後に得られた酸化銅の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2.5g
銅と酸素が 4:1 の質量比で反応して酸化銅ができるとき、生成される酸化銅の質量の割合は 4+1=5 となります。銅の質量が2.0gの場合、反応する酸素の質量は 2.0 ÷ 4 × 1 = 0.5g と計算できるため、得られる酸化銅の質量はこれらを合計した 2.5g となります。または、比の計算を用いて 2.0g × 5/4 = 2.5g と求めることも可能です。
愛媛県公立高校入試(2023)類似
温度による溶解度の変化と溶け残り
Q417
水100gに対して物質P、Q、R、Sをそれぞれ溶かす実験を行った。0度から80度の範囲で温度を上げると、どの物質も溶ける最大質量は増加したが、どの温度域においても常に他の3つの物質に比べて溶ける質量が最も少なかった物質はどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
物質S
物質の種類によって、温度ごとの溶解度はそれぞれ決まった値をとります。今回の実験条件において、物質Sは0度から80度のすべての範囲で他の物質よりも溶解度を示す曲線が低い位置にあるため、常に最も溶ける量が少ない物質であるといえます。
北海道公立高校入試(2021)類似
銅の酸化における質量の割合
Q418
銅の粉末を空気中で十分に加熱すると、空気中の酸素と化学変化を起こし、黒色の物質へと変化します。このとき生成された物質の名称と、この化学変化の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(2回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅・酸化
物質が酸素と結びつく化学変化を酸化と呼びます。銅を空気中で加熱すると、空気中の酸素と反応して黒色の酸化銅が生成されます。
福井県公立高校入試(2021)類似
酸化と還元の同時性
Q419
黒色の酸化銅の粉末と炭素の粉末を混ぜ合わせ、試験管に入れて加熱したところ、酸化銅は赤色の銅に変化し、炭素は二酸化炭素へと変化しました。この実験における物質の変化の説明として最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化銅が還元され、同時に炭素が酸化されている
酸化銅は酸素を失って銅に変化するため還元されています。一方で、混ぜ合わされた炭素は酸化銅から放出された酸素を受け取って二酸化炭素に変化するため酸化されています。このように、一方の物質が還元されるとき、もう一方の物質は必ず酸化されています。
沖縄県公立高校入試(2020)類似
炭酸ナトリウム
Q420
加熱前の炭酸水素ナトリウムと、それを加熱して分解したあとに試験管に残った炭酸ナトリウムについて、それぞれの性質を比較した説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸ナトリウムの方が水に溶けやすく、水溶液のアルカリ性の強さは炭酸ナトリウムの方が強い
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムはどちらも白い固体でアルカリ性を示しますが、炭酸ナトリウムの方が水に対する溶解度が大きく、より強いアルカリ性を示すという違いがあります。この性質の違いを利用して、フェノールフタレイン溶液に加えた際の赤色の濃さや、少量の水への溶け残りの有無を確認することで、物質の変化を確かめることができます。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
二酸化炭素
Q421
炭酸水素ナトリウムの熱分解実験において、発生した気体が二酸化炭素であることを証明するための方法と、その化学的な根拠について述べた説明として正しいものを選択してください。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰水を入れて振ると、二酸化炭素と石灰水が反応して不溶性の物質ができるため白く濁る。
二酸化炭素を石灰水(水酸化カルシウム水溶液)に通すと、化学反応によって水に溶けにくい炭酸カルシウムが生成されます。この細かい粒子が液中に現れることで、全体が白く濁って見えます。これが二酸化炭素を検出する原理です。
鳥取県公立高校入試(2023)類似
水素の確認方法
Q422
水溶液の電気分解によって得られた気体が水素であることを確かめるための、実験操作と結果の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
火のついたマッチを近づけると、音を立てて燃える。
気体にマッチの火を近づけて「音を立てて燃える」ことを確認するのは、その気体が可燃性を持つ水素であることを特定するための手順です。線香が激しく燃えるのは酸素、石灰水が白濁するのは二酸化炭素の性質であり、水素の判別には適しません。
福岡県公立高校入試(2017)類似
化学反応の完結
Q423
銅の粉末をステンレス皿に入れ、ガスバーナーで加熱しながら薬さじでよくかき混ぜ、冷えてから質量を量るという操作を繰り返しました。この実験において、質量が変化しなくなるまで加熱と測定を繰り返す目的として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
全ての銅を空気中の酸素と過不足なく反応させるため
銅を加熱すると空気中の酸素と結びついて酸化銅になりますが、粉末が重なっていると内部の銅が酸素に触れず、反応が不十分になることがあります。薬さじでかき混ぜながら繰り返し加熱し、質量の増加が止まる(=一定になる)まで行うことで、用意した銅のすべてが酸素と反応しきったことを確認できます。
奈良県公立高校入試(2024)類似
定比例の法則に基づく計算
Q424
化学反応において、反応する物質の質量比が常に一定であるという法則を何というか、名称を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
定比例の法則
物質が化学反応する際、反応に関わる物質の質量の割合は、反応物の量に関わらず常に一定になる。これを定比例の法則と呼ぶ。質量保存の法則は「反応前後の全体の質量が変わらない」ことを指すため、混同しないよう注意が必要である。
愛知県公立高校入試(2025)類似
酸化銅の炭素による還元反応
Q425
酸化銅4.0gに炭素粉末0.30gを混ぜて加熱すると、過不足なく反応して試験管内の物質がすべて赤褐色の銅に変化しました。酸化銅の質量を8.0gに変えて、過不足なく反応させてすべてを銅にするために必要な炭素粉末の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.60g
化学反応において、反応する物質の質量の割合は常に一定であるという定比例の法則が成り立ちます。酸化銅4.0gに対して炭素0.30gが必要であるため、酸化銅が2倍の8.0gになった場合、必要な炭素の質量も2倍の0.60gとなります。また、このとき生成される銅の質量も同様に2倍になります。
山口県公立高校入試(2017)類似
酸化反応
Q426
鉄粉、活性炭、食塩水を混ぜ合わせたときに温度が上がる現象について、その理由を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄が空気中の酸素と結びついて酸化鉄に変化する際に、熱を放出するため。
鉄の酸化反応はエネルギーを外部に放出する「発熱反応」の一種です。活性炭や食塩水は鉄の酸化を促す助けをしており、鉄が酸素と結びついて酸化鉄になる化学変化の過程で熱が発生するため、全体の温度が上昇します。これは使い捨てカイロの原理と同じです。
富山県公立高校入試(2020)類似
酸化銅を構成する銅と酸素の質量比
Q427
8.0gの銅粉を空気中で完全に酸化させて、すべて酸化銅に変化させたとき、得られる酸化銅の質量は何gになりますか。なお、銅と酸素が反応する際の質量比(銅:酸素)は4:1であるものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
10.0g
銅と酸素の質量比が4:1であるとき、反応によってできる酸化銅の質量比は(4+1=)5となります。銅8.0gがすべて反応したときに結びつく酸素の質量をxとすると、4:1=8.0:x より、x=2.0gとなります。したがって、得られる酸化銅の質量は、もとの銅の質量と結びついた酸素の質量の和となるため、8.0g+2.0g=10.0gとなります。
富山県公立高校入試(2023)類似
有機物の構成元素
Q428
有機物を燃焼させたときに「水」が発生したことは、その有機物に「水素原子」が含まれていることの証拠となります。その理由を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
燃焼で結びつく空気中の酸素には、水素が含まれていないから。
燃焼とは、物質が空気中の酸素と激しく結びつく化学変化です。生成物である水(H2O)に含まれる水素原子(H)は、反応した相手である空気中の酸素分子(O2)には含まれていません。したがって、発生した水に含まれる水素原子は、もともと燃焼させた物質の中に存在していたといえます。
山梨県公立高校入試(2026)類似
鉄と硫黄の反応の化学反応式
Q429
鉄粉と硫黄の粉末を乳鉢でよく混ぜ合わせ、その一部を試験管に入れて脱脂綿で栓をしました。この試験管内の混合物の上部をガスバーナーで加熱し、反応が始まったのを確認してから加熱をやめたところ、加熱をやめた後も反応が続いて全体が黒色の物質に変化しました。この化学変化を化学反応式で表したものとして最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
Fe + S → FeS
鉄(Fe)と硫黄(S)が結びついて硫化鉄(FeS)ができる化学変化は「化合」と呼ばれます。この反応は鉄原子1個と硫黄原子1個が結びつくため、化学反応式は Fe + S → FeS となります。反応が始まると発生する熱(反応熱)によって次の反応が連鎖的に進むため、加熱を途中でやめても全体が変化するのが特徴です。
千葉県公立高校入試(2021)類似
銅の酸化の化学反応式
Q430
銅の粉末を空気中で十分に加熱すると、空気中の酸素と結びついて酸化銅(Ⅱ)が生成されます。この化学変化を正しく表した化学反応式を選択肢から選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2Cu + O2 → 2CuO
銅原子(Cu)と酸素分子(O2)が反応して酸化銅(CuO)ができる際、反応の前後で各原子の数を等しくする必要があります。酸素は分子(O2)として存在するため、反応後に2つの酸化銅ができることになり、これに合わせて銅原子も2つ必要となるため、2Cu + O2 → 2CuOという式が成り立ちます。
福岡県公立高校入試(2024)類似
加熱実験における逆流防止
Q431
物質を加熱して発生した気体を別の試験管の液体に導く実験において、加熱を止める前にガラス管を液体から抜かなければならない理由を、気圧の観点から説明したものとして最も適切なものを答えなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
加熱を止めると試験管内の温度が下がり、気圧が周囲より低くなって液体が逆流するのを防ぐため
ボイル・シャルルの法則に関連する現象であり、密閉に近い系において温度が下がると内部の気体の圧力が減少する。周囲の気圧(大気圧)の方が高い状態になると、液体が押し上げられて試験管内部へと逆流してしまう。この逆流した液体が加熱部分に触れると急冷による破損を招くため、操作の順序が厳格に定められている。
奈良県公立高校入試(2024)類似
マグネシウムと二酸化炭素の反応式
Q432
マグネシウムが二酸化炭素の中で燃焼し、酸化マグネシウムと炭素に変化する反応において、二酸化炭素が受けている化学変化の説明として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸素を失い、炭素に還元されている
化学変化において、酸化物から酸素が奪われる変化を還元と呼びます。この反応では、マグネシウムが二酸化炭素から酸素を奪って酸化マグネシウムになる際、二酸化炭素側は酸素を失って炭素に変化しているため、還元反応が起きているといえます。
山形県公立高校入試(2023)類似
定比例の法則に基づく酸素発生量の計算
Q433
酸化銀をステンレス皿にのせて加熱し、完全に分解する実験を行いました。酸化銀1.00gを用いたとき、加熱後の固体の質量は0.93gになりました。この実験結果から導き出される、「酸化銀の質量」と「発生した酸素の質量」の比として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
100:7
実験によって固体の質量が 1.00g から 0.93g に減少したのは、酸化銀に含まれていた酸素が気体となって空気中に放出されたためです。したがって、発生した酸素の質量は 1.00g - 0.93g = 0.07g です。酸化銀の質量(1.00g)と酸素の質量(0.07g)の比を求めると 1.00:0.07 となり、これを最も簡単な整数の比に直すと 100:7 になります。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
分解
Q434
一種類の物質が、加熱などのエネルギーによって、元の物質とは性質の異なる二種類以上の別の物質に分かれる化学変化を何といいますか。最も適切な用語を選択してください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
分解
もとの物質が別の物質に変わる現象を化学変化といいますが、そのなかでも「一種類の物質」が「二種類以上の別の物質」に分かれる反応を分解と定義します。これに対し、二種類以上の物質が結びついて一種類の物質ができる変化は化合と呼ばれます。
岡山県公立高校入試(2017)類似
加熱実験における液体の逆流防止
Q435
試験管に入れた物質を加熱し、発生した気体を別の容器の液体に通す実験では、加熱を止める前に「ガラス管を液体から抜く」という操作が不可欠である。この操作を行わずに火を消した場合に起こる現象と、その理由の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管内の空気が収縮して気圧が下がり、液体が逆流して試験管が破損する。
火を消すと、加熱されていた試験管内の気体の温度が下がり、体積が収縮します。この収縮によって試験管内部の気圧が外気圧よりも低くなるため、ガラス管の先が液体に浸かっていると、液体が試験管側へと吸い寄せられる「逆流」が発生します。この冷たい液体が加熱されていた熱い試験管に触れると、急激な温度変化に耐えきれず試験管が破損するため、非常に危険です。
岐阜県公立高校入試(2024)類似
酸化銅
Q436
ステンレス皿に広げた一定量の銅の粉末を加熱し続けたとき、ある回数以上加熱しても物質の質量が増加しなくなる理由を、化学変化の原理に基づいて説明したものとして正しいものを選択してください。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
反応に関わる銅の原子がすべて酸素の原子と結びつき、酸化銅に変化したため。
銅の酸化は、銅原子と酸素原子が特定の割合で結びつく反応です。用意した銅の粉末の量が決まっていれば、それと結びつくことができる酸素の最大量も決まります。したがって、皿の上にあるすべての銅原子が酸素と反応して酸化銅(CuO)に変化した後は、それ以上加熱を続けても新たな化学変化は起こらず、質量の増加も停止します。
北海道公立高校入試(2020)類似
質量保存の法則
Q437
化学変化の前後において、その反応に関係する物質全体の質量の総和が変わらないことを述べた法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 100%(4回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
質量保存の法則
化学変化の前後では、原子の組み合わせは変化しますが、原子そのものが新しくできたり、なくなったり、別の種類の原子に変わったりすることはありません。そのため、反応に関わった物質全体の質量は一定に保たれます。これを質量保存の法則と呼び、18世紀にフランスのラヴォアジエによって提唱されました。
愛知県公立高校入試(2016)類似
水の合成の化学反応式
Q438
水の合成の化学反応式「2H₂ + O₂ → 2H₂O」に基づき、水素分子と酸素分子が過不足なく反応して水分子になるときの、反応する分子の数の比(水素分子:酸素分子)を選択してください。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2:1
化学反応式の係数は、反応に関与する分子の数の比を表しています。2H₂は水素分子が2個、O₂は酸素分子が1個(係数1は省略される)であることを示しているため、分子の数の比は2:1となります。これにより、原子の組み替えが過不足なく行われ、2個の水分子が生成されます。
福島県公立高校入試(2020)類似
吸熱反応
Q439
化学反応を利用した製品である「冷却パック」「加熱式容器」「化学カイロ」について、その仕組みを説明したものとして適切なものはどれですか。なお、冷却パックは硝酸アンモニウムと水、加熱式容器は酸化カルシウムと水、化学カイロは鉄粉や活性炭などを主成分としています。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
冷却パックは、物質が反応する際に周囲の熱を奪う性質を利用して温度を下げている。
硝酸アンモニウムと水が反応すると吸熱反応が起こり、周囲から熱を奪うため温度が下がります。酸化カルシウムと水の反応や、鉄粉の酸化反応(化学カイロ)は、熱を放出する発熱反応であるため、周囲の温度を上げる働きをします。
滋賀県公立高校入試(2019)類似
酸化マグネシウム
Q440
マグネシウムと酸素が反応して酸化マグネシウム(MgO)が生成されるとき、反応するマグネシウムの質量と、結びつく酸素の質量の比は常に3:2になります。0.09gのマグネシウムをステンレス皿の上で空気中にさらしながら十分に加熱し、すべて酸化マグネシウムに変化させたとき、得られる酸化マグネシウムの質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.15g
マグネシウムと酸素の質量比が3:2であるとき、生成される酸化マグネシウムの質量は、マグネシウムの質量を「3」としたときの「3+2=5」に相当します。したがって、マグネシウムと酸化マグネシウムの質量比は3:5となります。0.09gのマグネシウムから得られる酸化マグネシウムをx gとすると、「3:5 = 0.09:x」という比例式が成り立ち、これを計算すると x = 0.15g となります。
埼玉県公立高校入試(2018)類似
マグネシウムの燃焼の化学反応式
Q441
マグネシウムの燃焼を表す化学反応式「2Mg + O2 → 2MgO」について、この式が表している内容の説明として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグネシウム原子2個と酸素分子1個が反応して、酸化マグネシウムが2個できることを示している。
化学反応式の係数は、反応に関係する原子や分子の個数の比を表しています。2Mgはマグネシウム原子2個、O2は酸素原子2個からなる酸素分子1個、2MgOは酸化マグネシウムが2個生成されることを意味します。マグネシウムは金属であるため「分子」としては存在せず原子の集まりで構成されている点、および化学反応式の係数は質量(グラム)の比を直接表すものではない点に注意が必要です。
滋賀県公立高校入試(2016)類似
反応物による沈殿量の限界
Q442
一定量の塩化バリウム水溶液が入ったビーカーに、うすい硫酸を少しずつ加えていく実験を行います。加えた硫酸の質量と、発生した白い沈殿の質量の関係について述べたものとして、最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
硫酸を加えていくと沈殿の質量は増加するが、ある一定の質量に達した後は、硫酸をさらに加えても沈殿の質量は増加しなくなる。
化学変化に関係する物質の質量の割合は決まっており、一方の物質(この場合は塩化バリウム)の量が決まっている場合、反応相手(硫酸)を増やしていくと、反応できるバリウムイオンが残っている間は沈殿が増加します。しかし、すべてのバリウムイオンが反応し尽くすと、それ以上硫酸を加えても反応が起こらなくなるため、沈殿の質量は一定のまま変化しなくなります。
福井県公立高校入試(2021)類似
化学反応における原子の保存
Q443
酸化銅の分子モデル10個を、炭素原子のモデルと過不足なく反応させたところ、単体の銅原子と二酸化炭素分子が生成された。このとき、生成物として得られる銅原子の個数と、二酸化炭素分子の個数の組み合わせとして正しいものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
銅原子10個、二酸化炭素分子5個
酸化銅(CuO)と炭素(C)が反応して銅(Cu)と二酸化炭素(CO₂)が生じる変化を化学反応式で表すと、2CuO + C → 2Cu + CO₂ となります。この式から、酸化銅の分子と生成される銅原子の個数比は 1:1 であり、酸化銅の分子と二酸化炭素分子の個数比は 2:1 であることがわかります。したがって、酸化銅の分子が10個であれば、生成される銅原子は10個、二酸化炭素分子はその半分の5個となります。
大分県公立高校入試(2014)類似
銅と酸化銅の質量比
Q444
銅の質量と、生成された酸化銅の質量の関係を調べたところ、銅が0.4gのとき酸化銅は0.5gになり、銅が0.8gのとき酸化銅は1.0gになるという、原点を通る直線の関係が確認できました。このとき、1.2gの銅を完全に酸化させるために必要な「酸素」の質量は何gですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.3g
銅と酸化銅の質量比が4:5であることから、反応した酸素の質量は「酸化銅 - 銅」で求められ、銅と酸素の質量比は4:1であることがわかります。したがって、銅1.2gに対して結びつく酸素の質量をxとすると、「銅:酸素 = 4:1 = 1.2g:x」という比例式が成り立ちます。これを計算すると「4x = 1.2」となり、x = 0.3gが導き出されます。
山形県公立高校入試(2021)類似
石灰水の逆流防止
Q445
酸化銅と炭素の反応実験において、加熱を止める前に「ガラス管を石灰水から抜く」という手順が決められている理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
試験管内の気圧が下がることで石灰水が逆流し、試験管が破損するのを防ぐため
ガスバーナーによる加熱を終えると、試験管内の気体が冷えて体積が小さくなり、試験管内部の気圧が周囲の気圧よりも低くなります。このとき、ガラス管が液体に浸かっていると、外気圧に押された石灰水が試験管内へ逆流します。加熱されていた試験管に冷たい石灰水が入り込むと、ガラスの急激な熱収縮によって破損を招くため、これを防ぐための安全上の操作として定義されています。
福島県公立高校入試(2022)類似
酸化銀の熱分解の化学反応式
Q446
酸化銀を試験管に入れて加熱したとき、試験管の底に残った白色の固体が「銀」であることを確かめるための操作と、その結果得られる反応の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
薬品さじでこすると、特有の金属光沢が出る。
酸化銀の熱分解によって生じる白色の固体は、金属である銀です。金属には「磨くと光沢が出る(金属光沢)」「叩くと広がる(展性)」「電気をよく通す」といった共通の性質があります。線香が燃えるのは発生した酸素の性質であり、水に溶ける性質や塩酸との反応はこの実験における銀の確認方法としては不適切です。
山形県公立高校入試(2019)類似
硫化鉄の化学式
Q447
鉄粉と硫黄の粉末が「鉄:硫黄=7:4」の質量比で過不足なく反応して硫化鉄ができるとき、硫黄の質量を4.00g用意して、鉄粉と余りが出ないようにすべて反応させるために必要な鉄粉の質量は何gか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
7.00g
鉄と硫黄が過不足なく反応する質量比は7:4である。硫黄の質量が4.00gであるとき、必要な鉄の質量をxとおくと、「x:4.00 = 7:4」という比例式が成り立つ。この比を解くと、x = 4.00 × (7 ÷ 4) = 7.00g と算出される。定比例の法則により、反応する物質の質量比は常に一定であるため、この計算が適用できる。
群馬県公立高校入試(2020)類似
銅と酸素が化合する質量の比
Q448
銅の粉末を空気中で十分に加熱して酸化銅を生成させるとき、反応する銅の質量と、化合する酸素の質量の比として最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
銅:酸素 = 4:1
銅と酸素が化合して酸化銅ができるとき、反応に関わる物質の質量の比は常に一定であり、銅4に対して酸素1の割合で反応します。これは定比例の法則に基づいています。銅原子と酸素原子は1:1の数の比で結びつきますが、原子1個あたりの質量が異なるため、質量比は4:1となります。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解
Q449
化学変化にはいくつかの種類がありますが、炭酸水素ナトリウムを加熱したときと同じ種類の化学変化に分類されるものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化銀を加熱すると、銀と酸素に分かれた
炭酸水素ナトリウムの加熱は、1つの物質が複数の物質に分かれる「分解(熱分解)」です。酸化銀の加熱も、酸化銀という1つの物質が銀と酸素に分かれるため、同じ分解に分類されます。鉄粉の酸化や木炭の燃焼、鉄と硫黄の反応は、複数の物質が結びついて別の物質になる「化合」や「酸化」にあたります。
長野県公立高校入試(2024)類似
硫化鉄の生成
Q450
鉄粉7.0gと硫黄の粉末4.0gをよく混ぜ合わせ、試験管に入れて加熱し、硫化鉄を生成しました。反応が終わってできた黒色の物質(硫化鉄)の性質について説明したものとして、最も適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
鉄の性質が失われているため、磁石を近づけても引きつけられない。
鉄と硫黄が化合して硫化鉄になると、もとの物質である鉄や硫黄とは全く別の性質を持つようになります。鉄は磁石に引きつけられる性質を持ちますが、化合物である硫化鉄になるとその性質は失われるため、磁石には引きつけられなくなります。
島根県公立高校入試(2018)類似
化学変化における質量の定量的関係
Q451
一定量のうすい塩酸が入ったビーカーに、炭酸水素ナトリウムを加えて発生する二酸化炭素の質量を測定する実験を行いました。炭酸水素ナトリウムを3.0g加えるまでは、加えた質量に比例して二酸化炭素が発生し、3.0gのとき1.5gの二酸化炭素が発生しました。しかし、炭酸水素ナトリウムを4.0g加えたときも、二酸化炭素の発生量は1.5gのままでした。この同じ濃度の塩酸と同じ量のビーカーに、炭酸水素ナトリウムを5.0g加えたとき、発生する二酸化炭素の質量は何gになると考えられますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
1.5g
化学変化において、反応する物質の質量の割合は常に一定ですが、一方の物質がなくなるとそれ以上反応は進みません。この実験では炭酸水素ナトリウムを3.0g加えた時点で塩酸がすべて反応しきっており、それ以上炭酸水素ナトリウムを増やしても、反応相手となる塩酸が存在しないため二酸化炭素の発生量は1.5gで一定(頭打ち)となります。
島根県公立高校入試(2024)類似
酸化銅の還元と炭素の酸化
Q452
酸化銅と炭素の混合物を試験管に入れて加熱する実験において、発生した気体を石灰水に通したときの変化と、反応後に試験管内に残った物質の色の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
石灰水が白く濁り、試験管内には赤褐色の物質が残る
炭素は酸化銅から酸素を奪って酸化され、二酸化炭素になります。二酸化炭素には石灰水を白く濁らせる性質があります。また、酸化銅は還元されて銅になるため、試験管内には銅特有の赤褐色の物質が残ります。
兵庫県公立高校入試(2026)類似
試験管の加熱方法(安全対策)
Q453
固体物質を加熱して熱分解させる実験において、試験管の口を底よりわずかに下げて設置しなければならないケースはどのような場合ですか。また、その操作の目的は何ですか。正しい説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
水などの液体が発生する反応において、液体の逆流による試験管の破損を防ぐため
加熱を伴う実験で水などの液体が発生する場合、その液体が高温の試験管底部に触れると、ガラスが局部的に急冷されてひび割れや破損を招きます。これを防ぐための安全対策として、液体が加熱部から遠ざかるように試験管の口を低くします。なお、水槽の水が逆流するのを防ぐ操作は「火を消す前にガラス管を水から抜く」ことであり、試験管の傾きとは別の注意点です。
福岡県公立高校入試(2018)類似
化合物
Q454
物質は、大きく分けて1種類の物質からなる純物質と、いくつかの物質が混ざり合った混合物に分類されます。このうち、水や二酸化炭素のように、2種類以上の原子が結びついてできている純物質のことを何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
化合物
1種類の原子だけでできている純物質を単体と呼ぶのに対し、2種類以上の異なる原子が化学結合によって結びついてできている純物質を化合物と呼びます。混合物は複数の純物質が混ざったものであり、概念が異なります。
千葉県公立高校入試(2014)類似
塩化コバルト紙による水の確認
Q455
試験管に入れた固体物質をガスバーナーで加熱したところ、試験管の口付近に液体のしずくが付着しました。この実験において、試験管の口を底よりもわずかに下げて加熱する理由と、付着した液体に青色の塩化コバルト紙をつけた際の結果の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
発生した液体が加熱部分に流れて試験管が割れるのを防ぐためであり、試験紙は赤色に変わる
加熱によって生じた液体(水)が、熱せられている試験管の底の方へ流れると、温度差によってガラスが急激に収縮し、試験管が割れる恐れがあります。これを防ぐために試験管の口をわずかに下げて固定します。また、発生した液体が水であれば、青色の塩化コバルト紙は赤色へと変化します。
岩手県公立高校入試(2018)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解による生成物
Q456
炭酸水素ナトリウムを加熱する実験において、試験管の口付近に液体が付着し、試験管の底には白い固体が残りました。これらの生成物を確認する方法とその結果について述べたものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
付着した液体に青色の塩化コバルト紙をつけると、桃色に変わる。
炭酸水素ナトリウムの熱分解によって生じる液体は水であり、水は青色の塩化コバルト紙を桃色に変える性質があります。また、試験管に残る白い固体は炭酸ナトリウムであり、水によく溶けて強いアルカリ性を示すため、フェノールフタレイン溶液を加えると赤色に変化します。
鹿児島県公立高校入試(2026)類似
マグネシウムの酸化における質量の割合
Q457
ステンレス皿にのせたマグネシウム粉末を加熱して完全に酸化させる際、途中で何度か粉末をかき混ぜる操作を行います。この操作を行う理由として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
マグネシウムと酸素が十分に反応するように、内部の未反応の部分を空気に触れさせるため
粉末を加熱すると表面から酸化が始まりますが、かき混ぜずにおくと表面にできた酸化マグネシウムが壁となり、内部のマグネシウムまで酸素が行き渡らなくなります。全体を均一に、かつ完全に反応させるためには、かき混ぜて常に新しい面を空気に触れさせる必要があります。
鳥取県公立高校入試(2020)類似
還元反応における未反応物質の質量計算
Q458
酸化銅と活性炭を混ぜて加熱し、銅を取り出す実験を行った。加える活性炭の質量を少しずつ増やしていくと、ある質量までは加熱後の固体の質量は減少していくが、その一定の量を超えて活性炭をさらに加えると、加熱後の固体の質量は増加に転じる。この現象が起こる理由として、適切な説明を選択しなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
酸化銅がすべて還元された後、反応に使われなかった活性炭がそのまま試験管内に残るため
酸化銅と活性炭は一定の質量比で反応する。酸化銅がすべて反応しきるまでは、酸素が二酸化炭素となって逃げていくため固体の質量は減少する。しかし、酸化銅がなくなった後は、それ以上活性炭を加えても反応が起きない。そのため、過不足の関係によって余った活性炭が固体としてそのまま試験管内に積み重なることになり、加えた分だけ全体の質量は増加する。
茨城県公立高校入試(2016)類似
還元
Q459
黒色の酸化銅の粉末と炭素の粉末を混ぜ合わせ、試験管に入れて加熱したところ、気体が発生し、試験管の中には赤色の物質が残りました。この実験で見られた化学変化の説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸化銅が還元されて、単体の銅になった
炭素は酸化銅から酸素を奪う働きをします。酸素を失った酸化銅は還元されて赤色の銅になり、酸素を受け取った炭素は酸化されて二酸化炭素になります。このように、酸素が取り去られる変化に着目すると、酸化銅が還元されたと言えます。
大分県公立高校入試(2014)類似
還元反応で消費される炭素の質量
Q460
酸化銅4.0gと炭素0.5gの混合物を試験管に入れて加熱したところ、気体が発生して石灰水が白く濁り、試験管の中には赤色の物質と黒色の物質が混ざった固体が残りました。酸化銅が炭素によって酸素を奪われ、赤色の物質である銅に変化するような、酸化物から酸素が取り除かれる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
還元
酸化物から酸素が奪われる化学変化を還元と呼びます。この実験では、炭素が酸化銅から酸素を奪って二酸化炭素になり、酸化銅自身は酸素を失って銅へと変化しています。これとは逆に、物質が酸素と結びつく変化は酸化と呼ばれます。
東京都公立高校入試(2021)類似
反応物と生成物の質量関係とグラフの特徴
Q461
うすい塩酸に石灰石を加えて二酸化炭素を発生させる実験において、塩酸の量を一定に保ったまま、加える石灰石の質量を少しずつ増やしていきました。このとき、加えた石灰石の質量と、発生した二酸化炭素の質量の関係はどのようになりますか。最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
はじめは石灰石の質量に比例して二酸化炭素が増加するが、塩酸がすべて反応した後は、二酸化炭素の質量は一定になる。
化学反応において、反応物の一方の量を固定してもう一方の量を増やしていくと、両方が過不足なく反応する点までは、生成物(二酸化炭素)の質量は加えた物質の質量に比例して増加します。しかし、固定された側の反応物(この場合は塩酸)がすべて使い果たされると、それ以上反応が進まなくなるため、生成物の質量は増加を止め、一定の値を示すようになります。
島根県公立高校入試(2021)類似
炭酸ナトリウムの水溶液の性質
Q462
炭酸水素ナトリウムの水溶液と、それを加熱して分解した後に残った白い固体を水に溶かした水溶液の2種類を用意した。それぞれの水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えたときの反応を比較した結果として、適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
加熱後に残った固体の水溶液の方が、炭酸水素ナトリウムの水溶液よりも濃い赤色になる。
フェノールフタレイン溶液はアルカリ性の水溶液に反応して赤色に変化する指示薬であり、アルカリ性が強いほどその色は濃くなる。炭酸水素ナトリウムを加熱して得られた炭酸ナトリウムは、元の物質よりも強いアルカリ性を持つため、フェノールフタレイン溶液を加えたときによりはっきりとした濃い赤色を示す。
鹿児島県公立高校入試(2018)類似
溶解と質量保存の法則
Q463
物質が溶媒に溶ける際、溶け残りが生じた場合であっても、溶かす前の溶媒と物質の合計質量と、溶かした後の全体の質量は常に等しくなります。このような、化学変化の前後や状態変化の前後で物質全体の質量が変化しないことを何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
質量保存の法則
溶解は物理的な現象ですが、化学変化と同様に、反応に関与する物質が系外に出入りしない限り、全体の質量は一定に保たれます。これを質量保存の法則と呼び、中学理科のあらゆる場面で適用される重要な原理です。
山口県公立高校入試(2023)類似
水の性質と化学式
Q464
水の性質と構造について述べた文として、正しい内容の組み合わせを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
水の分子は水素原子2個と酸素原子1個からなり、青色の塩化コバルト紙を赤色に変える。
水は水素原子(H)と酸素原子(O)が2:1の個数比で結合したH2Oという化学式で表される物質です。物質を特定する際の原理として、青色の塩化コバルト紙を赤色に変えるという化学的性質が利用されます。これにより、発生した液体が水であることを科学的に証明できます。
山梨県公立高校入試(2023)類似
酸化銅の色
Q465
ステンレス皿に広げた赤褐色の銅粉をガスバーナーで加熱し、空気中の酸素と十分に反応させたときに生成される物質の名称と、その色の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
酸化銅・黒色
銅を空気中で加熱すると、空気中の酸素と結びつく「酸化」という化学変化が起こります。この反応によって新しく生成される物質は酸化銅であり、その色はもとの銅の赤褐色とは異なる黒色を呈します。
福井県公立高校入試(2016)類似
酸化銅の炭素による還元における残存物質
Q466
4.0gの酸化銅に対して、加える炭素の質量を変化させて加熱実験を行ったところ、炭素が0.3gのときに固体の質量は最小の3.2gとなり、酸化銅が過不足なく還元されました。さらに炭素の質量を増やして0.5gにして同様の実験を行った場合、加熱後の試験管に残った固体の質量と、その中に含まれる物質の説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
固体は3.4gとなり、銅と反応しなかった炭素が混ざっている
酸化銅4.0gと炭素0.3gが過不足なく反応すると、酸素がすべて取り除かれて3.2gの銅が残ります。ここに炭素を0.5g加えた場合、還元反応に必要な0.3gを超えた分の炭素(0.2g)は反応せずに固体として試験管に残ります。そのため、全体の質量は銅3.2gに未反応の炭素0.2gを足した3.4gとなり、物質は銅と炭素の混合物となります。
山口県公立高校入試(2018)類似
酸素の性質
Q467
水の電気分解の実験において、陽極に溜まった気体の体積を観察したところ、陰極に溜まった気体の体積の約半分でした。この陽極側に集まった気体を特定するための実験操作と、その結果の組み合わせとして適切なものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
火のついた線香を近づけると、線香が激しく燃え上がる
水の電気分解では、陽極から酸素、陰極から水素が発生し、その体積比は「酸素:水素 = 1:2」となります。体積の少ない陽極側に溜まった気体は酸素であると判断できるため、酸素の性質を確認するために「火のついた線香」を近づけます。酸素には他の物質が燃えるのを助ける性質があるため、線香は激しく燃え上がります。
島根県公立高校入試(2026)類似
酸化銀の分解モデル
Q468
銀原子2個と酸素原子1個が結びついて酸化銀ができているモデルに基づき、酸化銀の粉末を試験管に入れて十分に加熱したときの変化として、実験の観察結果とモデルの解釈を組み合わせた説明として正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
加熱後に試験管に残った白い物質をたたくと広がるのは、銀原子が分子を作らずに多数集まって結びついているからである。
酸化銀を加熱すると、酸素原子が分子となって離れていき、試験管には銀が残ります。銀は金属の一種であり、金属原子は分子を作らずに無数の原子が規則正しく並んで結びついています。このため、たたくと薄く広がる「展性」という金属特有の性質を示します。なお、酸化銀は黒色ですが、分解されて生じた銀の粉末は白っぽく見え、磨くと金属光沢が現れます。
大阪府公立高校入試(2021)類似
発熱反応の温度と時間の制御
Q469
鉄粉が酸素と結びついて酸化鉄になる化学変化のように、反応にともなって熱を放出し、周囲の温度を上げさせる反応を「発熱反応」と呼びます。一定量の反応物を用いてこの反応を行うとき、反応の条件を変えて「最高温度」を高く設定した場合、熱が発生し続ける「持続時間」はどのように変化しますか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
反応が急激に進んで短時間で反応が終わるため、持続時間は短くなる。
反応物の総量が一定である場合、化学変化によって発生する熱の総量も一定です。短時間で激しく反応(酸化)させると、単位時間あたりの発熱量が増えるため最高温度は高くなりますが、その分だけ反応物が早く消費されてしまうため、熱を出し続けることができる持続時間は短くなります。
新潟県公立高校入試(2024)類似
水の生成反応式
Q470
水素分子と酸素分子を反応させて水分子を生成する場合、反応に関わる分子の個数の比(水素分子:酸素分子:水分子)として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
2:1:2
酸素分子1個には酸素原子が2個含まれています。生成される水分子1個には酸素原子が1個しか含まれないため、酸素原子の数を合わせるためには水分子が2個生成される必要があります。このとき、2個の水分子に含まれる水素原子は合計4個となるため、反応物として水素分子(原子2個で1分子)が2個必要になります。したがって、分子の個数比は2:1:2となります。
島根県公立高校入試(2026)類似
化学変化における質量の割合
Q471
炭酸カルシウムと二酸化炭素の質量の比が常に一定であるように、化学反応において反応する物質と生成する物質の質量の間には、常に一定の割合が成り立つという法則を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
定比例の法則
特定の化合物を作るとき、あるいは特定の化学反応が起こるとき、反応に関与する物質の質量の比が常に一定になるという法則を「定比例の法則」と呼びます。なお、反応前後の物質の総質量が変わらないことを示す「質量保存の法則」と混同しないよう注意が必要です。
静岡県公立高校入試(2014)類似
炭酸水素ナトリウムの分解における質量関係
Q472
炭酸水素ナトリウム2.2gをステンレス皿に入れて加熱し、完全に熱分解させたところ、皿に残った固体の質量は1.4gであった。次に、別の炭酸水素ナトリウム2.2gを同じように加熱したところ、加熱が不十分であったため、皿に残った固体の質量は1.8gであった。このとき、まだ反応せずに残っている炭酸水素ナトリウムの質量は何gか求めなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
1.1g
炭酸水素ナトリウムが完全に反応した際、減少した質量は 2.2g – 1.4g = 0.8g である。このことから、反応した炭酸水素ナトリウムと減少した質量の質量比は 2.2 : 0.8 = 11 : 4 であることがわかる。不完全な加熱によって皿に残った固体が1.8gであったとき、減少した質量は 2.2g – 1.8g = 0.4g である。反応した炭酸水素ナトリウムの質量をxとすると、質量比より 11 : 4 = x : 0.4 となり、x = 1.1g と算出できる。したがって、全体の質量2.2gから反応量1.1gを引いた、残りの1.1gが未反応の炭酸水素ナトリウムの質量となる。
東京都公立高校入試(2017)類似
炭酸カルシウムと炭酸水素ナトリウムの性質
Q473
炭酸カルシウムと炭酸水素ナトリウムの粉末がそれぞれ入った2つの試験管に、少量の水を入れてよく振り、そこにフェノールフタレイン溶液を数滴加えました。このときの水溶液の性質と色の変化を正しく説明したものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 50%(2回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
炭酸カルシウムの水溶液は中性を示すため無色のままだが、炭酸水素ナトリウムの水溶液はアルカリ性を示すため赤色に変化する。
炭酸カルシウムは水にほとんど溶けず、その水溶液は中性を示します。そのため、フェノールフタレイン溶液を加えても色の変化は見られません。これに対し、炭酸水素ナトリウムは水にわずかに溶けて弱いアルカリ性を示すため、フェノールフタレイン溶液を加えると赤色に変化します。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
酸化銀の熱分解における量的関係
Q474
酸化銀の粉末を加熱すると、銀と酸素に分かれる化学変化が起こります。このような、1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる変化の名称と、その反応前後における物質全体の質量の関係について、質量保存の法則に基づいた正しい説明を選んでください。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
この変化は熱分解であり、反応によって生じた銀と酸素の質量の合計は、反応前の酸化銀の質量と等しい
酸化銀を加熱して銀と酸素に分かれる反応は、熱による分解であるため「熱分解」と呼ばれます。質量保存の法則により、化学変化の前後で物質全体の質量の総和は変化しません。本実験において、試験管内に残った固体の質量は酸素が放出された分だけ減少しますが、発生した酸素の質量まで含めれば、反応前の酸化銀の質量と一致します。
京都府公立高校入試(2024)類似
硫化鉄
Q475
試験管に入れた鉄粉2.1gと硫黄の粉末1.2gの混合物を加熱し、混合物の一部が赤くなり始めたところでガスバーナーを遠ざけて加熱をやめました。その後、加熱をやめたにもかかわらず反応が試験管全体に広がっていったのはなぜですか。その理由として適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄と硫黄が反応したときに発生する熱が、周囲の混合物を加熱したため。
鉄と硫黄の化合は、反応の際に大きな熱を放出する発熱反応です。最初に加熱して反応を開始させると、その反応熱が隣接する未反応の混合物を次々に加熱するため、外部からの加熱を止めても反応が連鎖的に進行します。
長崎県公立高校入試(2021)類似
鉄と塩酸の反応による水素の発生
Q476
鉄粉と硫黄を混ぜ合わせただけの物質に、うすい塩酸を加えると気体が発生しました。この反応について正しく説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
混合物中の鉄が塩酸と反応し、水素が発生した。
鉄粉と硫黄を加熱していない状態では、両者は単に混ざっているだけの「混合物」です。この混合物にうすい塩酸を加えると、金属である鉄が塩酸と反応して水素が発生します。硫黄は常温でうすい塩酸とは反応しません。また、硫化水素が発生するためには、あらかじめ鉄と硫黄を加熱して硫化鉄(化合物)にしておく必要があります。
沖縄県公立高校入試(2026)類似
気体の採集方法の選択理由
Q477
実験室で二酸化炭素を発生させて集める際、下方置換法ではなく、あえて水上置換法を選択する理由と利点として、最も適切な説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素は水に少ししか溶けないため水上置換法が利用でき、この方法では集まった気体の量が確認しやすく、純度の高い気体が得られるから。
水上置換法は、水が気体に置き換わる様子を外から確認できるため、気体がどれくらい集まったかを判断するのに最適です。二酸化炭素は水に「少ししか溶けない」ためこの方法が適用でき、他の方法に比べて容器内の空気と混ざりにくいため、純度の高い気体を採集できるという利点があります。密度が大きいという理由は下方置換法には関連しますが、水上置換法を選ぶ直接的な利点とは異なります。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
炭酸水素ナトリウムの熱分解の反応式
Q478
炭酸水素ナトリウムの熱分解において、化学反応式の係数が「2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2」となる理由を、原子の保存の観点から説明したものとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応後に炭酸ナトリウム1分子と水1分子、二酸化炭素1分子ができるためには、反応前に水素原子とナトリウム原子がそれぞれ2個ずつ必要だから
化学反応においては、反応前後で原子の種類と数は変化しないという「原子の保存」の法則が成り立ちます。生成物である炭酸ナトリウム(Na2CO3)にはナトリウム原子が2個、水(H2O)には水素原子が2個含まれています。これらをまかなうためには、反応物である炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)が2分子必要となり、その結果、炭素原子(2個)や酸素原子(6個)の数も反応前後で一致することになります。
石川県公立高校入試(2021)類似
マグネシウムの酸化における定比例の法則
Q479
ステンレス皿にマグネシウム粉末1.2gを広げて加熱したところ、加熱が不十分であったため、加熱後の物質の質量は1.8gであった。このとき、まだ酸素と反応せずに残っている未反応のマグネシウムの質量は何gか。ただし、マグネシウムと酸素が反応して酸化マグネシウムができるときの質量比は3対2とする。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
0.3g
マグネシウムと酸素が反応する際の質量比は3対2である。加熱後の質量が1.8gになったとき、反応によって増加した質量である0.6g(1.8g - 1.2g)が、結びついた酸素の質量にあたる。この酸素0.6gと反応したマグネシウムの質量をxとすると、1.2gのうち反応した量は、x:0.6 = 3:2 より x = 0.9g と計算できる。したがって、まだ反応していないマグネシウムの質量は、はじめの1.2gから反応した0.9gを引いた0.3gとなる。
山梨県公立高校入試(2021)類似
質量保存の法則
Q480
化学変化の前後で、物質全体の質量の総和が変化しない理由として最も適切なものはどれですか。原子の性質に着目して答えなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
化学変化の前後で、原子の種類や数は変わらず、原子の組み合わせのみが変化するため
化学変化とは、物質を構成している原子同士の結びつきが変わり、別の物質になる現象です。この過程において、原子が新しく生じたり、消滅したり、他の種類の原子に変わったりすることはありません。反応に関わる原子の種類と数は反応前後で一定であるため、反応物の質量の総和と生成物の質量の総和は等しくなります。
香川県公立高校入試(2024)類似
原子の基本構造
Q481
物質を構成する最小の粒子である「原子」の内部構造について、適切に説明しているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
中心に原子核があり、そのまわりに電子が存在する構造
原子は物質を構成する最小単位の粒子であり、その中心には原子核が位置しています。その原子核の周囲を電子が取り囲むように存在しているのが原子の基本的な構造です。
静岡県公立高校入試(2020)類似
発熱反応
Q482
化学変化が起こるときに、外部へ熱を放出し、まわりの温度を上がらせる反応のことを何と呼びますか。最も適切な名称を答えなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 50%(2回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
発熱反応
化学変化にともなってエネルギーを熱として外部へ放出する反応は、周囲の温度を上昇させる性質を持っており、これを発熱反応といいます。これとは逆に、周囲の熱を吸収して温度を下げる反応は吸熱反応と呼ばれます。
秋田県公立高校入試(2023)類似
水素と酸素の反応体積比
Q483
密閉容器の中に水素を8.0cm³入れ、そこに酸素を5.0cm³加えて点火し、反応させました。反応が完全に終了した後、容器の中に残っている気体の名称と体積の組み合わせとして正しいものはどれですか。ただし、生成した水はすべて液体になり、その体積は無視できるものとします。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
酸素が1.0cm³残る
水素と酸素は体積比二対一の割合で過不足なく反応します。水素が8.0cm³ある場合、これと過不足なく反応するために必要な酸素の体積は、8.0 ÷ 2 = 4.0cm³です。用意された酸素は5.0cm³であるため、5.0 - 4.0 = 1.0cm³の酸素が反応せずに残ることになります。
京都府公立高校入試(2014)類似
ガスバーナーの空気調節
Q484
ガスバーナーの炎の状態を調節する際、炎に送る空気の量を増やすために操作するねじの名前と、そのねじが配置されている位置の組み合わせとして適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
上側にある空気調節ねじ
ガスバーナーは2つの調節ねじが重なる構造になっており、上側が空気調節ねじ、下側がガス調節ねじです。空気の量を調節する際は、下側のねじが一緒に回らないように固定した状態で、上側のねじを操作します。
奈良県公立高校入試(2015)類似
鉄と硫黄の反応における熱の出入り
Q485
鉄と硫黄の混合物を加熱し、反応が始まった後にガスバーナーを遠ざけても、反応が最後まで継続するのはなぜですか。その理由として最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
反応の際に発生する反応熱によって、まだ反応していない部分が次々と加熱されるため。
鉄と硫黄が結びついて硫化鉄になる反応は、熱を放出する「発熱反応」です。このときに発生する「反応熱」が、隣接する未反応の混合物を反応に必要な温度まで上昇させる役割を果たすため、外部からのエネルギー供給がなくても自発的に反応が進行し続けます。
三重県公立高校入試(2023)類似
炭素による酸化銅の還元反応式
Q486
酸化銅と炭素を混合して加熱したときに起こる化学変化を、化学反応式で正しく表したものはどれか、次の中から選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2CuO + C → 2Cu + CO2
化学反応式の前後では、各原子の数が等しくなければなりません。二酸化炭素(CO2)が生成されるためには酸素原子が2つ必要であるため、酸化銅(CuO)は2分子必要となります。その結果、生成される銅(Cu)も2原子となるため、係数は 2, 1, 2, 1 の順になります。
岡山県公立高校入試(2017)類似
炭酸水素ナトリウムの分解における質量比
Q487
1.0gの炭酸水素ナトリウムを試験管に入れ、完全に熱分解させたところ、0.63gの炭酸ナトリウムが残りました。同様の実験において、4.0gの炭酸水素ナトリウムを完全に熱分解させたとき、加熱後に残る炭酸ナトリウムの質量は何gになりますか。計算して求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
2.52g
炭酸水素ナトリウムの質量と、分解後に残る炭酸ナトリウムの質量の比は常に一定です。1.0gのときに0.63g残るという条件から、質量比は「炭酸水素ナトリウム:炭酸ナトリウム = 1.0:0.63」となります。炭酸水素ナトリウムが4.0g(4倍)になった場合、残る炭酸ナトリウムの質量も 0.63 × 4 = 2.52g と計算されます。
富山県公立高校入試(2022)類似
原子の質量比を用いた定量的計算
Q488
水素原子1個と酸素原子1個の質量比は1:16であり、水分子は水素原子2個と酸素原子1個で構成されている。酸化銅を水素で還元した際、すべての水素が酸素と結びついて0.9gの水を生成した。このとき、酸化銅から取り除かれた酸素の質量は何gか求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
0.8g
水分子(H₂O)を構成する水素と酸素の質量比を考える。水素原子2個の質量は 1×2=2、酸素原子1個の質量は16であるため、水における水素と酸素の質量比は 2:16=1:8 となる。生成された水0.9gのうち、酸素が占める割合は全体の9分の8にあたるため、0.9 × (8/9) = 0.8g と計算できる。これが酸化銅から還元によって失われた酸素の質量である。
大分県公立高校入試(2020)類似
二酸化炭素中でのマグネシウムの燃焼
Q489
二酸化炭素の中でマグネシウムを燃焼させた際、二酸化炭素に起こった化学変化と、その結果生じた物質の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★★ 標準
原理・計算
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
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✅ 正解
還元されて、炭素になった。
化学反応において、物質が酸素を失う変化を還元と呼びます。マグネシウムが二酸化炭素の中で燃焼する際、二酸化炭素はマグネシウムに酸素を奪われるため、還元されて単体の炭素となります。同時に、マグネシウムは酸素を受け取るため酸化され、酸化マグネシウムへと変化します。
福井県公立高校入試(2021)類似
逆流の防止
Q490
酸化銅と炭素粉末の混合物を試験管で加熱し、発生した気体をガラス管を通して石灰水の入った別の試験管に導く実験を行います。この実験を終える際、ガスバーナーの火を消す直前に行わなければならない操作として、最も適切なものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
ガラス管の先を石灰水の中から外に出す
加熱を止めると、試験管内の温度が下がることで空気の体積が収縮し、内部の気圧が低下します。そのまま放置すると、石灰水が吸い上げられて加熱部分に流れ込む「逆流」という現象が起こり、温度差によって試験管が破損する恐れがあります。これを防ぐため、必ず火を消す前にガラス管を液体から抜いておく必要があります。
福岡県公立高校入試(2021)類似
塩化コバルト紙による水の検出
Q491
物質が水であることを確かめるために用いられる試験紙の名称と、水に触れた際の色の変化の組み合わせとして正しいものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
塩化コバルト紙を用い、色が青色から赤色に変化する
水の検出には塩化コバルト紙が利用されます。塩化コバルト紙は、乾燥しているときは青色をしていますが、水に触れると赤色(桃色)に変化する性質を持っています。これを利用して、無色の液体が水であるかどうかを判定することができます。
静岡県公立高校入試(2025)類似
熱分解における質量比
Q492
酸化銀を加熱して分解した際、生成された「銀」が持つ性質として正しい説明はどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
たたくと薄く広がり、電気をよく通す性質を持つ
酸化銀の熱分解によって生成される銀は金属の一種です。金属には、特有の光沢(金属光沢)、たたくと広がる性質(展性・延性)、電気や熱をよく伝える性質(電気伝導性・熱伝導性)という共通の特徴があります。酸化銀は黒色の粉末ですが、分解されて銀になると白っぽい金属光沢を持つ物質に変化します。
岩手県公立高校入試(2024)類似
鉄と硫黄の反応の化学反応式
Q493
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせて加熱したときに起こる、鉄と硫黄が結びついて硫化鉄ができる化学変化を化学反応式で正しく表したものはどれですか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
Fe + S → FeS
鉄(Fe)と硫黄(S)が結びついて新しい物質である硫化鉄(FeS)ができる化学変化は「化合」と呼ばれます。鉄原子1個と硫黄原子1個が結びついて硫化鉄の分子(組成式)を作るため、化学反応式は Fe + S → FeS となります。選択肢にあるFeOは酸化鉄、CuSは硫化銅であり、今回の反応とは異なります。
大分県公立高校入試(2014)類似
酸化銅の炭素による還元反応式
Q494
酸化銅と炭素の混合物を加熱すると、酸化銅は酸素を奪われて銅になります。このように、酸化物が酸素を奪われる化学変化を何と呼びますか。また、この実験において同時に行われているもう一つの化学変化と併せて説明したものを選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
還元と呼び、同時に炭素が酸素と結びついて二酸化炭素になる酸化が起こっている
酸化物が酸素を失う変化を還元といいます。この実験では、酸化銅が還元される一方で、炭素は酸化銅から酸素を受け取って二酸化炭素へと変化しており、この変化を酸化といいます。酸化と還元は常に同時に起こる現象です。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
未反応物質の同定
Q495
化学変化において、物質が結びつく質量の割合は常に一定であるという法則に基づいたとき、特定の物質を必要以上に多く混ぜて反応させると、一部の物質が反応せずに残る。このとき、反応せずに残った物質を指す用語として最も適切なものはどれか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
未反応の物質
化学反応において、反応物どうしが結びつく質量の比率は定比例の法則により決まっている。この比率に適合しない余分な質量の物質は、化学変化を起こす相手がいないため、反応前の性質を保ったまま混合物の中に残る。このような状態の物質を「未反応」の物質と呼ぶ。
佐賀県公立高校入試(2018)類似
吸熱反応
Q496
試験管の中に混合物を入れ、その中に温度計の先端が埋まるように差し込んで反応を観察する実験を行いました。反応が進むにつれて温度計が示す値が低くなっていったとき、この化学変化について正しく述べているものはどれですか。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
物質が変化する際に周囲の熱を吸収したため、温度が下がった。
温度計の示す温度が下がったということは、試験管内の物質が化学変化を起こす際に、外部(周囲)から熱を奪ったことを意味します。このように、周囲の熱を吸収して温度を低下させる反応を吸熱反応といいます。発熱反応の場合は、逆に周囲に熱を放出するため温度は上昇します。
茨城県公立高校入試(2022)類似
反応物の質量の量的関係
Q497
20.00gの希塩酸に対して、炭酸カルシウムが最大で5.50gまで過不足なく反応する実験系において、炭酸カルシウムを8.00g加えた場合に反応せずに残る炭酸カルシウムの質量を求めなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
2.50g
反応物の質量の量的関係により、特定の量の反応物に対して反応できるもう一方の物質の質量には限界があります。この実験では20.00gの希塩酸が反応できる炭酸カルシウムの限界値は5.50gであるため、それを超えて加えた分は反応せずに容器内に残ります。したがって、加えた8.00gから反応した5.50gを引いた2.50gが未反応のまま残ります。
福岡県公立高校入試(2024)類似
酸化銅の還元による変化
Q498
酸化銅と炭素の混合物を加熱すると、酸化銅が酸素を奪われて銅に変化する化学変化が起こります。このように、酸化物が酸素を奪われる化学変化を何といいますか。
化学変化・原子分子
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
還元
物質が酸素を失う化学変化を還元といいます。この実験では、酸化銅が炭素によって酸素を奪われ、単体の銅へと変化しているため、還元が起こっているといえます。
愛媛県公立高校入試(2019)類似
水の電気分解による発生気体
Q499
水の電気分解の実験において、純粋な水ではなく、あらかじめ少量の水酸化ナトリウムを水に溶かしておく理由として、最も適切な説明を選びなさい。
化学変化・原子分子
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
水に電流を流れやすくするため
純粋な水は、電圧をかけてもほとんど電流を流さない性質を持っています。そのため、電気分解を効率よく進行させるために、水に溶けると電離して電流を運びやすくする電解質(この場合は水酸化ナトリウム)を加える必要があります。水酸化ナトリウム自体は反応の前後で変化せず、電流を流すための助けとして働きます。
三重県公立高校入試(2025)類似
気体採集の注意点
Q500
水上置換法を用いて気体を発生させ、複数の試験管に集める実験を行う際、最初に集まった試験管1本分の気体は実験に使用せず捨てる必要があります。その理由として最も適切なものを次の選択肢から選びなさい。
化学変化・原子分子
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生した気体が装置の中に元々あった空気と混ざり、不純物を含む混合物になっているため。
気体発生装置を用いた実験では、反応を開始する前のフラスコやガラス管の中には空気が満たされています。気体が発生し始めると、この装置内にあった空気が先に押し出されて試験管に集まるため、最初に集めた気体は目的の気体と空気の混合物となります。目的とする気体固有の性質を正確に調べるためには、装置内の空気が完全に入れ替わった後に集めた、純度の高い気体を使用しなければなりません。









