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公立高校入試の出題データ|過去問75,723問を単元別・都道府県別に集計【中学】

公立高校入試の過去問を単元単位で分類し、どの単元がどれだけ出題されているかを集計した結果です。いちごドリルの一問一答が「入試の知識データを分析した」と書いている、その分析の中身にあたります。

目次

調査の概要

項目
対象公立高校入試(中学)の社会・理科
収集した過去問75,723問
設問から抜き出した知識32,200件
表記を寄せた知識の種類6,580種類
対象地域47都道府県
対象年度2014〜2026年(13年度)
分類した単元60単元

どうやって数えたか

設問をそのまま数えると、実態がつかめません。1つの設問が複数の知識を問うことがあり、逆に別々の県が同じ知識を問うこともあるためです。そこで「何の知識が問われたか」の単位に分解してから集計しています。

手順1|収集 都道府県ごとの公立高校入試問題を年度単位で集めます。

手順2|知識の単位に分解 1つの設問から、問われている知識を取り出します。知識1件は「用語・その定義・答えに必要なキーワード」の3点セットで持ちます。たとえば図表を読ませる設問でも、最終的に問われているのが「露点とは何か」であれば、それは露点という知識1件として記録します。

手順3|名寄せ 同じ知識を指す設問をひとつにまとめます。県も年度も違う設問が、同じ知識に集約されることは珍しくありません。

手順4|分類 科目・分野・単元(60単元)・学年・出題県・出題年度を付けます。この分類が、単元別ページや都道府県別ページの土台になっています。

この4手順で、75,723問から32,200件の知識を抜き出し、表記のゆれを寄せると6,580種類にまとまりました。次の章は、この分類から読み取れたことです。

全国でくり返し問われている知識

名寄せの結果、同じ知識が何県で何回問われたかが分かります。上位はこの8件です。

知識単元出題回数出題県数出題年度
質量パーセント濃度物質の性質155回35県2014〜2026年
露点気象・天気152回32県2014〜2026年
フックの法則光・音・力138回32県2015〜2026年
質量保存の法則化学変化・原子分子118回29県2014〜2026年
アミラーゼ細胞・光合成・体のしくみ113回29県2014〜2026年
電解質イオン・酸アルカリ111回26県2015〜2026年
対照実験細胞・光合成・体のしくみ109回26県2014〜2026年
葉緑体細胞・光合成・体のしくみ105回26県2014〜2026年

たとえば「質量パーセント濃度」は2014年から2026年までに35県で155回。1つの県の過去問だけを見ていると1〜2回にしか見えないものが、全国では繰り返し問われています。

収録している年度と都道府県

年度ごとの収録状況です。直近2年は各県の問題公開が順次進むため、まだ全県はそろっていません。

年度過去問収録した県数
2014年2,653問28県
2015年3,200問26県
2016年5,458問37県
2017年5,813問39県
2018年6,299問42県
2019年6,558問43県
2020年6,349問43県
2021年6,555問44県
2022年7,011問46県
2023年7,676問46県
2024年7,843問47県
2025年4,776問33県
2026年5,532問36県

都道府県別に見ると、47都道府県すべてを収録しており、1県あたりの平均収録年度数は10.9年度です。35県は10年度以上、37県は直近2年(2025・2026年)を含みます。

分かったこと

ここからが本題です。集計値そのものより、そこから読み取れた傾向を15項目にまとめました。各項目には、何をどう数えたかを併記しています。

1|同じ知識が平均11.5回くり返し問われている

調べ方 75,723問すべてから知識を抜き出して32,198件とし、表記のゆれ(「日本国憲法第25条」と「生存権」のような書き分け)を寄せて種類を数えました。分母は種類数、分子は延べ出題数です。

数え方件数
収集した過去問(延べ)75,723問
設問から抜き出した知識(延べ)32,198件
表記を寄せた知識の種類6,580種類
1種類あたりの平均出題回数11.5回

読み取り 入試問題は毎年つくり直されますが、問われている知識は使い回されています。最多は「質量パーセント濃度」の155回(35県)で、上位8件はいずれも100回を超えていました(前章の表)。1年ぶんの過去問を1回解くことは、この11.5回の繰り返しのうち1回に触れることでしかありません。同じ知識に別の角度から何度も当たるほうが、入試本番で再会する確率は上がります。

2|さかのぼる効果は5年で頭打ちになる

調べ方 2024年の入試に出た知識1,987種類を基準にします(2024年は全47都道府県がそろう直近年)。その1つ1つについて、直前の1年・3年・5年・10年ぶんの全国の入試に登場していたかを判定し、「登場していた」割合を出しました。

さかのぼる年数カバーできた知識カバー率1つ前からの伸び
1年ぶん872種類44%
3年ぶん1,269種類64%+20pt
5年ぶん1,457種類73%+9pt
10年ぶん1,583種類80%+6pt

読み取り 1年ぶんで44%、3年ぶんで64%まで一気に伸びますが、そこから5年ぶんにしても+9ポイント、さらに倍の10年ぶんまで広げても+6ポイントしか増えません。年数を倍にしても増分は半分以下という逓減がはっきり出ています。

残りの20%は、10年さかのぼっても一度も出ていない知識です。つまり入試には毎年2割前後、過去問では取れない部分が必ず残ります。古い過去問を追加で集める労力は、直近5年ぶんを繰り返し解き直す時間か、教科書の穴つぶしに回したほうが効率的です。

3|自分の県の過去問だけでは2割しかカバーできない

調べ方 2024年の入試について、県ごとに次の2つを比べました。①その県の過去10年ぶん(2014〜2023年)に登場していた知識の割合、②全国47都道府県の過去10年ぶんに登場していた知識の割合。47都道府県それぞれで計算し、その平均を取っています(1県あたり平均69種類が対象)。

解いた範囲触れられる知識の量その年の出題をカバーできた割合
自分の県の過去10年ぶん平均460種類20.3%
全国47都道府県の過去10年ぶん5,794種類86.8%

読み取り 同じ「過去10年」でも、自県だけなら20%、全国まで広げると87%。4倍以上の差がつきました。理由は単純で、1つの県が10年で出す知識は平均460種類しかないのに対し、全国では5,794種類に届くからです。

注記 解く量が12.6倍違うので、カバー率が上がるのは当然ではあります。ただし量が12.6倍でカバー率は4.3倍にしかならず、ここでも逓減が働いています。重要なのは倍率ではなく水準です。自県の過去問を10年ぶん完璧にしても、本番で問われる知識の8割は「その中になかったもの」という事実のほうが、受験生には効きます。

やってみる 過去問アプリなら、全国47都道府県の入試問題から単元を選んで解けます。自分の県の問題集を買い足さなくても、他県の出題に当たれます。 → アプリで実行する

4|理科のほうが過去問が効く。社会は範囲が広い

調べ方 知見2と同じ計算を、科目を分けて行いました。2024年に各科目で出た知識のうち、直前3年ぶんの全国の入試に登場していた割合です。

科目その年に出た知識の種類直近3年ぶんでのカバー率
理科820種類69.1%
社会1,172種類60.2%

読み取り 理科69.1%に対して社会60.2%。差の原因は、1年に登場する知識の種類の多さにあります。社会は1,172種類、理科は820種類と、社会のほうが4割ほど多い。同じ3年ぶんを解いても、社会は網の目からこぼれる知識が多くなります。

行動に落とすと 残り時間が少ないなら理科を優先します。直近3年ぶんを詰めるだけで7割近い知識に触れられる科目と、同じ労力で6割に届かない科目とでは、投じた時間あたりの回収が違います。社会は早い時期から、範囲を広く取って始める必要があります。

5|よく出る2割を押さえると、出題の3分の2に届く

調べ方 知識の種類ごとに延べ出題回数を数え、多い順に並べました。上位10%・20%に入る知識が、全出題回数のうち何%を占めるかを計算しています。

科目知識の種類上位10%(種類数)その10%が占める出題上位20%が占める出題
理科2,674種類267種類56.2%73.4%
社会3,925種類392種類46.5%64.6%

読み取り 理科は2,674種類のうち上位267種類だけで出題の56.2%、上位2割で73.4%を占めます。社会も上位2割で64.6%。入試は少数の定番知識の繰り返しで大半が構成されていることが数字で確認できました。

裏返すと、残り8割の知識を全部覚えても出題の3分の1にしか届きません。手当たり次第に暗記するのではなく、頻度順に潰すのが正しい順番です。本サイトの一問一答が出題頻度の高い知識から並んでいるのは、この分布が理由です。

6|「去年出た単元は今年出ない」は逆。単元は続き、知識は他県から回ってくる

調べ方 受験生がよく使う「去年出たからヤマを外す」という考え方を検証しました。2017〜2024年の各県について、「県×単元×年」の全組み合わせをつくり、その単元が前年に出ていたかどうかで、翌年に出た割合を比べています。前年に出ていた組み合わせが9,784件、出ていなかった組み合わせが11,216件です。

前年の状況翌年その県で出た割合
前年に出た単元62.9%
前年に出ていない単元36.7%

読み取り 前年に出た単元は63%の確率で翌年も出ます。出ていない単元(37%)より1.7倍出やすい。俗説は逆でした。よく出る単元は、その県にとって毎年出したい単元だからです。

ただし単元ではなく知識まで細かくすると、様子が変わります。2024年に各県で出た知識のうち、同じ県の前年に出ていたものはわずか1.4%。さすがに同じ知識を翌年すぐ問い直す県はほとんどありません。ところが全国のどこかの県で前年に出ていたものは57.4%ありました。

2024年に出た知識が…前年に登場していた割合
同じ県の前年の入試に1.4%
全国どこかの県の前年の入試に57.4%

結論 単元は続く。知識は他県から回ってくる。この2つを合わせると、対策の形が決まります。単元は自県の傾向から絞り、その単元の中身は昨年の全国の入試から集める。昨年の他県の入試は「よその話」ではなく、今年の自分の県の予想問題集として最も機能します。

7|過去問の効き目は単元で違う。化学は暗記が最も報われる

調べ方 知見2のカバー率計算を単元別に行いました。2024年に出た知識が、前5年ぶんの過去問に登場していた割合です。その年に30種類以上が出た30単元を対象にしています。

科目単元その年の知識前5年でのカバー率
効きやすい社会大正時代30種類90%
効きやすい理科物質の性質72種類85%
効きやすい理科化学変化・原子分子66種類85%
効きやすい理科細胞・光合成・体のしくみ97種類84%
効きやすい理科イオン・酸アルカリ76種類83%
効きにくい理科天体・宇宙・環境59種類66%
効きにくい社会鎌倉時代32種類66%
効きにくい社会江戸時代70種類66%
効きにくい社会日本の自然・防災43種類65%
効きにくい社会昭和時代(戦前)30種類60%

読み取り 最も高い大正時代は90%、最も低い昭和時代(戦前)は60%。同じ「過去問5年ぶん」でも、単元によって効き目が30ポイント違います。

上位には化学の3単元(物質の性質・化学変化と原子分子・イオンと酸アルカリ)が並びました。いずれも83%以上で、過去問の暗記がほぼそのまま得点になる分野です。扱う対象が有限で、問い方も安定しているためと考えられます。

逆に江戸時代はカバー率66%。頻出単元ランキング1位(814件)でありながら、5年ぶんの過去問では3分の1が取りこぼしになります。260年ぶんの人物・制度・文化があり、出題の裾野が広いためです。頻出だから過去問だけで安心、とはならない単元の代表例といえます。

初見の知識がどの単元から来るのかも調べました。2024年に初めて全国に登場した知識の割合は、昭和時代(戦前)37%・鎌倉時代31%・市場経済29%と、歴史の一部と公民に集中しています。この3単元は、過去問演習に加えて教科書の通読で穴を埋める必要があります。

8|よく出るのに正答率が低い「失点源」がある

調べ方 ここだけは出題データではなく、本サイトの過去問アプリで実際に解かれた記録を使います。全国で30回以上出題され、かつアプリで300回以上解かれた知識に絞り、正答率の低い順に並べました。正答率はアプリ利用者の実測値で、受験生全体の正答率ではありません。

科目知識単元出題県数正答率
理科自転に伴う太陽の移動方向と時刻天体・宇宙・環境19県28%
理科飽和水蒸気量を用いた露点の算出気象・天気19県36%
理科示相化石火山・地震・地層17県39%
社会高度経済成長期を支えた工業昭和時代(戦後)21県56%
理科胚珠植物・動物の分類15県59%
社会対抗宗教改革安土桃山時代14県60%
社会地租軽減明治維新28県62%
理科被子植物と離弁花類植物・動物の分類24県63%

読み取り 最下位は「自転に伴う太陽の移動方向と時刻」で正答率28%。19県で33回出題されている頻出知識が、3回に1回も正解できていません。2位の「飽和水蒸気量を用いた露点の算出」も36%です。

並べてみると傾向がはっきりします。上位は用語を知っていても、手順を踏まないと答えが出ない計算・読み取り系に集中していました。「露点」という語の意味は答えられても、湿度表から露点を求める手順は別物です。一問一答で用語を覚えた段階で満足すると、ここで落とします。

単元の平均正答率でも同じ構図が出ます。最も低いのは火山・地震・地層の36%。この単元は理科の頻出2位(1,467件)でありながら、正答率は全単元で最下位でした。「よく出る」と「解けない」が交差する場所で、合否を分けるならまずここです。

やってみる アプリには間違えた問題だけを集めた復習ノートがあります。自分がどこで落としているかは、解いてみないと分かりません。 → アプリで実行する

9|入試の3分の2は中1・中2の範囲から出る

調べ方 収集した75,723問すべてに、その知識を学校で習う学年を付けてあります。学年ごとの出題数を数えました。出題された学年ではなく、習う学年で分類している点が重要です。

習う学年出題された過去問割合
中学1年の範囲24,144問32%
中学2年の範囲26,210問35%
中学3年の範囲25,369問34%

読み取り 中1範囲32%・中2範囲35%・中3範囲34%。ほぼきれいな3等分でした。入試の約3分の2は、中1・中2で習った内容から出ます。

受験勉強を「中3の夏から」「部活を引退してから」始める前提だと、そこで扱う中3内容は配点の3分の1にすぎません。残り3分の2は1〜2年前に習い、多くは忘れている範囲です。入試対策の主戦場は中3内容の先取りではなく、中1・中2内容の復習だと数字は示しています。

この3等分は、理科・社会がどちらも学年ごとに独立した単元を積む構成だからです。中1の植物や地理、中2の電流や歴史前半は、中3内容を勉強しても自然には復習されません。意識して戻る必要があります。

10|同じ県では、同じ知識が3〜4年おきに戻ってくる

調べ方 知見6で「同じ県が同じ知識を翌年すぐ再出題することはほぼ無い」と分かりました。では何年たてば戻るのか。2016〜2024年の範囲で、同じ県で同じ知識が2回以上出たケースを抽出し、その間隔を数えました。ただし観測期間が9年ぶんしかないため、長い間隔ほど観測される機会が構造的に少なくなります(8年の間隔は1通りしか観測できないが、1年の間隔は8通り観測できる)。そこで機会数で割った補正値を併記します。

再出題までの間隔観測された件数機会数で補正した値
1年後356件44.5
2年後437件62.4
3年後523件87.2
4年後517件103.4
5年後334件83.5
6年後268件89.3
7年後139件69.5
8年後42件42.0

読み取り 補正前の件数は3年(523件)と4年(517件)が拮抗しますが、機会数で補正すると4年後がはっきり最大(103.4)になります。1年後(44.5)の2.3倍です。

入試を作る側の立場で考えると自然な結果です。受験生が直近の過去問を解いてくることは前提なので、去年と同じ知識は避ける。しかし出題すべき重要事項の数は限られているため、数年たてば戻さざるをえない。その周期が3〜4年に現れています。

行動に落とすと 自県の過去問を解く順番に意味が出ます。直近1〜2年ぶんは出題形式に慣れるために使い、3〜4年前のものは「今年戻ってくるかもしれない知識」として、中身まで潰す。同じ10年ぶんを解くにしても、力の入れどころが変わります。

11|入試が混同を狙ってくる「定番ペア」がある

調べ方 収集した知識データには、実際の出題で誤答の選択肢として使われた語も記録してあります。この「ひっかけ役」の語が、別の知識の見出し語と一致するケースを集計しました。たとえば「示相化石」を問う設問で「示準化石」が誤答選択肢に置かれていれば、1回と数えます。

科目まちがえやすいペアひっかけに使われた回数
理科示準化石 ↔ 示相化石64回
理科恒星 ↔ 衛星57回
理科斑状組織 ↔ 等粒状組織45回
理科アミラーゼ ↔ ペプシン44回
理科再結晶 ↔ 蒸留43回
社会偏西風 ↔ 季節風42回
理科電解質 ↔ 非電解質40回
理科恒星 ↔ 惑星40回
理科二酸化炭素 ↔ 水素39回
理科二酸化炭素 ↔ 酸素38回

読み取り 最多は示準化石↔示相化石の64回。続いて恒星↔衛星(57回)、斑状組織↔等粒状組織(45回)、アミラーゼ↔ペプシン(44回)。上位10ペアのうち9つが理科でした。

共通しているのは、対になっていて、しかも意味が近い用語という点です。示準化石は時代を示し、示相化石は環境を示す。恒星は自ら光り、惑星や衛星は反射で光る。どちらも「化石」「星」であるために、語だけ覚えていると入れかわります。

行動に落とすと この10ペアは、一問一答形式ではなく「違いを1文で言えるか」で確認してください。『示準化石は時代、示相化石は環境』と口に出せれば、入試が最も狙ってくる誤答パターンを回避できます。

やってみる アプリの知識カードは、対になる用語を並べて確認できます。選択肢問題で入れかわるのは、区別があいまいなままの語です。 → アプリで実行する

12|知識の45%は、1つの県でしか出ていない

調べ方 知識の種類ごとに、これまで何都道府県の入試で出題されたかを数え、その分布を見ました。全6,580種類が対象です。

出題された県の数知識の種類全体に占める割合
1県のみ2,990種類45.4%
2〜5県2,228種類33.9%
6〜15県1,015種類15.4%
16〜30県299種類4.5%
31県以上48種類0.7%

読み取り 45%は1つの県でしか出ていません。2〜5県まで含めると79%に達します。一方、6県以上で出た知識は2割弱、31県以上で出る「全国区の定番」はわずか48種類(0.7%)しかありません。

この分布が、知見3(自県の過去問だけではカバー率2割)の理由になっています。入試の中心にあるのは少数の全国区知識ですが、1つの県の10年ぶんを見ても、その県が採用した組み合わせしか現れません。全国区の定番48種類を確実に取り、そのうえで自県の傾向を上乗せする——この順番が、データから導ける最も効率のよい進め方です。

13|「定番」がある分野と、無い分野がある

調べ方 知識の種類ごとに何都道府県で出題されたかを数え、分野別に平均しました。あわせて、16県以上で出題された「広く共有されている知識」がその分野の何%を占めるかを出しています。

科目分野知識の種類1種類あたり平均出題県数16県以上で出た知識その割合
理科物理610種類4.8県52種類8.5%
理科生物721種類4.9県60種類8.3%
理科地学690種類4.6県53種類7.7%
理科化学644種類5.0県47種類7.3%
社会公民982種類4.3県59種類6.0%
社会歴史1,289種類3.8県43種類3.3%
社会地理1,643種類3.0県33種類2.0%

読み取り 理科の4分野は知識の種類が610〜721と少なく、1種類あたり平均4.6〜5.0県で出題されています。定番がはっきり存在する分野です。

社会は分野で大きく分かれました。公民は982種類・平均4.3県と理科に近い一方、地理は1,643種類・平均3.0県。種類が理科の2倍以上あり、しかも1つの知識が出る県は最も少ない。つまり地理には全国共通の定番がほとんど存在しません。歴史も1,289種類・平均3.8県で、地理に近い性質です。

この差は、31県以上で出る「全国区の知識」の分布にそのまま現れます。物理13・地学11・生物8・化学7に対し、公民6・歴史2・地理1。地理は全1,643種類のうち、全国区といえるものが「時差の計算」1件しかありませんでした。

行動に落とすと 分野によって攻め方を変える必要があります。理科と公民は頻出知識を狙い撃つ戦略が有効です。一方、地理と歴史で「よく出るものだけ」を探すのは、そもそも存在しないものを探す行為になります。こちらは単元ごとに面で押さえる——地理なら地図帳と統計資料、歴史なら通史の流れ——ほうが結果的に速くなります。

14|3周で定着する。4周目からはほぼ伸びない

調べ方 ここでも本サイトの過去問アプリの解答記録を使います。同じ利用者が同じ知識を解いた回数を数え、6回目の正答率を集計しました。延べ180,180件の解答が対象です。

何回目正答率解答数対象人数
1回目75.2%160,201件763人
2回目79.7%11,353件327人
3回目84.5%3,963件125人
4回目85.4%2,285件64人
5回目87.9%1,433件45人
6回目88.0%945件36人

読み取り 1回目75.2%から3回目84.5%まで、9.3ポイント上がります。ところが4回目以降は85.4%→88.0%と、3回ぶん重ねても2.6ポイントしか動きません。

知見2の「5年で頭打ち」と同じ形です。伸びるのは3周目まで。同じ問題集を5周6周する時間があるなら、3周で切り上げて別の知識に手を広げたほうが、触れられる知識の総量が増えます。

注記 4回目以降は対象人数が64人まで減るため、「何度も解き直す層」に偏った数字である点は割り引いて見てください。それでも3周目までの伸びがはっきりしていることは変わりません。

やってみる 何周したかを自分で数えるのは続きません。アプリは1日の目標問題数と習得度を自動で記録するので、3周ぶんの管理を任せられます。 → アプリで実行する

15|中1・中2に戻るなら、この8単元から

調べ方 知見9で「入試の3分の2は中1・中2範囲」と分かりましたが、範囲が広すぎて着手できません。そこで中1・中2で習う単元だけを取り出し、出題数の多い順に並べました。

習う学年科目単元出題数科目内シェア
中2理科細胞・光合成・体のしくみ4,639問16.7%
中1理科火山・地震・地層3,687問13.2%
中1理科光・音・力3,664問13.2%
中2理科化学変化・原子分子3,529問12.7%
中1理科物質の性質3,480問12.5%
中2理科電流・磁界3,308問11.9%
中2理科気象・天気2,977問10.7%
中1理科植物・動物の分類2,548問9.2%
中2社会江戸時代1,828問8.1%
中1社会世界の姿と緯度経度1,716問7.6%

読み取り 理科は上位8単元のうち中1・中2範囲が並び、細胞・光合成(16.7%)と火山・地震・地層(13.2%)だけで理科全体の3割に達します。社会は江戸時代(8.1%)世界の姿と緯度経度(7.6%)が入口です。

特に火山・地震・地層は、知見8で正答率が全単元最下位(36%)だった単元でもあります。「よく出る」「中1で習ってから時間が経っている」「解けない」の3つが重なるため、戻る先としては最優先になります。

やってみる アプリは学年ではなく単元で選べます。中3の教材に戻らなくても、火山・地震・地層だけを取り出して解けます。 → アプリで実行する

データから導いた、やることリスト

ここまでの15項目を、実際の手順に落とします。根拠になった知見の番号を各項目に添えました。

最優先|全国区の48種類から始める

根拠:知見12・5 31県以上で出題された知識は全6,580種類のうち48種類だけです。ここが入試の芯にあたります。まずこの48個を、説明できる状態にしてください。1日3個なら16日、1日5個なら10日で一周できる量です。

科目の内訳は理科39種類・社会9種類。理科に大きく偏っています。しかも理科側は「オームの法則」「質量パーセント濃度」「湿度の算出」のように、暗記ではなく計算・法則が中心です。覚える対象ではなく、手を動かして解けるようにする対象だと考えてください。

理科の全国区39種類(出題県数の多い順)。

知識単元習う学年出題県数延べ出題
銅と酸素の化合における質量比化学変化・原子分子中243県286回
オームの法則電流・磁界中242県371回
質量パーセント濃度物質の性質中142県315回
寒冷前線気象・天気中242県214回
日周運動天体・宇宙・環境中341県289回
湿度の算出気象・天気中240県316回
金星の満ち欠け天体・宇宙・環境中339県201回
並列回路の合成抵抗電流・磁界中238県255回
電解質イオン・酸アルカリ中338県203回
弦の長さと音の高さの関係光・音・力中138県181回
示準化石火山・地震・地層中137県245回
定比例の法則化学変化・原子分子中237県244回
形質の分離比遺伝・進化・生態系中337県209回
夏至の南中高度天体・宇宙・環境中337県171回
浮力の大きさと体積の関係光・音・力中137県169回
斜面上の物体にはたらく重力の分解運動とエネルギー中336県202回
平均の速さ運動とエネルギー中336県168回
生殖細胞の染色体数遺伝・進化・生態系中336県160回
対立形質遺伝・進化・生態系中335県161回
天気図記号気象・天気中235県117回
酸化銅の炭素による還元化学変化・原子分子中234県216回
対照実験細胞・光合成・体のしくみ中234県204回
双子葉類植物・動物の分類中134県181回
誘導電流を大きくする方法電流・磁界中234県176回
質量保存の法則化学変化・原子分子中234県156回
無性生殖遺伝・進化・生態系中334県153回
相同器官遺伝・進化・生態系中334県104回
力学的エネルギーの保存運動とエネルギー中333県199回
初期微動継続時間と震源距離の関係火山・地震・地層中133県173回
斜面を下る物体の速さの変化運動とエネルギー中333県162回
フックの法則光・音・力中133県154回
唾液によるデンプンの分解細胞・光合成・体のしくみ中233県146回
マグマの粘り気火山・地震・地層中133県132回
音の大きさと振幅の関係光・音・力中133県121回
露点気象・天気中232県152回
春分の日の太陽の通り道天体・宇宙・環境中332県122回
電力量の算出電流・磁界中231県136回
中和反応におけるイオン数の変化イオン・酸アルカリ中331県132回
仕事の原理運動とエネルギー中331県123回

社会の全国区9種類。内訳は公民6・歴史2・地理1で、公民に偏っています。理由は知見13のとおりで、地理と歴史には全国共通の定番がほとんど存在しないためです。

分野知識単元習う学年出題県数延べ出題
公民消費税の逆進性財政と社会保障中340県144回
歴史高度経済成長昭和時代(戦後)中334県128回
歴史地租改正明治維新中234県114回
公民一票の格差選挙と政党中334県102回
公民不況時の財政政策財政と社会保障中333県104回
公民均衡価格市場経済中332県108回
地理時差の計算世界の姿と緯度経度中131県118回
公民円安の影響市場経済中331県112回
公民地方交付税交付金地方自治中331県94回

この48種類だけで社会が仕上がるわけではありません。全国区リストが効くのは理科と公民までです。地理・歴史はこのリストにほぼ載らないので、後述の「科目ごとに攻め方を変える」に従って、単元単位で当たってください。

次にやること|科目ごとに攻め方を変える

根拠:知見4・7 理科と社会では、過去問の効き方が違います。同じやり方では損をします。

理科社会
直近3年でのカバー率69.1%60.2%
1年に出る知識の種類820種類1,172種類
やること直近3年ぶんの全国の入試を反復5年ぶん+教科書の通読
伸びやすい単元化学3単元(カバー率83〜85%)大正時代(90%)
過去問だけでは足りない単元天体・宇宙(66%)江戸時代(66%)昭和戦前(60%)
全国区の知識の数39種類(4分野に分散)9種類(うち公民6・歴史2・地理1)
頻出狙い撃ちが効くか効く公民のみ。地理・歴史は面で押さえる

理科は直近3年ぶんを繰り返すだけで7割近い知識に触れられます。特に化学の3単元は過去問の内容がほぼそのまま出るため、投じた時間が最も回収しやすい。対して社会は1年に出る知識が1,172種類と多く、同じ3年ぶんでは6割に届きません。社会は範囲を広げる(5年ぶん)か、教科書で穴を埋めるかの二択になります。

時期別|いつ何をするか

根拠:知見9・2・10・3

時期やることアプリでの実行根拠
中3・春〜夏中1・中2範囲の復習を主軸にする。中3内容の先取りより優先度が高い単元を選んで解く知見9(入試の3分の2は中1・中2範囲)
中3・夏〜秋全国区48種類+準全国区299種類を固める。理科の計算・法則から目標問題数を設定知見12・5(上位2割で出題の3分の2)
中3・秋全国の直近3〜5年ぶんの入試で演習。自県だけに絞らない都道府県を横断して解く知見3(自県だけではカバー率20%)
中3・冬自県の3〜4年前の過去問を、中身まで潰す出題データで年度を確認知見10(再出題の周期は3〜4年)
直前期混同ペア10組と、頻出×低正答率の知識を確認間違い復習ノート知見11・8

この表の右から2列目は、そのままアプリの画面に対応しています。紙の問題集だと「中1・中2範囲だけ」「他県の問題だけ」を取り出すのに手間がかかりますが、アプリなら単元と都道府県で絞り込めるので、上の計画をそのまま実行できます。

残り週数から逆算する

根拠:知見12・14・5 全国区48種類を3周する、を基準量にします。知見14のとおり3周で定着し、4周目以降はほとんど伸びません。

入試まで全国区48種類準全国区299種類備考
20週(約5か月)週3個ずつ→16週で1周残り4週で頻出単元へ中1・中2の復習と並行できる
12週(約3か月)週4個ずつ→12週で1周手が回らない3周は年内に1周+直前に2周で確保
6週週8個ずつ→6週で1周着手しない全国区に絞る。範囲を広げない
2週1日5個で10日着手しない知見8の失点源と知見11の混同ペアを優先

週あたりの個数は「新しく覚える数」です。3周ぶんの反復は、これとは別に前週ぶんを解き直す形で重ねてください。

残り時間が少ないほど、範囲を広げずに全国区48種類・混同ペア10組・頻出×低正答率の知識へ絞り込みます。この3つは合わせても100項目に届かず、2週間でも一周できる量です。

このデータで扱えないこと

最後に、この分析の前提を明記しておきます。

・配点の加重は考慮していません。この記事の「出やすさ」は、すべて出題された知識の数で測っています。1問1点として数えているため、配点の大きい設問も小さい設問も同じ1件です。配点で重みづけすると、単元の順位は変わる可能性があります。

・記述問題や応用問題を考慮せず、出題内容で問われているテーマを分析しました。設問の形式(記述・選択・計算)や難易度ではなく、「何の知識が問われたか」だけを取り出して集計しています。そのため「この単元は記述で問われやすい」といった形式の傾向は、この記事では扱えません。

どちらも過去問の実物で補ってください。本記事はどのテーマを優先するかを決めるための材料であり、解き方や答案の書き方までは扱っていません。

やらなくていいこと

時間は有限なので、データが「効果が薄い」と示したものも書いておきます。

やらなくていいこと理由
10年以上前の過去問を集める5年→10年でカバー率は73%→80%。年数を倍にしても6ポイントしか増えない(知見2)
「去年出た単元」を除外してヤマを張る前年に出た単元は翌年も63%出る。除外は逆効果(知見6)
理科で県別の傾向を追いかける理科の県別の偏りは期間をまたぐと消える(相関-0.02)。社会だけ意味がある
出題頻度の低い知識まで均等に暗記する下位8割を全部覚えても出題の3分の1にしか届かない(知見5)
一問一答で用語を覚えて終わりにする正答率が低いのは用語ではなく計算・読み取り。露点の意味を言えても算出はできない(知見8)

科目・分野別の出題構成

科目分野知識データ科目内シェア
社会歴史5,508件34.6%
社会地理5,443件34.2%
社会公民4,974件31.2%
理科生物4,282件26.3%
理科地学4,039件24.8%
理科化学3,992件24.5%
理科物理3,962件24.3%

頻出単元ランキング

社会の上位10単元。

順位単元分野知識データ科目内シェア
1江戸時代歴史814件5.1%
2世界の姿と緯度経度地理800件5.0%
3日本の資源と産業地理784件4.9%
4国会・内閣・裁判所公民710件4.5%
5市場経済公民679件4.3%
6明治時代歴史670件4.2%
7財政と社会保障公民561件3.5%
8現代社会と人権公民536件3.4%
9昭和時代(戦後)歴史530件3.3%
10日本の自然・防災地理497件3.1%

理科の上位10単元。

順位単元分野知識データ科目内シェア
1細胞・光合成・体のしくみ生物1,828件11.2%
2火山・地震・地層地学1,467件9.0%
3光・音・力物理1,462件9.0%
4遺伝・進化・生態系生物1,415件8.7%
5天体・宇宙・環境地学1,408件8.7%
6物質の性質化学1,356件8.3%
7化学変化・原子分子化学1,354件8.3%
8電流・磁界物理1,303件8.0%
9イオン・酸アルカリ化学1,282件7.9%
10運動とエネルギー物理1,197件7.4%

都道府県によって出やすい単元は違う

同じ公立高校入試でも、県ごとに出題の重みが違います。各県の単元シェアから全国平均を引いて、差が大きい順に並べました。

社会で偏りが大きい組み合わせ。

都道府県単元県内シェア全国平均
兵庫県地方自治7.8%2.3%+5.5pt
広島県日本の資源と産業10.1%4.9%+5.2pt
東京都ヨーロッパ州6.7%1.6%+5.1pt
香川県世界の姿と緯度経度9.7%5.0%+4.6pt
東京都関東地方5.7%1.2%+4.4pt
滋賀県江戸時代9.2%5.1%+4.1pt
兵庫県近畿地方5.0%1.0%+4.0pt
東京都アジア州6.7%2.7%+4.0pt

理科で偏りが大きい組み合わせ。

都道府県単元県内シェア全国平均
和歌山県植物・動物の分類12.3%6.4%+6.0pt
新潟県電流・磁界12.4%8.0%+4.4pt
愛知県化学変化・原子分子12.7%8.3%+4.3pt
秋田県物質の性質12.6%8.3%+4.3pt
和歌山県物質の性質12.3%8.3%+4.0pt
和歌山県光・音・力13.0%9.0%+4.0pt
島根県光・音・力13.0%9.0%+4.0pt
栃木県天体・宇宙・環境12.4%8.7%+3.8pt

地理では自分の地方の地誌が全国平均より厚く出る傾向があります。東京都の入試は「関東地方」が全国平均1.2%に対して5.7%。受験する県の過去問を優先する根拠になります。

ただし、この「県のクセ」がどれだけ続くかは科目で差がありました。2016〜2019年と2020〜2024年で各県の偏りを比べると、社会は弱いながら相関があり(相関係数0.20)、自地方の地誌のような構造的な偏りは続きます。一方、理科の偏りは期間をまたぐとほぼ消えました(相関-0.02)。県別対策が意味を持つのは社会だけで、理科の偏りは追いかけないのが正解です。

47都道府県ぶんの記事を見る

ここまでは全国の集計です。自分が受ける県の記事では、「その県で出やすい単元」「まだ出ていない全国の定番」「中1・中2で戻るべき単元」まで、同じデータを県単位に落とし込んで公開しています。

都道府県理科社会都道府県理科社会都道府県理科社会
北海道理科社会石川県理科社会岡山県理科社会
青森県理科社会福井県理科社会広島県理科社会
岩手県理科社会山梨県理科社会山口県理科社会
宮城県理科社会長野県理科社会徳島県理科社会
秋田県理科社会岐阜県理科社会香川県理科社会
山形県理科社会静岡県理科社会愛媛県理科社会
福島県理科社会愛知県理科社会高知県理科社会
茨城県理科社会三重県理科社会福岡県理科社会
栃木県理科社会滋賀県理科社会佐賀県理科社会
群馬県理科社会京都府理科社会長崎県理科社会
埼玉県理科社会大阪府理科社会熊本県理科社会
千葉県理科社会兵庫県理科社会大分県理科社会
東京都理科社会奈良県理科社会宮崎県理科社会
神奈川県理科社会和歌山県理科社会鹿児島県理科社会
新潟県理科社会鳥取県理科社会沖縄県理科社会
富山県理科社会島根県理科社会

この記事の内容を、アプリで実行する

ここまでの分析は、そのままでは読み物です。実際に手を動かさないと点数は変わりません。本サイトの過去問アプリは、この記事で使ったのと同じデータで動いているので、分かったことをそのまま実行に移せます(登録不要・無料)。

この記事で分かったことアプリでやること
自県の過去問だけではカバー率20%(知見3)全国47都道府県から単元を選んで解く
入試の3分の2は中1・中2範囲(知見9・15)学年ではなく単元で選んで戻る
3周で定着、4周目からは伸びない(知見14)1日の目標問題数と習得度を記録する
よく出るのに正答率が低い失点源がある(知見8)間違えた問題だけを復習する
混同を狙う定番ペアがある(知見11)対になる用語を知識カードで確認する
県によって出やすい単元が違う(知見13・県別)都道府県で絞って出題データを見る

特に出題データの画面は、この記事に載せた集計の完全版です。科目・分野・単元を選んで都道府県で絞り込み、直近どの県で出たかまで確認できます。記事に載せたのは紙面の都合で上位だけですが、アプリでは全60単元を見られます。

過去問アプリを開く

データについて

集計対象は当サイトが収集・分類した公立高校入試の過去問です。知識データの件数は単元ごとに数えているため、複数の単元にまたがる知識はそれぞれの単元で計上しています。そのため分野別の合計は、重複を除いた総数をわずかに上回ります。

集計は年1回、新年度の入試問題を追加した直後に更新します。

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