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【一問一答クイズ】中学3年物理(運動とエネルギー)問題500問(理科)

全国の公立高校入試過去問の類似問題を3,030問準備しました。入試に出る問題は当然テストにでるのでテスト対策にもなります。

類似過去問に挑戦

最大10年分の公立高校入試類似過去問70,487件収録

出題都道府県
単元
学年
📌 この記事でわかること
  • ・全国の公立高校入試問題(理科)の中3の範囲で出題された1,197問を分析
  • ・中3物理の類似問題を3,030問収録
  • ・出題都道府県は47都道府県に及ぶ
  • ・各単元の頻出テーマを一問一答で確認しよう!
当ページでは中3物理の対策として、全国47都道府県の過去問1,197問を分析し、それに基づいた3,030問の類似問題を収録しています。出題傾向を徹底的に調査した結果、最も出題頻度が高い単元は運動とエネルギーであり、全1,197件のデータが確認されています。効率的な学習のために、網羅的な演習が可能な構成となっています。
📖 物理の単元別 過去問数(全1,197件)
単元過去問件数出題率
運動とエネルギー1,197 件100.0%
出題範囲:中学3年生の理科学習範囲

中学3年生の理科は、中学理科の集大成として、これまで学んできた知識や技能を統合し、より発展的な内容を探求します。運動とエネルギーの関係、イオンを用いた化学変化、生命の連続性のしくみ、そして広大な宇宙へと、学びのスケールが広がります。また、科学技術と人間社会や自然環境との関わりについても考えを深めます。


1. 物理分野(運動とエネルギー)

物体の運動の規則性や、様々な形態をとるエネルギーとその移り変わりについて学びます。

  • 力のつり合いと合成・分解
    • 力のつり合い: 複数の力がはたらいても物体が静止または等速直線運動を続ける状態(力のつり合い)について、特に斜面上の物体など、より複雑な場合を扱います。(1年内容の復習・発展)
    • 力の合成・分解: 複数の力を1つの力にまとめたり(合成)、1つの力を複数の力に分けたり(分解)する方法を、作図を通して正確に学びます。
  • 運動の記録と規則性
    • 運動の記録: 記録タイマーを使って物体の運動を記録し、打点の間隔から物体の速さの変化を分析する方法を学びます。
    • 速さ: 平均の速さ瞬間の速さの違いを理解し、計算します。
    • 等速直線運動: 力がつり合っている場合に物体が一定の速さで一直線上を進む運動(等速直線運動)について学びます。
    • 力の働きと運動の変化: 物体にはたらく力がつり合っていない場合に、物体の速さが変化すること(加速・減速)を学びます。特に、一定の力がはたらき続ける場合の運動(等加速度直線運動の導入)について触れます。
    • 慣性の法則: 物体が現在の運動状態(静止または等速直線運動)を続けようとする性質(慣性)について学びます。(1年内容の発展)
    • 作用・反作用の法則: 物体Aが物体Bに力を加えると、同時に物体Bも物体Aに同じ大きさで反対向きの力を加え返すという作用・反作用の法則を学びます。
  • 仕事とエネルギー
    • 仕事: 物理学における仕事の定義(力 × 力の向きに移動した距離)を学び、単位J(ジュール)を理解します。物体に力を加えても移動しない場合や、力の向きと垂直に移動した場合は仕事をしたことにならないことを学びます。
    • 仕事率: 単位時間あたりにする仕事の大きさ(仕事率)を学び、単位W(ワット)を理解します。(仕事率 = 仕事 ÷ 時間)
    • 仕事の原理: 道具(てこ、滑車、斜面など)を使っても、摩擦などがなければ仕事の大きさは変わらないという仕事の原理を学びます。道具を使うと、力を小さくできる代わりに移動距離が大きくなる、またはその逆になることを理解します。
    • エネルギー: 仕事をする能力のことをエネルギーといい、仕事と同じ単位J(ジュール)で表されることを学びます。
    • 位置エネルギー: 高い場所にある物体が持つエネルギー(位置エネルギー)について、質量と高さの関係(位置エネルギー ∝ 質量 × 高さ)を学びます。
    • 運動エネルギー: 運動している物体が持つエネルギー(運動エネルギー)について、質量と速さの関係(運動エネルギー ∝ 質量 × 速さ²)を学びます。
    • 力学的エネルギー: 位置エネルギーと運動エネルギーの和を力学的エネルギーといい、摩擦や空気抵抗がなければ、物体の運動中に力学的エネルギーの総量は一定に保たれるという力学的エネルギー保存の法則を学びます(振り子や斜面を転がる球の運動などで確認)。
  • エネルギーの変換と保存
    • 様々なエネルギー: 電気エネルギー、熱エネルギー、光エネルギー、化学エネルギーなど、様々な形態のエネルギーがあることを学びます。
    • エネルギーの変換: エネルギーは、ある形態から別の形態へと移り変わる(エネルギー変換)ことを学びます(例:発電(運動→電気)、モーター(電気→運動)、電熱線(電気→熱))。
    • エネルギーの保存: エネルギーは形態が変わるだけで、その総量は常に一定に保たれるというエネルギー保存の法則(熱エネルギーも含めた、より広い意味での保存則)を学びます。
    • エネルギー資源: 私たちの生活を支えるエネルギーが、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料や、水力、太陽光、風力、原子力など、様々な資源から得られていることを学びます。

2. 化学分野(化学変化とイオン)

水溶液中での物質のふるまいや、イオンが関わる化学変化について深く学びます。

  • 水溶液とイオン
    • 電解質と非電解質: 水に溶かしたときに電流が流れる物質(電解質、例:食塩、塩化水素)と、電流が流れない物質(非電解質、例:砂糖、エタノール)を区別します。
    • 電離: 電解質が水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる現象(電離)を学びます。
    • イオン: 原子が電子を失ったり受け取ったりして電気を帯びた粒子(イオン)について、陽イオン(+)と陰イオン(-)の成り立ち、原子との違いを学びます。
    • イオン式: イオンを元素記号と価数(電荷の数と符号)で表した式(イオン式)の書き方を学びます(例:H⁺, Na⁺, Cl⁻, OH⁻, SO₄²⁻ など)。
    • 電離の式: 電解質が水中で電離する様子を化学式とイオン式で表す式(電離式)の書き方を学びます(例:HCl → H⁺ + Cl⁻, NaOH → Na⁺ + OH⁻)。
  • 酸・アルカリとイオン
    • 酸性・アルカリ性(塩基性): 水溶液の性質(酸性中性アルカリ性)が、水溶液中のイオンとどのように関係しているかを学びます。
    • 酸: 水に溶けて電離し、水素イオンH⁺)を生じる物質()を学びます(例:塩酸 HCl, 硫酸 H₂SO₄, 酢酸 CH₃COOH)。酸性の性質(すっぱい、BTB溶液を黄色にするなど)の共通の原因が H⁺ であることを理解します。
    • アルカリ: 水に溶けて電離し、水酸化物イオンOH⁻)を生じる物質(アルカリまたは塩基)を学びます(例:水酸化ナトリウム NaOH, 水酸化カリウム KOH, アンモニア NH₃ ※)。アルカリ性の性質(苦い、ぬるぬるする、BTB溶液を青色にするなど)の共通の原因が OH⁻ であることを理解します。 ※アンモニアは水と反応して一部が水酸化物イオンを生じます。
    • pH: 酸性・アルカリ性の強さの程度を示すpH(ピーエイチまたはペーハー)について学びます(pH=7が中性、7未満が酸性、7超過がアルカリ性)。
    • 指示薬: pHによって色が変化し、水溶液の性質を調べるのに使う指示薬(リトマス紙、BTB溶液、フェノールフタレイン溶液など)の色の変化を学びます。
  • 中和と塩
    • 中和: 酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせると、たがいの性質を打ち消し合う反応(中和)が起こることを学びます。
    • 中和反応: 中和は、酸の水素イオン(H⁺)とアルカリの水酸化物イオン(OH⁻)が結びついてH₂O)ができる反応であることを理解します(H⁺ + OH⁻ → H₂O)。
    • 塩(えん): 中和反応によって、水のほかにできる物質(酸の陰イオンとアルカリの陽イオンが結びついた化合物)を(えん)といいます(例:HCl + NaOH → H₂O + NaCl)。塩には水に溶けるものと溶けにくいものがあります。
    • 中和反応の量的関係: 酸とアルカリを過不足なく反応させる実験や計算を通して、中和の量的関係を学びます。
  • 化学変化と電池
    • 電池のしくみ: 異なる2種類の金属と電解質水溶液を用いて、化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置(化学電池)の基本的な仕組みを学びます。ボルタ電池(亜鉛板と銅板、うすい硫酸)やダニエル電池(亜鉛板と銅板、硫酸亜鉛水溶液と硫酸銅水溶液、セロハン膜など)を例に、正極負極で起こる化学変化(イオンへのなりやすさの違い、電子の移動)を理解します。
  • 電気分解(2年内容の復習・発展)
    • 電解質の水溶液に電流を流すと、各電極で化学変化が起こる電気分解について、イオンの移動と関連付けて理解を深めます(例:塩化銅水溶液の電気分解)。陽極では陰イオンが電子を失う(酸化)、陰極では陽イオンが電子を受け取る(還元)反応が起こります。

3. 生物分野(生命の連続性)

生物がどのようにして子孫を残し、親の形質が子に伝わるのか、その仕組みを探求します。

  • 細胞分裂と生物の成長
    • 体細胞分裂: 生物のからだを構成する細胞(体細胞)が増えるときに行われる細胞分裂(体細胞分裂)の過程を学びます。分裂前に染色体が複製され、分裂によってできた2つの娘細胞に同じ染色体が分配されることを、図や写真で観察します。染色体の本体がDNAであることにも触れます。生物の成長が、細胞分裂による細胞数の増加と、個々の細胞の大きさの増大によって起こることを理解します。
    • 減数分裂: 生殖器官で生殖細胞(精子、卵、花粉など)が作られるときに行われる特殊な細胞分裂(減数分裂)について学びます。減数分裂では染色体の数が半分になることを理解します。
  • 生物の生殖
    • 無性生殖: 親のからだの一部から新しい個体ができる生殖方法(無性生殖)について、分裂(アメーバなど)、出芽(酵母菌、ヒドラなど)、栄養生殖(植物の挿し木、じゃがいもの芽など)の例を学びます。無性生殖でできた子は親と全く同じ遺伝情報を持つことを理解します。
    • 有性生殖: 雌雄の生殖細胞が合体(受精)して新しい個体ができる生殖方法(有性生殖)について学びます。動物の受精(卵と精子)、植物の受精(被子植物の花粉管と胚珠)を学びます。有性生殖では、両親から遺伝情報を受け継ぐため、子は両親とは異なる多様な形質を持つ可能性があることを理解します。
  • 遺伝の規則性と遺伝子
    • 遺伝: 親の持つ形(性質)が子や孫に伝わる現象(遺伝)について学びます。
    • 形質: 生物が持つ形や性質(例:エンドウの種子の形、ヒトの血液型)を形質といいます。一つの形質について、対立する関係にあるもの(例:種子の形が丸としわ)を対立形質といいます。
    • メンデルの法則: エンドウを用いたメンデルの実験を通して、遺伝の規則性を学びます。
      • 優性の法則: 対立形質を持つ純系の親を交配すると、子(雑種第一代)には一方の形質だけが現れること(現れる形質を優性形質、現れない形質を劣性形質)。
      • 分離の法則: 子(雑種第一代)を自家受粉させてできる孫(雑種第二代)には、優性形質と劣性形質が一定の比(通常 3:1)で現れること。これは、対になっている遺伝子が減数分裂時に分かれて別々の生殖細胞に入るためであると理解します。
      • (発展)独立の法則: 2組以上の対立形質について、それぞれの遺伝子が独立して分離し、受け継がれること。
    • 遺伝子: 形質を決定する遺伝情報の単位である遺伝子の概念を学びます。遺伝子は染色体上にあり、対になっていること(対立遺伝子)を理解します。遺伝子型(遺伝子の組み合わせ、例:AA, Aa, aa)と表現型(実際に現れる形質、例:丸、しわ)を区別します。
    • 遺伝子の本体(DNA): 遺伝子の本体がDNA(デオキシリボ核酸)という物質であることを学びます。
  • 生物の進化(軽く触れる程度)
    • 長い年月をかけて生物の形質が変化していくこと(進化)について簡単に触れ、生物の多様性と共通性が進化の結果であることを理解します。

4. 地学分野(地球と宇宙)

私たちが住む地球と、太陽系、そして広大な宇宙の天体の動きや構造について学びます。

  • 天体の動きと地球の自転・公転
    • 天球: 星空を考える上で便利な、観測者を中心とする仮想的な球(天球)の概念を学びます。
    • 太陽と星の日周運動: 太陽や星が1日に東から昇って西に沈むように見える動き(日周運動)が、地球の自転(地軸を中心とした1日1回転の運動)によって起こることを理解します。北の空の星が北極星を中心に反時計回りに回転して見えることも学びます。
    • 太陽と星座の年周運動: 太陽が星座の間を1年かけて西から東へ移動するように見える動き(太陽の年周運動)や、同じ時刻に見える星座が季節とともに移り変わっていく動き(星座の年周運動)が、地球の公転(太陽のまわりを1年かけて1周する運動)によって起こることを理解します。
    • 季節の変化: 地球が地軸を傾けたまま公転することで、太陽の南中高度や昼の長さが変化し、季節が生じる仕組みを理解します。
  • 太陽系と惑星
    • 太陽系の天体: 太陽系が、中心にある恒星である太陽と、そのまわりを公転する8つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)、惑星のまわりを公転する衛星、そして小惑星すい星(彗星)などから構成されていることを学びます。
    • 惑星の分類: 惑星を、地球より内側を公転する内惑星(水星、金星)と、外側を公転する外惑星(火星~海王星)に分けたり、地球型惑星(小型で岩石質)と木星型惑星(大型でガスや氷が主成分)に分けたりします。
    • 太陽: 太陽が自ら光り輝く恒星であり、表面温度や黒点、プロミネンスなどの活動について学びます。
  • 月の動きと見え方
    • 月の満ち欠け: 月が地球のまわりを公転することで、太陽、地球、月の位置関係が変わり、地球から見たときに太陽の光が当たっている部分の見え方が変化する(満ち欠け)仕組みを理解します(新月、三日月、上弦の月、満月、下弦の月など)。
    • 月の公転と自転: 月の公転周期と自転周期がほぼ同じであるため、地球からは常に同じ面が見えていることを学びます。
    • 日食と月食: 日食(太陽が月に隠される現象)と月食(月が地球の影に入る現象)が起こる原理を、太陽、地球、月の位置関係と関連付けて理解します。
  • 恒星の世界と宇宙の広がり
    • 恒星: 太陽のように自ら光を放つ天体(恒星)について、表面温度によって色が異なること(青白い星ほど高温、赤い星ほど低温)や、見かけの明るさと実際の明るさ(等級)、地球からの距離(光年など)について学びます。
    • 銀河系(天の川銀河): 太陽系が属している、多数の恒星が集まった銀河系(天の川銀河)の構造(円盤状、渦巻き構造)について学びます。
    • 宇宙の広がり: 銀河系の外にも多数の銀河が存在し、宇宙が非常に広大であることを学びます。

5. その他(科学技術と人間、自然と人間)

これまでの学習を踏まえ、科学技術の進歩が私たちの生活や社会、自然環境にどのような影響を与えているか、また自然とどのように共生していくべきかについて考えます。

  • 科学技術の発展とその利用: 情報通信技術(ICT)、バイオテクノロジー(生命科学)、新素材の開発など、現代の科学技術の例とその利便性、社会への影響について学びます。
  • エネルギー資源と環境問題: 化石燃料の利用に伴う地球温暖化酸性雨などの環境問題や、再生可能エネルギー(太陽光、風力など)の利用、原子力発電とその課題などについて学びます。資源の有効利用や省エネルギーの重要性も考えます。
  • 自然環境の保全と防災: 生態系のバランス、生物多様性の重要性、環境保全のための取り組みについて学びます。また、地震、火山噴火、気象災害などの自然災害とそのメカニズムを理解し、防災・減災への意識を高めます。
  • 持続可能な社会: 環境問題や資源問題などを踏まえ、将来世代にわたって豊かな社会と環境を引き継いでいくための持続可能な開発の考え方に触れます。

中学3年生の理科は、学ぶ範囲が広く内容も深まりますが、これまでの学習内容が有機的に関連し合っています。実験や観察、データ分析などを通して、科学的な思考力、判断力、表現力を総合的に高めていくことが目標となります。高校での学習や、将来社会で活躍するための科学的リテラシーの基礎を築く重要な学年です。

📊 出題傾向サマリー(中3物理)
類似問題数
3,030
出題都道府県数
47 都道府県
📍 出題都道府県(全期間)
山形県東京都大阪府京都府青森県岩手県宮城県秋田県愛知県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県鹿児島県千葉県愛媛県神奈川県新潟県富山県石川県福井県岐阜県山梨県長野県静岡県奈良県三重県滋賀県兵庫県福岡県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県高知県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県沖縄県北海道
📅 直近3年の出題県
東京都(2026)大阪府(2026)青森県(2026)秋田県(2026)茨城県(2026)群馬県(2026)
物理の最重要単元は、全データで出題率100%を誇る運動とエネルギーです。東京都や大阪府など全国の入試で、この単元は合否を分ける鍵となります。単なる公式の暗記では、青森や秋田、茨城で問われるような実験考察問題には対応できません。なぜその現象が起きるのか、力学的エネルギーの保存や慣性の法則といった背景を深く理解してください。物理は論理の積み重ねです。現象の仕組みを自分の言葉で説明できるまで徹底的に掘り下げ、合格を確実に掴み取りましょう。
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目次

運動とエネルギー】一問一答チェックリスト(全500問)

最終更新日:2026/06/21

📚 中3理科の全分野まとめ(一問一答)はこちら →

📊 運動とエネルギーの頻出テーマランキング
公立高校入試出題データベースより
1
斜面上の物体にはたらく力
80問(7%)
2
力学的エネルギーの保存
71問(6%)
3
斜面を下る物体の運動
70問(6%)
4
平均の速さ
62問(5%)
5
物体の運動
46問(4%)
長野県公立高校入試(2015)類似

平均の速さの算出

Q1 記録タイマーを用いて物体の運動を記録し、そのテープの結果から移動にかかった時間を正確に求めたい。このとき、テープ上の打点をどのように扱うのが適切か。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
打点と打点の間の「間隔の数」を数え、1秒間の打点数で割る。
記録タイマーの打点は一定の時間ごとに行われますが、ある区間の移動にかかった時間を計算するには、点そのものの数ではなく「打点してから次の打点までの時間(間隔)」がいくつあるかを数える必要があります。例えば、3つの点が打たれているとき、時間は2間隔分しか経過していません。このため、間隔の数を打点タイマーの周波数(1秒間の打点数)で割ることで、正確な時間を算出できます。
山梨県公立高校入試(2022)類似

電気エネルギーの変換

Q2 電気器具に電流を流したとき、電気エネルギーが光や熱など、別の種類のエネルギーに移り変わることを何といいますか。最も適切な名称を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
エネルギー変換
電気エネルギーが光、熱、音、運動など他の形態のエネルギーに変化する現象をエネルギー変換と呼びます。私たちの身の回りにある電気器具は、この仕組みを利用してさまざまな目的を果たしています。
岡山県公立高校入試(2025)類似

記録タイマーによる速さの算出

Q3 記録タイマーを利用して、斜面を滑り降りたあとに水平面上を移動する物体の運動を調査しました。6打点ごとに切り取ったテープを順に並べたところ、最初の3区間はテープの長さが次第に長くなり、その後の4区間はすべて同じ長さで推移しました。テープの長さが変化しなくなった後半の区間における物体の運動状態として、最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
物体に力が働いていないか、あるいは働く力がつり合っているため、等速直線運動をしている。
記録タイマーのテープを一定の打点数(一定時間)ごとに切ったとき、その長さは各区間の平均の速さに比例します。テープの長さが一定になったということは、同じ時間内に移動した距離が常に等しいことを意味し、物体は等速直線運動を行っています。ニュートンの運動の第1法則(慣性の法則)により、物体が等速直線運動をしているときは、物体に力が働いていないか、受けている力がつり合っている状態にあります。
埼玉県公立高校入試(2014)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q4 摩擦や空気抵抗が無視できる斜面において、台車を高さ30cmの地点に置いて静かに手を離す実験を行う。次に、斜面の傾き(角度)だけを2倍に急にし、台車を置く高さは変えずに(高さ30cm)再び手を離した。斜面を下りきって水平面に達した瞬間の台車の運動エネルギーの大きさは、傾きを2倍にする前と比較してどうなるか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
スタート地点の高さが同じであれば、運動エネルギーの大きさは変化しない
力学的エネルギー保存の法則により、摩擦や空気抵抗がない場合、減少した位置エネルギーはすべて運動エネルギーへと変化する。斜面の傾きが急になれば速さの変化(加速度)は大きくなるが、台車が下りきるまでに減少する位置エネルギーの量はスタート地点の「高さ」のみで決まる。高さが30cmのまま一定であれば、斜面の下端で得られる運動エネルギーも等しくなり、変化しない。
神奈川県公立高校入試(2021)類似

等速直線運動への移行

Q5 台車をおもりで引く実験において、打点タイマーを用いて0.1秒ごとの記録テープの長さを調べました。おもりが落下している間はテープの長さがしだいに長くなっていましたが、ある地点から6本目のテープと7本目のテープの長さがともに12.4cmで一定の値を示しました。このとき、台車に起きている現象として最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
おもりが床に着いて引く力がなくなったが、慣性によって台車が等速直線運動に移行した
記録テープの長さが一定であることは、その時間内における台車の速さが一定(等速)であることを示しています。おもりが落下して台車を引いている間は、台車の速さは増加し続けますが、おもりが床に着くと台車を引く力がなくなります。力のはたらかなくなった台車は、慣性によってその瞬間の速さを維持したまま等速直線運動を行うため、テープの長さが一定の値で揃うことになります。
岐阜県公立高校入試(2019)類似

平行四辺形の法則

Q6 1つのリングを3方向からばねばかりで引き、リングが中心で静止している状態を考えます。このとき、2台のばねばかりが示す力の合力と、残り1台のばねばかりが示す力の関係について、正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2つの力の合力は、残り1つの力と同じ大きさで、向きが反対になっている。
物体が静止しているとき、その物体にはたらく力はつり合っています。3つの力がつり合っている場合、どの2つの力を合成しても、その合力は残り1つの力と「大きさが等しく」「向きが反対で」「一直線上にある」というつり合いの条件を満たします。2つの力を2辺とする平行四辺形を作図して求められる対角線(合力)は、第3の力とちょうど打ち消し合う関係になります。
岩手県公立高校入試(2024)類似

周波数

Q7 交流の電源につないで使用する記録タイマーを用いて、物体の運動を記録する実験を行いました。このとき、東日本で実験を行うと1秒間に50回の打点が行われましたが、同じ装置を用いて西日本で実験を行うと1秒間に60回の打点が行われました。このように、地域によって1秒間あたりの打点数が異なる理由を説明したものとして、最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
家庭用電源の周波数が、東日本では50ヘルツ、西日本では60ヘルツと異なっているため
記録タイマーは電源の周期に合わせて打点する仕組みであるため、打点数は電源の周波数に一致します。日本の電力供給は、明治時代に導入された発電機の仕様の違いから、糸魚川(新潟県)と富士川(静岡県)を境に、東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツの交流が供給されています。このため、同じ装置でも地域によって1秒間に記録される打点の数が変化します。
大阪府公立高校入試(2015)類似

熱伝導

Q8 金属棒の一端を熱したときのように、物質の移動を伴わずに熱が伝わる現象について、熱が移動する方向と条件を説明したものとして最も適切なものはどれか、選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱は常に温度の高い方から低い方へと移動する
熱エネルギーには温度の高い方から低い方へと移動する性質があります。熱伝導はこの性質に基づき、物質内の隣接する粒子へ次々と振動が伝わることで、物質自体の大きな移動を伴わずに熱が運ばれます。
滋賀県公立高校入試(2024)類似

角度による分力の変化

Q9 1つの力を、基準となる方向と、その方向に垂直な方向の2つの力に分解することを考えます。このとき、もとの力と基準となる方向がなす角度を徐々に大きくしていくと、基準線方向の分力の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
角度が大きくなるほど、分力は小さくなる
力を2つの方向に分解したとき、それぞれの方向にはたらく力を分力と呼びます。もとの力を対角線とする長方形を作ったとき、基準線方向の分力の大きさはその長方形の辺の長さに相当します。もとの力と基準線のなす角度が大きくなるほど、基準線に沿った辺の長さは短くなるため、基準線方向の分力は小さくなります。
奈良県公立高校入試(2023)類似

位置エネルギーと高さの関係

Q10 斜面上のレールに小球を置き、静かに手をはなして転がし、水平な床の上に置いた木片に衝突させて、木片を押し出す実験を行います。小球の質量を一定にしたまま、小球を放す高さを3倍にしたとき、木片が移動する距離はどうなると考えられますか。ただし、木片の移動距離は小球が持つエネルギーに比例し、摩擦や空気の抵抗は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
約3倍になる
物体の質量が一定のとき、位置エネルギーの大きさは物体の高さに比例します。小球を放す高さを3倍にすると、小球がもともと持っていた位置エネルギーも3倍になります。このエネルギーがすべて木片を移動させるための仕事に使われるため、木片の移動距離も元の高さのときと比べて約3倍になります。
茨城県公立高校入試(2018)類似

作用・反作用の法則

Q11 ある物体が別の物体に力を加えるとき、同時にもう一方の物体から受ける、逆向きで同じ大きさの力のことを何といいますか。その名称と性質について述べたものとして最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
作用・反作用の法則といい、2つの力は常に同じ大きさで反対向きにはたらく。
2つの物体の間で力がはたらくとき、一方の物体が受ける力を作用、もう一方が受ける力を反作用と呼びます。これらは必ず一対となって同時に現れ、互いに逆向きで大きさが等しいという性質があります。これを作用・反作用の法則といいます。
静岡県公立高校入試(2024)類似

仕事の原理

Q12 複数の動滑車を組み合わせた複雑な滑車装置を用いて、重い物体を一定の高さまでゆっくりと引き上げる実験を行いました。この実験結果に関する考察として、科学的に正しい説明はどれか、次のうちから選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
動滑車の数を増やすほど、引く距離は長くなるが、仕事の大きさは変わらない。
滑車やてこなどの道具を利用しても、仕事を楽(仕事の大きさを小さく)にすることはできません。動滑車の数を増やして仕組みを複雑にすれば、10Nの荷物を5Nよりもさらに小さい力で動かすことが可能になりますが、その分だけ紐を引く距離が反比例して長くなるため、最終的な仕事の大きさ(力×距離)は道具を使わない場合と変わらないという性質があります。
秋田県公立高校入試(2019)類似

仕事の原理とてこの利用

Q13 てこを使って物体を持ち上げる場合と、道具を使わずに直接手で物体を同じ高さまで持ち上げる場合を比較します。摩擦やてこ自体の重さを無視できるとき、てこを使った場合の仕事の大きさについて述べた文として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
道具を使っても、必要な力の大きさと動かす距離の積で表される仕事の大きさは変わらない。
道具を使用する利点は、必要な力を小さくしたり、力の向きを変えたりすることにあります。しかし、物理的な「仕事」の定義に基づくと、加える力が減少した分だけ移動距離が増加するため、仕事の総量は道具を使用しない場合と同一になります。これを仕事の原理と呼びます。
鳥取県公立高校入試(2016)類似

合力の作図

Q14 方眼紙上の1点(作用点)に、2つの力が同時にはたらいています。1つ目の力は「作用点から左に2マス、上に3マス」進んだ向きとはたらき、2つ目の力は「作用点から右に2マス、上に3マス」進んだ向きとはたらいています。この2つの力の合力は、作用点から見てどのような向きに、何マス分の大きさとして表されますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
真上の向きに、6マス分の大きさ
2つの力を2辺とする平行四辺形を描くと、その対角線は作用点からそれぞれのマスの移動分を合わせた位置に向かいます。左右方向は「左2マス」と「右2マス」で打ち消し合って0になり、上下方向は「上3マス」と「上3マス」を合計して「上6マス」となります。したがって、合力は真上に6マス進んだ矢印として表されます。
群馬県公立高校入試(2022)類似

水平面と斜面における速さの変化

Q15 摩擦のない斜面を小球が下るとき、小球の速さが時間の経過とともに一定の割合で増加し続ける理由として、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の斜面に平行な方向の分力が、一定の大きさではたらき続けるから
物体にはたらく重力を斜面に平行な方向と垂直な方向に分解すると、斜面に平行な下向きの力(分力)が生まれます。斜面の傾きが一定であれば、この分力の大きさも常に一定となります。物体に進行方向の力が一定ではたらき続けると、物体の速さは一定の割合で増加(加速)することになります。
熊本県公立高校入試(2023)類似

仕事の原理

Q16 定滑車を用いて物体を1m引き上げる場合と、動滑車を用いて同じ物体を1m引き上げる場合を比較した説明として、仕事の原理に基づいた正しい記述はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
動滑車を使うと、引く力は半分になるが、引く距離が2倍になるため、仕事の大きさは変わらない。
定滑車は力の向きを変えるだけで、必要な力の大きさや引く距離は直接持ち上げる場合と変わらない。一方、動滑車は2本のひもで物体を支える構造のため、引く力は半分で済むが、物体を上げる高さの2倍の距離を引く必要がある。結果として、どちらの方法を用いても仕事の大きさは「直接持ち上げる場合」と等しくなる。これが仕事の原理の本質である。
三重県公立高校入試(2018)類似

空走距離の算出

Q17 時速20kmで走行している自転車がある。運転者が障害物を認識してから、実際にブレーキが効き始めるまでの反応時間が0.2秒であるとき、この自転車がその間に進む「空走距離」は何mか。単位換算に注意し、小数第3位を四捨五入して求めなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
約1.11m
まず時速を秒速に換算する必要がある。時速20kmは20,000mを3,600秒で移動することに相当するため、20000 ÷ 3600 = 5.555…m/s(秒速)となる。この秒速に反応時間である0.2秒をかけると、5.555… × 0.2 = 1.111…m となる。小数第3位を四捨五入すると1.11mとなるため、わずか0.2秒の間にも自転車は1m以上進むことがわかる。
佐賀県公立高校入試(2018)類似

仕事の原理

Q18 物体を直接手で持ち上げる場合と、動滑車を組み合わせて持ち上げる場合を比較する実験について述べた以下の説明のうち、仕事の原理に基づいた正しい説明はどれですか。なお、滑車の重さや摩擦はないものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
動滑車を使うと力の大きさは小さくなるが、紐を引く距離が長くなるため、結果として仕事の大きさは変わらない。
仕事の大きさは「力の大きさ × 力の向きに動かした距離」で定義されます。動滑車という道具を用いた実験では、物体を支える紐の数が増えることで人間が加える力の大きさは軽減されますが、その分だけ紐を引く距離が反比例して長くなります。仕事の原理により、どのような道具を用いても仕事の合計量を減らすことはできないため、摩擦や滑車の重さを無視すれば、得られる仕事の大きさは常に一定となります。
岩手県公立高校入試(2022)類似

仕事の原理

Q19 道具や装置を用いて仕事を行う際、力を小さくしたり動かす向きを変えたりすることは可能だが、必要な仕事の総量は道具を使わない場合と変わらないという法則を何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事の原理
動滑車や斜面、てこ、歯車などの道具を利用すると、物体を直接持ち上げるよりも小さい力で動かすことができるが、その分だけ動かす距離を長くしなければならない。物理学では(力 × 力の向きに動いた距離)で仕事の大きさを定義しており、道具によってこの仕事の総量が得をすることはない。この性質を仕事の原理と呼ぶ。
秋田県公立高校入試(2019)類似

仕事の大きさの計算

Q20 物理学における「仕事」の定義と、その単位の組み合わせとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体に加えた力の大きさと、力の向きに動かした距離の積で求められ、単位はジュール(J)を用いる。
理科における仕事は、物体にはたらく力と、その力の向きに動かした距離の掛け算によって定義される物理量である。その大きさを表す単位にはジュール(J)が用いられる。力の大きさが1Nで、その向きに物体を1m動かしたときの仕事が1Jに相当する。
愛媛県公立高校入試(2021)類似

斜面を下る物体の速さと高さの関係

Q21 斜面を滑り降りる物体の運動において、摩擦が無視できるとき、物体の持つ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の合計が常に一定に保たれるという法則を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力学的エネルギー保存の法則
物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーを合わせたものを力学的エネルギーと呼びます。摩擦や空気の抵抗などの外部からの力が働かない場合、これら2つのエネルギーが互いに移り変わっても、その総和は変化せず一定に保たれます。これを力学的エネルギー保存の法則と呼び、斜面を下る物体の速さが高さによって決まる根拠となる重要な法則です。
沖縄県公立高校入試(2025)類似

力学的エネルギーの保存法則

Q22 摩擦のない斜面の上に小球を置き、静かに手をはなして転がした。小球が斜面を転がり落ち、水平面にある木片に衝突する直前までの「時間」と「力学的エネルギーの大きさ」の関係について記述したものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
時間経過に関わらず、エネルギーの大きさが常に一定であることを示す水平な変化となる
小球が斜面を転がり落ちる際、高さが低くなるにつれて位置エネルギーは減少しますが、同時に速さが増すため運動エネルギーが増加します。摩擦や空気抵抗を無視できる場合、これら2つのエネルギーの和である力学的エネルギーは、どの時間においても増減せず一定の値をとります。したがって、時間を横軸、力学的エネルギーを縦軸にとると、値が変化しないことを示す水平な直線として表現されます。
福岡県公立高校入試(2016)類似

位置エネルギーと質量の関係

Q23 振り子の運動において、最高点での位置エネルギーを測定する実験を行いました。質量50gのおもりを高さ10cmから離したときの最高点での位置エネルギーが0.2Jであったとき、同じ高さ10cmから質量100gのおもりを離した場合、その最高点での位置エネルギーは何Jになりますか。なお、摩擦や空気の抵抗は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.4J
位置エネルギーは物体の質量に比例するという原理があります。高さが同じであれば、質量が50gから100gへと2倍になることで、位置エネルギーの大きさも元の0.2Jの2倍である0.4Jになります。
愛媛県公立高校入試(2021)類似

斜面上の物体に働く垂直抗力

Q24 斜面上に静止させた物体に働く垂直抗力について、斜面の傾きを水平な状態から徐々に大きくしていったとき、垂直抗力の大きさはどのように変化するか、正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
小さくなる
斜面上の物体に働く重力は、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つの分力に分解して考えることができます。垂直抗力は、この重力の「斜面に垂直な分力」とつり合う力です。斜面の傾きを大きくすると、重力の斜面に垂直な分力は小さくなっていくため、それとつり合っている垂直抗力の大きさも小さくなります。
埼玉県公立高校入試(2022)類似

力の平行四辺形の法則

Q25 1つの点にはたらく2つの力と同じはたらきをする1つの力を「合力」と呼びます。この合力を求める際、2つの力を隣り合う2辺とする平行四辺形をつくり、その対角線で合力の向きと大きさを表すことができるという法則を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力の平行四辺形の法則
1点にはたらく2つの力をもとにして、それらと同じはたらきをする1つの力を求めることを力の合成といいます。このとき、2つの力を隣り合う2辺として描いた平行四辺形の対角線が合力の大きさと向きを表すという決まりがあり、これを力の平行四辺形の法則と呼びます。
福島県公立高校入試(2021)類似

位置エネルギー

Q26 スタンドに固定された定規の横で、床に置かれたおもりをばねばかりを用いて垂直に持ち上げる実験を行う。おもりの質量を半分にし、持ち上げる高さを最初の4倍にしたとき、おもりが持つ位置エネルギーの大きさはもとの状態と比べてどのようになるか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
もとの2倍になる
位置エネルギーの大きさは、物体の質量に比例し、かつ基準面からの高さにも比例する性質がある。質量が1/2倍になり、高さが4倍になった場合、全体のエネルギーは 1/2 × 4 = 2倍として計算される。
福井県公立高校入試(2019)類似

斜面を下る物体にはたらく力

Q27 斜面上に置かれた物体にはたらく重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つに分けたとき、物体が斜面を下る向きに加速する直接の原因となる力を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の斜面に平行な分力
斜面上の物体には、地球の中心に向かう「重力」がはたらいています。この重力は、作図によって「斜面に平行な方向」と「斜面に垂直な方向」の2つの分力に分解することができます。このうち、斜面に平行な方向の分力が物体を斜面の下向きに引き続けるため、物体は加速しながら斜面を下ります。
東京都公立高校入試(2022)類似

力の分解

Q28 斜面上にある物体には、真下に向かって重力が働いています。この重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つの力に分けるとき、分けられたそれぞれの力のことを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
分力
1つの力をそれと同じはたらきをする複数の力に分けることを力の分解といい、分けられたそれぞれの力を分力と呼びます。斜面上の物体に働く重力は、斜面に沿って物体を動かそうとする成分と、斜面を垂直に押す成分の2つの分力に分解して考えることができます。
東京都公立高校入試(2021)類似

平均の速さ

Q29 物体がある距離を移動したとき、途中の速さの変化を無視して、全行程を一定の速さで移動したと考えたときの速さを何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
平均の速さ
物体の運動は、途中で加速したり減速したりすることが多いですが、その変化を考慮せず、移動距離をかかった時間(経過時間)で割って算出された速さを平均の速さと呼びます。これに対し、スピードメーターなどが示す、あるごく短い瞬間の速さを瞬間の速さと呼びます。
三重県公立高校入試(2023)類似

斜面の傾きと力の関係

Q30 滑らかな斜面上にある物体を一定の速さで引き上げるとき、斜面の傾きを大きくすると物体を引き上げるために必要な力が大きくなる理由を、力の分解の観点から説明したものとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体にはたらく重力の分力のうち、斜面に平行な下向きの成分が大きくなるから
物体を斜面上で引き上げる力は、重力の分力のうち斜面に平行な方向にはたらく成分とつり合っています。斜面の傾きを大きくすると、重力を「斜面に平行な成分」と「斜面に垂直な成分」に分解した際、平行な成分の割合が増加します。この重力の分力に抗って物体を動かす必要があるため、傾きが急なほど大きな力が必要となります。
岩手県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギーの保存

Q31 振り子を高い位置にある点aで静かに放したところ、最下点である点bを通過し、反対側の最高点である点cまで振れました。摩擦や空気抵抗が全くないものとした場合、おもりが点aから点bに向かって降下する際に見られるエネルギーの変化として正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーが運動エネルギーに移り変わるため、位置エネルギーは減少し、運動エネルギーは増加する。
物体が降下するとき、高さが低くなるため位置エネルギーは減少しますが、その分だけ速さが増して運動エネルギーへと変換されます。この変換の際、摩擦などの損失がなければ、減少した位置エネルギーの量と増加した運動エネルギーの量は等しくなり、力学的エネルギーは一定に保たれます。
神奈川県公立高校入試(2026)類似

エネルギー変換効率の計算

Q32 消費電力800Wの電気ポットで500秒間加熱して1000gの水を温めたところ、水が得た熱量は336kJであり、消費した電力量(400kJ)よりも少なくなりました。このように、エネルギー変換効率が100パーセントにならない理由として最も適切な説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
熱の一部が、容器を温めたり周囲の空気へ逃げたりしたため
電熱線で発生した熱エネルギーは、すべてが目的の物体(水)に伝わるわけではない。実際には、水を保持している容器(電気ポット自体)の温度を上げたり、容器の表面から周囲の空気へと熱が逃げたり(放熱)、水蒸気となって逃げたりする。そのため、有効に利用された熱量は必ず消費した電力量よりも小さくなり、エネルギー変換効率は100パーセントを下回ることになる。
岐阜県公立高校入試(2014)類似

エネルギーと仕事の比例関係

Q33 小球を斜面から転がして木片に当て、その移動距離を調べる実験において、小球を放す高さが10cmのときに木片が8cm移動しました。同じ小球を使い、高さを25cmに変えて実験を行った場合、木片が移動する距離は何cmになると予測されますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
20cm
小球の高さと木片の移動距離には正比例の関係が成り立ちます。高さが10cmから25cmへと2.5倍になっているため、木片の移動距離も同様に8cmの2.5倍になると考えられます。計算式は、8 × (25 ÷ 10) = 20 となり、20cmが導き出されます。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

斜面を転がる距離と速さの関係

Q34 斜面を転がる小球の運動において、斜面上の移動距離を15cmから60cmへと4倍にしたとき、斜面の下端での速さは1.21m/sから2.42m/sへとちょうど2倍になりました。このことから、小球の「速さ」と「移動距離」の間にはどのような数学的関係が成立していると考えられますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
速さは移動距離の平方根に比例する。
力学的エネルギー保存の法則により、斜面を下る小球が獲得する運動エネルギー(1/2mv²)は、減少した位置エネルギー(mgh)に等しくなります。高さ(h)は斜面上の移動距離に比例するため、速さ(v)の2乗が移動距離に比例することになります。したがって、速さそのものは移動距離の平方根に比例する関係となり、距離が4倍になれば速さはその平方根である2倍になります。
愛知県公立高校入試(2015)類似

物体の速さと移動時間の計算

Q35 小球が斜面を下りきり、摩擦や空気抵抗を無視できる水平面に達したあとの運動について、その特徴を説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体に力が働かないため等速直線運動を続け、移動距離は時間に比例する。
水平面に達した物体には、運動方向の力が働かなくなるため、速さが一定のまま直進する等速直線運動を行います。等速直線運動においては、速さが一定であるため、移動した距離は経過した時間に比例して増加します。また、同一の距離を移動する場合、速さと移動時間の積(道のり)は一定に保たれるため、速さが2倍になれば時間は1/2倍になります。
山口県公立高校入試(2017)類似

仕事の原理

Q36 重さ10.0Nの物体を15.0cmの高さまで垂直に持ち上げる実験を行います。直接手で持ち上げる場合と、動滑車を使用して5.0Nの力で30.0cmの長さの紐を引いて同じ高さまで持ち上げる場合を比較したとき、動滑車を使った際の仕事の大きさについて述べたものとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
5.0N × 0.30m を計算し、直接持ち上げる場合と同じ1.5Jになる
仕事の大きさ(J)は、力の大きさ(N)に力の向きに動かした距離(m)をかけて算出します。直接持ち上げる場合は 10.0N × 0.15m = 1.5J となります。動滑車を用いた場合は、力は5.0Nと半分になりますが、引く距離が30.0cm(0.30m)と2倍になるため、5.0N × 0.30m = 1.5J となり、仕事の大きさは変わりません。これは道具を使っても仕事の総量は得をしないという「仕事の原理」に基づいています。
富山県公立高校入試(2014)類似

仕事率の算出

Q37 モーターでおもりを一定の高さまで引き上げる際、おもりの質量を変えずに、引き上げる時間を半分に短縮して実験を行った。このとき、おもりを引き上げるために必要な「仕事」の量と、その時の「仕事率」の変化について正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事の量は変わらないが、仕事率は2倍になる
仕事は「力の大きさ × 移動距離」で決まるため、同じ質量(重力)の物体を同じ高さまで運ぶのであれば、時間に係わらず仕事の量は一定です。一方で、仕事率は単位時間あたりの仕事量を示すため、同じ仕事を行うのにかかる時間が半分になれば、仕事率は2倍の大きさになります。これは、短時間で仕事を終えるほど能率が高いことを意味しています。
兵庫県公立高校入試(2023)類似

エネルギー変換効率の計算

Q38 滑車をとりつけたモーターを用いて、0.12Nのおもりを80cm引き上げる実験を行った。モーターに0.70Vの電圧を加え、1.0Aの電流を2.0秒間流しておもりを引き上げたとき、供給した電気エネルギーに対する、おもりを引き上げるために有効に使われた仕事量の割合(変換効率)は何%か。小数第2位を四捨五入して答えなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
6.9%
おもりを引き上げるために使われた仕事量は、力(N)×移動距離(m)で求められるため、0.12N × 0.8m = 0.096Jとなる。一方、装置に供給された電気エネルギーは、電圧(V)×電流(A)×時間(s)で求められ、0.70V × 1.0A × 2.0s = 1.4Jである。変換効率は(有効に利用された仕事量 ÷ 供給された全エネルギー)× 100で算出されるため、0.096 ÷ 1.4 × 100 ≒ 6.857…となり、小数第2位を四捨五入すると6.9%になる。
茨城県公立高校入試(2018)類似

力のつり合い

Q39 1つの物体に複数の力がはたらいているにもかかわらず、その物体が静止していたり、等速直線運動を続けたりしている状態を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
力のつり合い
物体に複数の力が加わっていても、それらの合力が0になり、物体の運動状態が変わらない(静止または等速直線運動)とき、それらの力は「つり合っている」といいます。落下する雨粒が空気の抵抗を受けて一定の速さになる現象は、重力と空気の抵抗による「力のつり合い」の代表的な例です。
長崎県公立高校入試(2015)類似

仕事率

Q40 摩擦のある水平面の上で、物体Yをばねばかりで水平に引き、2メートル移動させました。このとき、ばねばかりは常に1.5ニュートンの値を示しており、移動にかかった時間は3秒でした。このとき物体Yを引く仕事率はいくらですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
1.0 W
物体に行われた仕事の大きさ(ジュール)をまず算出します。仕事は「力の大きさ(N)×力の向きに移動した距離(m)」で求められるため、1.5N × 2m = 3.0J となります。次に、仕事率(ワット)は「仕事の大きさ(J)÷ かかった時間(秒)」で求められるため、3.0J ÷ 3秒 = 1.0W と導き出されます。仕事の総量(3.0J)と1秒あたりの仕事量である仕事率を混同しないように注意が必要です。
静岡県公立高校入試(2021)類似

斜面を利用した仕事の大きさ

Q41 斜面などの道具を使用して物体を一定の高さまで引き上げる際、道具を使わずに直接手で垂直に引き上げる場合と比べて、必要な力の大きさは小さくなるが、動かす距離は長くなるため、最終的な仕事の大きさは変化しない。この物理学上のきまりを何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
仕事の原理
道具を用いても仕事の総量が変わらないという法則を「仕事の原理」と呼びます。斜面を利用する場合、物体を引き上げるのに必要な力は小さくなりますが、その分だけ物体を移動させる距離が長くなるため、力の大きさと距離の積で求められる仕事の大きさは、直接垂直に持ち上げる場合と等しくなります。
京都府公立高校入試(2020)類似

等速直線運動における到達時間の推定

Q42 ある小球が水平面に達して等速直線運動を始めた。運動開始から0.5秒後の移動距離は36.0cmであり、その後は0.1秒ごとに12.0cmずつ移動距離が増加している。この小球が運動を開始してから、スタート地点から156.0cmの地点に到達するのは何秒後か推定しなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
1.5秒後
0.1秒ごとに12.0cm進むことから、水平面での速さは120cm/sです。0.5秒の時点で36.0cm地点にいるため、目標の156.0cm地点までの残り距離は 156.0 – 36.0 = 120.0cm となります。この距離を速さ120cm/sで進むのにかかる時間は、120.0 ÷ 120 = 1.0秒 です。したがって、運動開始からの合計時間は 0.5 + 1.0 = 1.5秒後 と計算できます。
長崎県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギー保存の法則と運動エネルギー

Q43 摩擦や空気の抵抗が無視できる空間で、高い位置にある物体が斜面を滑り降りる運動について考えます。物体がもつ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の合計を力学的エネルギーと呼びますが、この合計値が常に一定に保たれるという法則の名称として、最も適切なものを答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
力学的エネルギー保存の法則
物体が運動するとき、位置エネルギーと運動エネルギーは互いに移り変わりますが、摩擦や空気の抵抗がなければ、その合計である力学的エネルギーは常に一定に保たれます。これを力学的エネルギー保存の法則と呼びます。単なる「エネルギー保存の法則」は、熱や電気なども含めたより広い範囲のエネルギーに関する法則を指すため、力学的な場面ではこの名称が適切です。
兵庫県公立高校入試(2014)類似

物体になされた仕事

Q44 理科における「仕事」の定義と算出方法について述べた文として、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体に加えた力の大きさと、その力の方向に物体を動かした移動距離の積によって算出される。
物理学における仕事は、物体に加えた力の大きさ(単位:ニュートン)と、その力の向きに動いた距離(単位:メートル)を掛け合わせることで定義される。単に重いものを持っていたり、力を加えても物体が動かなかったりする場合は、移動距離が0となるため、理科の定義上の仕事は0となる点に注意が必要である。
滋賀県公立高校入試(2016)類似

仕事率の特性

Q45 仕事率の原理に基づき、同じ重さの荷物を同じ高さまで引き上げる作業を行う場合について、仕事率と時間の関係を説明したものとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
仕事率を2倍にすると、同じ高さまで引き上げるのに必要な時間は2分の1になる。
仕事率(P)は、仕事(W)を時間(t)で割ったもの(P = W / t)である。同じ高さまで同じ重さの荷物を引き上げる場合、仕事の量(W)は一定である。このとき、仕事率(P)と時間(t)は反比例の関係にあるため、仕事率を2倍にする、つまり能率を2倍に高めると、同じ仕事を完了させるために必要な時間は半分(2分の1)に短縮される。
山形県公立高校入試(2018)類似

平均の速さ

Q46 斜面から水平面へと転がる小球の運動を記録したところ、基準となる点Aから15cmの地点を通過するまでにかかった時間は1.03秒であり、点Aから90cmの地点を通過するまでにかかった時間は2.48秒であった。15cm地点から90cm地点までの区間における、小球の平均の速さは何cm/sか。小数第2位を四捨五入して答えなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
51.7 cm/s
平均の速さを求めるには、まず対象となる区間の移動距離を算出する必要がある。今回の区間は15cm地点から90cm地点までなので、移動距離は 90 – 15 = 75 cm となる。次に、この区間の移動にかかった時間は 2.48 – 1.03 = 1.45 秒 である。平均の速さは「移動距離 ÷ 時間」で求められるため、 75 ÷ 1.45 = 51.724… となり、小数第2位を四捨五入すると 51.7 cm/s となる。基準点からの距離をそのまま使わず、区間の差分を計算することが重要である。
千葉県公立高校入試(2024)類似

動滑車とはたらく力の変化

Q47 動滑車を用いて物体を一定の高さまで持ち上げる際、ひもを引く力の大きさと、ひもを引く距離の関係について述べた「仕事の原理」に基づく説明として、最も適切なものはどれですか。ただし、滑車の重さや摩擦は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ひもを引く力は物体の重さの半分で済むが、ひもを引く距離は物体が上昇する距離の2倍必要である
仕事の原理とは、道具を使っても使わなくても、必要な仕事(力 × 距離)の大きさは変わらないという法則です。動滑車を使用すると、2本のひもで物体を支えることになるため、1本のひもを引く力は物体の重さ(および動滑車の重さの合計)の半分で済みます。しかし、物体を1m持ち上げるためには、動滑車を支える2本のひもをそれぞれ1mずつ、合計2m分引き上げなければならないため、力は2分の1、距離は2倍の関係が成立します。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

運動エネルギーと質量の関係

Q48 一定の速さで運動する小球を静止している木片に衝突させ、木片の移動距離を測定する実験を行います。小球の速さを変えずに、小球の質量を10g、20g、30gと増やしていったとき、小球の質量と木片の移動距離の関係はどのようになりますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
小球の質量が増えるほど、木片の移動距離は一定の割合で長くなる
運動する物体が他の物体(木片)に衝突して仕事をするとき、その仕事の量である木片の移動距離は、運動している物体が持つ運動エネルギーの大きさに比例します。小球の速さが一定であれば、運動エネルギーは小球の質量に比例するため、質量が増えるほど木片を移動させる距離も直線的に増加します。
東京都公立高校入試(2024)類似

記録テープによる平均の速さ

Q49 1秒間に60回打点する記録タイマーを使用して、斜面を下る台車の運動を記録しました。記録されたテープを6打点ごとに切り取ったところ、ある区間のテープの長さが3.6cmでした。この区間における台車の平均の速さは何cm/sですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
36cm/s
1秒間に60回打点する記録タイマーにおいて、6打点ごとに要する時間は 6 ÷ 60 = 0.1秒となります。平均の速さは「移動距離 ÷ 時間」で求められるため、この区間の移動距離3.6cmを、かかった時間0.1秒で割ると、3.6 ÷ 0.1 = 36となり、秒速36cmであることが導き出せます。
千葉県公立高校入試(2021)類似

力の合成

Q50 1点から伸びる2本のひもで、真下に向かって1.0Nの重力がかかっているおもりを静止させて吊り下げています。この2本のひもがなす角度が120度であるとき、1本のひもがおもりを引く力の大きさはいくらになりますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
1.0N
2本のひもがおもりを引く力の合力は、おもりの重さとつり合うため、真上の向きに1.0Nの大きさになります。平行四辺形の法則に基づくと、2本のひものなす角が120度の場合、合力(平行四辺形の対角線)を1辺とする三角形は正三角形になります。したがって、それぞれのひもが引く力の大きさは、合力の大きさである1.0Nと等しくなります。
長崎県公立高校入試(2018)類似

重力の分解

Q51 斜面上にある物体を考えます。斜面の傾き(角度)を徐々に大きくしていったとき、物体にはたらく「重力」そのものの大きさと、重力を分解して得られる「斜面に平行な方向の分力」の大きさはそれぞれどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の大きさは変化せず、斜面に平行な方向の分力の大きさは大きくなる。
物体にはたらく重力の大きさは物体の質量によって決まるため、斜面の角度を変えても変化しません。一方で、斜面の傾きが急になるほど、重力を分解して作図される平行四辺形において斜面に平行な成分の矢印は長くなるため、斜面に平行な方向の分力は大きくなります。
高知県公立高校入試(2021)類似

照明器具のエネルギー変換効率

Q52 白熱電球とLED電球をそれぞれ点灯させたとき、同じ明るさであるにもかかわらず、白熱電球の方が表面の温度が非常に高くなっていました。この理由をエネルギー変換の観点から説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
白熱電球は電気エネルギーの多くが熱エネルギーに変換されており、エネルギー変換効率が低いため。
照明器具の目的は光を得ることですが、消費された電気エネルギーの一部は必ず熱などの目的外のエネルギーに変わります。白熱電球はフィラメントを高温に熱して光を出す仕組みであるため、電気エネルギーの大部分が熱に変わってしまい、エネルギー変換効率がLED電球などと比べて著しく低くなります。
福井県公立高校入試(2023)類似

仕事の大きさ

Q53 天井からひもでつるされた質量200gの小球がある。この小球を、手でゆっくりと基準となる高さから真上に20cm持ち上げた。このとき、手が小球に対して行った仕事の大きさは何J(ジュール)か。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1N(ニュートン)とする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
0.4J
仕事の大きさを求めるには、まず力の大きさをN(ニュートン)に、動かした距離をm(メートル)に換算する必要があります。200gの小球を持ち上げるのに必要な力は、重力の大きさと等しい2Nです。また、持ち上げた距離20cmは0.2mとなります。これらを掛け合わせると、2N × 0.2m = 0.4J となります。質量[g]をそのまま掛けたり、単位を[cm]のまま計算したりしないことが重要です。
長崎県公立高校入試(2023)類似

重力の分解

Q54 斜面に置かれた台車にはたらく重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の二つの分力に分解します。斜面の傾き(角度)を徐々に大きくしていったとき、それぞれの分力の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
斜面に平行な分力は大きくなり、斜面に垂直な分力は小さくなる。
斜面の傾きが大きくなると、物体を斜面の下方向へ引きずり降ろそうとする力(斜面に平行な分力)が強くなります。一方で、物体が斜面を垂直に押す力(斜面に垂直な分力)は、傾きが急になるほど弱くなり、斜面が垂直になったときにはゼロになります。
福井県公立高校入試(2019)類似

斜面を下る物体にはたらく力

Q55 小球を斜面の上に置き、静かに手を放して滑らせる実験において、小球が斜面上にあるときにはたらく「重力」と「垂直抗力」の向きの組み合わせとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力は鉛直下向きにはたらき、垂直抗力は斜面に垂直な向きにはたらく。
重力は物体の状態に関わらず、常に地球の中心(鉛直下向き)に向かってはたらきます。一方、垂直抗力は物体が接している面から受ける力であり、常にその面に対して垂直な方向にはたらきます。斜面においては、これら2つの力の向きは一致せず、一直線上にもありません。
佐賀県公立高校入試(2018)類似

仕事率

Q56 ばねばかりに物体をつるし、20 Nの力で真上に2 m持ち上げる動作を行ったところ、持ち上げ始めてから静止させるまでに8秒かかった。このとき、物体を引き上げた仕事率は何W(ワット)ですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
5 W
まず物体に行われた仕事の大きさを求めます。仕事(J)は「力の大きさ(N)×力の向きに動いた距離(m)」で求められるため、20 N × 2 m = 40 Jとなります。次に、仕事率(W)は「仕事(J)÷かかった時間(秒)」で求められるため、40 J ÷ 8 秒 = 5 Wとなります。
京都府公立高校入試(2015)類似

ふりこの運動における運動エネルギーの変化

Q57 ふりこのおもりが最高点から最下点に向かって運動し、再び反対側の最高点に達するまでの運動において、おもりの「運動エネルギー」の変化を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
最下点で運動エネルギーが最大になり、最高点で最小(0)になる
ふりこの運動では、高さが変化することによって位置エネルギーと運動エネルギーが互いに移り変わる。おもりが最高点に達した瞬間は速さがゼロになるため運動エネルギーは最小(0)となり、逆に高さが最も低くなる最下点では速さが最大となるため、運動エネルギーも最大となる。このようにエネルギーの種類は変化するが、その総和は力学的エネルギーの保存によって一定に保たれる。
山梨県公立高校入試(2022)類似

斜面上の重力と垂直抗力

Q58 斜面上にある物体にはたらく重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つの力に分けることを何というか。その名称として適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力の分解
1つの力を、それと同じはたらきをする2つ以上の力に分けることを力の分解といいます。分解して得られたそれぞれの力を分力と呼びます。斜面上の物体の運動を分析する際には、重力を斜面に平行な分力(物体を滑り降ろそうとする力)と斜面に垂直な分力(斜面を押し付ける力)に分解して考えるのが一般的です。
奈良県公立高校入試(2018)類似

仕事率

Q59 物体を斜面に沿って引き上げる実験において、0.8ジュールの仕事を行った。この作業を完了させるのに4秒かかった場合、このときの仕事率は何ワットか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.2ワット
仕事率は、行った仕事の大きさ(J)を、その仕事にかかった時間(秒)で割ることで求められます。この実験では仕事が0.8J、時間が4秒であるため、「0.8 ÷ 4 = 0.2」という計算が成立します。
富山県公立高校入試(2026)類似

力のつり合いと合力

Q60 重力がはたらいている物体に2本のばねをつけ、それぞれ斜め上の異なる方向に引いたところ、物体は空中で静止しました。このとき、2本のばねが物体を引く力の合力と、物体にはたらく重力の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
2本のばねの力の合力は、重力と反対向きで、大きさが重力と等しい。
物体が静止しているとき、その物体にはたらく力の合力は0になっています。この状態を力がつり合っているといいます。物体を2本のばねで引いて静止させた場合、2つのばねの力の合力が、真下に向く重力と「向きが反対」で「大きさが等しい」状態になることで、互いの力を打ち消し合っています。
三重県公立高校入試(2020)類似

斜面に平行で下向きの力

Q61 摩擦のない斜面上をすべりおりる台車にはたらく、斜面に平行で下向きの力の大きさについて正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
台車がどこに位置していても、重力の分力は常に一定である。
斜面上の物体にはたらく重力は、斜面に垂直な方向と平行な方向に分解して考えることができます。斜面の傾きが変化しない限り、この「重力の分力」の大きさは、物体の位置や速さに関わらず常に「一定」となります。多くの受検生が「速くなるから力も大きくなる」と誤解しやすいポイントですが、力と速さの変化を混同しないことが重要です。
北海道公立高校入試(2022)類似

平均の速さ

Q62 1500mの距離を走るのに300秒かかった物体があります。この物体の、この区間における平均の速さは何m/s(メートル毎秒)ですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
5m/s
平均の速さは「移動した距離 ÷ かかった時間」という式で求めることができます。この問題では、移動距離が1500m、かかった時間が300秒であるため、1500 ÷ 300 を計算して5m/sとなります。途中で速さが変わっていたとしても、この計算で求められるのは区間全体を通した平均の速さです。
高知県公立高校入試(2024)類似

自由落下を伴う運動のグラフ

Q63 物体が静止した状態から自由落下を始めて加速し、その後、力がはたらかなくなったことで等速直線運動に移行しました。このときの時間と移動距離の関係をグラフで表した場合、その形状の変化として適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
原点から始まり、最初は時間の経過とともに傾きが大きくなる曲線を描き、途中から一定の傾きの直線に切り替わる。
物体が加速しながら落下している間は、時間が経つほど速さが増していくため、単位時間あたりの移動距離も大きくなります。そのため、時間と移動距離のグラフは傾きが次第に急になる曲線を描きます。その後、力がはたらかなくなると物体は等速直線運動を行うため、速さが一定となり、移動距離は時間に比例して増えるようになります。このため、グラフは一定の傾きを持つ直線へと変化します。
千葉県公立高校入試(2014)類似

仕事の大きさの算出

Q64 ばねばかりに台車を吊り下げ、垂直方向に一定の速さで引き上げる実験を行いました。ばねばかりが10ニュートンを示している状態で、台車を垂直に0.25メートル引き上げたとき、この力が台車に対して行った仕事の大きさとして正しい数値を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
2.5ジュール
仕事の大きさ(ジュール)は、「力の大きさ(ニュートン)× 力の向きに移動させた距離(メートル)」の計算式で求められます。台車を引き上げる力の大きさが10ニュートンであり、移動させた距離が0.25メートルであるため、10 × 0.25 = 2.5となり、仕事の大きさは2.5ジュールとなります。台車の移動方向と力の方向が一致しているため、単純な積で算出可能です。
秋田県公立高校入試(2024)類似

二力の合力と角度の関係

Q65 1つの点にはたらく2つの力の合力を、その2力を隣り合う2辺とする平行四辺形を作図して求める場合、合力はどのような形で表されますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
2つの力が接する点からひいた平行四辺形の対角線
一点からはたらく二つの力の合力は、その二力を二辺とする平行四辺形の対角線で表されます。これを力の平行四辺形の法則と呼び、合力の向きと大きさの両方を一度に求めることができます。
宮城県公立高校入試(2023)類似

斜面を下る物体の速さの変化

Q66 長さ80cmの直線的な斜面の上端から小球を静かに放したところ、0.10秒ごとの移動距離を測定した結果、時間が経つにつれて0.10秒あたりの移動距離が大きくなっていくことが確認されました。この観察結果から導き出される結論として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
小球の速さが、時間とともに大きくなっている
一定時間(0.10秒間)ごとの移動距離は、その区間における平均の速さに比例します。時間が経過するほど移動距離が大きくなっているということは、小球の速さが時間とともに大きくなっていることを示しています。摩擦のない斜面では、重力の分力によって速さが一定の割合で増加し続けます。
静岡県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギー

Q67 斜面から転がした金属球を水平面にある木片に衝突させ、その木片を移動させる仕事を行う実験において、木片の移動距離を大きくする方法として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
金属球を離す位置をより高くし、最初が持つ位置エネルギーを大きくする
木片を動かす「仕事」の大きさは、衝突直前に金属球が持っている運動エネルギーの大きさに依存します。高い位置から金属球を離すほど、変換される前の位置エネルギーが大きくなるため、結果として水平面での運動エネルギーも大きくなり、木片をより遠くまで移動させることができます。
岐阜県公立高校入試(2019)類似

定滑車と動滑車の力の比較

Q68 動滑車を1つ使用して物体を持ち上げる実験を行う際、定滑車のみを使用する場合と比較した利点と注意点について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。ただし、滑車の質量や摩擦は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
必要な力の大きさは重力の半分になるが、物体をある高さまで持ち上げるために引くひもの長さは2倍になる。
動滑車を用いると、2本のひもで重さを分散して支えるため、引く力は重力の半分になります。しかし、物体を10cm持ち上げるためには、物体を支えている2本のひもをそれぞれ10cmずつ、合計20cm分引き上げなければなりません。このように、力は小さくなるが距離が長くなり、仕事の大きさは変わらないという「仕事の原理」が成り立っています。
愛知県公立高校入試(2014)類似

平均の速さの算出

Q69 1秒間に60回打点する記録タイマーを用いて、斜面を下る台車の運動を記録した。記録された紙テープを打点のはじめから6打点ごとに切り取って順番に並べたところ、ある区間からテープの長さが11cmで一定になった。この長さが一定になった区間における台車の平均の速さは何cm/sか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
110 cm/s
1秒間に60回打点する記録タイマーにおいて、6打点分が進むのにかかる時間は0.1秒である。平均の速さは「移動距離 ÷ かかった時間」の公式で求められるため、11cmを0.1秒で割ることにより、110cm/sと計算される。記録タイマーの打点数から正確な時間を導き出すことが計算のポイントとなる。
山形県公立高校入試(2024)類似

動滑車における移動距離と速さの関係

Q70 動滑車を用いて、物体を20cmの高さまで10秒間かけて一定の速さで引き上げた。このとき、手がひもを引く平均の速さは何cm/sか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
4cm/s
動滑車を用いると、手がひもを引く距離は物体の移動距離の2倍になる。物体を20cm引き上げるために必要なひもを引く距離は40cmである。この40cmを10秒間で引いているため、平均の速さは「40cm ÷ 10秒 = 4cm/s」となる。これは物体が上昇する平均の速さ(2cm/s)の2倍に相当する。
広島県公立高校入試(2020)類似

位置エネルギーと仕事の比例関係

Q71 質量20.0gの小球と質量50.0gの小球を使い、それぞれ異なる高さから転がして木片に衝突させる実験を行いました。この実験の結果、観察される現象についての説明として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
同じ高さから小球を転がした場合、質量50.0gの小球をぶつけたときの方が、木片の移動距離は長くなる。
木片の移動距離は、衝突した小球が木片に対して行った「仕事」の量に相当し、それは小球が持っていた位置エネルギーの大きさに比例します。位置エネルギーは質量に比例するため、高さが同じであれば、質量が大きい50.0gの小球の方がより大きなエネルギーを持ち、木片をより遠くまで動かすことができます。
千葉県公立高校入試(2014)類似

道具の組み合わせによる力の軽減

Q72 高さ1.2m、斜面の長さが2.0mの斜面と動滑車を組み合わせて、重さ10Nの台車を斜面の最下部から最上部まで引き上げる実験を行った。このとき、人がひもを引く距離は何mになるか。ただし、ひもや滑車の重さ、および摩擦は考えないものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
4.0m
仕事の原理により、道具を使って力が小さくなった分、動かす距離は長くなる。まず、台車を斜面の最下部から最上部まで移動させるためには、斜面に沿って2.0m動かす必要がある。ここで動滑車を使用しているため、ひもを引く距離は物体を動かす距離の2倍必要になる。したがって、2.0m × 2 = 4.0mの距離を引くことになる。これは、直接1.2m持ち上げる仕事(10N × 1.2m = 12J)と、この装置で引く仕事(3N × 4.0m = 12J)が一致することからも導き出せる。
福井県公立高校入試(2021)類似

仕事率の比較

Q73 一定の時間(1秒間)あたりに行われる仕事の量を表す言葉として、最も適切な名称を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事率
物体に力を加えてその方向に移動させたときの、力の大きさと移動距離の積を「仕事」と呼びますが、その仕事の能率(1秒間あたりの仕事量)を「仕事率」といいます。単位にはワット(W)が使われ、1Wは1秒間に1Jの仕事をしたときの仕事率と定義されています。
奈良県公立高校入試(2020)類似

送電損失におけるエネルギー変換

Q74 発電所でつくられた電気エネルギーを家庭や工場へ送る際、送電線を通る過程でその一部が失われる現象を送電損失といいます。このとき、失われた電気エネルギーは主にどのような形のエネルギーに変換されて周囲に放出されますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
熱エネルギー
送電線に電流が流れると、電線の持つ電気抵抗によってジュール熱が発生します。これにより、送電しようとした電気エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて外部に逃げてしまうため、実際に届くエネルギー量は減少します。これが送電損失の主な正体です。
埼玉県公立高校入試(2017)類似

放射線の透過力

Q75 放射線の性質を調べるために、放射線源と測定器の間に遮蔽物(しゃへいぶつ)を置く実験を行います。放射線源から放出される放射線のうち、厚さ0.05mm程度の薄い紙を一枚置いただけで、測定器に届く放射線の量が大幅に減少したとき、その紙によって遮られた放射線として最も妥当なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
アルファ線(α線)
放射線は種類によって物質を通り抜ける能力(透過力)が大きく異なります。アルファ線は非常に透過力が弱いため、紙一枚でそのほとんどを遮ることができます。一方、ベータ線は紙を通り抜けてしまいますが数ミリのアルミニウム板で止まり、ガンマ線やエックス線は紙やアルミニウム板を容易に透過してしまいます。したがって、紙一枚で計測値が急減した場合は、アルファ線が遮断されたと考えられます。
山梨県公立高校入試(2023)類似

運動エネルギーと速さの関係

Q76 斜面上の高い位置から小球を静かに離して転がし、斜面を下りきった水平面上で静止している木片に衝突させる実験を行う。小球を離す高さをさらに高くして実験を行った場合、小球が木片に衝突する直前の状態と、衝突後の木片の移動距離について述べたものとして適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
衝突直前の小球の速さが速くなり、小球が持つ運動エネルギーが大きくなるため、木片の移動距離は長くなる。
斜面を下る小球は、高さが低くなるにつれて位置エネルギーが運動エネルギーに変換され、速さがしだいに増していく。小球を離す位置を高くすると、水平面に達するまでに失われる位置エネルギーが大きくなるため、その分だけ変換される運動エネルギーも大きくなる。結果として、衝突直前の速さがより速くなり、大きな運動エネルギーを持つため、木片をより遠くまで押し出すことができる。
三重県公立高校入試(2020)類似

等速直線運動

Q77 水平で滑らかな床の上を滑っている物体が、等速直線運動を続ける理由として最も適切な説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力と床からの垂直抗力がつり合っており、運動方向には力が働いていないため
水平面上を動く物体には、下向きの重力と上向きの垂直抗力が働いており、これらは大きさが等しく向きが反対であるためつり合っています。水平方向に摩擦や空気の抵抗がない場合、運動方向に働く力(合力)は0となるため、物体は慣性によってその時の速さを維持し、等速直線運動を続けます。
富山県公立高校入試(2020)類似

等速直線運動における力のつり合い

Q78 摩擦のない水平面上を右向きに等速直線運動をしている台車があります。この台車に働く「重力」と「垂直抗力」の関係、および台車が右向きに動き続ける理由について述べた文として、最も適切なものはどれか選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力と垂直抗力は大きさが等しく向きが反対でつり合っており、右向きには力が働かなくても慣性によって動き続ける
台車が水平面上にあるとき、地球が物体を引く力である重力と、面が物体を押し返す力である垂直抗力は、同じ作用線上で大きさが等しく向きが反対の関係にあり、つり合っています。このとき、水平方向(右向き)に力が働いていなくても、物体がそれまでの運動状態を維持しようとする性質(慣性)により、台車は等速直線運動を続けます。動いている方向に力が働いていると考えるのは誤りです。
東京都公立高校入試(2024)類似

斜面の傾きと速さの変化

Q79 摩擦のない斜面において、傾きが10度の場合と20度の場合で台車を走らせ、0.1秒ごとの移動距離を記録テープで測定しました。傾き10度では各区間の長さが2.2cm、3.6cm、5.0cmと推移し、傾き20度では各区間が4.4cm、7.2cm、10.0cmと推移しました。このとき、傾き10度の場合と20度の場合における「単位時間あたりの速さの変化」の比(10度:20度)として適切な数値を答えなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
1:2
記録テープの各区間の長さは、その0.1秒間における平均の速さを表しています。隣り合う区間の長さの差を求めると、一定時間あたりの速さの変化(加速度)がわかります。傾き10度の場合、各区間の差は 3.6 – 2.2 = 1.4cm、5.0 – 3.6 = 1.4cm となり、変化量は1.4です。一方、傾き20度の場合、各区間の差は 7.2 – 4.4 = 2.8cm、10.0 – 7.2 = 2.8cm となり、変化量は2.8です。この変化量を比較すると 1.4:2.8 となるため、比は1:2となります。
佐賀県公立高校入試(2018)類似

仕事の原理

Q80 道具を使って仕事をする際、動滑車などを用いると小さな力で物体を動かすことができますが、その分だけ紐を引く距離を長くする必要があるため、道具を使わずに直接持ち上げた場合と仕事の大きさは変わりません。このような決まりを何と呼びますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
仕事の原理
道具を使用しても、仕事の総量を減らすことはできないという物理法則を仕事の原理といいます。動滑車を使用すると、2本の紐で物体を支える構造になるため、物体を持ち上げるのに必要な力の大きさは半分になりますが、一方で引き上げる紐の長さは2倍必要になります。結果として「力の大きさ × 移動距離」で求められる仕事の値は、道具を使わない場合と等しくなります。
愛知県公立高校入試(2018)類似

動滑車にはたらく力のつり合い

Q81 動滑車を用いておもりを引き上げる際、おもりの重さよりも小さい力で引き上げることができる理由を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
おもりにかかる重力が、動滑車の両側にある2本の糸に分散され、それぞれに半分の張力がはたらくから。
動滑車の仕組みでは、物体に作用する重力を「支点(天井に固定された糸の部分)」と「力点(手が引く糸の部分)」の2箇所で支える構造になっている。このとき、重力とつり合う上向きの力が2本の糸に等しく分散されるため、1本の糸を引く力は重力の半分で済む。これは力のつり合いと分力の原理によるものである。
神奈川県公立高校入試(2021)類似

斜面を下る物体の加速

Q82 木片で傾斜をつけた板の上に台車を置く実験において、斜面の角度をより大きくして同様の実験を行った場合、台車に働く力と運動の変化について正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力の斜面に沿った下向きの分力が大きくなるため、速さの変化する割合が大きくなる。
斜面の角度を大きくすると、物体に働く重力自体の大きさは変わらないが、その重力の成分である「斜面に沿った下向きの分力」が大きくなる。物体に働く運動の向きの力が大きくなることで、単位時間あたりの速さの変化(加速の度合い)も大きくなり、より急激に加速しながら斜面を下るようになる。
高知県公立高校入試(2016)類似

振り子の速さが最大になる位置

Q83 振り子のおもりが、支点の真下にあたる最下点を通過するときに速さが最大となる理由を、エネルギーの移り変わりの観点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
最下点では、位置エネルギーがすべて運動エネルギーに変換されるため
振り子の運動において、力学的エネルギー(位置エネルギーと運動エネルギーの和)は一定に保たれます。おもりが下降するにつれて位置エネルギーが減少した分だけ運動エネルギーが増加するため、位置エネルギーが最小となる最下点において、運動エネルギーが最大となり、速さが最大となります。
東京都公立高校入試(2019)類似

上昇時のエネルギー変換

Q84 小球が摩擦のない斜面を駆け上がっていく運動をストロボ写真で記録したところ、斜面を上がるにつれて小球の高さが高くなる一方で、ストロボの光る間隔ごとの移動距離は徐々に短くなり、最終的に最高点で一瞬静止しました。この運動におけるエネルギーの変化について正しく述べているものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
位置エネルギーが増加し、運動エネルギーが減少する
物体が斜面を上がる際、基準面からの高さが増加するため位置エネルギーは増加します。一方で、ストロボ間の移動距離が短くなっていることは速さが減少していることを示しており、これに伴って運動エネルギーは減少します。このように、上昇運動では運動エネルギーが位置エネルギーへと変換されます。
兵庫県公立高校入試(2014)類似

空走距離の算出

Q85 同じ人物が同じ自転車を運転する場合、反応時間が常に一定であると仮定します。自転車の走行する速さを2倍にしたとき、空走距離はどう変化しますか。適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
速さに比例して、2倍になる
空走距離は「速さ × 反応時間」で求められます。反応時間が一定であれば、空走距離は速さに比例するため、速さが2倍になれば空走距離も2倍、速さが3倍になれば空走距離も3倍になります。一方、ブレーキが効き始めてから止まるまでの「制動距離」は速さの2乗に比例して大きくなる性質がありますが、空走距離とは原理が異なるため区別が必要です。
北海道公立高校入試(2017)類似

LEDと豆電球のエネルギー変換効率の比較

Q86 ある実験において、豆電球にかける電圧を3Vから5Vまで徐々に上げたところ、5VのときにLEDと同じ明るさになった。このときの豆電球とLEDのエネルギー消費や発熱の様子を比較した記述として適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
豆電球は5VでLEDと同じ明るさになったが、LEDよりも消費電力が大きく、周囲への発熱量も多い。
豆電球とLEDが同じ明るさで点灯しているとき、豆電球はLEDよりも多くの電流を必要とし、消費電力(電圧×電流)が大きくなる。このとき、供給された電気エネルギーのうち光にならなかった分は主に熱エネルギーとなるため、豆電球の方が発熱量が多くなる。この結果から、LEDの方が光エネルギーへの変換効率が高いことが判断できる。
山形県公立高校入試(2017)類似

動滑車の重さの算出

Q87 あるおもりをバネばかりに吊るして直接引き上げたところ、1.60ニュートンを示しました。次に、このおもりに動滑車を組み合わせ、バネばかりを真上に引いて一定の速さで持ち上げたところ、バネばかりの値は0.94ニュートンになりました。このとき、使用した動滑車自体の重さは何ニュートンですか。ただし、ひもの重さや摩擦は考えないものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.28ニュートン
動滑車を1つ用いて物体を引き上げる場合、バネばかりにかかる力は、物体にはたらく重力と動滑車にはたらく重力の和を、2本のひもで均等に支える構造になります。そのため、「(物体の重さ + 動滑車の重さ)÷ 2 = バネばかりの値」という関係式が成立します。今回の数値に当てはめると、(1.60 + 動滑車の重さ) ÷ 2 = 0.94 となり、これを計算すると 1.60 + 動滑車の重さ = 1.88 となります。したがって、1.88 - 1.60 を計算することで、動滑車の重さは0.28ニュートンであると導き出せます。
京都府公立高校入試(2022)類似

仕事率の算出と比較

Q88 一定の速さで物体を引き上げる二つの実験を行いました。実験1では11.2Jの仕事を4.0秒で行い、実験2では19.6Jの仕事を7.0秒で行いました。この二つの実験における仕事率の比較について、適切な記述はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
実験1、実験2ともに仕事率は2.8Wであり、等しい。
仕事率は、仕事の総量(J)を仕事に要した時間(秒)で割って求めます。実験1の仕事率は「11.2J ÷ 4.0秒 = 2.8W」であり、実験2の仕事率は「19.6J ÷ 7.0秒 = 2.8W」となります。たとえ仕事の総量や所要時間が異なっていても、単位時間あたりの仕事の割合が同じであれば、仕事率は等しくなります。
福岡県公立高校入試(2015)類似

重力の分解

Q89 水平な床と斜面がなす角度(斜面の傾き)を徐々に大きくしていったとき、斜面上にある物体にはたらく重力の「斜面に平行な方向の分力」と「斜面に垂直な方向の分力」の大きさは、それぞれどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面に平行な分力は大きくなり、斜面に垂直な分力は小さくなる
斜面の傾きが大きくなると、重力を対角線とする長方形を作図した際、斜面に平行な辺が長くなり、斜面に垂直な辺が短くなります。そのため、物体を斜面の下方向へ動かそうとする力(平行な分力)は増し、物体が斜面を押しつける力(垂直な分力)は減少します。なお、もとの重力自体の大きさは変化しません。
岡山県公立高校入試(2022)類似

記録タイマーによる時間の測定

Q90 1秒間に60回打点する記録タイマーを使用し、ある物体の運動を記録したところ、6打点分の間隔の長さがちょうど9.0cmであった。この区間における物体の平均の速さは何cm/sか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
90cm/s
60Hz(1秒間に60回打点)の記録タイマーにおける6打点の間隔は、0.1秒という時間を表している。平均の速さを求める式「移動距離 ÷ かかった時間」に当てはめると、9.0cm ÷ 0.1秒 = 90cm/sとなる。
富山県公立高校入試(2022)類似

力学的エネルギー保存の法則による到達高度

Q91 摩擦のないレール上を滑り降りる小球の運動において、高い位置にある小球が持つ「位置エネルギー」と、運動している小球が持つ「運動エネルギー」の関係について述べた文として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
小球が斜面を下るにつれて位置エネルギーが運動エネルギーに移り変わるが、その合計である力学的エネルギーは常に一定である。
物体が高い位置にあるときに持つエネルギーを位置エネルギー、運動している物体が持つエネルギーを運動エネルギーと呼びます。斜面を下る際は高さが減少するため位置エネルギーが減少しますが、その分だけ速さが増して運動エネルギーが増加します。摩擦がない場合、この2つのエネルギーの和(力学的エネルギー)は保存されるため、小球は最初に持っていた位置エネルギー分、つまり同じ高さまで上昇することができます。
愛知県公立高校入試(2015)類似

斜面と水平面における物体の運動

Q92 小球が斜面を下り終えたあと、そのまま摩擦のない水平面へと進みました。水平面上における小球の運動の名称と、その理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
運動の名称は等速直線運動であり、理由は進行方向に力がはたらかず、慣性によって運動の状態を保とうとするからである。
摩擦や空気抵抗が無視できる水平面では、物体の進行方向に力がはたらかなくなります。物体に力がはたらいていない場合、物体はそれまでの運動の状態を維持しようとする「慣性」という性質をもつため、速さと向きが一定の「等速直線運動」を続けます。水平面では重力の分力は発生しないため、重力によって速さが変化することはありません。
佐賀県公立高校入試(2020)類似

斜面を利用した仕事

Q93 物体を特定の高さまで引き上げるとき、斜面などの道具を利用しても、必要な仕事の大きさは道具を使わない場合と変わらないという原理を何といいますか。また、斜面を利用して物体を引き上げたときの「力の大きさ」と「物体を動かす距離」の変化について述べた説明として正しいものを次のうちから選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
仕事の原理:力は小さくなるが、動かす距離は長くなる
斜面や滑車などの道具を使用しても、物体をある高さまで引き上げるために必要なエネルギー(仕事)の量は一定であり、これを仕事の原理と呼びます。斜面を用いる場合、垂直に持ち上げるよりも長い距離を移動させる必要がありますが、その分、物体を引くために必要な力の大きさは小さくて済みます。これにより、重い物体でも小さな力で運ぶことが可能になります。
東京都公立高校入試(2014)類似

ストロボ写真を用いた平均の速さの算出と力のつり合い

Q94 ある物体の運動をストロボ写真で記録したところ、点の間隔が進行方向に向かって次第に広くなっていました。このときの物体の運動の状態と、物体にはたらく力のつり合いについて説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
速さが変化しているため、物体にはたらく力はつり合っていない
ストロボ写真において点の間隔が変化している(この場合は広くなっている)ということは、物体の速さが変化していることを意味します。物体にはたらく力がつり合っているとき、静止している物体は静止し続け、動いている物体は等速直線運動を続けます。したがって、速さが変化しているこの状況では、物体にはたらく力はつり合っていない状態にあります。
東京都公立高校入試(2016)類似

斜面上の物体に働く力

Q95 摩擦のある斜面を滑り降りている物体において、重力、垂直抗力、摩擦力の関係性と性質について正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力は鉛直下向きに働いており、その分力のうち斜面に垂直な方向の成分と、斜面から受ける垂直抗力がつり合っている。
斜面上にある物体に働く重力は、常に鉛直下向きです。この重力を「斜面に沿った方向」と「斜面に垂直な方向」の2つの分力に分解して考えると、物体は斜面にめり込んだり浮き上がったりしないため、重力の「斜面に垂直な分力」と、面から垂直に押し返される「垂直抗力」の大きさが等しく、つり合っていることがわかります。一方、斜面に沿った方向では、重力の分力から摩擦力を差し引いた力が運動の向きに働くため、物体は滑り降ります。
鹿児島県公立高校入試(2020)類似

物体にはたらく力の矢印

Q96 斜面に置かれた物体にはたらく力の向きと性質について述べた文として、科学的に正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力は鉛直下向きにはたらき、垂直抗力は斜面に対して垂直にはたらくため、この2つの力の向きは一致しない。
物体にはたらく根本的な力は、地球が引く「重力(鉛直下向き)」と、接している面が押し返す「垂直抗力(斜面に垂直な向き)」です。斜面においては、これらの力の向きが異なるため、それらを合成した力が斜面下向きに生じ、物体が滑り出す原因となります。重力そのものの向きが斜めになることはありません。
島根県公立高校入試(2024)類似

動滑車の質量と仕事

Q97 質量のある物体を、1つの動滑車を用いて一定の速さで引き上げる実験を行いました。この物体を直接手で持ち上げるには4.0Nの力が必要ですが、動滑車を用いて引き上げたところ、ばねばかりの示す値は2.3Nとなりました。摩擦や糸の質量は無視できるものとしたとき、理論上の計算値(2.0N)よりも大きな力が必要となった理由として最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
動滑車自体に質量があり、その重さの半分が引き上げる力に加わったため
動滑車を使用する場合、物体を2本の糸で支えることになるため、理論上は物体の重さの半分の力で引き上げることが可能です。しかし、実際には動滑車自体にも質量(重さ)があるため、引き上げる力は「物体の重さの半分」と「動滑車の重さの半分」を合わせた値になります。この実験では、物体の重さの半分である2.0Nに、動滑車の重さの半分である0.3Nが加わったため、ばねばかりの数値が2.3Nになったと考えられます。
奈良県公立高校入試(2015)類似

重力の斜面方向と垂直方向への分解

Q98 斜面上に静止している物体には重力が働いています。この重力を、物体を斜面に沿って滑り降りさせようとする力と、物体を斜面に押しつける力という、互いに垂直な二つの方向に分けたとき、これら二つの力を何と呼びますか。最も適切な組み合わせを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の、斜面に平行な方向の分力と、斜面に垂直な方向の分力
一つの力を、それと同じ働きをする二つ以上の力に分けることを力の分解といい、分けられたそれぞれの力を分力と呼びます。斜面上の物体に働く重力は、物体を斜面の下向きに動かそうとする「斜面に平行な方向の分力」と、物体を斜面に押しつける向きの「斜面に垂直な方向の分力」の二つに分解して考えることができます。
大阪府公立高校入試(2022)類似

エネルギー変換の損失

Q99 モーターを使って物体を一定の高さまで引き上げる実験を行いました。消費した電気エネルギーの量が100J(ジュール)であったとき、物体が上昇して得た位置エネルギーの量は80Jでした。残りの20Jのエネルギーのゆくえと、全体のエネルギーの総量に関する記述として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
20Jは熱や音のエネルギーとなって周囲に逃げたが、これらを含めたエネルギーの総量は100Jで変わらない
エネルギーを変換する過程で、目的以外のエネルギー(主に熱や音)が発生して周囲へ拡散します。これによって目的のエネルギー量は変換前より少なくなりますが、逃げ出した熱なども含めたすべてのエネルギーを合計すると、変換前後でその総量は一定に保たれます。これをエネルギー保存の法則といいます。
鳥取県公立高校入試(2017)類似

記録タイマーを用いた平均の速さの算出

Q100 記録タイマーで記録されたテープにおいて、特定の区間の移動距離を、その移動にかかった時間で割って算出した速さを何というか。その区間内での細かな速さの変化を考慮せず、全区間を一定の速さで移動し続けたとみなしたときの名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
平均の速さ
物体の速さが刻々と変化している場合でも、ある一定の区間を一定の速さで移動したとみなして、距離を時間で割って求めた値を平均の速さと呼ぶ。これに対し、スピードメーターが示すような、ごく短い時間に移動した距離から求めた極めて短い時間の速さを瞬間の速さと呼び、両者は区別される。
鳥取県公立高校入試(2017)類似

斜面の角度と速さの変化の関係

Q101 記録タイマーを用いて、斜面を滑り下りる台車の運動を6打点ごとに区切って記録しました。ある斜面での実験(操作一)では、6打点ごとの移動距離が前の区間と比べて1.2cmずつ増加していましたが、斜面の角度を変えて行った実験(操作二)では、前の区間と比べて1.8cmずつ増加していました。この結果から、操作二の条件と力の関係について述べたものとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
操作一よりも斜面の角度を大きくしたため、斜面に平行な分力が大きくなり、速さの変化も大きくなった。
6打点ごとの移動距離の増加分は、一定時間あたりの速さの変化を表しています。操作二では増加分が1.8cmと大きくなっていることから、操作一よりも速さが急激に変化していることがわかります。斜面の角度を大きくすると、物体にはたらく重力のうち「斜面に平行な分力」が大きくなるため、単位時間あたりの速さの変化も大きくなります。
長崎県公立高校入試(2017)類似

仕事の大きさの計算

Q102 物体に力を加えて、その力の向きに物体を動かしたとき、その力の大きさと力の向きに動いた距離の積で表される物理量の名称と、その単位の組み合わせとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称は仕事、単位はジュール(J)
物体に力を加えてその向きに動かしたとき、理科の世界では「物体に対して仕事をした」と表現します。仕事の大きさは、力の大きさ(N)と移動距離(m)を掛け合わせることで算出され、その単位にはジュール(J)が用いられます。
鹿児島県公立高校入試(2023)類似

仕事と仕事率の計算

Q103 ある機械の仕事率が「1馬力」であるとします。1馬力が約735ワット(W)に相当すると考えたとき、この機械が10秒間連続して仕事をした場合の、仕事の大きさ(仕事量)は何ジュール(J)になりますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
7350ジュール
仕事率(W)は、仕事の大きさ(J)を時間(s)で割った値です。したがって、仕事の大きさを求めるには「仕事率 × 時間」の計算を行います。この問題では、仕事率が735W、時間が10秒であるため、735(W)× 10(s)= 7350(J)となります。単位の定義を正しく理解し、掛け算と割り算の関係を間違えないことが重要です。
山口県公立高校入試(2019)類似

太陽電池の受光効率と入射角

Q104 太陽電池を用いて効率よく発電を行うためには、パネルの受光面と太陽の光がどのような位置関係にあるときに、単位面積あたりの受光量が最大になりますか。適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
受光面が太陽の光に対して垂直であるとき
太陽電池は、光を受ける面が太陽光線に対して垂直になったとき、光のエネルギーを最も集中して受けることができます。このとき、単位面積あたりの受光量が最大となり、発電効率が最も高くなるという性質があります。
岐阜県公立高校入試(2022)類似

斜面上の物体の運動

Q105 摩擦や空気の抵抗が無視できる滑らかな斜面を運動する物体において、物体を加速させる要因となっている力の名称と、その性質の説明として最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
重力の斜面に平行な分力であり、斜面の角度が変わらなければその大きさは一定である
物体にはたらく重力は、斜面に垂直な成分(垂直抗力とつり合う力)と、斜面に平行な成分(物体を動かす力)に分解して考えることができます。この「重力の斜面に平行な分力」は、斜面の傾きが変化しない限り、物体の位置に関わらず常に一定の大きさで斜面下向きにはたらき、物体の速さを増加させます。
鹿児島県公立高校入試(2015)類似

てこの腕の長さの比と移動距離

Q106 てこを使って物体を持ち上げる際、支点から力点までの腕の長さを、支点から作用点までの腕の長さよりも長く設定した場合の現象について、正しい説明はどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
加える力は小さくて済むが、力点の移動距離は作用点の移動距離よりも長くなる。
てこには、支点からの距離(腕の長さ)が長いほど、小さな力で物体を動かせるという性質がある。一方で「仕事の原理」により、道具を使っても必要なエネルギーの総量は変わらないため、力が小さくなった分だけ、動かす距離を長くしなければならない。したがって、腕の長さを長くして力を小さくした場合、力点の移動距離は作用点よりも必ず長くなる。
岐阜県公立高校入試(2016)類似

てこを用いた仕事の原理

Q107 てこの一端に重さ10Nの台車を載せ、支点を挟んだ反対側の力点を2.5Nの力で押し下げて、台車を垂直に0.20m持ち上げました。このとき、仕事の原理が成り立つとすると、力点を押し下げた距離は何mになりますか。ただし、てこの重さや摩擦は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.80m
台車を直接0.20m持ち上げるのに必要な仕事は、10N × 0.20m = 2.0J です。仕事の原理により、てこを用いてもこの仕事の量は変わらないため、力点を押し下げた距離をxメートルとすると、2.5N × x = 2.0J という関係が成り立ちます。これを計算すると x = 0.80m となり、加える力が4分の1(10Nから2.5N)になった分、移動させる距離は4倍(0.20mから0.80m)必要であることがわかります。
富山県公立高校入試(2016)類似

ストロボ写真による平均の速さの算出

Q108 0.1秒間隔で発光するストロボスコープを用いて、一直線上を移動する小球の様子を撮影しました。基準となる地点aから、1回目の発光時の地点bまでの距離が27cmであったとき、地点aから地点bまでの区間における小球の平均の速さは何cm/sですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
270 cm/s
平均の速さは「移動距離 ÷ かかった時間」という公式で求めることができます。この実験ではストロボスコープの発光間隔が0.1秒であるため、地点aから地点bまでの移動に要した時間は0.1秒です。移動距離である27cmを0.1秒で割ることで、27 ÷ 0.1 = 270 cm/sと計算されます。
愛知県公立高校入試(2015)類似

位置エネルギーと仕事の大きさの関係

Q109 斜面にある台車の質量を一定に保ったまま、台車を離す高さを5cm、10cm、15cmと高くしていくと、衝突によって定規が移動する距離も一定の割合で増加していく。この現象が起こる理由を「エネルギー」と「仕事」の関係から説明したものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
高さが増すほど位置エネルギーが大きくなり、衝突時に定規に対して行う仕事の大きさが大きくなるため
位置エネルギーは物体が持つ「仕事をする能力」であり、高い位置にあるほどその能力は大きくなります。台車を高い位置から滑らせると、大きな位置エネルギーが運動エネルギーを経て、定規を動かすという「仕事」に変換されます。エネルギーの大きさと、そのエネルギーによって外部に対して行うことができる仕事の大きさは比例関係にあるため、高さに比例して定規の移動距離も長くなります。
埼玉県公立高校入試(2022)類似

張力の軽減条件

Q110 橋の設計において、橋桁(はしげた)を塔から伸びるケーブルで支える構造を考えます。橋桁を固定する位置を変えずに、使用するケーブルにかかる張力を小さくして断線のリスクを減らすためには、塔の高さをどのように変更すればよいですか。また、そのとき塔とケーブルがなす角度はどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
塔を高くし、塔とケーブルがなす角度を小さくする。
物体を斜めに吊り下げて支えるとき、ケーブルにかかる張力のうち、垂直方向(上向き)の分力が橋桁の重さを支えています。塔を高くすると、固定された橋桁の地点と塔を結ぶケーブルの傾きが急になり、塔とケーブルがなす角度は小さくなります。このとき、張力に対する垂直方向の分力の割合が大きくなるため、同じ重さを支えるのに必要な張力自体は小さくて済むようになります。逆に角度を大きくすると、水平方向に働く分力が大きくなり、それを打ち消すために非常に大きな張力が必要となります。
大阪府公立高校入試(2019)類似

力学的エネルギーと仕事の比例関係

Q111 質量10gの小球を高さ20cmの地点から転がして木片に衝突させたところ、木片は4cm移動しました。同じ装置を用い、小球の質量を30gに変え、放す高さを40cmの地点に変更して実験を行った場合、木片は何cm移動すると考えられますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
24cm
木片の移動距離は、小球が持つエネルギーに比例し、そのエネルギーは小球の「質量」と「高さ」のそれぞれに比例します。この実験では、質量が10gから30gへと3倍になり、高さが20cmから40cmへと2倍になっています。したがって、移動距離はもとの 3 × 2 = 6倍になると考えられます。はじめの移動距離が4cmなので、4cm × 6 = 24cmとなります。
岐阜県公立高校入試(2021)類似

熱の伝導、対流、放射

Q112 金属棒の一端をガスバーナーで熱したとき、棒を構成している物質自体は移動せずに、高温の部分から隣り合う低温の部分へと順に熱が伝わっていく現象を何といいますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
伝導
固体などの物質内において、物質の移動を伴わずに熱が隣の領域へと伝わっていく現象は伝導(熱伝導)と呼ばれる。金属は非金属に比べてこの熱を伝える効率が非常に高いという特徴がある。
鹿児島県公立高校入試(2024)類似

位置エネルギー

Q113 プーリー付きの発電機におもりを吊るし、高い位置からおもりを落下させて発電機を回し、接続された豆電球を点灯させる実験を行った。このとき起こるエネルギーの変換の過程として、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
位置エネルギー → 電気エネルギー → 光エネルギー
高い位置にあるおもりは位置エネルギーを持っており、落下して発電機を回転させることで電気エネルギーへと変換される。さらにその電気が豆電球に流れることで光エネルギー(および熱エネルギー)に変わるため、位置エネルギーから電気エネルギー、そして光エネルギーへと順に変換されていると言える。
広島県公立高校入試(2025)類似

斜面を往復する物体の速さの変化

Q114 なめらかな斜面に沿って小球を上向きに打ち出したとき、小球が最高点に達してから再び斜面を下り始めるまでの速さの変化について、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
最高点に向かって一定の割合で速さが減少して瞬時に静止し、その後は同じ割合で速さが増加する
斜面上の物体には重力の斜面下向きの分力が常に一定の大きさではたらき続けるため、上りでも下りでも速さが変化する割合(加速度)は一定になります。そのため、上りでは一定の割合で速さが減少して最高点で一瞬だけ速さが0になり、下りでは再び同じ割合で速さが増加していくという対称的な運動になります。
岩手県公立高校入試(2021)類似

ストロボ写真による等速運動の記録

Q115 0.1秒ごとに発光するストロボ装置を使って、水平なレール上を等速直線運動する小球を撮影しました。記録された写真において、隣り合う小球の像の間隔を測ったところ、どの間隔もすべて6cmでした。この小球の速さは何cm/sですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
60 cm/s
速さは「移動距離 ÷ かかった時間」という式で求められます。この記録では0.1秒という一定の時間ごとに6cm移動していることがわかるため、6(cm) ÷ 0.1(s) = 60(cm/s) と計算されます。等速直線運動では、どの区間においてもこの速さが維持されます。
大阪府公立高校入試(2019)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q116 摩擦や空気の抵抗が全くない曲線レールにおいて、最高点Aから小球を滑らせました。小球は最下点Bを通過し、再び上昇して地点Cを通過して空中に飛び出しました。この運動における「位置エネルギーと運動エネルギーの和」の関係について、正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
地点A、地点B、地点Cのどの地点においても、位置エネルギーと運動エネルギーの和はすべて等しい。
力学的エネルギー保存の法則により、摩擦や空気の抵抗が無視できる環境であれば、物体がどのような軌道を通っても位置エネルギーと運動エネルギーの和は常に一定に保たれます。したがって、レール上の最高点、最下点、途中の地点、あるいは空中に飛び出した後のどの瞬間においても、その合計値が変化することはありません。
石川県公立高校入試(2018)類似

放射能

Q117 放射線と放射能の関係について説明した文として、科学的に最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
放射線を出す能力のことを放射能という。
放射能とは、あくまで放射線を放出する「能力」を指す言葉です。放射線を出す性質を持つ「物質」は放射性物質と呼ばれ、放出される粒子や電磁波の「流れ」が放射線です。これらは混同されやすいですが、科学的には明確に区別されています。
青森県公立高校入試(2026)類似

仕事の原理に基づく計算

Q118 物体が高いところにあることで持っているエネルギーを位置エネルギーといいます。この位置エネルギーの大きさを決める要素の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
物体の質量と、物体の高さ
位置エネルギーは、その物体がどのくらいの重さ(質量)であるか、および基準面からどのくらいの高さにあるかによって決定されます。斜面の角度は、木片に衝突する直前の速さの変化には影響しますが、物体が本来持っているエネルギーの総量(位置エネルギー)そのものを決定する要素ではありません。
神奈川県公立高校入試(2025)類似

高さと水平面上の速さの関係

Q119 摩擦や空気の抵抗が無視できる斜面において、物体をある高さから静かに離して滑らせ、水平面に到達させます。このとき、水平面上での物体の速さを決定する要素として最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
運動を開始した地点の水平面からの高さ
力学的エネルギー保存の法則により、摩擦や空気の抵抗がない条件下では、物体が持つ位置エネルギーがすべて運動エネルギーに変換されます。位置エネルギーの大きさは物体の質量と「高さ」によって決まるため、水平面に達したときの速さは、斜面の角度や距離に関わらず、開始地点の高さによってのみ決定されます。
山口県公立高校入試(2015)類似

作用・反作用の法則

Q120 水平な台の上に、長方形のコイルを固定した台車を置き、その台車の下に磁石を配置しました。コイルに電流を流したところ、磁石から受ける磁力によって台車が動き出しました。このとき、磁石がコイルに及ぼす力と、コイルが磁石に及ぼす力の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
コイルが磁石に及ぼす力は、磁石がコイルに及ぼす力と大きさが等しく、向きが反対である
作用・反作用の法則は、物体同士が接触している場合に限らず、磁力や電気の力、重力のように離れて働く力の間でも成立します。磁石がコイルを引く(または退ける)力を及ぼすとき、同時にコイルも磁石に対して同じ大きさで反対向きの力を及ぼしています。物体が運動状態にあるかどうかに関わらず、この一対の力は常に同じ大きさで保たれます。
宮城県公立高校入試(2023)類似

斜面を下る物体の速さの変化

Q121 摩擦のない一定の傾きの斜面を下る物体の運動において、物体の「速さの変化」と「物体にはたらく力」の関係について述べた次の文の空欄にあてはまる言葉の組み合わせとして適切なものはどれですか。「物体には斜面に平行な方向の( X )がはたらき続けるため、物体の速さは( Y )。」
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
X:一定の大きさの力 Y:一定の割合で増加する
斜面を下る物体には、重力の斜面方向の分力がはたらいています。斜面の傾きが一定であれば、この力の大きさ(X)は物体の位置に関わらず一定です。物体に一定の大きさの力がはたらき続けるとき、物体の速さ(Y)は一定の割合で増加します。これに対し、力がはたらかない場合は等速直線運動(速さが一定)となります。
三重県公立高校入試(2016)類似

仕事率の算出

Q122 100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。動滑車を1つ使い、重さ600gのおもりを一定の速さで20cm引き上げる実験を行った。おもりを20cm引き上げるのに12秒かかったとき、この作業における仕事率は何Wか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
0.1W
まず仕事の量を求める。重さ600g(6N)のおもりを20cm(0.2m)引き上げるため、仕事の原理より道具を使っても仕事の量は変わらず、6N × 0.2m = 1.2Jとなる。仕事率は「仕事の量(J)÷ かかった時間(秒)」で算出できるため、1.2J ÷ 12秒 = 0.1Wとなる。動滑車を使っているため、ひもを引く力は3N、引く距離は40cm(0.4m)となるが、3N × 0.4m = 1.2Jとなり、仕事の計算結果は同じになる。
大阪府公立高校入試(2024)類似

一直線上の合力

Q123 物体に2つの力が同時にはたらき、それらが同一直線上で互いに逆向きである場合の「合力」について、その性質を正しく説明したものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
合力の大きさは2つの力の大きさの差になり、向きは大きい方の力と同じ向きになる。
一直線上で逆向きにはたらく2つの力は、互いに打ち消し合う関係にあります。そのため、1つの力にまとめた「合力」の大きさは2つの力の大きさの差になります。また、力の結果としては数値が大きい方の影響が残るため、向きは大きい方の力と一致します。
山形県公立高校入試(2022)類似

力のつり合いにおける合力の大きさ

Q124 物体を1本の糸でつるし、2つのばねばかりを用いて上向きに引いて静止させた。糸が物体を下向きに引く力の大きさを5.0Nとするとき、物体が静止し続けている状態において、2つのばねばかりが物体を引く力の「合力」の大きさとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
5.0N
物体が静止しているとき、物体にはたらく力はつり合いの状態にある。下向きに引く力と、2つのばねばかりが引く力の合力は、向きが反対で大きさが等しい関係にある。したがって、分力となる2つのばねばかりがどのような角度であっても、物体が静止している限り、その合力はもとの力と同じ5.0Nの大きさで一定となる。
神奈川県公立高校入試(2015)類似

作用・反作用の法則

Q125 2つの物体が互いに力を及ぼし合うとき、その2つの力の関係について述べたものとして、科学的に正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
2つの力の大きさは常に等しく、向きは反対で、一直線上にある。
作用・反作用の法則により、2つの物体の間で及ぼし合う力は、物体の質量や速度といった状態に関わらず、常に大きさが等しく、一直線上で向きが反対になります。これを作用・反作用の法則といいます。
三重県公立高校入試(2020)類似

斜面に平行で下向きの力

Q126 記録タイマーを設置した斜面で台車を走らせ、記録テープの打点を確認する実験を行いました。テープを確認したところ、打点の間隔が時間の経過とともにしだいに広くなっていました。この結果から導き出される考察として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 0%(1回) 🔥 類題2問
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✅ 正解
台車の速さが一定の割合で増加しており、進行方向に一定の力がはたらき続けている。
記録テープの打点の間隔が広くなっていることは、一定時間内に進む距離が増えていること、つまり速さが大きくなっていることを示しています。斜面を下る運動では、進行方向に「重力の分力」が常に「一定」の大きさではたらき続けるため、速さが一定の割合で増え続ける運動となります。
岐阜県公立高校入試(2016)類似

仕事の原理と大きさの算出

Q127 斜面や滑車などの道具を使っても、物体をある高さまで引き上げるために必要な仕事の大きさが、道具を使わずに直接引き上げる場合と変わらないことを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事の原理
道具を使うと、小さな力で物体を動かすことができるようになりますが、その分、力を加える距離を長くする必要があります。その結果、力の大きさと距離の積である「仕事の大きさ」は、道具を使わない場合と等しくなります。この物理学上の決まりを「仕事の原理」と呼びます。
愛媛県公立高校入試(2024)類似

等速直線運動の計算

Q128 摩擦のない水平面を滑る小球のように、速さが一定で、かつ一直線上を進む運動のことを何というか、最も適切な名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
等速直線運動
物体に力がはたらいていない場合、または力がはたらいていてもそれらがつり合っている場合、静止している物体は静止し続け、動いている物体はそのままの速さでまっすぐ進み続ける。このうち、速さが一定で一直線上を進む運動を等速直線運動と呼ぶ。この運動では、移動距離は時間に比例するという特徴がある。
愛媛県公立高校入試(2025)類似

運動グラフからの速さの算出

Q129 ある物体が一定の速さで真上に上昇しており、上昇を開始してから10秒が経過した時点で、床からの高さが20センチメートルに到達しました。このときの物体の速さは何cm/sですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
2 cm/s
速さは「移動距離 ÷ 時間」という式で求めることができます。この現象では、10秒間で20センチメートル移動しているため、20 ÷ 10 = 2 となり、速さは2 cm/sとなります。時間の数値を距離で割ってしまうミスに注意が必要です。
岩手県公立高校入試(2021)類似

ストロボ写真による等速運動の記録

Q130 ストロボ装置を用いて、摩擦のない水平なレール上を転がる小球の運動を連続写真として記録しました。記録された写真における小球の像の状態について、小球が等速直線運動をしていることを正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
隣り合う小球の像の間隔が、どの区間においても常に一定である。
物体が一定の速さで移動している場合、ストロボの発光という一定の時間ごとに進む距離も常に同じになります。したがって、連続写真における像の間隔が一定に保たれていることが、等速直線運動の特徴となります。間隔が広がる場合は速さが増していることを、狭まる場合は速さが減少していることを表します。
島根県公立高校入試(2026)類似

放射線の透過性

Q131 放射線の性質の一つである「透過性」について説明した文として、正しいものはどれか。次の中から選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
放射線が物質に当たった際、その物質を通りぬけて反対側まで到達する性質のこと
放射線の大きな特徴は、目に見えない非常に小さな粒子や波が高速で動いているため、物質を通りぬける(透過する)ことができる点にあります。この性質により、厚い金属板やコンクリートなどでなければ防ぐことが難しいものもあります。選択肢にある「反射」や「屈折」は光などで顕著に見られる性質であり、透過性とは区別されます。
北海道公立高校入試(2024)類似

仕事率と時間の関係

Q132 摩擦のない斜面を用いて、同じ高さから小球を転がす実験を行う。傾きが20度の斜面では0.48秒で小球が水平面に達し、傾きが10度の斜面では0.75秒で水平面に達した。小球が斜面を下る間に重力が小球に対して行った仕事の「仕事率」を比較したとき、導き出される考察として正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
20度の斜面の方が、水平面に達するまでの時間が短いため、仕事率は大きい
物体が斜面を下る際、重力がする仕事の量は「物体の重さ×垂直方向の移動距離(高さ)」で決まる。今回の実験では同じ高さから小球を転がしているため、重力がした仕事の合計量はどちらの傾きでも等しい。仕事率を比較する場合、仕事の量をかかった時間で割る必要があるため、0.48秒という短時間で仕事を終えた20度の斜面の方が、10度の斜面よりも仕事率が大きくなる。
福岡県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q133 摩擦や空気抵抗が無視できる理想的な条件下において、物体が持つ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の和が常に一定に保たれるという法則を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力学的エネルギー保存の法則
物体が運動する際、物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーを合わせたものは力学的エネルギーと呼ばれます。摩擦や空気抵抗などの外部からの抵抗がない場合、位置エネルギーが減少した分だけ運動エネルギーが増加するため、その合計は常に一定に保たれます。
大阪府公立高校入試(2015)類似

熱伝導

Q134 円筒形の容器に入った液体の中にガラス球を浮かべ、外部から熱を加えた状況を想定します。容器の壁面を通して、物質の移動を伴わずに内部へ熱が伝わる現象を「伝導」と呼びますが、温められた液体そのものが移動することによって、容器全体の温度が上がる現象を何といいますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
対流
液体や気体などの流体において、温められた部分の密度が小さくなって上昇し、冷たい部分が下降するという物質の移動を伴う熱の伝わり方は対流です。問題文にある「物質の移動を伴わない」熱伝導と、この「物質の移動を伴う」対流の違いを理解することが不可欠です。
秋田県公立高校入試(2023)類似

送電時のエネルギー損失

Q135 発電所で作られた電力が送電線を通って家庭や工場に送られる際、送電線の持つ電気抵抗によって、電気エネルギーの一部が別のエネルギーに変換されて失われます。このとき、主に放出されるエネルギーの名称として最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
熱エネルギー
導体である送電線には電気抵抗が存在するため、電流が流れるとジュール熱が発生します。このため、発電所で生み出された電気エネルギーの一部が熱に変換されて周囲に放出され、送電の効率を低下させる原因となります。
高知県公立高校入試(2024)類似

霧箱による放射線の観察

Q136 霧箱を用いて放射線を観察する実験において、装置の中で観察される現象の説明として最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
放射線が通過した跡が、白い雲のような筋として観察される。
放射線が霧箱の中を通過すると、周囲の空気をイオン化します。このイオンを核として、過冷却状態(または過飽和状態)のアルコール蒸気が小さな液滴となり、飛行した軌跡が白い雲のような筋となって現れます。これにより、放射線の動きを直接視覚的に検出することが可能になります。
青森県公立高校入試(2022)類似

速さの算出

Q137 斜面を転がる小球のように速さが絶えず変化する運動において、ある区間を一定の速さで移動し続けたと仮定して、全移動距離をかかった時間で割って求めた値を何といいますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
平均の速さ
物体の速さが変化している場合、特定の区間全体を一つの速さとしてみなしたものを平均の速さと呼びます。これに対し、スピードメーターなどが示す、ごく短い時間に移動した距離から求めた速さを瞬間の速さと呼び、区別されます。
静岡県公立高校入試(2017)類似

斜面上での力のつり合い

Q138 摩擦のない滑らかな斜面において、物体を斜面に沿って上向きに引き上げ、一定の速さで動かし続ける実験を行いました。このときの「物体を引く力」と「重力の斜面に沿った下向きの分力」の大きさの関係について、正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体が等速直線運動をしているため、引く力と分力の大きさは等しい。
物体が一定の速さで一直線上を動く「等速直線運動」をしている場合、物体に働く力は完全につり合っています。もし物体を引く力が重力の分力よりも大きければ、物体は次第に速くなり(加速)、引く力が小さければ物体は次第に遅くなります(減速)。「物体が動いている=動く方向の力のほうが大きい」と考えがちですが、速さが変化しない場合は、斜面に沿った上向きの力と下向きの力が同じ大きさでつり合っていることが原理となります。
鹿児島県公立高校入試(2016)類似

振り子の周期の計算

Q139 振り子が一定の振れ幅で揺れているとき、一往復するのにかかる時間を何といいますか。その名称として正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
周期
振り子がおもりの振れ始めた位置から反対側へ行き、再び元の位置に戻ってくるまでの一往復に要する時間は「周期」と定義されます。周期は振り子の長さによって決まり、おもりの重さや振れ幅(角度が小さい場合)には関係しないという性質があります。
鹿児島県公立高校入試(2017)類似

バイオマス発電

Q140 バイオマス発電は、燃料を燃焼させる際に二酸化炭素を排出しますが、地球温暖化対策として有効な「再生可能エネルギー」とされています。燃料となる植物などが成長過程で光合成により大気中の二酸化炭素を吸収しているため、燃焼しても大気中の二酸化炭素の総量に影響を与えないという考え方を何といいますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
カーボンニュートラル
植物などは成長する際に光合成によって大気中の二酸化炭素を取り込みます。これらを燃料として燃やしたときに放出される二酸化炭素は、もともと大気中にあったものが循環しているだけとみなされるため、大気中の二酸化炭素を実質的に増やさないという「カーボンニュートラル」の性質を持っています。
兵庫県公立高校入試(2024)類似

等速直線運動と力のつり合い

Q141 物体が水平面上で等速直線運動をしているとき、物体にはたらく力の関係について、「垂直方向」と「水平方向」のそれぞれの視点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
垂直方向は重力と垂直抗力がつり合っており、水平方向にはたらく力はゼロである。
等速直線運動が成立しているとき、水平方向の力はゼロ、または推進力と摩擦力などが完全につり合っている必要があります。また、物体が上下に動かないことから、垂直方向には重力とそれに対する床からの垂直抗力が完全につり合っています。「慣性」は物体の性質であり、力ではないことに注意が必要です。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

慣性

Q142 摩擦のない水平なレールの上を、小球が一定の速さで転がっています。このとき、小球にはたらく力がつり合っているものとすると、その後の小球の運動はどのようになりますか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
慣性によって、そのままの速さで等速直線運動を続ける。
物体に外部から力がはたらかない、または力がつり合っている状態では、慣性のはたらきによって運動している物体はそのままの速さで等速直線運動を継続します。水平面上において摩擦や空気の抵抗を無視できる場合、運動を妨げる力が発生しないため、小球の速さと向きは変化しません。
千葉県公立高校入試(2018)類似

斜面に平行な分力

Q143 水平な床に対して30度の傾きを持つ斜面に台車を置いたとき、台車にはたらく重力から、斜面に沿って下向きにはたらく力を求める方法として正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の矢印を対角線とし、斜面に平行な方向と垂直な方向を2辺とする平行四辺形をつくる。
力を分解する際は、平行四辺形の法則を利用します。もとの力(この場合は重力)を対角線とし、分解したい2つの方向(斜面に平行な方向と垂直な方向)を辺とする平行四辺形(この場合は長方形)を描くことで、それぞれの分力を求めることができます。
千葉県公立高校入試(2021)類似

仕事の原理

Q144 天井に固定された定滑車と、物体を保持する動滑車を組み合わせた装置がある。質量2.4kgの物体を、この装置を用いて一定の速さで50cm引き上げた。このとき、ひもを引く力の大きさと、ひもを引く距離の組み合わせとして適切なものはどれか。ただし、質量100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとし、滑車やひもの質量、摩擦はすべて無視できるものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力は12N、距離は100cm
動滑車を1つ使用すると、物体を2本のひもで支えることになるため、引く力は物体の重さ(24N)の半分である12Nで済みます。しかし、物体を50cm持ち上げるためには、動滑車を支える2本のひもをそれぞれ50cmずつ、合計100cm引き上げる必要があります。力は1/2倍、距離は2倍となるため、仕事の大きさは直接持ち上げる場合と変わらないという関係が成り立ちます。
山口県公立高校入試(2025)類似

空気の抵抗と力のつり合い

Q145 密度の小さい球体を落下させる実験において、空気の抵抗と重力がつり合い、物体が一定の速さで落下し始めました。このときの移動距離を測定すると、0.1秒間に28.3cm進んでいました。この状態における物体の速さは何m/sですか。計算した結果として正しい数値を選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
2.83 m/s
速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で求められます。この実験では0.1秒間に28.3cm移動しているため、1秒間あたりの移動距離(秒速)は、28.3 ÷ 0.1 = 283cm/sとなります。これを単位メートルに直すと、1mは100cmであることから、283 ÷ 100 = 2.83m/sと算出されます。力がつり合っている間、この速さは一定に保たれます。
長野県公立高校入試(2015)類似

打点間隔と速さの関係

Q146 長さがすべて12cmである3本の記録テープC、D、Eがあります。テープCは最も打たれた点の数が多く、テープEは最も打たれた点の数が少なくなっていました。このとき、それぞれのテープを記録した際の物体の平均の速さを比較した説明として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
打点の数が最も少なく、打点の間隔が最も広いテープEのときが、最も速い
記録テープの長さが同じ場合、打たれた点の数が少ないほど、一つひとつの打点の間隔は広くなります。記録タイマーが1打点を打つのにかかる時間は一定であるため、間隔が広いということは、同じ時間でより長い距離を移動したことを意味します。したがって、12cmを少ない打点数(短い時間)で移動したテープEの速さが最も速くなります。打点数が多いほど時間がかかっていることになるため、速さは遅くなるという点に注意が必要です。
青森県公立高校入試(2022)類似

運動エネルギーの大きさ

Q147 運動している物体が持っている、衝突した他の物体を動かすといった「仕事」をすることができる能力のことを何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
運動エネルギー
物体が運動していることによって持つエネルギーを運動エネルギーと呼びます。このエネルギーは他の物体に対して仕事をする能力を指し、物体の速さが速くなるほど、また物体の質量が大きくなるほど、その値は大きくなる性質を持っています。
長野県公立高校入試(2020)類似

省エネ家電による節電効果

Q148 家庭全体の節電を考える際、省エネ家電への買い換えによって電力量を最も効果的に削減できる可能性が高いのは、どのような特徴を持つ製品か。電力量の定義に基づいて考え、最も適切なものを選べ。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
冷蔵庫のように、個々の消費電力はそれほど大きくなくても、24時間365日稼働し続ける製品。
電力量は消費電力と使用時間の積で決まるため、たとえ消費電力が劇的に大きくなくても、使用時間が極めて長い製品を省エネ性能の高いもの(消費電力の小さいもの)に置き換える方が、全体の電力量を減らす効果が大きくなります。24時間稼働する冷蔵庫などは、少しの消費電力削減が長時間にわたって積み重なるため、節電効果が非常に高くなります。
福島県公立高校入試(2020)類似

斜面上の重力の分解

Q149 斜面上にある物体にはたらく重力を、斜面に平行な方向と、斜面に垂直な方向の2つの力に分けることを何といいますか。また、斜面の傾きを大きくしたとき、斜面に平行な方向の力の大きさはどう変化しますか。適切な組み合わせを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
力の分解といい、斜面に平行な方向の力の大きさは大きくなる。
1つの力をそれと同じはたらきをする2つの力に分けることを力の分解と呼び、分けられたそれぞれの力を分力といいます。斜面上の物体にはたらく重力を分解する場合、斜面の傾きが急になるほど、重力の斜面に平行な成分(分力)は大きくなり、逆に斜面に垂直な成分(分力)は小さくなるという性質があります。
山梨県公立高校入試(2022)類似

平均の速さの計算

Q150 物体の運動において、移動した合計距離を、その移動に要した合計時間で割ることで求められる、一定区間を同じ速さで移動し続けたとみなしたときの速さを何というか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
平均の速さ
物体の速さは運動中に変化することが多いが、全移動距離を全所要時間で割ることで、その区間を一定の速さで移動したと仮定したときの速さを算出できる。これを平均の速さと呼ぶ。これに対し、スピードメーターなどが示す、ごく短い時間の速さを瞬間の速さと呼ぶ。
神奈川県公立高校入試(2026)類似

力のつり合い

Q151 点Oから3つの力A、B、Cが異なる方向に働いており、これら3つの力がつり合っています。力Aと力Bを隣り合う2辺とした平行四辺形を作り、点Oから引いた対角線を「力Aと力Bの合力」としたとき、この合力と「力C」の関係はどうなっていますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力と力Cは、大きさが等しく、向きが正反対である
3つの力がつり合っているとき、どの2つの力を合成しても、その合力は残りの1つの力とつり合う関係(大きさが等しく、向きが正反対で、一直線上にある)になります。平行四辺形の法則によって求められた力Aと力Bの合力は、力Cをちょうど打ち消す状態にあるため、物体は静止を維持できます。
福島県公立高校入試(2023)類似

仕事とエネルギーの関係

Q152 摩擦のない斜面の上に小球を置き、静かに手を離して斜面の下にある木片に衝突させる実験を行います。小球の質量を一定に保ったまま、小球を離す高さを2倍、3倍と変化させたとき、衝突後の木片の移動距離はどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
木片の移動距離は、小球を離す高さに比例して2倍、3倍となる。
高い位置にある小球は位置エネルギーを持っており、その大きさは「質量 × 重力加速度 × 高さ」で表されます。小球を転がして木片に衝突させたとき、小球が持っていたエネルギーは木片を動かすための仕事(摩擦力 × 移動距離)に変換されます。質量が一定であれば、位置エネルギーの大きさは高さに比例するため、それによって行われる仕事の結果である木片の移動距離も、高さに比例して大きくなります。
岡山県公立高校入試(2025)類似

記録タイマーによる速さの算出

Q153 1秒間に60回打点する記録タイマーを用いて、物体の運動を記録しました。記録されたテープを6打点ごとに切り取ったところ、ある区間からテープの長さがすべて5cmで一定になりました。このとき、テープの長さが一定である区間における物体の速さは何cm/sですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
50cm/s
1秒間に60回打点する記録タイマーにおいて、6打点分の移動にかかる時間は6/60秒、すなわち0.1秒です。速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で求められるため、0.1秒間に5cm移動したときの速さは、5 ÷ 0.1 = 50cm/sとなります。1秒間あたりの打点数と、切り取ったテープの打点数から、1区間あたりの時間を正確に導くことが計算のポイントです。
茨城県公立高校入試(2025)類似

放射線の透過力と遮蔽

Q154 放射線の性質を調べる実験において、放射線源と測定器の間に厚さ数ミリメートルのアルミニウム板を置いたところ、放射線は板を透過して検出されました。しかし、アルミニウム板を厚い鉛の板に取り替えて同様の測定を行うと、放射線はほとんど検出されなくなりました。この実験結果から得られる、エックス線やガンマ線などの放射線の性質についての説明として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
透過力が非常に強く、薄いアルミニウム板は通り抜けるが、厚い鉛の板によって遮られる性質。
放射線が物質を通り抜ける能力を透過力といいます。エックス線やガンマ線は、アルファ線やベータ線に比べて透過力が極めて強いことが特徴です。そのため、アルミニウムのような軽い金属の薄い板は容易に通り抜けますが、密度が大きく原子番号の大きい鉛のような物質で、かつ十分な厚みがある板を用いることで、その放射線を遮蔽(しゃへい)することが可能になります。
静岡県公立高校入試(2020)類似

等速直線運動

Q155 ある物体が摩擦のない水平面上を等速直線運動しています。この物体の移動距離と時間の関係、および速さと時間の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
移動距離は経過時間に比例し、速さは時間に関わらず一定である。
等速直線運動では、単位時間あたりに進む距離(速さ)が常に一定であるため、時間が2倍、3倍になれば、移動した合計の距離も2倍、3倍になります。したがって、距離は時間に比例し、速さは常に一定の値を保ちます。
鳥取県公立高校入試(2015)類似

運動エネルギーと質量の関係

Q156 物体が運動しているとき、その物体が持つ「運動エネルギー」の大きさと「質量」および「速さ」の関係について説明した文として、適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
運動エネルギーの大きさは物体の質量に比例し、速さの2乗に比例する
運動エネルギーは、動いている物体が持っている仕事をする能力のことであり、その大きさは物体の質量に比例するという性質があります。また、速さとの関係については、速さそのものではなく、速さの2乗に比例して大きくなることが知られています。例えば、質量が2倍になれば運動エネルギーは2倍になり、速さが2倍になれば運動エネルギーは4倍になります。
山形県公立高校入試(2016)類似

慣性

Q157 走行している電車が急ブレーキをかけた際、立っている乗客の体が進行方向の前方に倒れそうになる現象について、その理由を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
乗客の体が、それまでの運動の状態を保とうとする性質を持っているため
電車が急停止しても、その上に乗っている人は慣性によってそれまでの「前進している」という運動の状態を維持しようとします。そのため、足元が電車と共に止まっても、上半身はそのまま前へ進み続けようとして前方に倒れそうになります。
群馬県公立高校入試(2022)類似

斜面を下る物体にはたらく力の大きさ

Q158 水平面に対して一定の角度をもつ斜面上に台車を置き、静かに手をはなして斜面を下らせる実験を行いました。このとき、台車にはたらく「重力の斜面に沿った方向の分力」の大きさの変化について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
斜面上のどの位置にあっても、常に一定である
斜面上にある物体には、地球の中心に向かって重力がはたらいています。この重力は、斜面に垂直な方向と、斜面に沿った下向きの方向に分解して考えることができます。斜面の傾き(角度)が一定であれば、重力の大きさと分解される割合は変化しないため、斜面に沿った下向きの力である「重力の分力」の大きさは、台車の位置や速さに関わらず常に一定となります。
石川県公立高校入試(2021)類似

力のつり合いと大きさの関係

Q159 重さが1.0Nのおもりを2本の糸A、Bでつるして静止させました。このとき、糸Aは糸Bよりも垂直に近い(真上に近い)角度で張られていました。糸Aがおもりを引く力をFa、糸Bがおもりを引く力をFbとしたとき、これらの力の関係について述べたものとして正しいものはどれか、選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
Faの大きさはFbよりも大きく、FaとFbの合力はおもりにはたらく重力の大きさと等しい。
物体が静止しているとき、それにはたらく力は「力のつり合い」の状態にあります。この場合、2本の糸が引く張力FaとFbの合力は、おもりにはたらく重力と大きさが等しく、向きが反対(真上)になります。力の分解の考え方を用いると、複数の糸でおもりを支える際、より垂直に近い角度で支えている糸の方が、重力を支える分担が大きくなるため、張力の大きさはFaの方がFbよりも大きくなります。
長崎県公立高校入試(2018)類似

斜面を往復する物体の速さと時間の関係

Q160 摩擦や空気の抵抗が無視できる滑らかな斜面において、物体を斜面に沿って上向きに打ち出したところ、物体は1秒後に最高点に達して速さが0になり、2秒後に元の打ち出し地点まで戻ってきた。このときの「物体の速さと時間の関係」を、縦軸に速さ、横軸に時間をとったグラフで表した場合、どのような線が描かれるか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
打ち出した瞬間から1秒後まで一定の割合で速さが減少し、1秒後から2秒後にかけて再び同じ一定の割合で速さが増加する、左右対称なV字型の直線となる。
斜面の上向きに打ち出された物体には、常に斜面下向きに一定の大きさの力がはたらき続けます。このため、上りの間は速さが一定の割合で減少し、最高点で瞬時に速さが0になった後、下りの間は全く同じ一定の割合で速さが増加します。速さと時間の関係を示すグラフでは、この変化は直線で表され、最高点を折り返し地点とした左右対称なV字型の形状になります。
奈良県公立高校入試(2023)類似

仕事の大きさ

Q161 質量20gの小球を、高さ0cmの基準面から高さ12cmの地点まで、一定の速さで真上に持ち上げました。このとき、持ち上げる力が小球に対してした仕事の大きさは何J(ジュール)ですか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
0.024J
仕事(J)を算出するためには、まず力の大きさをニュートン(N)に、移動距離をメートル(m)に換算する必要があります。質量20gの小球にはたらく重力は、100gで1Nという基準から0.2Nであることがわかります。次に、移動距離12cmをメートルに直すと0.12mとなります。これらを仕事の公式(仕事 = 力 × 距離)に当てはめると、0.2N × 0.12m = 0.024Jとなります。
北海道公立高校入試(2017)類似

LEDと豆電球のエネルギー変換効率の比較

Q162 電気エネルギーを光エネルギーに変換する効率(変換効率)について、LEDが豆電球よりも優れているとされる理由を、エネルギーの移り変わりの観点から説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
供給された電気エネルギーのうち、光エネルギーに変換される割合が大きく、熱として失われるエネルギーが少ないため。
電気エネルギーは、光、熱、音など別のエネルギーに変換して利用される。豆電球はフィラメントが高温になることで光を出す仕組みであるため、供給された電気エネルギーの多くが熱エネルギーに変わってしまい、光エネルギーへの変換効率は低い。これに対し、LEDは電気を直接光に変換する割合が高く、発熱によるエネルギーの損失が少ないため、より少ない消費電力で同じ明るさを得ることができる。
秋田県公立高校入試(2023)類似

位置エネルギー

Q163 クレーンの先端にある動滑車で重りを吊り上げ、高い所から落として杭を打ち込む装置がある。この装置を用いて、一度の落下で杭をより深く打ち込むための方法として、位置エネルギーの原理に基づいた説明として正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーを大きくするため、より質量の大きい重りを使用し、より高い位置から落下させる。
物体が他の物体に対して仕事をする能力をエネルギーという。杭を深く打ち込む(=大きな仕事をする)ためには、重りが持つ位置エネルギーを大きくする必要がある。位置エネルギーは物体の質量が大きく、高さが高いほど大きくなるため、より重いものを、より高い場所から落とすことが有効である。
広島県公立高校入試(2025)類似

斜面の傾きと速さの変化の割合

Q164 同じ質量の小球を用い、傾きが異なる2つの斜面でそれぞれ転がし、時間と速さの関係を調べました。一方は傾きが急な斜面、もう一方は傾きが緩やかな斜面です。このとき観察される現象として正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
傾きが急な斜面の方が、速さの変化を示す直線の傾きが急になり、速さがより激しく増加する。
斜面を下る運動を「時間」を横軸、「速さ」を縦軸としたグラフで表すと、その傾きは速さが増加する割合(加速度)を示します。傾きが急な斜面では、物体を加速させる斜面方向の力が大きいため、グラフの傾きも急になり、短時間で速さが大きく変化することを確認できます。
静岡県公立高校入試(2014)類似

糸が引く力

Q165 スタンドに糸をつけ、その先に棒磁石を吊るして静止させた状態を考えます。このとき、棒磁石には地球が真下に向かって引く重力がはたらいていますが、棒磁石は落下せずに静止しています。この状況において、糸が棒磁石を上向きに引く力と重力の関係について正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力と糸が引く力は、大きさが等しく、向きが反対で、一直線上にはたらいてつり合っている。
物体が静止しているとき、その物体にはたらく複数の力は「つり合い」の状態にあります。吊るされた棒磁石の場合、地球が磁石を真下に引く「重力」と、糸が磁石を真上に引き上げる「糸が引く力」が、大きさが等しく、向きが反対で、かつ一直線上にあるという3つの条件を満たしているため、磁石は動き出さずにその場に留まります。
岡山県公立高校入試(2017)類似

等速直線運動

Q166 斜面を下りきった台車が、摩擦の無視できる水平面上を一定の速さで移動している。このときの「移動時間」と「移動した距離」の関係について正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
移動距離は、移動した時間に比例する
等速直線運動では、単位時間あたりに進む距離(速さ)が常に一定である。そのため、移動した時間が2倍、3倍になると、移動した距離も2倍、3倍となり、両者の間には比例関係が成り立つ。
佐賀県公立高校入試(2015)類似

仕事の原理

Q167 摩擦のない斜面を用いて、質量200gの物体を高さ0.5mの場所まで移動させる実験を行う。斜面を使わずに同じ物体を垂直に0.5m持ち上げたときの仕事の大きさと比較して、斜面を用いた場合の仕事の大きさはどうなるか。100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとして、正しい数値を選択しなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
1.0J
物体を垂直に0.5m持ち上げるのに必要な仕事は、2N × 0.5m = 1.0Jである。仕事の原理に基づくと、摩擦のない斜面などの道具を使用しても、物体を特定の高さまで引き上げるために必要な仕事の大きさは変わらない。したがって、斜面を用いた場合でも仕事の大きさは1.0Jとなる。斜面を使うことで、引き上げる力は小さくなるが、斜面に沿って移動させる距離がその分長くなるため、計算結果は一致する。
大阪府公立高校入試(2019)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q168 摩擦のない曲線レールの上を滑る小球の運動を考えます。小球を最高点Aから静かに離し、レール上の最も低い地点Bを通過して、再び上昇し地点Cへ向かうとき、地点Aから地点Bの間で起こるエネルギーの変化について述べたものとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
高さが低くなるにつれて位置エネルギーが減少し、その分だけ運動エネルギーが増加する。
物体が斜面を下る際、高さが低くなることで位置エネルギーが減少しますが、その減少分は物体の速さを速くするための運動エネルギーへと変換されます。摩擦が無視できる状況では、力学的エネルギー保存の法則により、減少した位置エネルギーの量と増加した運動エネルギーの量は等しくなり、和は一定に保たれます。
茨城県公立高校入試(2021)類似

斜面上の物体にはたらく重力の分解

Q169 斜面上にある物体にはたらく重力について、その運動を詳しく分析するために、重力を対角線とする平行四辺形をつくり、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つの力に分けることがあります。この操作を力の何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力の分解
一つの力を、それと同じはたらきをする二つの力に分けることを力の分解といいます。斜面上の物体の場合、鉛直下向きにはたらく重力を、物体を滑り降りさせようとする「斜面に平行な力」と、物体を面に押しつける「斜面に垂直な力」に分けることで、物体の運動を理解しやすくなります。
宮崎県公立高校入試(2024)類似

動滑車の性質

Q170 糸の一端を固定し、物体とともに上下に移動する滑車を用いて物体を引き上げる際、その道具の名称と、道具を使わずに直接引き上げる場合と比較した「力の大きさ」および「糸を引く距離」の関係について述べたものとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
動滑車といい、力の大きさは半分になり、糸を引く距離は2倍になる。
物体と一緒に動く滑車は動滑車と呼ばれます。動滑車を1つ使用すると、2本の糸で物体を支える構造になるため、1本の糸を引く力は物体の重さの半分で済みます。しかし、物体を一定の高さまで上げるためには、2本の糸をそれぞれその高さ分だけ引き上げる必要があるため、合計で引き上げる距離は2倍になります。
福井県公立高校入試(2024)類似

区間における平均の速さ

Q171 ある物体が基準となる点Aを通過してからの経過時間と移動距離を測定したところ、0.3秒後の点Aからの距離は13.5cmであり、0.5秒後の点Aからの距離は27.5cmであった。この0.3秒後から0.5秒後までの区間における、物体の平均の速さを求めなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
70.0 cm/s
0.3秒から0.5秒までの時間は、0.5 - 0.3 = 0.2秒間である。この間に移動した距離は、27.5 - 13.5 = 14.0cmとなる。平均の速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で求めることができるため、14.0 ÷ 0.2 = 70.0となり、70.0 cm/sが導き出される。
富山県公立高校入試(2026)類似

近似値を用いた成分計算

Q172 理科の実験において、斜面上の台車にかかる重力の分力などを計算する際、平方根(√)の近似値を用いることがある。ある実験で計算上の力の大きさが「10 × √3」N(ニュートン)となった。このとき、√3の近似値として「1.7」を用いる場合と、より正確な「1.73」を用いる場合では、計算される力の大きさに何Nの差が生じるか。適切な数値を選択しなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.3N
計算における近似値の精度の違いを問う問題である。10 × 1.73 = 17.3N となり、10 × 1.7 = 17.0N となる。この2つの値の差を求めると、17.3 – 17.0 = 0.3 となり、0.3Nの差が生じることがわかる。物理の計算問題では、与えられた近似値の桁数によって結果の精度が左右されるため、指示された数値を正確に使用することが重要である。
広島県公立高校入試(2020)類似

摩擦によるエネルギーの散逸

Q173 運動している物体が、床との摩擦によって次第に減速して停止したとき、その物体が持っていた力学的エネルギーの変化について正しく説明したものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
摩擦によって力学的エネルギーが熱エネルギーなどに変換され、減少した。
物体が移動する際に接触面で摩擦が働くと、運動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されます。このとき、変換された熱エネルギーは周囲に拡散していくため、物体の持つ力学的エネルギー(運動エネルギーと位置エネルギーの和)は、元の状態よりも減少することになります。これをエネルギーの散逸と呼びます。
石川県公立高校入試(2019)類似

斜面の傾きと速さの関係

Q174 摩擦のない斜面において、同じ高さから小球を転がして斜面下端の水平面まで移動させる実験を行います。斜面の傾きを小さくして、斜面をより緩やかにした場合、小球を離してから水平面に到達するまでの時間と、その理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力の斜面に沿った分力が小さくなり、移動距離も長くなるため、時間は長くなる
斜面の傾きを小さくすると、重力の分力のうち斜面に沿って下向きに働く力が小さくなるため、加速の度合い(加速度)が小さくなります。また、同じ高さまで下りるための移動距離も長くなるため、斜面を下りきるまでに要する時間は長くなります。
長野県公立高校入試(2024)類似

2力のなす角と張力の最小条件

Q175 1つの重りを2本のばねばかりでつるし、支柱の高さを変えることで2本のばねの角度を変化させる実験を行います。支柱の高さを高くして、2本のばねのなす角を121度から47度へと小さくしていったとき、それぞれのばねが示す値と、ばねの長さの変化について正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
ばねが示す力の大きさは小さくなり、ばねの長さは短くなる
1つの重りを2つの力で支えるとき、それらの合力が重力とつり合っています。2本のばねのなす角が小さくなるほど、1つの合力を生み出すために必要なそれぞれの分力の大きさは小さくなります。そのため、ばねを引く力が小さくなり、フックの法則に従ってばねの長さも短くなります。
山梨県公立高校入試(2017)類似

位置エネルギーと仕事の比例関係

Q176 小球を放す高さと木片の移動距離の関係を調べる実験において、質量が一定の小球を使用し、放す高さを5.0cm、10.0cm、15.0cmと変えて木片の移動距離を測定しました。この実験の結果から導き出される考察として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
木片の移動距離を2倍にするためには、小球を放す高さを2倍にする必要がある。
実験において、小球の質量を一定とした場合、木片の移動距離は小球を放した高さに比例します。比例関係とは、一方が2倍、3倍になると、もう一方の値も2倍、3倍になる関係のことです。したがって、木片を移動させる距離(仕事の量)を2倍にしたいのであれば、小球が持つ位置エネルギーを2倍にする必要があり、そのためには放す高さを2倍に設定します。
三重県公立高校入試(2023)類似

斜面を用いた仕事

Q177 斜面を用いて物体を一定の高さまで引き上げる実験を行う際、直接手で垂直に持ち上げる場合と比較した結果として正しいものはどれですか。ただし、斜面と物体の間の摩擦や空気の抵抗は考えないものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力の大きさは小さくなり、移動距離は長くなる
斜面を利用すると、重力と垂直抗力の合力が関係するため、斜面に沿って物体を引き上げるのに必要な力は、物体に加わる重力よりも小さくなります。しかし、一定の高さまで上げるために移動させる斜面上の距離は、垂直な高さよりも必ず長くなるため、結果として仕事の量は直接持ち上げる場合と同じになります。
山形県公立高校入試(2023)類似

慣性の法則

Q178 物体に外部から力がはたらかないときや、はたらいている力がつり合っているとき、静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのままの速さで等速直線運動を続けるという法則を何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
慣性の法則
物体がその時の運動状態を維持しようとする性質を慣性と呼び、外部からの力が加わらない、あるいは力がつり合っている場合に運動状態が変化しないことを慣性の法則といいます。静止しているものは静止し続け、動いているものは等速直線運動を維持するのが特徴です。
大分県公立高校入試(2023)類似

振り子の周期

Q179 長さ50cmの糸におもりをつるした振り子を用意し、1往復する時間を測定しました。次に、糸の長さは変えずに、おもりの質量を2倍、振れ幅を半分にして再び1往復する時間を測定したとき、測定結果について正しく述べているものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
1往復する時間は変わらない
振り子の周期は、おもりの質量や振れ幅の大きさに関わらず、糸の長さのみによって決まります。この性質を「振り子の等時性」と呼びます。問題の設定では糸の長さが50cmのまま変化していないため、質量や振れ幅を変化させても1往復に要する時間は一定に保たれます。
広島県公立高校入試(2018)類似

電線が曲がる地点での合力の向き

Q180 ある電柱に2本の電線が接続されており、一方は真西の方向に、もう一方は南東の方向に、それぞれ同じ大きさの力で電柱を引いている。この電柱が倒れないように、電線が引く力と反対方向に「支線(電柱を支えるワイヤー)」を設置して力をつり合わせたい。このとき、支線はどの方向に引くように設置するのが最も適切か。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
2本の電線がなす角を二等分する方向のうち、電線が引く向きとは反対の方向
2つの同じ大きさの力が1点にはたらくとき、平行四辺形の法則に基づくと、その合力は2つの力がなす角の二等分線上に現れる。電柱を安定させるためには、この合力による力とつり合いの関係になるように、合力と正反対の向きに同じ大きさの力を加える必要がある。したがって、支線は2本の電線がなす角の二等分線上で、電線が引く側とは逆の向きに設置することになる。
青森県公立高校入試(2022)類似

位置エネルギー

Q181 斜面上の高い位置に小球を置き、そこから静かに手を離して斜面を滑らせました。小球が斜面を下り、基準面である水平面に達するまでの過程における「位置エネルギー」の変化について説明したものとして適切なものを選択してください。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
基準面からの高さが低くなるほど、位置エネルギーは減少する
位置エネルギーは物体の高さに比例して変化するエネルギーです。斜面上にある小球が下方に移動し、基準面からの高さが低くなるにつれて、その物体が保持する位置エネルギーは減少していきます。水平面に達し、高さが零になったとき、位置エネルギーも零となります。
高知県公立高校入試(2020)類似

定滑車のはたらき

Q182 スタンドの上部に固定された滑車に糸をかけ、その一端に重りを吊り下げ、他端にばねばかりを取り付けました。ばねばかりを真下に引いて重りを真上に持ち上げる装置(定滑車)において、この装置を使用する目的として最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
重りを持ち上げるために力を加える向きを変えるため
定滑車は、滑車自体が支柱などに固定されており、移動しない滑車のことです。この装置では、重りを直接手で持ち上げる場合と比較して、必要な力の大きさや糸を引く距離を変化させることはできませんが、力を加える向きを任意に変えることで作業を容易にする利点があります。
山梨県公立高校入試(2026)類似

水平面における平均の速さの算出

Q183 ある小球が斜面を下った後、摩擦のない1.5メートルの水平なレールの上を移動しました。この水平面上での小球の運動を0.1秒間隔のストロボ写真で記録したところ、水平面内には全部で7個の小球が写っていました。この水平面における小球の平均の速さは何m/sですか。ただし、1個目の小球は水平面の始点に、7個目の小球は水平面の終点に位置していたものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
2.5 m/s
ストロボ写真に写っている小球が7個であるとき、小球が移動するのにかかった時間は、小球の間の区間の数から求めます。7個の小球の間には6つの区間があるため、移動にかかった時間は 0.1秒 × 6 = 0.6秒 となります。平均の速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で算出されるため、1.5m ÷ 0.6s = 2.5m/s となります。斜面での運動や速さは、水平面での速さの算出には含めないよう注意が必要です。
福岡県公立高校入試(2019)類似

平均の速さの算出

Q184 1秒間に60回打点する記録タイマーを使用し、物体の運動を調べる実験を行った。記録されたテープを6打点ごとに切って左から順に台紙に貼り付けたとき、切り取られた1本1本のテープの長さが表している内容として、最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.1秒間における移動距離
記録タイマーの打点間隔は、東日本(50Hz)では5打点、西日本(60Hz)では6打点ごとに区切ることで、1区間の時間を0.1秒として扱うことができる。本問では60Hzの設定で6打点ごとに切っているため、1本のテープの長さは0.1秒間に物体が移動した距離を示している。
青森県公立高校入試(2023)類似

斜面を利用した仕事の計算

Q185 質量300gの物体を、摩擦のない斜面を用いて2ニュートンの力の大きさで一定の高さまで引き上げることを考えます。このとき、道具を用いても用いなくても、物体をある高さまで引き上げるのに必要な仕事の大きさが変わらないことを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事の原理
道具を利用することで、物体を動かすために必要な力の大きさを小さくすることは可能ですが、その分だけ物体を動かす移動距離が長くなります。その結果、力と距離の積である仕事の大きさは、道具を使わずに直接引き上げた場合と変わらなくなります。この物理学上の法則を仕事の原理と呼びます。
山口県公立高校入試(2022)類似

鉄の保温性

Q186 一定の体積の鉄、銅、アルミニウムを同じ温度まで加熱し、それぞれ同量の水が入った容器に入れて水温の変化を測定しました。最高温度に達した後の水温を比較したとき、鉄を入れた容器は他の金属を入れた容器に比べて温度の低下が極めて緩やかでした。このように、物質1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量のことを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
比熱
物質の種類によって、温まりやすさや冷めにくさには違いがあります。物質1gあたりの温度を1℃変化させるために必要な熱量を比熱と呼び、この値が大きい物質ほど、温まりにくく冷めにくいという性質を持ちます。
千葉県公立高校入試(2025)類似

位置エネルギーの大きさと質量・高さの関係

Q187 小球を静かに落として水平面上にある物差しに当て、物差しが移動した距離を測定する実験を行います。質量20gの小球を10cmの高さから落としたとき、物差しの移動距離は5.0cmでした。次に、小球の質量を40gに変更し、15cmの高さから落とした場合、物差しの移動距離は何cmになると考えられますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
15.0cm
物体の持つ位置エネルギーの大きさは、物体の質量に比例し、かつ基準面からの高さにも比例します。この実験において、物差しの移動距離は小球が持っていた位置エネルギー量に比例するため、質量が2倍(20g→40g)、高さが1.5倍(10cm→15cm)になると、位置エネルギーは 2 × 1.5 = 3倍になります。したがって、移動距離も当初の3倍である 5.0cm × 3 = 15.0cm となります。
滋賀県公立高校入試(2017)類似

等加速度直線運動と力

Q188 なめらかな水平面上で物体を一定の力で引き続ける実験を行い、横軸に時間、縦軸に速さをとって測定結果をグラフに表しました。このとき、得られるグラフの形と速さの関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
原点を通る右上がりの直線になり、速さが時間に比例する
物体に一定の力がはたらき続ける場合、速さは時間とともに一定の割合で増加します。これを「時間」と「速さ」の関係としてグラフに表すと、原点を通る傾きが一定の直線となり、両者が比例関係にあることを示します。
静岡県公立高校入試(2024)類似

仕事の原理

Q189 動滑車などの道具を使用すると、物体を持ち上げるために必要な力は小さくなるが、紐を引く距離が長くなる。その結果、道具を使っても使わなくても、物体を持ち上げるために必要な仕事の大きさは一定であるという法則を何というか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事の原理
道具を使うことで力を小さくしたり向きを変えたりすることは可能だが、エネルギーの総量に相当する仕事の大きさを減らすことはできない。この法則を仕事の原理と呼び、摩擦や道具の重さを無視できる場合、どのような道具を用いても仕事の大きさは変わらない。
鳥取県公立高校入試(2015)類似

慣性と重力による運動

Q190 ふりこのおもりが振れの中で最も高い位置(最高点)に達した瞬間に、おもりをつるしていた糸を静かに切りました。この後、おもりはどのような運動をしますか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
最高点では速度が0になっているため、そのまま真下に向かって自由落下する
ふりこのおもりが最高点に達した瞬間は、運動の向きが変わる折り返し地点であるため、おもりの速度は一時的に 0 になります。この瞬間に糸を切ると、おもりにはたらく力は重力のみとなります。慣性による運動を続けるための速度がその瞬間には存在しないため、物体は重力に従っておもりのあった位置から真下へ自由落下を始めます。
岡山県公立高校入試(2017)類似

平均の速さの算出

Q191 記録タイマーを用いて台車の運動を記録したところ、0.1秒間に物体が2.8cm移動している区間がありました。この区間における物体の平均の速さは何cm/sですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
28 cm/s
平均の速さは、移動距離を移動にかかった時間で割ることで算出できます。この問題では、移動距離が2.8cm、時間が0.1秒であるため、2.8 ÷ 0.1 を計算して 28 cm/s となります。単位が1秒あたりの移動距離(cm/s)を求めていることに注意が必要です。
鳥取県公立高校入試(2026)類似

移動距離の算出

Q192 ある物体が一定の速さで直線上を運動しています。この物体が、運動を開始してから4秒経過した時点から、8秒経過した時点までの「4秒間」で移動した距離を測定したところ、80cmでした。このデータに基づき、この物体の「速さ」と、運動開始から「10秒間」での移動距離の組み合わせとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
速さは秒速20cmであり、10秒間での移動距離は200cmである
まず、4秒間から8秒後までの「4秒間」に80cm移動したという情報から、速さを「80cm ÷ 4秒 = 20cm/s(秒速20cm)」と特定します。次に、この一定の速さに予測したい時間である10秒を掛けることで、「20cm/s × 10秒 = 200cm」という移動距離が導き出されます。時間の計算において、開始からの経過時間(8秒)ではなく、区間の長さ(4秒)を分母に用いることが正確な算出のポイントです。
富山県公立高校入試(2014)類似

動滑車の仕組み

Q193 動滑車などの道具を利用すると、物体を持ち上げるのに必要な力を小さくすることができる一方で、紐を引く距離は長くなり、最終的に必要な仕事の量は道具を使わない場合と変わらない。このきまりを何というか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事の原理
道具を使用しても、仕事の量(力の大きさ × 移動距離)を減らすことはできないという物理学上の基本原則を「仕事の原理」と呼ぶ。動滑車を用いると力は半分で済むが、引く距離が2倍になるため、計算上の仕事の値は一定に保たれる。
秋田県公立高校入試(2023)類似

仕事率

Q194 一定の時間内にどれだけの仕事が行われたかという能率を表す「1秒間あたりに行う仕事の量」を何と呼びますか。また、その単位として使われる記号を1つ選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 33%(3回) 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事率といい、W(ワット)を用いる
物体に力を加えて動かしたときの「仕事の量」を、それにかかった時間で割ることで、単位時間あたりの仕事の能率を算出できます。これを仕事率と呼び、単位にはワット(W)が使われます。ジュール(J)は仕事そのものやエネルギーの大きさを表す単位であるため混同しないよう注意が必要です。
長崎県公立高校入試(2015)類似

慣性の法則

Q195 水平面上に置かれた静止中の物体に対し、右斜め上方向に向かう力と、右斜め下方向に向かう力の二つの力が同時にはたらいています。この二つの力を合成した結果、右向きの力が生まれますが、それと全く同じ大きさの摩擦力が左向きにはたらき、すべての力が完全につり合っているものとします。この物体に一瞬だけ右向きの衝撃を与えて動かしたとき、その後の物体の運動はどうなりますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
衝撃によって得た速さを維持したまま、等速直線運動を続ける
物体にはたらく力が完全につり合っているとき、合力は0となります。慣性の法則に基づき、合力が0の状態にある動いている物体は、その速度と向きを維持しようとします。したがって、摩擦力と他の力が打ち消し合ってつり合いが保たれている限り、物体は等速直線運動を継続します。
佐賀県公立高校入試(2018)類似

仕事率

Q196 ある重さの物体を特定の高さまで引き上げる実験において、同じ仕事を終えるのにかかる時間を半分に短縮した場合、仕事率の値はどう変化しますか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事率はもとの値の2倍になる
仕事率は単位時間あたりの仕事の量を示すため、仕事の大きさが一定であれば、かかった時間に反比例します。したがって、かかる時間が半分になれば、1秒あたりの仕事の割合である仕事率は2倍の大きさになります。
山梨県公立高校入試(2026)類似

等速直線運動の移動距離と時間のグラフ

Q197 ある物体が等速直線運動を続けている様子を観察し、縦軸に移動距離(m)、横軸に時間(s)をとってグラフを作成しました。このときのグラフの形状と、そこから読み取れる内容の説明として最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
時間が経過するにつれて移動距離が一定の割合で増加していく、原点から斜め上に伸びる直線となる。
等速直線運動のグラフにおいて、移動距離(縦軸)を時間(横軸)で割った値、つまり直線の傾きは「速さ」を表します。等速直線運動は速さが変化しない運動であるため、グラフの傾きは常に一定となり、時間が経過するにつれて距離が一定の割合で積み重なっていく直線のグラフが得られます。加速している場合は曲線になり、静止している場合は横軸に平行な直線になります。
滋賀県公立高校入試(2025)類似

斜面上の物体に働く力のつり合い

Q198 斜面上に置かれた物体が糸で引かれて静止しているとき、物体にはたらく「垂直抗力」の向きと性質について述べた文として、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
斜面から物体に向かって、斜面に対して垂直な向きにはたらく。
垂直抗力は、物体が接している面から押し返される力であり、その名の通り「面に垂直」な向きにはたらくという性質があります。斜面上の物体においては、重力は常に真下を向きますが、垂直抗力は斜面という傾いた面に対して垂直な方向を向くため、重力と垂直抗力が直接つり合う(一直線上で逆向きになる)ことはありません。
長野県公立高校入試(2025)類似

複数の動滑車による力の低減

Q199 1つの定滑車と、一体化した3つの動滑車を1本の糸でつなぎ、合計6本の糸で物体を支えている装置がある。この装置を用いて、重さ12Nの物体を30cm持ち上げたい。このとき、糸を引く距離は何cm必要か。また、そのときの手がする仕事の大きさは何J(ジュール)か。適切な組み合わせを選びなさい。ただし、滑車の質量や摩擦は考えないものとする。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
糸を引く距離は180cm、仕事の大きさは3.6J
仕事の原理により、道具を使っても使わなくても仕事の大きさは変わらない。物体を支える糸の本数が6本であるとき、引く力は重さの6分の1(2N)で済むが、糸を引く距離は持ち上げる高さの6倍必要となる。したがって、引く距離は30cm × 6 = 180cmとなる。仕事の大きさは「力(N) × 移動距離(m)」で求められるため、2N × 1.8m = 3.6J、または直接物体の重さと高さから 12N × 0.3m = 3.6J と算出される。
栃木県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギーの一定性

Q200 摩擦や空気の抵抗が無視できる空間で、物体が運動している状況を考える。このとき、物体の「運動エネルギー」と「位置エネルギー」を合わせた名称と、その合計値の変化について正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
その和を力学的エネルギーと呼び、運動の前後で合計の値は常に一定に保たれる。
運動エネルギーと位置エネルギーの和は「力学的エネルギー」と定義される。摩擦や空気の抵抗によって熱エネルギーなどに変換されない限り、位置エネルギーが減少した分だけ運動エネルギーが増加(またはその逆)するため、全体のエネルギーの総和は変わらない。これを力学的エネルギーの保存という。
埼玉県公立高校入試(2022)類似

力の平行四辺形の法則

Q201 1つの物体を2本の糸で吊り下げて静止させている状態を考えます。2本の糸がなす角度を徐々に大きくしていくとき、物体を支え続けるために必要な「糸1本当たりが引く力」の大きさはどのように変化しますか。ただし、2本の糸が引く力の合力は、物体の重さとつり合うため常に一定であるものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
2本の糸がなす角度が大きくなるほど、糸1本当たりが引く力は大きくなる。
力の平行四辺形の法則において、対角線(合力)の長さが一定である場合、2辺(それぞれの糸が引く力)がなす角度を広げると、平行四辺形の形が横に潰れたようになります。このとき、同じ長さの対角線を維持するためには、2辺の長さをより長くしなければなりません。したがって、角度を広げるほど、1人(1本)あたりの負担する力は大きくなります。
富山県公立高校入試(2022)類似

平均の速さ

Q202 物体が運動しているとき、ある区間を移動した距離を、その移動にかかった時間で割って算出した速さを何というか。その名称として最も適切なものを答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
平均の速さ
物体が移動する際、実際には速さが変化している場合でも、その区間をずっと同じ速さで移動したと仮定して求めた値を平均の速さと呼ぶ。これに対し、車のスピードメーターが示すような、ごく短い時間に移動した距離から求められるその時々の速さは、瞬間の速さとして区別される。
福岡県公立高校入試(2015)類似

斜面の角度と分力の関係

Q203 滑らかな斜面の上に置かれた台車が、重力によって斜面に沿って下りようとする力について考えます。斜面の傾きを徐々に小さくし、水平な状態に近づけていったとき、この「斜面に沿う方向の重力の分力」の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
徐々に小さくなる
物体にはたらく重力を「斜面に沿う方向」と「斜面に垂直な方向」の2つの力に分解したとき、斜面の角度を小さくする(傾きを緩やかにする)ほど、斜面に沿う方向の分力は小さくなります。角度が0度(水平)になれば、この分力も0になります。
沖縄県公立高校入試(2025)類似

斜面を下る物体のエネルギー変化

Q204 斜面と水平面をつないだ装置を用い、斜面の高さ(十センチメートル、二十センチメートル、三十センチメートル)を変えて小球を転がし、水平面に置いた木片に衝突させる実験を行いました。木片の移動距離がそれぞれ一・六一センチメートル、三・〇五センチメートル、四・五三センチメートルとなったとき、この結果から導き出される結論はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
小球の最初の高さが高いほど位置エネルギーが大きく、木片を動かす仕事の能力も大きくなる
実験結果では、小球を離す高さが二倍、三倍になるにつれて、木片の移動距離も約二倍、三倍と比例して増加しています。これは、高い位置にある小球ほど大きな位置エネルギーを持っており、それが運動エネルギーに変換されることで、木片に対してより多くの仕事(物体を移動させること)ができることを示しています。
福岡県公立高校入試(2018)類似

斜面の傾きによる運動の変化

Q205 斜面上の高さ20cmの地点から小球を滑らせたとき、斜面の傾きを大きくしても斜面の下端における小球の速さが変化しない理由を、エネルギーの観点から説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
はじめに小球が持っている位置エネルギーが、斜面の傾きに関わらず、高さのみによって決まっているから
力学的エネルギー保存の法則によれば、摩擦や空気抵抗を無視できる場合、斜面の下端で得られる運動エネルギーは、開始地点で持っていた位置エネルギーと等しくなる。位置エネルギーの大きさは物体の質量と高さによって決まり、斜面の傾き(角度)には依存しない。したがって、同じ高さから滑らせる限り、変換される運動エネルギーの量も一定となり、下端での速さは変わらない。
岐阜県公立高校入試(2021)類似

動滑車

Q206 物体とともに上下に移動する動滑車を使って、質量のある物体を真上に引き上げる場合、物体を直接手で持ち上げる時と比較して、ひもを引く力の大きさとひもを引く距離の関係はどうなりますか。ただし、滑車の重さや摩擦は考えないものとします。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
力の大きさは半分になり、ひもを引く距離は2倍になる
動滑車は1本の糸を2本の経路で支える構造を持っており、これによって力の分散が起こります。そのため、物体を持ち上げるために必要な力は半分で済みますが、仕事の原理(道具を使っても仕事の大きさは変わらないという法則)により、ひもを引く距離は直接持ち上げる時の2倍必要になります。
富山県公立高校入試(2024)類似

電気エネルギーの変換効率

Q207 電気モーターで物体を引き上げる実験において、消費した電気エネルギーの合計と、物体を引き上げる仕事の量を比較すると、仕事の量の方が少なくなります。この理由として最も適切な説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
電気エネルギーの一部が、モーターの回転による音や摩擦にともなう熱エネルギーに変換されたから
エネルギー保存の法則により、エネルギー全体の量は変化しませんが、電気モーターを動かす際には内部の摩擦によって熱が発生したり、回転音が鳴ったりします。これらの熱や音は「物体を持ち上げる」という目的以外に変換されたエネルギーであるため、目的の仕事に使われるエネルギーはその分だけ少なくなります。
福岡県公立高校入試(2023)類似

斜面に平行な力

Q208 傾きがどこでも等しい滑らかな斜面上の、高い位置をA点、低い位置をB点とします。この斜面を滑り降りる物体にはたらく「斜面に平行な力」の大きさをA点とB点で比較したとき、どのような関係が成り立ちますか。健さんと花さんの議論を踏まえた正しい結果を選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
A点とB点ではたらく力の大きさは等しい
物体が斜面を下るにつれて速さが大きくなる現象から「下に行くほど大きな力がはたらいている」と誤解しがちですが、実際には「一定の大きさの力がはたらき続ける」ことによって物体は加速します。斜面に平行な力は重力の分力であり、斜面の傾きが変化しないという条件下では、物体がA点にあってもB点にあっても、重力が斜面方向へと分解される割合は同じです。したがって、A点とB点で物体にはたらく斜面に平行な力の大きさは等しくなります。
神奈川県公立高校入試(2026)類似

エネルギー変換効率の計算

Q209 消費電力が800Wの電気ポットを使用し、1000gの水の温度を20度から100度まで80度上昇させる実験を行いました。500秒間加熱したときに水が得た熱量が336kJ(336000J)であった場合、この電気ポットのエネルギー変換効率は何パーセントになりますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
84パーセント
まず、電気ポットが消費した全電気エネルギーである電力量を求める。電力量(ジュール)は、電力(ワット)×時間(秒)で算出できるため、800W × 500秒 = 400,000J(400kJ)となる。エネルギー変換効率は、消費された全エネルギーのうち、目的の熱量として有効に利用された割合を百分率で表したものである。したがって、(実際に得られた熱量 336kJ ÷ 消費した電力量 400kJ)× 100 を計算すると、84パーセントと導き出される。
沖縄県公立高校入試(2014)類似

力学的エネルギーの保存のグラフ表現

Q210 摩擦のない斜面を物体が下るとき、位置エネルギーと運動エネルギーの関係はどのようになっていますか。「力学的エネルギーの保存」の原理に基づいた正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーが減少した分だけ、運動エネルギーが増加している
物体が斜面を下る際、高さが低くなるため位置エネルギーは減少しますが、加速するため運動エネルギーは増加します。摩擦がない場合、減少した位置エネルギーがすべて運動エネルギーに置き換わるため、その合計値(力学的エネルギー)は常に一定(保存)となります。
神奈川県公立高校入試(2016)類似

道具を用いた仕事の大きさと距離の関係

Q211 摩擦のない斜面の上に置いた物体に糸をつけ、動滑車と定滑車を組み合わせて、斜面に沿って上向きに糸を一定の距離だけ引いて動かしました。このときの仕事の大きさを、道具を使わずに物体を垂直に同じ距離だけ直接引き上げたときの仕事の大きさと比較した結果として、適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
斜面と動滑車の両方の働きによって、加える力が大幅に小さくなるため、糸を引く距離が同じであれば、仕事の大きさは直接引き上げたときよりも小さくなる。
斜面を用いると、重力の斜面方向の分力(重力より小さい力)を支えるだけでよくなり、さらに動滑車を組み合わせることで、その力はさらに小さくなります。仕事は「力の大きさ × 糸を引いた距離」で求められる物理量です。糸を引いた距離が「直接引き上げた距離」と同じであるという条件の下では、道具の組み合わせによって加える力が最小になっているこの状況において、仕事の大きさも最小となります。
岩手県公立高校入試(2022)類似

動滑車に働く力のつり合い

Q212 動滑車に物体を吊るして静止させているとき、重力とつり合う「上向きの力」がはたらいている作用点の説明として、適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
滑車と2本の糸がそれぞれ接している2点
動滑車による力のつり合いを考える際、上向きの力は滑車と糸が接している左右2箇所の作用点からはたらいています。この2つの作用点から上向きに引く力の合計が、滑車の中心から真下にはたらく重力とつり合うことで、物体が静止します。
長野県公立高校入試(2025)類似

動滑車における力の分散

Q213 質量800gの物体を1つの動滑車を用いて吊り下げ、静止させた。このとき、手がひもを上向きに引く力の大きさは何Nか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとし、動滑車やひもの重さ、および摩擦は無視できるものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
4N
動滑車を1つ用いて物体を支える場合、物体にはたらく重力は動滑車を支える2本のひもに均等に分散される。1本のひもを引く手の力は物体にはたらく重力の半分の大きさとなるため、質量800gの物体にはたらく重力8Nの半分である4Nの力で支えることができる。
新潟県公立高校入試(2020)類似

仕事の原理

Q214 道具を使用することで、必要な力を小さくすることは可能ですが、その分だけ物体を動かす距離が長くなるため、最終的に必要となる仕事の大きさは道具を使わない場合と変わりません。このような法則を何と呼びますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事の原理
仕事の大きさは「力の大きさ × 力の向きに動かした距離」で求められます。動滑車やてこなどの道具を利用すると、物体を持ち上げるのに必要な力は小さくなりますが、その分だけひもを引く距離や動かす距離が長くなります。その結果、道具を使っても使わなくても仕事の総量は一定に保たれるという原理があります。
香川県公立高校入試(2024)類似

運動エネルギーの特性

Q215 静止している木片に小球を衝突させて、木片が移動する距離を調べる実験を行います。小球の質量を一定にしたまま、小球が衝突する直前の速さを2倍にしたとき、木片が移動する距離はもとの距離の何倍になると考えられますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
4倍
小球が木片を動かす距離は、小球が持っていた運動エネルギーの大きさに比例します。運動エネルギーは速さの2乗に比例するため、速さが2倍になると、運動エネルギーは2の2乗で4倍になります。したがって、木片が移動する距離も4倍になると推論できます。
群馬県公立高校入試(2018)類似

位置エネルギーと物体の速さ

Q216 重力がはたらく空間において、高い位置にある物体が持っているエネルギーを何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギー
物体が基準となる面から高い位置にあるとき、その高さに応じて重力による仕事ができる状態にある。このエネルギーを位置エネルギーと呼び、質量が大きく、位置が高いほどその値は大きくなる。
福井県公立高校入試(2024)類似

斜面上の物体にはたらく重力の分力

Q217 斜面上に置かれた物体が、斜面上向きの力で引かれて静止しているとき、斜面に平行な方向ではたらく力の関係について正しく述べているものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力の斜面下向きの分力と、斜面上向きに引く力がつり合っている。
斜面上にある物体には、真下(地球の中心方向)に向かって重力がはたらいています。この重力は、斜面に平行な方向の分力と、斜面に垂直な方向の分力に分解して考えることができます。物体が斜面上で静止している場合、斜面に沿って物体を動かそうとする「重力の斜面下向きの分力」と、それを引き止める「斜面上向きの力」の大きさが等しくなり、力がつり合っています。
福岡県公立高校入試(2019)類似

自由落下における速さの変化

Q218 静止していた物体が重力によって真下に落ちる自由落下運動において、物体の速さは時間とともにどのように変化するか。最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
速さが一定の割合で増加する
自由落下運動では、物体に進行方向と同じ向きの重力が一定の大きさではたらき続ける。このように、運動の向きに一定の力が加わり続ける場合、単位時間あたりの速さの増え方は一定となる。
東京都公立高校入試(2020)類似

仕事率の算出

Q219 物体に力を加えて動かしたときの「仕事の能率」を表す指標について、その名称と単位の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
名称:仕事率、単位:W(ワット)
物体に加えた力と移動距離の積で求められる仕事の量を、その仕事にかかった時間で割ったものを仕事率と呼びます。1秒間あたりの仕事の大きさを表しており、単位にはW(ワット)が用いられます。J(ジュール)は仕事そのものの単位であり、仕事率とは区別されます。
佐賀県公立高校入試(2018)類似

仕事率

Q220 一定の時間内にどれだけの仕事が行われたかという、単位時間あたりに行う仕事の割合を示す量を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事率
単位時間(通常は1秒間)あたりに行われる仕事の量を仕事率と呼びます。これを用いることで、同じ仕事を行う場合でも、どれだけ効率よく、または短時間でその作業を終えたかを比較することができます。
岩手県公立高校入試(2021)類似

位置エネルギーの最大点

Q221 高い位置から曲線レールに沿って小球を滑らせる実験において、位置エネルギーの変化と地点の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
基準面からの高さが最も高い地点で、位置エネルギーは最大となる
物体が持つ位置エネルギーの大きさは、基準面からの高さによって決定されます。斜面を下るにつれて高さが減少すると、位置エネルギーは運動エネルギーへと変換されていきます。したがって、レールの中で最も標高が高い地点が、エネルギーの蓄えが最も大きい最大点となります。速さ(運動エネルギー)と高さ(位置エネルギー)は、摩擦を無視すれば互いに変換される関係にあります。
福岡県公立高校入試(2018)類似

位置エネルギーの大きさを決める要因

Q222 高い位置にある物体が持つ位置エネルギーの大きさと、その物体の質量および高さの関係について述べた文として、正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーの大きさは、質量と高さの積に比例する。
位置エネルギーは、物体が高ければ高いほど、また物体の質量が大きければ大きいほど大きくなります。この関係は「質量 × 高さ」の数値に比例するため、質量が2倍になればエネルギーも2倍になり、高さが2倍になればエネルギーも2倍になります。
奈良県公立高校入試(2023)類似

位置エネルギーと質量の関係

Q223 質量が10g、20g、30gの3種類の小球を、すべて同じ高さから斜面を転がして木片に衝突させる実験を行いました。質量10gの小球を転がしたときに木片が5.0cm移動したとすると、同じ高さから質量30gの小球を転がしたとき、木片の移動距離は何cmになると予測されますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
15.0cm
位置エネルギーの大きさは、物体の高さが一定であれば質量に比例するという性質があります。質量10gの小球に対して質量30gの小球は3倍の質量があるため、同じ高さから転がした場合に持つ位置エネルギーも3倍になります。木片の移動距離はエネルギーの大きさに比例するため、5.0cmの3倍である15.0cm移動することになります。
奈良県公立高校入試(2017)類似

仕事

Q224 摩擦のない水平な床の上で、質量5kgの荷物を手に持ち、地面から一定の高さに保ったまま水平方向に3m移動しました。このとき、手が荷物を支えるために加えている「上向きの力」が荷物に対してした仕事は何Jですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0J
仕事の定義は、加えた力の向きに物体が移動することです。この場合、手が加えている力は「垂直上向き」ですが、荷物が移動したのは「水平方向」です。力の向きに対して移動した距離が0mであるため、手が荷物に対してした仕事は0Jとなります。移動距離や質量という数値があっても、力の方向と移動の方向が垂直であれば仕事は成立しません。
沖縄県公立高校入試(2025)類似

斜面を下る物体のエネルギー変化

Q225 摩擦や空気の抵抗が無視できる斜面において、小球が下り続けるときのエネルギーの関係について、「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の二つの言葉を用いて説明したものとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
減少した位置エネルギーの分だけ運動エネルギーが増加し、それらの和である力学的エネルギーは一定に保たれる
物体が斜面を下る際、重力によって位置エネルギーが運動エネルギーへと次々に変換されます。摩擦などの外部へのエネルギー損失がない場合、減少した位置エネルギーの量と増加した運動エネルギーの量は等しくなり、この両者の和である力学的エネルギーの総量は変化しません。これを力学的エネルギー保存の法則と呼びます。
千葉県公立高校入試(2021)類似

力の合成

Q226 1つの点に2つの力が働いているとき、これら2つの力と同じ働きをする1つの力を何と呼びますか。最も適切な名称を選択してください。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力
1つの点に働く複数の力を、それらと同じ働きをする1つの力にまとめることを力の合成といい、そのまとめられた力のことを合力と呼びます。逆に、1つの力を複数の方向に分けたときのそれぞれの力は分力と呼ばれます。
群馬県公立高校入試(2023)類似

同一の直線上で同じ向きにはたらく二力の合成

Q227 1本のばねに固定されたリングを、2本のばねばかりXとYを使って、同じ直線上で同じ向きに引く実験を行います。リングをある一定の位置まで引いたとき、1本のばねばかりで引いた場合の力が6.0Nであったとします。このリングの位置を固定したまま、ばねばかりXの値を2.0Nから4.0Nへと変化させたとき、もう一方のばねばかりYの示す値はどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
4.0Nから2.0Nへと減少する。
一直線上で同じ向きにはたらく2つの力の合力は、それぞれの力の大きさの和になります。この実験では、リングを一定の位置で保持するために必要な合計の力(合力)が6.0Nで固定されています。したがって、ばねばかりXとYの和が常に6.0Nになる必要があるため、Xが2.0NのときはYは4.0N、Xが4.0Nに増えるとYは2.0Nに減少します。
鳥取県公立高校入試(2024)類似

作用・反作用の法則

Q228 水平な机の上で、2本のばねばかりのフックを互いにひっかけて左右に引き合いました。一方のばねばかりが5.0Nを示したとき、もう一方のばねばかりが示す値と、その2つの力の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
5.0Nを示し、2つの力は一直線上で反対向きにはたらいている
2つのばねばかりが引き合うとき、一方が他方を引く力と、もう一方が引かれ返す力は作用・反作用の関係にあります。このとき、2つの力の大きさは必ず等しく、向きは反対で一直線上にあるという性質があるため、両方のばねばかりは同じ値を示します。
鹿児島県公立高校入試(2023)類似

仕事と仕事率の計算

Q229 物体を一定の高さまで引き上げる作業を、2台の機械Aと機械Bで行いました。機械Aは1000ジュールの仕事を終えるのに20秒かかり、機械Bは同じ1000ジュールの仕事を終えるのに25秒かかりました。このとき、機械Aと機械Bの仕事率について正しく述べているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
機械Aの方が仕事率が大きく、その値は50ワットである。
仕事率を比較する場合、同じ仕事量であれば、かかった時間が短いほど仕事率は大きくなります。機械Aの仕事率は 1000J ÷ 20s = 50W、機械Bの仕事率は 1000J ÷ 25s = 40W となります。したがって、短い時間で仕事を終えた機械Aの方が仕事率が大きく、値は50Wであると判断できます。
滋賀県公立高校入試(2025)類似

平均の速さの算出

Q230 物体がある距離を移動したとき、その移動にかかった時間で距離を割ることによって算出される、その区間をずっと一定の速さで動いたと仮定したときの速さを何というか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
平均の速さ
移動した距離を移動にかかった時間で割って求める速さは、途中の速さの変化を考慮せず、その区間を一定の速さで移動し続けたとみなした値であるため、平均の速さと呼ぶ。これに対し、ごく短い時間に移動した距離から求めた、その時々の速さを瞬間の速さと呼ぶ。
鳥取県公立高校入試(2022)類似

障害物がある振り子の到達高度

Q231 支点からつるしたおもりを、ある高さの点Aから静かに放したところ、おもりは最下点を通過した直後に支点と最下点の間に設置された釘に当たり、短い半径で回転を続けた。摩擦や空気の抵抗を無視できる場合、おもりが反対側で到達する最高の高さについて正しく説明しているものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
放した点Aと同じ水平な高さまで上がる
摩擦や空気の抵抗を無視できる条件では、物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーの和が常に一定に保たれる「力学的エネルギーの保存」が成り立つ。おもりが最高点に達した瞬間は速度がゼロになり、運動エネルギーがすべて位置エネルギーに変換される。途中で釘に当たって運動の軌道(回転半径)が変化したとしても、エネルギーの総量は変わらないため、おもりは最初に持っていた位置エネルギーと同じ分だけ上昇し、点Aと同じ水平な高さに到達する。
山口県公立高校入試(2025)類似

落下距離と時間の関係グラフ

Q232 重力による物体の落下運動において、落下し始めてからの時間と落下距離の関係を調べたところ、グラフは曲線となりました。このように、落下距離が時間に比例せず、時間の経過とともに1秒あたりの落下距離が増加していく理由として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体に下向きの一定の力がはたらき続け、速さが時間とともに増していくため
落下する物体には、常に一定の大きさの重力が下向きにかかっています。物体に一定の力が加わり続けると、物体の速さは一定の割合で速くなるため、同じ時間内でもあとに進む距離のほうが長くなります。この結果、総移動距離である落下距離は時間の2乗に比例して増えることになります。
山口県公立高校入試(2019)類似

ペルティエ素子によるエネルギー変換

Q233 ペルティエ素子にプロペラ付きのモーターを接続し、素子の片面を加熱し、もう片面を冷却したところ、プロペラが回転しました。この実験に関する記述として、科学的に正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
素子の上下の温度差が大きくなるほど、変換される電気エネルギーも大きくなる。
ペルティエ素子によるエネルギー変換(ゼーベック効果)では、素子の両面に生じる温度差が動力の源となります。温度差が消失すると発電も止まるため、両面を同じ温度にしたり、全体が一定の温度になったりした状態ではモーターは回転しません。温度差を大きく保つことが、より多くの電気エネルギーを得る条件となります。
岩手県公立高校入試(2022)類似

速さと時間の関係

Q234 速さ、距離、時間の関係および計算時の単位換算について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
時間は距離を速さで割ることで求められるが、距離の単位がmで速さがkm/hのように異なる場合は、あらかじめ単位を統一してから計算する必要がある。
物体が移動する時間は「距離 ÷ 速さ」の式で定義されます。理科の計算においては、距離の単位(m、km)や時間の単位(秒、分、時)が混在している場合、そのまま数値を入れると誤った結果になります。例えば、距離がmで速さがkm/hで与えられた場合は、距離をkmに直すか、速さをm/h(またはm/sなど)に変換する単位換算の作業が不可欠です。
静岡県公立高校入試(2016)類似

浮力と重力のつり合い

Q235 水槽の水面に直方体の箱を浮かべたところ、箱は一定の深さで静止しました。このとき、箱にはたらく「重力」と「浮力」の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
下向きの重力の大きさと、上向きの浮力の大きさが等しい
物体が液面に浮いて静止しているとき、物体には地球の中心に向かう下向きの「重力」と、液体から受ける上向きの「浮力」の2つの力が同時にはたらいています。物体が上下に動かずに静止しているということは、これら2つの力の大きさが等しく、向きが反対で、一直線上にある「つり合い」の状態にあることを示しています。したがって、重力と浮力は等しい大きさになります。
千葉県公立高校入試(2014)類似

仕事の原理(動滑車)

Q236 ばねばかりを用いて台車を直接垂直に引き上げたところ、10ニュートンの値を示した。この台車に動滑車を1個取り付け、スタンドに固定したひもを通して一定の速さで引き上げる場合、ひもを引く力は何ニュートンになるか。ただし、動滑車やひもの重さ、摩擦は考慮しないものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
5ニュートン
動滑車を1個用いると、物体の重さを2本のひもで等しく分担して支える仕組みになる。ひもを引く手が負担する力は物体全体の重さの半分で済むため、直接持ち上げるのに10ニュートンの力が必要な物体であれば、その半分の5ニュートンの力で引き上げることが可能である。
愛知県公立高校入試(2018)類似

動滑車にはたらく力のつり合い

Q237 動滑車におもりを吊り下げ、滑車の両側から2本の糸を真上に向けて支えた。おもりと滑車にはたらく重力の合計が1.2N(ニュートン)であり、摩擦を無視できるとき、おもりを静止させておくためにそれぞれの糸が上向きに引く力(張力)の大きさとして適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.6N
動滑車を用いた場合、おもりにかかる重力を滑車の両側にある2本の糸で分担して支える仕組みになっている。力がつり合っている状態では、下向きの重力と、2本の糸が上向きに引く力の合計が等しくなる。このとき重力は2本の糸に等しく分散されるため、1本の糸にかかる張力の大きさは、重力の合計の半分である0.6Nとなる。
山口県公立高校入試(2017)類似

仕事の大きさ

Q238 仕事の大きさを比較するために、3通りの方法で物体を動かしました。方法1では10.0ニュートンの力で15.0センチメートル、方法2では5.0ニュートンの力で30.0センチメートル、方法3では6.0ニュートンの力で25.0センチメートル、それぞれ物体を力の向きに動かしたとき、行った仕事の大きさの関係について正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
方法1、方法2、方法3で行った仕事の大きさはすべて等しい
それぞれの仕事の大きさを計算すると、方法1は10.0N × 0.15m = 1.5J、方法2は5.0N × 0.30m = 1.5J、方法3は6.0N × 0.25m = 1.5Jとなります。加えた力の大きさや動かした距離が異なっていても、それらの積である仕事の大きさが同じであれば、物体になされた仕事はすべて等しいと判断されます。
富山県公立高校入試(2022)類似

等速直線運動

Q239 摩擦のない水平なレールの上を転がる小球を、一定の時間間隔で発光するストロボスコープを用いて撮影した。小球が等速直線運動を行っている場合、その記録はどのような特徴を示すか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
小球どうしの間隔がすべて等しく、一直線上に並んでいる
等速直線運動は「速さが一定」であるため、同じ時間内に進む距離は常に同じになります。したがって、一定時間ごとのストロボ写真では小球の間隔はすべて等しくなります。また、「一直線上」を進むため、記録された小球の軌跡は直線状になります。
鳥取県公立高校入試(2015)類似

仕事の大きさ

Q240 滑車や斜面などの道具を使わずに、物体を直接手で持ち上げる実験を行う際、仕事の大きさが「0(ゼロ)」となる条件として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重い荷物を手に持ったまま、力を入れてその場に立ち続けているとき
仕事の大きさは「力の大きさ × 力の向きに移動した距離」で決まります。たとえ大きな力を加えて物体を支えていても、物体が移動していない(移動距離が0メートルである)場合、計算上の積は0となり、理科の定義では仕事をしたことにはなりません。また、移動していても、力の方向と移動の方向が垂直である場合、その力による仕事は0とみなされます。
富山県公立高校入試(2016)類似

ストロボ写真による平均の速さの算出

Q241 ある物体の運動を0.1秒間隔のストロボ写真で記録したところ、各区間の移動距離が時間の経過とともに27cm、21cm、15cm、9cmと変化していました。このとき、物体の運動の状態について説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
一定の時間間隔で進む距離が減少しているため、平均の速さは次第に遅くなっている。
ストロボスコープによる記録では、各区間の時間はすべて一定(この場合は0.1秒)です。平均の速さは移動距離に比例するため、区間ごとの移動距離が27cmから9cmへと減少している事実は、その区間における平均の速さが次第に減少していることを示しています。
愛媛県公立高校入試(2024)類似

質量と運動エネルギーの関係

Q242 物体の速さが一定であるとき、その物体が持っている運動エネルギーの大きさと、その物体の質量の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
運動エネルギーの大きさは、物体の質量に比例する
物体が運動しているとき、その速さが同じであれば、物体が持つ運動エネルギーは質量の大きさに依存します。このとき、運動エネルギーは質量に比例するという関係があるため、質量が2倍、3倍になると、運動エネルギーも2倍、3倍になります。
山口県公立高校入試(2023)類似

位置エネルギーの減少と運動エネルギーの関係

Q243 摩擦や空気抵抗を無視できる空間において、糸につるされたおもりが円弧を描いて低い地点へ移動する場合と、糸を切られたおもりが同じ高さから垂直に自由落下して、同じ高さの地点を通過する場合を比較します。出発点と通過点の高さがそれぞれ等しいとき、通過時のおもりの速さはどのようになりますか。最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
位置エネルギーの減少量が等しいため、どちらの経路を通っても速さは同じになる。
摩擦や空気抵抗がない場合、物体がもつ力学的エネルギーは保存されます。高い位置から低い位置へ移動するとき、減少した位置エネルギーはすべて運動エネルギーへと変換されます。位置エネルギーの減少量は、移動した経路(道のり)ではなく「出発点と到着点の高さの差」だけで決まるため、高さの差が同じであれば、変換される運動エネルギーも等しくなり、結果としておもりの速さも同じになります。
長野県公立高校入試(2015)類似

減速運動の実験構成

Q244 運動している物体に対して、滑車などの装置を用いて「進行方向とは逆向きの一定の力」を加え続けたとき、物体の速さと時間の関係を説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
時間が経過するにつれて、速さが一定の割合で減少していく
物体に一定の大きさの力を加え続けると、1秒あたりの速さの変化量(加速度)が一定になります。力が運動の向きと逆向きであれば、速さは一定の割合で減少します。この法則により、時間の経過とともにグラフ上の速さは直線的に減少することになります。
岩手県公立高校入試(2021)類似

動滑車の仕事の原理

Q245 動滑車を1つ用いて物体を持ち上げる装置において、動滑車を支える2本のひもが物体を支える仕組みを利用した場合、物体を直接持ち上げる時と比べて、加える力とひもを引く距離はそれぞれどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
必要な力は半分になり、ひもを引く距離は2倍になる
動滑車を1つ使用すると、物体を2本のひもで支えることになるため、1本のひもにかかる力は物体の重さの半分で済みます。一方で、物体をある高さまで持ち上げるためには、動滑車を支える2本のひもをそれぞれその高さ分だけ引き上げる必要があるため、合計で物体が上昇する距離の2倍の長さを引かなければなりません。
青森県公立高校入試(2022)類似

等速直線運動

Q246 摩擦のない水平面上を等速直線運動している物体について、移動した距離と時間の関係を正しく述べているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
移動距離は、経過した時間に比例する
等速直線運動では「速さ」が一定であるため、単位時間(例えば1秒間)に進む距離が常に同じになります。したがって、合計の移動距離(速さ×時間)は経過した時間に比例して増加することになります。
長崎県公立高校入試(2014)類似

分子の熱運動

Q247 あたためられた空気が入ったペットボトルを密閉し、冷たい水に入れて冷却したところ、ペットボトルが内側にへこんで収縮しました。このとき、ボトル内部の空気の分子の状態について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
冷却によって分子の運動が穏やかになり、分子どうしの間隔が狭くなった。
物体を冷却すると、それを構成する分子の運動が穏やかになります。気体の場合、分子が飛び回る勢いが弱まることで、分子どうしの間隔が狭まり、結果として体積が減少します。この実験ではボトルの内圧が下がり、外気圧に押されることで収縮が起こります。
長野県公立高校入試(2018)類似

平均の速さ

Q248 1秒間に60回打点する記録タイマーを用いて、台車の運動を記録した。得られた記録テープにおいて、連続する6打点分(6区間)の長さを測ったところ、4cmであった。この区間における台車の平均の速さは何cm/sか、求めなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
40cm/s
1秒間に60回打点するタイマーにおいて、6打点分(6区間)が経過するのにかかる時間は0.1秒である。平均の速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で求められるため、4cmを0.1秒で割ることで、40cm/sという値が導き出される。
北海道公立高校入試(2024)類似

位置エネルギーの大きさと質量・高さの関係

Q249 物体が持つ位置エネルギーの大きさと、その物体の「質量」および「基準面からの高さ」との関係について述べた文として、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーの大きさは、物体の質量に比例し、基準面からの高さにも比例する。
位置エネルギーは、物体を高い位置に持ち上げる際にする仕事の大きさに等しく、その大きさは「物体の質量 × 重力加速度 × 高さ」で表されます。したがって、質量が2倍になればエネルギーも2倍になり、高さが2倍になればエネルギーも2倍になるという、質量と高さの両方に比例する関係が成り立ちます。
高知県公立高校入試(2021)類似

運動エネルギーから熱エネルギーへの変換

Q250 弓のような道具を用いて垂直に立てた木の棒を土台の上で激しく回転させ、摩擦によって火を得ようとする場面を考えます。このとき、棒を動かすエネルギーが熱へと変わる現象を何と呼びますか。最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
運動エネルギーから熱エネルギーへのエネルギーの変換
物体を動かしたり回転させたりする運動エネルギーが、摩擦力に逆らって仕事をすることで熱が発生します。この現象はエネルギーの変換の一種であり、火起こしの道具ではこの原理を利用して、木の温度を発火点まで上昇させています。
静岡県公立高校入試(2020)類似

エネルギー変換効率

Q251 消費電力が40Wでエネルギー変換効率が10%である白熱電球と、消費電力が4.8Wでエネルギー変換効率が30%であるLED電球があります。それぞれの電球において、供給された電気エネルギーから変換されて放出される「光エネルギー」の値(W)の組み合わせとして、正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
白熱電球:4.0W、LED電球:1.44W
目的のエネルギー量は「消費電力(供給された電気エネルギー)× エネルギー変換効率」で算出できます。白熱電球は 40W × 0.10 = 4.0W、LED電球は 4.8W × 0.30 = 1.44W となります。消費電力は白熱電球の方が大きいですが、効率はLED電球の方が高いため、消費電力の差ほど光の量に差は出ません。
奈良県公立高校入試(2015)類似

斜面上の物体の高さと移動距離の比例関係

Q252 水平面につながる斜面において、高さ10.0cmの位置から小球を転がして水平面上の木片に衝突させたところ、木片は4.0cm移動しました。小球の高さと木片の移動距離が比例関係にあるとすると、木片を10.0cm移動させるために必要な小球の高さとして正しい数値はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
25.0cm
小球の高さと木片の移動距離が比例する場合、移動距離を高さで割った値(またはその逆)は常に一定になります。高さ10.0cmで4.0cm移動するということは、移動距離は高さの0.4倍になるという関係(4.0 ÷ 10.0 = 0.4)があるため、移動距離10.0cmを得るには、10.0 ÷ 0.4 を計算して、25.0cmの高さが必要であることが導き出せます。
三重県公立高校入試(2025)類似

角度による分力の変化

Q253 1つの重りを2本の糸X、Yで吊るして静止させた実験において、糸Xは鉛直方向(真上の方向)から30度の角度、糸Yは鉛直方向から60度の角度で重りを支えている。このとき、それぞれの糸が重りを引く力の大きさの関係について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
鉛直方向からの角度が小さい糸Xが分担する力の方が、糸Yが分担する力よりも大きい。
物体に働く重力とつり合うためには、2本の糸による力の合力が重力の反対方向で同じ大きさになる必要がある。このとき、重力を支える2本の糸の角度が異なると、より鉛直方向に近い(鉛直方向とのなす角度が小さい)糸ほど、重力を支える役割を大きく担うことになる。作図によって力を分解すると、鉛直に近い方の分力が長くなるため、糸Xにかかる力の方が糸Yよりも大きくなることが説明できる。
東京都公立高校入試(2019)類似

振り子の運動の変化

Q254 糸につるした小球を振らせる「振り子の運動」において、運動している小球の速さと向きの状態について正しく説明しているものを次の中から選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
速さと運動の向きの両方が、常に変化し続けている。
振り子の運動では、小球は円弧を描いて動くため、運動の向きは接線方向に沿って常に変化します。また、最高点では一瞬静止し、最下点に向かって加速、再び反対側の最高点へ向かって減速するため、速さも常に変化しています。このように、速さの変化と運動の向きの変化の両方が同時に起こる運動です。
長崎県公立高校入試(2015)類似

合力

Q255 物体上の1点から、互いに異なる方向へはたらく2つの力F1とF2があります。これら2つの力と同じはたらきをする力を求める手順として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
2つの力を隣り合う2辺とする平行四辺形をつくり、その始点からの対角線を引く。
向きの異なる2つの力を合成する場合、平行四辺形の法則を利用します。2つの力を表す矢印を2辺とする平行四辺形を作図したとき、その始点から引いた対角線が合力の向きと大きさを表すことになります。
岐阜県公立高校入試(2019)類似

平行四辺形の法則

Q256 ある点に2つの力がはたらいているとき、それらの2つの力の大きさを変えずに、2つの力のなす角度を0度から180度まで徐々に大きくしていきました。このとき、2つの力の合力の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力の大きさは、角度が大きくなるにつれて次第に小さくなる。
2つの力を2辺とする平行四辺形の対角線が合力となります。2つの力のなす角度が大きくなると、平行四辺形は横に引き延ばされたような形になり、対角線の長さ(合力の大きさ)は短くなっていきます。角度が0度のとき(2力が同じ向き)に合力は最大(2つの力の和)になり、角度が180度のとき(2力が反対向き)に合力は最小(2つの力の差)になります。
東京都公立高校入試(2024)類似

速さと運動エネルギーの関係

Q257 同じ質量の台車を用い、傾きが10度の斜面と傾きが20度の斜面を用意し、それぞれ同じ高さから台車を滑らせて最下部での運動の様子を観察した。この実験の結果から導き出される、速さと運動エネルギーの関係についての説明として最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
傾きが大きい20度の斜面の方が、最下点に到達したときの台車の速さが速くなり、台車が持つ運動エネルギーも大きくなる。
物体が斜面を下るとき、傾きが急な方が重力の斜面方向の分力が大きくなるため、より速く加速される。物体が持つ運動エネルギーは、質量が等しい場合、速さが速いほど大きくなる性質があるため、速さがより速くなる20度の斜面の方が運動エネルギーは大きくなる。
長崎県公立高校入試(2018)類似

慣性の法則

Q258 走行中の電車が急ブレーキをかけた際、車内に立っている乗客の体が進行方向の前方に向かって倒れそうになります。この現象が起こる理由を「運動状態」という言葉を用いて説明したものとして、最も適切なものはどれか選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
乗客の体が、それまでの運動状態を維持しようとするから
電車がブレーキによって減速しても、乗客の体は慣性によってそれまでの運動状態(前方への移動)を維持しようとします。その結果、足元は電車とともに減速しますが、上半身はそのまま進み続けようとするため、前方に倒れそうになります。
兵庫県公立高校入試(2022)類似

斜面の傾きと加速度の関係

Q259 斜面を下る物体の運動において、斜面の傾きを大きくするほど、物体が斜面を下る加速度が大きくなる理由として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
斜面の傾きが大きくなるほど、重力の斜面に沿った方向の分力が大きくなるため。
斜面上の物体には、地球の中心に向かう重力が常にはたらいています。この重力を「斜面に平行な方向」と「斜面に垂直な方向」に分解したとき、物体を加速させる力は斜面に平行な方向の分力です。斜面の傾きが大きくなる(垂直に近づく)ほど、この平行な分力が大きくなるため、結果として物体の加速度も大きくなります。
高知県公立高校入試(2022)類似

合力

Q260 同じ点にはたらく2つの力と同じはたらきをする1つの力のことを何というか。また、その力を求める際に用いられる、2つの力を2辺とする四角形を描く作図上の規則を何というか。正しい組み合わせを答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力、平行四辺形の法則
複数の力と同じはたらきをする1つの力を「合力」と呼び、逆に1つの力を複数の力に分けることを分解、分けられた力を「分力」と呼ぶ。合力を求める際には、2つの力を隣り合う2辺とする平行四辺形を描き、その対角線として求める「平行四辺形の法則」が利用される。
群馬県公立高校入試(2018)類似

重力の斜面に平行な分力

Q261 摩擦のない斜面上に置かれた物体が、斜面に沿って下向きに動き出すとき、物体を加速させる直接の原因となる力の名称として適切なものはどれか。また、斜面の傾きを大きくしたとき、その力の大きさはどう変化するか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
名称は重力の斜面に平行な分力であり、斜面の傾きを大きくすると力は大きくなる。
斜面上にある物体には、地球の中心に向かう重力が常にはたらいている。この重力を「斜面に平行な方向」と「斜面に垂直な方向」の2つに分解した際、物体を斜面の下方向へ加速させる成分を重力の斜面に平行な分力と呼ぶ。この分力は斜面の傾きが急になるほど大きくなり、物体が垂直に落下する状態(自由落下)に近づくほど重力の値そのものに近づいていく。
静岡県公立高校入試(2016)類似

力の分解

Q262 大きな船を2隻のボートで引く状況を考えます。2隻のボートが、船の中心線(進行方向)に対して左右に同じ角度を保ちながら、それぞれ斜め前方へロープで引いています。このとき、船が左右に振れることなく中心線に沿って真っ直ぐ進み始めた理由として、それぞれのボートが引く力の「中心線に対して垂直な方向」の成分の関係を説明したものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
2つの力は互いに逆向きで、その大きさが等しく、つりあいの状態にある。
ボートが斜め前方に引く力は、船を前に進める「進行方向の分力」と、船を横に動かそうとする「垂直方向の分力」に分解して考えることができます。船が左右にぶれずに直進している場合、左側のボートによる垂直方向の分力と、右側のボートによる垂直方向の分力が、互いに逆向きで大きさが等しくなり、つりあいの状態にあることがわかります。
山口県公立高校入試(2025)類似

空気の抵抗と力のつり合い

Q263 空気中を落下する物体には、下向きにはたらく重力と、その運動をさまたげる向きにはたらく空気の抵抗があります。物体が落下を始めてしばらく経ち、これら二つの力の大きさが等しくなったとき、物体にはたらく力の状態を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力と空気の抵抗がつり合っている状態
物体が空気中を運動するとき、運動を妨げる向きに空気の抵抗がはたらきます。この空気の抵抗の大きさが、下向きにはたらく重力の大きさと等しくなると、物体にはたらく上下方向の力が打ち消し合い、合力が零となります。この状態を「力のつり合い」と呼びます。
大阪府公立高校入試(2024)類似

等速直線運動

Q264 物体が一定の速さを保ちながら、曲がることなく一直線上を進み続ける運動を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等速直線運動
速さが変わらず「等速」であり、進む向きが「直線」的である運動を組み合わせて、等速直線運動と呼びます。これは物体に力が働いていないか、働いている力がつり合っているときに現れる運動です。
福岡県公立高校入試(2025)類似

仕事の原理

Q265 10Nの重力がはたらくおもりを、動滑車を1つ用いて2mの高さまでゆっくりと引き上げました。このとき、おもりを吊るした動滑車に通した糸の一端は天井に固定されており、もう一端を垂直に引き上げるものとします。糸を引く力の大きさと、糸を引き上げた距離の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力は5N、距離は4m
動滑車を1つ使うと、おもりの重さが2本の糸に分散されるため、引き上げるのに必要な力は直接持ち上げる時の半分の5Nになります。一方で、おもりを2m上昇させるためには、動滑車を支える2本の糸をそれぞれ2mずつ短くする必要があるため、引き上げる距離は2倍の4mとなります。
島根県公立高校入試(2025)類似

力の大きさと角度の関係

Q266 1つの物体を2本のばねばかりで支える実験において、2本のばねばかりがなす角度を徐々に小さくしていったとき、ばねばかり1つあたりが示す力の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
小さくなる
2つの力がなす角度が小さいほど、それぞれの力が物体を支える方向(上向き)に効率よく働くようになります。合力が物体の重さとつり合うために必要な1つの力の大きさは、角度が小さいほど小さくなるという物理的性質があります。
鳥取県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギーの保存

Q267 摩擦のない滑らかな斜面を物体がすべり落ちる運動について、位置エネルギーと力学的エネルギーの変化を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーが減少していく一方で、力学的エネルギーは一定の値を維持する
斜面を下る際、物体の高さが低くなるため位置エネルギーは減少します。しかし、減少した分と同じだけのエネルギーが運動エネルギーとして増加するため、両者の合計である力学的エネルギーは、時間の経過に関わらず一定に保たれます。これを力学的エネルギーの保存といいます。
茨城県公立高校入試(2026)類似

等加速度直線運動における移動距離の関係

Q268 斜面を転がる物体の運動を記録タイマーを用いて記録する実験を行いました。記録されたテープを、打点の間隔が一定の時間(例えば0.1秒間)ごとになるように切り取り、時間の経過順に並べて貼り付けたとき、テープの長さ(各区間の移動距離)の変化として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
時間の経過とともに、テープの長さが一定の割合で長くなる
斜面を下る物体は等加速度直線運動を行うため、速さが時間に比例して大きくなります。一定時間ごとの移動距離(テープの長さ)はその区間の平均の速さに対応するため、速さが増すごとにテープの長さも一定の割合で増えていくことになります。
滋賀県公立高校入試(2018)類似

上昇する物体の位置エネルギー

Q269 物体を基準面からより高い位置へ引き上げるとき、その物体が持つ「高い位置にあることで蓄えられるエネルギー」の名称と、高さとの関係について述べたものとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
名称は位置エネルギーであり、物体の高さが高くなるほどその値は大きくなる。
高い位置にある物体が持つエネルギーは位置エネルギーと呼ばれます。このエネルギーの大きさは物体の質量と、基準となる面からの高さに比例するため、高さが高くなるほど位置エネルギーの値は大きくなります。
沖縄県公立高校入試(2014)類似

等速直線運動

Q270 金属球を斜面から転がし、摩擦が無視できる水平な面へと移動させた。水平面上を移動している間の金属球の運動について、時間と速さの関係、および時間と移動距離の関係を説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
速さは時間に関係なく一定であり、移動距離は時間に比例する
等速直線運動では、単位時間あたりに進む距離(速さ)が常に一定である。そのため、時間が2倍、3倍になると、それに伴って移動した距離も2倍、3倍となるため、移動距離は時間に比例する。また、水平面上では運動方向に力がはたらかないため、速さが変化することはない。
岩手県公立高校入試(2022)類似

仕事率の算出

Q271 摩擦のない定滑車を用いて、物体を20.0Nの力で一定の速さで0.10m引き上げる作業を行った。この作業に要した時間が2.0秒であったとき、このときの仕事率はいくらか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
1.0W
まず、物体に行った仕事の大きさを求めます。仕事(J)は「力の大きさ(N)×力の向きに動かした距離(m)」で算出されるため、20.0N × 0.10m = 2.0Jとなります。次に、仕事率(W)は「仕事の大きさ(J)÷仕事に要した時間(s)」で求められるため、2.0Jを2.0秒で割ると、1.0Wとなります。
広島県公立高校入試(2015)類似

熱放射

Q272 太陽から放出された光などのエネルギーが宇宙空間を通って地表や海面に届き、そこで吸収されて熱エネルギーに変わる現象を何というか、最も適切な名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
熱放射
高温の物体から放出された電磁波(光や赤外線など)が、物体に当たって吸収され、熱に変わる現象を放射(または熱放射)と呼びます。これは熱伝導や対流と異なり、物質が介在しない真空の状態でも熱が伝わるという特徴があります。
石川県公立高校入試(2022)類似

エネルギー保存と速さ

Q273 摩擦が無視できる2つのレールを用意します。1つはスタート地点から測定地点まで一直線に結んだ斜面のレール、もう1つは途中で大きくくぼんだ曲線状のレールです。どちらのレールも、スタート地点の高さと、速さを測定する地点の高さはそれぞれ同じです。同じ質量の小球をそれぞれのレールのスタート地点に置いて静かに手を離したとき、速さを測定する地点における小球の速さの関係として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
どちらのレールでも速さは等しい
力学的エネルギー保存の法則により、摩擦や空気の抵抗が無視できる場合、減少した位置エネルギーがすべて運動エネルギーに変換されます。レールの形状が直線か曲線かに関わらず、スタート地点と測定地点の「高さ」の差が同じであれば、減少する位置エネルギーの量は一定です。したがって、得られる運動エネルギーも等しくなり、その地点での速さは同じになります。
鳥取県公立高校入試(2026)類似

力学的エネルギーの保存

Q274 摩擦のない斜面を転がり落ちた小球が、そのまま摩擦のない水平面上を移動しています。水平面上を移動している間、小球の速さが変化せず一定である理由を、「力学的エネルギーの保存」の観点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
水平面上では高さが変化しないため位置エネルギーが一定であり、力学的エネルギーが保存されるため、運動エネルギーも変化しないから。
摩擦や空気の抵抗がないとき、位置エネルギーと運動エネルギーの和である力学的エネルギーは常に一定に保たれます。水平面上では物体の高さが変化しないため位置エネルギーは一定であり、合計値を変えないためには運動エネルギーも一定である必要があります。その結果、物体の速さは変化せず一定となります。
群馬県公立高校入試(2014)類似

慣性

Q275 水平で摩擦が無視できるなめらかな机の上で、静止している台車を軽く手で押し、すぐに手を離しました。手が離れた後の台車の運動の様子を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
一定の速さで一直線上を動く等速直線運動を続ける
物体に力がはたらかない場合、動いている物体はその速度を維持して等速直線運動を続けます。これは物体が持つ慣性という性質によるものです。摩擦や空気の抵抗が無視できる状況では、手が離れた後は水平方向に力がはたらかないため、台車は等速直線運動を継続します。
静岡県公立高校入試(2020)類似

等速直線運動

Q276 台車を斜面から下らせ、摩擦や空気抵抗を無視できる水平面上を移動させました。このときの水平面上における台車の運動の様子を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
速さが一定で、一直線上を進み続ける。
斜面を下り終えた台車が摩擦や空気抵抗のない水平面に達すると、進行方向に力が加わらなくなるため、台車はそれ以上の加速も減速もせず、一定の速さで直線上を移動する等速直線運動の状態になります。
香川県公立高校入試(2023)類似

合成された荷重と必要な力

Q277 動滑車に台車を吊るし、ばねばかりを使って一定の速さで真上に引き上げる実験を行う。台車のみを吊り上げたとき、ばねばかりの示す値は0.6ニュートンであった。次に、この台車におもりXを1個載せて引き上げると1.1ニュートンを示し、別のおもりYを1個載せて引き上げると1.4ニュートンを示した。同じ装置を使い、台車におもりXとおもりYを同時に1個ずつ載せて引き上げたとき、ばねばかりが示す荷重は何ニュートンか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
1.9ニュートン
動滑車を用いた装置の構造が同じであれば、引き上げるために必要な力の合計は、基本となる装置(台車と動滑車)を引く力に、各物体を追加したことによる力の増加分を加算することで求められる。おもりXを追加したことによる力の増加分は 1.1 – 0.6 = 0.5ニュートン であり、おもりYを追加したことによる増加分は 1.4 – 0.6 = 0.8ニュートン である。したがって、台車のみを引く力 0.6ニュートンに、それぞれの増加分を合わせると、0.6 + 0.5 + 0.8 = 1.9ニュートンとなる。
静岡県公立高校入試(2025)類似

作用・反作用の法則

Q278 手が糸の端を握り、もう一方の端に結ばれたおもりを吊り下げて静止させている状態について考えます。このとき、「手が糸を上向きに引く力」に対する反作用として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
糸が手を下向きに引く力
作用・反作用の関係にある2つの力は、必ず「物体Aが物体Bに及ぼす力」と「物体Bが物体Aに及ぼす力」という関係になります。問題文の主語と目的語を入れ替えると「手が糸を引く力」の反作用は「糸が手を引く力」となるため、糸が手を下向きに引く力が正解となります。おもりにはたらく重力などは、別の物体間ではたらく力であるため反作用ではありません。
福岡県公立高校入試(2015)類似

重力の不変性

Q279 水平な床に対して斜めに設置された斜面上に台車を置き、斜面の傾きを途中で変えて実験を行うとする。斜面の傾斜角を小さくして、斜面を水平な状態に近づけたとき、台車にはたらく「地球が物体を引く力(重力)」の大きさはどうなるか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
台車の質量が変わらないため、重力の大きさは変化しない。
重力は物体の質量によって決まる力であり、物体がどのような場所に置かれていても、その質量が変化しない限り、物体にはたらく重力の大きさは常に一定である。斜面の角度を変化させたときに変わるのは、重力を斜面に沿った方向や垂直な方向に分けた「分力」の大きさであり、重力そのものの大きさではない。
大分県公立高校入試(2017)類似

自由落下のグラフ

Q280 金属球とカエデの果実を、一定の時間間隔で連続撮影した記録写真に基づいてその運動を比較します。金属球は落下するにつれて撮影された像の間隔が次第に広くなっていきましたが、カエデの果実は像の間隔がほぼ一定のまま落下しました。このときのカエデの果実の運動において、経過時間と落下距離の関係をグラフで表すとどのような形になりますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
原点を通る直線
連続撮影された像の間隔が一定であるということは、単位時間あたりに進む距離、すなわち「速さ」が常に一定である等速直線運動とみなせます。等速直線運動において、移動距離は経過時間に比例するため、グラフは原点を通る直線になります。一方、金属球のように像の間隔が広がる場合は速さが変化しており、自由落下の原理に基づき距離は時間の2乗に比例する曲線となります。
千葉県公立高校入試(2026)類似

作用・反作用の法則

Q281 水平な台の上にはかりが置いてあり、その上に直方体B、さらにその上に直方体Aが積み重なって静止しています。このとき、「直方体Aが直方体Bを真下に押し下げる力」に対する反作用の力として、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
直方体Bが直方体Aを真上に押し上げる力
作用・反作用の力は、力を及ぼし合う2つの物体の間で「入れ替わった」関係になります。「AがBを押す力」の反作用は「BがAを押し返す力」です。作用点はAとBの接触面にあり、向きは逆(真上)で、大きさは同じになります。他の選択肢は、Bと沈み込むはかりの間や、地球と物体の間に働く別の力です。
岩手県公立高校入試(2023)類似

エネルギーの変換効率

Q282 エネルギーの変換効率が100パーセントにならない一般的な理由と、変換効率を高めることの意義として適切な組み合わせはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
摩擦や抵抗によって熱エネルギーが発生するため / 電気エネルギーを有効利用するため
エネルギーが変換されるとき、エネルギー全体の量は保存されますが、現実の装置では摩擦による熱や音など、目的以外のエネルギーに一部が変わって逃げてしまいます。そのため、変換効率は必ず100パーセント未満となります。この効率を改善することは、限られた電気エネルギーを無駄なく有効利用することにつながり、省エネルギーの観点から非常に重要です。
福岡県公立高校入試(2025)類似

仕事率と速度の関係

Q283 仕事率を一定に保ちながら仕事を行うとき、道具を使って物体を動かすのに必要な力の大きさを小さくした場合、物体を動かす速さはどのように変化しますか。適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
力の大きさが小さくなるほど、速さをより速くしなければならない
仕事率とは単位時間あたりに行う仕事の量であり、同じ仕事率で作業するということは、1秒間あたりのエネルギー消費を一定にすることを意味します。道具を用いて小さな力で作業を行う場合、仕事の原理により動かす距離は長くなりますが、これを同じ時間(同じ仕事率)で完了させるためには、単位時間あたりに進む距離、すなわち速さを大きくする必要があります。したがって、力の大きさを小さくするほど、引き上げる速さは速くなります。
長崎県公立高校入試(2022)類似

エネルギーと質量の比例関係

Q284 斜面上の決まった高さから、質量の異なるいくつかの小球をそれぞれ静かに離して転がし、水平面上で静止している木片に衝突させる実験を行います。このとき、小球の質量と、衝突によって木片が移動した距離の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
小球の質量が2倍、3倍になると、木片の移動距離も2倍、3倍になる。
斜面上の同じ高さにある物体が持つエネルギーの大きさは、その物体の質量に比例します。小球が木片に衝突して外部に対して行う仕事の量は、小球が持っていたエネルギーの大きさに等しいため、結果として木片の移動距離も小球の質量に比例して増大します。質量が2倍、3倍になれば、エネルギーも2倍、3倍となり、木片を動かす距離も同様の倍率になります。
静岡県公立高校入試(2014)類似

位置エネルギーと速さの関係

Q285 長さ50cmの糸におもりをつけた振り子と、長さ60cmの糸におもりをつけた振り子を用意しました。これらのおもりを、基準となる水平面から異なる高さまで持ち上げて静かに手を離す実験を行ったとき、おもりが最下点を通過する瞬間の運動エネルギーが最も大きくなる条件として正しいものはどれですか。ただし、おもりの質量はすべて同じであり、空気の抵抗や摩擦は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
糸の長さにかかわらず、おもりを離す位置の高さが最も高いとき
振り子の運動において、おもりが持つエネルギーは「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の間で移り変わります。高い位置にあるおもりは大きな位置エネルギーを持っており、それが最下点に移動するにつれて運動エネルギーへと変換されます。最下点での運動エネルギーの大きさは、最初に持っていた位置エネルギーの大きさに依存するため、糸の長さに関係なく、より高い位置からおもりを離すほど、最下点での運動エネルギーは大きくなります。
鹿児島県公立高校入試(2015)類似

てこ

Q286 全長2.0メートルの棒の中央を支点とし、棒の左端から25センチメートルの位置におもりを吊り下げて、棒を水平に保つ実験を行います。右側の力点に加える力を、吊り下げたおもりの重さよりも小さくして持ち上げるためには、力点の位置をどのように設定すればよいですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
力点を現在の位置よりもさらに棒の右端へ近づける
てこを使って、おもりの重さよりも小さな力で物体を持ち上げる(仕事の原理を利用する)には、支点から作用点までの距離よりも、支点から力点までの距離を長くする必要があります。作用点は支点から75センチメートルの位置に固定されているため、力点を現在の位置(支点から75センチメートル)よりもさらに遠ざける、つまり棒の右端側に寄せることで、より小さな力でおもりを持ち上げることが可能になります。
山梨県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギーの保存と変化

Q287 摩擦のない斜面上の高い位置にある小球が、静かに手を離れて斜面を転がり落ちていくとき、小球が持つ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」はどのように変化しますか。斜面を下っている間の変化の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
位置エネルギーが減少し、運動エネルギーが増加する
物体が斜面を下るとき、物体の高さが低くなるにつれて位置エネルギーは減少します。一方で、重力によって物体は加速し速さが大きくなるため、運動エネルギーは増加します。このとき、位置エネルギーが運動エネルギーに変換されており、このような現象をエネルギーの移り変わりと呼びます。摩擦や空気の抵抗がない場合、両者の和である力学的エネルギーは常に一定に保たれます。
石川県公立高校入試(2019)類似

動いている物体にはたらく力

Q288 水平面上を右向きにすべっている木片には、重力、垂直抗力、摩擦力の3つの力が同時にはたらいています。これらの力がはたらく向きの組み合わせとして最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力は下向き、垂直抗力は上向き、摩擦力は左向き
地球が物体を真下に引く重力と、それに対して面が垂直に押し返す垂直抗力は互いに逆向きにはたらく。また、摩擦力は物体の運動を妨げる向きに生じるため、右向きに運動している場合は左向きにはたらくことになる。
沖縄県公立高校入試(2025)類似

力学的エネルギーの保存法則

Q289 摩擦や空気抵抗がない環境において、高いところにある物体が落下していくとき、力学的エネルギーが一定に保たれる理由として正しい説明はどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
減少した位置エネルギーの分だけ、運動エネルギーが増加するため
力学的エネルギーが一定に保たれるのは、位置エネルギーと運動エネルギーが互いに変換されるからです。物体が落下する場合、高さが減少することによって位置エネルギーが失われますが、その失われたエネルギーがそのまま物体を加速させるための運動エネルギーへと入れ替わります。このように、一方の減少分がもう一方の増加分と等しくなるため、合計値である力学的エネルギーは保存されます。
鳥取県公立高校入試(2016)類似

慣性による力の見かけの変化

Q290 エレベーターの天井にばねをつるし、その先に重りを取り付けた装置を準備しました。エレベーターが静止している状態から、上向きに加速しながら上昇を始めたとき、ばねののびの変化と重りにはたらく慣性による力の向きの組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
ばねののびは静止時よりも大きくなり、重りには下向きの力が加わる。
物体には、現在の運動状態を維持しようとする慣性という性質があります。エレベーターが上向きに加速すると、重りはその場にとどまろうとするため、加速する方向とは逆向き(下向き)に慣性による力がはたらきます。その結果、重りは静止時よりも強く下方に引かれることになり、ばねののびは大きくなります。
大阪府公立高校入試(2024)類似

自由落下

Q291 「物体が重力によって真下に落下する運動」「摩擦のない水平面を滑る運動」「斜面を滑り降りる運動」のうち、自由落下の定義に当てはまるものとその理由の組み合わせとして適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
真下に落下する運動のみが自由落下であり、重力の向きと運動の向きが一致しているため。
自由落下は、重力が働く向きと物体が進む向きが一致していることが条件です。水平面を滑る場合は重力と運動の向きが垂直であり、斜面を滑る場合は重力の向き(真下)と運動の向き(斜め下)がずれているため、定義上は「真下に落下する運動」のみが自由落下に分類されます。
島根県公立高校入試(2019)類似

振り子の運動エネルギーの最大位置

Q292 糸につるされたおもりが左右に往復運動する振り子において、おもりの運動エネルギーが最大となるのはどのような位置か。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
振れの中心にある、最も低い位置(最下点)
振り子の運動では、高い位置にあるおもりが持つ位置エネルギーが、下降するにつれて運動エネルギーへと移り変わります。位置エネルギーは高さが最も低いときに最小となるため、エネルギー保存の法則により、その地点で運動エネルギーが最大となり、おもりの速さも最大になります。
鳥取県公立高校入試(2017)類似

斜面を下る運動における運動エネルギーの変化

Q293 摩擦のない斜面上の高い位置にある物体が、静かに手を離されてすべり降りる際、時間の経過とともに物体の持つ運動エネルギーはどのように変化するか。最も適切な記述を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
位置エネルギーが減少するにつれて、運動エネルギーは次第に増加する
物体が斜面を下る運動では、重力によって物体が加速されるため、速さが次第に大きくなります。このとき、物体が持っていた高い位置にあることによるエネルギー(位置エネルギー)が、運動によるエネルギー(運動エネルギー)へと変換されるため、位置エネルギーの減少に伴って運動エネルギーは増加します。
佐賀県公立高校入試(2015)類似

仕事率

Q294 てこなどの道具を利用しておもりを一定の高さまで持ち上げる実験を行う際、道具を使わずに直接手で持ち上げる場合と比較して、仕事率が大きくなるのはどのような条件のときか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
道具の有無に関わらず、同じ仕事をより短い時間で完了させたとき
仕事率は単位時間あたりの仕事の能率を示すものであるため、仕事の大きさが同じであれば、それを完了させるまでの時間が短いほど仕事率は大きくなる。道具(てこや滑車)を使用しても、摩擦や道具の重さを無視すれば、物体を持ち上げるために必要な仕事の大きさは変わらない(仕事の原理)。したがって、仕事率を変化させる要因は、その仕事をどれだけの時間で行ったかという点に集約される。
山口県公立高校入試(2015)類似

運動エネルギー

Q295 質量が等しい台車を用い、斜面から台車を走らせてスチロール板に衝突させる実験を行う。台車を放す高さをより高くして、衝突直前の台車の速度を大きくした場合、スチロール板の移動距離とエネルギーの関係はどうなるか、正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
台車の運動エネルギーが大きくなるため、スチロール板の移動距離は長くなる。
運動エネルギーの大きさは、物体の質量が大きく、速度が速いほど大きくなる。台車を放す位置を高くすると、衝突直前の速度が速くなり、台車が持つ運動エネルギーが増大する。その結果、スチロール板に対してできる仕事の量が増えるため、移動距離は長くなる。これは力学的エネルギーの保存や変換の原理に基づいている。
福井県公立高校入試(2023)類似

空中に飛び出した物体の最高点でのエネルギー

Q296 高さ30cmのスタート地点から小球を静かに離し、摩擦のないレールを滑らせて、レールの端から斜め上向きに空中へ飛び出させた。このとき、小球が空中で到達する最高点の高さはスタート地点の30cmよりも低くなった。その理由として正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
最高点では水平方向の速さを持っており、力学的エネルギーの一部が運動エネルギーとして残っているから
力学的エネルギー保存の法則により、摩擦や空気抵抗がなければ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の和は常に一定です。スタート地点で小球が持っていた位置エネルギーは、空中での最高点において「位置エネルギー」と「水平方向の速さによる運動エネルギー」の2つに分配されます。したがって、最高点での位置エネルギーはスタート地点よりも小さくなり、高さは30cmより低くなります。
沖縄県公立高校入試(2025)類似

力学的エネルギーの保存法則

Q297 物体の「位置エネルギー」と「運動エネルギー」を合わせたものを何というか。また、摩擦や空気抵抗を無視できる場合、物体が運動しているときのその総和の変化について正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称は力学的エネルギーであり、その総和は常に一定に保たれる
物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーの合計は力学的エネルギーと呼ばれます。摩擦や空気抵抗がない理想的な条件下では、運動の過程で位置エネルギーが減少すればその分だけ運動エネルギーが増加し、逆に位置エネルギーが増加すれば運動エネルギーが減少するため、両者の和は常に一定に保たれます。これを力学的エネルギーの保存法則といいます。
高知県公立高校入試(2020)類似

定滑車のはたらき

Q298 摩擦や滑車の重さが無視できる状況において、定滑車を用いて質量1.5kgの物体をゆっくりと30cm持ち上げました。このとき、糸を引く力の大きさと、糸を引いた距離の組み合わせとして正しいものはどれですか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
力の大きさ:15N、糸を引いた距離:30cm
定滑車を使用する場合、力の大きさを変えることはできないため、1.5kgの物体にはたらく重力と同じ15Nの力で引く必要があります。また、引く距離も物体が上昇する距離と同じになるため、30cm引くことになります。道具を使っても使わなくても仕事の大きさが変わらない「仕事の原理」が成立している状態です。
静岡県公立高校入試(2024)類似

斜面上の物体にはたらく合力

Q299 斜面の上に静止させた物体にはたらく力の関係について、科学的な原理に基づいた説明として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力と垂直抗力の合力は、斜面を下る向きの力となる。
斜面にある物体には、常に真下へ向かう重力がはたらいています。一方で、斜面からは面に垂直な方向へ押し返す垂直抗力がはたらきます。これら2つの力を平行四辺形の法則などで合成すると、その合力は斜面を下る方向を指します。この合力があるために、物体は斜面を滑り降ります。
愛知県公立高校入試(2014)類似

打点記録の区切り位置の変更による影響

Q300 物体の運動を記録した記録テープを、一定の打点数ごとに切り離して並べ、運動の様子を分析する実験について考えます。記録テープの「切り出しの開始位置」を数打点分ずらしてグラフを作成し直したとき、グラフの形状が変化してしまう理由として最も適切な説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
切り出す開始位置をずらすことで、各区間に含まれる速さの情報が変化するため。
記録テープの各区間の長さは、その間の平均の速さを示しています。区切り位置をずらすと、各区間がカバーする時間帯が変化するため、そこに含まれる速さの情報が書き換わります。これにより、特に速度が変化する境界付近において、グラフの形状に推移が生じることになります。
京都府公立高校入試(2017)類似

斜面を下る物体の速さの変化

Q301 斜面を下る物体の運動において、物体の速さが時間の経過とともに一定の割合で変化する理由を、物体にはたらく力の観点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
斜面に平行な下向きの一定の力が、物体に加わり続けているため
物体が斜面上にあるとき、物体にはたらく重力は「斜面に垂直な成分」と「斜面に平行な成分」に分解されます。このうち、斜面に平行な下向きの力は物体が下っている間、常に一定の大きさではたらき続けます。物体に一定の大きさの力が加わり続けると、速さが一定の割合で増加する「等加速度運動」となります。重力そのものの大きさは斜面上の位置によって変化することはありません。
福岡県公立高校入試(2019)類似

平均の速さの算出

Q302 1秒間に60回打点する記録タイマーを用いて、自由落下するおもりの運動を記録した。得られたテープを打点のはじまりから6打点ごとに切り、順番に並べたところ、1番目のテープの長さは8.2cm、2番目のテープの長さは18.0cmであった。2番目のテープの区間における、おもりの平均の速さを求めなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
180 cm/s
1秒間に60回打点する記録タイマーにおいて、6打点ごとに刻まれる時間は0.1秒(6÷60秒)にあたる。平均の速さは「移動距離÷かかった時間」で求められるため、2番目のテープの長さ18.0cmを0.1秒で割ると、180 cm/sとなる。打点数である「6」で割ってしまう計算ミスに注意が必要である。
秋田県公立高校入試(2017)類似

慣性

Q303 物体に力がはたらかないときや、はたらいている力がつり合っているときに、静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのままの速さで等速直線運動を続けようとします。このような、物体がそれまでの運動状態を保とうとする性質を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 0%(1回) 🔥 類題2問
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✅ 正解
慣性
物体にはたらく力がゼロ、あるいは合力がゼロ(つり合いの状態)であるとき、物体はその時点での速度を維持しようとします。この性質を慣性と呼び、ニュートンの運動の第1法則(慣性の法則)として知られています。静止も運動状態の一つ(速さ0の運動)として捉えることができます。
三重県公立高校入試(2019)類似

重力と力の大きさ

Q304 質量が400gの重りをばねばかりにつるして静止させたとき、ばねばかりが示す力の大きさとして最も適切なものはどれか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
4N
質量100gの物体にはたらく重力の大きさが1Nであるとき、質量400gの物体にはたらく重力の大きさは、400 ÷ 100 = 4Nとなる。物体を静止させているとき、ばねばかりには重力とつり合う同じ大きさの力が加わるため、4Nを示す。
愛媛県公立高校入試(2024)類似

運動エネルギーの変化

Q305 摩擦のない斜面を小球が転がり下りるとき、時間の経過とともに小球の速さはしだいに速くなっていきます。このときの小球が持つ運動エネルギーの状態について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
小球の速さが速くなるにつれて、運動エネルギーは増加する
運動している物体が持つエネルギーを運動エネルギーといいます。運動エネルギーの大きさは物体の速さと質量に関係しており、質量が一定の場合、速さが速くなるほど運動エネルギーは大きくなります。斜面を下る小球は重力の影響で速さがしだいに速くなるため、運動エネルギーは増加していきます。
山形県公立高校入試(2019)類似

運動エネルギーの比率

Q306 最高点の高さが40cm、最下点の高さが0cmとなるように設定したふりこにおいて、おもりが高さ10cmの地点を通過する瞬間の「運動エネルギー」と「その地点での位置エネルギー」の比として正しいものはどれですか。ただし、摩擦や空気の抵抗は考えないものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
3:1
エネルギー保存の法則により、減少した位置エネルギーが運動エネルギーに変換されます。最高点40cmから高さ10cmの地点まで移動したとき、降下距離は30cmであるため、その地点での運動エネルギーは降下した30cm分に相当します。一方、位置エネルギーはその地点の高さに比例するため、高さ10cm分に相当します。したがって、運動エネルギーと位置エネルギーの比は30:10、すなわち3:1となります。
徳島県公立高校入試(2018)類似

反応時間の算出方法

Q307 人の刺激に対する「反応時間」を測定するために、自由落下するものさしをつかむ実験を行いました。一人がものさしの上端を持って支え、もう一人がものさしの下端(0cmの目盛り)に指を添え、ものさしが落とされたのを見てからすぐにつかむという操作を5回繰り返しました。この実験結果から、より正確な反応時間を算出するために必要な処理はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
5回の落下距離の平均値を算出し、その距離と時間の関係を示したグラフ等から時間を読み取る
人が刺激を受けてから筋肉が動くまでの反応時間には、測定ごとにわずかなばらつきが生じます。そのため、複数回測定した落下距離の平均値を求めることで、より信頼性の高いデータを得ることができます。物体が自由落下する距離と時間は一定の法則に従うため、算出した平均の落下距離をグラフや換算表に照らし合わせることで、反応時間を導き出すことが可能です。
島根県公立高校入試(2025)類似

百二十度の角度での力のつり合い

Q308 1つの点に3つの力がはたらいてつり合っている状態において、それぞれの力がなす角度がすべて120度であるとき、これら3つの力の大きさの関係として正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
3つの力の大きさはすべて等しい
3つの力がつり合っているとき、任意の2つの力の合力は、残る1つの力と向きが反対で大きさが等しくなります。力が互いに120度の角度をなしている場合、作図される平行四辺形はすべての辺と対角線の長さが等しいひし形になるという幾何学的な性質があります。このため、3つの力はすべて同じ大きさになります。
福井県公立高校入試(2019)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q309 摩擦や空気抵抗が無視できるとき、物体が持つ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の和は常に一定に保たれます。この物理法則の名称として最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力学的エネルギー保存の法則
物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーを合わせたものは「力学的エネルギー」と呼ばれます。摩擦力や空気抵抗による熱エネルギーなどへの変換が起こらない理想的な条件下では、運動の過程で位置エネルギーと運動エネルギーの割合が変化しても、その合計値は常に一定のまま保持されます。これを力学的エネルギー保存の法則といいます。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

作用反作用の法則

Q310 作用反作用の法則によって生じる「作用」と「反作用」の2つの力の特徴として、適切な説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
常に異なる2つの物体にはたらき、大きさが同じで向きが反対である
作用反作用の法則における2つの力は、必ず「AがBを押す力」と「BがAを押し返す力」のように、異なる2つの物体の間ではたらきます。したがって、1つの物体にはたらく「力のつり合い」とは性質が異なります。また、これらの力は時間の遅れがなく同時に発生し、大きさは常に等しく向きは反対となります。
高知県公立高校入試(2022)類似

力の大きさと比率

Q311 スタンドに吊るした物体が静止している。この物体に対し、1本のばねを用いて真上に引き上げる場合と、2本のばねを用いて「一方は真上(垂直)」に「もう一方は真横(水平)」に引いて静止させる場合を比較する。後者の実験において、真上に引いているばねが示す力の大きさについて正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体の重さと等しい
物体が静止しているとき、上下方向の力と左右方向の力はそれぞれ独立してつり合っています。真横(水平)に引くばねの力は、重力(垂直方向の力)を打ち消す役割を全く果たしません。したがって、物体にかかる重力を支えるためには、真上に引くばねが単独で重力と同じ大きさの力を出す必要があります。このため、水平に引く力がどのような大きさであっても、垂直に引くばねの力の大きさは物体の重さと一致します。
佐賀県公立高校入試(2023)類似

仕事の大きさの算出

Q312 定滑車を用い、質量600gの物体を水平面から20cmの高さまでゆっくりと引き上げた。このとき、物体に対しておこなった仕事の大きさは何Jか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとし、滑車の摩擦やひもの質量は考えないものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
1.2 J
仕事の大きさ(J)を求めるには、力の大きさ(N)と移動距離(m)を掛け合わせる必要がある。まず、質量600gの物体にはたらく重力は6Nである。次に、移動距離20cmをメートル単位に換算すると0.2mとなる。定滑車は力の向きを変えるだけで力の大きさを変えないため、必要な力は6Nのままである。したがって、6N × 0.2m = 1.2Jと算出される。センチメートルをメートルのまま計算したり、グラムをニュートンに直し忘れたりしないことが重要である。
群馬県公立高校入試(2018)類似

等速直線運動の時間と距離の関係

Q313 等速直線運動をする物体のようすを、横軸に経過時間、縦軸に移動距離をとってグラフに表した。このグラフの特徴と、物体の速さによるグラフの変化について述べた説明として適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
グラフは原点を通る直線になり、速さが速いほど直線の傾きが大きくなる
等速直線運動における時間と移動距離は比例関係にあるため、グラフは原点を通る直線となる。また、速さが速いということは、同じ時間で進む距離が長いことを意味するため、グラフの傾き(移動距離÷時間)はより急になる。
京都府公立高校入試(2015)類似

ふりこの運動における運動エネルギーの変化

Q314 摩擦や空気の抵抗が無視できるふりこの運動について考えます。おもりが最高点にあるとき、位置エネルギーの大きさが「3」で運動エネルギーが「0」であったとします。このおもりが最下点を通過するとき、位置エネルギーが「0」になったとすると、その瞬間の運動エネルギーの大きさはいくらになりますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
3
物体が運動するとき、摩擦や空気の抵抗がなければ、位置エネルギーと運動エネルギーの和である力学的エネルギーは常に一定に保たれるという「力学的エネルギーの保存」が成り立つ。最高点における力学的エネルギーの合計は「3+0=3」であるため、最下点においても合計は「3」でなければならない。最下点での位置エネルギーが「0」であるならば、残りの「3」がすべて運動エネルギーとなる。
山梨県公立高校入試(2015)類似

力学的エネルギーの保存

Q315 摩擦や空気の抵抗が無視できる状況において、物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーの和は、運動の過程で常に一定に保たれます。この位置エネルギーと運動エネルギーの合計のことを何と呼びますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力学的エネルギー
物体が高い位置にあることで蓄えられる位置エネルギーと、物体が動いていることで持つ運動エネルギーは、互いにその形を変えて入れ替わることができます。外部へのエネルギーの流出がない理想的な条件下では、これらを足し合わせた合計は変化せず一定となります。
群馬県公立高校入試(2014)類似

慣性

Q316 水平な机の上に置かれたコップの下に薄い紙を敷き、その紙を水平方向にすばやく引き抜くと、コップはほとんど動かずにその場に留まりました。コップがその場に留まろうとする理由を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
静止しているコップには慣性があり、その場に静止し続けようとするため
物体には、外部から力が加わらない限り、その時の運動の状態を保とうとする慣性という性質があります。静止している物体であれば、その場に静止し続けようとします。紙を極めて速く引き抜くと、コップを動かそうとする摩擦力がはたらく時間が非常に短くなるため、慣性によってコップは元の位置からほとんど動かずに留まります。
千葉県公立高校入試(2014)類似

斜面上の重力の分解

Q317 水平面に対して一定の角度をもつ斜面上に置かれた物体にはたらく重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向に分解して作図する場合、その手順として適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の矢印を対角線とし、斜面に平行な方向と垂直な方向を2辺とする長方形をつくる。
力を分解する作図においては、もとの力の矢印が対角線となるように、分解したい2つの方向(今回は斜面に平行・垂直な方向)を辺とする平行四辺形をつくります。斜面の場合、平行な方向と垂直な方向は互いに直角であるため、描く図形は長方形となります。この長方形の各辺がそれぞれの分力を表します。
静岡県公立高校入試(2017)類似

エネルギー変換効率と供給電力

Q318 モーターに電力を供給して物体を引き上げる実験を行います。供給されている電力が15Wであり、そのうち熱などで失われる損失分が3Wであったとき、このモーターが1秒間に行う仕事(仕事率)と、この時のエネルギーの変換効率の組み合わせとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事率が12W、効率が80%
供給された電力15Wから、仕事に使われなかった損失分3Wを引いた値が、実際に仕事に使われた仕事率となります(15 – 3 = 12W)。変換効率は、供給電力に対する仕事率の割合で表されるため、12 ÷ 15 = 0.8となり、これをパーセントで表すと80%となります。
北海道公立高校入試(2020)類似

慣性によるモーターの回転維持

Q319 物体に力がはたらいていないときや、はたらいている力がつり合っているとき、静止している物体は静止し続け、動いている物体はそのままの速さで等速直線運動を続けます。このように、物体がその時の運動状態をそのまま維持しようとする性質を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
慣性
物体が現在の運動状態を維持しようとする性質を「慣性」と呼びます。この性質により、外部から力が加わらない限り、物体はそれまでの速度や向きを保とうとします。モーターの回転において、電流が流れていない瞬間も回転が止まらないのは、この慣性がはたらいているためです。
東京都公立高校入試(2018)類似

仕事の大きさと仕事率の関係

Q320 同じ重さの物体を同じ高さまで引き上げる際、動滑車などの道具を用いた場合と、道具を用いずに直接手で引き上げた場合の「仕事の大きさ」の関係について、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
道具を使うと加える力は小さくなるが、動かす距離が長くなるため、仕事の大きさは変わらない。
道具を使っても使わなくても、物体を同じ高さまで引き上げるのに必要なエネルギー(仕事)は変わらないという「仕事の原理」があるため、力の大きさと移動距離の積である仕事の大きさは一定となります。動滑車を使用した場合、引く力は半分になりますが、引く距離が2倍になるため、結果として仕事の大きさは直接引き上げた場合と等しくなります。
島根県公立高校入試(2023)類似

力の分解

Q321 一つの力を、それと同じはたらきをする二つ以上の力に分けることを何といいますか。また、分けられたそれぞれの力を何といいますか。その組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
操作を力の分解といい、分けられた力を分力という。
一つの力を同じはたらきを持つ複数の力に分けることを「力の分解」と呼び、得られたそれぞれの力を「分力」と呼びます。これは、二つの力を一つの力にまとめる「力の合成」の逆の操作にあたります。
佐賀県公立高校入試(2023)類似

仕事率の算出

Q322 重さ10Nの物体を、毎秒2センチメートルの一定の速さで20センチメートル真上に引き上げた。このときの仕事率として適切な数値はどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.2ワット
まず、物体を引き上げるのにかかった時間を求めると、20cm ÷ 2cm/s = 10秒となる。次に、行った仕事の大きさは 10N × 0.2m = 2J である。仕事率は、仕事の大きさを時間で割って求めるため、2J ÷ 10秒 = 0.2ワットとなる。計算の際、距離の単位をメートルに、時間の単位を秒に揃えることが重要である。
徳島県公立高校入試(2021)類似

斜面の傾きと速さの変化の関係

Q323 複数の木片を積み重ねて作った斜面で、台車をふもとから上向きに走らせる実験をします。積み重ねる木片の数を減らして斜面の傾きを緩やかにした場合、傾きが急な場合と比較して、台車の運動にはどのような違いが見られますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体を減速させる力が小さくなるため、速さが0になるまでにかかる時間が長くなる
斜面をのぼる台車には、斜面に沿って下向きの重力の分力がはたらき、これが運動を妨げる力となります。木片の数を減らして傾きを小さくすると、この力が小さくなるため、速さの減り方が遅くなり、最終的に停止するまでの時間は長くなります。
岐阜県公立高校入試(2022)類似

仕事率

Q324 質量が250gの物体を、0.16mの高さまで2秒かけてゆっくりと一定の速さで持ち上げました。このとき、物体を持ち上げる動作における仕事率はいくらですか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
0.2W
まず物体を持ち上げるのに必要な力は、250gの物体にはたらく重力と等しいため2.5Nとなります。この力で0.16m持ち上げたときの仕事の大きさは、2.5N × 0.16m = 0.4J(ジュール)です。仕事率は「仕事の量 ÷ かかった時間」で求められるため、0.4Jを2秒で割ると0.2Wとなります。仕事の量(0.4J)をそのまま答えてしまったり、時間をかけ算したりしないよう注意が必要です。
秋田県公立高校入試(2026)類似

物体の加速と質量の関係

Q325 摩擦や空気抵抗がない一定の傾きの斜面で、質量200gの台車を走らせたところ、1秒間あたりの速さの変化が1.5m/sでした。同じ斜面を用いて、台車の質量を3倍の600gに変更して同様の実験を行った場合、1秒間あたりの速さの変化はどうなると考えられるか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 0%(1回) 🔥 類題3問
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✅ 正解
1.5m/sのまま変わらない。
斜面を下る物体の運動において、摩擦や空気抵抗が無視できる場合、速さが変化する割合は物体の質量に関わらず一定となります。台車の質量を200gから600gへと3倍に増やしても、速さが変化する割合(加速度)には影響しないため、1.5m/sという値は維持されます。
秋田県公立高校入試(2017)類似

熱量の損失

Q326 燃焼するピーナッツの炎で水を温める実験において、発生した熱をできるだけ効率よく水に伝え、計算値に近い温度変化を得るための工夫として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
燃焼部分の周囲をアルミ箔などの筒で囲い、熱が周囲の空気に逃げるのを防ぐ。
熱の逃げを最小限に抑えるためには、発生した熱(上昇気流)を逃がさない工夫が必要です。燃焼場所の周囲を囲うことで、周囲の空気への拡散を防ぎ、熱を水入りの容器へ集中させることができます。これにより、熱量の損失が減少し、実測される温度変化が理論上の計算値に近づきます。
福井県公立高校入試(2024)類似

等速直線運動における力のつり合い

Q327 物体が直線上を一定の速さで進み続ける運動を等速直線運動といいます。ある台車が等速直線運動をしており、時間が経過しても速さが30cm/sのまま一定であったとき、物体にはたらく運動の向きの力と、運動の向きとは反対向きの力の関係について述べたものとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
運動の向きにはたらく力と、反対向きにはたらく力がつり合っている
物体が等速直線運動を行っているとき、その物体にはたらく力はつり合いの状態にあります。速さが30cm/sで一定であるということは、加速も減速もしていないことを示すため、運動を促す力と運動を妨げる力が等しいことを意味します。
茨城県公立高校入試(2021)類似

斜面上の物体にはたらく重力の分解

Q328 滑らかな斜面の上に台車を置き、台車にはたらく重力を「斜面に平行な力」と「斜面に垂直な力」の2つに分解して考えます。斜面の傾きを次第に大きくしていったとき、それぞれの力の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
斜面に平行な力は大きくなり、斜面に垂直な力は小さくなる
斜面の傾きを大きくすると、重力を対角線とする平行四辺形の形が変化します。傾きが急になるほど、重力の成分のうち斜面に沿う方向の矢印が長くなり、面を押しつける垂直方向の矢印が短くなります。このため、傾きが急なほど台車を動かそうとする「斜面に平行な力」が大きくなり、より速く加速するようになります。
京都府公立高校入試(2018)類似

仕事の原理

Q329 質量1kg(重さ10N)の物体を、1つの動滑車を用いて2mの高さまでゆっくりと引き上げた。このとき、手が糸を引く力と、手が糸を引いた距離の組み合わせとして適切なものはどれか。ただし、滑車や糸の質量、および摩擦は考えないものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
引く力は5N、引いた距離は4m
動滑車を1つ使用すると、物体を2本の糸で支える構造になるため、1本の糸を引く力は物体の重さの半分である5Nで済む。一方で、物体を2m上昇させるためには、2本の糸の両方を2m分ずつ手元へ引き寄せる必要があるため、手が引く距離は2倍の4mとなる。このとき、仕事の大きさは 5N × 4m = 20J となり、直接2m持ち上げた場合の 10N × 2m = 20J と一致する。
山形県公立高校入試(2016)類似

位置エネルギーと質量の関係

Q330 同じ高さにある物体が持つ位置エネルギーの大きさと、その物体の質量の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
位置エネルギーの大きさは、物体の質量に比例する
物体が高いところにあることによって持つエネルギーを位置エネルギーといいます。同じ高さにある物体の場合、その物体が持つ位置エネルギーの大きさは質量に比例して大きくなるという性質があります。そのため、質量が2倍、3倍になれば、位置エネルギーも2倍、3倍になります。
山形県公立高校入試(2022)類似

力のつり合いにおける合力の大きさ

Q331 1つの物体を2本のばねばかりで引き、物体が静止した状態を保ったまま、2本のばねばかりがなす角度を徐々に大きくしていった。このとき、2つのばねばかりが引く力の「合力」の大きさと、それぞれのばねばかりが示す「分力」の値について述べた説明として正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
合力の大きさは変わらないが、分力の値はそれぞれ大きくなる
物体が静止し続けている場合、2つのばねばかりによる合力は、常に対象となる反対向きの力(糸が引く力など)とつり合っているため、角度に関わらず大きさは変わらない。しかし、角度を広げるほど、その合力を生み出すために必要なそれぞれの分力の大きさは大きくなっていくという性質がある。
京都府公立高校入試(2020)類似

斜面上の物体にはたらく一定の力

Q332 摩擦のない斜面をすべりおりる物体において、その運動の方向に加わる力について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力の分力であり、斜面上のどの位置にあってもその大きさは一定である
斜面上にある物体には、地球の中心に向かって重力がはたらいています。この重力は、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つに分解して考えることができます。斜面の傾きが変わらない限り、この「斜面に平行な力(重力の分力)」は、物体が斜面のどこに位置していても常に一定の大きさとなります。
千葉県公立高校入試(2022)類似

エネルギーの差と仕事の量

Q333 床から30cmの高さにある斜面上の地点から球を静かに放し、床から10cmの高さに設置された水平面上の木片に衝突させる実験を行いました。このとき、木片は衝突を受けて水平面上を4.0cm移動しました。次に、同じ球を床から50cmの高さから放して、同じ高さ10cmの水平面上にある木片に衝突させたとき、木片が移動する距離は何cmになると考えられますか。ただし、木片と水平面の間の摩擦力は常に一定であり、空気の抵抗は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
8.0cm
物体が衝突直前に持つ運動エネルギーは、木片を動かす仕事の量、つまり木片の移動距離に比例します。この運動エネルギーの大きさは、球を放した位置と木片がある水平面との「高さの差」によって決まります。最初の実験では高さの差が30cm-10cm=20cmであり、2回目の実験では50cm-10cm=40cmとなります。高さの差が2倍(20cmから40cm)になっているため、衝突直前の運動エネルギーも2倍になり、その結果、仕事の量である木片の移動距離も2倍の8.0cmとなります。床からの高さをそのまま使わないよう注意が必要です。
神奈川県公立高校入試(2026)類似

力のつり合い

Q334 方眼紙上に描かれた3つの力の矢印が完全につり合っていることを、作図によって確かめる手順として最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
任意の2つの力を2辺とする平行四辺形を描き、その対角線が残る1つの力と向きが反対で長さが等しいことを確認する
複数の方向を向いた力を合成する際は「平行四辺形の法則」を用います。3つの力がつり合うためには、まず2力を合成して1つの合力に置き換え、その合力が残る1力と「一直線上で、向きが反対で、大きさが等しい」という2力のつり合いの条件を満たしている必要があります。これにより、全体の合力が0であることを証明できます。
福岡県公立高校入試(2014)類似

重力の斜面方向の分力

Q335 斜面をすべり下りる台車の運動を記録タイマーで記録し、得られたテープを0.1秒ごとに切って左から順に台紙に貼り付けた。各テープの先端の中点を結んだ線が、右上がりの一本の直線になったとき、この運動について考察した内容として正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
台車の平均の速さが一定の割合で増加しており、斜面下向きに一定の大きさの力が加わり続けていることがわかる。
記録テープの長さは、その時間内での平均の速さに比例する。テープの中点を結んだ線が右上がりの直線になるということは、各区間の速さが一定の割合で増加していることを示している。これは、斜面を下る物体に「重力の斜面下向きの分力」という一定の大きさの力が継続して加わっているために起こる現象である。物体の質量や斜面の傾きが変わらない限り、この力は変化しない。
東京都公立高校入試(2024)類似

作用・反作用の法則

Q336 机の上に置かれたリンゴが静止しています。このとき、「リンゴが机を押す力」と「机がリンゴを押し返す力(垂直抗力)」の関係について、作用・反作用の法則の性質に基づいた説明として正しいものはどれか選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
二つの力は異なる物体に働いており、大きさが等しく、一直線上で向きが反対である
作用・反作用の力は、必ず「AがBを押す力」と「BがAを押し返す力」というように、二つの異なる物体にまたがって働きます。これに対し、一つの物体に複数の力が働いて物体が動かない状態は「力のつり合い」と呼ばれます。作用・反作用は常に同時に発生し、大きさが等しく向きが反対で、同一線上に存在するという性質があります。
東京都公立高校入試(2022)類似

力の分解

Q337 斜面上に静止している物体に働く重力を、斜面に平行な成分と斜面に垂直な成分の2つに分解して考える場合、物体が斜面を下る運動を引き起こす原因となるのはどちらの力ですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の斜面に平行な成分
斜面上にある物体に働く重力は、物体を斜面の下方向に引っ張る力(斜面に平行な成分)と、斜面を押しつける力(斜面に垂直な成分)に分解されます。このうち、物体を斜面に沿って滑り出させようとするのは、斜面に平行な成分です。物体に働く摩擦力がこの平行な成分よりも小さいとき、物体は斜面を下り始めます。
岩手県公立高校入試(2018)類似

斜面の傾きと加速度の関係

Q338 斜面を下る物体の速さと時間の関係を調べたとき、斜面の角度を大きくした場合の運動の様子を説明したものとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
速さと時間の関係を示すグラフの傾きがより急になり、角度が小さいときよりも短い時間で高い速度に到達する。
速さと時間の関係をグラフで表したとき、その傾きは加速度(単位時間あたりの速さの変化)を示しています。斜面の角度を大きくすると、重力の斜面平行成分が大きくなるため、加速度が増し、グラフの傾きは急になります。強い加速が加わることで、物体は短時間で大きな速度を得ることができ、水平面に移る際の到達速度も高くなります。
山梨県公立高校入試(2023)類似

質量・高さとエネルギーの複合比例

Q339 小球を斜面から転がして木片に衝突させ、木片の移動距離を測る実験を行います。小球の質量が40.0g、小球をはなす高さが20.0cmのとき、木片の移動距離は12.0cmでした。同じ装置を用いて、小球の質量を25.0g、小球をはなす高さを12.5cmに変更して実験を行った場合、木片の移動距離は何cmになると考えられますか。最も適切な数値を選択してください。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
4.6875cm
木片の移動距離は、衝突する小球が持つエネルギーに比例します。小球が持つ位置エネルギーは「質量 × 高さ」で表されるため、木片の移動距離も「質量」と「高さ」の積に比例するという関係があります。最初の条件(40.0g × 20.0cm)に対し、変更後の条件は質量が25.0/40.0倍(0.625倍)、高さが12.5/20.0倍(0.625倍)となっています。したがって、移動距離は 12.0 × 0.625 × 0.625 = 4.6875cm と計算されます。
愛知県公立高校入試(2026)類似

発電を伴う物体の運動変化

Q340 物体の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する実験において、発電に伴う物体の運動の変化と、その理由について正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★★ 難問 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
運動エネルギーが電気エネルギーに変換される際の抵抗により、加速度が減少し、速度の増え方が緩やかになる
発電を伴う運動では、物体の持つ力学的エネルギーが電気エネルギーへと変換されます。このエネルギー変換の際、回路に流れる電流と磁界の相互作用によって運動を妨げる向きの力が発生します。この現象により、物体に働く正味の力が小さくなって加速度が減少するため、記録テープの打点間隔の伸びが小さくなるという運動の様子の変化が観察されます。
神奈川県公立高校入試(2023)類似

作用・反作用の法則

Q341 垂直に立てた円柱に2つのリング型の磁石を通したところ、磁石どうしが退け合う磁力によって、上の磁石が空中に浮いて静止しました。このとき、作用・反作用の関係にある力の組み合わせはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
上の磁石が下の磁石を下に押す磁力と、下の磁石が上の磁石を上に押し上げる磁力
作用・反作用の関係は、物体Aが物体Bに力を加えるとき、物体Bが物体Aに同じ大きさで反対向きの力を押し返すという「2物体間の相互作用」を指します。磁石が退け合っている状況において、上の磁石が下の磁石を磁力で押し下げる力の反作用は、下の磁石が上の磁石を同じ大きさの磁力で押し上げる力となります。一方、上の磁石に働く重力と磁力は、同じ物体(上の磁石)に働く力であるため、これは「力のつり合い」の関係です。
群馬県公立高校入試(2018)類似

位置エネルギーと物体の速さ

Q342 摩擦や空気の抵抗が無視できる滑らかな斜面において、同じ高さから小球を静かに離して転がす実験を行う。傾きが30度の斜面を用いた場合と、傾きが60度の斜面を用いた場合を比較したとき、斜面を下りきって水平面に達した瞬間の小球の速さの関係について、正しい説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
傾きが60度の方が水平面に達するまでの時間は短いが、水平面に達したときの速さはどちらも同じになる。
斜面を下る物体の速さは、斜面の傾きではなく、開始地点の垂直方向の高さによって決定される。高い位置にある物体が持つ位置エネルギーが、斜面を下ることで運動エネルギーに変換されるため、エネルギーの保存法則に基づき、開始時の高さが同じであれば、下りきったときの運動エネルギー、すなわち速さも等しくなる。傾きが急なほど加速は大きいため到達時間は短くなるが、最終的な速さに違いは生じない。
秋田県公立高校入試(2024)類似

斜面上の力のつり合いと運動

Q343 斜面上の台車を2本の糸を使って引き上げる実験を行う。2本の糸で引く力の角度を変化させながら、その2つの力の「合力」の大きさが、斜面下向きにはたらく重力の分力とちょうど一致するように調整した。このときの台車の状態について正しく述べたものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面上で静止した状態を維持する
2本の糸で引く力の合力が、斜面下向きにはたらく重力の分力と大きさが等しく、向きが反対であれば、それらの力は「つり合い」の状態になる。物体に加わる力の合力が0であるとき、もともと静止していた物体はそのまま静止し続けるという原理がある。
高知県公立高校入試(2024)類似

糸の張力と重力の関係

Q344 滑車につるされたおもりが、静止した状態から下向きに加速しながら落下し始めた。このとき、おもりにはたらく重力の大きさと、糸がおもりを引く張力の大きさの関係はどのようになっているか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
重力の大きさが張力の大きさよりも大きくなっている
物体が加速して運動するためには、その運動の向きに力がはたらいている必要がある。おもりが下向きに加速しているとき、下向きの力である重力が、上向きの力である張力よりも大きいため、差し引きで下向きの力が生じる。この合力によって、おもりは静止状態を維持できず、下向きに速度を増していくことになる。
高知県公立高校入試(2016)類似

位置エネルギーと高さの関係

Q345 エネルギーの変換と保存に関する実験について考えます。支点から吊るされた振り子のおもりを、基準となる水平面からの高さが異なる点Pと、点Pよりも鉛直方向で高い位置にある点Qの2箇所からそれぞれ静かに放しました。このとき、おもりの運動とエネルギーの関係について説明した記述として最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
点Qから放したときの方が、点Pのときよりも位置エネルギーが大きいため、最下点を通過する瞬間の運動エネルギーも大きくなる。
物体が高い位置にあるほど、その物体が持つ位置エネルギーは大きくなります。振り子が振れる過程では、この位置エネルギーが運動エネルギーへと変換されます。そのため、より高い位置にある点Qから放したときの方が、おもりが持つ位置エネルギーが大きく、結果として最下点での運動エネルギーも大きくなります。
長崎県公立高校入試(2018)類似

斜面を往復する物体の速さと時間の関係

Q346 斜面を往復する物体の運動において、速さと時間の関係をグラフに表すと、最高点に達する1秒後を境に、速さが減少から増加へと転じるV字型の直線が得られた。この「一定の割合で速さが変化する」という結果から、物体にはたらく力についてどのようなことが言えるか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
物体が斜面を上っている間も下っている間も、常に斜面下向きに一定の大きさの力がはたらき続けている。
速さと時間のグラフにおいて、傾きが一定の直線であることは、物体に加わる力が常に一定であることを示しています。斜面上の物体には常に重力がはたらいており、その重力の斜面に平行な成分が常に斜面下向きに一定の大きさで作用しているため、上りであっても下りであっても速さの変化する割合(加速度)は変わりません。
北海道公立高校入試(2016)類似

合力

Q347 正方形のマス目が並んだ方眼紙上において、ある一点から「左方向に3マスの大きさ」を持つ力Aと、「上方向に4マスの大きさ」を持つ力Bが同時にはたらいています。平行四辺形の法則を用いてこれら2つの力を合成したとき、合力の大きさは方眼の何マス分の長さに相当しますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
5マス分
左方向3マス、上方向4マスの2つの力を合成すると、横3マス・縦4マスの長方形の対角線が合力となります。この対角線の長さは三平方の定理(3の2乗 + 4の2乗 = 5の2乗)により算出され、5マス分の長さとなります。
富山県公立高校入試(2016)類似

力学的エネルギー保存の法則による到達高度

Q348 摩擦や空気の抵抗を無視できるコースで、小球を高さ10cmの地点から静かに滑らせました。小球が反対側の斜面を上り、最高点に到達した瞬間のエネルギーの状態について、正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
位置エネルギーが最大になり、運動エネルギーは0になっている
小球が最高点に達した瞬間、小球の速度は一瞬 0 になります。運動エネルギーは物体の速さに関係するため、速度が 0 のとき運動エネルギーも 0 になります。力学的エネルギーの保存の法則により、このとき小球が持つエネルギーはすべて位置エネルギーに入れ替わっており、その値は最大となります。抵抗を無視しているため、熱エネルギーなど他の形式へエネルギーが逃げることはありません。
石川県公立高校入試(2016)類似

静止状態からの落下

Q349 糸につるしたおもりを振らせて振り子の運動をさせました。おもりが最も高い点に達して一瞬静止した瞬間に、おもりを支えていた糸をハサミで静かに切り離しました。この後のおもりの運動の説明として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力を受けて、鉛直下向き(真下)に落下する
振り子の最高点では、おもりの速さは一瞬だけ 0(ゼロ)になります。この静止した瞬間に糸が切り離されると、おもりを引く糸の力がなくなります。このとき、おもりにはたらく力は重力のみとなるため、物体は静止した状態から重力の方向である鉛直下向きに落下を始めます。運動の勢い(速度)がゼロであるため、慣性によって水平や斜め方向に動くことはありません。
富山県公立高校入試(2019)類似

垂直抗力の変化

Q350 重さ15Nの物体が水平な床の上に置かれている。この物体にひもをつけ、滑車を用いて真上に引き上げる実験を行った。ひもを引く力が1.5Nに達するまでは、床から物体にはたらく垂直抗力は15Nのまま変化しなかったが、引く力が1.5Nを超えると垂直抗力は一定の割合で減少し始めた。その後、ひもを引く力が9Nに達したときに垂直抗力が0Nとなり、物体が床から浮き上がった。この実験において、ひもを引く力が4Nのとき、物体が床から受けている垂直抗力の大きさは何Nか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
10N
物体が床から離れるとき、垂直抗力は0Nになります。この実験では、引く力が1.5Nから9Nまで(7.5N分)増加する間に、垂直抗力が15Nから0Nまで減少しています。このことから、引く力が1N増加するごとに、垂直抗力は2Nずつ減少することがわかります(15 ÷ 7.5 = 2)。引く力が4Nのときは、変化の起点となる1.5Nから2.5N増加した状態なので、垂直抗力は 2N × 2.5 = 5N 減少します。したがって、もとの15Nから5Nを引いた10Nが、その時の垂直抗力の大きさとなります。
島根県公立高校入試(2024)類似

動滑車の質量と仕事

Q351 直接持ち上げるのに8.0Nの力が必要な物体を、動滑車1つを用いて10cmの高さまではゆっくりと引き上げました。このとき、動滑車の重さを考慮した結果、ばねばかりは4.3Nを示しました。この実験において、手がひもを引いた距離と、手が物体と動滑車に対して行った仕事の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ひもを引いた距離:20cm、手が行った仕事:0.86J
動滑車を1つ使用して物体をある高さまで引き上げる際、ひもを引く距離は物体が上昇する距離の2倍になります。したがって、物体を10cm(0.1m)上げるためには、ひもを20cm(0.2m)引く必要があります。また、手が行った仕事は「実際に加えた力 × ひもを引いた距離」で求められるため、4.3N × 0.2m = 0.86Jとなります。このうち、物体を引き上げるために使われた仕事は0.80J(8.0N × 0.1m)であり、残りの0.06Jは動滑車自体を持ち上げるために費やされた仕事です。
東京都公立高校入試(2024)類似

斜面上での重力の分解

Q352 斜面上にある物体にはたらく重力を、斜面に平行な分力と斜面に垂直な分力の2つに分解して考えます。斜面の傾きを大きくしたとき、これら2つの分力の大きさの変化の組み合わせとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面に平行な分力は大きくなり、斜面に垂直な分力は小さくなる
重力を対角線とし、斜面に平行な方向と垂直な方向を辺とする長方形(または平行四辺形)を作図すると、斜面の傾きを大きくするほど、斜面に平行な辺が長くなり、垂直な辺が短くなることがわかります。したがって、傾きが大きくなるにつれて平行な分力は増大し、斜面を垂直に押す力である垂直な分力は減少します。
長野県公立高校入試(2024)類似

橋の構造と張力の関係

Q353 2本の支柱の間に糸を張り、その中央に一定の重さのおもりを吊り下げて支持構造の実験を行います。支柱の高さを固定したまま、支柱どうしの間隔を次第に広げていったとき、糸にかかる張力の大きさと、糸の途中に取り付けたばねののびの変化について説明したものとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
支柱の間隔が広がるほど、糸にかかる張力は大きくなり、ばねののびは長くなる。
おもりを支える際、糸の張力の垂直成分(上向きの力)の合計がおもりの重さとつり合っています。支柱の間隔を広げると、糸が水平に近づくため、同じ重さを支えるためにはより大きな張力が必要となります。実験データにおいても、間隔を広げるほど張力の増大を示す「ばねののび」が長くなることが確認されます。
鳥取県公立高校入試(2019)類似

太陽光発電の環境特性

Q354 環境保全の観点から太陽光発電を導入するメリットと、エネルギー利用上の課題を組み合わせた説明として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素や大気汚染物質を排出しない利点があるが、天候や時間帯によって発電量が大きく変動するという課題がある。
太陽光発電は、燃料を燃やさないため二酸化炭素や窒素酸化物などの汚染物質を排出しないという環境特性を持っています。しかし、光源を太陽に依存しているため、雨天時や夜間には発電できず、出力が不安定になるという物理的な課題を併せ持っています。また、光エネルギーから電気エネルギーへは直接変換されるため、熱エネルギーへの変換過程は経由しません。
群馬県公立高校入試(2021)類似

滑車の仕組みと力の大きさ

Q355 重さが10Nの物体を一定の速さで20cm持ち上げる際、天井に固定した定滑車1つのみを使用する場合と、動滑車1つと定滑車1つを組み合わせて使用する場合を比較します。動滑車を組み合わせて使用したとき、手がひもを引く力の大きさと、ひもを引く距離の組み合わせとして正しいものを選択してください。ただし、滑車やひもの重さ、および摩擦は考えないものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
力の大きさは5Nで、ひもを引く距離は40cmである
定滑車は力の向きを変えるだけで力の大きさは変わりませんが、動滑車を1つ使用すると物体を2本のひもで支える構造になるため、引く力の大きさは物体の重さの半分になります。一方で、物体をある高さまで引き上げるためには、動滑車を支える2本のひもをそれぞれ同じ長さだけ引き上げる必要があるため、ひもを引く距離は物体が上昇する距離の2倍必要になります。
滋賀県公立高校入試(2017)類似

記録テープによる平均の速さ

Q356 記録タイマーを使用して物体の運動を記録した際、テープに打たれた点の間隔が一定である場合、その物体の運動について説明したものとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
物体の速さが一定である。
記録タイマーは一定の時間ごとに打点を行うため、隣り合う点の間隔は、その短い時間における物体の移動距離を表している。点の間隔がどこをとっても等しいということは、同じ時間内に進む距離が常に変化していないことを意味するため、物体の速さが一定であると判断できる。
富山県公立高校入試(2026)類似

近似値を用いた成分計算

Q357 力の成分を分解して作図によりその大きさを求める際、直角をはさむ2辺の長さが1:2である直角三角形の斜辺の比率は√5となる。この√5の近似値として最も適切なものはどれか。なお、2.2の2乗は4.84、2.3の2乗は5.29であるとする。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
2.24
平方根の近似値の定義に基づくと、√5は「2乗して5になる数」である。2.2の2乗(4.84)と2.3の2乗(5.29)の間に5が存在することから、√5は2.2から2.3の間の数値であることがわかる。選択肢の中でこの条件を満たすのは2.24のみである。ちなみに1.41は√2、1.73は√3、3.14は円周率の近似値として一般的に用いられる数値である。
京都府公立高校入試(2024)類似

斜面を下る物体の移動距離の変化

Q358 静止した状態の球を、木片で角度をつけたレールの上に置いて手をはなし、斜面を下る運動を記録しました。このときの球の「速さの変化」と「移動距離」について述べたものとして、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
球の速さは時間とともに一定の割合で増加し、一定時間ごとの移動距離も一定の割合で増えていく。
斜面を下る物体には、重力の斜面に沿った下向きの力が常に一定に加わり続けるため、速さは時間とともに一定の割合で増加します。これに伴い、一定時間(例えば0.1秒間など)に進む距離も、時間が経過するほど一定の割合で増えていくことになります。
福岡県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q359 同じ高さの出発点から、角度が急で距離が短い斜面Aと、角度が緩やかで距離が長い斜面Bの2つを用いて小球を転がす実験を行います。摩擦や空気抵抗を無視できるとき、斜面を下りきった水平面での小球の速さについて正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
どちらの斜面を通っても、水平面に達したときの速さは同じである
力学的エネルギー保存の法則により、出発点の高さが同じであれば、物体が最初に持っている位置エネルギーは等しくなります。斜面の角度や長さが異なっても、水平面に達したときには全ての位置エネルギーが運動エネルギーに変換されるため、最終的な運動エネルギーの大きさ、すなわち速さは一定となります。
沖縄県公立高校入試(2021)類似

自由落下

Q360 自由落下する物体の速さが、時間が経過するにつれて一定の割合で大きくなっていく理由として、最も適切な説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
物体の運動の向きと同じ向きに、一定の大きさの重力がはたらき続けるため
運動している物体に対して、その運動の向きと同じ向きに一定の大きさの力が加わり続けると、物体の速さは一定の割合で増加します。自由落下においては、物体が受ける重力がこの「一定の力」として作用するため、速さが時間とともに変化する等加速度直線運動となります。
富山県公立高校入試(2020)類似

速さが一定の割合で増加する運動

Q361 摩擦のない斜面を物体が滑り下りるとき、物体の進行方向には常に一定の大きさの力が働き続けます。このような力が加わり続ける物体の運動について、時間の経過とともに速さはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
速さが一定の割合で増加し続ける
物体に進行方向と同じ向きの力が一定の大きさで働き続けると、物体の速さは時間に比例して増加します。斜面を下る運動では、重力の斜面に沿った分力が常に一定の大きさで働くため、速さは一定の割合で大きくなるという特徴があります。
静岡県公立高校入試(2016)類似

作用・反作用の法則

Q362 岸壁(がんぺき)と船が1本のロープで結ばれ、ロープがピンと張った状態で静止しています。このとき、「船がロープを引く力」に対する反作用にあたる力はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ロープが船を引く力
作用と反作用は、常に「AがBに及ぼす力」と「BがAに及ぼす力」のペアで成り立ちます。問題文の力が「船がロープを引く力」である場合、その作用の相手はロープであるため、反作用は「ロープが船を引く力」となります。岸壁とロープの間ではたらく力とは別のペアであることに注意が必要です。
秋田県公立高校入試(2026)類似

等速直線運動

Q363 等速直線運動をしている物体において、時間の経過とともに変化する数値の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
移動距離は、経過した時間に比例する
等速直線運動では速さが常に一定であるため、時間が2倍、3倍と経過するにつれて、移動する距離も2倍、3倍となります。このとき、グラフを描くと原点を通る直線になるため、移動距離は時間に比例するといえます。
山梨県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギーの保存と変化

Q364 小球が斜面上の点Aから出発し、斜面を下って点Eを通過し、水平面上の点Fに到達するまでの全区間において、摩擦や空気抵抗が無視できる場合、小球の位置エネルギーと運動エネルギーの和(力学的エネルギー)はどのように変化するか、選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面区間と水平面区間のどの地点においても、常に一定の値に保たれる。
摩擦や空気抵抗が無視できる場合、位置エネルギーが減少した分だけ運動エネルギーが増加するため、その和である力学的エネルギーは常に一定に保たれます。これを力学的エネルギーの保存の法則と呼び、斜面から水平面へ移動する際も、外部へのエネルギーの流出がない限り、この法則が成立します。
愛知県公立高校入試(2026)類似

力学的エネルギーの変換

Q365 前述の、斜面を下る台車で発電機を回し豆電球を点灯させる実験において、豆電球が光っているときの「台車の速さ」と「エネルギーの関係」について正しく述べたものはどれですか。ただし、発電機をつながずに台車を走らせた場合と比較するものとします。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
電気エネルギーを取り出した分、台車の運動エネルギーが小さくなるため、同じ地点での速さは遅くなる。
斜面を下る台車が持つ位置エネルギーは、運動エネルギーに変わるだけでなく、発電機を通じて電気エネルギーや音・熱エネルギーへと変換されます。発電を行わない場合と比べて、運動エネルギーに割り当てられる分のエネルギーが減少するため、同じ高さを通過する際の台車の速さは、発電を行っているときの方が遅くなります。これはエネルギー保存の法則において、力学的エネルギーの一部が他の形態に移動したことを示しています。
愛媛県公立高校入試(2017)類似

斜面の傾きと速さの変化

Q366 角度が異なる二つの斜面を用意し、一方を「緩やかな傾斜」、もう一方を「急な傾斜」とします。同じ高さの地点からそれぞれの斜面で台車を静かに離したときの運動の様子を比較した説明として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
急な傾斜の方が、斜面方向の分力が大きいため、台車の速さが変化する割合が大きくなる
斜面の傾きが急なほど、重力のうち物体を斜面下向きに引っぱる力(分力)が大きくなります。この力によって物体は加速するため、力が大きい急な傾斜の方が、速さの変化の割合が大きくなります。なお、物体にはたらく重力そのものの大きさは斜面の角度によって変化することはありません。
富山県公立高校入試(2017)類似

化学エネルギー

Q367 石炭や石油などの燃料が物質そのものの中に蓄えており、燃焼などの化学変化を通じて熱などの他の形態として取り出すことができるエネルギーを何というか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
化学エネルギー
物質そのものが持っているエネルギーを化学エネルギーと呼ぶ。石炭や石油などの燃料が燃焼する反応は化学変化であり、この変化の過程で蓄えられていたエネルギーが熱や光の形で外部へ放出される。位置エネルギーや運動エネルギーは物体の位置や動きに関する機械的エネルギーであり、物質の内部に蓄えられた性質とは異なる。
長崎県公立高校入試(2024)類似

動滑車による力の軽減

Q368 おもりの重さが2.0Nであるとき、天井に一端を固定した糸を、おもりが吊るされた滑車に通し、さらにもう一つの天井に固定された滑車を通して糸を真下に引いておもりを静止させた。このように、おもりと一緒に上下に移動する滑車を用いた場合、手が糸を引く力の大きさは何Nになるか。ただし、滑車や糸の重さ、摩擦は無視できるものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
1.0N
おもりと一緒に動く動滑車を用いると、1つのおもりを2本の糸で支える構造になります。このとき、1本の糸にかかる力の大きさは物体の重さの半分で済むため、2.0Nのおもりを吊り上げている場合、手が糸を引く力は1.0Nとなります。なお、天井に固定された定滑車は力の向きを真下に変える役割を果たしていますが、力の大きさ自体には影響を与えません。
北海道公立高校入試(2015)類似

振り子の最下点における速さと力

Q369 振り子のおもりが、軌道上の最も高い位置から下がり始め、軌道の真ん中にある最も低い位置(最下点)を通過し、再び反対側の高い位置へと移動する様子を一定間隔で発光するストロボ写真で観察しました。最下点付近でおもりの間隔が最も広くなっていることからわかる、おもりの運動の特徴として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
最下点で速さが最大になる
一定の時間間隔で記録されるストロボ写真において、隣り合うおもりの間隔が広いほど、その区間の平均の速さが大きいことを示しています。振り子の運動では、位置エネルギーが運動エネルギーに変換されるため、最も低い位置を通過する瞬間に速さが最大となります。
岐阜県公立高校入試(2014)類似

エネルギーと仕事の比例関係

Q370 斜面の上から小球を転がして水平面にある木片に衝突させ、木片が移動した距離を測定する実験を行います。小球の質量を一定に保ち、小球を放す高さを2倍、3倍と大きくしていったとき、木片が移動する距離はどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
小球を放す高さに比例して、2倍、3倍になる
高い位置にある物体が持つ位置エネルギーは、その物体の高さに比例します。斜面を下ることで位置エネルギーが運動エネルギーに変換され、木片に衝突して「仕事」をすることで木片を移動させます。このとき、木片の移動距離は小球がした仕事の大きさに比例するため、初めの高さと木片の移動距離は正比例の関係になります。
岡山県公立高校入試(2019)類似

力の分解

Q371 方眼紙上に、あるドローンの重心からはたらく重力の大きさを表す矢印が、真下に向かって4目盛り分の長さで描かれています。方眼の1目盛りを0.1Nとし、この重力をドローンの機体と平行な方向Aと、垂直な方向Bの2つの力に分解して作図を行いました。このとき、分解して得られた「分力」に関する説明として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
分力Aと分力Bを2辺とする長方形を描くと、その対角線が元の重力の矢印になる
力を特定の2方向に分解する場合、元の力の矢印を対角線とし、分解したい2つの方向を辺とする平行四辺形(この場合は垂直な方向を含むため長方形)を作図します。この手順によって得られた2つの辺がそれぞれの分力となります。単純な目盛り数の合計は元の重力の長さとは一致しません。
神奈川県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギー保存の法則と斜面の傾き

Q372 摩擦のない斜面で台車を糸で引く実験において、同じ力で同じ距離だけ糸を引いた場合、傾きが急な斜面よりも傾きが緩やかな斜面を用いたときの方が、台車の移動速度が速くなりました。この理由として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
傾きが小さい斜面では、同じ距離だけ引いたときの高さの変化が小さいため、位置エネルギーの増加が抑えられ、その分が運動エネルギーの増加に回されるから。
外部からなされた仕事は「位置エネルギーの増加」と「運動エネルギーの増加」に割り振られます。傾きが小さい斜面では、同じ距離を移動しても上昇する高さが低いため、位置エネルギーの増加分が少なくなります。全エネルギーの増加量(仕事の量)が同じであれば、位置エネルギーにならなかった分が運動エネルギーとなるため、結果として速さが速くなります。
愛媛県公立高校入試(2019)類似

衝突時に物体が受ける力

Q373 運動している物体が静止している物体に衝突した際に生じる「力」の性質について、作用点と向きの観点から述べたものとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
接触点である作用点において、運動の進行方向と同じ向きに力がはたらく
運動している物体が他の物体に衝突すると、その接触した点(作用点)を通じて相手を押し動かそうとします。このとき、押される側の物体が受ける力は、衝突してきた物体の運動の向きと同じ方向になります。反対向きの力は、衝突した側が受ける反作用の説明であり、静止していた物体が受ける力の説明としては運動の向きと同じ方向が適切です。
熊本県公立高校入試(2024)類似

作用反作用の法則

Q374 二つの物体の間で力がはたらくとき、一方が受ける力ともう一方が受ける力は、常に同じ大きさで、向きが反対になるという法則を何というか。名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
作用反作用の法則
二物体が互いに力を及ぼし合うとき、それらの力は常に大きさが等しく、逆向きで、同一直線上にあるという性質があります。これを作用反作用の法則と呼び、力の大きさが一方向だけ大きくなったり小さくなったりすることはありません。
福井県公立高校入試(2019)類似

コースの形状と移動時間の関係

Q375 摩擦や空気抵抗を無視できる2つのコースで、小球を転がす実験を行います。スタート地点とゴール地点の高さおよび距離はどちらも同じですが、コースAはゴール直前まで緩やかに下り続ける形状であり、コースBはスタート直後の急な斜面で低い位置まで一気に下がり、その低い位置のまま水平に移動してゴールに到達する形状です。このとき、小球がスタートからゴールに到達するまでの運動について正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
コースBの方が、スタート直後に大きく加速して速い状態を維持する時間が長いため、全体の平均の速さが大きくなり、到達時間は短くなる。
物体が低い位置にあるほど、減少した位置エネルギーが運動エネルギーに変換されるため、速さは大きくなります。コースBのように、移動の早い段階で急な斜面を下り、低い位置で移動する区間を長く確保すると、高い速さを維持して進む時間が長くなります。その結果、コース全体の平均の速さが大きくなり、同じ距離を移動する場合の到達時間は短くなります。これは、加速のタイミングが全体の移動時間に与える影響を示す典型的な例です。
栃木県公立高校入試(2026)類似

重力と垂直抗力の向き

Q376 斜面上に静止している物体が、接している斜面から受ける垂直抗力の向きとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面から物体を垂直に押し返す向き
垂直抗力は、物体が接している面から受ける力であり、その名の通り接している面に対して垂直にはたらきます。物体が斜面を押し返す力の反作用として、斜面が物体を垂直に押し返す向きに生じます。鉛直上向きは水平な面に置かれた場合に限られるため注意が必要です。
新潟県公立高校入試(2020)類似

仕事率

Q377 仕事率、仕事の大きさ、仕事にかかった時間の関係について述べた説明として、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
同じ仕事を行う場合、短い時間で終えるほど仕事率は大きくなる。
仕事率は単位時間あたりの仕事量であるため、全体の仕事の大きさが同じであれば、それを処理する時間が短いほど1秒あたりの負担(仕事率)は大きくなります。数式では「仕事率 = 仕事 ÷ 時間」となり、仕事が一定のとき、仕事率と時間は反比例の関係にあるといえます。
茨城県公立高校入試(2026)類似

等加速度直線運動における移動距離の関係

Q378 静止した状態から斜面を下る物体の運動のように、一定の割合で速さが変化し、一直線上を進む運動を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等加速度直線運動
物体が一直線上を移動し、さらに一定の割合で速さが変化する運動を等加速度直線運動と呼びます。斜面を転がる物体の運動は、重力の斜面に沿った方向の力が一定にはたらき続けるため、この運動の代表的な例として扱われます。
広島県公立高校入試(2016)類似

太陽光の入射角と発電効率

Q379 秋分の日の南中時に、地面に対して水平に置いた光電池と、太陽光が受光面に対して正面から当たるように南向きに傾けて置いた光電池の発電量を比較しました。光電池の発電効率が最も高くなるのは、太陽光が受光面に対してどのような角度で当たるときですか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
太陽光が受光面に対して垂直に当たるとき
光電池の発電量は、受光面が受け取る単位面積あたりの光エネルギーの大きさに比例します。太陽光が受光面に対して垂直に入射する場合、光が最も狭い範囲に集中して当たるため、光エネルギーの密度が最大となり、発電効率が最も高くなります。水平に設置した場合、南中高度に応じて太陽光が斜めに当たるため、垂直に当てた場合に比べてエネルギー密度が低下します。
愛媛県公立高校入試(2018)類似

仕事の大きさ

Q380 定滑車と複数の動滑車を組み合わせた装置を使い、1.2ニュートンの重りを吊るしました。手が糸を40センチメートル引いたところ、重りの高さが5センチメートルの位置から15センチメートルの位置まで、10センチメートル上昇しました。このとき、人がひもを引く力が行った仕事は何ジュールですか。ただし、計算の際はセンチメートルをメートルに直し、滑車やひもの質量、摩擦は考えないものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
0.12 ジュール
仕事の大きさは、力の大きさ(ニュートン)と、力の向きに移動した距離(メートル)の積で求められます。この装置では、1.2ニュートンの重りを0.1メートル(10センチメートル)持ち上げているため、重りになされた仕事は「1.2 × 0.1 = 0.12 ジュール」となります。道具を使っても、仕事の大きさは直接手で持ち上げる場合と変わらないという「仕事の原理」があるため、人がひもを引く力が行った仕事もこれと同じ0.12 ジュールになります。なお、手が引いた距離が40センチメートル(0.4メートル)であることから、手が引いた力の大きさは「0.12 ÷ 0.4 = 0.3 ニュートン」であったこともわかります。
岐阜県公立高校入試(2022)類似

摩擦によるエネルギーの損失

Q381 滑らかな斜面X上の高さ20.0cmの地点から物体を静かに放したところ、物体は斜面を下り、一部に摩擦がある水平面ABを通過して、反対側にある滑らかな斜面Yをのぼりました。このとき、斜面Yにおいて物体が到達する最高点の高さについて説明したものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
摩擦がある面を通過する際に、摩擦が物体に対して仕事をするため、力学的エネルギーの一部が失われて20.0cmより低い18.0cmまで到達する
物体が摩擦のある水平面を移動するとき、物体の移動方向とは逆向きに摩擦力がはたらきます。この摩擦力が物体に対して負の仕事を行うことで、物体が持っていた力学的エネルギーの一部が熱エネルギーなどに変化して減少します。その結果、斜面Yでのぼることができる高さは、エネルギーが失われた分だけ、元の高さである20.0cmよりも低い位置(例えば18.0cmなど)になります。
滋賀県公立高校入試(2025)類似

斜面を下る物体の運動の性質

Q382 摩擦や空気の抵抗が無視できる一定の傾きの斜面において、台車を静かに離して滑り降りさせたとき、台車の速さは時間とともにどのように変化しますか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
速さが一定の割合で大きくなる
摩擦のない斜面を下る物体には、重力の斜面に平行な方向の分力が、運動の向きと同じ向きに一定の大きさで加わり続けます。物体に一定の大きさの力が加わり続けると、物体の速さは時間の経過とともに一定の割合で大きくなる性質があります。したがって、この運動は「等加速度直線運動」の一種となります。
奈良県公立高校入試(2015)類似

重力の斜面方向と垂直方向への分解

Q383 斜面上に置かれた物体に働く重力を、斜面に平行な方向と垂直な方向の二つの力に分解して作図することを考えます。もともとの重力を表す矢印を始点から書き、その重力の矢印を「対角線」とするような長方形を作図したとき、分解された二つの分力はどのように表されますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
長方形の、重力の始点から伸びる隣り合う二辺が、それぞれの分力となる
力を特定の二方向に分解する場合、その二方向を辺とし、もとの力を対角線とする平行四辺形をつくることで分力を求めることができます。特に斜面の問題のように、互いに垂直な方向に分解する場合は平行四辺形が長方形となり、その重力の始点から伸びる二つの辺が、斜面に平行な方向および垂直な方向の分力を表すことになります。
神奈川県公立高校入試(2023)類似

エネルギー変換効率の算出

Q384 重さが20Nの金属棒をモーターで引き上げ、垂直な高さが3.0mの地点まで斜面上を移動させる実験を行いました。このとき、モーターには10Vの電圧をかけ、2.0Aの電流を5.0秒間流しました。供給した電気エネルギーに対する、金属棒が得た位置エネルギーの割合(エネルギー変換効率)を求めたものとして適切な数値を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
60%
金属棒が得た位置エネルギーは「重さ(N) × 垂直な高さ(m)」で計算できるため、20N × 3.0m = 60Jとなります。一方、供給された電気エネルギーは「電圧(V) × 電流(A) × 時間(秒)」で求められるため、10V × 2.0A × 5.0秒 = 100Jとなります。エネルギー変換効率は、有効に利用されたエネルギー(位置エネルギーの増加量)を供給された電気エネルギーの総量で割ることで算出されるため、60J ÷ 100J = 0.6、つまり60%となります。
京都府公立高校入試(2016)類似

平均の速さ

Q385 物体がある距離を移動したとき、その移動距離を移動にかかった時間で割ることで求められる、途中の速さの変化を無視して一定の速さで動いたとみなしたときの速さを何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
平均の速さ
物体が移動する際、実際には速さが変化していることが多いですが、移動距離をかかった時間で割ることで、全区間を一定の速さで移動したと仮定した値を求めることができます。これを「平均の速さ」と呼び、記録タイマーのデータなどから特定の区間の運動を分析する際に用いられます。
富山県公立高校入試(2016)類似

ストロボ写真による平均の速さの算出

Q386 ストロボスコープを用いて物体の運動を記録し、撮影された写真から「平均の速さ」を求めるために必要な情報の組み合わせとして、正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
ストロボの発光時間の間隔と、隣り合う像の間の移動距離
平均の速さを算出するには、物体が移動するのにかかった時間と、その間に移動した距離のデータが不可欠です。ストロボ写真においては、発光の間隔が「時間」を表し、写真上の像と像の間の長さが「移動距離」に対応するため、この2つの情報を用いることで計算が可能となります。
熊本県公立高校入試(2024)類似

作用反作用の法則

Q387 N極どうしを向かい合わせた二つの磁石がある。上の磁石が下の磁石から受ける斥力(しりぞけ合う力)をF1、下の磁石が上の磁石から受ける斥力をF2としたとき、F1とF2の関係について正しく説明しているものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
F1とF2の大きさは等しく、向きは逆向きである。
磁石が反発し合っている場合でも作用反作用の法則が成立します。二物体の間ではたらく力は、どちらか一方が強い磁力を持っていたとしても、互いに及ぼし合う力であるF1とF2は常に大きさが等しく、向きが逆向きになります。
福岡県公立高校入試(2018)類似

位置エネルギーの大きさを決める要因

Q388 ある高さにある質量20gの物体が持つ位置エネルギーと、同じ大きさの位置エネルギーを質量40gの物体に持たせたいと考えます。このとき、質量40gの物体を置く高さは、最初の高さの何倍にする必要がありますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
0.5倍
位置エネルギーの大きさは質量と高さの積に比例するため、エネルギーの大きさを一定にする場合、質量と高さは反比例の関係になります。質量が20gから40gへと2倍になっているため、同じエネルギーを持たせるためには、高さを2分の1倍(0.5倍)にする必要があります。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

衝突と力学的エネルギーの変化

Q389 物体が運動しているとき、その物体が持つ運動エネルギーと位置エネルギーの和を力学的エネルギーと呼びます。この力学的エネルギーが、他の物体との衝突によって変化する理由を、「仕事」という言葉を用いて説明したものとして適切なものはどれか選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 100%(1回) 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
物体が他の物体を動かすという仕事をすることで、自身のエネルギーを消費するため
エネルギーとは「他の物体に対して仕事をする能力」のことです。運動している物体が木片などに衝突してそれを動かしたとき、物体はその能力を実際に使って「仕事」をしたことになります。仕事をした分だけ、その物体が蓄えていた力学的エネルギーは差し引かれるため、衝突後のエネルギーは衝突前よりも小さくなります。
兵庫県公立高校入試(2014)類似

記録テープによる速さの分析

Q390 1秒間に60回打点する記録タイマーを使用し、斜面を滑り降りる台車の運動を記録しました。6打点ごとに切り取った5本のテープを左から順に並べたところ、各テープの長さが右にいくほど段階的に長くなっていました。この実験結果から考察できる内容として正しいものはどれか、選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
時間の経過とともに、一定時間あたりの移動距離が増加しており、物体の速さがだんだん速くなっている。
6打点ごとに切り取られたテープは、1秒間に60回打点するタイマーの場合、すべて0.1秒間の運動を記録したものです。時間の経過に伴ってテープの長さが長くなっているということは、同じ0.1秒間という時間内での移動距離が増加していることを示します。したがって、時間の経過とともに物体の平均の速さが大きくなっていると判断できます。
茨城県公立高校入試(2025)類似

連結された動滑車による力の分散

Q391 複数の動滑車を棒で連結し、1つの重い物体を吊り上げる装置を作成した。物体と動滑車の全体を支える垂直な糸の数が増えるほど、1本の糸を引く力の大きさはどのように変化するか。その関係性を説明したものとして適切なものを選べ。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
糸の本数に反比例して、力の大きさは小さくなる。
連結された動滑車を用いる利点は、物体を支える糸の数を増やすことで、1本当たりの負担を軽減できることにある。全体の重さが一定であれば、それを支える糸の本数が2倍、3倍、4倍と増えるにつれて、1本の糸に必要な力の大きさは2分の1、3分の1、4分の1へと減少する。この関係を、力の大きさは糸の本数に反比例すると表現する。
山梨県公立高校入試(2023)類似

位置エネルギーと高さの関係

Q392 なめらかな斜面レール上の異なる高さに小球を置き、静かに手をはなして転がす実験を行います。小球をはなす高さを高くしていったとき、斜面を下りきった後の小球の様子や、その結果から導き出される考察として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
より高い位置からはなすほど、斜面の下での運動能力が大きくなることから、位置エネルギーが大きかったことがわかる
高い位置にある物体は、斜面を下るにつれて位置エネルギーが運動エネルギーへと変換されます。高い位置からはなした小球ほど、下端に達したときの運動エネルギーが大きくなり、他の物体に衝突して動かすといった「仕事をする能力」が大きくなります。このことから、高い位置にある物体ほど大きな位置エネルギーを持っていると判断できます。
長野県公立高校入試(2021)類似

LEDと豆電球の消費電力比較

Q393 豆電球と発光ダイオード(LED)をそれぞれ別々の回路につなぎ、ほぼ同じ明るさで点灯させた状態で電流計を用いて回路を流れる電流を測定したとき、観察される結果として適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
発光ダイオードの回路に流れる電流は、豆電球の回路に流れる電流よりも圧倒的に小さい。
実験を通して電流値を比較すると、同じ明るさを得ている場合でも、発光ダイオードに流れる電流は豆電球の数十分の一から百分の一程度の非常に小さな値になります。これは発光ダイオードが熱をほとんど出さずに光を出すことができる性質を持っているためです。
福島県公立高校入試(2021)類似

位置エネルギー

Q394 垂直に立てられた定規に沿っておもりをばねばかりで引き上げる際、ばねばかりの示す値が1.5N(ニュートン)であり、そのまま0.4m(メートル)の高さまで持ち上げて静止させた。このとき、おもりが蓄えている位置エネルギーの大きさとして適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
0.6J
物体を持ち上げたときに蓄えられる位置エネルギーの大きさは、その物体を持ち上げるために使った仕事の量(力の大きさ × 移動距離)と等しくなる。この場合、1.5N × 0.4m = 0.6J(ジュール)が、おもりに蓄えられた位置エネルギーとなる。
茨城県公立高校入試(2021)類似

平均の速さの算出

Q395 物体の運動において、途中の速さの変化を無視し、ある区間を一定の速さで移動し続けたと仮定して、移動距離をかかった時間で割って求めた速さを何というか、名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
平均の速さ
物体の速さは刻一刻と変化する場合があるが、特定の区間全体において移動距離を移動にかかった時間で割ることで、その区間を通した全体的な速さを捉えることができる。これを平均の速さと呼ぶ。これに対し、スピードメーターが示すような、ごく短い時間に移動した距離から求められるごく短い時間の速さは瞬間の速さと呼び、区別される。
佐賀県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギーの保存と到達高度

Q396 振り子の支点の真下にあたる場所に釘を固定し、おもりをある高さまで持ち上げて静かに放す実験を行います。おもりが最下点を通過する際、ひもが釘に当たって支点の位置が変化し、おもりは釘を支点として振れました。このとき、おもりが到達する最高点の高さについて正しく述べたものはどれですか。ただし、摩擦や空気の抵抗は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
釘の位置に関わらず、最初に放したときと同じ高さまで到達する
力学的エネルギーの保存が成り立つ環境では、おもりが持つ位置エネルギーと運動エネルギーの総和は常に一定です。ひもが釘に当たって支点の位置が変わっても、おもりが持つエネルギーが失われたり増えたりすることはありません。したがって、おもりが反対側で静止する瞬間(運動エネルギーが0になる瞬間)の位置エネルギーは、最初に放したときの位置エネルギーと等しくなるため、同じ高さまで到達することになります。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

空気中の放射線

Q397 私たちが生活している自然界において、宇宙や大地、建物、さらには空気中の物質などから絶えず放出されている、目に見えないエネルギーの高い粒子や電磁波の総称として適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
放射線
放射線は、宇宙、大地、建物、空気中、さらには食物など、自然界のあらゆる場所から常に放出されています。これらは目に見えませんが、私たちは日常生活の中で常にこれらを浴びながら生活しています。
栃木県公立高校入試(2026)類似

斜面上の分力と傾き

Q398 水平面と、それにつながる傾きの異なる2つの斜面があります。物体をそれぞれの斜面に置いたとき、物体にはたらく重力を「斜面に平行な方向」と「斜面に垂直な方向」の2つの力に分解して考えます。斜面の傾きが大きくなるにつれて、それぞれの分力の大きさはどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面に平行な分力は大きくなり、斜面に垂直な分力は小さくなる。
斜面上にある物体にはたらく重力を分解すると、斜面に平行な分力は物体を滑り降りさせようとする力となり、斜面に垂直な分力は物体を斜面に押し付ける力となります。傾きが大きくなるほど、重力の働く方向が斜面に近づくため、斜面に平行な分力は大きくなります。一方で、斜面を垂直に押す力は弱まるため、斜面に垂直な分力は小さくなります。
群馬県公立高校入試(2022)類似

斜面を下る物体にはたらく力の大きさ

Q399 摩擦のない一定の傾きの斜面を、台車が滑り降りる運動について考えます。台車が斜面を下るにつれて、台車の速さはしだいに速くなっていきますが、このとき台車にはたらき続けている「重力の斜面に沿った方向の分力」について、正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
速さが変化しても、斜面の傾きが変わらなければ、重力の分力の大きさは一定である
物体が加速するのは「一定の大きさの力」がはたらき続けているためです。斜面を下る台車の場合、その力の正体は重力の斜面に沿った方向の分力です。この分力の大きさは、物体の質量と斜面の角度によってのみ決定されます。したがって、斜面の途中で傾斜が変化しない限り、台車が加速して速さが変化したとしても、はたらいている重力の分力の大きさそのものは一定に保たれます。
奈良県公立高校入試(2020)類似

燃料電池システムにおける熱エネルギーの算出

Q400 燃料電池システムでは、燃料のエネルギーを「電気」と「熱」に振り分けて利用します。このとき、1秒あたりの電気の仕事量を示す「ワット」に、使用した時間をかけて算出される、システムから取り出されたエネルギーの総称を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
電気エネルギー
電流が外部へ供給するエネルギーの総量は電気エネルギー(または電力量)と呼ばれます。これは単位時間あたりのエネルギーであるワット(電力)と、時間の積によって決まります。燃料電池はこの電気エネルギーを取り出すと同時に、反応の過程で発生する熱も有効に活用する仕組みを持っています。
群馬県公立高校入試(2022)類似

水平面と斜面における速さの変化

Q401 摩擦のない水平な台上から、一定の角度の斜面を下り、再び水平な床に到達する小球の運動について考えます。このときの経過時間と小球の速さの関係をグラフで表した場合、どのような形になりますか。最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
最初は速さが一定の水平な線で、斜面に入ると一定の割合で速さが増加する右上がりの直線になる
水平な台上では小球に運動方向の力がはたらかないため、速さが変化しない等速直線運動となります。斜面にさしかかると、重力の斜面に沿った下向きの分力が一定の大きさではたらき続けるため、小球は加速し、時間とともに速さが一定の割合で増加します。したがって、グラフは「水平な線」から「右上がりの直線」へと変化します。
山形県公立高校入試(2022)類似

合力

Q402 1つの点にはたらく複数の力を、それらと同じはたらきをする1つの力として表したものを何といいますか。最も適切な名称を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力
複数の力と同じはたらきをする1つの力を合力と呼び、複数の力を合力に書き換えることを力の合成といいます。これとは逆に、1つの力をそれと同じはたらきをする複数の力に分けることを力の分解と呼び、分けられた力を分力といいます。
北海道公立高校入試(2024)類似

仕事率と時間の関係

Q403 一定の大きさの仕事を行うとき、その仕事にかかる時間と仕事率の関係を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事にかかる時間が短いほど仕事率は大きくなり、仕事率は時間に反比例する
仕事率とは、単位時間(1秒間)あたりに行う仕事の量を示す値である。同じ量の仕事を行う場合、その仕事を短時間で完了させるほど、1秒間あたりの仕事の能率は高くなる。この関係を数学的に表現すると、仕事率は仕事にかかった時間に反比例すると言える。
三重県公立高校入試(2019)類似

仕事の原理

Q404 質量400gの重りを1つの動滑車に吊るし、ひもの一端を固定して、もう一端をばねばかりで垂直に引き上げる実験を行った。重りを15cm持ち上げるために、ばねばかりを引く距離と、そのときの手がした仕事の大きさの組み合わせとして正しいものはどれか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとし、滑車の重さや摩擦は考えないものとする。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
引く距離:30cm、仕事:0.6J
動滑車を1個使用する場合、物体を2本のひもで支えることになるため、引き上げるのに必要な力は重りの重さの半分(4N ÷ 2 = 2N)となる。一方で、物体を15cm(0.15m)上昇させるためには、2本のひもをそれぞれ15cmずつ手繰り寄せる必要があるため、手が引く距離は2倍の30cm(0.3m)となる。仕事の量は「2N × 0.3m = 0.6J」となり、直接持ち上げた場合の仕事(4N × 0.15m = 0.6J)と一致する。これは仕事の原理が成立していることを示している。
鹿児島県公立高校入試(2020)類似

位置エネルギーと質量・高さの関係

Q405 斜面上に置いた小球を転がして水平面上の木片に衝突させ、木片が移動した距離を測定する実験を行う。質量20gの小球を高さ10cmの地点から離したとき、木片の移動距離が4.0cmであったとする。同じ装置を用い、小球の質量を20gのままにして、小球を離す高さを20cmに変えた場合、木片の移動距離は何cmになると考えられるか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
8.0cm
木片の移動距離は、衝突した小球が持っていたエネルギーの大きさに比例します。位置エネルギーは物体の高さに比例するため、質量が一定であれば、高さが10cmから20cmへと2倍になったとき、位置エネルギーの大きさも2倍になります。したがって、木片の移動距離も4.0cmの2倍である8.0cmとなります。
青森県公立高校入試(2022)類似

位置エネルギー

Q406 高い位置にある物体が持っているエネルギーの名称として、最も適切なものを選択してください。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
位置エネルギー
物体が、基準となる面から高い位置にあることによって蓄えられるエネルギーを位置エネルギーといいます。このエネルギーは、物体の質量が大きく、基準面からの高さが高いほど大きくなる性質があります。
沖縄県公立高校入試(2021)類似

物体の速さの変化

Q407 物体が自由落下するとき、時間の経過にともなって一定時間ごとの移動距離が増加していく理由を、力の加わり方の観点から説明したものとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
物体の運動の向きに、重力が一定の大きさではたらき続けているから
物体の運動の向きに一定の大きさの力がはたらき続けると、物体の速さは一定の割合で増加します。自由落下においては、物体に重力が一定にはたらき続けるため、時間が経過するほど物体の速さが大きくなり、その結果として一定時間ごとに進む距離も増加します。
島根県公立高校入試(2025)類似

合力

Q408 1つの物体に2つの力がはたらいているとき、それらの力と全く同じはたらきをする、ただ1つの力のことを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力
1つの物体に加わっている複数の力と同じ効果をもたらす、まとめられた1つの力を「合力」と呼びます。これに対し、1つの力をそれと同じはたらきをする複数の力に分けることを「力の分解」と呼び、分けられたそれぞれの力を「分力」と呼びます。
山口県公立高校入試(2022)類似

冷却率推定の計測時間

Q409 アルミニウムの加熱実験において、加熱開始から60秒後に最高温度に達し、その後180秒後に計測を終了しました。このとき、最高温度に達した後の温度変化が直線的に下降している区間を用いて、平均的な冷却率(1秒あたりの温度変化量)を求めたいと考えています。計算の分母となる時間間隔として適切なものは何秒間ですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
120秒間
冷却率を算出するためには、温度が下がり始めた時点から計測を終了した時点までの経過時間を特定する必要があります。最高温度に達した60秒時点から、計測を終了した180秒時点までの差である120秒間を計算に用いることで、安定した区間での平均的な冷却の度合いを正しく導き出すことができます。
佐賀県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギーの保存と到達高度

Q410 摩擦や空気の抵抗が無視できる場合、運動している物体が持つ「運動エネルギー」と、高いところにある物体が持つ「位置エネルギー」の和は、常に一定に保たれます。この法則を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
力学的エネルギーの保存
物体が持つ運動エネルギーと位置エネルギーの合計は「力学的エネルギー」と呼ばれます。摩擦や空気の抵抗によって熱エネルギーなどに変換されない条件においては、運動の過程でそれぞれのエネルギーの割合が変化しても、その総和は常に一定に保たれます。これを力学的エネルギーの保存といいます。
岡山県公立高校入試(2021)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q411 摩擦や空気抵抗がまったくない状態で振り子を運動させるとき、物体がもつ「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の和は、どの地点においても常に一定に保たれます。この法則を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力学的エネルギー保存の法則
摩擦や空気抵抗がない場合、位置エネルギーが減少した分だけ運動エネルギーが増加し、逆に運動エネルギーが減少した分だけ位置エネルギーが増加するため、両者の合計である力学的エネルギーは常に一定に保たれます。これを力学的エネルギー保存の法則と呼びます。単なるエネルギー保存の法則は、熱や電気なども含めたより広い概念を指します。
福島県公立高校入試(2020)類似

慣性の法則

Q412 物体に外部から力がはたらかないとき、または、はたらいている力がつり合っているとき、静止している物体は静止し続け、動いている物体はそのままの速さで一直線上を動き続けようとします。このような物体の性質を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
慣性
物体がそれまでの運動の状態を保とうとする性質を慣性と呼びます。外部からの力が加わらない、あるいは合力が0(つり合いの状態)であるとき、この性質によって物体の運動状態は変化しません。この現象をまとめたものが慣性の法則です。
岡山県公立高校入試(2022)類似

仕事の原理と計算

Q413 動滑車やてこ、斜面などの道具を使って物体を持ち上げる際、道具を使わない場合と比べて仕事の大きさがどうなるかを説明する「仕事の原理」について、正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
道具を使うと小さな力で動かせるようになるが、動かす距離が長くなるため、仕事の大きさは変わらない
道具を利用することで、重い物体を本来の重さよりも小さな力で持ち上げることが可能になりますが、その分、力を加え続ける距離は道具を使わない場合よりも長くなります。仕事は「力 × 距離」で定義されるため、力が小さくなった分だけ距離が長くなり、結果として仕事の総量は変化しません。これを「仕事の原理」と呼びます。
愛知県公立高校入試(2023)類似

等加速度直線運動における移動距離

Q414 1秒間に10回打点する記録タイマーを用いて、斜面を滑り降りる台車の運動を記録した。得られたテープを0.1秒ごとに区切り、各区間の長さを順に測定したところ、1.5cm、2.1cm、2.7cm、3.3cmとなっていた。この運動の規則性から考えて、4つ目の区間の終点である点Dの次、すなわち5つ目の区間(点Dから点Eまで)の長さとして適切な数値はどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
3.9cm
等加速度直線運動において、連続する等時間間隔ごとの移動距離は一定の増加量をもって変化する。提示されたデータでは、2.1 – 1.5 = 0.6、2.7 – 2.1 = 0.6、3.3 – 2.7 = 0.6 となっており、0.1秒ごとに移動距離が0.6cmずつ増えるという規則性がある。したがって、点Dから点Eまでの区間の長さは、直前の3.3cmに増加量の0.6cmを加えた3.9cmとなる。
沖縄県公立高校入試(2019)類似

仕事

Q415 物体に力を加えて、その力の向きに物体を移動させることを仕事という。このとき、仕事の大きさを表す単位として適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
ジュール
理科における仕事の定義は、物体に力を加えてその向きに移動させることを指す。仕事の大きさを算出する際は、力の大きさを表すニュートン(N)と、移動距離を表すメートル(m)を掛け合わせる。この積によって導き出される仕事の大きさの単位は、ジュール(J)で表される。
福岡県公立高校入試(2025)類似

仕事の大きさ

Q416 物体に力を加えて、その力の向きに物体を移動させたとき、その力の大きさと移動距離の積で表される物理量を何というか。また、その大きさを表す際に用いられる単位として正しい組み合わせを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事(単位:ジュール)
物体に力を加えて、その力の向きに物体を動かしたとき、その力の効果を「仕事」と呼びます。仕事の大きさは、力の大きさに移動距離を掛け合わせることで求められ、単位には「ジュール(J)」が用いられます。力の大きさが1Nのとき、その力の向きに物体を1m動かしたときの仕事が1Jと定義されています。
宮城県公立高校入試(2022)類似

物体の質量と斜面方向の分力の関係

Q417 傾きが一定の斜面上に、質量が500gの力学台車と、質量が1000gの力学台車をそれぞれ置きました。このとき、1000gの台車にはたらく「斜面下向きの重力の分力」の大きさは、500gの台車にはたらくものと比較してどのようになりますか。最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
500gの台車にはたらく分力の2倍の大きさになる
同一の斜面において、物体にはたらく重力の大きさは質量に比例します。この重力を斜面に平行な方向と垂直な方向に分解したとき、それぞれの分力の大きさも元の重力の大きさに比例して決まります。したがって、同じ傾きの斜面であれば、斜面下向きの重力の分力は物体の質量に比例するため、質量が2倍になれば分力の大きさも2倍になります。
山形県公立高校入試(2016)類似

重力の向き

Q418 水平な地面に対して一定の角度で傾けたレール(斜面)の上に球を置いたとき、この球にはたらく重力の向きとして正しい記述を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
地面に対して垂直な鉛直下向き
斜面にある物体には、斜面を滑り降りようとする力や、斜面を垂直に押す力が加わりますが、これらは重力を分解した成分です。もともとの力である重力そのものの向きは、斜面の傾きに関わらず常に地球の中心を指す鉛直下向きとなります。
愛媛県公立高校入試(2018)類似

仕事の大きさ

Q419 物体に力を加えてその力の方向に移動させたときの、力の大きさと移動距離の積で表される物理量の名称と、その単位の組み合わせとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事(単位:ジュール)
物体に力を加えてその力の方向に移動させたとき、その力の大きさと移動距離の積を「仕事」と呼びます。単位には「ジュール(記号:J)」が用いられます。力の大きさが1ニュートンで、その力の方向に物体を1メートル動かしたときの仕事が1ジュールと定義されています。
佐賀県公立高校入試(2019)類似

記録タイマーによる速さの変化の解析

Q420 記録タイマーによって記録されたテープを解析する際、打点の間隔を調べることで物体の速さの変化を知ることができる。このように判断できる科学的根拠として、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
記録タイマーは一定の時間間隔ごとに点を打つ性質があり、打点間の距離がその時間内における物体の移動距離を直接表しているから。
速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で求められます。記録タイマーは交流電流の周波数に基づいて、一定の周期(時間)で打点を行う装置です。したがって、打点間の「かかった時間」は常に一定であり、打点間の「移動距離」の変化がそのまま「速さ」の変化を反映することになります。この原理があるため、打点間隔が広がれば速くなり、狭まれば遅くなっていることが分かります。
鳥取県公立高校入試(2022)類似

運動エネルギーと質量および速さの関係

Q421 速さを1.6メートル毎秒に固定し、小球の質量を10グラム、15グラム、25グラムと変えてくいに衝突させる実験を行ったところ、くいの移動距離はそれぞれ0.6センチメートル、0.9センチメートル、1.5センチメートルとなった。この実験結果から導き出される、物体の質量と運動エネルギーの関係を説明したものとして適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
質量が2倍、3倍になると、運動エネルギーも2倍、3倍と比例して大きくなる
実験結果において、質量が10グラムから25グラムへと2.5倍になった際、くいの移動距離(運動エネルギーの大きさの指標)も0.6センチメートルから1.5センチメートルへと2.5倍になっている。このことから、速さが一定であれば運動エネルギーは質量に比例することがわかる。
福井県公立高校入試(2014)類似

動滑車の原理

Q422 動滑車を使用して物体を持ち上げる実験を行った。道具を使わずに物体を直接手で持ち上げる場合と比較して、動滑車を用いた際の特徴を説明したものとして正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
必要な力の大きさは小さくなるが、糸を引く距離が長くなるため、仕事の大きさは変わらない
動滑車などの道具を使っても、使わない場合と比べて仕事の大きさが変わらないことを「仕事の原理」と呼ぶ。動滑車を使用すると、重力を2本の糸で分散して支えるため、引く力は2分の1に軽減される。しかし、その分だけ糸を引く距離が2倍必要となるため、「力 × 距離」で求められる仕事の総量は、直接持ち上げる場合と等しくなる。
高知県公立高校入試(2020)類似

仕事率

Q423 1秒間あたりに行われる仕事の量を何というか。また、その量を表す際に使われる単位の名称として正しい組み合わせを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事率 ― ワット
単位時間あたりに行われる仕事の量は「仕事率」と定義されており、その単位にはワット(記号:W)が用いられる。仕事率を求めることで、どれだけ効率よくエネルギーが消費されたか、あるいは物体にエネルギーを与えたかを知ることができる。
神奈川県公立高校入試(2014)類似

力学的エネルギーの保存

Q424 摩擦のない滑らかな斜面の最も高い位置(地点エー)から、質量1kgの小球を静かに離しました。地点エーでの位置エネルギーが100J、運動エネルギーが0Jであったとき、斜面を転がり落ちて高さが地点エーの半分になった地点ビーにおける「力学的エネルギー」の大きさとして適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
100J
力学的エネルギーの保存の法則が成り立つ場合、運動の途中で位置エネルギーや運動エネルギーのそれぞれの値が変化しても、その和(力学的エネルギー)は変化しません。地点エーでの合計(100J + 0J = 100J)が、高さが半分になった地点ビーにおいてもそのまま保持されるため、力学的エネルギーは100Jとなります。
長崎県公立高校入試(2022)類似

位置エネルギーと高さの関係

Q425 高低差のあるレール上を移動する物体のエネルギーについて考える。基準面からの高さが最も高い地点Dでの位置エネルギーをEとしたとき、地点Dの半分の高さにある地点Cから、同じ高さのまま水平に移動して地点Eに到達するまでの位置エネルギーの変化として正しいものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
地点Cから地点Eまで、1/2 Eの大きさで一定である
位置エネルギーは物体の高さに比例するため、高さが地点Dの半分である地点Cでのエネルギーは1/2 Eとなります。また、地点Cから地点Eの間はレールが水平であり、基準面からの高さが変化しないため、移動している間も位置エネルギーの大きさは変化せず、1/2 Eのまま一定に保たれます。
富山県公立高校入試(2022)類似

運動経路と所要時間の関係

Q426 水平な台の上に、同じ高さのスタート地点と同じ高さのゴール地点をもつ2つのレールを設置しました。レール1はスタートからゴールまで一定の傾きで下り、その後は水平に移動する単純な形状です。レール2はレール1よりも途中でさらに深く沈み込む区間があり、全体の道のりはレール2の方が長くなっています。この2つのレールのスタート地点から同時に小球を静かに離したとき、ゴールに到達するまでの時間と小球の動きについて述べたものとして正しい説明を選んでください。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
レール2は途中で深く沈み込むことで加速される区間があり、平均の速さが大きくなるため、道のりが長くてもレール2の方が先にゴールする。
物体が低い位置へ移動するほど、減少した位置エネルギーが運動エネルギーに変換されるため、小球の速さは大きくなります。レール2はレール1よりも低い位置を通る区間があるため、その分だけ小球が加速され、非常に速い速度で移動する時間が生まれます。この速さの変化による時間短縮の効果が、道のりが長くなったことによる時間増加の影響を上回るため、レール2の方が短時間でゴールに到達します。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

作用反作用の法則

Q427 1つの物体が他の物体に力を及ぼしたとき、同時に相手の物体から、逆向きで同じ大きさの力を受けるという法則を何といいますか。その名称として正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
作用反作用の法則
物体が他の物体に力を加える(作用)と、その相手の物体からも同時に大きさが等しく、向きが反対の力を受けます。この現象を「作用反作用の法則」と呼びます。これら2つの力は、常に異なる2つの物体の間ではたらき合います。
東京都公立高校入試(2022)類似

平均の速さ

Q428 レールの上を運動する小球の様子を、0.1秒間隔で測定した。ある連続した3つの区間(区間8、区間9、区間10)における移動距離を調べたところ、区間8では10.6cm、区間9では9.0cm、区間10では5.6cmであった。この、区間8の開始から区間10の終了までの0.3秒間における、小球の平均の速さは何cm/sか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
84 cm/s
平均の速さは、指定された区間全体の移動距離を、その移動にかかった合計の時間で割ることで算出される。今回のケースでは、0.3秒間の合計の移動距離は 10.6 + 9.0 + 5.6 = 25.2cm である。この合計距離をかかった時間の0.3秒で割ると、25.2 ÷ 0.3 = 84 となるため、平均の速さは 84 cm/s と導き出せる。各区間の速さを単純に合計するのではなく、全移動距離を全時間で割ることが重要である。
岡山県公立高校入試(2022)類似

仕事の原理と計算

Q429 ある物体に12Nの力を一定に加え続けて動かした実験において、記録タイマーを用いて0.1秒ごとの移動距離を測定したところ、連続する5つの区間の長さがそれぞれ0.6cm、1.8cm、3.0cm、4.2cm、5.4cmであった。この5つの区間において、この物体に対して行われた仕事の大きさは何J(ジュール)か。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
1.8J
仕事(J)を求めるためには、物体に加えた力の大きさと移動した全距離を掛け合わせる必要があります。まず全移動距離を計算すると、0.6cm + 1.8cm + 3.0cm + 4.2cm + 5.4cm = 15.0cmとなります。仕事の計算式では距離の単位としてメートル(m)を用いるため、15.0cmを0.15mに変換します。最後に、力の大きさ12Nと距離0.15mを掛ける(12 × 0.15)ことで、仕事の大きさは1.8Jと求められます。単位の変換を忘れて「12 × 15 = 180」としたり、小数点の位置を間違えたりしないよう注意が必要です。
埼玉県公立高校入試(2020)類似

2力の合力とつり合い

Q430 天井から2本の糸で1つのおもりを吊り下げ、おもりが静止している状態について考えます。このとき、おもりに働く下向きの「重力」と、2本の糸がおもりを引く2つの力を合成した「合力」の関係について述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
合力と重力は、大きさが等しく、向きが反対で、一直線上にある。
物体が静止しているとき、その物体に働く全ての力は「つり合い」の状態にあります。2本の糸がおもりを引くそれぞれの力を合わせた「合力」は、おもりに働く「重力」と直接つり合う必要があるため、2つの力(合力と重力)は大きさが等しく、向きが反対で、一直線上にあるというつり合いの条件を満たします。
広島県公立高校入試(2026)類似

重力の分解

Q431 斜面の上に置かれた物体には、地球の中心に向かう向きに重力がはたらいています。この重力を、物体の運動を解析するために「斜面に平行な方向」と「斜面に垂直な方向」の2つの力に分ける操作を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
力の分解
1つの力を、それと同じはたらきをする2つ以上の力に分けることを力の分解といいます。斜面上の物体を扱う場合、物体が斜面を滑り落ちようとする力(平行な分力)と、物体が斜面を垂直に押す力(垂直な分力)に分けることで、現象を理解しやすくなります。
千葉県公立高校入試(2025)類似

振り子の力学的エネルギーの保存

Q432 糸につるした小球を、ある高さの地点まで持ち上げてから静かに放した。小球が最高点から最下点に向かって降下していくとき、小球が持つエネルギーの変化について述べた説明として最も適切なものはどれか。ただし、摩擦や空気の抵抗は無視できるものとする。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
高さが低くなるため位置エネルギーが減少し、速さが増すため運動エネルギーが増加する。
振り子の運動において、小球が降下するときは高さが減少するため位置エネルギーが減少する。一方で、重力によって加速され速さが増すため、減少した位置エネルギーの分だけ運動エネルギーが増加する。これにより、両者の和である力学的エネルギーは保存される。
奈良県公立高校入試(2020)類似

二つの力のなす角と合力の関係

Q433 1つの重りを2本の糸でつるし、その2本の糸の間の角度を60度、90度、120度と広げていったとき、それぞれの糸につないだばねばかりが示す値の変化として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
角度が大きくなるにつれて、ばねばかりの示す値は大きくなる。
2本の糸で重りを支えるとき、それぞれの糸が引く力の「分力」を合わせると、重りの重さとつり合う上向きの「合力」になります。この合力の大きさが一定である場合、2本の糸のなす「角度」が大きくなるほど、平行四辺形の法則により、1本当たりの分力に必要な大きさは大きくなります。実験データでも、角度が広がるにつれてばねののびが大きくなっていることから、力が増していることがわかります。
大阪府公立高校入試(2024)類似

平均の速さ

Q434 一直線上の経路に点A、点B、点Cがこの順に並んでおり、AB間の距離が1.2m、BC間の距離が1.2mである。ある物体が点Aを出発し、点Bを通過して点Cに到達するまでに合計4.0秒かかった。この間の物体の平均の速さは何m/sか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
0.6 m/s
平均の速さは、移動距離の合計を、移動にかかった時間の合計で割ることで求められる。この問題において、点Aから点Cまでの全移動距離は 1.2m + 1.2m = 2.4m である。これを移動にかかった時間の合計である4.0秒で割ると、2.4 ÷ 4.0 = 0.6 となり、平均の速さは0.6 m/sとなる。
栃木県公立高校入試(2022)類似

摩擦力と加速度の関係

Q435 一定の力で物体を引き続けるとき、摩擦力がはたらくことで物体の運動にどのような影響を与えますか。摩擦力と加速度の関係として最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
摩擦力が運動を妨げる向きにはたらくため、物体の速度が変化する割合は小さくなる
加速度とは物体の速さが変化する割合のことです。物体を引く力に対して、逆向きに摩擦力がはたらくと、物体を動かそうとする力の一部が打ち消されます。その結果、物体が加速する度合い、つまり加速度は、摩擦がない場合と比較して小さくなります。
神奈川県公立高校入試(2022)類似

投げ上げた物体の力学的エネルギー保存

Q436 物体を真上に投げ上げたとき、物体が持つ「運動エネルギー」と「位置エネルギー」の合計を何と呼びますか。最も適切な名称を選択してください。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
力学的エネルギー
物体が運動していることによって持つ運動エネルギーと、高い位置にあることによって持つ位置エネルギーの和は、力学的エネルギーと呼ばれます。これらは互いに移り変わることができ、物理現象を解析する上での重要な指標となります。
秋田県公立高校入試(2026)類似

平均の速さ

Q437 1秒間に50回打点する記録タイマーを用い、5打点ごとに切り取った記録テープを左から順に並べたところ、各テープの長さが8cm、10cm、12cm、14cm、16cmであった。この5本のテープが示す全区間における物体の平均の速さは何cm/sか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
120cm/s
1秒間に50回打点するタイマーにおいて、5打点ごとの時間は0.1秒にあたります。5本のテープの合計の長さ(全移動距離)は 8 + 10 + 12 + 14 + 16 = 60cm です。また、テープ5本分の経過時間は 0.1秒 × 5 = 0.5秒 です。平均の速さは「全移動距離 ÷ 全経過時間」で求められるため、60cm ÷ 0.5秒 = 120cm/s となります。
静岡県公立高校入試(2025)類似

力の合成と平衡

Q438 方眼紙上の1点Pを作用点として、真下に引く重力、糸aが引く力、糸bが引く力の3つの力がはたらき、点Pが静止しています。糸aの力は点Pから「左に2マス、上に2マス」進んだ対角線の向きにはたらいているとき、点Pにおける「重力」と「糸aと糸bを合わせた合力」の関係について述べたものとして、適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
重力と、糸a・bの合力は、大きさが等しく向きが反対で、一直線上にある。
物体が静止しているとき、その点にはたらくすべての力の合計(合力)は0になります。この状態を力のつり合いと呼びます。本問では、重力という1つの力と、糸a・糸bという2つの力の合力がつり合っていると考えます。したがって、糸aと糸bの合力は、重力を打ち消すために「重力と同じ大きさ」で「真上(重力と反対向き)」にはたらき、かつ「同一線上」にある必要があります。
静岡県公立高校入試(2020)類似

エネルギー変換効率

Q439 消費電力40Wの白熱電球(エネルギー変換効率10%)と、消費電力4.8WのLED電球(エネルギー変換効率30%)の性質を比較した説明として、適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
LED電球は白熱電球に比べてエネルギー変換効率が高いため、少ない電気エネルギーで効率よく光を得ることができる。
エネルギー変換効率が高いほど、供給された電気エネルギーを無駄なく目的のエネルギー(この場合は光)に変換できることを意味します。LED電球は白熱電球に比べて効率が高いため、少ない消費電力で実用的な光を得ることが可能です。一方、効率の低い白熱電球は、光にならなかった多くのエネルギーが熱エネルギーとして放出されるため、使用中に高温になります。
東京都公立高校入試(2019)類似

下降時のエネルギー変換

Q440 糸につるした小球を最高点から静かに離し、最下点に向かって運動させる実験を行いました。このとき、一定時間ごとの小球の移動距離を記録したところ、時間の経過とともに移動距離の間隔が次第に広くなりました。この現象におけるエネルギーの変換について、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体の高さが低くなることで位置エネルギーが減少し、その分が運動エネルギーとなって増加している
物体が下降する運動においては、地面からの高さが減少するため位置エネルギーが減少します。これと同時に、小球の移動距離の間隔が広くなっていることから速さが増していることが分かります。摩擦や空気の抵抗を無視できる場合、減少した位置エネルギーが運動エネルギーに変換されるため、運動エネルギーが増加します。
青森県公立高校入試(2025)類似

仕事の原理

Q441 動滑車を用いて物体を引き上げる装置において、直接手で物体を持ち上げる場合と比較したときの説明として、仕事の原理に基づいた正しい記述はどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
小さな力の大きさで持ち上げることができるが、ひもを引く移動距離が長くなるため、仕事の大きさは変わらない。
動滑車を利用する最大の利点は、物体を支えるひもの数が増えることで、1本のひもにかかる力の大きさを減らせることにある。しかし、仕事の原理により、得をした力の分だけ、ひもを引く移動距離を増やさなければならない。結果として、エネルギーの総量である仕事の大きさ自体を減らすことはできない。
岡山県公立高校入試(2017)類似

再生可能エネルギー

Q442 太陽光発電や風力発電を導入する主な目的として、環境への影響の観点から最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発電時に二酸化炭素をほとんど排出しないため、地球温暖化の抑制に貢献する。
再生可能エネルギーを用いた発電は、石炭や石油を燃焼させる火力発電とは異なり、発電の過程で二酸化炭素をほとんど排出しないという大きな利点があります。これにより、地球温暖化の主な原因とされる温室効果ガスの削減に直接つながるため、環境に優しいエネルギー源として期待されています。
佐賀県公立高校入試(2023)類似

運動エネルギーの最大点

Q443 振り子の重りを高い位置から静かに放すと、重りは最下点を通過し、反対側の同じ高さにある最高点まで到達した。この一連の運動において、重りの「速さ」と「運動エネルギー」の変化の関係について正しく述べたものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
最下点に向かって速さが増していき、最下点を通過する瞬間に運動エネルギーが最大になる。
物体の運動エネルギーの大きさは、物体の質量と速さによって決まる。振り子の運動において、重りが降下する間は重力によって加速され続けるため、最も低い位置である最下点で速さが最大となる。このため、速さに依存する運動エネルギーも、最下点を通過する瞬間に最大の値をとることになる。
福岡県公立高校入試(2023)類似

斜面の傾きと加速度

Q444 一定の高さにある点Eから台車を静かに離し、斜面の下端である点Dまで滑らせる実験を行います。斜面の傾きを、標準的な状態よりも小さく設定し直して同じ実験を行ったとき、台車が点Eから点Dに到達するまでの時間と、台車に働く斜面に平行な力の大きさは、傾きを小さくする前と比べてそれぞれどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
到達するまでの時間は長くなり、斜面に平行な力の大きさは小さくなる。
斜面の傾きを小さくすると、物体に働く重力のうち、斜面に平行な方向の分力が小さくなります。この力が小さくなることで、物体の速度が変化する割合である加速度も小さくなるため、同じ高さから下端まで移動するのにかかる時間は長くなります。
三重県公立高校入試(2018)類似

空走距離の算出

Q445 自動車や自転車の運転者が、前方の危険を察知してから、実際にブレーキが効き始めるまでの間に進む距離を何というか。その名称を答えなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
空走距離
人間が刺激を感知してから体が反応するまでには「反応時間」と呼ばれるわずかな時間がかかる。この反応時間内に、移動体がそれまでの速度のまま進んでしまう距離を空走距離と呼ぶ。これに対し、ブレーキが作動してから停止するまでに進む距離を制動距離といい、これら2つを合計したものが停止距離である。
京都府公立高校入試(2018)類似

仕事の原理

Q446 動滑車を使用して重い荷物を持ち上げる実験を行った。道具を使わずに手で直接持ち上げた場合と比較したとき、動滑車を用いたときの結果について述べた説明として最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
必要な力は半分になるが、引く距離が2倍になるため、仕事の大きさは変わらない。
動滑車を用いた実験では、物体を支える力が分散されるため、引き上げるのに必要な力は直接持ち上げる時の半分(1/2倍)となる。しかし、物体が上昇する距離に対して、糸を引く長さは2倍必要になる。仕事量は「力 × 距離」で定義されるため、(1/2倍の力)×(2倍の距離)によって、仕事の総量は道具を使用しない場合と等しくなる。
東京都公立高校入試(2017)類似

等加速度直線運動

Q447 一定の傾きの斜面を物体がすべり落ちるとき、物体の速さは時間に比例して増加し、一直線上を進みます。このような運動の名称として最も適切なものを選択してください。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等加速度直線運動
斜面を下る物体には、進行方向に重力の分力が一定の大きさで働き続けるため、速さが一定の割合で増加します。このように、加速度が一定で一直線上を進む運動を等加速度直線運動と呼びます。物体の速さは経過した時間に比例する関係にあります。
群馬県公立高校入試(2022)類似

運動エネルギーの最大点

Q448 小球を斜面上の高い位置から静かに離して転がし、斜面を下りきって水平な面上にある点Rを通過させる実験を行います。摩擦や空気の抵抗を無視できる場合、小球の運動エネルギーが最大となるのはどの地点を通過する時ですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
経路中で最も低い位置にある点R
物体が斜面を下る際、重力による位置エネルギーが運動エネルギーに移り変わります。摩擦などが無視できる場合、位置エネルギーと運動エネルギーの和である力学的エネルギーは一定に保たれます。したがって、位置エネルギーが最小となる「最も低い地点」において、運動エネルギーは最大となります。
神奈川県公立高校入試(2025)類似

斜面上の物体にはたらく力の関係

Q449 斜面を滑り落ちる物体の運動において、物体の速度を変化させている直接の原因となる力として正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
重力を分解したとき、斜面に平行な方向にはたらく分力。
斜面上にある物体には垂直下向きに重力がはたらいていますが、これを斜面に平行な方向と垂直な方向に分解すると、斜面に平行な方向の分力が残ります。垂直な方向の力は垂直抗力と打ち消し合いますが、平行な方向には運動を妨げる力が存在しないため、この分力が物体を加速させる力(合力)として働き続けます。傾きが一定であれば、この分力の大きさは物体がどの位置にあっても常に一定です。
山梨県公立高校入試(2016)類似

エネルギーの変換と保存

Q450 電気エネルギーをモーターに供給して物体を動かすとき、入力した電気エネルギーのすべてが物体の運動エネルギーに変わるわけではありません。このとき、運動エネルギー以外の形となって周囲に放出される主なエネルギーの組み合わせとして、適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
熱エネルギーと音エネルギー
エネルギーが変換される過程では、摩擦や空気抵抗などによって、一部が目的以外のエネルギーに変換されてしまう。モーターの場合、回転部での摩擦などによって熱が発生したり、振動によって音が発生したりするため、これらが周囲に放出される主なエネルギーとなる。
神奈川県公立高校入試(2025)類似

高さと水平面上の速さの関係

Q451 水平面とつながっている、傾きが30度の斜面と60度の斜面があります。摩擦や空気の抵抗はないものとし、それぞれの斜面の「水平面から30cmの高さ」にある地点から、同じ小球を同時に静かに離しました。小球がそれぞれの斜面を下りきって水平面に達したときの速さの関係について、正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
どちらの斜面を下った場合も、水平面での速さは同じになる。
斜面の角度が急なほど、物体にはたらく斜面方向の重力の分力は大きくなり加速度は増しますが、移動距離は短くなります。一方で角度が緩やかなほど加速度は小さくなりますが、移動距離は長くなります。これらが互いに打ち消し合う形となり、最終的に水平面で得られる速さは、開始地点の高さが同じであれば、角度に関わらず一定となります。
埼玉県公立高校入試(2025)類似

慣性の法則

Q452 一直線上を一定の速さで走っている電車の中で、糸で吊るしたおもりが真下に静止している状態を考えます。電車が急ブレーキをかけて減速したとき、車内にいる観察者から見ておもりはどの方向に動くと予想されますか。理由とともに最も適切なものを選んでください。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
慣性により、進行方向の前方に振れる
運動している物体は、慣性によってそれまでの運動の状態(速さと向き)を保とうとします。電車が減速しても、吊るされたおもりは元の速さで進み続けようとするため、電車の進行方向に対して前方に投げ出されるように振れることになります。
岩手県公立高校入試(2024)類似

平均の速さ

Q453 物体が移動した全道のりを、その移動にかかった時間で割って求められる、途中の速さの変化を無視して一定の速さで移動し続けたと仮定したときの速さを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
平均の速さ
ある区間を移動した距離を、その移動にかかった時間で割ることで算出される物体の速さを平均の速さと呼びます。これに対し、スピードメーターが示すようなごく短い時間に移動した距離から求める速さを瞬間の速さと呼び、区別されます。
大分県公立高校入試(2020)類似

水平面上の物体にはたらく垂直抗力

Q454 水平な机の面上に、ある物体が静止している。この物体にはたらく重力の大きさをFとしたとき、物体が机の面から受ける垂直抗力の大きさと向きについて述べたものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
大きさはFと等しく、向きは鉛直上向きである
水平な面の上で物体が静止しているとき、鉛直下向きの重力と、面が物体を真上に押し返す垂直抗力は「つり合い」の関係にあります。つり合っている2つの力は、大きさが等しく、向きが反対であるという性質を持つため、垂直抗力の大きさは重力Fと等しくなり、向きは重力と反対の鉛直上向きとなります。
岩手県公立高校入試(2022)類似

仕事率の算出

Q455 1秒間あたりに行う仕事の大きさを表す量を何というか。また、その量を求めるための計算式と単位の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事率といい、仕事の大きさ(J)を時間(s)で割って求め、単位にはW(ワット)を用いる。
単位時間(1秒間)あたりに行う仕事の量を仕事率と呼びます。仕事率を算出するには、物体に対して行った仕事の大きさ(J)を、その仕事に要した時間(s)で割ります。このとき用いられる単位はW(ワット)であり、1Wは1秒間に1Jの仕事をしたときの仕事率を表します。
山形県公立高校入試(2017)類似

道具の重さを考慮した仕事の大きさの比較

Q456 ある物体を1.60Nの力で真上に0.1m引き上げた実験と、動滑車を用いて同じ物体を0.1m引き上げるために、ひもを0.94Nの力で0.2m引いた実験を行いました。それぞれの仕事の大きさを比較した説明として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
物体を直接引き上げた仕事は0.16J、動滑車を使った仕事は0.188Jとなり、動滑車の重さを持ち上げる仕事が必要なため、動滑車を使ったときの仕事の大きさが増加する。
仕事の大きさは「力の大きさ(N) × 力の向きに動かした距離(m)」で求められます。物体を直接引き上げた場合は 1.60N × 0.1m = 0.16J となり、動滑車を用いた場合は 0.94N × 0.2m = 0.188J となります。この数値の差は、物体と一緒に動滑車そのものを持ち上げているために生じます。動滑車に重さがある場合、その道具自体を持ち上げるための仕事が加算されるため、手が行う全体の仕事の大きさは増加します。
愛媛県公立高校入試(2017)類似

高さと運動エネルギーの関係

Q457 摩擦のない2つの異なる傾斜を持つ斜面を用意し、同じ高さの地点からそれぞれ台車を静かに離して滑らせる実験を行いました。台車が斜面を下りきって水平面に達したときの速さを比較した結果として、正しいものを次のうちから選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
斜面の傾きに関わらず、水平面に達したときの速さは等しくなる。
摩擦や空気の抵抗が無視できる場合、物体がもつ位置エネルギーと運動エネルギーの和である力学的エネルギーは一定に保たれます。台車を離す高さが同じであれば、水平面に達するまでに減少する位置エネルギーの量は等しくなるため、増加する運動エネルギーの量も等しくなります。したがって、斜面の傾き(角度)や移動距離に関わらず、水平面に達したときの速さは等しくなります。
石川県公立高校入試(2021)類似

力のつり合いと大きさの関係

Q458 おもりが複数の糸でつるされ、空中で静止している状態について説明した次の文の空欄にあてはまる用語の組み合わせとして正しいものはどれか。「おもりが動かずに止まっているとき、おもりにはたらく複数の力は( X )の状態にある。このとき、糸がおもりを引く( Y )の合力は、おもりにはたらく( Z )と大きさが等しく、向きが反対になっている。」
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
X:力のつり合い、Y:張力、Z:重力
物体に複数の力がはたらいていても物体が動かないとき、それらの力は「力のつり合い」の関係にあります。糸が物体を引く力を「張力」と呼び、地球が物体を真下に引く力を「重力」と呼びます。複数の糸で吊るされたおもりが静止している場合、各糸の張力を合成した力(合力)が重力とつり合っています。
岡山県公立高校入試(2025)類似

慣性の法則

Q459 一定の速さで直線道路を走行しているバスが、急ブレーキをかけて停車しようとしたとき、車内の手すりにつかまっていない乗客の体が進行方向へ倒れそうになりました。この現象が起こる理由として正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
乗客の体が、それまでの運動の状態を維持しようとして等速直線運動を続けようとするため
物体には、外部から力が加わらない限りその時の運動の状態を保とうとする「慣性」があります。バスが急ブレーキによって減速しても、乗客の体はそれまでの「等速直線運動」を続けようとするため、バスの動きに対して相対的に前方へ放り出されるような動きになります。これは何らかの力が前向きにはたらいた結果ではなく、運動の状態を維持しようとする性質によるものです。
岡山県公立高校入試(2017)類似

斜面の傾きと力の関係

Q460 斜面を滑り下りる台車の運動について、斜面の傾斜角をより大きくして実験を行った場合の結果と、その理由の組み合わせとして正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力の斜面方向の分力が大きくなるため、速さが変化する割合は大きくなる。
斜面の傾斜角を大きくすると、物体を斜面下向きに引っぱる力である「重力の斜面方向の分力」が大きくなります。物体にはたらく力が大きくなると、単位時間あたりの速さの変化、すなわち「速さが変化する割合」も大きくなるため、台車はより急激に速さを増しながら運動することになります。
大分県公立高校入試(2020)類似

摩擦力がする仕事の計算

Q461 物体に摩擦力がはたらき、その力の向きに物体が一定の距離を移動したとき、摩擦力の大きさと移動した距離の積によって求められる、単位にジュール(J)を用いる物理量を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
仕事
物体に力を加えてその向きに移動させたとき、その力の大きさと移動距離の積を仕事と呼びます。摩擦力がはたらいている状況において、物体がその力に抗って、あるいはその力の影響で移動した際も、摩擦力の大きさと距離の積によって「摩擦力がした仕事」または「摩擦力に逆らってした仕事」を求めることができます。
滋賀県公立高校入試(2016)類似

電気エネルギーから熱エネルギーへの変換

Q462 電熱線などの抵抗器に電流を流すと、抵抗器が熱を帯びる現象が見られます。このように、電気のもつエネルギーが別の形態のエネルギーに変わることを何といいますか。最も適切な名称を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
電気エネルギーから熱エネルギーへの変換
抵抗器に電流が流れると、電気エネルギーが消費されて熱が発生します。この現象はエネルギーの形態が変化したものであり、電気エネルギーが熱エネルギーに置き換わる過程を指します。
沖縄県公立高校入試(2018)類似

斜面上の重力の分力と水平面での力の大きさ

Q463 摩擦のない一定の傾きをもつ斜面上に小球を置き、静かに手をはなして転がしたとき、小球が斜面上を移動している間に受ける「重力の斜面に平行な方向の分力」の大きさの変化について、正しく述べているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
小球の位置や速さに関係なく、分力の大きさは常に一定である
斜面の傾きが一定であれば、物体にはたらく重力の大きさと、その重力を分解する方向(斜面に平行な方向と垂直な方向)の角度の関係は変化しません。したがって、物体が斜面上のどの位置にあっても、また加速して速さがどのように変化しても、重力の斜面に平行な分力の大きさは常に一定となります。
愛知県公立高校入試(2015)類似

エネルギーの比例関係を用いた仕事量の算出

Q464 斜面を滑り降りる台車が定規に衝突して静止するまでの間に、台車が定規を押し動かす「仕事の大きさ」と、台車の条件(質量および高さ)との関係について正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
仕事の大きさは、台車の質量と高さの積に比例関係がある。
高い位置にある物体が持つエネルギー(位置エネルギー)は、物体の質量が大きいほど、また位置が高いほど大きくなります。実験において定規を動かす仕事の大きさは、これら2つの要素を掛け合わせた積の値と一定の比例関係にあるため、質量または高さのいずれかが2倍になれば仕事も2倍になり、両方が2倍になれば仕事は4倍になります。
山形県公立高校入試(2023)類似

慣性の法則

Q465 水が入った容器を電子てんびんの上に置き、スタンドに固定されたばねにおもりをつるして、おもりを水中に完全に沈めて静止させた。このとき、おもりには「重力」「浮力」「ばねがおもりを引く力」の3つの力がはたらいている。おもりがこのまま静止し続けている理由を、力の関係性から説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
おもりにはたらく重力、浮力、ばねが引く力の3つの力がつり合っているため
物体が静止し続けるのは、慣性の法則により、物体にはたらく力の合力が0(つり合いの状態)であるためです。この実験設定では、下向きの重力と、上向きの浮力およびばねの弾性力の合計が一致しているため、おもりはその場に静止し続けます。
福島県公立高校入試(2022)類似

力の合成

Q466 同じ1点にはたらく、向きの異なる2つの力があるとき、その合力の大きさと向きを求める法則について説明した文として、適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
2つの力を隣り合う2辺とする平行四辺形をつくったとき、その対角線が合力となる
同じ点から出発する向きの異なる2つの力がある場合、それらを隣り合う2辺に見立てて平行四辺形を作図します。このとき、2つの力が接する点から引いた対角線が、これら2つの力を合成した合力を表します。これを平行四辺形の法則と呼びます。2つの力のなす角度が大きくなるほど、対角線の長さは短くなるため、合力の大きさは小さくなります。
長崎県公立高校入試(2022)類似

エネルギーと質量の比例関係

Q467 斜面の高さ10cmの地点から質量20gの小球を転がして、水平面にある木片に衝突させたところ、木片は6cm移動しました。次に、同じ斜面の高さ10cmの地点から、質量を50gに変更した小球を転がして木片に衝突させた場合、木片の移動距離は何cmになると考えられますか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
15cm
小球を放す高さが一定である場合、小球が持つエネルギーは質量に比例します。また、木片の移動距離は小球が木片に対して行った仕事の量に比例するため、移動距離は質量に比例することになります。今回のケースでは、小球の質量が20gから50gへと2.5倍(50 ÷ 20 = 2.5)になっているため、木片の移動距離も6cmの2.5倍である15cmとなります。
兵庫県公立高校入試(2018)類似

斜面での力

Q468 ある物体を斜面に沿って引き上げるとき、物体に対して行った仕事の大きさが60J(ジュール)であり、物体が移動した斜面の長さが5mであった。このとき、物体を斜面に沿って引き上げるために加えた力の大きさは何ニュートン(N)か求めなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
12 N
仕事の大きさ(J)は、「力の大きさ(N)×力の向きに動かした距離(m)」という関係で表される。斜面を用いた場合でもこの原理は成立するため、斜面に沿って物体を引く力の大きさは、仕事の総量を斜面の長さで割ることで算出できる。本問では 60J ÷ 5m = 12N となる。単位が仕事の単位であるJ(ジュール)ではなく、力の単位であるニュートン(N)になる点に注意が必要である。
埼玉県公立高校入試(2014)類似

等加速度直線運動における移動距離の算出

Q469 記録タイマーを用いて、斜面を下る台車の運動を0.1秒(5打点)ごとに記録テープに記録した。1本目から6本目までのテープの長さが、1.2cm、3.6cm、6.0cm、8.4cm、10.8cm、13.2cmと、2.4cmずつ規則的に増加しているとき、この台車の運動について述べた文として最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
台車の速さが一定の割合で大きくなっている
一定の時間(この場合は0.1秒間)ごとの移動距離が一定の割合(2.4cmずつ)で増加していることは、台車の速さが一定の割合で増加していることを示している。斜面を下る台車には、重力の斜面に平行な分力が常に一定の大きさで働き続けるため、このような等加速度直線運動を行うことになる。
鹿児島県公立高校入試(2022)類似

慣性の法則

Q470 物体に外部から力がはたらかないとき、または物体にはたらく力がつり合っているとき、静止している物体は静止し続け、動いている物体はそのときの速さで一直線上を動き続ける性質を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
慣性
物体が現在の運動状態を保とうとする性質を慣性と呼び、この原理を慣性の法則といいます。力がはたらかない、あるいは力がつり合っている場合には、加速度が生じないため運動状態が変化しません。
静岡県公立高校入試(2015)類似

火力発電におけるエネルギー変換とタービンの回転

Q471 火力発電において、燃料がもつエネルギーが電気エネルギーに変換されるまでの過程として、エネルギーの移り変わりの順序が正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
化学エネルギー → 熱エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー
燃料である石炭や天然ガスなどは、燃焼という化学変化によって取り出せる「化学エネルギー」を持っています。これを燃やして「熱エネルギー」を発生させ、その熱で水を沸騰させて高温・高圧の蒸気を作ります。この蒸気が「タービン」を回すことで「運動エネルギー」へと変換され、最終的に発電機によって電気エネルギーが得られます。
宮城県公立高校入試(2023)類似

水平面における等速直線運動の速さ

Q472 摩擦のない水平面上を運動する小球のように、物体に運動方向の力がはたらかないとき、物体が一定の速さで一直線上を動く運動を何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
等速直線運動
物体に運動方向の力がはたらかない、あるいは力がつり合っているとき、慣性の法則によって、動いている物体はそのままの速さで一直線上を動き続けます。この現象を等速直線運動と呼び、時間とともに移動距離が一定の割合で増加するのが特徴です。
長崎県公立高校入試(2018)類似

重力の分解

Q473 傾いたレールの上に置かれた小球に、真下に向かって重力がはたらいています。この重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つの力に分けるとき、作図によってそれぞれの分力を正しく求めるための手順はどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
重力の矢印を対角線とし、斜面に平行な方向と垂直な方向を2辺とする平行四辺形(長方形)をつくる。
平行四辺形の法則により、もとの力(重力)を対角線とするような平行四辺形を、分力を求めたい2つの方向を辺として描くことで、それぞれの分力の大きさと向きを求めることができます。斜面に対して「平行」と「垂直」の方向は互いに直角であるため、この場合の平行四辺形は長方形となります。
石川県公立高校入試(2019)類似

作用・反作用の法則

Q474 1つの物体が他の物体に力を及ぼすとき、必ず同時にもう一方の物体からも、大きさが等しく向きが反対の力を受けるという法則を何というか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
作用・反作用の法則
1つの物体が他の物体に力を加える「作用」に対し、必ず同時にもう一方の物体からも大きさが等しく向きが反対の力を受ける「反作用」が生じる。この一連の決まりを作用・反作用の法則と呼ぶ。
鳥取県公立高校入試(2026)類似

移動距離の算出

Q475 物体が一定の速さで運動し続けるとき、その「移動距離」と「速さ」および「時間」の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
移動距離は、速さに移動にかかった時間を掛け合わせることで求められる
物体が一定の速さで動く場合、単位時間あたりに進む距離(速さ)に、運動した合計の時間を掛けることで、全体の移動距離を算出することができるという物理的な定義に基づいています。
秋田県公立高校入試(2023)類似

バイオマス燃料の化学エネルギー

Q476 生物資源であるバイオマスを燃料として利用するバイオマス発電では、燃料となる物質がもともと内部に蓄えているエネルギーを燃焼によって取り出します。このように、物質そのものが内部に蓄えており、燃焼などの化学変化によって熱や光などの他のエネルギーに変換することができるエネルギーを何といいますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
化学エネルギー
植物などの生物資源(バイオマス)は、光合成によって太陽の光エネルギーを物質の形に変換して蓄えています。この物質の結びつきの中に蓄えられたエネルギーは、燃焼という化学変化を経ることで、熱や光といった別の形態のエネルギーとして取り出すことができるため、化学エネルギーに分類されます。燃焼した後に発生する熱そのものと混同しないよう注意が必要です。
奈良県公立高校入試(2015)類似

重力の斜面方向と垂直方向への分解

Q477 水平な面とのなす角度を大きくすることができる可動式の斜面の上に、物体を置きました。斜面の角度を次第に大きくしていくとき、物体に働く重力の「斜面に平行な方向の分力」と「斜面に垂直な方向の分力」の大きさは、それぞれどのように変化しますか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
斜面に平行な方向の分力は大きくなり、斜面に垂直な方向の分力は小さくなる
斜面の角度が大きくなると、重力の矢印を対角線とする長方形の形が変化します。角度が急になるほど、重力の矢印の向きが相対的に斜面へと近づく(平行に近くなる)ため、斜面を滑り降りようとする「斜面に平行な方向の分力」は大きくなります。一方で、斜面を押しつける働きをする「斜面に垂直な方向の分力」は、重力の向きから遠ざかるため、小さくなります。
北海道公立高校入試(2016)類似

合力

Q478 1つの物体に2つの力がはたらいているとき、それらの力と同じはたらきをする1つの力に置き換えることを力の合成といいます。このように、複数の力をまとめた1つの力のことを何と呼びますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
合力
複数の力と同じはたらきをする1つの力を合力といい、合力を求めることを力の合成といいます。反対に、1つの力をこれと同じはたらきをする複数の力に分けることを分解といい、分けられた力を分力といいます。
愛媛県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギー保存の法則

Q479 摩擦のない斜面上の点Aに置かれた質量1kgの台車が、10Jの位置エネルギーを持っているとします。点Aから台車を静かに離し、斜面を滑り落ちて点Bを通過したとき、台車の運動エネルギーは4Jでした。このときの点Bにおける台車の位置エネルギーと、点A・点Bそれぞれの地点での力学的エネルギーの関係として正しい説明はどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
点Bの位置エネルギーは6Jであり、力学的エネルギーは点Aと点Bで等しい。
力学的エネルギー保存の法則により、摩擦や空気抵抗がなければ、位置エネルギーと運動エネルギーの和は常に一定となります。点Aでの力学的エネルギーは「10J(位置)+ 0J(運動)= 10J」です。点Bでもこの総和は10Jに保たれるため、運動エネルギーが4Jであれば、位置エネルギーは「10J - 4J = 6J」となります。
石川県公立高校入試(2022)類似

等速直線運動

Q480 斜面を転がり落ちた小球が、その先に続く水平なレールの上を移動しています。摩擦や空気の抵抗を無視できるものとしたとき、この水平なレール上における小球の運動の様子を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
速さと進む向きが、ともに一定のまま保たれる
水平なレールの上では、小球にはたらく重力とレールからの垂直抗力がつり合っています。運動の向きには力が加わらないため、小球は等速直線運動を行います。等速直線運動では、速さが一定であり、かつ進む向きも変化しません。
群馬県公立高校入試(2021)類似

仕事の大きさの計算

Q481 理科(物理)における「仕事」の定義とその単位に関する説明として、正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体に1Nの力を加えて、その力の向きに1m移動させたときの仕事の大きさが1ジュールである。
仕事とは、物体に加えた力の大きさと、力の向きに移動させた距離の積で表される量です。単位にはジュール(J)が用いられます。力の単位であるニュートン(N)と、距離の単位であるメートル(m)を用い、1Nの力で1m動かしたときの仕事が1Jと定義されています。
富山県公立高校入試(2019)類似

垂直抗力の変化

Q482 床の上に置かれた物体を真上に引き上げる際、引き上げる力を大きくしていくと、床が物体を支える力である垂直抗力は次第に減少していく。この現象が起こる理由を、物体にはたらく力の関係から説明したものとして最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
上向きの引き上げる力と垂直抗力の合計が、下向きの重力とつり合っているため、引き上げる力が大きくなるほど垂直抗力は小さくて済むから。
静止している物体にはたらく力はつり合っています。この場合、下向きの「重力」と、上向きの「引き上げる力」および「垂直抗力」の合計がつり合っています。重力の大きさは一定であるため、引き上げる力を大きくすると、もう一方の上向きの力である垂直抗力がその分だけ小さくなることで、力のつり合いが維持されます。最終的に引き上げる力が重力を支えきれる大きさに達したとき、床が支える力(垂直抗力)は不要になり、0になります。
群馬県公立高校入試(2023)類似

仕事の原理

Q483 滑車などの道具を用いて仕事を行う際、人間が得られる利点と、その背景にある「仕事の原理」の関係について正しく述べたものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
道具を使うと、加える力の大きさを小さくできるが、仕事全体の量は変わらない。
道具を用いる主な目的は、人間が一度に出さなければならない力の負担を軽減することにあります。しかし、仕事の定義は力と距離の積であるため、力が半分になれば動かす距離は2倍になり、力が3分の1になれば距離は3倍になります。このように、道具によって力の大きさや動かす向きを変えることはできても、仕事の大きさ自体を減らすことはできないという法則を仕事の原理といいます。
東京都公立高校入試(2015)類似

仕事の大きさとエネルギーの変換

Q484 理科における「仕事」の定義について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
物体に力を加え、その力の向きに物体を移動させたとき、力と移動距離の積で表される量
理科における仕事とは、物体に力を加えて、その力の向きに物体を移動させた状態を指す。その大きさは、加えた力(ニュートン)と移動した距離(メートル)の積で定義され、単位にはジュールが用いられる。移動距離がゼロの場合や、力の向きと移動の向きが垂直である場合は、仕事の大きさはゼロとなる。
秋田県公立高校入試(2026)類似

斜面上の物体にはたらく重力の分力

Q485 斜面上に置かれた物体にはたらく重力を、斜面に平行な方向と斜面に垂直な方向の2つに分けたとき、それぞれの力を何と呼びますか。また、斜面の傾きを一定に保ったまま物体を斜面上方へ移動させたとき、斜面に平行な方向の力の大きさはどうなりますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
分力と呼び、物体の位置に関わらず大きさは一定である
1つの力を特定の方向にはたらく複数の力に分けたものを分力と呼びます。斜面上の物体にはたらく重力の分力のうち、斜面に平行な下向きの力の大きさは、斜面の傾き(角度)によって決定されます。したがって、傾きが一定である限り、物体が斜面のどの位置にあっても、その力の大きさは一定に保たれます。
愛媛県公立高校入試(2018)類似

仕事率から求める力

Q486 滑車を用いて重りを引き上げる実験において、仕事率(ワット)を算出する方法について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
糸を引く力の大きさと、糸を引く速さを掛け合わせる
仕事率は「単位時間あたりに行う仕事の割合」を指し、式では「仕事÷時間」で表されます。仕事は「力×距離」であるため、仕事率は「(力×距離)÷時間」と書き換えることができます。ここで「距離÷時間」は速さを意味するため、物体に加えている力の大きさと、その力が働いている方向に動く速さを掛け合わせることで仕事率を求めることができます。ニュートン(力)とメートル毎秒(速さ)の積が、そのままワット(仕事率)に対応します。
沖縄県公立高校入試(2014)類似

重力の大きさと質量の関係

Q487 物体に地球などの天体がはたらきかける引力のことを重力といいます。この「重力」の大きさと、物体の「質量」との関係について述べたものとして、最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
重力の大きさは、物体の質量に比例する。
物体にはたらく重力の大きさは、その物体の質量に比例するという性質があります。例えば、質量が2倍、3倍になると、それに応じてはたらく重力の大きさも2倍、3倍になります。この関係により、質量から重力を、または重力から質量を導き出すことが可能になります。
三重県公立高校入試(2019)類似

仕事率の算出

Q488 ある物体を一定の速さで引き上げる際、動滑車を使用して引き上げる場合と、定滑車を使用して直接引き上げる場合を比較したとき、仕事率に関する記述として正しいものはどれですか。ただし、どちらの場合も物体を引き上げる速さは同じであり、滑車の質量や摩擦は無視できるものとします。
運動とエネルギー ★★★★ 難問 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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物体を引き上げる速さが同じであれば、どちらの方法でも仕事率は等しい。
仕事の原理により、動滑車を使っても定滑車を使っても、特定の高さまで物体を引き上げるのに必要な仕事の総量は変わりません。今回の条件では、物体を「同じ速さ」で引き上げているため、同じ高さに到達するまでにかかる時間も同じになります。仕事の量と時間の両方が等しいため、算出される仕事率(J÷s)はどちらの装置を用いても同じ値になります。
岐阜県公立高校入試(2021)類似

電気エネルギーから熱エネルギーへの変換

Q489 アイロンや電気ストーブなどの電化製品を使用する際、これらの器具の内部で行われているエネルギーの変換として最も適切なものはどれですか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
電気エネルギーから熱エネルギーへの変換
アイロンや電気ストーブは、供給された電気を利用して温度を上げ、その熱を生活に役立てる器具です。このように、電気の持つエネルギーが別の種類のエネルギーに変わることをエネルギーの変換と呼び、暖房器具や加熱用の家事製品では、主に電気エネルギーを熱エネルギーに変換して利用しています。
福島県公立高校入試(2021)類似

仕事の計算

Q490 質量15kgのおもりを、1つの定滑車と1つの動滑車を組み合わせた滑車装置に吊り下げた。ひもの一端を手に持ち、一定の速さで真下に1m引き下げたとき、この人がおもりに対して行った仕事の大きさとして正しいものはどれか。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとし、滑車の質量やひもの摩擦は考えないものとする。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
75J
質量15kgのおもりにはたらく重力の大きさは150Nである。動滑車を1つ用いると、おもりを支えるひもが2本になるため、引き上げるのに必要な力は重力の半分の75Nとなる。仕事は「力の大きさ(N)×力の向きに移動させた距離(m)」で算出されるため、75Nの力で1m引き下げた場合の仕事は、75N × 1m = 75Jとなる。また、仕事の原理により、直接150Nのおもりを0.5m(ひもを引いた距離の半分)持ち上げた場合の仕事(150N × 0.5m = 75J)とも一致する。
福岡県公立高校入試(2023)類似

斜面の傾きと加速度

Q491 斜面を滑り降りる物体の運動について、斜面の傾きを小さくした場合の「加速度」の変化とその理由について述べた文として、最も適切なものを選びなさい。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
斜面に平行な重力の分力が小さくなるため、加速度は小さくなる。
斜面上の物体には重力が働いていますが、運動に影響を与えるのは重力を斜面に平行な方向と垂直な方向に分解したときの前者(分力)です。斜面の傾きを小さくすると、この斜面に平行な分力が小さくなります。力と加速度は比例関係にあるため、力が小さくなれば加速度(速度の変化の割合)も小さくなります。
奈良県公立高校入試(2023)類似

力学的エネルギーの保存と高さ

Q492 摩擦や空気抵抗が無視できるレールの上を小球が転がる運動を考えます。一定の高さにある地点Aを通過した小球が、その後、水平に真っ直ぐ進んで地点Fに到達する場合と、途中でコースが大きく下に窪んでおり、再び元の高さまで戻って地点Fに到達する場合を比較します。地点Fが地点Aと同じ高さにあるとき、それぞれのコースにおいて地点Fを通過する際の小球の速さの関係として正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★ 基本 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
どちらのコースを通った場合でも、地点Fでの速さは同じである
摩擦や空気抵抗がない場合、物体が持つ位置エネルギーと運動エネルギーの和は常に一定に保たれるという「力学的エネルギーの保存」が成り立ちます。地点Aと地点Fの高さが等しいのであれば、地点Fにおける位置エネルギーは地点Aのときと同じです。したがって、地点Fでの運動エネルギー、すなわち小球の速さも、途中の経路がどのようであっても一定になります。
島根県公立高校入試(2022)類似

記録タイマーの打点間隔と時間の関係

Q493 1秒間に60回の打点を記録する記録タイマーを使用して、物体の運動を記録しました。このとき、記録テープに打たれた隣り合う打点と打点の間の時間は何秒になりますか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
60分の1秒
記録タイマーが1秒間に60回打点するということは、1秒という時間を60等分して点を打っていることを意味します。したがって、1打点の間隔(点から次の点まで)に進むのに要した時間は、1秒を60で割った「60分の1秒」となります。
山梨県公立高校入試(2022)類似

斜面上の重力と垂直抗力

Q494 斜面の傾き(角度)を徐々に大きくしていったとき、物体にはたらく重力の「斜面に垂直な方向の分力」と、斜面から受ける「垂直抗力」の大きさはどのように変化するか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 実験・観察 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力の垂直な分力は小さくなり、垂直抗力も小さくなる
斜面の傾きを大きくすると、重力のうち斜面を押し付ける方向の成分である「斜面に垂直な分力」は小さくなっていきます。斜面上の物体が斜面方向に沈み込んだり浮き上がったりしていない限り、垂直抗力はこの垂直な分力と常につり合って大きさが等しくなるため、垂直な分力が小さくなれば垂直抗力の大きさも同様に小さくなります。
埼玉県公立高校入試(2022)類似

力の分解と三平方の定理の比

Q495 100gの物体にはたらく重力の大きさを1.0Nとします。自然の長さが10.0cmで、0.2Nの力で1.0cm伸びるばねがあります。水平面となす角度が30度のなめらかな斜面上に、重さが2.0Nの物体を置き、このばねをつないで斜面上で静止させました。このとき、物体の重力を斜面に平行な方向と垂直な方向に分解したとき、斜面に平行な分力の大きさと、直角三角形の辺の比(1:2:√3)の関係から求められる、ばねの全体の長さは何cmですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
15.0cm
物体にはたらく重力を斜面に平行な方向と垂直な方向に分解すると、斜面の角度が30度のとき、重力の方向と斜面に垂直な方向とのなす角度も30度となります。このとき、重力を対角線とする長方形を描くと、重力(2.0N)と斜面に平行な分力の比は、30度・60度・90度の直角三角形の辺の比である「斜辺:短い辺=2:1」に対応します。したがって、斜面に平行な分力の大きさは 2.0N × (1/2) = 1.0N となります。ばねは0.2Nで1.0cm伸びるため、1.0Nの力では 1.0 ÷ 0.2 = 5.0cm 伸びます。自然の長さが10.0cmであるため、全体の長さは 10.0 + 5.0 = 15.0cm と導き出されます。
千葉県公立高校入試(2015)類似

位置エネルギーの最小値

Q496 物体がレールの上を運動しているとき、その物体の「位置エネルギー」が最小となるのはどのような地点ですか。基準面をレールの最も低い位置として考え、最も適切な説明を選びなさい。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
基準面からの高さが最も低くなった地点
位置エネルギーは、物体の質量と基準面からの高さによって決まります。物体が運動する経路において、質量が一定であれば、基準面からの高さが低くなるほど位置エネルギーの値は小さくなり、高さが最も低くなったときに最小となります。
兵庫県公立高校入試(2017)類似

力学的エネルギー保存と対照実験

Q497 「斜面の高さ」が小球の速さにどのような影響を与えるかを確かめるために、条件を1つだけ変えて他を一定に揃える対照実験を行う必要があります。高さが10cmの場合と、高さが20cmの場合の速さを比較して正しい結論を得るために、揃えるべき条件として最も適切な組み合わせを選びなさい。
運動とエネルギー ★★ 基本 実験・観察 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
斜面の傾き(角度)と、使用する小球の質量を同じにする。
科学的な実験において、特定の要因(ここでは高さ)が結果に与える影響を調べるには、それ以外の変数(傾き、質量、摩擦など)をすべて同じ条件に揃える対照実験を行う必要があります。もし高さと同時に傾きや質量も変えてしまうと、速さの変化がどの要因によって引き起こされたのかを特定できなくなります。そのため、高さを変えて比較する場合は、斜面の傾きや小球の質量といった他の条件はすべて一定に保たなければなりません。
大阪府公立高校入試(2024)類似

力のつり合い

Q498 質量200gの物体を糸で吊り下げ、滑車を介して反対側の糸を手で引き、空中で静止させました。100gの物体に働く重力の大きさを1Nとしたとき、このとき物体に働いている「糸が物体を引く力」の大きさについて正しく説明しているものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題3問
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✅ 正解
重力とつり合っているため、重力の大きさと等しい2Nである
物体が静止しているとき、その物体に働く力はつり合っており、反対方向を向く力の大きさは等しくなります。質量200gの物体には下向きに2Nの重力が働いているため、これを静止させるために必要な上向きの力(糸が物体を引く力)も、重力と等しい2Nとなります。
山口県公立高校入試(2023)類似

位置エネルギーの減少と運動エネルギーの関係

Q499 摩擦や空気抵抗がない状態で、物体が高い位置から低い位置へ移動するときのエネルギーの変化について述べた文として、正しいものはどれですか。
運動とエネルギー ★★★ 標準 原理・計算 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
位置エネルギーの減少量と運動エネルギーの増加量は等しくなり、速さは高さの差によって決まる。
エネルギー保存の法則により、外部とのやり取りがない空間では、位置エネルギーの減少分がそのまま運動エネルギーの増加分となります。このとき、位置エネルギーの減少量(mgh)と運動エネルギーの増加量(1/2 mv^2)はどちらも物体の質量(m)に比例するため、等式で結んだ際に質量が打ち消し合います。そのため、最終的な速さは質量や経路に関係なく、出発点と到着点の高さの差(h)のみに依存して決定されます。
茨城県公立高校入試(2025)類似

仕事の大きさの算出

Q500 理科における「仕事」の定義について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
運動とエネルギー ★ やさしい 知識 正答率 — 🔥 類題2問
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✅ 正解
物体に力を加えて、その力の向きに物体を動かしたとき、その力の大きさと動かした距離の積で表される量
仕事とは、物体に力を加えてその力の方向に移動させたときの、力と距離の相乗効果を指す。単位にはJ(ジュール)が用いられ、1Nの力で1m動かしたときの仕事が1Jと定義される。単に力を加えただけでは、移動距離が0であれば仕事をしたことにはならないという点が重要である。

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