
【一問一答クイズ】中学1年地学(火山・地震・地層)問題500問(理科)
全国の公立高校入試過去問の類似問題を3,687問準備しました。入試に出る問題は当然テストにでるのでテスト対策にもなります。
📌 この記事でわかること
- ・全国の公立高校入試問題(理科)の中1の範囲で出題された1,467問を分析
- ・中1地学の類似問題を3,687問収録
- ・出題都道府県は46都道府県に及ぶ
- ・各単元の頻出テーマを一問一答で確認しよう!
中1地学のページでは、全国46都道府県の過去問1,467問を分析し、それに基づいた3,687問の類似問題を収録しています。出題頻度が高い単元のトップ5は、火山、地震、地層に関連する項目で、これらについては合計1,467件のデータを網羅しています。効率的な学習ができるよう、実際の入試傾向を反映した構成となっています。
出題範囲:中学1年生の理科学習範囲
中学1年生の理科は、身の回りの自然現象や生物、物質、大地について、観察や実験を通して基本的な知識や科学的な見方・考え方の基礎を学ぶことを目的としています。
1. 物理分野(身の回りの現象)
私たちの身の回りで起こる物理現象の基本的な性質を探求します。
- 光の性質とレンズ
- 光の進み方: 光がまっすぐ進むこと(直進)、光源について学びます。
- 光の反射: 鏡などに当たった光がはね返る現象(反射)とその規則性(反射の法則)を学びます。
- 光の屈折: 光が空気中から水中へなど、異なる物質に入るときに進む向きが変わる現象(屈折)とその規則性(屈折の法則)を学びます。全反射についても触れる場合があります。
- 凸レンズの働き: 凸レンズを通る光の進み方、焦点、実像(スクリーンに映る像)と虚像(レンズを通して見える像)のでき方や特徴を実験を通して学びます。
- 光の分散: プリズムなどで光が色々な色に分かれる現象を見ることもあります。
- 音の性質
- 音の発生: 物体が振動することで音が発生することを学びます(音源)。
- 音の伝わり方: 音が空気や水、固体などの媒質(物質)を通して伝わること、真空中では伝わらないことを学びます。
- 音の速さ: 空気中を伝わる音の速さについて学びます。
- 音の大小・高低: 音の大きさは振幅、音の高さは振動数(ヘルツ: Hz)に関係することを実験などで確かめます。
- 力の働き
- 様々な力: 物体に働く重力、ばねなどが元に戻ろうとする弾性力、物体の運動を妨げる摩擦力、磁力、電気の力など、身の回りの様々な力について学びます。
- 力の表し方: 力の大きさ、向き、作用点を矢印で表す方法を学びます。
- 力のつり合い: 物体が静止しているときなどに働く力がつり合っている状態(特に2力のつり合い)について学びます。
- 力の合成と分解: 簡単な場合に、複数の力を1つの力にまとめたり(合成)、1つの力を複数の力に分けたり(分解)する方法を学びます。(本格的な作図は中3の場合が多い)
- フックの法則: ばねののびが、加える力の大きさに比例するという関係(フックの法則)を実験で確かめます。
- 圧力: 力が働く面積あたりの力の大きさ(圧力 パスカル: Pa)の概念、計算方法を学びます。また、水圧(水深による変化)や大気圧(空気の重さによる圧力)についても学びます。
2. 化学分野(身の回りの物質)
身の回りにある様々な物質の性質や変化について、基本的なことを学びます。
- 物質の性質
- 有機物と無機物: 加熱(燃焼)実験などを通して、燃えて二酸化炭素を出す有機物と、そうでない無機物に分類します。
- 金属と非金属: 電気を通すか、磁石につくか、叩くと広がるか(展性・延性)などの性質から、金属と非金属を区別します。
- 密度: 物質の種類によって決まっている、体積あたりの質量(密度 g/cm³)の概念と計算方法を学びます。
- 物質の状態変化
- 三態: 物質には固体・液体・気体の3つの状態があることを学びます。
- 状態変化: 温度変化によって物質の状態が変わること(融解、凝固、蒸発、凝縮、昇華)と、その際の体積や質量の変化について学びます。
- 融点と沸点: 物質が固体から液体に変わる温度(融点)や、液体から気体に変わる温度(沸点)が、物質の種類によって決まっていることを学びます。
- 水溶液の性質
- 溶解: 物質が水などの液体に溶けて均一な液体になる現象(溶解)について、溶けている物質(溶質)、溶かしている液体(溶媒)、できた液体(溶液)という用語を学びます。
- 溶解度: 一定量の水に溶ける物質の限界量(溶解度)が、物質の種類や水の温度によって決まっていることを学びます(溶解度曲線)。飽和水溶液の概念も学びます。
- 質量パーセント濃度: 水溶液の濃さを表す方法の一つとして、質量パーセント濃度の計算方法を学びます。
- 再結晶: 水溶液から溶質を結晶として取り出す方法(再結晶)を学びます。
- 気体の性質
- 気体の発生: 実験室で酸素、二酸化炭素、水素、アンモニアなどの気体を発生させる方法(実験装置含む)を学びます。
- 気体の性質: それぞれの気体の色、におい、水への溶けやすさ、空気に対する重さ(密度)、燃え方や物を燃やす性質などを調べます。
- 気体の集め方: 気体の性質に合わせて、上方置換法、下方置換法、水上置換法を使い分けることを学びます。
3. 生物分野(植物の生活と種類、身の回りの生物)
主に植物を中心に、生物の体のつくりや働き、分類について学びます。
- 植物の体のつくりと働き
- 花のつくり: 植物が子孫を残すための花のつくり(おしべ、めしべ、花弁、がく)と働き(受粉、受精)を学びます。
- 根・茎・葉のつくりと働き: 水や養分を吸収する根、体を支え水や養分を運ぶ茎(道管・師管)、光合成や蒸散を行う葉(葉脈・気孔)のつくりと働きを関連付けて学びます。
- 光合成: 植物が光エネルギーを使って、水と二酸化炭素から養分(デンプンなど)と酸素を作り出す働き(光合成)について、必要な条件や行われる場所を学びます。
- 呼吸: 植物も動物と同じように、酸素を使って養分を分解し、生きるためのエネルギーを取り出す呼吸を常に行っていることを学びます。
- 蒸散: 植物が体内の水分を水蒸気として葉の気孔から放出する蒸散の働きを学びます。
- 植物の分類
- 種子植物: 種子をつくって増える植物を種子植物とし、被子植物(胚珠が子房に包まれている)と裸子植物(胚珠がむき出し)に分けます。さらに被子植物を単子葉類と双子葉類に分け、それぞれの特徴(根、茎、葉、花)を比較します。
- 種子をつくらない植物: シダ植物やコケ植物について、体のつくりや増え方(胞子)の特徴を学びます。
- 身の回りの生物
- 生物の観察: ルーペや顕微鏡の使い方を学び、身近な小さな生物(ミジンコ、アメーバ、ゾウリムシ、ミカヅキモなどのプランクトン)を観察します。
- 生物の共通点と多様性: 生物には共通する特徴(細胞からできている、呼吸するなど)がある一方、様々な種類がいること(多様性)を学びます。
- 生物の分類: 生物を特徴に基づいて仲間分けする(分類)基本的な考え方を学びます。
4. 地学分野(大地の変化)
私たちの足元にある大地がどのようにでき、変化していくのかを学びます。
- 火山と地震
- 火山: 火山の形の種類(楯状火山、成層火山など)や噴火の様子、噴出物(溶岩、火山弾、火山灰、火山ガスなど)について学びます。
- 火成岩: マグマが冷え固まってできた火成岩について、冷え固まる場所や速さによる違い(火山岩と深成岩)と、その代表的な種類(流紋岩、安山岩、玄武岩、花こう岩、せん緑岩、はんれい岩など)や組織(斑状組織、等粒状組織)を学びます。
- 地震: 地震が起こる仕組み、揺れが発生する場所(震源)とその真上の地表の点(震央)を学びます。
- 地震の揺れの伝わり方: 最初に伝わる小さな揺れ(P波による初期微動)と、後から伝わる大きな揺れ(S波による主要動)について学びます。初期微動継続時間と震源からの距離の関係も学びます。
- 震度とマグニチュード: ある地点での揺れの大きさを示す震度と、地震そのものの規模を示すマグニチュードの違いを学びます。
- 地層
- 地層のでき方: 流れる水などの働き(浸食、運搬、堆積)によって土砂が海底などに積み重なり、地層ができる過程を学びます。粒の大きさによって、れき岩、砂岩、泥岩ができることを学びます。生物の死がいなどが堆積してできる石灰岩やチャートについても学びます。これらをまとめて堆積岩といいます。
- 化石: 地層の中に残された昔の生物の跡(化石)について、でき方や種類を学びます。地層ができた当時の環境を知る手がかりとなる示相化石と、地層ができた時代を知る手がかりとなる示準化石について学びます。代表的な示準化石と地質年代(古生代、中生代、新生代)を結びつけて覚えます。
- 大地の変化: 地層の重なり方(整合、不整合)や、地層が大きな力を受けて曲がったり(しゅう曲)、ずれたり(断層)すること、土地の隆起や沈降など、大地が常に変化していることを学びます。
これらの内容は、多くの観察や実験を通して体験的に学ぶことが重視されています。ここで学ぶ基本的な知識や考え方が、中学2年生、3年生でのより発展的な学習の土台となります。
📊 出題傾向サマリー(中1地学)
類似問題数
3,687 問
出題都道府県数
46 都道府県
📍 出題都道府県(全期間)
東京都京都府山形県大阪府青森県岩手県宮城県秋田県福島県茨城県群馬県栃木県静岡県埼玉県千葉県愛媛県神奈川県岡山県新潟県福井県富山県石川県岐阜県山梨県長野県愛知県奈良県三重県滋賀県兵庫県和歌山県島根県鳥取県広島県山口県佐賀県徳島県香川県高知県福岡県長崎県熊本県大分県鹿児島県沖縄県北海道
📅 直近3年の出題県
東京都(2026)青森県(2026)群馬県(2026)千葉県(2026)神奈川県(2026)新潟県(2026)
過去問1467件の分析から断言します。中1地学は火山・地震・地層が全県で100パーセント出題されます。特に2026年度の東京、青森、群馬、千葉、神奈川の入試でもこの分野が中心でした。単なる暗記は危険です。プレートの動きや地殻変動といった背景を理解しなければ、応用問題で失点します。地震の初期微動や火成岩の組織など、なぜそうなるのかを論理的に整理し、確実な得点源にしてください。
目次
【火山・地震・地層】一問一答チェックリスト(全500問)
最終更新日:2026/06/21
📊 火山・地震・地層の頻出テーマランキング
公立高校入試出題データベースより
1
示準化石と示相化石2
初期微動継続時間と震源距離の関係3
マグマの粘り気と火山の形4
初期微動継続時間5
堆積物の粒の大きさと堆積場所長野県公立高校入試(2024)類似
堆積
Q1
静岡県の安倍川から海に突き出すように形成されている三保半島は、川から運ばれてきた砂や小石が、海岸沿いの流れが緩やかな場所に帯状にたまってできた「砂州(さす)」と呼ばれる地形です。このような地形が形成される理由として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
流水によって運ばれた土砂が、流速の低下によってその場に積み重なったため
川によって運搬されてきた砂や小石は、海に出たり、沿岸の流れが穏やかになったりして水の勢いが弱まると、その場所にたまります。このように土砂が積み重なる現象を堆積と呼び、三保半島のような特徴的な砂州はこの堆積作用によって長い年月をかけて形成されたものです。
鹿児島県公立高校入試(2014)類似
地震計の記録原理と慣性
Q2
地震計は、地面の揺れを正確に記録するためにある物理的な性質を利用しています。バネで吊るされた重りにペンを取り付け、そのペン先を地面に固定された回転ドラムに接触させた装置において、地震が発生して地面が揺れたとき、記録が残る理由として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
重りが慣性によって空間の同じ位置に留まろうとするのに対し、回転ドラムが地面とともに動くため
物体には、外部から力が加わらない限り現在の運動状態を維持しようとする「慣性」という性質があります。地震計の内部では、大きな質量を持つ重りがバネで吊るされているため、地震が起きても慣性によって空間の同じ位置に留まり続けようとします。一方で、記録用の回転ドラムは地面に直接固定されているため、地面と一緒に揺れます。この「静止しようとする重り(ペン)」と「揺れる回転ドラム」の間に生じる相対運動が、紙の上に揺れの記録として残る仕組みになっています。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
れきの摩耗
Q3
堆積岩の一種である「礫岩(れきがん)」の地層を観察すると、内部に含まれる多くの小石(れき)が丸みを帯びていることがわかります。このような形状になる理由として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
岩石が流水によって運搬される過程で、互いにぶつかり合い角が削られたため。
流水には岩石を運ぶ「運搬」の作用があります。この運搬の過程で、岩石の破片は互いに激しく衝突したり川底とこすれ合ったりを繰り返します。この「摩耗」と呼ばれるプロセスによって、もともと角ばっていた岩石の角が取れ、全体的に丸みを帯びた形状になります。火山由来の岩石が角ばっていることが多いのに対し、堆積岩に含まれる「れき」が丸いのは、この流水によるプロセスの証拠といえます。
千葉県公立高校入試(2024)類似
ビカリア
Q4
ビカリアの化石が、特定の時代の地層を決定する「示準化石」として利用できる理由を、その生物学的特徴から説明したものとして最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた期間に広い範囲で生息しており、進化の速度が速かったため
示準化石として役立つ生物には、「生存期間が短い(特定の時代にしかいない)」「分布範囲が広い」「個体数が多い」といった特徴が必要である。ビカリアは新生代という限られた期間に広く分布していたため、その化石が含まれる地層の年代を特定することができる。生存期間が長く、特定の環境に依存する生物は、年代特定ではなく環境特定のための「示相化石」に分類される。
山梨県公立高校入試(2022)類似
有色鉱物
Q5
火成岩に含まれる主要な鉱物のうち、有色鉱物に分類されるものの組み合わせとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
黒雲母・カクセン石
有色鉱物の代表例には黒雲母、カクセン石、キ石、カンラン石がある。これらは鉄やマグネシウムを含むため色が濃い。一方、セキエイやチョウ石はこれらの成分をほとんど含まず、無色や白色に見える無色鉱物に分類される。
埼玉県公立高校入試(2021)類似
風化
Q6
地表にある岩石が、長い年月の間に気温の変化や水の働きを繰り返し受けることで、表面から次第に脆くなり、崩れていく現象を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
風化
岩石が太陽の光による温度変化で膨張・収縮を繰り返したり、岩石の隙間に入った水が凍結して膨張したりすることで、物理的・化学的にもろくなっていく現象を風化と呼びます。これは地表の岩石が土砂へと変化していく重要な過程です。
福井県公立高校入試(2022)類似
笏谷凝灰岩
Q7
福井市の足羽山周辺に分布し、建築資材としても利用される笏谷凝灰岩は、火山灰などの火山噴出物が積み重なってできた岩石です。このように、地層を形成する物質が積み重なり、重みで押し固められてできた岩石の分類として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
堆積岩
火山灰や砂、泥などが地表や水底に積み重なって固まった岩石は堆積岩に分類されます。笏谷凝灰岩はその一種である凝灰岩であり、当時の火山活動を裏付ける重要な証拠となります。
静岡県公立高校入試(2017)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q8
地震が発生したとき、観測地点で最初に届くP波による小さな揺れが始まってから、後から届くS波による大きな揺れが始まるまでの時間のことを何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の波には、伝わる速度が速いP波と、それよりも遅いS波があります。観測地点ではまずP波が到着して「初期微動」と呼ばれる小さな揺れが始まり、その後にS波が到着して「主要動」と呼ばれる大きな揺れが始まります。このP波とS波の到着時刻の差を初期微動継続時間と呼びます。
群馬県公立高校入試(2015)類似
緊急地震速報の猶予時間
Q9
震源から30km地点にある地震計がP波を感知し、その5秒後に気象庁が緊急地震速報を発信したとする。P波がこの観測点に到達したのは地震発生から5秒後であり、S波が震源から60km地点に到達するのは地震発生から17.5秒後であることがわかっている。このとき、震源から60km地点における、緊急地震速報を受信してからS波による主要動が始まるまでの猶予時間は何秒か。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
7.5秒
緊急地震速報が発信された時刻を地震発生時からの経過時間で計算する。P波が30km地点に到達したのが発生から5秒後であり、その5秒後に速報が発信されたため、発信時刻は「5 + 5 = 10秒後」となる。震源から60km地点にS波が到達するのは発生から17.5秒後であるため、その地点での猶予時間は「17.5 – 10 = 7.5秒」となる。
岩手県公立高校入試(2021)類似
マグニチュード
Q10
地震が発生したとき、その地震そのものの規模や、放出されるエネルギーの大きさを表す指標を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグニチュード
地震そのものが持つエネルギーの大きさを表す指標はマグニチュードと呼ばれます。これに対し、各地点における揺れの強さを段階的に表したものは震度であり、地震の規模を示すマグニチュードとは明確に区別されます。
愛知県公立高校入試(2014)類似
等粒状組織
Q11
地下深くにマグマがとどまり、長い時間をかけてゆっくりと冷えて固まってできた岩石の種類と、その組織の特徴の組み合わせとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
深成岩であり、大きな結晶が隙間なく組み合わさっている
マグマが地下深部でゆっくり冷却されてできる岩石を深成岩といいます。ゆっくり冷えることで鉱物の結晶が大きく成長するため、石基と呼ばれる微細な部分がなく、全体が大きな結晶で構成される等粒状組織になります。
長崎県公立高校入試(2021)類似
斑状組織
Q12
火山岩をルーペで観察すると、比較的大きな結晶が、肉眼では形が判別できないほど細かい粒やガラス質の部分の中に散らばっている様子が見られます。このような火成岩のつくりを何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斑状組織
マグマが地表付近で急激に冷えて固まった火山岩では、地下で成長した大きな結晶である「斑晶」と、急冷されたために結晶になれなかったり微細な粒のまま固まったりした「石基」が混ざり合った状態になります。この組織を斑状組織と呼びます。一方、地下深くでゆっくり冷え固まった深成岩に見られる、結晶の大きさがそろったつくりは等粒状組織と呼ばれ、区別されます。
新潟県公立高校入試(2026)類似
海水面の変化と堆積環境の推移
Q13
泥の層から砂の層、さらにはれきの層へと上に向かって堆積物の粒子が大きくなるように積み重なっている場合、そのような変化が起こる原理として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★★★ 難問
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
海水面が下がり水深が浅くなると、波や流れの力が強い海岸に近い環境に変化し、大きな粒が運ばれやすくなるため。
河川によって海へ運ばれた土砂は、粒が大きく重いものほど海岸近くに沈み、粒が小さく軽いものほど遠くまで運ばれます。下層が泥の層(海岸から遠い)で上層が砂の層やれきの層(海岸に近い)になっている場合、時間の経過とともにその地点が海岸に近づいたことを意味します。海水面が低下すると、以前は深い海だった場所が浅い海や海岸付近に変わるため、より大きな粒子が堆積するようになります。
東京都公立高校入試(2017)類似
粘性が弱いマグマの性質と火山の特徴
Q14
マグマの粘性が弱く、ねばりけが少ない場合の火山の特徴と、噴火によってできた岩石の色の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山の傾斜はゆるやかになり、岩石の色は黒っぽくなる。
マグマの粘性が弱いと、地表に噴出した溶岩が遠くまで流れ広がりやすいため、傾斜のゆるやかな火山が形成されます。また、粘性が弱いマグマは、二酸化ケイ素の含有量が少なく、有色鉱物を多く含むため、冷えて固まった岩石の色は黒っぽくなる性質があります。
北海道公立高校入試(2021)類似
液状化現象
Q15
海岸に近い都市部などで、水分を多く含む砂の地盤で地震が発生した際の被害について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地盤が液体のようになることで、地下に埋設されたマンホールなどが浮き上がることがある。
液状化現象が発生した地盤では、地盤全体の密度が変化し、地中の重い構造物が沈む一方で、中に空気が入っているマンホールなどの軽い構造物は浮力によって地表に浮き上がることがある。これは地盤が一時的に液体に近い性質を持つために起こる特有の現象である。
東京都公立高校入試(2025)類似
火山岩の組織
Q16
火山岩が「斑状組織」という独特の組織を持つようになる理由について、マグマの冷え方の観点から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地表付近や地上で急激に冷やされたため、すべての結晶が大きく成長する時間がなかったから。
斑状組織はマグマの冷却速度に関係しています。地下深くでゆっくり成長していた「斑晶」が含まれるマグマが、噴火などによって地表付近へ移動すると急激に温度が下がります。このとき、残りの成分は大きく結晶化する時間が足りず、微細な「石基」となります。これに対し、地下深くでゆっくり冷え固まる深成岩は、すべての結晶が大きく育つため等粒状組織になります。
山口県公立高校入試(2017)類似
示相化石と堆積環境
Q17
地層が堆積した当時の環境を知る手がかりとなる化石を何というか、名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
特定の環境下でのみ生息する生物の化石から、その地層が堆積した当時の環境を推定することができる。このような役割を果たす化石を「示相化石」と呼ぶ。これに対し、地層が堆積した年代を特定するために用いられる化石は「示準化石」と呼ばれ、区別が必要である。
茨城県公立高校入試(2019)類似
地層の傾きと推定
Q18
一直線上に等間隔で並ぶ複数の地点でボーリング調査を行った。共通するかぎ層である凝灰岩の上面の深さを調べたところ、地点一では二メートル、地点二では八メートル、地点三では十四メートルと、地点が一つ進むごとに六メートルずつ規則的に深くなっていた。この地層が一定の傾きで連続して堆積していると仮定した場合、地点一から数えて五番目の地点(地点五)における凝灰岩の上面の深さは何メートルの範囲にあると推定されるか。最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
二十六から二十七メートル
地点一で二メートル、地点二で八メートル(+六メートル)、地点三で十四メートル(+六メートル)という結果から、地点が一つ移動するごとにかぎ層の深さが六メートルずつ深くなる「地層の傾き」があることがわかります。この規則性を当てはめると、地点四は十四+六で二十メートル、地点五は二十+六で二十六メートルとなります。したがって、二十六から二十七メートルの範囲にあると推定するのが妥当です。
島根県公立高校入試(2018)類似
示相化石
Q19
示相化石として適している生物の特徴として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
特定の限られた環境にのみ生息し、生存期間が長い生物
示相化石は「当時の環境」を特定するためのものであるため、わずかな環境の変化で生息できなくなるような、特定の環境(水深や水温、塩分濃度など)に限定して生息する生物が適しています。生存期間については、短いと特定の年代を示す「示準化石」の性質が強くなってしまうため、環境さえ合えば長い期間にわたって同じ環境に生息し続ける生物の方が、環境判定の指標として役立ちます。
福井県公立高校入試(2022)類似
地層の傾斜
Q20
ある地域の地層の広がりを三次元的に把握するために、複数の地点の柱状図を比較して地層の傾きを調べることになりました。このとき、単に地表からの深さを比べるだけでは不十分であり、ある数値を考慮する必要があります。柱状図とあわせて確認すべきデータとして最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
各地点の地表の標高を確認し、特定の地層が海面からどれだけの高さにあるかを算出する。
地層が水平でない場合、地表からの深さだけを比較しても正しい傾きは判定できません。地表面の高さ(標高)は地点ごとに異なるため、柱状図に示された地層の深さを標高から差し引くことで、その地層が実際に位置する絶対的な高さ(標高)を求める必要があります。このように複数の地点で同一の鍵層の標高を比較することで、初めて地層がどの方向にどれだけ傾いているかを特定することが可能になります。
福岡県公立高校入試(2018)類似
地層の標高算出
Q21
ある地域の3地点P、Q、Rでボーリング調査を行いました。地点Pは標高が60mで地表からすぐに層Cが現れました。地点Qは標高が65mで、地表から5m掘り進んだところで層Cが現れました。地点Rは標高が75mで、地表から15m掘り進んだところで層Cが現れました。これら3地点における層Cの上面の標高について、正しく述べているものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点P、Q、Rのいずれにおいても、層Cの上面の標高は60mで一定である。
地層の上面の標高は「地表の標高 - 地表からその地層までの深さ」という計算式で求められます。地点Pは 60m - 0m = 60m、地点Qは 65m - 5m = 60m、地点Rは 75m - 15m = 60m となります。すべての地点で計算結果が60mとなることから、この地域において層Cは水平に堆積しており、どの地点でも同じ高さに位置していることがわかります。
東京都公立高校入試(2018)類似
地殻変動による地層の傾斜
Q22
ある露頭(地層が露出している場所)を観察したところ、下層にある石灰岩の層と泥の層が、水平な地表面に対して同じ角度で斜めに重なっていました。一方で、それらの層の上にあるれきや砂の層は、地表面に対して水平に重なっていることが確認されました。この観察結果から、石灰岩と泥の層が堆積した後に起こったと考えられる現象として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地殻変動による大きな力が大地に加わり、地層が重なり合った状態を保ったまま傾いた。
地層は本来、水中で水平に堆積する性質を持っています。石灰岩や泥の層が同じ角度で傾いているのは、それらが水平に堆積し終えた後に、地殻変動による大きな力が大地に加わったことを示しています。このように地層が傾く現象を地層の傾斜と呼びます。その後、一度地層が侵食されてから新しい層が水平に積み重なったため、上下で重なり方が異なる不整合のような構造が見られるようになります。
奈良県公立高校入試(2017)類似
地層の傾き
Q23
広範囲に広がる地層が、水平ではなくある一定の方角に傾いているかどうかを調べる際、複数の地点のデータが必要となる。地形図から得られる各地点の標高と、柱状図から得られる特定の地層(鍵層)が現れる深さの情報を用いて、地層の傾きを正しく判断するための計算方法として最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
各地点の標高から、鍵層が現れる深さを引いて、鍵層自体の標高を算出する
地層がどのようにつながり、どちらに傾いているかを知るためには、地表からの見かけの深さではなく、海面からの高さである「標高」で比較する必要がある。地形図で判明する地点の標高から、柱状図で判明する特定の地層までの深さを差し引くことで、その地層が位置する標高(分布高度)を求めることができ、その数値の地点差から傾きを導き出すことができる。
福井県公立高校入試(2024)類似
しゅう曲
Q24
堆積した当初は水平であった地層が、長い年月をかけて左右から押し縮めるような大きな力を受け、波状に曲がって変形した構造を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
しゅう曲
地下深くにある地層が左右から強い圧力を受けると、地層が切れずに波打つように曲がることがあります。この現象を「しゅう曲」と呼びます。一方で、地層が強い力を受けて切れて上下左右にずれる現象は「断層」と呼ばれます。
北海道公立高校入試(2018)類似
マグマ
Q25
火山から噴出する物質に関する説明として、マグマと溶岩の違いを正しく述べたものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地下深くにある高温でとけた物質をマグマといい、それが地表に流れ出したものを溶岩という。
地下にある「岩石がとけた物質」はマグマと呼ばれるが、噴火によって地表に流れ出ると、溶岩と呼ばれるようになる。溶岩には、液体状のものだけでなく、それが冷えて固まったものも含まれる点が特徴である。
長崎県公立高校入試(2019)類似
活断層
Q26
日本列島付近の地下では、太平洋側の海洋プレートが大陸プレートの下に斜め下方向へ沈み込んでいます。このプレートの動きによって大陸側のプレートに力が加わり、内陸の岩盤が破壊されて発生する「活断層による地震」の説明として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
震源が比較的浅い場所であることが多く、内陸で大きな被害をもたらすことがある
海洋プレートの沈み込みによって大陸側の岩盤にひずみがたまると、内陸部の比較的浅い場所にある活断層が動くことがあります。これを「内陸型地震」と呼び、マグニチュードが巨大でなくとも震源が近いため、直上の地域に激しい揺れや甚大な被害を及ぼすという特徴があります。
富山県公立高校入試(2024)類似
示準化石(サンヨウチュウ)
Q27
サンヨウチュウが示準化石として適切である理由と、その分類の組み合わせとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
限られた期間に広範囲に生息していたため、古生代の地層を特定できる。
示準化石となる生物には、「生息期間が短いこと」と「広い範囲に分布していること」の2つの条件が必要です。サンヨウチュウはこの条件を満たしており、古生代を代表する生物であるため、地層の年代を特定する基準として用いられます。一方で、特定の環境を特定するものは示相化石と呼ばれます。
山口県公立高校入試(2017)類似
示準化石の性質
Q28
地層が堆積した年代を特定する目安となる「示準化石」として適しているのは、どのような特徴を持つ生物の化石ですか。最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
広い地域に分布し、かつ限られた時代にのみ生存していた生物
地層が堆積した年代(時代)を決定するためには、その生物が地球上の広い範囲に生息しており、なおかつ特定の短い期間にしか生存していなかったことが条件となります。生存期間が長いと、どの時代の地層であるかを絞り込むことができないため、示準化石には適しません。
福井県公立高校入試(2015)類似
等粒状組織
Q29
深成岩の内部を観察すると、岩石をつくる粒の大きさがほぼ均一で、十分に成長した大きな結晶のみで構成されていることがわかる。このような特徴を持つ組織がつくられる理由として最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
マグマが地下深くでゆっくりと冷やされたため、どの結晶も大きく成長できたから。
火成岩の組織はマグマが冷え固まる速度によって決まる。地下深くでは熱が逃げにくいため、マグマは長い時間をかけて冷却される。その結果、すべての結晶が大きく成長し、火山岩に見られるような細かな粒の集まり(石基)が含まれない、粒のそろった組織が形成される。
富山県公立高校入試(2018)類似
地震の発生時刻の推定
Q30
地震が発生したとき、震源において岩石の破壊が始まった瞬間の時刻を何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
発生時刻
地震波が観測地点に到達した時刻から、その地点までの距離と波の速さを用いて逆算することで求められる、岩石の破壊が始まった時刻を発生時刻と呼びます。観測地点で最初に揺れを感じた「初期微動の開始時刻」とは、波が伝わってきた後の時刻を指すため、発生時刻とは区別する必要があります。
長崎県公立高校入試(2017)類似
侵食
Q31
山間部にある深い谷のように、川の傾斜が急な場所において、流水が周囲の岩石を削り取る力が最も強く働く理由として適切な説明はどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
傾斜が急であるため、流水の速度が速くなりエネルギーが大きくなるから
流水が周囲を削り取る力(侵食)は、水の流れる速さが速いほど強くなる。山間部は平野部に比べて地面の傾斜が急であるため、流水の速度が非常に速くなり、激しく周囲を削る作用が活発に行われる。
北海道公立高校入試(2023)類似
初期微動
Q32
地震が発生した際、震源から最初に伝わってくるP波(縦波)によって引き起こされる、はじめの小さな揺れを何と呼びますか。最も適切な名称を選択してください。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動
地震の波には、伝わる速さが速いP波(Primary wave)と、それより遅いS波(Secondary wave)があります。観測地点にはまずP波が先に到達するため、それによる小さな揺れが最初に発生します。これを初期微動と呼びます。後から届くS波による大きな揺れは主要動と呼ばれ、区別されます。
山梨県公立高校入試(2015)類似
正断層の形成
Q33
ある地点の地層において、斜めに切断された断層面を境に、左右両側へ遠ざかる方向に力が働いた。このとき、断層付近で観察される地層の動きとその特徴として正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
断層面の上側にある地塊が斜面に沿ってずり下がり、地層の食い違いが生じる
地層を引き離す方向に力が働くと、断層面の上側に位置する地塊が、斜面に沿って重力方向に滑り落ちる性質がある。この動きによって、もともと連続していた地層が垂直方向に分断され、食い違いが生じる。これが正断層が形成される原理である。
山口県公立高校入試(2022)類似
マグニチュード
Q34
地震の発生直後、気象庁からスマートフォン等に「強い揺れに備えてください」という内容の緊急地震速報が配信されることがある。この速報において、地震そのものの規模を推定し、放出されるエネルギーの大きさを予測するために用いられる指標はどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグニチュード
緊急地震速報は、地震発生直後に観測されたわずかな揺れから、地震の発生場所(震源)や規模であるマグニチュードを素早く推定し、各地の揺れの到達時刻や震度を予測して警告を出す仕組みである。地震が放出するエネルギーの大きさを表す指標はマグニチュードであり、この値が大きいほど、より広範囲に強い揺れをもたらす危険性が高まる。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
海岸段丘の形成過程
Q35
高知県の室戸岬などで見られる、海岸線に沿って平坦な面と崖が交互に現れる階段状の地形を海岸段丘といいます。この地形が形成される過程として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地震による急激な土地の隆起と、その後の緩やかな沈降の繰り返しに加え、波による浸食作用が働くことで形成される。
海岸段丘は、プレートの運動に伴う地震によって土地が急激に持ち上がる「隆起」と、その後の期間に生じる緩やかな「沈降」、そして波が海岸を削る「浸食」の組み合わせによって形成されます。室戸岬は、この地殻変動と海洋の作用が組み合わさってできた地形として有名です。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
最大震度
Q36
ある地点における地震の揺れの大きさを、気象庁が定めた尺度で表したものを何というか。なお、この尺度は「0」から「7」までの合計10段階で構成されるものとする。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震度
地震による「ある地点での揺れの強さ」を震度と呼び、日本では気象庁が定めた震度階級が用いられる。地震そのものの規模(エネルギー)を表すマグニチュードとは明確に区別する必要がある。震度階級は、0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階である。
三重県公立高校入試(2021)類似
黒っぽい火成岩に含まれる鉱物
Q37
地下深くでマグマがゆっくりと冷えて固まった火成岩のうち、大きな鉱物の結晶が組み合わさっており、全体として黒っぽい色をした岩石の成分的な特徴について正しく述べたものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
カンラン石や輝石などの有色鉱物を多く含んでいる。
岩石が黒っぽく見えるのは、光を通しにくい有色鉱物が大きな割合を占めているためです。特にカンラン石や輝石といった鉱物は、黒っぽい火成岩(玄武岩や輝緑岩、斑れい岩など)に豊富に含まれています。大きな結晶が組み合わさっているという組織の特徴は、地下深くでゆっくり結晶が成長したことを示していますが、色の濃淡に関しては成分である有色鉱物の含有量に依存します。
山形県公立高校入試(2017)類似
示相化石
Q38
化石が「示相化石」として当時の環境を特定するのに役立つためには、その生物がどのような性質を持っている必要がありますか。最も適切な条件を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた特定の環境のみに生息する性質
示相化石は環境の指標であるため、その生物が生息できる条件が「特定の環境」に限られている必要があります。もしどこでも生息できる生物であれば、その化石から環境を特定することができません。なお、広い範囲に分布し、特定の短い期間だけ生存した性質は、時代を特定する「示準化石」に求められる条件です。
福岡県公立高校入試(2018)類似
隆起
Q39
ある地点の地層の垂直な断面を観察すると、下側に泥の層が、そのすぐ上の層には砂の層が重なっていました。このような地層の重なり方から、この地点の堆積環境はどのように変化したと判断できますか。また、その原因となった大地の変化として最も適切なものを次から選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
堆積環境が浅くなる変化が起き、大地が隆起したと考えられる。
粒の小さい泥は水深の深い静かな場所に堆積し、泥よりも粒の大きい砂はより海岸に近い浅い場所に堆積します。下層の泥の上に砂が重なっているということは、時間の経過とともにその地点の水深が減少し、堆積環境が浅くなる変化が起きたことを示しています。このように、海底が以前よりも海面に対して高くなる現象を大地の隆起と呼びます。
群馬県公立高校入試(2026)類似
深成岩の形成過程
Q40
マグマが地下の深いところで、長い時間をかけてゆっくりと冷え固まって形成される岩石を総称して何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
深成岩
火成岩はマグマが冷え固まってできる岩石であり、そのうち地下の深いところで長い時間をかけてゆっくり冷え固まったものは深成岩に分類されます。地表付近で急激に冷えてできる火山岩と区別されます。
山梨県公立高校入試(2023)類似
P波とS波
Q41
震源からの距離が84kmである地点において、初期微動が6時57分06秒に始まり、主要動が6時57分13秒に始まりました。このとき、同じ地震において初期微動継続時間が14秒となる地点の、震源からの距離として適切なものを答えなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
168km
初期微動継続時間は「主要動の開始時刻 - 初期微動の開始時刻」で求められます。震源からの距離が84kmの地点では、13秒-06秒=7秒間です。初期微動継続時間は震源からの距離に比例するため、継続時間が2倍(14秒)になる地点は、震源からの距離も2倍である168kmとなります。
山口県公立高校入試(2024)類似
地質年代
Q42
地層が堆積した当時の時代を決定する手がかりとなる化石を何といいますか。また、その化石に適した生物の特徴として正しい説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石といい、広い範囲に分布し、特定の短い期間にだけ栄えた生物の化石が適している。
地層の堆積した時代を決めるための化石を「示準化石」と呼びます。特定の時代をピンポイントで特定するためには、その生物が「限られた短い期間」に「世界中の広い範囲」で繁栄していた必要があります。一方、当時の環境を示すものは示相化石と呼ばれます。
山梨県公立高校入試(2026)類似
気孔の形成原因
Q43
噴火によって噴き出した溶岩や火山灰に見られる小さな穴の形成について述べた次の文の( )にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。「火山岩に見られる小さな穴は、マグマに含まれていた( ① )が、冷えて固まる際に( ② )跡である。」
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
① 気体 ② 外部へ抜け出した
地下深部で高い圧力を受けていたマグマが地上に噴き出すと、溶け込んでいた成分が気体となって現れます。この気体が岩石の中から逃げていくことで、特徴的な穴の構造が作られます。外部から空気が入ったり、水分が蒸発したり、結晶が溶けたりすることで形成されるものではありません。
千葉県公立高校入試(2019)類似
深成岩
Q44
深成岩をルーペで観察すると、肉眼でも確認できるほど大きな結晶が、隙間なく組み合わさったつくりをしていることがわかる。このような岩石の組織を何というか、名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマがゆっくりと冷却されると、鉱物の結晶が成長するための十分な時間が確保されるため、すべての結晶が大きく成長します。その結果、ほぼ同じ大きさの大きな結晶が組み合わさった「等粒状組織」が形成されます。一方、急激に冷えた場合にみられる、小さな結晶やガラス質の部分(石基)の中に大きな結晶(斑晶)が混ざる組織は斑状組織と呼ばれます。
滋賀県公立高校入試(2016)類似
セキエイ
Q45
火山岩や深成岩を構成する造岩鉱物のうち、無色または白色で、決まった形がなく、不規則な割れ方をする鉱物の名称として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
セキエイ
マグマが冷えて固まった火成岩に含まれる造岩鉱物のうち、無色透明や白色で、特定の方向に割れる性質(へき開)がなく、不規則に砕ける特徴を持つものはセキエイです。同じ無色鉱物でも、チョウ石は決まった方向に割れやすく、不透明な白色をしていることが多い点で区別されます。また、キ石やクロウンモは色がついた有色鉱物に分類されます。
鹿児島県公立高校入試(2018)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q46
震源からの距離を縦軸に、地震の波の到達時間を横軸にとったグラフを想定します。P波の到着時刻を結んだ直線と、S波の到着時刻を結んだ直線の間隔が、震源からの距離が大きくなる(グラフの上方へ行く)ほど広がっていくのはなぜですか。その理由として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波とS波の速さが異なり、進んだ距離が長くなるほど2つの波の到着時刻の差が大きくなるため
P波とS波は震源で同時に発生するが、P波の方がS波よりも伝わる速さが速い。速さの異なる2つの波が同じ道のりを進むとき、移動距離が長くなればなるほど、先に着く波と後から着く波の到着時間の差は大きくなる。この時間の差が初期微動継続時間であるため、震源から遠いほどこの時間は長くなる。
秋田県公立高校入試(2017)類似
石灰岩と塩酸の反応
Q47
地層の観察において、特定の層から採取された岩石に塩酸を滴下したところ、気体が発生しました。この実験結果から推測される岩石の名称と、その岩石の成り立ちに関する説明として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
岩石は石灰岩であり、生物の死がいなどが堆積してできたと考えられる
塩酸をかけて気体(二酸化炭素)が発生する性質を持つ岩石は石灰岩です。石灰岩は、サンゴやフズリナ、貝類といった石灰質のからを持つ生物の死がいが海底に堆積してできるか、あるいは水中の成分が沈殿して作られる堆積岩の一種です。発生した気体が二酸化炭素であることを確認するためには、石灰水に通して白く濁るかを確認する方法が一般的です。
茨城県公立高校入試(2019)類似
石灰岩
Q48
石灰岩とチャートは、どちらも生物の死骸が堆積してできた岩石ですが、ある薬品に対する反応の違いによって区別することができます。その識別方法と結果についての説明として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
うすい塩酸をかけたとき、石灰岩は二酸化炭素を発生して溶けるが、チャートは変化しない。
石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とするため、塩酸を加えると中和反応の一種によって二酸化炭素が発生します。一方、チャートは二酸化ケイ素を主成分とするため、塩酸をかけても反応して気体を出すことはありません。このように、岩石の化学的性質を利用して種類を特定することができます。
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火山灰の観察方法
Q49
火山灰を蒸発皿に入れ、水を入れて指で軽くこすり洗いをした後、濁った水を捨てる作業を繰り返すことがあります。このように火山灰を水で洗う理由として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
付着している泥や細かな粒を取り除き、含まれている鉱物の観察を容易にするため
火山灰には、マグマが冷えて結晶になった鉱物のほかに、細かい泥や微細な粒が混ざっています。これらが付着したままだと、顕微鏡で観察した際に鉱物の色や形がはっきりと見えません。そのため、蒸発皿でこすり洗いを繰り返して濁った水を捨て、透明な鉱物の粒だけを取り出す必要があります。
山形県公立高校入試(2016)類似
チョウ石
Q50
チョウ石が、キ石やカンラン石などの鉱物とは異なり「無色鉱物」に分類される理由を、成分の観点から説明したものとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鉄やマグネシウムをほとんど含まないため。
鉱物が無色(白っぽく)見えるか有色(黒っぽく)見えるかは、成分の違いによって決まります。鉄やマグネシウムを多く含む鉱物は黒っぽくなり「有色鉱物」と呼ばれますが、チョウ石やセキエイはこれらの成分をほとんど含まないため、白っぽい「無色鉱物」に分類されます。
高知県公立高校入試(2023)類似
斑晶
Q51
火山岩の断面を観察したとき、比較的大きく輪郭のはっきりした結晶が、非常に細かい粒に囲まれて点在していることがあります。この比較的大きな結晶の部分を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斑晶
マグマが地表付近で急激に冷えて固まる際に、地下の深い場所で時間をかけて成長していた大きな結晶が取り残されることで生じます。この大きく成長した結晶を斑晶と呼び、その周囲を埋めている非常に細かな粒である石基と区別されます。
三重県公立高校入試(2024)類似
深成岩の結晶成長
Q52
火成岩に含まれる鉱物が大きく成長し、肉眼で見分けられるようになるために必要な条件として、最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地下深くで、長い時間をかけてゆっくり冷え固まること
鉱物の結晶が大きく成長するためには、結晶の核となる部分に周囲の成分が集まるための十分な時間が必要です。地下深くは温度が高いため、マグマの温度が下がるスピードが非常に遅くなり、長い時間をかけて冷却されることで、大きな結晶からなる深成岩が形成されます。
山口県公立高校入試(2018)類似
風化と侵食
Q53
山間部において、流水のはたらきにより深い谷が形成されるプロセスを説明した次の文章の空欄にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものはどれか。「岩石が気温の変化や雨風によって( X )することで脆くなり、そこを( Y )のはたらきによって削り取る( Z )が起こることで、地形が深く刻まれていく。」
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
X:風化、Y:流水、Z:侵食
岩石が物理的・化学的に脆くなる現象を風化、その脆くなった部分を流水が削り去る現象を侵食と呼びます。この2つの作用が連続して起こることで、上流域ではV字谷のような深い谷が形成されます。堆積は運ばれた土砂が積もる現象であり、隆起は地盤が持ち上がる現象を指すため、削り取る過程には該当しません。
福岡県公立高校入試(2019)類似
カンラン石
Q54
造岩鉱物は「無色鉱物」と「有色鉱物」に分類されますが、カンラン石を他の有色鉱物であるキ石やカクセン石と見分けるための特徴として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
色は濃い緑色を呈し、形は短い柱状や粒状になりやすい。
有色鉱物にはカンラン石、キ石、カクセン石、クロウンモなどがありますが、それぞれ色味や形に違いがあります。カンラン石は他の有色鉱物と比べて明るい「濃い緑色」を持ち、かつ「短い柱状や粒状」という特徴的な形態を持つため、これが見分ける際の決定的なポイントとなります。キ石やカクセン石はより黒に近い色味を帯びることが多く、形も異なります。
山形県公立高校入試(2023)類似
示相化石
Q55
地層の堆積当時の環境を推定するために用いられる生物の化石には、どのような性質が求められるか。原理として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた狭い範囲の環境条件にのみ生息する性質
示相化石は、サンゴ(暖かく浅い海)やアサリ(潮間帯の砂泥)のように、生息できる環境が特定の条件に限定されている生物が適している。もし、どのような環境でも生きられる生物であれば、その化石から堆積当時の環境を絞り込むことができないため、生息範囲の限定性が重要な指標となる。
広島県公立高校入試(2025)類似
地震波の到達時間
Q56
地震が発生した際、震源に近い観測点で最初に感知されるP波を解析し、大きな揺れをもたらすS波が到着する前に、各地へ揺れの推定時刻や予測される震度を素早く知らせる仕組みを何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
緊急地震速報
地震の波には、伝わる速度が速いP波(初期微動)と、速度が遅く揺れが大きいS波(主要動)があります。この2種類の波の速度差を利用し、先に到着するP波を検知して、大きな被害をもたらすS波が来ることを直前に知らせるシステムを緊急地震速報といいます。
愛知県公立高校入試(2026)類似
緊急地震速報の到達時間
Q57
緊急地震速報が発表されてから、主要動が到着するまでの「避難に必要な猶予時間」について述べた文として、最も適切なものを答えなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離が遠くなるほど、猶予時間は長くなる
P波とS波の到着時刻の差(初期微動継続時間)は、震源からの距離に比例して大きくなります。緊急地震速報はP波の検知をきっかけに発表されるため、P波とS波の速度差によって生じる時間の開きが大きい遠方の地点ほど、速報を受けてから主要動(S波)が到達するまでの猶予時間が長くなります。
佐賀県公立高校入試(2019)類似
初期微動継続時間
Q58
地震計による揺れの記録において、先に到着するP波が引き起こす小さな揺れを初期微動といいます。この初期微動が始まってから、その後に到着するS波によって大きな揺れ(主要動)が始まるまでの時間の差を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
初期微動継続時間
地震が発生すると、伝わる速さが異なる2種類の波が同時に発生します。速いP波が観測地点に届いてから、遅いS波が届くまでの時間の差を初期微動継続時間と呼びます。この時間は、震源からの距離が遠くなるほど長くなるという性質があります。
福井県公立高校入試(2018)類似
フズリナの生息年代
Q59
泥岩、砂岩、チャートなどの堆積岩が分布する地層を調査したところ、フズリナの化石が発見されました。この地層が形成された年代と同じ地質年代に繁栄していた生物の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
サンヨウチュウやリンボク
フズリナは古生代を代表する示準化石です。同じ古生代には、海洋生物であるサンヨウチュウや、大型のシダ植物であるリンボクが繁栄していました。これに対し、アンモナイトや恐竜は中生代、ビカリア、デスモスチルス、ナウマンゾウなどは新生代の生物であるため、フズリナと同じ地層から見つかることは通常ありません。
奈良県公立高校入試(2015)類似
緊急地震速報の仕組みと到達時間
Q60
地震の揺れによる被害を軽減するために運用されている「緊急地震速報」の仕組みについて、正しく述べたものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
伝播速度が速いP波を検知し、大きな揺れを伴うS波の到達時間を予測して発表する
地震が発生すると、伝播速度の速いP波(初期微動)と、速度は遅いが揺れの大きいS波(主要動)が同時に発生する。緊急地震速報は、震源近くの観測点で先に到達するP波を素早く検知・分析し、後から到達するS波の到達時間や震度を予測して知らせるシステムである。
北海道公立高校入試(2021)類似
初期微動継続時間
Q61
地震が発生したとき、伝わる速さが速いP波が到着してから、遅れて伝わるS波が到着するまでの間に続く、小さな揺れの時間の名称として適切なものを答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
初期微動継続時間
地震の波には、伝わる速さが速いP波と、遅いS波があります。観測地点において、先に届いたP波による揺れ(初期微動)が始まってから、後から届いたS波による大きな揺れ(主要動)が始まるまでの時間は「初期微動継続時間」と呼ばれます。
長崎県公立高校入試(2014)類似
砂岩の組織
Q62
ある岩石の組織を顕微鏡で観察したところ、さまざまな大きさの「粒」が密集しており、それぞれの粒の角が取れて丸みを帯びていることが確認されました。このような特徴を持つ岩石として最も適切なものを選択してください。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
砂岩
砂岩は堆積岩の一種であり、川の流れなどによって運搬される過程で粒同士がぶつかり合うため、角が削れて丸みを帯びた粒が集まっているのが特徴です。これに対し、火成岩である花こう岩や安山岩などは、マグマから結晶が成長するため、角ばった結晶が組み合わさった組織になります。
東京都公立高校入試(2014)類似
示準化石としてのアンモナイトと地質年代の特定
Q63
地層が堆積した当時の年代を推定する手がかりとなる化石を何というか。また、その代表例であり、中生代の海に広く生息していた生物の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石・アンモナイト
地層が堆積した年代を特定する基準となる化石は「示準化石」と呼ばれる。アンモナイトは恐竜などとともに中生代に繁栄した生物であり、その化石が含まれる地層は中生代に形成されたと判断できる。なお、三葉虫は古生代の示準化石であり、サンゴは当時の環境を示す示相化石である。
富山県公立高校入試(2021)類似
斑状組織
Q64
火山岩を観察すると、はっきりとした形の大きな粒が、肉眼では区別できないほど微細な粒の集まりの中に散らばっている様子が見られます。このような、火山岩特有の岩石のつくりを何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
斑状組織
マグマが地表付近や地上で急激に冷え固まることで形成される火山岩には、大きな結晶である斑晶と、それを取り囲む微細な結晶やガラス質の集まりである石基が混在する「斑状組織」が見られます。一方、地下深くでゆっくり冷え固まる深成岩では、すべての結晶が大きく成長した「等粒状組織」となります。
長崎県公立高校入試(2022)類似
気象庁震度階級
Q65
日本で使用されている、ある地点での地震による揺れの強さを表す指標を震度といいます。気象庁が定めている震度階級は、0から7までの数字が使われ、そのうち5と6についてはそれぞれ「弱」と「強」に分けられていますが、全部で何段階に区分されていますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
10段階
気象庁震度階級は、0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の合計10段階で構成されています。数字は7までですが、5と6が細分化されている点に注意が必要です。世界で使われる12段階の改正メルカリ震度階級などとは異なる日本独自の指標です。
京都府公立高校入試(2015)類似
石灰岩とチャートの区別
Q66
石灰岩とチャートの共通点と相違点について、科学的に正しく述べた説明文はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
どちらも生物の遺骸が堆積してできた岩石だが、石灰岩は塩酸と反応して二酸化炭素を出し、チャートは塩酸と反応しない。
石灰岩とチャートはどちらも「生物岩」と呼ばれる堆積岩の一種で、生物の遺骸が長い年月をかけて積もり、押し固められたものです。石灰岩はサンゴや貝殻などがもとになっており、塩酸と反応する性質があります。一方、チャートはホウサンチュウなどの二酸化ケイ素の殻を持つプランクトンがもとになっており、非常に硬く、塩酸とは反応しないという違いがあります。
福岡県公立高校入試(2023)類似
等粒状組織
Q67
地下深くでマグマがゆっくり冷えてできた深成岩に見られる、ほぼ同じ大きさの鉱物の結晶が隙間なく組み合わさった岩石の組織を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
深成岩はマグマが地下深くで長い時間をかけて冷却されることで形成されるため、鉱物の結晶が大きく成長します。その結果、すべての結晶がほぼ同じ大きさになり、互いに隙間なく組み合わさる「等粒状組織」となります。これに対し、地表付近で急激に冷やされた火山岩は「斑状組織」となります。
千葉県公立高校入試(2024)類似
ビカリア
Q68
地層が堆積した当時の年代を推定するのに役立つ化石を「示準化石」といいます。新生代の地層から発見される、代表的な巻貝の示準化石はどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ビカリア
地層が堆積した時代を決定する手がかりとなる化石を示準化石と呼びます。ビカリアは新生代を代表する巻貝の化石であり、その地層が新生代に形成されたことを示します。選択肢にあるフズリナやサンヨウチュウは古生代、アンモナイトは中生代の示準化石として知られています。
三重県公立高校入試(2016)類似
震度
Q69
震源から10km離れた地点と、100km離れた地点の揺れの大きさを比較したとき、一般に震源から遠い地点ほど震度が小さくなる理由として、最も適切な説明はどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源から離れるほど、地震波のエネルギーが広い範囲に分散して伝わるため
地震のエネルギーは震源から同心円状(球状)に広がっていくため、震源から遠ざかるほど単位面積あたりのエネルギーは小さくなる。そのため、各観測地点における揺れの大きさである震度は、一般に震源に近いほど大きく、遠いほど小さくなる。マグニチュードは地震そのもののエネルギー量であり、観測地点の距離によって値が変わることはない。
秋田県公立高校入試(2023)類似
初期微動継続時間と距離の関係
Q70
地震の揺れを観測したとき、震源からの距離と初期微動継続時間の関係について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
初期微動継続時間は、震源からの距離に比例して長くなる
P波とS波はそれぞれ異なる一定の速さで伝わるため、震源からの距離が遠くなるほど、2つの波が到着する時間の差は一定の割合で大きくなります。このため、初期微動継続時間と震源からの距離の間には比例関係が成立します。
静岡県公立高校入試(2015)類似
示相化石
Q71
標高25メートルの地点エーと標高35メートルの地点ビーにおいて、地表から20メートル下までの地層調査を行った。それぞれの地点に分布する地層から、特定の生物の化石を発見した。これを示相化石として堆積環境の推定に利用する場合、その生物が持つべき特徴としてふさわしい説明はどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
生存期間が長く、特定の限られた環境にのみ生息していた生物。
示相化石は「環境」を推定するためのものであるため、特定の水深や水温、塩分濃度などの環境条件に敏感で、限られた環境にのみ生息する生物が適しています。また、その環境がいつの時代であっても同じように推定できるよう、長い期間にわたって種が存続していることも重要な条件となります。一方で、「限られた期間だけ生息し、広い範囲に分布していた」という特徴は、年代を特定する「示準化石」に求められる性質です。
鹿児島県公立高校入試(2021)類似
地層
Q72
れき、砂、泥や火山の噴出物などが、長い年月をかけて積み重なり、しま模様の見られる構造となったものを何というか、その名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
地層
流水によって運ばれた土砂や火山の噴出物などの堆積物が、長い期間をかけて海底や湖底などで層状に積み重なることで、特有のしま模様を持つ地層が形成される。
島根県公立高校入試(2022)類似
石灰岩の化学的性質
Q73
サンゴの化石が含まれているある地層の岩石が、石灰岩であることを確かめるための方法と、その際に見られる現象の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
岩石にうすい塩酸をかけると、とけて二酸化炭素が発生する。
石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩であり、うすい塩酸をかけると反応して、とけて気体が発生するという化学的性質を持っています。このとき発生する気体は二酸化炭素です。サンゴの化石も炭酸カルシウムを主成分としているため、石灰岩の層に含まれることが多く、同様の反応を示します。
長野県公立高校入試(2021)類似
風化・侵食・運搬・堆積の作用
Q74
流水の働きと地形の形成について述べた次の説明のうち、正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
川の流れが速い場所では侵食や運搬の働きが強く、流れが遅くなると堆積の働きが強くなる。
流水のエネルギーは流速に依存するため、流れが速い上流部や増水時には、周囲を削る「侵食」や土砂を運ぶ「運搬」の働きが活発になる。一方で、流れが緩やかになる下流や河口、または平野部では、土砂を支えて運ぶ力が弱まるため、重い粒子から順に底に積もる「堆積」が主となる。選択肢にある「褶曲」や「断層」は地殻変動という地球内部の大きな力によるものであり、流水の作用とは区別される。
長野県公立高校入試(2022)類似
震度
Q75
一つの地震において、震源からの距離がほぼ同じであるにもかかわらず、観測地点によって揺れの強さが異なることがあります。この理由として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点によって地盤の揺れやすさが異なり、柔らかい地盤ほど揺れが大きくなる傾向があるから
震度は震源からの距離だけでなく、その地点の地盤の性質に大きく左右されます。埋立地や平野部などの柔らかい地盤は、山地などの硬い地盤に比べて地震波が増幅されやすく、揺れが強くなる性質があります。
愛知県公立高校入試(2014)類似
等粒状組織
Q76
火成岩の組織のうち、比較的大きな鉱物の結晶が隙間なくパズルのように組み合わさっている組織を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くでゆっくりと冷えて固まる際、一つ一つの結晶が成長する時間が十分にあるため、すべての粒が大きく育ち、互いに隙間なく組み合わさります。このような組織を等粒状組織と呼びます。
福井県公立高校入試(2014)類似
メタセコイア
Q77
地層が堆積した当時の年代を推定する手がかりとなる化石を示準化石といいます。新生代の地層から発見される、代表的な植物の示準化石として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
メタセコイア
メタセコイアは、新生代の地層から産出する代表的な植物の示準化石です。これに対し、三葉虫、フズリナ、リンボクはいずれも古生代の地層に見られる示準化石であり、地層の堆積した時代を特定する際の重要な指標となります。
群馬県公立高校入試(2016)類似
しゅう曲
Q78
ある地域で地層の調査を行ったところ、本来は水平であるはずの地層が波を打つように曲がっている「しゅう曲」が確認されました。この地層の成り立ちについて、正しい説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地層が堆積したあと、水平方向に押し合うような大きな力がはたらいた。
しゅう曲は、地層が形成されたあとに、左右から押し合うような大きな圧力(圧縮力)が長時間加わることで形成されます。地層が破断してずれてしまうと「断層」になりますが、地層が柔軟性を保ったまま変形すると「しゅう曲」となります。重力による垂直方向の力やマグマによる熱変形とは原理が異なります。
島根県公立高校入試(2026)類似
震度
Q79
地震が発生した際、ある地点における地面のゆれの程度を表す尺度を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震度
地震そのものの規模(エネルギーの大きさ)を表すマグニチュードに対し、観測地点における実際のゆれの程度を表す尺度は震度と呼ばれます。震度は場所によって異なる値をとります。
秋田県公立高校入試(2023)類似
S波の伝播速度
Q80
地震が発生したときに震源から伝わる波のうち、遅れて到達し、大きな揺れである「主要動」を引き起こす波の名称として正しいものを選択してください。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
S波
地震が発生すると、性質の異なる2種類の波が同時に発生します。そのうち、伝わる速さが比較的遅く、後から到達して「主要動」と呼ばれる大きな揺れをもたらす波をS波(Secondary Wave)と呼びます。先に到達する速い波はP波と呼ばれ、小さな揺れである初期微動を発生させます。
山口県公立高校入試(2024)類似
地質年代
Q81
地質年代を区分する際に基準となる「示準化石」として利用する生物には、どのような特徴が求められますか。最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
広い範囲に分布し、特定の短い期間だけ生存していた生物
地質年代を決定するための示準化石には、広い範囲に分布していることと、生存していた期間が限定されているという二つの条件が不可欠です。生存期間が短いことで、その化石が含まれる地層が地球上のどの時代に作られたかを正確に区分できるようになります。一方、サンゴのように特定の環境(暖かい浅い海など)を示すものは「示相化石」と呼ばれ、堆積当時の環境を知るために利用されます。
千葉県公立高校入試(2019)類似
深成岩
Q82
火成岩の一種である「花こう岩」は、大きな結晶が均一に並んだ組織をもっている。この組織が形成される理由について述べた文として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地下深くで非常にゆっくりと冷えたため、どの結晶も大きく成長することができたから
深成岩の代表例である花こう岩が等粒状組織をもつのは、地下深くという熱が逃げにくい環境でマグマが冷却されたためです。冷却速度が遅いと、結晶が成長する時間が長くなり、結果として大きな結晶のみで構成される岩石になります。地表付近で急冷された場合は斑状組織となり、堆積物が押し固められた場合は堆積岩となるため、これらは花こう岩の形成過程とは異なります。
高知県公立高校入試(2017)類似
標高と地層の深さの算出
Q83
東西方向に地層が傾いている地域で、鍵層となる凝灰岩の層を調査した。標高60mの地点Aでは、地表面から10mの深さに凝灰岩の層があった。地点Aから真東に100m離れた標高70mの地点Bでは、地表面から25mの深さに同じ凝灰岩の層があった。地層はどこでも一定の傾きで平行に重なっているものとすると、地点Aから真東に200m離れた標高55mの地点Cにおいて、この凝灰岩の層が現れる深さは何mですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
15m
地点Aの凝灰岩の標高は 60m – 10m = 50m であり、地点Bの凝灰岩の標高は 70m – 25m = 45m です。このことから、東に向かって100m進むごとに地層の標高が5mずつ低くなるという地層の傾きがわかります。地点Cは地点Aから東に200m離れているため、凝灰岩の標高は地点Aよりも 5m × 2 = 10m 低い 40m(50m – 10m)となります。地点Cの地表面の標高は55mであるため、求める深さは 55m – 40m = 15m となります。
岐阜県公立高校入試(2018)類似
示準化石
Q84
地層が堆積した当時の年代(地質年代)を推定する手がかりとなる化石を何というか。その名称として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石
地層が堆積した「時代」を決定する目印となる化石を示準化石と呼ぶ。これに対して、当時の「環境」を推定する手がかりとなる化石は示相化石と呼ばれる。広い範囲に分布し、かつ特定の短い期間に繁栄して絶滅した生物の化石が、堆積した年代を特定する条件として適している。
三重県公立高校入試(2026)類似
初期微動継続時間
Q85
地震が発生したとき、最初に到達するP波による小さな揺れが始まってから、後から到達するS波による大きな揺れが始まるまでの時間を何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の揺れには、速いP波によって起こる「初期微動」と、遅いS波によって起こる「主要動」があります。この2つの波の速度差によって生じる、P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差を「初期微動継続時間」と呼びます。
山形県公立高校入試(2022)類似
海溝型境界のプレート運動
Q86
海洋プレートである太平洋プレートが、右から左へと移動し、左側に位置する大陸プレートである北アメリカプレートの下へと沈み込んでいく運動が続いています。この現象にともなって発生する現象として最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
引きずり込まれた北アメリカプレートのひずみが限界に達して跳ね返り、海溝型の地震が発生する
太平洋プレートが北アメリカプレートの下に沈み込む際、境界付近の大陸プレート(北アメリカプレート)の端が一緒に地下へ引きずり込まれます。これによって蓄積された「ひずみ」が限界に達し、プレートが急激に跳ね返ることで巨大な地震(海溝型地震)が発生します。
山梨県公立高校入試(2021)類似
示相化石
Q87
地層が堆積した当時の周囲の環境を推定する手がかりとなる化石を、何というか。名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
地層が堆積した当時の環境(海の深さ、水温、塩分濃度など)を特定できる化石を示相化石と呼ぶ。これに対し、地層が堆積した年代を特定する手がかりとなる化石は示準化石と呼ばれ、区別が必要である。
新潟県公立高校入試(2022)類似
示相化石による堆積環境の推定
Q88
示相化石として役立つ生物には、共通する特徴があります。地層が堆積した当時の環境を正しく推定するために、示相化石となる生物が備えているべき条件として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた特定の環境にのみ生息する性質をもつこと
示相化石は「当時の環境」を特定するためのものであるため、サンゴやアサリのように、生息に適した環境(水深や塩分濃度など)が限られている生物が適しています。広い範囲に分布し、特定の短い期間だけ生存した生物は、地層の「時代」を特定するための示準化石の条件です。
長野県公立高校入試(2019)類似
P波の速さ
Q89
地震の波の伝わり方について、最初に伝わるP波の速さを算出するために必要なデータの組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離と、その地点にP波が到着した時刻、および地震が発生した時刻
速さを求めるには「移動した距離」と「かかった時間」の情報が不可欠です。P波の速さを求める場合、震源から観測点までの距離を、P波が震源を出発してから(地震発生時刻)観測点に到着するまでの時間で割ることで計算できます。あるいは、複数の観測点における震源からの距離の差と、到着時刻の差を用いても算出可能です。
東京都公立高校入試(2021)類似
S波の伝播速度
Q90
ある地震において、震源からの距離が36kmの地点では10時10分12秒に主要動が始まり、震源からの距離が108kmの地点では10時10分30秒に主要動が始まりました。この地震のS波の速さは毎秒何kmですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
毎秒4km
S波の速さを求めるには、2つの地点における「震源からの距離の差」を「到達時刻の差」で割ります。距離の差は 108km – 36km = 72km で、時間の差は 30秒 – 12秒 = 18秒 です。これを計算すると、72 ÷ 18 = 4 となり、S波の速さは毎秒4kmであることが求められます。
京都府公立高校入試(2014)類似
震央
Q91
地震の観測データに基づき、複数の地点での震源からの距離を算出して地図上に震央を特定しようとしています。震央の位置に関する説明として、地学的に正しいものはどれか選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地震が発生した地下の点(震源)から、最短距離にある地表の地点
震央は震源の真上に位置する地表の地点であるため、地下の震源から地表のあらゆる地点の中で最も距離が近い場所になります。このため、一般的に震央に近いほど初期微動継続時間(P波が届いてからS波が届くまでの時間)が短くなるという特徴があります。
岡山県公立高校入試(2017)類似
フズリナ
Q92
フズリナは、特定の地層の年代を決定する「示準化石」として利用されている。示準化石として利用される生物には、どのような特徴が必要か。その条件として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
広い範囲に分布し、限られた短い期間だけ生存していた。
地層の年代を特定する示準化石には、特定の短い期間だけ生存し、かつ世界中の広い範囲に分布していたという条件が求められる。生存期間が長すぎると、その化石が含まれる地層の年代を狭く絞り込むことができないためである。フズリナはこの条件を満たすため、古生代の指標として重要視されている。
宮城県公立高校入試(2025)類似
マグニチュードと震源の深さの関係
Q93
地震の発生時に観測される「震度」と「マグニチュード」の説明として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震度は各地点での揺れの強さを表し、マグニチュードは地震そのもののエネルギーの大きさ(規模)を表す。
震度は地震によるある地点での揺れの強さを表す尺度であるのに対し、マグニチュードは地震そのものの規模やエネルギーの大きさを表す単位である。1つの地震に対してマグニチュードは1つに決まるが、震度は場所によって異なる。
愛媛県公立高校入試(2025)類似
玄武岩の成因
Q94
玄武岩の組織を顕微鏡などで観察すると、小さな結晶やガラス質で埋め尽くされた「石基(せっき)」と呼ばれる部分が広く見られます。このような特徴的な組織が形成される理由を正しく説明しているものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地表付近で急激に冷やされたため、結晶が大きく成長する時間がなかったから
マグマが地表付近で急速に冷却されると、成分が規則正しく並んで大きな結晶を作るための十分な時間が確保できません。その結果、目に見えないほど微細な結晶や、結晶になれなかったガラス質が「石基」として残ります。これは地下深くでゆっくり冷却され、すべての結晶が大きく揃う等粒状組織(深成岩)とは対照的な特徴です。
福岡県公立高校入試(2021)類似
鍵層による地層の対比
Q95
北から南へ向かって一直線上に位置する地点P(標高210m)、地点Q(標高200m)、地点R(標高190m)の3地点でボーリング調査を行いました。ある共通の火山灰の層が、地点Pでは地表から10mの深さに、地点Qでは5mの深さに、地点Rではちょうど地表に見られました。この付近の地層はどの方向に低くなるように傾いていると考えられますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
南方向
各地点の地表の標高から火山灰層が現れた深さを引いて、火山灰層自体の標高を計算します。地点Pは 210m – 10m = 200m、地点Qは 200m – 5m = 195m、地点Rは 190m – 0m = 190m となります。北から南へ向かって火山灰層の標高が 200m → 195m → 190m と低くなっているため、地層は南方向へ低くなるように傾いていると判断できます。地表からの深さだけで比較するのではなく、標高という共通の基準で考えることが重要です。
三重県公立高校入試(2014)類似
地熱発電
Q96
地熱発電において、電気を発生させるために必要な「タービンを回す役割」を直接担っているものは何か。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマの熱によって生じた高温・高圧の水蒸気
地熱発電では、地下に蓄えられた熱水や、マグマの熱によって熱せられた水から発生する高温・高圧の水蒸気を取り出し、その勢い(圧力)でタービンを回転させて発電機のコイルを動かす。マグマそのものを回転に使用するわけではないことに注意が必要である。
北海道公立高校入試(2021)類似
液状化現象
Q97
地震による強い揺れが発生した際、水分を多く含んだ砂の地盤において、砂の粒子が水に浮いたような状態になり、地盤全体が液体のように振る舞う現象を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
液状化現象
地震の激しい振動が地盤に加わることで、砂の粒子同士の結びつきが離れ、地下水と混ざり合うことで発生する。この現象が起きると、地中の水分や砂が地表に噴き出したり、重い建物が沈み込んだりする被害が生じる。
千葉県公立高校入試(2024)類似
地層の対比
Q98
ある地域の地層の広がりを調べるため、離れた複数の地点で調査を行い、地層の重なりを表した柱状図を作成しました。各地点の地層の高さ(標高)を正しく比較し、地層の傾きを判断するために必要な作業として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
各地点の地表面の標高を確認し、地表面を基準ではなく標高を基準にして柱状図を並べる
各地点で地表面の標高が異なる場合、地表面からの深さ(地中何メートルか)だけでは地層の正確なつながりはわかりません。それぞれの地点の標高から深さを引き、標高を基準として柱状図を並べ直すことで、初めて地層がどのように連続し、どの方向に傾いているかを判断できます。
山梨県公立高校入試(2022)類似
造岩鉱物の同定
Q99
火山灰を構成する鉱物を顕微鏡で観察した際の特徴について、名称と形状の組み合わせとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
長石は、白っぽく決まった方向に割れて柱状の形をしている。
火山灰に含まれる代表的な無色鉱物のうち、長石は白っぽく、決まった方向に割れやすいため柱状や短冊状の結晶として観察される。一方、石英は無色透明で決まった方向に割れる性質がないため、割れたガラスのような不規則な形になる。これらを見分ける際は、色だけでなく割れ方や形状に着目することが重要である。
福岡県公立高校入試(2026)類似
火山灰の色と鉱物の含有割合
Q100
ある火山灰を観察したところ、濃い緑色の長い柱状の鉱物や、黒色で板状の鉱物が目立ち、全体として黒っぽい色をしていました。この観察結果と、火山灰の性質について述べた次の文の空欄にあてはまる言葉の組み合わせとして適切なものはどれですか。「火山灰の色は、構成成分である( ① )の種類と、それらが含まれる( ② )によって決まる。」
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
①:鉱物、②:割合
火山灰はマグマが冷えて結晶になった鉱物などの集まりです。有色鉱物と無色鉱物のどちらが、どの程度の割合で含まれているかによって、火山灰の見た目の色は大きく変化します。黒っぽい火山灰は有色鉱物の割合が高いことが特徴です。
滋賀県公立高校入試(2023)類似
マグマのねばりけと噴火の様式
Q101
傾斜が非常に緩やかで横に広がった「盾状火山」と、こんもりと盛り上がった形をした「鐘状火山」を比較したとき、鐘状火山の噴火や性質について正しく説明しているものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマのねばりけが強いため、火山ガスが抜けにくく、激しい爆発を起こしやすい。
火山の形はマグマの粘性(ねばりけ)に大きく依存します。鐘状火山のように高く盛り上がった形になるのは、マグマのねばりけが強く、流動性が低いためです。この性質により火山ガスが閉じ込められ、噴火の様式は非常に激しく爆発的になります。一方、ねばりけが弱いマグマはガスが抜けやすく、溶岩がおだやかに流れて薄く広がるため、傾斜の緩やかな盾状火山になります。
静岡県公立高校入試(2019)類似
P波の到達時間の算出
Q102
地震が発生したとき、最初に届く小さな揺れを何と呼びますか。また、その揺れが始まってから次に届く大きな揺れが始まるまでの時間を何と呼びますか。適切な組み合わせを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
最初の揺れを「初期微動」、その継続時間を「初期微動継続時間」と呼ぶ。
地震の揺れのうち、P波(縦波)によって引き起こされる最初の小さな揺れを「初期微動」といいます。その後、S波(横波)が到達して大きな揺れである「主要動」が始まります。初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間は、文字通り初期微動が続いている時間であるため「初期微動継続時間」と呼ばれます。
山口県公立高校入試(2018)類似
深成岩の成り立ち
Q103
マグマが地下深くで長い時間をかけてゆっくりと冷却されることで、すべての鉱物の結晶が大きく成長して形成される火成岩を深成岩といいます。深成岩に見られる、すべての鉱物が肉眼で区別できるほど大きな結晶になり、それらが隙間なく組み合わさっている組織の名称として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くで非常にゆっくりと温度が下がる環境にあると、結晶が成長するための十分な時間が確保されます。その結果、岩石を構成するすべての鉱物が大きく成長し、互いに組み合わさった「等粒状組織」が作られます。これに対し、地表付近で急激に冷えた場合は小さな結晶とガラス質からなる斑状組織になります。
岡山県公立高校入試(2014)類似
音波による水深測定
Q104
調査船から海底に向けて音波を発射したところ、海底で反射して戻ってくるまでの往復時間が4.0秒でした。水中を伝わる音の速さを1500m/sとしたとき、この測定地点の水深は何mですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
3000m
音波が発射されてから受信機に戻るまでの時間は「往復時間」であるため、海底に届くまでの片道の時間はその半分の2.0秒となります。水深は「音の速さ × 片道の時間」で算出されるため、1500m/s × 2.0s = 3000mとなります。往復の距離を計算してから2で割る方法でも同じ結果が得られます。
大分県公立高校入試(2014)類似
地震の発生時刻の推定
Q105
地震の発生時刻を推定するために必要な情報の組み合わせとして、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
震源からの距離が異なる2地点でのP波の到着時刻と、それぞれの地点の震源からの距離
地震波は一定の速さで伝わる性質があるため、距離の異なる2地点の到着時刻と距離のデータがあれば、1km進むのにかかる時間、すなわち地震波の速度を算出できます。この速度と特定の地点の到着時刻、震源からの距離を用いることで、波が震源を出発した「発生時刻」を逆算することが可能になります。震度や被害状況は波の伝達速度とは関係がないため、発生時刻の計算には使用できません。
鳥取県公立高校入試(2015)類似
侵食
Q106
川が曲がっている場所では、水の流れる速さが場所によって異なるため、流水の作用に違いが見られます。このとき、最も強く「侵食」の作用がはたらいている場所とその説明として、正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
川の外側は水の流れが速いため、川岸を削る力が強くはたらく。
流水による侵食の力は、水の流れる速さが速いほど強くなります。川の曲がり角では遠心力の影響などにより、外側の流速が内側よりも速くなるため、外側の川岸が激しく削られる侵食が起こります。反対に、流速が遅い内側では土砂がたまる堆積が起こります。
山梨県公立高校入試(2022)類似
有色鉱物
Q107
岩石を構成する鉱物のうち、鉄やマグネシウムを含み、黒色や緑色などの濃い色がついている鉱物の総称を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
有色鉱物
鉄やマグネシウムを成分として含む鉱物は、それらの元素の影響により黒色、緑色、褐色などの濃い色を呈する。これらは有色鉱物と呼ばれ、岩石全体の色味を決定する要因の一つとなる。
兵庫県公立高校入試(2014)類似
慣性
Q108
地震計は、地面の揺れを正確に記録するために「重いおもり」を利用した仕組みを持っています。物体が外部から力を受けない限り、静止しているものは静止し続け、動いているものはそのままの速度で運動し続けようとする性質を何といいますか。その名称として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
慣性
物体には、現在の運動状態を維持しようとする「慣性」という性質があります。地震計はこの性質を利用しており、吊るされた重いおもりが揺れに対してその場に留まろうとすることで、地面(記録用紙)とのズレを記録します。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
火山岩の生成条件
Q109
マグマが地表や地表付近において、短時間で急激に冷やされて固まった岩石を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
火山岩
マグマが地表付近で急激に冷却されると、結晶が十分に成長する時間がありません。このような過程で形成される岩石を火山岩と呼び、小さな結晶(石基)やガラス質からなる組織が特徴となります。これに対し、地下深くでゆっくり冷え固まったものは深成岩と呼ばれます。
秋田県公立高校入試(2019)類似
海溝型地震の発生メカニズム
Q110
海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む境界付近で、引きずり込まれた大陸プレートの端が限界に達して急激に跳ね上がることで発生する地震を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海溝型地震
海洋プレートが大陸プレートの下へと沈み込む際、その摩擦によって大陸プレートの先端が一緒に引きずり込まれます。この歪みが限界に達したときに大陸プレートの端が元に戻ろうとして急激に跳ね上がることで、海溝に沿った大規模な地震が発生します。これを海溝型地震と呼びます。
徳島県公立高校入試(2022)類似
石灰岩の性質
Q111
サンゴやフズリナといった生物の死がいが積み重なってできた岩石で、主成分が炭酸カルシウムであり、うすい塩酸をかけると二酸化炭素を発生させる性質を持つ堆積岩の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰岩
サンゴやフズリナなどの生物由来の成分が堆積して形成される岩石は石灰岩です。石灰岩は炭酸カルシウムを主成分としているため、酸性溶液である塩酸と反応すると、二酸化炭素が発生するという化学的性質を持っています。非常によく似た成因を持つチャートは、二酸化ケイ素を主成分とするため塩酸とは反応しません。
青森県公立高校入試(2026)類似
示相化石
Q112
ある生物が「示相化石」として役立つために必要な条件として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた特定の環境でのみ生息する性質をもつこと。
示相化石は、その生物が特定の環境(水温・水深・底質など)でしか生きられない性質を利用して当時の環境を推定します。広い範囲に短期間だけ存在した生物は、地層の年代を特定する「示準化石」に適しており、どのような環境でも生きられる生物は、環境を特定する手がかりにはなりません。
秋田県公立高校入試(2021)類似
凝灰岩
Q113
火山から噴出した火山灰などの噴出物が、地表や水底に堆積し、長い年月をかけて押し固められてできた堆積岩を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
火山灰が主な成分となってできた堆積岩は凝灰岩と呼ばれます。これに対し、主に泥が固まったものは泥岩、砂が固まったものは砂岩、直径2mm以上の礫が含まれるものは礫岩と分類されます。凝灰岩は火山の噴火という特定の時期に広範囲に堆積するため、地層のつながりを知る重要な手がかりになります。
佐賀県公立高校入試(2016)類似
凝灰岩
Q114
地層の中に凝灰岩の層が含まれていることは、その地層が堆積した当時の環境を知る上で重要な手がかりとなる。凝灰岩が、離れた地域の地層を比較する際の「鍵層(かぎそう)」として利用される理由として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山噴火という短期間の出来事によって、広い範囲に同時に降り積もる性質があるため
凝灰岩の元となる火山灰は、大規模な噴火によって短期間に広範囲へ拡散し堆積します。そのため、離れた場所に同じ時期の凝灰岩層があれば、それらは同一時期の噴火によって形成されたと判断でき、地層の対比を行うための重要な目印(鍵層)となります。
三重県公立高校入試(2018)類似
石基
Q115
安山岩などの火山岩を観察すると、比較的大きな結晶の間に、微細な結晶やガラス質が隙間なく埋まっている部分が見られます。この、大きな結晶の間を埋めている小さな粒の集まりを何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
石基
火山岩は、マグマが地表付近で急激に冷えて固まってできるため、大きな結晶である斑晶と、その周囲を埋める非常に小さな粒の集まりである石基からなる「斑状組織」が見られます。石基は、結晶になりきれなかったガラス質や微細な結晶の集合体です。
福井県公立高校入試(2018)類似
流水の作用
Q116
河川を流れる水には、その周囲の地形を変化させる三つの主な作用があります。これらの作用の名称とその説明の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
岩石を削る「侵食」、削られたものを運ぶ「運搬」、流れが緩やかになった場所に積もる「堆積」
流水には、川底や岸の岩石を削る「侵食」、削り取った土砂を運ぶ「運搬」、流れが遅くなった場所で土砂を沈ませる「堆積」という三つの作用があります。選択肢にある「風化」は、地表の岩石が気温の変化や水、空気の影響によって表面からボロボロに脆くなる現象を指し、流水による「侵食」とは区別されます。
茨城県公立高校入試(2025)類似
緊急地震速報の到達と主要動の開始時刻
Q117
緊急地震速報において、P波が観測された後に主要動(S波)による大きな揺れが到達するまで数秒から数十秒の猶予があるのはなぜですか。その理由として適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
岩石の中を伝わる速度は、主要動を引き起こすS波よりもP波の方が速いから。
地震波には、伝わる速度が速いP波と、速度が遅いS波があります。P波は「Primary wave(最初の波)」、S波は「Secondary wave(2番目の波)」の略であり、地下の岩石を伝わる際には常にP波が先に到達します。緊急地震速報はこの速度差を利用し、先に届いたP波の情報を瞬時に解析して、後から遅れてやってくる大きな揺れ(主要動)の到達を予測しているため、猶予時間が生まれます。
岡山県公立高校入試(2016)類似
マグニチュード
Q118
地震の規模を表すマグニチュードについて述べた文として、正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグニチュードの値が大きくなるほど、地震によって放出されるエネルギーは大きくなる。
マグニチュードは地震によって放出されるエネルギーの大きさを表す尺度である。数値が1増えるとエネルギーは約32倍になり、数値が2増えると約1000倍になるという関係がある。震源の深さや観測地点に関わらず、地震そのもののエネルギー量に基づいて算出される。
千葉県公立高校入試(2026)類似
無色鉱物と有色鉱物
Q119
火山灰に含まれる鉱物のうち、チョウ石やセキエイのように、無色や白色で、鉄やマグネシウムをほとんど含まないグループを何と呼びますか。また、そのグループに分類される鉱物と、輝石などのように色がついた「有色鉱物」との組み合わせとして最も適切なものを選択肢から選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
無色鉱物であり、チョウ石(無色鉱物)と輝石(有色鉱物)の組み合わせ
火山灰を構成する鉱物は、色によって大きく2つのグループに分けられます。チョウ石やセキエイのように、無色や白色のものは無色鉱物と呼ばれます。一方、輝石、角閃石、黒雲母のように、鉄やマグネシウムを含み、黒色や緑色などの色がついて見えるものは有色鉱物と呼ばれます。
山梨県公立高校入試(2022)類似
マグマのねばりけと噴火の関係
Q120
ある火山において、白っぽい色をした火山灰が採取され、火山の形は盛り上がった形状をしていました。この火山のマグマの性質と噴出物の特徴について述べたものとして正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマのねばりけが強く、無色鉱物を多く含んでいる。
火山の形状が盛り上がっていることから、マグマのねばりけが強いと判断できます。また、火山灰が白っぽい色をしているのは、セキエイやチョウ石といった無色鉱物の割合が多く、クロウンモやカクセン石などの有色鉱物の割合が少ないことを示しています。一般的にマグマのねばりけが強いほど、噴出物は白っぽくなる特徴があります。
北海道公立高校入試(2015)類似
海溝型地震の発生メカニズム
Q121
海溝型地震が発生する過程において、大陸プレートに「ひずみ」がたまる理由と、地震が発生する瞬間の動きを説明したものとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海洋プレートに引きずられて大陸プレートの先端が下向きに曲げられ、それが限界に達して上向きに跳ね返るため。
断面の構造で見ると、左側の海洋プレートが右側の大陸プレートの下へ沈み込む際、大陸プレートの端を巻き込みながら引きずり込んでいきます。これにより、大陸プレートの先端は本来の形状から下向きに大きく曲げられた状態(ひずみ)になります。蓄積されたひずみのエネルギーが岩石の強度を上回ると、曲げられていたプレートの先端が猛烈な勢いで上方向に跳ね返ります。この急激な復元運動が、海溝型地震における揺れや津波の直接的な原因となります。
広島県公立高校入試(2018)類似
プレートの沈み込みと地震
Q122
日本列島周辺の震源の分布を調べると、海溝などのプレート境界付近から大陸側(日本海側)に向かうにつれて、震源の深さはどのように変化するか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
海溝から大陸側に向かうほど、震源は次第に深くなっていく。
海洋プレートは海溝付近から大陸プレートの下へと斜め下向きに沈み込んでいます。地震は主に、この沈み込んでいるプレート(沈み込む板状の岩盤)の上面やその内部で発生するため、海溝から大陸側へ移動するほど、地震を発生させているプレートの位置自体が深くなります。このため、震源の分布も大陸側に行くほど深くなる傾向を示します。
神奈川県公立高校入試(2023)類似
粒子の大きさと堆積順序
Q123
水を入れた容器を傾け、上流側から「れき・砂・泥」を混ぜた土砂を一度に流し込む実験を行いました。このとき、注ぎ口から最も離れた深い場所に最も多く堆積するものの特徴を説明したものとして、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
粒の大きさが最も小さく、水中に浮遊している時間が長いもの
泥のような粒径が小さい粒子は、水中に浮遊している時間が長いため、流れに乗って遠くまで運ばれます。その結果、注ぎ口(河口側)から最も離れた沖合側に堆積するという現象が起こります。
長野県公立高校入試(2015)類似
凝灰岩
Q124
火山から噴出された角ばった鉱物の結晶や岩片、軽石などが層状に降り積もり、長い年月を経て押し固められてできた岩石を何と呼びますか。最も適切な名称を選択してください。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
火山噴出物が堆積してできた岩石は凝灰岩(ぎょうかいがん)と呼ばれます。堆積岩の一種に分類されますが、火山活動に由来するため、流水の影響を受けた堆積岩とは異なり、角ばった鉱物や岩片、軽石が含まれることが大きな特徴です。
三重県公立高校入試(2025)類似
未観測地点の柱状図推定
Q125
ある地点Xにおいてボーリング調査を行ったところ、地表から深さ15mまではれき岩、15mから25mまでは砂岩、25mから30mまでは凝灰岩、30mから45mまでは泥岩、45mより深い場所は石灰岩の層がそれぞれ重なっていることがわかりました。この地点Xにおいて、地表からの深さが28mの地点で見られると考えられる岩石はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
地点Xの地層構成では、地表からの深さが25mから30mの範囲は凝灰岩の層であると示されています。したがって、その間の深さである28mの地点では凝灰岩が観察されます。
神奈川県公立高校入試(2025)類似
震央の特定方法
Q126
地震が発生したとき、最初に届く小さな揺れを初期微動、後から届く大きな揺れを主要動といいます。この初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の波には、伝わる速さが速いP波と、遅いS波があります。観測地点において、P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差を初期微動継続時間と呼びます。この時間は震源からの距離に比例して長くなる性質があるため、地震の規模や位置を特定する重要な指標となります。
山形県公立高校入試(2023)類似
堆積岩の種類
Q127
地層の観察において、層の中に植物の化石が含まれており、その層を構成する粒の大きさが主に砂の粒(0.06mm〜2mm)であった場合、この岩石の名称として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
砂岩
堆積岩は堆積した粒の大きさによって分類されます。主に砂の粒でできているものは砂岩、砂より小さい泥の粒でできているものは泥岩、砂より大きい「れき」を多く含むものはれき岩と呼ばれます。花こう岩はマグマが地下深くでゆっくり冷えて固まった火成岩であるため、化石が含まれることはありません。
兵庫県公立高校入試(2022)類似
マグマの粘り気と火山の形状
Q128
ある火山の噴火口付近において、溶岩が遠くまで流れずに高く盛り上がり、傾斜が非常に急なドーム状の地形が形成される理由として、最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマの粘り気が強く、流動性が低いために噴出した溶岩が火口の周囲に留まりやすいため。
火山の形状はマグマの粘り気(粘性)に大きく依存します。粘り気が強いマグマはドロドロとしていて流れにくいため、地表に噴出したあとも広範囲に広がることなく火口付近で盛り上がります。この性質によって、傾斜の急なドーム状の地形が作られます。
兵庫県公立高校入試(2022)類似
P波の性質
Q129
複数の観測地点で地震の記録を比較したとき、P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差(初期微動継続時間)と、震源からの距離にはどのような関係がありますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離が遠くなるほど、初期微動継続時間は長くなる
P波とS波の伝わる速さには差があり、P波の方が速く進みます。この速度差によって、震源から離れれば離れるほど、2つの波が到着する時刻の差は広がっていくため、初期微動継続時間は震源距離に比例して長くなります。
福井県公立高校入試(2016)類似
震源の深さの幾何学的算出
Q130
ある地震を観測した地点において、震央からその地点までの水平距離(震央距離)が16kmであり、震源からその地点までの直接の距離(震源距離)が20kmであることが分かっています。このとき、この地震の震源の深さは何kmと計算されますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
12km
震源の深さをh、震央距離をa、震源距離をcとすると、これらは直角三角形の辺の関係にあるため、三平方の定理「a² + h² = c²」が成り立ちます。与えられた数値を代入すると、16² + h² = 20² となり、256 + h² = 400 です。これを解くと h² = 144 となり、h = 12km と求められます。震央距離をそのまま震源距離として扱わないよう注意が必要です。
山形県公立高校入試(2019)類似
褶曲
Q131
堆積した地層に対して、左右から水平に押し合うような大きな力が加わったとき、地層が破壊されず連続性を保ったまま波打つように曲がることがあります。このような地層の構造を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
褶曲
地層に対して左右から押し合う力が加わると、地層が波打つように曲がることがあり、この構造を褶曲(しゅうきょく)と呼びます。地層が切れてずれが生じる「断層」や、堆積の中断を示す「不整合」とは異なる現象です。
東京都公立高校入試(2021)類似
S波の伝播速度
Q132
地震が発生した際、はじめに伝わってくる小さな揺れを初期微動と呼びますが、その後に伝わってくる大きな揺れである「主要動」を伝える波の名称として正しいものを答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
S波
地震の波には、伝わる速さが速く小さな揺れ(初期微動)を伝えるP波(Primary wave)と、伝わる速さが比較的遅く大きな揺れ(主要動)を伝えるS波(Secondary wave)があります。主要動を伝えるのはS波です。
山梨県公立高校入試(2018)類似
緊急地震速報による震源距離の算出
Q133
緊急地震速報が、主要動(S波)による大きな揺れが来る前に情報を届けられる理由として最も適切な説明はどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
P波はS波よりも伝播速度が速く、先に観測地点へ到達する性質があるため
地震波には、縦波で伝播速度が速いP波と、横波で伝播速度が遅いS波があります。震源付近の地震計が先に届くP波を捉えて情報を発信し、その情報は光速に近い電波で各地へ送られるため、速度の遅いS波が到達する前に、震源から離れた地点へ警告を届けることが可能になります。震源距離が遠いほど、P波とS波の到着時間差(初期微動継続時間)が長くなるため、より早く情報を得ることができます。
福井県公立高校入試(2016)類似
震源の深さの幾何学的算出
Q134
地震が発生した地下の地点である震源、その真上の地表の地点である震央、および地表にある観測点の3地点の位置関係について、震源の深さを求めるために利用できる幾何学的な法則として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
震央距離を底辺、震源の深さを高さ、震源距離を斜辺とする直角三角形と見なした三平方の定理
震源、震央、観測点の3点は、震央において直角に交わる直角三角形を形成します。地表に沿った距離である震央距離と、鉛直方向の距離である震源の深さをそれぞれ2辺(底辺と高さ)とし、震源から観測点までの直線距離である震源距離を斜辺とすることで、三平方の定理(ピタゴラスの定理)を用いた計算が可能になります。これにより、直接測ることができない地下の震源の深さを算出できます。
富山県公立高校入試(2015)類似
れきの層
Q135
地層を構成する堆積物のうち、粒の直径が2mm以上の大きな岩石の破片が積み重なって形成された層の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
れきの層
堆積岩や地層は、堆積した粒の大きさによって分類されます。粒の直径が2mm以上のものを「れき」、0.06mm〜2mmのものを「砂」、それより小さいものを「泥」と呼びます。したがって、2mm以上の大きな破片で構成される地層は「れきの層」となります。
秋田県公立高校入試(2017)類似
ビカリアとナウマンゾウの地質年代
Q136
ある地域の地層を調査したところ、特定の層からビカリアの化石が発見された。この地層と同じ地質年代に堆積したと考えられる地層から発見される可能性のある化石として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ナウマンゾウ
ビカリアが発見された地層は新生代に形成されたものである。選択肢のうち、アンモナイトは中生代、三葉虫とフズリナは古生代の示準化石であるため、同じ地層から見つかる可能性は低い。ナウマンゾウはビカリアと同じく新生代の示準化石であるため、同時期の地層から発見される可能性がある。
佐賀県公立高校入試(2015)類似
有色鉱物
Q137
火山灰や火成岩を構成する粒子のうち、黒色や緑色、褐色などの暗い色がついた鉱物の総称を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
有色鉱物
火山灰や火成岩に含まれる鉱物は、その色の特徴によって大きく2つに分類されます。このうち、鉄やマグネシウムを多く含み、黒色や緑色などの暗い色(有色)をした鉱物を有色鉱物と呼びます。代表的なものにクロウンモやカクセン石、キ石、カンラン石などがあります。一方、無色や白色のものは無色鉱物といいます。
福井県公立高校入試(2023)類似
地震発生時刻の特定
Q138
ある地震において、震源からの距離が42kmの観測地点で、P波が到着した時刻を記録したところ、10時15分30秒でした。P波が伝わる速さを毎秒6kmとしたとき、この地震が発生した時刻として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
10時15分23秒
地震が発生してから観測地点にP波が届くまでの移動時間は、距離÷速さで求められる。この場合、42km ÷ 6km/s = 7秒となる。地震の発生時刻は、観測地点での到着時刻からこの移動時間を差し引くことで算出できるため、10時15分30秒から7秒を引いた10時15分23秒が発生時刻となる。到着時刻に移動時間を足してしまうと、地震発生後の時刻になってしまうため注意が必要である。
山梨県公立高校入試(2018)類似
初期微動継続時間を決定する要因
Q139
地震が発生した際、はじめに伝わってくる小さな揺れである初期微動が始まってから、その後に続く大きな揺れである主要動が始まるまでの時間を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の揺れには、速く伝わるP波による初期微動と、遅れて伝わるS波による主要動があります。P波が到着してからS波が到着するまでの時間の差は初期微動継続時間と呼ばれ、震源から遠いほどこの時間は長くなります。
青森県公立高校入試(2024)類似
太平洋プレートと北アメリカプレート
Q140
日本列島の東側に位置する日本海溝では、海洋プレートが大陸プレートの下へと沈み込む構造が見られます。この日本海溝において、大陸側の北アメリカプレートの下に沈み込んでいる海洋プレートの名称として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
太平洋プレート
日本列島の周辺には4つのプレートが分布しています。そのうち、東側の日本海溝付近では、海洋プレートである太平洋プレートが西向きに移動し、大陸プレートである北アメリカプレートの下に沈み込んでいます。なお、南側の相模トラフや南海トラフでは、フィリピン海プレートが沈み込んでいます。
東京都公立高校入試(2019)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q141
地震が発生した際、先に到着するP波による小さな揺れが始まってから、後から到着するS波による大きな揺れが始まるまでの時間を何というか。また、震源からの距離と、その時間の関係について述べたものとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
この時間を初期微動継続時間といい、その長さは震源からの距離に比例して長くなる。
地震の波には、伝わる速さが速いP波と、遅いS波がある。観測地点ではまずP波による初期微動が始まり、その後にS波による主要動が始まる。この2つの波の到着時刻の差を初期微動継続時間と呼ぶ。震源から遠くなるほど、速い波と遅い波の到着の差は広がるため、初期微動継続時間は震源からの距離に比例して長くなるという性質がある。
茨城県公立高校入試(2022)類似
鍵層による地層の傾きの推定
Q142
ある地域の地層の傾きを調べるため、東西方向に位置する2地点A、Dのボーリング調査結果を比較した。地点A(地表の標高294メートル)では地表から深さ2メートルに、地点D(地表の標高300メートル)では地表から深さ8メートルに、それぞれ鍵層となる凝灰岩が確認された。これら2地点間における地層の傾きについて、正しく説明しているものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
東西方向には傾いていない
地層が傾いているかどうかを判断するには、各地点での鍵層(凝灰岩)の標高を比較する必要がある。地点Aの凝灰岩の標高は 294 – 2 = 292メートルであり、地点Dの凝灰岩の標高は 300 – 8 = 292メートルである。東西に並ぶ2地点間で鍵層の標高が等しいため、この2地点を結ぶ東西方向においては地層は傾いていないと判断できる。
岩手県公立高校入試(2024)類似
火口からの距離と堆積物の特徴
Q143
火山が噴火したとき、火口から放出された火山灰が周囲に降り積もります。このとき、火口からの距離と、堆積した火山灰の特徴との関係について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
火口に近い地点ほど、火山灰の粒の大きさは大きく、堆積した層の厚さは厚くなる。
火山から放出された物質のうち、大きくて重い粒は火口のすぐ近くに落下しますが、小さくて軽い粒は風に乗って遠くまで運ばれます。このため、火口に近いほど粒の大きさは大きくなります。また、放出された物質の大部分は火口周辺に落下するため、火口に近いほど堆積する量が多くなり、層の厚さは厚くなります。
島根県公立高校入試(2025)類似
堆積岩
Q144
堆積岩の層が垂直に積み重なっている柱状の記録において、れき、砂、泥の層に加えて「火山灰」の層が含まれていることがあります。この火山灰の層が他の3つの層(れき岩・砂岩・泥岩の層)と決定的に異なる点は何ですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
流水の作用ではなく、火山の噴火によってもたらされたものである点
れき岩、砂岩、泥岩は主に流水によって運ばれた土砂が堆積して形成されますが、火山灰の層(凝灰岩)は火山の噴火によって放出された火山噴出物が堆積してできたものです。このように成因が異なるため、火山灰の層は離れた場所の地層を比較する際の重要な目印(鍵層)として利用されます。
島根県公立高校入試(2022)類似
等粒状組織
Q145
地下深くでマグマが長い時間をかけてゆっくりと冷えて固まった岩石に見られる、石基がなく、ほぼ同じ大きさの大きな鉱物の結晶のみが組み合わさってできている組織を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くでゆっくりと冷却されると、鉱物の結晶が十分に成長するための時間が確保されます。その結果、すべての粒が大きく成長し、細かい粒(石基)を含まない「等粒状組織」が形成されます。これは深成岩に特有の組織です。
長野県公立高校入試(2014)類似
初期微動と主要動
Q146
震源からの距離が120kmの地点において、9時10分00秒に地震が発生した。P波がこの地点に到達して初期微動が始まったのが9時10分20秒、続いてS波が到達して主要動が始まったのが9時10分40秒であったとする。このとき、P波の速さと、初期微動が続いていた時間(初期微動継続時間)の組み合わせとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
P波の速さ:6.0km/s、初期微動継続時間:20秒
波の速さは「震源からの距離 ÷ 到達にかかった時間」で計算できる。P波は9時10分00秒に発生して20秒後に到達しているため、120km ÷ 20s = 6.0km/sとなる。初期微動継続時間は、P波が到着してからS波が到着するまでの時間差のことであるため、9時10分40秒から9時10分20秒を引いた20秒間が初期微動の続いた時間となる。
茨城県公立高校入試(2017)類似
ねばりけが弱いマグマの性質
Q147
マグマのねばりけが弱い火山において、その噴火の様子と、地表付近で急激に冷え固まってできる火山岩の色について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
噴火の様子はおだやかで、火山岩の色は黒っぽい
マグマのねばりけが弱い場合、マグマに含まれる気体(火山ガス)が外部へ抜けやすいため、圧力が急激に高まることがなく、噴火の様子はおだやかになります。また、このようなマグマから形成される火山岩は、有色鉱物を多く含む性質があるため、外観は黒っぽい色になります。
秋田県公立高校入試(2017)類似
地層の重なりと順序
Q148
ある地域で数カ所のボーリング調査を行い、地表からの深さに応じた泥、砂、れき、凝灰岩の重なりを柱状図にまとめました。これらの柱状図を並べて、特定の層を基準にしながら地層の広がりやつながりを確認し、地層が堆積した時代順に並べる作業を何といいますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層の対比
柱状図を用いて離れた地点の地層を比較し、共通する鍵層(凝灰岩など)を基準にして層を関連づける操作を「地層の対比」と呼びます。地層は下にあるものほど古いという堆積の法則があるため、対比を行うことで、地域全体の地層がどのような順序で積み重なっていったかを時系列で理解することができます。
長崎県公立高校入試(2023)類似
示準化石
Q149
地層の中からフズリナやサンヨウチュウの化石が見つかったとき、これらの化石はその地層が堆積した年代を推定するのに役立ちます。このように、地層が堆積した時代を特定する手がかりとなる化石を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石
特定の時代に広い範囲で生息していた生物の化石は、その地層がいつ堆積したかという年代を決定する指標となるため、示準化石と呼ばれます。一方、当時の環境を示すものは示相化石と呼ばれ、区別が必要です。
岐阜県公立高校入試(2023)類似
チャートの性質
Q150
ある堆積岩の塊を、鉄のハンマーで叩いて硬度を確かめる実験を行いました。その際、岩石の表面から火花が出るのが観察されました。この岩石の名称と、その成り立ちの説明として適切な組み合わせはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
💡 答えを確認
✅ 正解
名称はチャートであり、プランクトンなどの微細な生物の殻が堆積してできた。
鉄のハンマーで叩いたときに火花が出るという記述は、非常に硬い岩石であるチャート特有の性質を示しています。チャートは生物岩の一種でもあり、主に二酸化ケイ素の成分を持つ微細な生物の死骸が堆積して形成されます。火花が出るほどの硬度は、石灰岩(塩酸で溶ける)や凝灰岩(火山灰由来)には見られない、チャートを同定するための重要な観察ポイントです。
群馬県公立高校入試(2017)類似
地層の標高算出
Q151
離れた地点にある地層のつながりを調べるために、ボーリング調査の結果を垂直な柱状の図に表したものを柱状図といいます。このとき、凝灰岩の層のように広範囲にわたって同時に堆積し、地層の対比を行う際の重要な目印となる層を何と呼びますか。また、その層を用いて地層の広がりを考える際に、深さではなく標高に換算して比較しなければならない理由として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称:鍵層、理由:各地点によって地表面の標高が異なり、深さだけでは地層の傾きや正しい重なりが判断できないため。
凝灰岩や石炭層のように、地層のつながりを特定する目印になる層を「鍵層」と呼びます。地層の重なりを柱状図で表すと、地表からの深さはわかりますが、土地の起伏により地点ごとに地表面の高さ(標高)は異なります。そのため、各地点の標高から深さを引いて、海面からの高さである標高に直して比較することで、初めて地層がどのように連続しているか、あるいはどちらの方向に傾いているかを正しく把握できるようになります。
広島県公立高校入試(2026)類似
堆積物の粒の大きさと堆積場所の関係
Q152
ある地点の海底の地層を垂直に調査したところ、下から順に「れき岩の層」「砂岩の層」「泥岩の層」という順番で積み重なっていることが分かりました。この地点の堆積当時の環境の変化について、粒の大きさと堆積場所の関係から考えられることとして、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
この地点の海岸線が徐々に遠ざかり、水深が深くなっていったと考えられる。
海底では、陸に近いほど粒の大きな「れき」が、陸から遠いほど粒の小さな「泥」が堆積します。地層が下から上に向かって「れき岩→砂岩→泥岩」と変化していることは、時間が経過するにつれて、その地点の堆積物が「陸に近い環境のもの」から「陸から遠い環境のもの」へと変化したことを示しています。つまり、海岸線が遠ざかり、水深が深くなるような環境の変化があったと判断できます。
静岡県公立高校入試(2025)類似
地震発生時刻の推定
Q153
ある観測地点において、P波が20時40分27秒に到着し、その5秒後の20時40分32秒にS波が到着しました。P波の速さを秒速5km、S波の速さを秒速4kmとしたとき、この地震が発生した時刻として正しいものを選択肢から選びなさい。
火山・地震・地層
★★★★ 難問
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
20時40分07秒
P波とS波の到着時刻の差である初期微動継続時間は5秒です。P波の速さが5km/s、S波の速さが4km/sであることから、震源距離をdとすると「d/4 – d/5 = 5」という方程式が成り立ち、震源距離は100kmと求められます。P波が震源からこの地点(100km)まで進むのにかかる時間は、100 ÷ 5 = 20秒間です。したがって、P波が到着した20時40分27秒から、走行時間の20秒を差し引いた20時40分07秒が地震の発生時刻となります。
北海道公立高校入試(2019)類似
堆積物の粒の大きさと河口からの距離
Q154
河川によって海や湖へ運ばれた土砂が堆積するとき、河口から沖合に向かうにつれて、堆積した粒の大きさはどのように変化する傾向がありますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
河口から遠ざかるほど、粒の大きさは小さくなる
河川の流れが海や湖に流れ込むと、流速が急激に遅くなります。重いものや大きいものほど先に沈みやすいため、河口に近い場所にはれきや砂などの大きな粒が、河口から遠い沖合には泥などの小さな粒が堆積します。このため、沖に向かうほど粒の大きさは小さくなります。
新潟県公立高校入試(2024)類似
石灰岩
Q155
ある地層から、サンゴの化石を多く含む石灰岩の層が見つかりました。このように、その地層が堆積した当時の環境を推定する手がかりになる化石を「示相化石」と呼びますが、この石灰岩が形成された当時はどのような環境であったと考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
あたたかく、浅い海
サンゴは現在でも「あたたかくて浅い海」に生息している生物です。石灰岩の中にサンゴの化石が含まれている場合、その地層が堆積した当時も、サンゴが生息できるような日差しが届く浅くて温暖な海であったと推測できます。このように、特定の環境でしか生きられない生物の化石は、当時の環境を知るための重要な証拠となります。
福井県公立高校入試(2020)類似
石英
Q156
マグマが冷えて固まってできた火成岩などに含まれる鉱物のうち、無色透明あるいは白色をしており、決まった方向に割れる性質がなく、不規則な形で割れるという特徴を持つ造岩鉱物の名称として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
石英
火成岩を構成する結晶を造岩鉱物と呼び、その中でも無色で決まった方向に割れる性質(へき開)を持たず、不規則な形で割れるものは石英に分類されます。これに対し、同じ無色・白色の鉱物であっても、決まった方向に平らに割れやすい性質を持つものはチョウ石であり、区別が必要です。
岡山県公立高校入試(2014)類似
地層の累重の法則
Q157
地層が連続して積み重なっている場所において、大きな地殻変動による地層の逆転が起きていないと仮定したとき、地層の重なり方と堆積した年代の関係について述べたものとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
下の層ほど古く、上の層ほど新しい
地層は下のものから順に積み重なっていくため、地殻変動による逆転がない限り、下にある地層ほど古く、上にある地層ほど新しい時代に堆積したといえます。これを地層の累重の法則と呼びます。地層の厚さは堆積した期間や量に関係するものであり、それだけで時代を判断することはできません。
大分県公立高校入試(2016)類似
マグニチュードの変化と揺れ・時間の関係
Q158
震源からの距離がほぼ等しい観測地点において、マグニチュードが6.0の地震とマグニチュードが4.0の地震をそれぞれ観測したと想定します。マグニチュード6.0の地震と比較したとき、マグニチュード4.0の地震における「観測地点での揺れの大きさ」と「初期微動継続時間」の変化の組み合わせとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
揺れの大きさは小さくなるが、初期微動継続時間は変わらない
マグニチュードは地震そのものの規模(エネルギーの大きさ)を表す指標です。そのため、震源からの距離が同じであれば、マグニチュードが小さいほど観測地点での揺れ(震度)は小さくなります。一方、初期微動継続時間はP波とS波の到着時刻の差であり、これは「震源からの距離」と「岩盤を伝わる波の速さ」によって決まります。地震の規模が変化しても波が伝わる速さは変わらないため、震源からの距離が同じであれば初期微動継続時間は一定に保たれます。
奈良県公立高校入試(2015)類似
プレートの沈み込みと震源の深さ
Q159
日本列島の周辺では、海溝から大陸側に向かって震源の分布を調べると、震源の深さに規則的な変化が見られます。海溝から大陸の内部へ向かうにつれて、震源の深さは一般的にどのように変化しますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海溝から離れるほど、震源は次第に深くなる。
日本付近では、密度の大きい海洋プレートが大陸プレートの下に向かって沈み込んでいます。地震は主にこの沈み込むプレートの境界やその内部で発生するため、海溝から大陸側へ向かうほど、震源の位置は斜め下方向に深くなっていきます。震源の深さは、海溝付近の浅い場所から、大陸の下では300km近くに達することもあります。
群馬県公立高校入試(2026)類似
流紋岩の組織
Q160
マグマが地表やその付近で急激に冷えて固まってできた火山岩に見られる、比較的大きな結晶である「斑晶」と、それを取り巻く非常に細かい粒の「石基」からなる組織の名称として適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
斑状組織
マグマが急冷されてできた火山岩には、地下で成長した大きな結晶である「斑晶」と、地表付近で急激に冷えたために大きく成長できなかった微細な成分である「石基」が混在する。このような組織を斑状組織と呼ぶ。一方、地下深くでゆっくり冷えてすべての結晶が大きく成長した組織は等粒状組織と呼ばれる。
宮城県公立高校入試(2023)類似
示準化石
Q161
地層が堆積した当時の年代を特定する手がかりとなる化石を何といいますか。その名称として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石
広い範囲に分布し、限られた短い期間にだけ生存していた生物の化石は、その地層がいつ堆積したかを知る手がかりとなります。このような化石を「示準化石」と呼びます。これに対し、当時の環境(海や湖など)を知る手がかりとなる化石は「示相化石」と呼ばれ、区別が必要です。
東京都公立高校入試(2022)類似
泥岩の堆積条件と粒の運搬
Q162
川から海へ流れ出た土砂は、粒の大きさによって堆積する場所が選別される。れきや砂と比較して、泥が最も海岸から遠い沖合まで運ばれる理由を説明したものとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
泥の粒は非常に細かく、わずかな水の流れがあるだけで沈まずに浮遊した状態が維持されるから。
水中の物体には重力が働くが、粒が非常に小さい泥は、水の抵抗やわずかな上昇気流・水流の影響を強く受ける。このため、沈降速度が極めて遅くなり、海岸付近の波による撹拌や海流に乗って、砂やれきが沈んだ後もずっと遠くの沖合まで運ばれ続けることができる。この原理により、粒の大きさに応じた堆積場所の棲み分けが起こる。
大阪府公立高校入試(2024)類似
堆積物の粒径と運搬距離
Q163
川から海へ運ばれた土砂が海底に積もるとき、海岸から最も遠く離れた海底まで運ばれ、堆積しやすい粒の大きさ(粒径)の特徴として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
粒径が小さく、軽い粒子
河口から海へ流れ出た土砂は、水の流れが弱くなるにつれて、大きく重いものから順に沈んでいきます。泥のような粒径が小さく軽い粒子は、わずかな水の流れでも運ばれやすいため、海岸から遠く離れた水深の深い海底まで運ばれてから堆積するという性質があります。
新潟県公立高校入試(2026)類似
新生代の示準化石と石英の特徴
Q164
地層が堆積した年代を推定するのに役立つ化石を示準化石と呼びます。泥の層などから発見される、新生代を代表する巻貝のような形をした示準化石の名称として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ビカリア
地層が堆積した年代を特定できる化石を示準化石と呼びます。選択肢の中で新生代を代表する巻貝の仲間はビカリアです。アンモナイトは中生代、三葉虫やフズリナは古生代の示準化石であり、これらが含まれる地層が見つかることで、その地層がいつの時代に形成されたかを判断することができます。
島根県公立高校入試(2018)類似
土砂の流入回数と砂岩層
Q165
深い海底では、粒の細かい泥が静かに降り積もることで泥岩層が形成されます。一方で、地震などがきっかけとなり浅い海から一度に大量の土砂の流入があった場合には、泥岩とは異なる岩石の層が形成されます。このとき形成される層を構成する岩石の名称として、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
砂岩
深い海では通常、粒子が非常に細かい泥が時間をかけて堆積するため、泥岩層が作られます。しかし、浅い海から土砂の流入が起こると、泥よりも粒が大きい砂などが一気に運ばれて堆積するため、砂岩層が形成されます。このように、堆積した粒子の大きさの違いから、当時の堆積環境やイベントを推定することができます。
新潟県公立高校入試(2020)類似
鍵層を用いた地表の標高推定
Q166
離れた場所にある地層のつながりを調べる際、広い範囲に短時間で降り積もるため、特定の時期を示す目印として利用される地層を何と呼びますか。また、その目印として最も適した堆積物を次の中から選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層(かぎそう) ― 火山灰
火山灰は火山の噴火によって広範囲に短期間で堆積するため、離れた地点の地層を比較して堆積した年代の前後関係を知るための重要な目印となります。このような地層を「鍵層」と呼び、柱状図を比較して地層の広がりを特定する際に不可欠な要素です。
福井県公立高校入試(2023)類似
震源の深さと地震波の影響
Q167
震源の深さが非常に深い地震(深発地震)をある地点で観測したところ、地震の規模のわりに揺れは小さかったものの、初期微動継続時間は非常に長く記録されました。このように初期微動継続時間が長くなる理由を、地震波の性質に着目して説明したものとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源が深くなることで、観測地点までの伝播距離が長くなり、P波とS波の到着時刻の差が大きくなったため
初期微動継続時間は、先に到達するP波と、後から到達するS波の到着時刻の差のことです。地震波が伝わる距離が長ければ長いほど、この2つの波の到着時間のズレは蓄積されて大きくなります。震源の深さが深いということは、地表の観測地点までの伝播距離が長くなることを意味するため、結果として初期微動継続時間は長くなります。
鹿児島県公立高校入試(2020)類似
川の堆積作用
Q168
蛇行する河川において、カーブの内側で堆積作用が起こる理由として、流速の変化と運搬する力の関係に着目して説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
流速が遅くなることで土砂を運搬する力が弱まり、支えきれなくなった土砂が沈むため。
流水には土砂を削る「侵食」、運ぶ「運搬」、積もらせる「堆積」の3つの作用があり、これらは流速によって変化します。蛇行する川の内側では水の流れが緩やかになり、流速が減少します。流速が遅くなると、それまで水を流すエネルギーによって運ばれていた土砂や礫を支える力が維持できなくなり、重力によって川底に積み重なっていきます。これが堆積作用の原理です。
千葉県公立高校入試(2018)類似
液状化現象
Q169
水分を多く含んだ砂質の地盤において、地震の大きな揺れが加わった際、砂の粒子同士の結びつきが離れて地下水と混ざり合い、地盤全体が液体のような状態になる現象を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
液状化現象
地震の振動によって砂の粒子の配置が変わり、隙間を満たしていた水の中に砂の粒子が浮いた状態になることで、地盤が流動化する現象を液状化現象と呼びます。これは埋め立て地やかつての河川跡など、水分の多い砂地で発生しやすいのが特徴です。
福岡県公立高校入試(2026)類似
火山灰の色と鉱物の含有割合
Q170
全体的に白っぽく見える火山灰Xを顕微鏡で観察したところ、無色で形が不規則な鉱物や、白色で柱状の鉱物が多く含まれていることがわかりました。このように火山灰が白っぽい色を示す理由として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
無色や白色の鉱物を含んでいる割合が高いため
火山灰の色は、それを構成している鉱物の種類の割合によって決まります。セキエイやチョウ石のような無色鉱物を多く含む火山灰は全体的に白っぽくなり、逆にキ石やカンラン石などの有色鉱物を多く含む火山灰は黒っぽくなります。
福井県公立高校入試(2018)類似
示準化石の条件
Q171
古生代の地層から見つかるフズリナのように、その化石が含まれている地層が堆積した年代を推定するのに役立つ化石を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石
地層が堆積した時代(地質年代)を決定する基準となる化石は示準化石と呼ばれます。これに対し、サンゴやアサリのように当時の堆積環境を推定するのに役立つ化石は示相化石と呼ばれ、区別されます。
島根県公立高校入試(2020)類似
初期微動継続時間
Q172
震源からの距離が異なる複数の地点で地震を観測したとき、震源からの距離と初期微動継続時間の関係について正しく述べたものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離が遠い地点ほど、初期微動継続時間は長くなり、距離と時間は比例関係にある。
P波とS波の速さの差によって生じる到着時間のズレは、波が進む距離が長くなればなるほど大きくなります。初期微動継続時間は震源からの距離に比例するため、この時間を測定することで震源までの距離を推定することが可能になります。
福井県公立高校入試(2024)類似
しゅう曲
Q173
地層の断面を観察したところ、ある地層が南北方向に軸を持つような波の形で曲がって変形していた。この変形を引き起こした「力の種類」と「力の向き」の組み合わせとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
東西方向から押し縮める力
地層が波のように曲がる変形は、地層を左右から押し縮める力が加わることで発生します。このとき、波の軸(曲がりの中心線)は、加わった力の向きに対して垂直に形成されます。したがって、南北方向に軸がある場合、その軸と垂直な向きである東西方向から押し縮める力が加わったと判断できます。
岡山県公立高校入試(2017)類似
花こう岩
Q174
地下深くでマグマがゆっくりと冷え固まってできた深成岩のうち、無色鉱物を多く含むため全体的に白っぽい見た目を持つ岩石の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
花こう岩
マグマが地下深くでゆっくり冷えると、結晶が大きく成長した深成岩になります。その中でも、石英や長石といった無色鉱物の割合が多く、有色鉱物が少ない岩石は花こう岩に分類されます。
愛知県公立高校入試(2022)類似
かぎ層による地層の対比
Q175
離れた複数の地点において、地層の重なりを柱状に表した記録を比較したところ、どの地点でも共通して特定の深さに凝灰岩の層と石灰岩の層が同じ順序で見つかりました。これらの層を手がかりにして、各地点の地層を互いに結びつけ、同じ時期に堆積したものであると判断する操作を何といいますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層の対比
離れた地域の地層において、かぎ層となる特徴的な層を共通の基準点(目印)として結びつけることで、地層の空間的な広がりや時間的な前後関係を明らかにすることを「地層の対比」といいます。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
ビカリア
Q176
地層が堆積した当時の年代を推定するのに役立つ化石を示準化石と呼びます。新生代の地層から発見される、細長い螺旋状の殻が特徴的な巻貝の化石として、最も適切な名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ビカリア
ビカリアは新生代の地層に含まれる代表的な示準化石であり、特徴的な螺旋状の殻を持つ巻貝の仲間です。アンモナイトは中生代、三葉虫やフズリナは古生代の地層から見つかる示準化石であるため、混同しないように注意が必要です。
鳥取県公立高校入試(2023)類似
地層の傾斜方向の決定
Q177
標高が160mの地点Aと、地点Aの真東に位置し標高が160mの地点B、および地点Aの真南に位置し標高が140mの地点Cがある。これら3地点の柱状図を作成したところ、いずれの地点でも地表から15mの深さに共通の凝灰岩の層が水平に広がっていることがわかった。この地域の地層はどの方向に向かって低く傾いていると考えられるか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
南
ある地層の絶対的な高さ(標高)は、「地表の標高 - 地表からの深さ」で算出される。地点Aと地点Bは地表の標高が共に160mで、凝灰岩までの深さも同じであるため、凝灰岩の層の標高は同じとなり、東西方向には傾いていない。一方、地点Aと地点Aの真南にある地点Cを比較すると、地点Cの地表の標高が20m低いため、同じ深さにある凝灰岩の層の標高も地点Cの方が20m低くなる。したがって、地層は南に向かって低く傾いていることがわかる。
長崎県公立高校入試(2023)類似
うすい塩酸による石灰岩の反応
Q178
石灰岩がうすい塩酸と反応して泡を出すのは、石灰岩に含まれる特定の化学物質が反応するためです。その物質の名称と、この反応に関する記述として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
主成分は炭酸カルシウムであり、うすい塩酸を加えることで化学変化が起こり二酸化炭素が発生する。
石灰岩の主成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムは塩酸のような酸と反応すると、二酸化炭素を放出する化学変化(弱酸の遊離)を起こします。二酸化ケイ素は主にチャートや火成岩に含まれる成分であり、塩酸と反応して気体を出すことはありません。発生する泡の正体が二酸化炭素であることを理解し、その原因物質が炭酸カルシウムであることを結びつける必要があります。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
鍵層
Q179
ある火山の噴火によって放出された火山灰が、火口付近で150cm、そこから東へ離れるにつれて100cm、50cm、25cmと次第に薄く堆積しました。このように堆積した火山灰の層が、地層の重なりを調べる際に有効である理由として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
短期間に広い範囲に降り積もるため、離れた場所でも同時期の地層だと判断できるから
火山灰は風に乗って広範囲に短期間で運ばれるため、地層のつながりを調べる「対比」において、時間的な共通点を示す優れた目印となります。層の厚さの変化は火口からの距離を示唆しますが、鍵層としての最大の利点は、離れた地点の地層が同じタイミングで堆積したことを証明できる点にあります。
秋田県公立高校入試(2017)類似
凝灰岩の堆積と火山活動
Q180
互いに離れた複数の地点で地層の重なり方を調査したところ、すべての地点において、ある特定の深さに凝灰岩の層が含まれていることがわかりました。この事実から、これらの地層が堆積した当時、その周辺でどのような現象が起こったと推測できますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
付近で火山活動が起こり、広い範囲に火山灰が降り積もった
凝灰岩の層が存在することは、その層が形成された当時に付近で火山活動があったことを示す重要な証拠となります。火山灰は短期間に広範囲へ降り積もる性質があるため、離れた場所同士の地層を比較する際、同じ時代の出来事を知る手がかりとなります。
東京都公立高校入試(2024)類似
示相化石
Q181
地層が堆積した当時の環境を特定する目安となる化石を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
地層が堆積した当時の周囲の環境(堆積環境)を推定する手がかりとなる化石は示相化石と呼ばれます。これに対し、地層が堆積した年代(地質年代)を特定する目安となる化石は示準化石と呼ばれ、区別して覚える必要があります。
石川県公立高校入試(2017)類似
示準化石
Q182
ある離れた2つの地域で地層の調査を行ったところ、双方の地層からアンモナイトの化石が発見されました。この事実から導き出される考察として、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
2つの地域の地層は、どちらも中生代に堆積したと推定できる
アンモナイトは特定の期間にのみ繁栄した示準化石であり、これが見つかる地層は中生代に形成されたものであると推定できます。離れた場所であっても、同じ示準化石が見つかればそれらの地層は同じ年代に堆積したと判断できます。当時の水深や塩分濃度などの環境を推定する場合は、サンゴ(あたたかく浅い海)などの示相化石を用います。
福井県公立高校入試(2022)類似
笏谷凝灰岩
Q183
笏谷凝灰岩のような特定の火山灰からなる層は、離れた地点にある地層同士を比較し、つながりを確認するための目印として利用されます。広範囲に短期間で堆積したため、時代を特定する重要な手がかりとなるこのような層を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層(かぎ層)
火山噴火によって生じる凝灰岩の層は、広範囲に同時に降り積もるため、地層の対比を行う際の決定的な目印になります。これを鍵層と呼び、地層の広がりや構造を把握するために欠かせない要素です。
群馬県公立高校入試(2019)類似
深成岩の形成過程
Q184
深成岩は、岩石全体が比較的大きな鉱物の結晶で組み合わさっており、石基(非常に細かな粒の部分)がほとんど見られません。このような特徴を持つ理由として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地下深くでゆっくりと冷却されるため、結晶が成長する時間が十分にあり、大きく育つから。
マグマが冷却される速度が遅いほど、一つひとつの結晶が成長するための時間が長く確保されます。地下深くで形成される深成岩は、冷却に長い時間を要するため、結晶が十分に大きく育ち、それらが隙間なく組み合わさった「等粒状組織」という組織を作ります。
福岡県公立高校入試(2026)類似
マグマの粘りけと火山の形状の関係
Q185
ある火山の噴出物を観察したところ、白っぽい色の火山灰が含まれていました。この火山の外観として予想される特徴と、その理由の組み合わせとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマの粘りけが強く、溶岩が流動しにくいため、盛り上がった形の火山になる。
火山の形とマグマの性質には密接な関係があります。白っぽい火山灰を噴出する火山は、二酸化ケイ素を多く含む粘りけの強いマグマを持っています。粘りけが強いマグマは流動性が低いため、火口付近で盛り上がった形を形成しやすく、噴火も爆発的になる傾向があります。
徳島県公立高校入試(2022)類似
中生代を代表する化石
Q186
地層の調査において、恐竜の歯やアンモナイトの化石が発見された場合、これらの化石はその地層が堆積した「年代」を特定する重要な手がかりとなります。このような化石の名称と、これらの化石から判断される時代名の組み合わせとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石であり、時代は中生代である
地層が堆積した当時の「年代」を特定するのに役立つ化石を「示準化石」といいます。これに対し、当時の「環境(海か陸かなど)」を特定する化石は「示相化石」と呼ばれます。恐竜やアンモナイトは地球の歴史における「中生代」に繁栄し、その後に絶滅した生物であるため、これらが含まれる地層は中生代に堆積したものであると判断できます。
群馬県公立高校入試(2017)類似
初期微動継続時間とP波の到着時刻
Q187
地震が発生した際に、最初に届く速い波によって生じる小さな揺れが始まってから、後から届く遅い波によって生じる大きな揺れが始まるまでの時間を何と呼ぶか、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震波には伝わる速さが速いP波と、遅いS波がある。観測地点に先にP波が到着して初期微動が始まり、その後にS波が到着して主要動が始まる。この2つの波の到着時刻の差は初期微動継続時間と呼ばれ、震源からの距離に比例して長くなる性質がある。
鳥取県公立高校入試(2026)類似
示相化石
Q188
地層が堆積した当時の環境を推定する手がかりとなる化石を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
地層に含まれる化石のうち、当時の水温や水深、塩分濃度などの環境を示すものを示相化石と呼びます。代表的な例として、サンゴ(あたたかく浅い海)やアサリ(河口付近の汽水域)などが挙げられます。これに対し、地層が堆積した年代を特定するものは示準化石と呼ばれ、区別が必要です。
高知県公立高校入試(2023)類似
斑晶
Q189
火山岩において、比較的大きな結晶である斑晶と、その隙間を埋める非常に細かい粒からなる組織を何と呼びますか。その名称として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斑状組織
火山岩はマグマが短時間で冷え固まるため、結晶が大きく育つ時間がありません。そのため、地下で成長した「斑晶」と、急冷されて結晶になれなかったり極小の結晶になったりした「石基」が混ざり合った状態になります。このような組織を斑状組織と呼びます。一方、地下深くでゆっくり冷え固まった深成岩は、すべての結晶が同じくらいの大きさになる等粒状組織となります。
群馬県公立高校入試(2024)類似
しゅう曲
Q190
ある地域の露頭(地層が露出している場所)を観察したところ、本来は水平であるはずの地層が上下に波打つように曲がっている様子が確認されました。この「しゅう曲」と呼ばれる構造が形成される際に、地層に加わった力の向きと種類として正しい説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
水平方向に、地層を押し縮めるような力が加わった。
しゅう曲は、プレートの運動などによって地層に対して水平方向から「圧縮する力」が継続的に加わることで形成されます。地層がちぎれてずれるのではなく、柔軟に押し曲げられることで波打つような形状になります。これに対し、引き離すような力が加わって地層が割れた場合は、正断層などが形成されます。
福島県公立高校入試(2022)類似
プレートの沈み込みによる山地の形成
Q191
日本列島の太平洋側のように、海洋プレートが沈み込んでいる場所で山地が形成される理由を説明した文として、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
海洋プレートが沈み込む際に大陸側の地層を巻き込み、押し縮める力が働くことで地層が盛り上がるため。
海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むとき、その摩擦や圧力によって大陸側の地層には巨大な「圧縮力(押し縮める力)」が加わります。この力が地層を折り畳むように変形させ(しゅう曲)、上方向へと押し上げる(隆起)ことで山地が形成されます。引きずり込まれて低くなる「沈降」ではなく、押し縮められて高くなる現象が山地形成の主な要因です。
秋田県公立高校入試(2024)類似
石灰岩とチャートの化学的性質による識別
Q192
石灰岩の塊にうすい塩酸を数滴かけたとき、岩石が溶けながら発生する気体の名称を答えてください。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素
石灰岩は炭酸カルシウムを主成分としており、うすい塩酸と反応すると化学変化が起こります。このとき、二酸化炭素が発生しながら岩石が溶けるという特徴があります。これに対し、見た目が似ているチャートは主成分が二酸化ケイ素であるため、うすい塩酸をかけても気体は発生しません。
奈良県公立高校入試(2017)類似
地層の傾き
Q193
南北に一直線上に並ぶ2つの地点において地層の広がりを調査した。北にある地点の標高は50m、南にある地点の標高は40mであり、地形図の等高線からもこの標高差が確認できる。それぞれの地点でボーリング調査を行い柱状図を作成したところ、特定の鍵層がどちらの地点でも地表から10mの深さで確認された。このとき、この地域の地層はどの方角に向かって低くなるように傾いていると考えられるか、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
南に向かって低くなっている
北の地点における鍵層の標高は、地面の標高50mから深さ10mを引いた40mとなる。一方、南の地点における鍵層の標高は、地面の標高40mから深さ10mを引いた30mとなる。同じ地層の標高を比較すると、北側(40m)よりも南側(30m)の方が低いため、地層は南に向かって低くなるように傾いていると判断できる。
埼玉県公立高校入試(2025)類似
震央分布とプレート境界
Q194
地球の表面を覆う巨大な岩板であるプレートに関連して、世界各地で発生する地震の震央はどのような場所に集中して分布する傾向がありますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
プレートの境界付近
地球の表面は複数のプレートに分かれており、それらが互いに動くことで境界部分に大きな力が加わります。その力が限界に達して岩盤が破壊されることで地震が発生するため、震央はプレートの境界に沿って集中的に分布します。
愛媛県公立高校入試(2023)類似
震源とマグニチュード
Q195
複数の観測地点における地震の記録を分析したところ、初期微動が始まった時刻と、初期微動が続いてから主要動が始まるまでの時間(初期微動継続時間)との間には、どのような関係が見られるか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間は、震源からの距離が遠くなるほど長くなり、両者は比例関係にある。
地震の波には伝わる速さが異なるP波とS波がある。速いP波が到着してから遅いS波が到着するまでの時間が初期微動継続時間であり、この時間は震源からの距離が遠くなるほど長くなる。グラフ上では、初期微動継続時間と震源からの距離(または到着時刻の差)は、原点を通る直線である比例関係として表される。
兵庫県公立高校入試(2025)類似
初期微動継続時間と震源距離の比例関係
Q196
地震が発生した際、P波が到着してからS波が到着するまでの時間は「初期微動継続時間」と呼ばれます。この初期微動継続時間と震源からの距離(震源距離)との間にある一般的な関係性について、正しく述べたものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源距離が大きくなるほど初期微動継続時間は長くなり、両者には比例関係が成り立つ。
地震の波には、伝わる速さが速いP波と、それよりも遅いS波があります。震源から遠くなるほど、これら2つの波が到着する時刻の差は広がっていきます。この到着時刻の差である初期微動継続時間は、震源距離に比例するという法則(大森公式に関連する性質)があるため、特定の観測点での揺れの時間から震源までの距離を推定することが可能です。
長崎県公立高校入試(2015)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q197
震源からの距離と地震波の到着時刻の関係を調べたところ、P波の到着時刻とS波の到着時刻を結ぶそれぞれの線は、震源からの距離が大きくなるに従って、その間隔が一定の割合で広がっていくことがわかった。このとき、初期微動継続時間と震源からの距離の関係について説明したものとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間は、震源からの距離にほぼ比例する
P波とS波はそれぞれほぼ一定の速さで伝わるため、震源からの距離が2倍、3倍になれば、それぞれの波が届くまでの時間も2倍、3倍になる。その結果、2つの波の到着時刻の差である初期微動継続時間も、震源からの距離に比例して大きくなる。この関係を利用することで、初期微動継続時間から震源までの距離を推定することができる。
愛媛県公立高校入試(2022)類似
有色鉱物の割合
Q198
ある地点で採取された火山灰の成分を調べたところ、長石が50%、輝石が7%、角閃石が5%、石英が3%、結晶になっていない粒が35%含まれていることがわかりました。この火山灰に含まれる有色鉱物の割合は何%ですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
12%
有色鉱物とは、火山灰に含まれる鉱物のうち輝石や角閃石などの色がついたものを指します。提示された成分のうち、有色鉱物に該当するのは輝石(7%)と角閃石(5%)のみであるため、これらを合計した12%が有色鉱物の含有量となります。長石や石英は無色鉱物であり、結晶になっていない粒(火山ガラスなど)は有色鉱物には含まれないため、これらを加算しないよう注意が必要です。
鹿児島県公立高校入試(2019)類似
風化
Q199
地表にある岩石が、太陽の熱や水、空気などのはたらきによって、長い年月の間に表面からもろくなり、崩れていく現象を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
風化
地表に露出した岩石が、温度変化による膨張・収縮や、水や空気にさらされて化学的な変化を受けることで、強度が低下し崩れていく現象を風化と呼びます。これに対し、流水が岩石を削り取る現象は侵食、削られたものを運ぶ現象は運搬、積もる現象は堆積といい、区別して理解する必要があります。
福島県公立高校入試(2021)類似
地震による地殻変動と災害
Q200
地震の強い揺れによって、水分を多く含んだ砂地などの地盤が泥水のようになり、地中の水が噴き出したり建物が沈んだりする現象を何といいますか。正しい名称を選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
液状化現象
水分を多く含んだ砂質の地盤において、地震の振動により砂の粒子の結びつきが外れ、地下水と混ざり合って液体のような状態になる現象を液状化現象と呼びます。がけ崩れや地すべりは主に斜面で発生する斜面崩壊であり、高潮は気圧の低下や強風によって海水面が上昇する気象現象であるため、地震が直接の要因となる液状化現象とは区別されます。
山梨県公立高校入試(2021)類似
ルーペによる化石の観察方法
Q201
ある地層の断面を調べたところ、下から順に岩石Xの層、泥岩の層、砂岩の層、れき岩の層が水平に重なっていることがわかりました。最も下の層にある岩石Xを採取してうすい塩酸を数滴かけたところ、気体が発生しました。この岩石Xの名称として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰岩
うすい塩酸をかけたときに反応して気体(二酸化炭素)を発生させるのは、炭酸カルシウムを主成分とする岩石です。堆積岩の中でこの性質を持つのは石灰岩であり、サンゴやフズリナなどの生物の死骸が堆積してできたものです。一方、チャートは二酸化ケイ素を主成分とするため、塩酸をかけても反応しません。
島根県公立高校入試(2018)類似
斑晶
Q202
火山岩に見られる、非常に細かい粒が集まった石基の中に斑晶が散らばっている「斑状組織」は、どのような過程で形成されますか。その理由として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地下でマグマがゆっくり冷えて大きな結晶ができた後、地表付近で急激に冷えて残りの部分が固まった。
マグマが地下にある間は冷却速度が遅いため、一部の成分が結晶として大きく成長し「斑晶」となります。その後、噴火などによって地表付近に達すると、周囲が急激に冷やされるため、残りの部分は大きな結晶になれず、微細な結晶やガラス質の「石基」となります。この2段階の冷却過程により、斑状組織が作られます。
福岡県公立高校入試(2019)類似
マグマの粘りけ
Q203
火山の形や噴火の様式は、マグマの粘りけによって大きく異なります。マグマの主成分である二酸化ケイ素の含有量が多く、粘りけが非常に強いマグマが噴火してできた火山について、その特徴を述べたものとして最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
溶岩が冷えて固まった岩石の色は白っぽくなり、鐘を伏せたような盛り上がった形になる
マグマの中の二酸化ケイ素の量が多いと、岩石の色は白っぽくなり、同時にマグマの粘りけも強くなります。粘りけが強いマグマは流動性が低いため、火口付近で盛り上がり、鐘状(ドーム状)の火山をつくります。昭和新山はこの代表的な例です。
高知県公立高校入試(2017)類似
鍵層による地層の広がりと高度の関係
Q204
離れた地点の地層を比較する際、火山灰が降り積もってできた地層は、広い範囲に短時間で堆積するため、地層のつながりを知るための重要な目印となります。このような目印となる地層を何と呼びますか。また、その目印として利用される、火山灰が押し固まってできた岩石の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層と呼ばれ、岩石は凝灰岩である
広範囲にわたって短時間に堆積した地層は、地質年代の特定の時期を示す目印として非常に有効であり、これを鍵層と呼びます。火山活動によって放出された火山灰が堆積してできる凝灰岩は、成分に特徴があるため他の岩石と区別しやすく、鍵層として最も一般的に利用されます。
静岡県公立高校入試(2014)類似
震度階級による被害状況
Q205
地震の規模を表す「マグニチュード」と、各地点での揺れの強さを表す「震度」の関係について述べた説明として、最も適切なものを次のうちから選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
震度はその地点での揺れの大きさを表すため、一つの地震であっても場所によって異なる値をとる
マグニチュードは地震そのものが持つエネルギー(規模)を表すため一つの地震につき一つの値となるが、震度は各地点での揺れの程度を表す。そのため、同じ規模の地震であっても震源からの距離や地盤の固さによって、地点ごとに観測される震度は変化する。マグニチュードが小さくても震源が非常に浅い場合は、震源付近で大きな震度を記録することもある。
愛媛県公立高校入試(2022)類似
凝灰岩
Q206
火山が噴火した際に放出された火山灰などの火山噴出物が、地表や水底に降り積もり、長い年月を経て押し固められてできた堆積岩を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
火山灰や軽石といった火山噴出物が堆積し、重みなどで押し固められてできた岩石を凝灰岩と呼びます。これは粒の大きさによって分類される砂岩や泥岩と同じ「堆積岩」の仲間に分類されます。
大分県公立高校入試(2023)類似
緊急地震速報の仕組み
Q207
緊急地震速報において、情報を大きな揺れよりも先に届けることが可能である理由として、地震波の伝わり方や通信の性質から説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波はS波よりも伝わる速度が速く、さらに電気信号による情報の伝達速度は地震波よりも圧倒的に速いため。
地震の波には、最初に届く縦波のP波と、後から届く横波のS波があります。震源付近の地震計がP波を捉えた瞬間に、気象庁がその情報を光速に近い電気信号(通信網)を使って各地に送ることで、物理的に地中を伝わってくるS波よりも先に、人間やシステムに情報を到達させることが可能になります。
島根県公立高校入試(2020)類似
地震発生時刻
Q208
ある地震について、複数の観測地点における「初期微動が始まった時刻」を横軸に、「初期微動継続時間」を縦軸にとったグラフを作成した。各地点のデータを結んだ直線を引き、その直線が縦軸の値が0となる横軸(時刻)と交わったとき、その交点が示す時刻は何を表しているか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源で地震波が発生した地震発生時刻
初期微動継続時間は震源からの距離に比例するため、震源からの距離が0kmの地点では、初期微動継続時間も0秒となる。したがって、グラフ上で初期微動継続時間が0となる瞬間の時刻は、地震波が発生したばかりの「地震発生時刻」を意味する。この手法は、地震の発生したタイミングを特定する際に重要な役割を果たす。
愛媛県公立高校入試(2022)類似
斑状組織
Q209
マグマが地表付近で急激に冷えて固まった火山岩を顕微鏡で観察すると、細かい粒が詰まった部分の中に、比較的大きな結晶がいくつか散らばっている様子が見られます。このような岩石の組織を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斑状組織
火山岩はマグマが地表やその付近で短時間に冷えて固まるため、結晶が大きく成長する時間がありません。その結果、大きな結晶である「斑晶」と、それを取り囲む細かい粒の「石基」からなる斑状組織が形成されます。
栃木県公立高校入試(2024)類似
火山灰の堆積と噴火順序
Q210
ある地域に広がる2つの火山灰の層(地層Cと地層D)について調査を行いました。地層Cは火山Xの周辺地点で最も厚く堆積しており、地層Dは火山Yの周辺地点で最も厚く堆積していました。また、この地域全体の調査から、地層Cの上に地層Dが重なっていることが判明しています。これらの事実から導き出される推論として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山Xが噴火して地層Cが形成された後に、火山Yが噴火して地層Dが形成された。
火山灰の層が最も厚い地点は、その火山灰を噴出した火口に近いと考えられます。したがって、地層Cは火山X、地層Dは火山Yの噴火によるものと推定できます。次に、地層の上下関係を確認すると、地層Cの上に地層Dが重なっていることから、先に火山Xが噴火して地層Cを形成し、その後に火山Yが噴火して地層Dを積み重ねたという時間的順序が成立します。
岡山県公立高校入試(2025)類似
斑晶と石基の生成過程
Q211
火山岩の組織において、地下深くでマグマがゆっくり冷えて成長した比較的大きな結晶と、マグマが地表付近まで上昇したあとに急に冷やされることでできた小さな結晶やガラス質の部分の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
大きな結晶:斑晶、小さな結晶の部分:石基
地下深くで温度がゆっくりと下がるときには、原子が規則正しく並ぶ時間が十分にあるため、比較的大きな結晶である「斑晶」が育ちます。その後、マグマが上昇して地表付近で急激に冷やされると、大きな結晶に成長する時間が足りないため、微細な結晶やガラス質である「石基」が斑晶を取り囲むように形成されます。
茨城県公立高校入試(2021)類似
火山噴出物
Q212
火山の噴火にともなって、火口から放出される火山灰、火山ガス、溶岩、火山弾などの物質をまとめて何と呼びますか。最も適切な名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山噴出物
火山の噴火によって地表に運び出された物質の総称を火山噴出物といいます。地下深くにある高温でどろどろに溶けた状態の物質はマグマと呼ばれますが、これが火口から地表へ流れ出ると溶岩になり、それ以外のガスや固形物とともに火山噴出物として分類されます。
長野県公立高校入試(2015)類似
凝灰岩
Q213
ある岩石の標本を観察したところ、角ばった鉱物の結晶や岩片、さらには小さな穴が多数開いた軽石が多く含まれていることがわかりました。この岩石の成り立ちや特徴についての説明として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
火山から噴出された物質が、地表や水底に堆積して押し固められた。
角ばった鉱物の結晶や岩片、軽石が含まれているという特徴は、その岩石が火山噴出物を成分としていることを示しています。これらが堆積して形成された凝灰岩は、広範囲に同時に堆積することが多いため、地層が堆積した年代を知るための重要な手がかり(鍵層)としても利用されます。
神奈川県公立高校入試(2018)類似
堆積岩の識別
Q214
岩石を構成する粒の大きさに着目して堆積岩を分類したとき、直径が2mm以上の大きな粒を含み、それらの粒が流水の働きによって丸みを帯びている特徴を持つ岩石の名称として適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
礫岩
堆積岩は主に堆積した粒の大きさによって分類されます。粒の直径が2mm以上のものを礫岩、0.06mmから2mmのものを砂岩、0.06mm以下のものを泥岩と呼びます。礫岩に含まれる粒は、川などで運ばれる際に削られるため、丸みを帯びていることが多いのが特徴です。
岩手県公立高校入試(2024)類似
示準化石
Q215
地層が堆積した年代を決定する手がかりとなる化石を何というか。また、その化石となる生物が備えているべき条件の組み合わせとして適切なものを次の中から選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石:生存期間が短く、分布範囲が広い
特定の地質年代を決定する手がかりとなる化石は示準化石と呼ばれます。示準化石となる生物には、特定の短い期間(生存期間)に大繁栄し、かつ世界中の広い範囲に分布していたという特徴が求められます。一方、当時の環境(水深や気温など)を示すものは示相化石と呼ばれます。
石川県公立高校入試(2017)類似
風化
Q216
岩石が風化する仕組みについて、気温の変化が岩石に与える影響を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
気温の変化によって岩石が膨張と収縮を繰り返し、内部にひび割れが生じて砕けやすくなる。
岩石を構成する物質は、温度が上がるとわずかに膨張し、下がると収縮する性質を持っています。屋外の岩石は、昼間の直射日光や夜間の冷却による温度差を長期間繰り返し受けることで、内部にひずみが生じます。これにより表面にひびが入ったり、ボロボロに砕けたりする風化現象が進行します。
千葉県公立高校入試(2024)類似
地層の対比
Q217
離れた地点にある地層を比較する際、広範囲にわたって短期間に堆積し、地層のつながりを確認するための目印となる地層を何と呼びますか。火山灰が堆積してできた凝灰岩の層などがその代表例です。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
広範囲で同時に堆積した凝灰岩などは、離れた場所の地層を比較するための重要な目印になります。このような地層を鍵層と呼び、地層の広がりや重なりの順序を特定する際に利用されます。
京都府公立高校入試(2015)類似
石灰岩とチャートの区別
Q218
生物の遺骸が堆積してできた堆積岩のうち、サンゴやフズリナなどの石灰質の殻を持つ生物を主成分とし、うすい塩酸をかけると気体が発生する岩石の名称として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石灰岩
生物の遺骸が堆積してできた岩石のうち、炭酸カルシウムを主成分とするものは石灰岩と呼ばれます。石灰岩はうすい塩酸をかけると、化学反応を起こして二酸化炭素を発生させるという特徴を持ちます。選択肢にあるチャートも生物の遺骸からなる岩石ですが、こちらは塩酸と反応しません。
愛知県公立高校入試(2024)類似
斑状組織
Q219
マグマが地表付近や地上で急激に冷えて固まった火山岩をルーペや顕微鏡で観察すると、比較的大きな結晶と、それを取り囲む微細な結晶やガラス質の部分で構成されていることがあります。この大きな結晶と、微細な部分の名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
大きな結晶:斑晶、微細な部分:石基
火山岩において、地下深くでゆっくりと成長した比較的大きな結晶を「斑晶」と呼びます。その後、噴火などによって地表付近へ運ばれ、マグマが急激に冷やされることで、大きな結晶に成長できなかった微細な結晶やガラス質の部分が斑晶の周りを埋めます。この部分を「石基」と呼びます。これらが組み合わさった組織を斑状組織といいます。
栃木県公立高校入試(2025)類似
震度分布による震央の特定
Q220
地震が発生したとき、各地で観測された揺れの強さを地図上に記入していくと、揺れの大きい地点があるエリアに集まる傾向が見られます。地震が発生した地下の地点を震源といいますが、その真上にあたる地表面の地点を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震央
地震が発生した地下の具体的な地点を「震源」と呼ぶのに対し、その真上にある地表面の地点を「震央」と呼びます。各地の震度の大きさを地図上にプロットした震度分布を作成した際、最も揺れが強かった地域の中心付近を特定することで、この震央の位置を推定することができます。
鹿児島県公立高校入試(2015)類似
堆積物の粒の大きさによる分類
Q221
流水によって運ばれた土砂が、海底や湖底に積み重なってできた堆積物は、その粒の大きさによって分類されます。粒の大きいものから順に並べた名称の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
れき、砂、泥
堆積物は、含まれる粒の直径によって名称が決められています。一般的に、直径が2mm以上のものを「れき」、2mmから0.06mmのものを「砂」、0.06mm以下の非常に細かいものを「泥」と呼びます。これらは流水の作用によって運ばれる際、重いものから順に沈積するため、粒の大きさによる分類が重要となります。
宮城県公立高校入試(2025)類似
プレート境界における地震の発生理由
Q222
地球全体で発生する地震の震央分布を調査すると、震央の分布は決して一様ではなく、特定の場所に集中していることがわかります。太平洋を取り囲むような地域において、地震が発生する場所とプレートの位置関係について述べたものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地震の震央は、プレートの境界線に沿って密集して分布している
世界各地で発生した地震の震央を地図上にプロットすると、プレートの境界線に沿って帯状に分布する特徴が見られます。特に太平洋を取り囲むプレートの境界付近では地震が非常に多く発生しており、プレートの境界と地震の発生場所には密接な関係があることがわかります。
新潟県公立高校入試(2024)類似
堆積物の粒径と河口からの距離
Q223
ある地点の地層を観察したところ、下層には非常に粒が細かい「泥の層」があり、そのすぐ上の層には粒がはっきりとわかる「砂の層」が重なっていました。この地点の環境は、時間が経過するにつれてどのように変化したと考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
海水面が下降し、海岸からの距離が近くなって、水深が浅くなった。
泥の層の上に砂の層が堆積していることは、その地点に運ばれてくる堆積物の粒の大きさが、時間とともに大きくなったことを意味します。粒の大きい砂が堆積するためには、より河口からの距離が近くなる必要があるため、この地点は時間が経過するにつれて水深が浅くなり、海岸線が近づいてきたと判断できます。
鳥取県公立高校入試(2020)類似
地震発生時刻の推定
Q224
各観測地点のデータを用いて地震が発生した時刻を推定する際、計算の前提となる地震波の性質について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波が伝わる距離と、震源からの出発後の経過時間は比例の関係にある。
地震波(P波やS波)は、一様な地盤の中では一定の速さで伝わるとみなせるため、走行距離と経過時間は比例します。この関係を利用して、距離が0kmとなる地点の時刻を逆算することで、地震の発生時刻を特定することができます。初期微動継続時間は距離に比例して長くなるため、選択肢にある「短くなる」という説明は誤りです。また、主要動の開始時刻はS波の到着時刻であり、発生時刻とは異なります。
三重県公立高校入試(2016)類似
緊急地震速報
Q225
緊急地震速報が、実際に大きな揺れが始まる前に情報を届けることができる理由として、正しい説明はどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
伝わる速度が速いP波を検知し、S波が到達する前に電気信号として情報を送るから。
地震の波には、速度が速く揺れが小さいP波(初期微動)と、速度が遅く揺れが大きいS波(主要動)があります。P波とS波の速度差を利用し、先に届くP波を震度計などで観測・解析することで、強い揺れを伴うS波が届く前に、光速に近い速度の電波を用いて情報を配信しています。
福島県公立高校入試(2022)類似
流れる水のはたらきによる円滑化
Q226
河川の上流で見られる岩石の破片と、下流や海岸付近で観察される砂の粒を比較すると、一般的に下流側の粒の方がより丸みを帯びています。このように場所によって粒の形状が異なる理由として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
上流よりも下流の方が、運搬される過程での衝突や摩擦の蓄積が多くなるから。
岩石の粒が丸くなる程度は、流れる水によって運搬された距離や時間に比例します。上流から下流へと移動する間、粒は絶えず水底を転がったり、他の粒とぶつかったりして物理的に摩耗します。下流に到達する頃には、上流にいた時よりも摩耗の回数が圧倒的に多くなるため、より角が取れて丸い形状になります。
長崎県公立高校入試(2023)類似
堆積岩の粒の円滑化
Q227
堆積岩を構成する粒には、角が削れて丸みを帯びたものが多く見られます。このように粒が丸くなる主な理由として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
流水によって運搬される過程で、粒どうしが衝突したり摩擦を受けたりするため
流水には岩石を運ぶ「運搬作用」があります。岩石の破片が流される際、粒どうしが互いに激しく衝突したり、川底などの岩石とこすれ合う摩擦を受けたりします。この過程で、突き出した角の部分が少しずつ削り取られていくため、堆積岩に含まれる粒は丸みを帯びた形になります。
富山県公立高校入試(2018)類似
主要動
Q228
ある地震において、震源からの距離が80kmの地点Aと、震源からの距離が160kmの地点Cがある。それぞれの地点における主要動の様子について、距離のデータに基づき考察したものとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Aの方が地点Cよりも主要動が始まる時刻が早く、揺れも地点Aの方が大きい。
地震波は震源から同心円状に一定の速さで伝わるため、震源に近い地点A(80km)の方が、遠い地点C(160km)よりも早くS波が到達し、主要動が開始する。また、地震のエネルギーは伝わるにつれて四方に分散し減衰するため、一般的に震源に近い地点ほど揺れは大きくなる。
福島県公立高校入試(2019)類似
鍵層としての火山灰の性質
Q229
4つの異なる地点において地層の重なり(柱状図)を調査したところ、それぞれの地点の異なる高さで火山灰の層が確認された。これらの火山灰の層を比較することで、離れた地点間の地層のつながりを特定できる理由として正しい説明はどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山灰は噴火ごとに鉱物の特徴が異なり、広範囲に同時に降り積もるため、層の共通性から同時期の面を特定できるから
地層が堆積する高さや厚さは場所によって異なるが、火山灰は広範囲に一斉に降り積もるため、堆積した「時間」の基準となる。噴火ごとに固有の「鉱物の種類」や「形」を持つという性質を利用して、異なる地点の層を線で結ぶように対応させることで、地層全体のつながりや順序を判断することが可能になる。
群馬県公立高校入試(2015)類似
緊急地震速報の猶予時間
Q230
緊急地震速報を受信してから、強いゆれである主要動が始まるまでの「猶予時間」について述べた文として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離が遠くなるほど、P波とS波の到着時刻の差が広がるため、猶予時間は長くなる傾向がある。
地震の波は種類によって伝わる速さが異なるため、震源から離れるほど、速いP波と遅いS波の到着時刻の差(初期微動継続時間)が大きくなる。緊急地震速報は最初のP波を検知して出されるため、震源から遠いほどS波が届くまでの時間に余裕ができ、猶予時間は長くなる。
山口県公立高校入試(2024)類似
穏やかな噴火と岩石の色
Q231
マグマのねばりけが弱い火山において、その噴火の様子と、マグマが冷えて固まってできる岩石の色について説明したものとして、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
おだやかな噴火が起こり、黒っぽい色の岩石ができる
マグマのねばりけが弱いと、マグマに含まれる火山ガスが抜けやすくなるため、噴火の様子はおだやかになります。このようなマグマは、冷えて固まると玄武岩などのように有色鉱物の割合が多い、黒っぽい色の岩石になりやすいという性質があります。
広島県公立高校入試(2015)類似
等粒状組織
Q232
火成岩のうち、マグマが地下深くで長い時間をかけてゆっくりと冷え固まってできた岩石を観察すると、大きな結晶が隙間なく組み合わさったつくりが見られます。このような岩石の組織の名称として正しいものを答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くで非常にゆっくりと冷却されると、結晶が大きく成長するための十分な時間が生まれます。その結果、すべての成分が大きな結晶となり、それらが互いに隙間なく組み合わさった「等粒状組織」が形成されます。これは深成岩に共通して見られる特徴です。
島根県公立高校入試(2018)類似
地層の累重の法則
Q233
地層が堆積した順序を考える際、地殻変動による大規模な逆転現象が起きていない限り、下にある地層ほど古く、上にある地層ほど新しいという法則を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層の累重の法則
地層は重力によって粒子が沈殿し、下の層から順番に積み重なっていくため、逆転現象がない限り下層ほど古く、上層ほど新しくなります。この地学における最も基本的な原理を地層の累重の法則と呼びます。
山口県公立高校入試(2017)類似
示相化石と堆積環境
Q234
ある地層からサンゴの化石が発見された場合、その地層が堆積した当時はどのような環境であったと推定されるか。最も適切な組み合わせを答えなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
あたたかくて浅い海
サンゴは、現在でも水温が高く、太陽の光が届く程度の浅い海に生息している。このように生息する環境の条件が限られている生物が化石として見つかった場合、当時の堆積環境もその生物の生息条件と同じであったと考えることができるため、「あたたかくて浅い海」であったと推定される。
福島県公立高校入試(2022)類似
せん緑岩
Q235
せん緑岩をルーペで観察したところ、比較的大きな鉱物の粒が隙間なく組み合わさっている様子が見られた。このような深成岩特有の組織を何というか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くでゆっくり冷えると、鉱物の結晶が大きく成長する時間があるため、大きな粒が均一に組み合わさった「等粒状組織」が形成される。これに対し、地表付近で急激に冷えると小さな結晶とガラス質からなる斑状組織となる。
愛知県公立高校入試(2025)類似
シジミの生息環境
Q236
地層の中からシジミの化石が発見された場合、その地層が堆積した当時の環境を推定することができます。このように、地層が堆積した当時の環境を示す化石を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
シジミのように、限られた環境に生息する生物の化石は、その地層が堆積した当時の環境を特定する手がかりとなるため「示相化石」と呼ばれます。これに対し、アンモナイトや三葉虫のように、地層が堆積した年代を特定する手がかりとなる化石は「示準化石」と呼ばれ、区別が必要です。
群馬県公立高校入試(2024)類似
地殻の隆起と沈降の周期
Q237
海岸に近い地域では、長い年月をかけて地面がゆっくりと沈んでいく現象と、巨大地震の発生に伴って地面が急激に持ち上がる現象が繰り返されることがあります。これらの現象のうち、地面が持ち上がることを何といいますか。適切な名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
隆起
地震などの地殻変動によって地面が急激に持ち上がる現象を隆起、反対に地面が沈む現象を沈降と呼びます。これらが周期的に繰り返されることで、海岸段丘などの独特な地形が形成されることがあります。
愛知県公立高校入試(2022)類似
示準化石とビカリア
Q238
特定の短い期間に地球上の広い範囲に生息していた生物の化石は、その地層が堆積した年代を特定する手がかりとなります。このような化石を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石
地層が堆積した年代(地質年代)を決定する手がかりとなる化石を「示準化石」と呼びます。一方、サンゴやアサリのように、当時の堆積環境(暖かい浅い海など)を知る手がかりとなる化石は「示相化石」と呼ばれ、区別が必要です。
千葉県公立高校入試(2026)類似
無色鉱物と有色鉱物
Q239
火山灰に含まれる鉱物の特徴を双眼実体顕微鏡で観察する際、準備段階で行うべき操作とその理由について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
蒸発皿に火山灰と水を入れ、指で軽く押し洗いして濁った水を捨てる操作を繰り返す。これは、鉱物の表面に付着している細かい泥などを取り除き、観察しやすくするためである。
火山灰の粒子には、粘土などの細かい汚れが付着しており、そのままでは鉱物の結晶の形や色がはっきりと見えません。そのため、水で洗う「わんがけ」という操作を行い、汚れを洗い流す必要があります。なお、セキエイは無色鉱物であり、加熱によって色を判別するものではありません。
岡山県公立高校入試(2023)類似
風化・侵食・運搬
Q240
ある地域の地層を調査したところ、下から順に「砂岩の層」「フズリナの化石を含む石灰岩の層」「泥岩の層」「砂岩の層」「れき岩の層」「砂岩の層」が重なっていました。これらの地層を形成する土砂が、流水のはたらきによって供給される過程についての説明として、最も適切なものはどれか選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
流水によって岩石が削られる現象を侵食といい、削られた土砂が運ばれることで堆積の材料となる。
流水が岩石を物理的に削り取る現象は「侵食」と呼ばれます。また、気温変化などで岩石そのものが脆くなる現象は「風化」です。侵食によって生じた土砂が流水によって「運搬」され、海底などに積もることで砂岩や泥岩、れき岩といった地層が形成されます。選択肢の中で侵食の定義と役割を正しく説明しているものが適切です。
埼玉県公立高校入試(2025)類似
逆断層
Q241
地層に対して左右から押し合う力が加わったとき、斜めの断層面を境にして、一方の地層が他方の地層の上にのり上げるようにしてずれる断層の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
逆断層
左右から押し合う力が加わって生じる断層を逆断層と呼び、断層面を境に地層がのり上げるような動きを見せます。これに対し、引き合う力によって一方がずり落ちるように動くものは正断層と呼ばれます。
山梨県公立高校入試(2015)類似
示準化石
Q242
地層が堆積した年代を知る手がかりとなる化石を何というか。この化石には、広い範囲に分布し、かつ特定の限られた年代にのみ生存していた生物の化石が適している。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示準化石
特定の短い期間にだけ生存し、広い地域に分布していた生物の化石は、その地層がいつごろ形成されたかを決定する基準となるため、示準化石と呼ばれます。これに対し、当時の環境を知る手がかりとなる化石は示相化石と呼ばれ、区別が必要です。
福岡県公立高校入試(2024)類似
石灰岩とチャートの反応
Q243
堆積岩の一種である石灰岩とチャートは、どちらも生物の死がいがもとになってできており、見た目が似ている場合があります。この2つの岩石を、薬品に対する反応の違いを利用して判別する方法とその結果について述べた文として、正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
うすい塩酸をかけたとき、石灰岩は気体が発生して溶けるが、チャートは変化しない。
石灰岩とチャートを判別するには、うすい塩酸を用いた反応試験が有効です。石灰岩の主成分である炭酸カルシウムは塩酸と反応して二酸化炭素の泡を発生させますが、チャートの主成分である二酸化ケイ素は塩酸と反応しないため、見た目に変化は起こりません。
高知県公立高校入試(2026)類似
示準化石
Q244
地層の年代を特定するために用いられる「示準化石」となる生物には、どのような特徴が必要か。最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
広い範囲に分布し、特定の短い期間だけ生存していた
示準化石は「いつの時代か」を特定するための目印です。そのため、世界中の広い範囲に分布していること(広域性)と、進化が速く特定の短い期間にしか存在しなかったこと(短期間性)が条件となります。生存期間が長い生物は、年代の特定には不向きです。
岐阜県公立高校入試(2015)類似
示準化石
Q245
ある地点の地層を調査したところ、泥の層の下にある砂の層からビカリアの化石が発見されました。この事実から、この砂の層が堆積した年代についてどのようなことが判断できますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
新生代に堆積した地層であると判断できる
ビカリアは、新生代(第三紀)を代表する示準化石です。特定の短い期間に広範囲に生息していた生物の化石が含まれている場合、その化石の種を特定することで、地層が堆積した地質年代を決定することができます。
岐阜県公立高校入試(2018)類似
示準化石
Q246
ある地層を調査したところ、古生代を代表する生物であるサンヨウチュウの化石が発見された。この結果から判断できることとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
その地層は古生代に堆積したことがわかる
サンヨウチュウは古生代にのみ栄えた生物であるため、その化石が含まれる地層は古生代に形成されたと判断できる。このように地質年代を決定できる化石を、特定の時代にのみ生存していたことが保証されている必要がある。なお、環境を特定するものはサンゴやアサリなどの示相化石の役割である。
愛媛県公立高校入試(2016)類似
等粒状組織
Q247
花こう岩において、約2mm程度の石英、長石、黒雲母などの鉱物結晶が、隙間なく組み合わさって岩石全体を構成している様子を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
大きな結晶のみが、ほぼ同じ大きさで隙間なく互いに組み合わさっている。
深成岩である花こう岩は、マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まる。そのため、全ての鉱物が大きく成長し、火山岩に見られる「石基」と呼ばれる細かい粒の部分が存在せず、大きな結晶同士が直接組み合わさる特徴を持つ。
福岡県公立高校入試(2023)類似
等粒状組織
Q248
深成岩の組織をルーペや顕微鏡で観察した際に見られる特徴として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
数ミリメートル程度の大きな結晶が、パズルのように隙間なく組み合わさっている
深成岩が地下深くでゆっくりと冷え固まる過程では、一つひとつの結晶が十分に成長する時間があるため、肉眼でも確認できるほどの大きな結晶になります。これらの結晶が成長しながら互いに接し合うため、パズルのようにきっしりと組み合わさった状態として観察されます。
岡山県公立高校入試(2025)類似
柱状図による地層の推定
Q249
離れた地点にある地層を比較する際、火山灰の層のように、広い範囲に短時間で堆積した特徴的な地層は、地層を対比するための重要な目印となります。このような地層を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
特定の時期に広範囲にわたって堆積した火山灰や化石の層は、離れた場所にある地層のつながりを確認するための決定的な手がかりとなります。これを「鍵層(かぎ層)」と呼び、地層の対比や広がりを推定する際に利用されます。
高知県公立高校入試(2017)類似
鍵層による地層の広がりと高度の関係
Q250
ある地域の地層の広がりを調べるため、標高(海抜)が120mの地点Aと、標高が130mの地点Bで柱状図を作成しました。地点Aでは地表面から15mの深さに凝灰岩の層が見つかり、地点Bでは地表面から25mの深さに地点Aと同じ凝灰岩の層が見つかりました。このとき、地点Aと地点Bにおける凝灰岩の層の上面の標高について、正しい説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Aの標高は105m、地点Bの標高は105mであり、どちらも同じ高さにある
地層の重なりを立体的に把握するためには、地表面からの深さではなく、海面からの高さである「標高」で比較する必要があります。標高は「地表面の標高 - 地表面からの深さ」で求められます。地点Aは 120m - 15m = 105m、地点Bは 130m - 25m = 105m となり、どちらも同じ標高に位置していることがわかります。
埼玉県公立高校入試(2019)類似
マグマの粘りけと鉱物組成
Q251
ある火山の噴出物を調べたところ、有色鉱物の割合が少なく、無色鉱物を多く含む白っぽい火山灰であることがわかりました。この火山のマグマの粘りけと、形成される火山の形状について正しく説明しているものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマの粘りけが強く、盛り上がったドーム状の火山になりやすい
無色鉱物の割合が多い白っぽい火山灰は、粘りけの強いマグマから生じます。粘りけが強いマグマは流動性が低く、火口付近にとどまって高く盛り上がる性質があるため、昭和新山のようなドーム状(鐘状)の火山を形成するのが一般的です。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
P波とS波の速さの違い
Q252
震源で同時に発生したP波とS波の、伝わる速さと観測地点に届く順番についての説明として、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波はS波よりも伝わる速さが速いため、観測地点に先に到達する。
地震が発生する瞬間、震源ではP波とS波が同時に発生します。しかし、岩石中を伝わる速さはP波の方がS波よりも速いため、震源から離れた観測地点では必ずP波が先に到着することになります。この速さの違いが、初期微動継続時間(P波が届いてからS波が届くまでの時間)が生じる原因となります。
福岡県公立高校入試(2021)類似
地層累重の法則
Q253
地殻変動による地層の逆転が起きていない堆積岩の地層において、下の層ほど古く、上の層ほど新しく積み重なっているという、地層が堆積する順序と時間の関係を示した原則を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層累重の法則
堆積物は重力によって下から順に積み重なっていく性質があるため、後の時代に大きな地殻変動が起こらない限り、下の層が古く、上の層が新しいという関係が成り立ちます。この原則を地層累重の法則と呼びます。
兵庫県公立高校入試(2014)類似
緊急地震速報
Q254
地震が発生した直後、震源に近い観測点で速い波であるP波を検知し、大きな揺れを伴うS波が到達する前に、テレビやスマートフォンなどを通じて各地へ情報を発信するシステムを何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
緊急地震速報
地震波には、速度が速く小さな揺れを伝えるP波(初期微動)と、速度が遅く大きな揺れを伝えるS波(主要動)があります。この2種類の波の速度差を利用して、大きな被害をもたらすS波が到着する前に警戒を呼びかける仕組みを緊急地震速報と呼びます。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
緊急地震速報
Q255
ある地震において、大きな揺れを伝えるS波は6秒間で21km進むことがわかっています。このとき、震源から73.5km離れた地点Bでの状況を考えます。震源のすぐ近くにある地点DでP波を観測した3秒後に緊急地震速報が発表されたとすると、地点Bで主要動が開始するのは、速報が発表されてから何秒後になりますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
18秒後
S波の速さは、21kmを6秒で進むことから、21 ÷ 6 = 3.5km/sと求められます。震源から73.5km離れた地点Bに主要動(S波)が到達するまでの時間は、73.5 ÷ 3.5 = 21秒後です。緊急地震速報は地点DでP波を観測した(地震発生とほぼ同時)3秒後に発表されているため、速報が出てから地点Bに主要動が到達するまでの時間は、21 - 3 = 18秒後となります。
静岡県公立高校入試(2014)類似
地震波の伝播速度と到達時間の計算
Q256
地震が発生したとき、震源から遠ざかるにつれて「P波が到着してからS波が到着するまでの時間」はどのように変化しますか。また、その時間を利用して発表される緊急地震速報の仕組みについて、適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離が遠くなるほど時間は長くなる。先に届くP波を検知して、後から届くS波による強い揺れを予測し通知する。
P波(初期微動)とS波(主要動)には速度差があり、P波の方が速く伝わります。そのため、震源からの距離が長くなるほど2つの波の到着時刻の差(初期微動継続時間)は比例して長くなります。緊急地震速報はこの性質を利用し、震源に近い観測地点でわずかな揺れであるP波をいち早く捉え、その後に到達する破壊力の大きなS波の規模や到達時間を計算して知らせるシステムです。
大阪府公立高校入試(2017)類似
地層累重の法則
Q257
地層が堆積した順序において、大規模な地殻変動による地層の逆転が起きていない限り、下にある地層ほど古く、上にある地層ほど新しいという法則を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層累重の法則
地層は重力の影響により、古いものの上に新しいものが順に積み重なっていく性質があります。このため、堆積した当時の状態が保たれている場所では、下の層ほど形成年代が古く、上の層ほど新しいという関係が成立します。
栃木県公立高校入試(2022)類似
顕微鏡の総合倍率
Q258
顕微鏡を使って生物や岩石を観察する際、顕微鏡全体の倍率(総合倍率)は、接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率を用いてどのように算出されますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率を掛け合わせる
顕微鏡の仕組みにおいて、接眼レンズによって拡大された像をさらに対物レンズで拡大(あるいはその逆)するため、全体の倍率はそれぞれのレンズの倍率の積になります。これを総合倍率と呼びます。
千葉県公立高校入試(2017)類似
侵食
Q259
地震による隆起などで地形が変化した場所において、川の流れによって地表面の岩石や土砂が削り取られる現象を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
侵食
流れる水の力(流水の作用)によって地表面の土砂や岩石が削られる現象を侵食と呼びます。地震などで土地が高くなった場所では、川の流れが地形を削り取る力が強く働くことがあります。これに対し、削られたものを運ぶのは運搬、積もらせるのは堆積、空気や水、気温の変化によって岩石がもろくなる現象は風化と呼ばれます。
福井県公立高校入試(2020)類似
ハザードマップ
Q260
一般的な地形図と比較して、ハザードマップを確認しておくことが自然災害時の避難において重要であるとされる理由は何か。その理由として適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地形図は土地の高さや形を示すのみだが、ハザードマップはどこにどのような危険が及び、どこへ逃げるべきかが具体的に示されているから。
地形図は土地の起伏や施設の種類など、地表の様子を客観的に表したものである。これに対し、ハザードマップは地形図の情報をベースにしながらも、科学的な予測に基づいた浸水深や土砂崩れの危険性といった「災害リスク」と、避難所などの「防災情報」を付加しているため、災害時の迅速な意思決定に役立つという利点がある。
奈良県公立高校入試(2024)類似
深成岩の形成条件
Q261
深成岩が形成される条件と、その結果として観察される岩石の特徴の組み合わせとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地下深いところでゆっくり冷え、大きな結晶が組み合わさったつくりになる
岩石ができる場所と冷却速度、そして結晶の大きさには密接な関係がある。深成岩は「地下深いところ」という環境で「長い時間をかけてゆっくり冷却」されるため、成分となる鉱物が大きく成長する。その結果、すべての結晶がほぼ同じような大きさで成長し、隙間なく組み合わさった組織が形成される。
北海道公立高校入試(2019)類似
かぎ層
Q262
ある地域の離れた2つの地点において、泥、砂、火山灰、石灰岩の層がそれぞれ重なっている様子を観察しました。このとき、火山灰の層を「地層の対比」の手がかりとして利用する理由として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山灰は広範囲にわたって極めて短期間に堆積し、他の層と区別しやすい特徴を持つから。
地層を対比させるための「かぎ層」には、広い範囲にわたって同時に、かつ特徴的な物質が堆積しているという条件が求められます。火山灰は一回の噴火によって広域に一斉に降り積もるため、離れた地点の地層を時間的に結びつける基準として非常に有効です。当時の環境を示すのは示相化石、年代を示すのは示準化石ですが、火山灰そのものは地質学的な「時間」の基準面として機能します。
島根県公立高校入試(2022)類似
深成岩の形成過程
Q263
マグマが冷えて固まってできた火成岩のうち、大きな鉱物の粒が隙間なく組み合わさっている組織を等粒状組織といいます。このような組織を持つ岩石が形成される条件として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地下深くで、長い時間をかけてゆっくりと冷やされる。
火成岩の鉱物の粒が大きく成長するためには、結晶が形成される際にある程度の時間が必要となります。地下深くは地表に比べて温度が高く熱が逃げにくいため、マグマが長い時間をかけてゆっくり冷えることとなり、結晶が大きく成長した等粒状組織を持つ深成岩が形成されます。
群馬県公立高校入試(2017)類似
地層の標高算出
Q264
地表の標高が40mの地点Xでは地表からの深さが5mの地点に、地表の標高が35mの地点Yでは深さ5mの地点に、地表の標高が45mの地点Zでは深さ10mの地点に、それぞれ同じ火山灰からなる凝灰岩の層が確認されました。これらの地点における、凝灰岩の層が位置する標高の関係について正しく述べたものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Xと地点Zの標高はともに35mで等しく、地点Yは30mで最も低い。
特定の地層がある地点の標高(絶対的な高さ)を求めるには、地表面の標高から、柱状図によって判明したその地層までの深さを差し引く必要があります。地点Xは40m-5m=35m、地点Yは35m-5m=30m、地点Zは45m-10m=35mとなり、計算の結果、地点Xと地点Zの標高は等しく、地点Yはそれらより5m低い位置に地層が存在することがわかります。
兵庫県公立高校入試(2022)類似
斑状組織
Q265
火山岩の組織である「斑状組織」を観察した際の特徴について、正しく述べたものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
比較的大きな鉱物の結晶が、目に見えないほど細かな粒の中に点在している。
火山岩の表面を観察すると、肉眼やルーペで確認できるサイズの結晶である「斑晶」が、微細な結晶やガラス質の集まりである「石基」の中に散らばっているのが確認できます。これに対し、すべての結晶が大きく成長し、石基が見られない組織は深成岩に見られる「等粒状組織」であり、混同しないよう注意が必要です。
長崎県公立高校入試(2017)類似
風化
Q266
山地の急な斜面などに見られる岩石が、表面からボロボロと崩れていく理由として、最も適切な説明はどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
太陽の熱による気温の変化によって岩石が膨張と収縮を繰り返し、表面にひびが入るため
岩石は温度の変化によってわずかに膨張や収縮を繰り返す。特に表面に近い部分は温度変化の影響を受けやすく、内部との膨張率の差によってひび割れが生じる。また、ひびに入り込んだ雨水が凍結して体積が増えることも、岩石を物理的に破壊する大きな要因となる。これが風化の主なメカニズムである。
茨城県公立高校入試(2023)類似
震度階級
Q267
地震が発生した際の「震度」と「マグニチュード」の性質の違いについて説明した文として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震度は地点ごとの揺れの強さを表し、一般的に震源から遠くなるほど小さくなる。
震度は各観測地点における「揺れの強さ」を示す指標であり、同じ地震であっても場所によって値が異なります。一般に、地震のエネルギーが伝わる距離が長くなるほど減衰するため、震源から遠いほど震度は小さくなります。これに対し、マグニチュードは「地震そのものの規模(エネルギー)」を表すため、一つの地震に対して値は一つだけ決まります。
富山県公立高校入試(2021)類似
マグマのねばりけ
Q268
小麦粉と水の混合比率を変えた2種類の材料を、板にあけた穴から上方向に押し出して火山の形成を再現する実験を行いました。小麦粉の割合を増やして材料のねばりけを強くした場合、板の上にできる山の形は、小麦粉が少ない場合と比べてどのようになりますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
材料がその場に積み上がり、高く盛り上がった形になる
小麦粉の割合を増やすと材料の粘性が高まり、流動性が低くなります。穴から押し出された材料は横に広がる力よりも、その場に留まろうとする性質が強く働くため、垂直方向に厚みが増し、高く盛り上がった形状になります。これは実際の火山において、ねばりけの強いマグマが溶岩ドームを作る仕組みと同じ原理です。
滋賀県公立高校入試(2022)類似
初期微動継続時間と震源距離の比例関係
Q269
地震が発生したとき、観測地点にP波が到着してからS波が到着するまでの時間を「初期微動継続時間」といいます。この初期微動が続いた時間と、震源からの距離との間にはどのような関係があるか、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離が遠くなるほど、初期微動が続いた時間が長くなる比例関係がある
地震のP波とS波では、P波の方が伝わる速さが速いため、震源から遠ざかるほど2つの波の到着時刻の差は大きくなります。この到着時刻の差である初期微動継続時間は、震源からの距離に比例して長くなるという性質があります。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
海退による堆積環境の変化
Q270
ある地点の地層を調査したところ、下から順に泥岩、砂岩、れき岩の層が積み重なっていることがわかりました。このような堆積物の粒の大きさの変化から判断できる、この地点における堆積環境の変遷として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
堆積した場所の水深が徐々に浅くなり、深い海から浅い海へと変化した。
粒の小さい泥は流れの穏やかな深い海(沖合)まで運ばれて堆積し、粒の大きいれきは流れのある浅い海(沿岸付近)に堆積します。下層から上層にかけて「泥→砂→れき」と粒が大きくなっていることから、時間の経過とともにその地点の水深が浅くなり、海岸線が近づいてきたことが読み取れます。
三重県公立高校入試(2024)類似
深成岩の結晶成長
Q271
マグマが地下深くでゆっくり冷え固まってできた火成岩において、肉眼で見分けられる大きさの鉱物のみが組み合わさってできている岩石のつくりを何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くで周囲の岩石に熱を奪われながら、長い時間をかけて冷却されると、一つひとつの結晶が大きく成長します。このように、ほぼ同じ大きさの大きな結晶のみで構成された組織を等粒状組織と呼び、深成岩に共通して見られる特徴です。
愛媛県公立高校入試(2019)類似
マグニチュードと地震のエネルギー
Q272
マグニチュード4.0の地震とマグニチュード6.0の地震を比較したとき、マグニチュード6.0の地震が放出するエネルギーの大きさは、マグニチュード4.0の地震の約何倍になりますか。適切な数値を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
約1000倍
マグニチュードが1増えると地震のエネルギーは約32倍になります。マグニチュードが2増えた場合(6.0-4.0=2.0)、エネルギーは32倍の32倍になるため、32×32=1024より、約1000倍のエネルギーを持つことになります。
青森県公立高校入試(2026)類似
示相化石
Q273
ある地点の柱状図を確認したところ、特定の層からサンゴの化石が発見されました。この層が堆積した当時の環境として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
暖かくて浅い海
サンゴは現在でも、きれいで暖かく、日光が届く浅い海に生息しています。このような特定の環境に生息する生物の化石が発見された場合、その地層も当時、同様の環境であったと推測できます。サンゴは示相化石の代表的な例です。
大阪府公立高校入試(2024)類似
地点間の標高と地層の深さの比較
Q274
離れた地点にある柱状図を比較して地層の広がりや傾きを調べる際、地表面からの深さのデータだけでは地層がどの方向に傾いているかを正しく判断することができない。各地点における地層の高さが、海抜何mに位置しているかを正確に比較するために、地表面からの深さとあわせて考慮しなければならない数値は何か。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
各地点の標高
柱状図はそれぞれの地点の地表面を基準(0m)として描かれている。しかし、実際の地形には起伏があるため、異なる地点の地層を比較する場合は、その地点が海抜何mにあるかを示す「標高」を考慮する必要がある。標高から地表面からの深さを差し引くことで、その地層の実際の高さ(海抜)を求めることができ、これによって地層の広がりや傾きを正しく把握することが可能になる。
広島県公立高校入試(2018)類似
プレートの沈み込みと地震
Q275
日本列島付近で発生する地震の仕組みについて、プレートの動きと関係させて説明したものとして最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
密度が大きい海洋プレートが、大陸プレートの下へと斜め下方向に沈み込み、その境界付近で蓄積されたひずみが解放されることで地震が発生する。
海洋プレートは大陸プレートに比べて密度が大きいため、両者が衝突する境界では、海洋プレートが大陸プレートの下側に沈み込む構造になります。この沈み込みに伴ってプレートの境界付近にひずみが蓄積され、それが限界に達して岩盤が破壊されたり跳ね返ったりすることで地震が発生します。大陸プレートが海洋プレートの下に沈み込むことはありません。
兵庫県公立高校入試(2025)類似
初期微動継続時間
Q276
地震が発生したとき、最初に届くP波による小さな揺れが始まってから、後から届くS波による大きな揺れが始まるまでの時間を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震波には、伝わる速度が速いP波と、それよりも遅いS波があります。観測地点では、まずP波による小さな揺れ(初期微動)が始まり、その後にS波が到着して大きな揺れ(主要動)が始まります。このP波とS波の到着時刻の差を初期微動継続時間と呼び、震源からの距離を推定する重要な指標となります。
京都府公立高校入試(2019)類似
地層の累重の法則
Q277
地層が水平に堆積しており、逆転も見られない地域があります。この地域の標高40mの位置に火山灰が堆積してできた凝灰岩の層があるとき、標高30mの位置にある砂岩の層と、標高50mの位置にある泥岩の層の堆積した順序について、正しい説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
砂岩の層が最も古く、次に凝灰岩の層、泥岩の層の順に新しくなる。
地層の累重の法則によれば、水平な地層では標高が低い(下にある)ほど古い時代に堆積したことになります。標高30mの砂岩、標高40mの凝灰岩、標高50mの泥岩という位置関係から、最も低い位置にある砂岩が最初に堆積し、最も高い位置にある泥岩がこの中では最も新しい時代に堆積したことがわかります。
岐阜県公立高校入試(2022)類似
マグマの粘りけと噴火の関係
Q278
火山の噴火が激しく爆発的になる理由を、「マグマの粘りけ」と「火山ガス」の関係に触れて説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
粘りけが強いマグマの中では火山ガスの気泡が移動しにくく、内部の圧力が非常に高まった状態で一気に放出されるため。
マグマが上昇して周囲の圧力が下がると、溶け込んでいた成分が火山ガスとなって気泡が発生します。マグマの粘りけが強い場合、これらの気泡はマグマの中を移動して外部へ逃げることが困難になります。その結果、マグマ内部に高圧のガスが閉じ込められ、地表付近でそれが一気に膨張・破裂することで、激しく爆発的な噴火を引き起こします。
静岡県公立高校入試(2019)類似
地震の観測時刻の特定
Q279
ある地震において、震源からの距離が30kmの地点Aでは10時05分10秒にP波を観測し、震源からの距離が90kmの地点Bでは10時05分20秒にP波を観測しました。この地震の発生時刻を求める手順として、適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Aと地点Bの距離の差60kmを時刻の差10秒で割り、得られた速さを用いて地点Aまでの到達時間を計算し、地点Aの観測時刻から引く。
複数の地点のデータがある場合、まず地点間の距離の差と観測時刻の差から地震波の速さを求めます。このケースでは、距離の差60kmを時間の差10秒で割ることで速さが毎秒6kmと分かります。この速さを用いて、震源から特定の地点(地点Aなど)までの到達時間を導き出し、その地点の観測時刻から差し引くことで、正確な発生時刻を特定することができます。
島根県公立高校入試(2018)類似
示相化石
Q280
地層が堆積した当時の、周囲の水深や水温といった環境を知る手がかりとなる化石を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
生物が地層の中に閉じ込められて化石となったもののうち、サンゴ(あたたかくて浅い海)やアサリ(浅い海)のように、生息する環境が限られている生物の化石は、その地層が堆積した当時の環境を特定する有力な手がかりとなります。これを「地層の相(様子)を示す」という意味で示相化石と呼びます。堆積した年代を特定する「示準化石」と混同しないよう注意が必要です。
鹿児島県公立高校入試(2014)類似
主要動
Q281
地震の波の伝わり方について、初期微動と主要動の関係を説明したものとして、科学的に正しい記述を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
S波はP波よりも伝わる速さが遅いため、主要動は初期微動よりも後に発生する。
地震波のうち、縦波であるP波は速く伝わり、横波であるS波はそれよりも遅く伝わる性質があります。同じ震源から同時に放たれた波であっても、速度の差によって観測地点への到着時間にズレが生じます。先に到達したP波によって初期微動が起こり、遅れて到達したS波によって大きな揺れである主要動が引き起こされるという時間的差が生じるのが原理です。
岡山県公立高校入試(2026)類似
地震波の伝播時間の計算
Q282
地震の波がある地点から別の地点まで伝わる際、その伝達にかかる「時間」を決定する要因について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
波が伝わる区間の道のりを、その区間における波の速さで割ることで決まる。
地震波の伝播は等速直線運動の考え方を基本としています。ある区間を移動するのに要する時間は、移動した距離(道のり)が長いほど、また移動するスピード(速さ)が遅いほど長くなります。この関係を数式に表すと「時間 = 道のり ÷ 速さ」となるため、道のりを速さで割ることで、その地点に到達するまでの時間を導き出すことができます。
長野県公立高校入試(2021)類似
粒の大きさによる堆積場所の違い
Q283
ある地点の地層を観察したところ、下から上に向かって「れき」「砂」「泥」の順に層が重なっていた。この堆積環境の変化について、粒の大きさと堆積場所の関係から考えられる推論として適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
その地点の海岸線が遠ざかり、しだいに水深が深くなっていった
粒の大きい「れき」は岸に近い浅い場所に、粒の小さい「泥」は岸から遠い深い場所に堆積する。地層が下から上に向かって「れき→砂→泥」と変化しているということは、その地点が時間の経過とともに「岸に近い環境」から「岸から遠い深い環境」へと変化した、つまり海岸線が後退して水深が深くなったことを示している。
福岡県公立高校入試(2018)類似
地層の傾斜方向
Q284
複数の地点でボーリング調査を行い、離れた地点間で同じ時期に堆積した地層(鍵層)を比較して、地層の傾きの方向を調べる方法として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
それぞれの地点における鍵層の標高を計算して比較する
地層がどの方角に傾いているかを特定するには、地表面の高さ(標高)から、その地点で目的の地層が現れる深さを引くことで、地層自体の標高を求める必要があります。複数の地点で同一の鍵層の標高を比較し、標高が高い地点から低い地点の方角を確認することで、地層がどの方向に傾きながら広がっているかを判断することができます。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
初期微動の開始時刻
Q285
ある地震において、震源から80km離れた地点に設置された地震計の記録を確認したところ、5時47分ちょうどに揺れが始まり、その数秒後に大きな揺れが記録されていた。この観測地点における初期微動の開始時刻として適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
5時47分00秒
地震計の波形において、揺れが始まってから大きな揺れ(主要動)が始まるまでの区間が初期微動である。問題の状況では5時47分ちょうどに揺れが始まっているため、この到着時刻が初期微動の開始時刻にあたる。
北海道公立高校入試(2021)類似
P波
Q286
地震計の記録において、地震が発生してから最初に現れる小さな揺れの区間のことを何といいますか。これは、震源から最も速く伝わる波によって引き起こされる現象です。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動
地震が発生すると、伝わる速さの速いP波と、それよりも遅いS波が同時に震源から送り出されます。観測地点において、先に到達したP波によって引き起こされる、はじめの小さな揺れのことを初期微動と呼びます。地震計の波形データでは、大きな揺れが始まる前の振幅の小さい区間として確認できます。
長野県公立高校入試(2024)類似
火山岩
Q287
玄武岩や安山岩といった岩石の共通した成り立ちについて説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地表や地表付近で、短期間のうちに急激に冷えて固まった。
玄武岩や安山岩は火成岩の中でも「火山岩」に分類される岩石です。火山岩はマグマが噴出したり、地表近くまで上昇したりした際に、周囲の温度差によって急激に冷却されることで形成されます。これに対し、地下深くでゆっくり冷え固まると花こう岩などの深成岩になり、火山灰が積もって固まると凝灰岩(堆積岩の一種)、泥や砂などが運ばれて海底で固まるとれき岩などの堆積岩になります。
埼玉県公立高校入試(2014)類似
ビカリア
Q288
ある地域の地層の重なりを柱状図で確認したところ、特定の層からビカリアの化石が産出しました。この地層が堆積した地質年代について、正しく説明しているものを選択してください。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ビカリアは新生代の示準化石であるため、この地層は新生代に堆積したと判断できる。
柱状図においてビカリアの産出が確認された場合、その層は新生代に形成されたことがわかります。特定の地質年代にのみ生息し、広い範囲に分布していた生物の化石は、地層の対比や年代決定に極めて有効な「示準化石」となります。
千葉県公立高校入試(2020)類似
震度と震央距離の関係
Q289
中国地方のある地点を震央として地震が発生した際、震央付近では震度6弱や震度5強といった激しい揺れが観測されましたが、震央から離れた地域では震度4、3、2と揺れが小さくなっていきました。このように、震央距離が遠くなるにつれて震度が変化する理由として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源から放出された地震波のエネルギーが、周囲に広がるにつれて減衰し分散されるため。
震度は各地点での揺れの強さを表す尺度であり、震源から出た振動のエネルギーは空間を伝わるうちに広がって弱くなるため、震央距離が遠くなるほど震度は小さくなります。なお、地震そのものの規模を表すマグニチュードは、一つの地震に対して一つの値であり、観測地点によって変わるものではありません。
大阪府公立高校入試(2017)類似
地層の対比と断層によるずれ
Q290
地層の調査において、標高がともに70mである地点Cと地点Dの柱状図を比較した。地点Cでは地表から3mの深さに火山灰層Rが確認され、地点Dでは地表から20mの深さに同じ火山灰層Rが確認された。これら2地点の火山灰層Rの標高を比較したとき、地点Cと地点Dの間で生じている地層の垂直方向のずれの大きさとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
17m
地層の重なりを正確に比較するためには、地表の標高から特定の層までの深さを差し引いて、その層自体の標高を算出する必要がある。地点Cにおける火山灰層Rの標高は「70m – 3m = 67m」であり、地点Dにおける火山灰層Rの標高は「70m – 20m = 50m」となる。したがって、この2地点間には「67m – 50m = 17m」の垂直方向の標高差があり、断層などによって17mのずれが生じていることがわかる。
福井県公立高校入試(2016)類似
地震波の速さの算出
Q291
ある地点での地震波の速さを正確に算出するために必要な情報の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離と、地震が発生した時刻からその波が到着した時刻までの時間
地震波は震源から全方位に直進して伝わるため、計算には震央(地表の点)からの距離ではなく、震源からの直接の距離を用いる必要があります。また、速さを求めるための時間は、波が震源を出発してから観測地点に到達するまでに要した時間(到着時刻と発生時刻の差)を使用します。
鳥取県公立高校入試(2026)類似
初期微動継続時間
Q292
ある観測地点の地震計において、P波による振幅の小さい揺れが六時二十七分〇〇秒に記録され、その後に続くS波による大きな揺れが六時二十七分十四秒に記録された。この地点における初期微動継続時間は何秒間か、求めなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
14秒間
初期微動継続時間は、P波が到着した時刻とS波が到着した時刻の差で求められる。この地点ではP波が六時二十七分〇〇秒、S波が六時二十七分十四秒に到着しているため、その差である14秒間が、P波のみが届いている「初期微動」の続く時間となる。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
地震の発生時刻
Q293
ある地点で地震の観測を行ったところ、震源からの距離が42kmであり、P波が到着して初期微動が始まった時刻は午前5時35分18秒でした。P波が21km進むのに3秒かかるものとしたとき、この地震の発生時刻は何時何分何秒と推定されますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
午前5時35分12秒
P波は3秒間に21km進むため、速さは21 ÷ 3 = 秒速7kmであると計算できます。震源から42km離れた地点にP波が到達するまでにかかる時間は、42 ÷ 7 = 6より、6秒間です。地震の発生時刻は、観測地点で初期微動が始まった時刻から、P波が伝わるのにかかった時間を差し引くことで求められるため、午前5時35分18秒の6秒前である午前5時35分12秒となります。
北海道公立高校入試(2019)類似
マグマの粘り気と火山の形
Q294
ある火山の火山灰を採取し、顕微鏡で詳しく観察したところ、無色透明な石英や白色の長石といった粒が全体の大部分を占めており、黒色の黒雲母がわずかに混ざっていることが確認されました。この観察結果から推論できる、この火山の地下にあるマグマの粘り気と、噴火によって形成される火山の形の説明として、最も適切なものを次の中から選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマの粘り気が大きいため、爆発的な噴火が起こりやすく、盛り上がったドーム状の火山になる。
顕微鏡観察で石英や長石といった無色鉱物が多く見られる火山灰は、粘り気が大きいマグマに由来します。マグマの粘り気が大きいと、内部に閉じ込められた火山ガスが抜けにくいため噴火は爆発的になりやすく、地上に出たマグマは流れ広がらずにその場に盛り上がるため、ドーム状(鐘状)の火山が形成されます。観察された「白っぽい粒が大部分を占める」という特徴は、まさにこの性質を裏付けるものです。
山梨県公立高校入試(2022)類似
双眼実体顕微鏡
Q295
火山灰に含まれる鉱物の特徴を調べるために、双眼実体顕微鏡を用いて観察を行いました。この顕微鏡を用いたときの見え方や試料の扱いについて述べたものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
試料をプレパラートにする必要がなく、肉眼で見たときと同じ向きで、対象物を立体的に観察できる。
双眼実体顕微鏡は、一般的な生物顕微鏡とは異なり、対象物をプレパラートにせずそのままの状態で観察できるのが大きな特徴です。また、接眼レンズが2つあり、左右それぞれの目で見ることで対象物を立体的に捉えることができます。さらに、像が反転しないため、肉眼と同じ向きで観察や操作を行うことが可能です。
長野県公立高校入試(2017)類似
示相化石
Q296
示相化石として利用される生物の条件と、その理由について述べた文として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
特定の限られた環境でのみ生息する生物。生息条件が決まっているため、堆積当時の環境を特定できるから。
示相化石は、その生物がどのような環境を好んで生息していたかという情報を利用します。そのため、生息環境が限定されている生物(サンゴやアサリなど)の化石がこれに適しています。広い範囲に短期間生息した生物の化石は、堆積した時代を特定する「示準化石」として利用されます。
秋田県公立高校入試(2021)類似
無色鉱物
Q297
ある火山灰を双眼実体顕微鏡で観察したところ、黒雲母、長石、輝石、石英、角閃石の5種類の鉱物が見つかりました。この中に含まれている無色鉱物の組み合わせとして、正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石英と長石
火山灰や火成岩に含まれる主要な鉱物のうち、石英と長石の2種類が無色鉱物にあたります。これらは鉄やマグネシウムをあまり含まないため、無色透明であったり白っぽかったりするのが特徴です。一方で、黒雲母、輝石、角閃石、カンラン石などは、鉄やマグネシウムを含むため色がついて見える有色鉱物に分類されます。
千葉県公立高校入試(2023)類似
粒子の大きさによる堆積物の分類
Q298
川の流れなどによって運ばれた堆積物が海底などに降り積もるとき、その構成成分は「れき」「砂」「泥」の3つに大きく分類されます。この分類を行う際に最も重要な基準となっている、粒の共通した特徴は何ですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
粒の大きさ
堆積物は、それを構成する粒の直径(大きさ)によって分類されます。一般に、直径が2mm以上のものを「れき」、2mmから0.06mmのものを「砂」、それよりも小さい0.06mm以下のものを「泥」と呼びます。粒の重さや角ばっているかといった形ではなく、純粋に大きさそのものが分類の基準となります。
広島県公立高校入試(2015)類似
堆積岩の粒の丸み
Q299
堆積岩の一種である砂岩には、2ミリメートル程度の大きさの粒が密集している様子が観察されます。これらの粒が、火成岩を構成する「等粒状組織」の結晶などと比べて、丸みを帯びた形状になる理由を説明したものとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
流水によって下流へ運ばれる際、粒同士が衝突して角が削り取られたため。
岩石が風化や侵食によって崩れた後、流水の働きによって運搬される過程に注目します。上流から下流へと流される際、岩石の粒は互いに何度も衝突を繰り返します。この物理的な衝撃によって、突き出した角の部分から優先的に削り取られていくため、最終的に堆積して堆積岩となる頃には、粒の形が丸みを帯びることになります。これは火成岩のように成分が結晶化して形成されるプロセスとは根本的に異なるため、堆積岩を判別する重要な手がかりとなります。
東京都公立高校入試(2020)類似
玄武岩の組織とカンラン石
Q300
ある火成岩の標本を観察したところ、全体的に黒っぽく、有色鉱物の割合が多いことが分かりました。この岩石の中には、黄緑色で不規則な形をしたカンラン石が含まれており、組織は細かな石基の中に輝石や長石の斑晶が点在する状態でした。この岩石の名称として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
玄武岩
有色鉱物(カンラン石や輝石など)を多く含み、斑状組織を持つ火山岩は玄武岩に分類されます。同じ成分でも地下深くでゆっくり冷え固まり等粒状組織になった場合は「はんれい岩」となりますが、石基と斑晶が混在する記述から火山岩である玄武岩と判断されます。
富山県公立高校入試(2021)類似
玄武岩
Q301
小麦粉と水を混ぜたものを溶岩に見立て、その広がり方を調べる実験を行った。水に対して小麦粉の量を少なくし、ねばりけを弱くした混合物を板の上に垂らしたところ、混合物は薄く平らに広がった。この実験結果に対応する、実際の火山の形状と、そこで採取される岩石の特徴の組み合わせとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
傾斜のゆるやかな火山が形成され、そこでは有色鉱物を多く含む黒っぽい岩石が見られる。
実験で示された「薄く平らに広がる」という現象は、マグマのねばりけが弱いときに起こり、実際には楯状火山(たてじょうかざん)のような傾斜のゆるやかな火山を形成する。このような性質を持つマグマからできる岩石は玄武岩に代表され、成分として有色鉱物を多く含んでいるため、岩石全体の色は黒っぽくなるという特徴がある。
三重県公立高校入試(2024)類似
石基
Q302
火山岩を観察した際、比較的大きな結晶である斑晶のまわりを埋めている、肉眼では見分けられないほど小さな粒が集まった部分を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石基
マグマが地表付近で急激に冷えて固まってできた火山岩には、大きな結晶である斑晶と、その間を埋める微細な粒からなる部分が見られます。この小さな粒が集まった部分を石基と呼びます。
高知県公立高校入試(2023)類似
マグマの粘りけによる火山の形状変化
Q303
火山の形状とマグマの粘りけの関係について述べた次の文章の( )にあてはまる内容の組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。「マグマの粘りけが強くなると、噴火したマグマが( X )ため、形成される火山の( Y )。」
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
X:遠くまで流れにくくなる Y:斜面は急になり高く盛り上がる
マグマの粘りけは溶岩の「流れにくさ」を表します。粘りけが強いマグマは噴火後にその場に留まろうとする力が強く、遠くまで流れていかないため、火口付近で高く積み上がります。この仕組みによって、傾斜が急でこんもりと盛り上がった形の火山が形成されます。
富山県公立高校入試(2021)類似
マグマのねばりけ
Q304
マグマのねばりけと、噴火の様子の関係について説明した次の文のうち、科学的に正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
ねばりけが強いとマグマ中のガスが抜けにくくなるため、圧力がまって激しい噴火が起こりやすい。
マグマのねばりけは、噴火の激しさを左右する重要な要因です。ねばりけが強いマグマは、内部に含まれる火山ガスが逃げにくい性質を持っています。そのため、地下でガスによる圧力が極めて高くなり、地表付近でそれが一気に開放されることで、爆発的な激しい噴火が引き起こされます。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
地震計の記録原理
Q305
地面に固定された支柱からばねで重りとペンを吊るし、その下に地面とともに動く記録紙を設置した地震計の仕組みについて説明した文として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
大きな質量を持つ重りが慣性によって空間に静止し続けようとする性質を利用し、地面とともに動く記録紙との相対的な動きを記録している。
物体には、外部から力が加わらない限り現在の運動状態を保とうとする「慣性」という性質があります。地震計では、重りに大きな質量を持たせることでこの慣性を強く働かせ、地面が揺れても重りとペンを空間の同じ位置に留まらせます。一方で、記録紙は地面(支柱)とともに動くため、静止している重りと動く記録紙との間に「相対的な動き」が生じ、これが地震の揺れとして記録される仕組みになっています。
富山県公立高校入試(2019)類似
地層の重なりと土地の変動
Q306
ある地点の柱状の地層データを確認すると、最も下の層が泥岩、その上がれき岩、さらにその上が泥岩という重なり順になっていました。この地層が形成される間に起こった土地の変動として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
土地の隆起によって水深が浅くなった後、沈降によって再び水深が深くなった
泥岩(深い海)の上にれき岩(浅い海)が重なる変化は、土地が隆起して水深が浅くなったことを示します。その後、れき岩の上に再び泥岩(深い海)が重なっていることから、土地が沈降して再び水深が深くなったことが読み取れます。このように堆積物の粒の大きさの変化を追うことで、過去の土地の隆起や沈降の履歴を推定することができます。
岩手県公立高校入試(2021)類似
断層
Q307
ある地点において、震源の深さが約24km、地震の規模を示すマグニチュードが3.3と推定される地震が発生しました。この地震が発生する直接的な原因について正しく述べたものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地下の岩盤に力が加わり、岩盤が破壊されて急激なずれが生じたため。
地震は、地下の岩盤に蓄えられた巨大な力が、岩盤の破壊を伴う急激なずれ(断層運動)によって解放されることで発生します。震源の深さやマグニチュードは、この岩盤が破壊された位置や、解放されたエネルギーの大きさを表しています。岩盤が曲がるだけの褶曲や、地盤が持ち上がる隆起そのものが地震の波を発生させる直接の原因ではありません。
鹿児島県公立高校入試(2022)類似
斑状組織
Q308
安山岩の断面をルーペで観察した際、非常に細かい粒が集まってできている「石基」と呼ばれる部分と、その中に散らばっている比較的大きな鉱物の結晶が確認できました。この石基の中に点在する大きな結晶を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
斑晶
火山岩の組織において、細かい粒である石基の中に含まれる、比較的大きく形が整った結晶を斑晶といいます。これはマグマが地下深くにあるときに、長い時間をかけて成長したものです。
秋田県公立高校入試(2017)類似
地層の傾斜方向
Q309
東西南北に隣接する3つの地点A、B、Cがあります。地点Aは標高100m、地点Bは地点Aの真南にあり標高100m、地点Cは地点Aの真東にあり標高90mです。各地点の柱状図を確認したところ、鍵層である凝灰岩の層が、地点Aでは深さ10m、地点Bでは深さ20m、地点Cでは深さ10mの場所に見つかりました。この地域の地層は、どの方向が低くなるように傾いていますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
南東
各地点の凝灰岩の標高を計算すると、地点Aは100-10=90m、地点Bは100-20=80m、地点Cは90-10=80mとなります。地点A(90m)に比べて、南にある地点B(80m)と、東にある地点C(80m)の標高が低くなっていることから、地層は南方向かつ東方向に低くなっています。したがって、地層は南東に向かって低く傾いていると判断できます。
福岡県公立高校入試(2023)類似
等粒状組織
Q310
岩石の組織が「等粒状組織」になる理由について、マグマの冷え方と結晶の成長の関係から説明したものとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
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✅ 正解
マグマが地下深くでゆっくり冷えたため、結晶が大きく成長し、粒の大きさが揃ったから
マグマが冷却される速度は、結晶の成長に大きな影響を与えます。地下深くは温度が高いため冷却が非常に緩やかになり、どの鉱物の結晶も大きく成長するための時間が十分に確保されます。その結果、特定の大きな結晶だけが目立つのではなく、全体的に粒の大きさが揃った組織が形成されます。
愛知県公立高校入試(2025)類似
地層の対比
Q311
離れた地点にある地層が、同じ時期に堆積したものであるかを判断する際、目印として利用される火山灰の層(凝灰岩)や特定の化石を含む層のことを何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
広範囲に短期間で堆積した凝灰岩の層や、特定の時代の環境を示す化石を含む層は、地層の重なりを確認するための重要な手がかりになります。これらを「鍵層(かぎそう)」と呼び、離れた地域の地層同士を比較してその連続性を特定する際に利用します。
山形県公立高校入試(2016)類似
等粒状組織
Q312
花こう岩などの深成岩を顕微鏡で観察すると、石基の部分が見られず、全体が比較的大きな結晶のみで隙間なく構成されています。このような組織を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
地下深くにあるマグマが長い時間をかけてゆっくりと冷えて固まると、結晶が十分に成長するため、石基がなく大きな結晶のみが組み合わさった状態になります。この組織は深成岩に特有のもので、等粒状組織と呼ばれます。一方、火山岩に見られる、大きな結晶(斑晶)と細かな粒(石基)が混ざったものは斑状組織と呼ばれます。
山口県公立高校入試(2017)類似
示相化石と堆積環境
Q313
フズリナの化石が含まれる石灰岩の層が見つかった。この「フズリナ」を、堆積した当時の環境を推定するための「示相化石」として利用する場合、その根拠となる考え方として正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
特定の環境でのみ生息していたため、当時の周辺環境を反映しているという考え
示相化石は、サンゴやアサリのように「生息環境が限られている生物」の性質を利用して、その地層ができた当時の様子を推定するものである。フズリナもあたたかくて浅い海に生息していたことがわかっており、その性質をもとに当時の環境を導き出すため、生息環境の限定性が根拠となる。
長野県公立高校入試(2016)類似
堆積粒子の大きさと海岸からの距離
Q314
ある地点の地層の重なり方を調べたところ、下から上に向かって「れき岩」の層、「砂岩」の層、さらにその上に「泥岩」の層へと変化していることが確認されました。この地点の堆積当時の環境の変化としてどのようなことが考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地層が新しくなるにつれて、この地点が海岸から遠ざかり、水深が深くなっていった
地層は下にあるものほど古く、上にあるものほど新しいという原則があります。下から上に向かって堆積物の粒径が「れき→砂→泥」と小さくなっていることは、その地点が次第に海岸から遠い沖合へと変化したことを示しています。これは、海水面の上昇や地盤の沈降などによって、海岸からの距離が遠くなり水深が深くなったと判断できる根拠になります。
富山県公立高校入試(2015)類似
S波の速さ
Q315
地震の波の伝わり方と到着時刻の関係について説明した文として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
震源からの距離が遠くなるほど、S波が到着するまでの所要時間は長くなる。
地震波(S波)は一定の速さで伝わっていくため、震源から離れるほど到着するまでの時間は長くなります。例えば、震源からの距離が24kmから48km、60kmと遠くなるにつれて、到着時刻も22秒、28秒、31秒と遅くなっていくことが観察されます。S波はP波よりも遅いため、必ずP波の後に到着します。
大分県公立高校入試(2014)類似
初期微動継続時間と震源からの距離
Q316
ある地震を観測したところ、震源からの距離が56kmである地点Aでは、P波が10時53分50秒に到着し、S波が10時53分56秒に到着しました。同じ地震において、P波が10時53分58秒に到着し、S波が10時54分10秒に到着した地点Bがあるとき、震源から地点Bまでの距離として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
112km
初期微動継続時間は震源からの距離に比例します。地点Aの初期微動継続時間は、10時53分56秒から10時53分50秒を引いた6秒です。地点Bの初期微動継続時間は、10時54分10秒から10時53分58秒を引いた12秒となります。地点Bの初期微動継続時間は地点Aの2倍(12秒 ÷ 6秒 = 2)であるため、震源からの距離も2倍になります。したがって、56km × 2 = 112kmと算出されます。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
震度5強の状況
Q317
ある地域で地震が発生した際、室内にいた多くの人が恐怖を覚え、何かにつかまりたいと感じた。また、棚にある食器類や本が落ちる被害が確認され、固定されていない家具が移動することもあった。このときの揺れの程度を示す日本の震度階級として最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
震度5強
日本の震度階級において、大半の人が恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる揺れは震度5強と定義されている。この段階では、棚にある食器類や本が落ちるほか、補強されていないブロック塀が崩れたり、据え付けられていない家具が移動したりするなどの被害が発生する。震度3や4ではここまでの被害は稀であり、震度6強では立っていることができず這わないと動けない状況となる。
広島県公立高校入試(2023)類似
地層の新旧判定
Q318
ある地域で地層の重なりを調査したところ、断層や地層の逆転は見られなかった。このように、下の地層ほど古い時代に堆積したと判断できる地質学上の基本的な法則を何というか、名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地層累重の法則
地層は重力の影響によって、古いものから順に下から上へと積み重なっていく性質がある。このため、大規模な地殻変動による地層の逆転が起きていない限り、下の層ほど先に堆積した古いもの、上の層ほど新しく堆積したものと判断できる。これを地層累重の法則と呼ぶ。
群馬県公立高校入試(2024)類似
プレートの移動速度の算出
Q319
伊豆半島は、今から900万年前には現在の位置から520km離れた場所にあり、100万年前に日本列島に衝突したと考えられています。この900万年前から100万年前までの期間における、伊豆半島が乗ったプレートの1年あたりの平均移動速度として適切な数値を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
6.5 cm
平均移動速度を求めるには、移動距離を移動にかかった時間で割る必要があります。まず、移動にかかった時間は「900万年前」から「100万年前」までの差である800万年間です。次に、移動距離520kmを単位換算すると、520km = 520,000m = 52,000,000cmとなります。この52,000,000cmを8,000,000年で割ると、52,000,000 ÷ 8,000,000 = 6.5となり、1年あたり6.5cm移動したことになります。900万年という全体の期間ではなく、実際に移動していた「期間」で割ることが計算のポイントです。
山形県公立高校入試(2021)類似
泥岩
Q320
堆積岩である「泥岩」と、火成岩である「安山岩」や「流紋岩」を分類する際の基準として、その成り立ちの違いを説明したものとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
泥岩は泥が堆積して層状の地層を作るが、安山岩や流紋岩はマグマが冷えて固まったものである
岩石は大きく「堆積岩」「火成岩」「変成岩」に分類されます。泥岩は、泥が積もって押し固められることで地層を作る堆積岩に分類されます。これに対し、安山岩や流紋岩は地下のマグマが冷えて固まることで形成される火成岩であり、その生成過程(原理)が根本的に異なります。このため、地下に火成岩が存在しない場所でも、泥岩などの堆積岩は広く分布することがあります。
岐阜県公立高校入試(2025)類似
地層の傾斜方向の推定
Q321
離れた場所にある地層のつながりを調べる際、目印として利用される特定の地層を何というか。火山灰が堆積してできた凝灰岩の層などは、短期間に広範囲にわたって降り積もり、特有の性質を持つため、この目印としてよく利用される。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
凝灰岩や特定の化石を含む層のように、離れた地域の地層を比較し、同じ時期に堆積したことを判断するための目印となる地層を「鍵層(かぎそう)」と呼ぶ。特に凝灰岩は火山の噴火によって広範囲に一時に堆積するため、地層の対比に非常に有効である。
山形県公立高校入試(2017)類似
化石の定義と種類
Q322
化石には、骨や殻といった生物の体の一部が残ったものだけでなく、当時の生物の活動の様子を示す「生物の生活の跡」も含まれます。これに該当する例として正しい組み合わせはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
恐竜のあしあと・生物が活動した巣穴
「生物の生活の跡」が化石となったものは生痕化石(せいこんかせき)と呼ばれます。恐竜のあしあとや、生物が泥の中に作った巣穴がその代表例です。アンモナイトや三葉虫は生物の体そのもの(遺骸)であり、溶岩や鉄鉱石は生物の活動によるものではないため、生活の跡には分類されません。
東京都公立高校入試(2019)類似
初期微動継続時間の変化割合
Q323
地震が発生したとき、最初に届く小さな揺れである初期微動が始まってから、その後に届く大きな揺れである主要動が始まるまでの時間を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震では、速いP波によって起こる初期微動が先に届き、遅いS波によって起こる主要動が後から届きます。この2つの波の到着時刻の差を初期微動継続時間と呼び、震源からの距離に比例して長くなるという性質があります。
北海道公立高校入試(2015)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q324
地震が発生した際、P波が到着してからS波が到着するまでの時間を「初期微動継続時間」と呼びます。この初期微動継続時間と、観測地点から震源までの距離(震源距離)との間にはどのような関係がありますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源距離が遠くなるほど、初期微動継続時間は一定の割合で長くなる(比例する)
地震の波であるP波(速い波)とS波(遅い波)は、震源を同時に出発します。しかし、速度が異なるため、震源から離れれば離れるほど、その到着時刻の差である初期微動継続時間は大きくなります。この時間は震源距離に比例するため、初期微動継続時間を測定することで震源までの距離を推定することが可能です。
静岡県公立高校入試(2023)類似
風化
Q325
岩石の変化に関する「風化」と「浸食」の違いを説明したものとして、正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
風化は気温の変化などで岩石そのものがもろくなる現象であり、浸食は流水などが岩石を削る現象である。
風化は、岩石がその場に留まったまま、日光による加熱や冷却、あるいは雨水などの影響を受けて物理的・化学的にもろくなる現象を指します。これに対して浸食は、流れる水や風、氷河などの動いている媒体が岩石を物理的に削り取る現象を指します。どちらも地形を変化させる重要な過程ですが、その仕組みが異なります。
山口県公立高校入試(2021)類似
スケッチのしかた
Q326
山口県内の美祢市でサンゴの化石を、山口市でれき岩を採集し、その特徴を詳しく記録するためにスケッチを行うことにしました。このとき、記録の精度を高めるための操作として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
対象物の形を正確に表すため、細い線で輪郭をはっきりと描く。
地学の調査においてサンゴの化石やれき岩の形状を記録する場合、細部まで正確に伝える必要があります。細い線で輪郭をはっきりと描く手法を用いることで、粒の大きさや化石の構造が明確になり、後の分析に役立つ資料となります。影をつけたり推測で描き足したりすることは、事実と異なる情報を混ぜることになるため避けなければなりません。
鹿児島県公立高校入試(2025)類似
初期微動継続時間と震央距離
Q327
震央を原点とした地図上に、地点A、B、C、Dの4つの観測地点があります。地点Aは震央に最も近く、地点Dは震央から最も遠い場所に位置しています。それぞれの地点で地震計の記録をとったとき、観測される現象として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Dにおける初期微動継続時間は、地点Aにおける初期微動継続時間よりも長くなる
P波はS波よりも伝わる速度が速いため、震央からの移動距離が長くなるほど、後から追いかけるS波との到着時刻の差は広がっていきます。したがって、震央から最も遠い地点Dは、最も近い地点Aに比べて、P波が到着してからS波が到着するまでの時間、すなわち初期微動継続時間が長くなります。
岩手県公立高校入試(2020)類似
深成岩の形成過程
Q328
ミョウバンを溶かした水溶液をお湯の中に入れてゆっくりと冷やしたときの結晶の様子は、岩石の形成過程においてどのような現象を説明していますか。最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
大きな多角形の結晶が隙間なく組み合わさって成長しており、深成岩が形成される様子を表している
物質が液体から固体に変化する際、ゆっくりと温度が下がる(徐冷)と、結晶が成長するための時間が十分に確保されるため、大きく規則正しい結晶が形成されます。これは地下深くでマグマがゆっくり冷えて固まる深成岩の組織(等粒状組織)ができる原理と同じです。逆に、氷水などで急冷すると、結晶が成長する時間がなく、小さな粒状の組織になります。
群馬県公立高校入試(2026)類似
無色鉱物の含有量とマグマの粘り気
Q329
2つの地点で採取された火山灰を比較した。地点Aの火山灰はチョウ石やセキエイが大部分を占めていたが、地点Bの火山灰はそれらに加えてカンラン石やキ石、カクセン石が比較的多く混ざっていた。地点Aの火山灰を噴出した火山において、地点Bの火山と比較したときに見られる特徴として正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマの粘り気が強いため、激しい爆発を伴う噴火が起こりやすい。
地点Aのように無色鉱物の割合が高い火山灰は、粘り気が強いマグマから生成される。粘り気が強いマグマは、内部に含まれる火山ガスが外に抜けにくいため、地下で高い圧力が蓄積されやすく、噴火の際には激しい爆発を伴う。また、無色鉱物が多いことで、火山や火山灰の色は白っぽくなるのが特徴である。
長野県公立高校入試(2022)類似
地震計の設置構成
Q330
地震計が地震のゆれを記録できる原理と、複数の地震計を組み合わせて設置する理由について述べた文として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
おもりが慣性によって元の位置に留まろうとする性質を利用しており、上下方向・東西方向・南北方向の各成分を個別に測定するために複数の地震計が必要となる。
地震計の内部にあるおもりは、慣性の法則によって地面が揺れても空間の同じ位置に留まろうとします。地面と一緒に動く記録紙(ドラム)とおもりの間の相対的な動きを記録することで、地震のゆれを数値化しています。地面のゆれは上下、東西、南北の3つの方向の成分が合わさったものであるため、1台の地震計ですべてを記録することはできず、それぞれの方向に対応した地震計を組み合わせて設置する構成が不可欠です。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
火山岩の生成条件
Q331
火山岩の組織において、小さな結晶やガラス質の部分である「石基」が見られる理由を、冷却の条件に着目して説明したものとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地表付近で急激に冷やされ、結晶が大きく成長する時間がなかったため
岩石を構成する粒の大きさは、マグマが冷え固まる速度によって決まります。地表や地表付近では周囲との温度差が大きく、熱が急速に奪われるため、成分が集まって大きな結晶を作る時間が不足します。その結果、目に見えないほど微細な結晶や、結晶になれなかったガラス質の部分である石基が形成されます。
大阪府公立高校入試(2015)類似
等粒状組織
Q332
マグマが地下深くでゆっくりと冷えて固まってできた岩石を深成岩といいます。この深成岩に見られる、比較的大きな鉱物の結晶が隙間なく組み合わさっている組織の名称を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
等粒状組織
マグマが地下深くで長い時間をかけて冷却されると、鉱物の結晶が大きく成長します。その結果、岩石全体がほぼ同じ大きさの大きな結晶で埋め尽くされるようになります。このような組織を等粒状組織と呼び、花こう岩やせん緑岩、斑れい岩などの深成岩に共通する特徴です。
神奈川県公立高校入試(2018)類似
堆積岩の識別
Q333
ある堆積岩の標本に「うすい塩酸」を数滴かけたところ、激しく泡を出しながら岩石が溶ける様子が観察された。このとき発生した気体の名称と、観察した岩石の名称の組み合わせとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素と石灰岩
石灰岩はサンゴや貝殻などの死骸が堆積してできた岩石で、主成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムにうすい塩酸をかけると、化学反応によって二酸化炭素が発生します。見た目が似ているチャートは、主成分が二酸化ケイ素であり塩酸には反応しないため、この実験で識別することが可能です。
兵庫県公立高校入試(2022)類似
流紋岩
Q334
ある岩石を詳しく調べたところ、無色や白色の鉱物の割合が非常に多く、有色鉱物はわずかしか含まれていなかった。この岩石がマグマが急冷されてできた火山岩である場合、その名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
流紋岩
無色鉱物を多く含む岩石は全体的に白っぽくなります。火山岩の中でこの特徴を持つのは流紋岩です。せん緑岩や斑れい岩は地下深くでゆっくり冷え固まった深成岩であり、特に斑れい岩は有色鉱物を多く含み黒っぽい色をしているため、設問の条件とは一致しません。
岡山県公立高校入試(2014)類似
柱状図による層の境界深度
Q335
地層の重なりを垂直な柱のような図で表したものを柱状図といいます。この柱状図において、火山灰の層のように、広い範囲にわたって同時期に堆積したことがわかり、離れた地点の地層を比較する際の手がかりとなる層のことを何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
柱状図において、広範囲にわたって短期間に堆積した火山灰の層や、特定の化石を含む層は、離れた地点の地層同士の前後関係を特定するための目印となります。このような層を鍵層(かぎそう)と呼び、地層の対比に利用されます。
北海道公立高校入試(2023)類似
初期微動
Q336
ある地点で地震を観測したところ、カタカタという小さな揺れが始まった数秒後に、ゆさゆさという大きな揺れが始まりました。この「小さな揺れ」の正体と特徴について正しく説明しているものはどれか、次の中から選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波(縦波)によって引き起こされる揺れであり、S波よりも伝わる速さが速い。
地震の揺れのうち、最初に届く初期微動はP波によるものです。P波は「縦波」であり、物質を伝わる速度がS波よりも速いため、どのような場所でも必ずS波より先に到達します。この到着時間の差が、地震の揺れが2段階に分かれる原因となります。
茨城県公立高校入試(2020)類似
マグニチュード
Q337
地震が発生したとき、その地震そのものの規模の大小を表す数値を何というか。アルファベットの大文字「M」で表記される名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
マグニチュード
地震そのものの規模、すなわち放出されたエネルギーの総量を表す指標をマグニチュードといい、Mという記号で表す。各地点での揺れの強さを表す「震度」とは明確に区別される概念である。
兵庫県公立高校入試(2016)類似
結晶の成長速度と大きさ
Q338
高温の溶液から結晶を取り出すとき、結晶を大きく成長させるための操作として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
断熱材などで容器を囲み、温度が下がる速さを遅くする
結晶を大きく成長させるためには、冷却速度を遅くすることが不可欠です。断熱材を使用するなどの方法で温度変化を緩やかにすることで、溶質が結晶として規則正しく積み重なる時間を長く確保でき、結果として大きな結晶を得ることができます。急激な冷却は、成長が不十分な小さな結晶を大量に作ってしまいます。
広島県公立高校入試(2018)類似
地震計の記録原理
Q339
地震計でおもりに付けた針が地面の揺れを記録できるのは、物体がもつある性質を利用しているためである。その性質の名称と、地震計の各部の動きについての組み合わせとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
性質:慣性、動き:地面が揺れても、おもりは空間に対して静止し続けようとする。
地震計の仕組みの根幹となるのは「慣性」の法則である。地震が発生したとき、地面に固定されている記録紙は地面と一緒に動くが、糸で吊るされた重量のあるおもりは慣性によって元の位置に留まろうとする。この性質によって生じるおもりと記録紙の「ずれ」を記録することで、地面がどのように揺れたかを測定することができる。
兵庫県公立高校入試(2016)類似
火成岩の鉱物組成
Q340
深成岩の一種である花こう岩は、石英を約25%、長石を約66%含んでいます。この鉱物組成を持つ花こう岩の見た目の特徴と、その理由について述べた説明として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
無色鉱物の割合が極めて高いため、岩石全体として白っぽく見える。
花こう岩に含まれる石英と長石はどちらも無色鉱物であり、この2つだけで全体の約9割を占めています。岩石の色は含まれる鉱物の割合によって決まるため、無色鉱物の割合が非常に高い花こう岩は、全体として白っぽい外観になります。
愛知県公立高校入試(2014)類似
等粒状組織
Q341
深成岩において、結晶が大きく成長し、等粒状組織が形成される理由を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地下深くで非常にゆっくりと冷えたため、結晶が成長するための時間が十分にあったから
鉱物の結晶は、マグマが冷却される速度が遅いほど大きく成長するという性質があります。地下深くでは周囲の温度が高く熱が逃げにくいため、マグマが長い時間をかけて冷却され、結晶が大きく育ち、互いに組み合う等粒状組織が成立します。
神奈川県公立高校入試(2015)類似
無色鉱物の種類
Q342
火成岩を構成する造岩鉱物のうち、鉄やマグネシウムの含有量が少なく、白っぽくあるいは無色透明に見える鉱物のグループを何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
無色鉱物
火成岩を構成する鉱物は、その成分の違いによって色に特徴が現れる。鉄やマグネシウムをあまり含まず、白っぽく見える鉱物を無色鉱物と呼ぶ。これに対して、鉄やマグネシウムを多く含み、黒っぽく見えるものは有色鉱物と呼ばれ、両者の割合によって岩石全体の色が決まる。
石川県公立高校入試(2022)類似
マグマ
Q343
地下にあるマグマと、それが地表に噴出したものである溶岩の区別について、適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地下にある状態をマグマと呼び、地表に流れ出したものやその固まったものを溶岩と呼ぶ。
マグマと溶岩の最大の違いは、それらが存在する場所にあります。地下深くに留まっている間はマグマと呼ばれますが、噴火によって地表に現れると溶岩と呼ばれます。また、溶岩という言葉は、液体状のものだけでなく、それが冷えて固まったものに対しても使われるという特徴があります。
静岡県公立高校入試(2022)類似
示準化石
Q344
アンモナイトやビカリアなどのように、地層が堆積した年代を推定するのに適した化石となる生物には共通の性質があります。その性質として正しい組み合わせはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
生存していた期間が短く、広い範囲に分布していた
地層の年代を特定(推定)するためには、その生物が地球の歴史の中で限られた短い期間にしか存在していなかったことが重要です。また、離れた場所にある地層同士を比較するためには、広い範囲に分布していたという条件も必要になります。
山梨県公立高校入試(2022)類似
造岩鉱物の同定
Q345
火山灰を蒸発皿に入れ、指で押し洗いして濁りを取り除いたあと、乾燥させてから双眼実体顕微鏡で観察した。このとき観察される黒色の鉱物について、その名称と特徴を説明したものとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
名称は黒雲母であり、薄くはがれるような板状の形をしている。
黒雲母は「有色鉱物」と呼ばれるグループに属し、黒色や茶褐色の色をしている。結晶の構造上、一定の方向に非常にはがれやすいという性質を持っているため、顕微鏡下では薄い層が重なったような「板状」の形態として観察されるのが最大の特徴である。
岐阜県公立高校入試(2018)類似
泥の堆積
Q346
海岸から沖合に向かって海底の堆積物を調査すると、一般に「れき→砂→泥」の順で分布しています。このように、泥が最も沖合まで運ばれる理由を説明した文として、正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
泥は粒の大きさが小さいため、水の中を沈む速度が遅く、弱い流れでも遠くまで運ばれるから
流水が海に流れ込むと、流速が急激に遅くなるため、運搬されていた土砂が沈み始めます。このとき、粒の大きさが小さい泥は、大きな粒であるれきや砂に比べて沈降速度が非常に遅いという特徴があります。そのため、わずかな水の流れであっても長時間浮遊し続けることができ、結果として河口から遠い沖合まで運ばれてから堆積します。
佐賀県公立高校入試(2022)類似
初期微動継続時間と震源距離
Q347
地震が発生したとき、最初に届くP波による小さな揺れが始まってから、後から届くS波による大きな揺れが始まるまでの時間を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震波には伝わる速さが速いP波(初期微動を起こす波)と、それより遅いS波(主要動を起こす波)がある。観測地点においてP波が到着してからS波が到着するまでの時間の差は、初期微動が続いている時間であるため、初期微動継続時間と呼ばれる。
富山県公立高校入試(2015)類似
断層
Q348
ある露頭で、火山灰、泥、砂、れきの4種類の地層が重なっている様子を観察した。地層の中央付近には斜めの境界線が存在し、これを境に地層が分断されていた。左側の地層に対して右側の地層全体が、同じ重なりの順序を保ったまま数メートル高い位置に不連続にずれていた。この構造から読み取れる事実として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
過去に大きな地震が発生し、地層に断層が形成された。
地層の中に斜めの境界線があり、同一の層が連続せずに上下方向へずれている状態は、断層特有の観察ポイントです。この「ずれ」は地中の岩盤が破壊されることで生じるものであり、その破壊に伴って地震が発生します。しゅう曲であれば地層はつながったまま曲がりますし、不整合であれば上下の層で重なり方が大きく異なったり、境界面が凸凹の侵食面になったりするため、今回の観察結果である「同じ地層が数メートルずれて不連続になっている」という説明には断層が最も適しています。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
花こう岩
Q349
花こう岩に含まれるセキエイやチョウ石などの鉱物が、いずれも大きく、かつほぼ同じようなサイズまで成長しているのはなぜですか。その理由として最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地下深くにおいて、長い時間をかけてゆっくりと冷え固まったため
岩石の組織は冷却速度によって決まります。地下深部では温度が下がりにくいため、マグマが冷え固まるまでに長い時間がかかります。これにより、鉱物の核が発生したあとに結晶が成長する時間が十分に確保されるため、すべての結晶が大きく成長し、サイズがそろった等粒状組織になります。
北海道公立高校入試(2015)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q350
ある地震を観測したところ、震源距離が60キロメートルの地点では、初期微動が10秒間続きました。同じ地震において、初期微動継続時間が25秒間であった地点の震源距離は何キロメートルであると考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 100%(1回)
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
150キロメートル
初期微動継続時間は震源距離に比例します。震源距離が60キロメートルで継続時間が10秒であることから、1秒あたりの震源距離は 60 ÷ 10 = 6キロメートルであることがわかります。継続時間が25秒の地点では、6キロメートル × 25 = 150キロメートルと計算できます。
群馬県公立高校入試(2020)類似
海溝型地震の発生メカニズム
Q351
海溝型地震が発生する過程において、プレートの動きと「ひずみ」の関係を説明した次の文の空欄にあてはまる内容として正しいものはどれですか。「密度の大きい( ① )が( ② )の下に沈み込むとき、境界付近にある( ② )の端が地下へ深く引きずり込まれる。これによって生じたひずみが限界に達して( ② )が( ③ )ことで地震が発生する。」
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
①海のプレート ②陸のプレート ③急激に跳ね上がる
海洋プレート(海のプレート)は大陸プレート(陸のプレート)よりも重いため、その下に沈み込む性質があります。この沈み込みによって陸のプレート側が長年かけて無理やり引きずり込まれ、変形(ひずみ)がたまっていきます。この変形に耐えきれなくなった陸のプレートの端が、数メートルから数十メートル規模で一気に跳ね返る現象が地震の揺れを引き起こします。
福井県公立高校入試(2022)類似
凝灰岩の粒の形状
Q352
凝灰岩をルーペや顕微鏡で観察すると、岩石を構成する粒が「角ばっている」という特徴が見られます。砂岩などの他の堆積岩と比較して、凝灰岩の粒がこのような形状をしている理由として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山噴出物が堆積してできたものであり、流水で運ばれる過程をほとんど経ていないため、粒の角が削られなかったから。
川の流れによって運ばれてきた砂や泥による岩石(砂岩や泥岩)は、運搬される過程で粒同士がこすれ合い、角が取れて「丸みを帯びた」形状になります。一方、凝灰岩は火山噴出物が空気中や水中を降下して直接堆積するため、流水による長距離の運搬・摩耗が起こりません。そのため、噴出時の鋭い「角ばっている」形状が維持されます。
東京都公立高校入試(2015)類似
示相化石
Q353
ある地点の地質調査において、泥の層からカニの化石やゴカイの巣穴の化石が発見されました。これらの化石が示相化石であるとすると、この地層が堆積した当時はどのような環境であったと推定できますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
海岸や干潟のような非常に浅い海
カニやゴカイは、現代においても主に海岸や干潟といった陸に近い非常に浅い海辺に生息しています。示相化石を用いた環境推定では、化石となった生物が現代のどのような環境で生息しているかを基準にするため、カニやゴカイの化石が見つかった層は海岸に近い環境で堆積したと判断できます。
北海道公立高校入試(2021)類似
S波の速さ
Q354
ある地震において、震源距離が16kmの地点では主要動の到達時刻が10時26分54秒であり、震源距離が128kmの地点では主要動の到達時刻が10時27分22秒でした。この主要動を伝える波の速さは秒速何kmですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
秒速4km
波の速さは「移動距離 ÷ かかった時間」で求められます。2地点間の震源距離の差は 128km – 16km = 112km であり、主要動が届くまでの時間の差は 10時27分22秒 – 10時26分54秒 = 28秒 です。したがって、112km ÷ 28秒 を計算すると、秒速4kmとなります。秒速7〜8kmは一般的にP波の速さに該当するため、混同しないよう注意が必要です。
長崎県公立高校入試(2016)類似
斑状組織
Q355
岩石の表面を拡大して観察すると、数ミリメートルの比較的大きな鉱物の粒が点在しており、その隙間を埋めるように非常に細かな粒の集合体が存在していた。この「点在する大きな粒」と「隙間を埋める細かな部分」の名称の組み合わせとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
大きな粒:斑晶、隙間を埋める部分:石基
火山岩の斑状組織において、肉眼でも確認できるような比較的大きな結晶の部分を斑晶と呼び、その周囲を埋めている顕微鏡でなければ確認できないような微細な粒やガラス質の部分を石基と呼ぶ。これらはマグマが冷え固まる速度の差によって生じる。
山梨県公立高校入試(2018)類似
初期微動継続時間と距離の比例関係
Q356
震源からの距離を横軸に、初期微動継続時間を縦軸にとり、地震の観測データをグラフに表すとき、そのグラフの特徴として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
原点を通り、右斜め上へ真っ直ぐに伸びる直線になる
初期微動継続時間と震源からの距離は完全な比例関係にあるため、グラフに表すと必ず原点(距離0、時間0)を通る直線となります。地震の波の速さが一定であれば、距離が0の地点ではP波とS波が同時に到着するため、初期微動継続時間は0秒となり、グラフは原点から右肩上がりに伸びる形状を示します。
鳥取県公立高校入試(2023)類似
凝灰岩と火山活動
Q357
火山噴火によって噴き出された火山灰などの火山噴出物が、地表や水底に積み重なり、長い時間をかけて押し固められてできた堆積岩を何と呼ぶか、名称として最も適切なものを答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
火山噴火によって放出された火山灰、軽石、火山弾などの火山噴出物が堆積してできた岩石を凝灰岩と呼ぶ。これは堆積岩の一種であり、粒の大きさや成分によって区別される他の岩石とは異なり、火山活動という形成過程に大きな特徴がある。
沖縄県公立高校入試(2025)類似
震央
Q358
地震の発生場所と名称の関係について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地下で地震が発生した地点を震源といい、その真上にある地表の地点を震央という。
地震の揺れが発生した地下のポイントを震源、その真上にある地表のポイントを震央と定義して区別します。震源は「深さ」を伴う地下の地点であり、震央は地図(平面)上の位置を示すために用いられる地表の地点です。
三重県公立高校入試(2016)類似
地震の発生時刻
Q359
地震が発生した際、震源で岩盤の破壊が始まり、地震波が放出された瞬間の時刻を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地震の発生時刻
地震の発生時刻は、震源において岩盤が破壊されて波が発生した瞬間のことを指します。観測地点で揺れを感知した「到達時刻」とは区別されます。
石川県公立高校入試(2020)類似
石灰岩
Q360
ある岩石の破片にうすい塩酸を滴下したところ、激しく泡を出して気体が発生しました。この反応から推測される岩石の主成分と、発生した気体の名称の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
主成分:炭酸カルシウム、気体:二酸化炭素
石灰岩にうすい塩酸を加えると気体が発生するのは、石灰岩の主成分である炭酸カルシウムと塩酸が化学反応を起こすためです。このとき発生する気体は二酸化炭素であり、石灰水に通すと白く濁る性質を持っています。二酸化ケイ素を主成分とするチャートや砂岩では、このような反応は見られません。
佐賀県公立高校入試(2019)類似
初期微動継続時間
Q361
地震計の記録を見ると、はじめに小さな振動である初期微動が見られ、しばらくしてから大きな振動である主要動へと変化しています。このように、初期微動が一定時間継続するのはなぜですか。その理由として正しい説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
伝わる速さが速いP波と、それよりも遅いS波の到着時間に差があるため
地震の波には、伝わる速度が速いP波と遅いS波があります。これらは震源で同時に発生しますが、速さの差があるため、震源から離れた地点になればなるほど、先に着いたP波と後から着いたS波の到着時刻の差が大きくなります。この「時間の差」が初期微動の続く時間として観測されます。
滋賀県公立高校入試(2014)類似
地層の傾斜方向
Q362
地層の広がりや傾きを調査する際に用いられる用語の説明として、最も適切なものはどれか、次から選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層が水平面と交わる方向を走向といい、地層面が水平面に対して最大に傾いている方向を傾斜という。
地層の立体的な傾きを表すには、水平面を基準とした指標が必要です。地層面と水平面が交わる直線の方向を「走向」、走向に直角な方向で地層面が水平面に対して最大に傾いている方向を「傾斜」と呼びます。また、地層が地表に露出している場所を「露頭」と呼び、これらを観察することで地下の地層の広がりを推定します。
山口県公立高校入試(2021)類似
スケッチのしかた
Q363
野外観察で発見した化石や岩石を記録する際に行う「スケッチ」の正しい方法として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
細い線を用いて輪郭をはっきりと書き、影をつけないようにする。
理科におけるスケッチは、対象物の形や特徴を客観的かつ正確に記録することを目的としています。そのため、細い線を用いて輪郭をはっきりと表し、影をつけたり線を塗り重ねたりしないのが基本です。個人の主観や推測を排除し、ありのままの姿を記録することが求められます。
千葉県公立高校入試(2016)類似
地層の傾斜
Q364
北から順に地点C(標高105m)、地点A(標高95m)、地点B(標高85m)が一直線上に位置しています。それぞれの地点でボーリング調査を行い柱状図を作成したところ、すべての地点において地表から18mの深さに共通の火山灰の層が確認されました。この地域の地層は、どちらの方角に向かって低くなるように傾いていますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
南方向
地層の傾きを判断するためには、各地点の地表の標高から鍵層までの深さを引き、鍵層自体の標高を算出する必要があります。地点Cは 105 – 18 = 87m、地点Aは 95 – 18 = 77m、地点Bは 85 – 18 = 67m となります。北から南へ進むにつれて鍵層の標高が低くなっているため、地層は南方向に向かって低く傾斜していることが導き出されます。
石川県公立高校入試(2020)類似
傾斜がゆるやかな火山の特徴
Q365
山頂付近の盛り上がりが小さく、山体の傾斜が非常に緩やかで左右に平たく広がった形状をしている火山について、その溶岩の性質と噴火の様子の組み合わせとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
粘性が低い黒っぽい溶岩で、噴火の様子はおだやかである
火山の形や噴火の様子は、マグマの粘性(ねばりけ)によって決まります。粘性が低いマグマは流動性が高いため、地表に出たあとに遠くまで流れ広がり、傾斜がゆるやかな火山を形成します。このような火山を構成する溶岩は一般に黒っぽく、マグマ中のガスが抜けやすいため、噴火の様子はおだやかになるのが特徴です。
岩手県公立高校入試(2021)類似
初期微動継続時間
Q366
震源からの距離が64km離れた地点Dにおいて、P波が到着した時刻が10時0分43秒、S波が到着した時刻が10時0分51秒と記録されました。この地点における初期微動継続時間を求め、初期微動継続時間と震源からの距離の関係について述べたものとして正しい組み合わせを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間は8秒であり、震源からの距離に比例する
初期微動継続時間は、S波の到着時刻(51秒)からP波の到着時刻(43秒)を引いた差で求められるため、8秒となります。地震波の伝わる速さは一定とみなせるため、2つの波の到着時間の差は進んだ距離が長くなるほど大きくなり、震源からの距離に比例するという法則が成り立ちます。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
初期微動継続時間と震源からの距離
Q367
ある地震が発生した際、内陸部の観測地点Aでは初期微動が5秒間続き、海岸に近い観測地点Bでは初期微動が12秒間続いた。また、さらに離れた海上にある観測地点Cでは初期微動が20秒間続いた。このとき、観測地点における震央(震源の真上の地点)からの距離と地震波の性質について考察したものとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
観測地点Aが最も震央に近く、初期微動継続時間は震源からの距離が遠いほど長くなるため、各地点の継続時間を比較することで震央の位置を推定できる。
初期微動継続時間は、P波とS波の速さの差によって生じるため、震源からの距離に比例して長くなる。この問題の設定では、継続時間が最も短い観測地点Aが震源に最も近く、継続時間が最も長い観測地点Cが震源から最も遠いと判断できる。複数の観測地点での初期微動継続時間を比較することは、震央の場所を絞り込むための有効な手段である。
群馬県公立高校入試(2019)類似
主要動
Q368
ある地点で地震の揺れを観測したところ、カタカタというわずかな振動が数秒間続いた後に、ゆさゆさと大きな揺れが始まった。この「後から始まった大きな揺れ」について正しく述べたものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
S波(よこ波)によって引き起こされる主要動という揺れである。
地震波のうち、S波(Secondary wave)はP波(Primary wave)よりも伝わる速度が遅く、揺れの振幅が大きいという特徴がある。このS波が到着することで生じる大きな揺れを主要動と呼ぶ。
山口県公立高校入試(2015)類似
示相化石
Q369
地層が堆積した当時の環境を推定する手がかりとなる化石を何というか。その名称として正しいものを答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
特定の環境(あたたかくて浅い海など)にしか生息しない生物の化石は、その地層がどのような場所で堆積したかを知る手がかりとなるため、示相化石と呼ばれる。一方、地層が堆積した年代を特定するための化石は示準化石であり、混同しないよう注意が必要である。
青森県公立高校入試(2024)類似
初期微動継続時間
Q370
地震が発生した際、最初に到着するピー波によって起こる小さな揺れが始まってから、後から到着するエス波による大きな揺れが始まるまでの時間を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の揺れには、速く伝わるピー波による「初期微動」と、遅れて伝わるエス波による「主要動」があります。ピー波が到着してからエス波が到着するまでの時間は「初期微動継続時間」と呼ばれ、この時間は観測地点から震源までの距離を知る重要な手がかりとなります。
北海道公立高校入試(2024)類似
地質年代
Q371
地球の歴史を、地層から見つかる化石の種類や地層の重なり方の違いに基づいて区分した期間を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地質年代
地球が誕生してから現在までの長い期間は、生物の大きな変化などを基準にして区分されており、これを地質年代と呼びます。考古年代は土器などの遺物による区分、絶対年代は岩石の数値的な年齢を指すため、本概念とは異なります。
香川県公立高校入試(2024)類似
海洋プレートの沈み込みと震源分布
Q372
日本列島付近で起きるプレートの動きと震源の分布について、正しい説明はどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでおり、震源の深さは太平洋側から日本海側に向かって次第に深くなる。
日本列島付近では、密度の大きい海洋プレートが、大陸プレートの下に沈み込むような運動を続けています。地震は主にこのプレートどうしの境界や、沈み込んだプレートの内部で発生します。太平洋側から沈み込みが始まるため、日本海側(大陸側)にいくほどプレートの沈み込んでいる位置が深くなり、それに伴って震源の深さも深くなります。
福岡県公立高校入試(2026)類似
鍵層としての火山灰の拡散
Q373
離れた地点にある地層を調査する際、火山灰の層が「地層の広がりや年代を知る手がかり」として非常に有効であるのはなぜですか。その理由として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山灰は風によって広い範囲に運ばれ、短期間に堆積するという特徴があるから
火山の噴火は地質学的な時間スケールで見れば一瞬の出来事です。放出された火山灰は上空の風に乗って広大な面積に一斉に供給されるため、離れた場所であっても「同じ時期に積もった層」として特定することが可能になります。雨で流されたり、狭い範囲に限定されたりする現象では、異なる地点を結びつける目印(鍵層)としては機能しません。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
凝灰岩
Q374
地層の重なりを観察したところ、泥、砂、れきの層の間に、火山灰が押し固まってできた層が水平に堆積していました。この層の性質と、そこから判断できる過去の環境について述べたものとして正しいものはどれか、次から選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩の層であり、過去にその場所の周辺で火山活動があったことを示している。
火山灰を主成分とする層は凝灰岩です。火山灰は火山の噴火にともなって放出されるため、凝灰岩の層が存在することは、その地層が形成された当時、周辺で火山活動が起こったことを裏付ける証拠となります。
和歌山県公立高校入試(2025)類似
示相化石
Q375
地層が形成された当時の環境を推定する手がかりとなる、特定の限られた環境でしか生存できない生物の化石を何というか。名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
特定の環境下でしか生存できない生物の化石は、その地層が堆積した当時の周囲の環境を示す手がかりとなるため、示相化石と呼ばれる。これに対し、地層が堆積した年代を推定する手がかりとなる化石は示準化石と呼び、区別が必要である。
神奈川県公立高校入試(2021)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q376
地震が発生した際、最初に届く小さな揺れを初期微動、後から届く大きな揺れを主要動と呼びます。この初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間の名称を、次のうちから選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の発生に伴い、速い速度で伝わるP波による小さな揺れ(初期微動)が先に到着し、その後に遅い速度で伝わるS波による大きな揺れ(主要動)が到着します。この2つの波の到着時刻の差を初期微動継続時間と呼びます。震源からの距離が遠くなるほど、この時間は長くなるという性質があります。
京都府公立高校入試(2018)類似
P波とS波の速さの違い
Q377
地震を観測したとき、P波による小さな揺れが始まってから、S波による大きな揺れが始まるまでの時間を「初期微動継続時間」といいます。地点によってこの時間に差が生じる根本的な理由として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波とS波の伝わる速度に差があり、P波の方が速いから
地震が発生した瞬間にP波とS波は同時に震源を出発しますが、P波の方が移動速度が速いため、観測地点には先にP波が到達します。この速度差によって、P波が到着してからS波が到着するまでの「待ち時間」が発生し、それが初期微動継続時間となります。震源から遠いほどこの時間の差が広がるのは、速度の異なる2つの物体が走る距離が長くなるほど、その到着時間の差が開くのと同じ原理です。
岐阜県公立高校入試(2015)類似
海水の深化による堆積物の変化
Q378
ある地点の地層を調査したところ、下から上の層に向かって順に「れきや砂の層」、「砂の層」、「泥の層」と重なっていることが確認されました。このように堆積物の粒の大きさが下層から上層にかけて小さくなっている場合、この地点の堆積環境は時間の経過とともにどのように変化したと考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海岸に近い浅い海から、海岸から遠い深い海へと変化した
粒の大きい「れき」は重いため海岸に近い浅い場所に堆積しやすく、粒の小さい「泥」は軽いため海岸から遠い深い場所まで運ばれてから堆積します。地層の下から上に向かって堆積物の粒が小さくなっていることは、その地点の堆積環境が時間の経過とともに「浅い海」から「深い海」へと変化したことを示しています。
群馬県公立高校入試(2023)類似
示相化石
Q379
ある崖の断面を観察した際、ある地層からシジミの化石が発見されました。この事実から、その地層が堆積した当時はどのような環境であったと推定されますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
湖や河口などの淡水、または汽水域
シジミは現代において湖や河口付近の汽水域(淡水と海水が混ざり合う場所)に生息している生物です。示相化石は「現在生きている生物の生息環境は、過去も同じであった」という前提で活用されるため、シジミの化石を含む地層は、堆積当時に淡水や汽水の影響を受ける場所であったことがわかります。
滋賀県公立高校入試(2018)類似
長石
Q380
火成岩を構成する主要な造岩鉱物のうち、色は白や薄い桃色をしており、結晶の形が柱状になることが多い鉱物の名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
長石
火成岩に含まれる造岩鉱物は、色や形の組み合わせによって見分けることができます。白や薄い桃色で、柱状の結晶の形をしているものは長石です。石英は無色透明で不規則な形をしており、カクセン石は黒色で長い柱状や針状、カンラン石は緑黄色で丸みを帯びた粒状であるという違いがあります。
富山県公立高校入試(2014)類似
火山灰の鉱物
Q381
粘りけの強いマグマから生じた火山灰の粒子の特徴について、その理由を説明したものとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
酸化ケイ素を多く含むマグマから結晶が成長したため、石英や長石などの無色鉱物が多く含まれ、角ばった形状になる。
マグマの粘りけは、含まれる酸化ケイ素の量によって決まります。酸化ケイ素が多いとマグマの粘りけは強くなり、そこから形成される火山灰には、無色透明な石英や白色の長石といった無色鉱物が多く含まれるようになります。これらはマグマの中で結晶が成長してできたものであるため、観察すると角ばった形状をしています。
富山県公立高校入試(2015)類似
P波の速さ
Q382
震源からの距離が48kmの地点で地震を観測したところ、P波が15時59分24秒に到着し、その4秒後の15時59分28秒にS波が到着しました。この観測結果から判断できる、地震波の伝わり方に関する説明として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波はS波よりも速く伝わり、初期微動を引き起こす。
同じ観測地点において、P波は15時59分24秒、S波は15時59分28秒に到着していることから、先に到着したP波の方が伝わる速さが速いことがわかります。この速いP波によって引き起こされる最初の小さな揺れが初期微動であり、後から届く遅いS波によって引き起こされる大きな揺れが主要動です。
静岡県公立高校入試(2019)類似
P波の到達時間の算出
Q383
震源からの距離が70kmの地点において、P波が到達してからS波が到達するまでの時間が10秒であったとき、震源からの距離とこの時間の関係について正しく説明しているものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離に比例して、P波とS波の到達時間の差は長くなる。
地震波であるP波とS波には速度差があり、速度の速いP波が先に到達し、遅いS波が後から到達します。震源から離れるほどこの速度差による時間の遅れが蓄積されるため、P波とS波の到達時刻の差(初期微動継続時間)は震源からの距離に比例して長くなります。今回のケースでは、70kmで10秒の差があるため、例えば140kmの地点では20秒の差が生じることになります。
沖縄県公立高校入試(2024)類似
地層累重の法則
Q384
地層の堆積とその重なり順について、地層累重の法則が成り立つ理由と、その法則が適用できない可能性がある状況の説明として、最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
堆積物は重力によって古い層の上に新しい層が順次積み重なるため順序が生じるが、しゅう曲などによって地層が大きく曲がり、上下が逆転している場合は適用できない。
水中などで粒子が沈殿して地層ができる際、既に存在している層の上に新しい物質が重なっていくため、基本的には下から上へと新しくなる順序が形成される。しかし、地殻変動によって地層が激しく押し曲げられる「しゅう曲」が起き、地層の上下が入れ替わってしまうと、見た目上の上下関係と堆積時期の新旧が一致しなくなるため注意が必要である。
長崎県公立高校入試(2022)類似
津波
Q385
海底を震源とする地震が発生した際、津波が発生する直接的な原因として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地震に伴う断層の運動によって、海底地形が垂直方向に急激に変化し海水が動かされるため。
津波は、海底における地形の変化が直接的な要因となって発生します。地震によって海底の地盤が隆起(上昇)したり沈降(下降)したりすると、その動きに合わせて海水面も大きく上下に動かされます。この海水全体の大きな変動が波として伝わっていくのが津波の正体です。水平方向だけのずれや、単なる振動だけでは大きな津波は発生しにくいのが特徴です。
兵庫県公立高校入試(2022)類似
沈み込み帯の震源分布
Q386
プレートの沈み込み帯において、震源の深さが海溝側では浅く、大陸側へ向かうにつれて深くなっていくのはなぜですか。その理由として最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
密度の大きい海洋プレートが、大陸プレートの下へ斜めに沈み込んでいるから
沈み込み帯では、密度が大きく重い海洋プレートが、大陸プレートと衝突してその下側へ斜めに潜り込んでいます。地震は主に、この沈み込むプレートの境界やプレート内部で発生するため、プレートが深く潜り込んでいる大陸側の地点ほど、震源の深さも深くなります。
静岡県公立高校入試(2022)類似
示準化石
Q387
ある地層からアンモナイトの化石が発見されました。この事実から導き出される、科学的に正しい推論はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
この地層は、中生代という特定の年代に堆積したと推定できる
アンモナイトは、中生代の海に広く生息していたことが判明している生物であり、地層の年代を推定する示準化石として利用されます。当時の環境を推定する「示相化石」の役割である「暖かく浅い海(サンゴなど)」などの記述と混同しないよう注意が必要です。
山形県公立高校入試(2021)類似
泥岩
Q388
火山活動に関連する安山岩や流紋岩が分布していない地域の地質を調査したところ、非常に粒の細かい岩石が層状に積み重なっている様子が観察されました。この岩石について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
泥などの細かい粒が堆積してできた堆積岩である
火成岩(安山岩や流紋岩など)が見られない場所であっても、泥岩などの堆積岩は広く分布して地層を形成します。泥岩は、水中で沈殿した微細な泥が圧密されてできるため、粒が非常に小さく、層状の構造が見られるのが特徴です。火山灰が固まってできるのは凝灰岩であり、泥が固まった泥岩とは区別されます。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
初期微動継続時間と震源距離の比例関係
Q389
初期微動継続時間と震源からの距離には比例関係があることが知られている。ある観測地点で初期微動継続時間が3秒であり、その地点の震源からの距離が24kmであったとする。このとき、初期微動継続時間が6秒観測された別の地点における、震源からの距離として適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
48km
初期微動継続時間と震源からの距離は比例関係にあるため、時間が2倍になれば距離も2倍になるという法則がある。初期状態として3秒の継続時間に対して24kmというデータがあるため、継続時間が6秒(3秒の2倍)になった場合、震源からの距離も24kmの2倍である48kmと算出される。
佐賀県公立高校入試(2016)類似
凝灰岩
Q390
火山が噴火した際に放出された火山灰や軽石などが、地表や水底に厚く降り積もり、長い年月をかけて押し固められてできた堆積岩の名称として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
火山噴出物が堆積してできた岩石は凝灰岩と呼ばれます。石灰岩やチャートは生物の死骸などが堆積してできたものであり、泥岩は泥が堆積してできたものであるため、火山灰を主成分とする凝灰岩とは成り立ちが異なります。
佐賀県公立高校入試(2018)類似
侵食
Q391
流水や風のはたらきによって、岩石や地層が表面から削り取られる現象を何というか、最も適切な名称を選択してください。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
侵食
流水や風といった物理的な動力が加わることで、岩石や地層が削り取られる現象を侵食と呼びます。これに対し、気温の変化や雨水などの影響で岩石が自然にもろくなる現象は風化、削られた土砂が運ばれることは運搬、運ばれた土砂が積もることは堆積と区別されます。
山形県公立高校入試(2017)類似
粒の大きさと堆積の順序
Q392
傾斜をつけたトレーに「れき」「砂」「泥」が混ざった土砂を盛り、上から水を流して水槽の中に堆積させる実験を行いました。このとき、水槽の底に堆積した土砂の様子を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
粒が大きく重い「れき」が河口から最も近くに沈み、粒が小さく軽い「泥」が最も遠くまで運ばれてから堆積した。
流水によって運ばれる土砂は、粒が大きく重いものほど沈みやすく、粒が小さく軽いものほど流されやすい性質を持っています。そのため、流れが弱まる場所では、まず「れき」が近くに沈殿し、次に「砂」、そして最も小さく軽い「泥」が最も遠くの穏やかな場所まで運ばれてから堆積します。
福島県公立高校入試(2021)類似
地震発生時刻の計算
Q393
震源からの距離が28kmの地点では午前9時42分9秒に、震源からの距離が56kmの地点では午前9時42分13秒に、それぞれ初期微動が始まりました。この地震が発生した時刻として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
午前9時42分5秒
まず、2つの地点のデータから地震波の速さを求めます。距離の差は 56km – 28km = 28km であり、初期微動の開始時刻の差は 13秒 – 9秒 = 4秒 です。このことから、地震波(P波)は28kmを4秒で進むため、速さは秒速7kmであることがわかります。震源から28kmの地点に波が届くまでに要する時間は、28 ÷ 7 = 4秒間です。したがって、その地点に到達した時刻(9時42分9秒)から、進むのにかかった4秒を差し引いた「午前9時42分5秒」が、地震が発生した時刻となります。
京都府公立高校入試(2019)類似
かぎ層
Q394
離れた地点にある地層を比較して、地層がどのように広がっているかを調べる際に、基準や手がかりとして利用される特徴的な地層のことを何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
かぎ層
広範囲にわたって同時に堆積した特徴的な地層は、離れた場所にある地層のつながりを特定するための目印となる。このような地層を「かぎ層」と呼び、地層の比較において非常に重要な役割を果たす。
長崎県公立高校入試(2020)類似
堆積岩を構成する粒の形状
Q395
河川の上流で見られる岩石の破片と、下流や海岸で見られる砂の粒を比較すると、下流にある粒の方がより丸みを帯びていることが多いです。このように粒の形状が変化する理由を、流水の作用に注目して正しく説明しているものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
運搬される過程で粒同士が衝突を繰り返すことにより、表面の突起が摩耗して削られるため。
流水による「運搬作用」の過程では、土砂の粒が互いにぶつかり合い、摩擦が生じます。この物理的な衝撃によって、角ばっていた岩石の破片は徐々に角が削られ、滑らかな形状へと変化します。運搬される距離が長いほど衝突の回数も増えるため、上流よりも下流や海に近い場所にある粒ほど、より丸みを帯びるようになります。
長野県公立高校入試(2026)類似
震度
Q396
地震が発生した際、それぞれの観測地点における「ゆれの大きさ」を表す指標を何というか、名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震度
地震のゆれの大きさを表す指標は震度と呼ばれ、日本では気象庁によって0から7までの10階級(5と6には「強」と「弱」がある)で定められている。地震そのものの規模(エネルギー)を表すマグニチュードと混同されやすいが、震度は各地点ごとの揺れの結果を示すものである。
三重県公立高校入試(2026)類似
主要動
Q397
ある地点で地震計による揺れの記録を確認したところ、まず振幅の小さな揺れが観測され、数秒後に振幅が格段に大きくなった激しい揺れの区間が確認された。この「振幅が大きくなった激しい揺れの区間」の特徴と名称についての説明として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
S波によって引き起こされる主要動という揺れである。
地震計の記録において、初期微動の後に現れる振幅の大きな激しい揺れの区間は主要動と呼ばれます。これはP波よりも伝わる速度が遅いS波が、観測地点に後から到達することで発生する現象です。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
地震波の速さと到達時刻の算出
Q398
震源から50km離れた地点Bには5時47分0秒に、震源から100km離れた地点Cには5時47分8秒に、それぞれ地震の波が最初に到達しました。この地震におけるP波の速さは何km/sですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
6.25 km/s
地震波の速さは、2地点間の距離の差を、到達時刻の差で割ることで算出できます。地点Bと地点Cの距離の差は 100km – 50km = 50km であり、到達時刻の差は 8秒 です。したがって、P波の速さは 50km ÷ 8s = 6.25km/s となります。
福井県公立高校入試(2017)類似
偏西風による火山灰の運搬
Q399
鳥取県の大山などの火山が噴火した際、放出された火山灰は火山の西側にはほとんど積もらず、東側の広い範囲に扇状に広がって堆積することが知られています。このような分布になる理由として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
日本の上空では一年中、西から東に向かって偏西風が吹いているため。
火山の噴火によって空高くにまで吹き上げられた火山灰は、上空を流れる気流の影響を強く受けます。日本の上空には西から東へと吹く偏西風が常に存在するため、火山灰はこの風に乗って東方向へと運ばれます。その結果、火山の東側で広範囲にわたる降灰が確認される一方、風上にあたる西側にはほとんど運ばれません。
静岡県公立高校入試(2018)類似
地層の広がりと傾きの判断
Q400
標高50mの地点Bの地表面付近に見られる泥岩の層が、標高55mの地点Cでは地表面から5m下の深さに見つかりました。この2地点間における地層の重なり方について説明したものとして、最も適切なものはどれですか。ただし、この地域に断層や地層の逆転はなく、地層は一定の方向に傾いているか、または水平であるものとします。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層は傾いておらず水平に広がっている
地点Bでは標高50m(標高50m-深さ0m)の位置に泥岩の層があり、地点Cでは標高50m(標高55m-深さ5m)の位置に同じ泥岩の層があります。特定の地層が同じ標高に存在していることから、この2地点間において地層は傾いておらず水平であると判断できます。地層の広がりを考える際は、地表面からの深さではなく、標高に換算した高さで比較することが重要です。
佐賀県公立高校入試(2019)類似
海溝型地震の仕組み
Q401
海洋プレートが大陸プレートの下へと沈み込むことで発生する、海溝型地震の仕組みとして最も適切な説明文はどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海洋プレートに引きずり込まれた大陸プレートの端が、蓄積されたひずみに耐えきれず跳ね返ることで発生する。
海洋プレートは大陸プレートよりも密度が高いため、境界部分において大陸プレートの下へと沈み込んでいきます。この際、大陸プレートの端が一緒に斜め下方向へと引きずり込まれ、内部に「ひずみ」が蓄えられます。このひずみが限界に達したとき、大陸プレートの端が上方向へ急激に跳ね返ることで、巨大な地震が発生します。
京都府公立高校入試(2025)類似
火成岩
Q402
地下にある高温のマグマが冷えて固まることによって形成された岩石の総称として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
火成岩
火山活動に関連して、溶融状態にあるマグマが冷却・固化することで成立する岩石は火成岩に分類されます。これに対して、れき・砂・泥などが積み重なって固まったものは堆積岩、既存の岩石が熱や圧力によって性質が変化したものは変成岩と呼ばれ、区別されます。
岐阜県公立高校入試(2017)類似
新生代の示準化石
Q403
ビカリアの化石が含まれている地層と同じ「新生代」に堆積したと考えられる別の地層を調査したとき、見つかる可能性が最も高い化石はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
メタセコイア
ビカリアは新生代の地層から見つかる示準化石です。選択肢のうち、アンモナイトは中生代、フズリナとサンヨウチュウは古生代を代表する示準化石であるため、同じ新生代の地層から見つかる可能性が高いのはメタセコイアとなります。
茨城県公立高校入試(2019)類似
新生代
Q404
ある砂岩の地層を調査したところ、螺旋状の殻を持つ巻き貝の一種であるビカリアの化石が発見されました。この化石が含まれる地層が堆積した地質時代として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
新生代
ビカリアは、地層が堆積した年代を特定するための目印となる化石であり、地質時代における新生代を代表する生物です。古生代にはサンヨウチュウ、中生代にはアンモナイトや恐竜が代表的な化石として知られています。
鳥取県公立高校入試(2026)類似
堆積物の粒の大きさと環境変化
Q405
ある地点の地層を調査したところ、下の層には粒の大きい砂の層があり、その上には粒の小さい泥の層が積み重なっていることがわかりました。このような堆積物の粒の大きさの変化から判断できる、この地点の当時の環境の変化として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
海岸からの距離が遠くなり、水深が深くなった。
粒の大きい砂は海岸に近い浅い海に堆積しやすく、粒の小さい泥は海岸から遠い深い海まで運ばれてから堆積する性質があります。地層の下から上に向かって粒の大きさが小さくなっている(細粒化している)ことは、その地点の堆積環境が、時間の経過とともに海岸から遠ざかり、水深が深くなっていったことを示しています。
山梨県公立高校入試(2018)類似
緊急地震速報による震源距離の算出
Q406
地震が発生した際、震源に近い地震計が最初に伝わる揺れを感知し、大きな揺れが到達する数秒から数十秒前に各地へ情報を伝える仕組みを何というか、名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
緊急地震速報
地震では、速度が速く揺れの小さいP波(初期微動)と、速度が遅く揺れの大きいS波(主要動)が発生します。この伝播速度の差を利用し、震源近くでP波を検知した直後に、より遅れて到達するS波の警戒を呼びかけるシステムが緊急地震速報です。主要動による被害を最小限に抑えるための重要な技術です。
沖縄県公立高校入試(2019)類似
地震波の速さと初期微動継続時間
Q407
ある地震において、震源からの距離が30kmの地点にP波が到着した時刻は14時10分15秒であり、震源からの距離が90kmの地点にP波が到着した時刻は14時10分25秒であった。この地震におけるP波の伝わる速さは秒速何kmか求めなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
秒速6km
波の速さは、移動した距離をかかった時間で割ることで求められる。2つの地点の距離の差は 90km – 30km = 60km であり、この距離を移動するのにかかった時間の差は 25秒 – 15秒 = 10秒 である。したがって、60km ÷ 10秒 = 6km/s となり、P波の速さは秒速6kmであることがわかる。
北海道公立高校入試(2024)類似
鉱物
Q408
火成岩のつくりを観察すると、さまざまな種類の粒子が組み合わさっていることがわかります。これらの粒子が特有の形をもつ結晶となっている理由として、最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが冷えて固まる過程で、成分となる物質が規則正しく並んだため。
マグマが冷却される際、そこに含まれる成分が規則正しく配列することで結晶が作られます。これが成長して特有の形を持つ鉱物となります。風化によって形ができるわけではなく、また火成岩は堆積岩ではないため、圧力や生物の影響による形成プロセスとも異なります。
東京都公立高校入試(2019)類似
示準化石
Q409
アンモナイトの化石が含まれる地層よりも「新しい」時代に堆積した地層から発見される可能性のある化石の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
ビカリアとナウマンゾウ
アンモナイトは中生代の示準化石であるため、それよりも新しい時代である新生代の化石を探す必要がある。三葉虫やフズリナは中生代よりも前の「古生代」の生物であり、恐竜はアンモナイトと同じ「中生代」の生物である。ビカリアやナウマンゾウは、最も新しい時代区分である「新生代」に生息していたため、正解となる。
岡山県公立高校入試(2023)類似
風化・侵食・運搬
Q410
地表にある岩石が、長い年月にわたる気温の変化や風雨などの影響を直接受けることで、表面から次第にボロボロに脆くなっていく現象を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
風化
岩石が地表で気温の変化や水、空気などの作用を受けて物理的・化学的に破壊され、脆くなる現象を風化といいます。これに対し、流水などが岩石を削るはたらきは侵食、削られた土砂が運ばれるはたらきは運搬と呼び、区別して理解する必要があります。
福島県公立高校入試(2023)類似
地点の標高計算
Q411
地層が水平に堆積している地域において、離れた地点どうしの地層を比較し、ある地点の標高を算出するために「かぎ層」が利用されます。かぎ層として利用される地層に求められる特徴として最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
広範囲にわたって同時に堆積し、厚さが極端に変化していない層
標高の計算や地層の対比にかぎ層を用いるには、その層が「広い範囲に分布していること」および「同時期に堆積したという目印になること」が必須条件です。凝灰岩(火山灰)などは短期間に広範囲に降り積もるため、水平な地層の広がりの基準として最適です。特定の場所だけに分布していたり、厚さが場所によって大きく異なっていたりすると、それをもとに他地点の標高を正確に推定することができなくなります。
茨城県公立高校入試(2018)類似
火成岩の成り立ちと特徴
Q412
火山岩と深成岩の組織の違いについて、マグマが冷え固まる場所や冷却速度の関係から説明したものとして、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火山岩は地表付近で急激に冷却されるため、結晶が十分に成長できず斑状組織になる。
マグマの冷却速度は岩石の組織を決定する重要な要因です。地表付近や地上に噴出したマグマは冷却速度が速いため、結晶が大きく成長する時間がなく、小さな粒(石基)の中に成長した結晶(斑晶)が散らばる斑状組織になります。深成岩における「丸みを帯びた粒」という表現は堆積岩の特徴であり、火成岩の結晶は角ばった形状をしているのが一般的です。
青森県公立高校入試(2024)類似
液状化現象
Q413
地震の揺れによって、水分を多く含んだ砂質の地盤において、砂の粒子がバラバラになり地下水と混ざり合うことで、地盤全体が一時的に液体のようになる現象を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
液状化現象
地震の強い振動により、砂の粒子同士の結びつきが外れ、地下水の中に砂が浮いたような状態になることで発生します。この現象は特に水分を多く含んだ砂地で起こりやすく、地盤の強度が急激に低下し、文字通り液体のような挙動を示します。
岐阜県公立高校入試(2014)類似
石基
Q414
火山岩において、微細な粒の集まりである「石基」ができる理由を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地表付近にまで上昇し、短時間で急激に冷え固まったため。
結晶の大きさは、マグマが冷え固まるスピードに関係しています。地表付近で急激に温度が下がると、結晶が大きく成長する前に固まってしまうため、微細な粒の集まりである石基となります。地下深くでゆっくり冷える場合は、すべての結晶が大きく成長するため石基は作られません。
広島県公立高校入試(2015)類似
風化
Q415
神社の境内に置かれている古いこま犬の石像を観察すると、作られた当時は角張っていたはずの部分が丸みを帯びていたり、表面がポロポロと崩れやすくなったりしていることがあります。このような変化が起こる主な原因として、最も適切な説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
気温の変化や水のはたらきによって、岩石そのものが表面からもろくなったため。
長期間、屋外の気象条件にさらされた岩石は、水や温度の影響で強度が低下します。石像の角がとれて丸くなったり、表面が古びて崩れたりするのは、風化によって岩石がもろくなった結果です。流水によって削られる「侵食」は主に河川などで見られる現象であり、石像の経年変化は「風化」に該当します。
高知県公立高校入試(2016)類似
斑状組織
Q416
火山岩の組織を顕微鏡で観察すると、不規則な形をした比較的大きな粒である「斑晶」が見られます。この斑晶の周囲を埋め尽くしている、肉眼では見分けがつかないほど微細な粒が集まった部分の名称として正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
石基
火山岩の斑状組織において、地下で成長した大きな結晶である斑晶と、その周りにある非常に細かな粒の部分である石基を区別します。石基はマグマが地表付近で急激に冷やされた際に、結晶が十分に成長できなかったために生じます。
千葉県公立高校入試(2026)類似
無色鉱物と有色鉱物
Q417
火山灰に含まれる鉱物の色の違いが生じる根本的な理由と、その性質について述べた文として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
有色鉱物は鉄やマグネシウムを多く含むため黒っぽい色を呈し、無色鉱物はこれらの成分をほとんど含まないため無色や白色に見える。
鉱物の色は、その中に含まれる化学成分によって決まります。輝石、角閃石、黒雲母、磁鉄鉱などの有色鉱物は、成分の中に鉄やマグネシウムを含んでいるため、特有の色がつきます。対して、セキエイやチョウ石などの無色鉱物は、これらの金属成分をほとんど含まないため、透明や白く見えます。
三重県公立高校入試(2024)類似
爆発的な噴火
Q418
火山の噴火モデルを再現する実験において、中央から「ねばりけの強い物質」を噴き出させた際、物質が周囲に広がらずに垂直方向へ厚く積み重なる様子が観察された。この実験結果から推測される、実際の火山の名称と噴火の特徴の組み合わせとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
昭和新山に代表される火山であり、激しい爆発を伴う噴火が起こる。
実験で見られた「物質が広がらずに垂直方向へ厚く積み重なる」という現象は、マグマのねばりけが非常に強い状態を示している。このような火山では、粘り強いマグマが地表を押し上げたり、爆発的に噴き出したりして急峻な地形を作る。日本においては昭和新山や有珠山などがこのタイプに該当する。
埼玉県公立高校入試(2014)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q419
ある観測地点において、観測開始から4秒の時点でP波による小さな揺れが始まり、9秒の時点でS波による大きな揺れが始まりました。初期微動継続時間が5秒となる地点の震源からの距離が50キロメートルである場合、この観測地点から震源までの距離は何キロメートルであると考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
50キロメートル
初期微動継続時間は「S波の到着時刻(9秒)」から「P波の到着時刻(4秒)」を引いた差で求められ、この場合は5秒となります。問題文において初期微動継続時間が5秒の地点の震源距離が50キロメートルと示されているため、この地点の震源からの距離も50キロメートルとなります。
京都府公立高校入試(2023)類似
礫岩
Q420
堆積岩のうち、岩石を構成する粒の大きさが直径2mm以上のものを主成分とする岩石の名称として、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
礫岩
堆積岩は、堆積した粒の大きさによって分類される。直径が2mm以上の粒で構成されるものを礫岩、0.06mm〜2mmのものを砂岩、0.06mm以下のものを泥岩と呼ぶ。これらは流水の作用によって運ばれ、堆積してできた岩石である。
山口県公立高校入試(2017)類似
示準化石の性質
Q421
ある地層から発見された化石が「示準化石」として利用できる理由を説明したものとして、最も適切な論理構成はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
特定の時代にのみ生存していたため、その化石を含む地層ができた時期を限定できるから
示準化石の最大の役割は、地層ができた「時代」を特定することです。特定の限られた時代にのみ繁栄した生物であれば、その化石が含まれているという事実だけで、その地層が堆積した時期を正確に指し示す指標となります。これに対し、当時の環境を示す化石は示相化石と呼ばれ、区別されます。
神奈川県公立高校入試(2020)類似
プレートの移動速度と海山の年代推定
Q422
現在火山活動が活発なハワイ島から北西に2500km離れた地点に海山Bがあり、そこからさらに北西に3500km離れた地点に海山Aがあります。太平洋プレートが北西方向に年間8.5cmの速さで一定に移動していると仮定した場合、海山Aが形成された時期は今から約何年前と推定されますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
約7000万年前
海山Aは、かつて現在のハワイ島付近(ホットスポット)で形成され、そこから移動したと考えられます。移動した合計距離は、ハワイ島から海山Bまでの2500kmと、海山Bから海山Aまでの3500kmを足した6000kmです。6000kmをセンチメートルに換算すると600,000,000cmとなります。これを年間の移動速度8.5cmで割ると、600,000,000 ÷ 8.5 ≒ 70,588,235となり、約7000万年前という数値が導き出されます。
群馬県公立高校入試(2017)類似
地層の累重の法則
Q423
ある地点の地層を調査したところ、大きな地殻変動による逆転層はなく、下から順に泥岩、砂岩、凝灰岩、れき岩の順で地層が重なっていることが確認されました。このように、下の層ほど古く、上の層ほど新しいという地層の重なりに関する原則を何といいますか。また、この地点で最も古い地層はどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層の累重の法則といい、最も古いのは泥岩である。
地層が堆積する際、大きな地殻変動によって上下が入れ替わることがない限り、先に堆積した下の層ほど古く、後から積み重なった上の層ほど新しいという「地層の累重の法則」が成り立ちます。今回提示された層の重なりでは、最も深い位置にある泥岩が一番古い時代に堆積したものと判断されます。
福井県公立高校入試(2019)類似
震央
Q424
地震が発生した地下の場所を震源といいますが、その震源の真上にある地表の地点を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
震央
地震が発生した地下の具体的な地点である「震源」に対し、その真上にあたる地表の地点を「震央」と呼びます。震源は空間的な位置を示し、震央は地図上での位置を示すために用いられます。
山梨県公立高校入試(2015)類似
古生代
Q425
ある地点の地層から、フズリナやサンヨウチュウの化石が算出されました。これらの化石から判断できる、この地層が堆積した当時の状況と地質年代の説明として適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
フズリナやサンヨウチュウは古生代に繁栄した生物であり、この地層は古生代に堆積したことがわかる。
特定の時代に広い範囲で繁栄した生物の化石を示準化石と呼び、フズリナやサンヨウチュウが含まれていればその地層は古生代のものと判断できます。中生代であればアンモナイトや恐竜、新生代であればビカリアやナウマンゾウなどが示準化石の代表例です。
長崎県公立高校入試(2024)類似
アンモナイトと中生代
Q426
ある地層からアンモナイトの化石が見つかりました。この地層が堆積した地質年代と、アンモナイトのように堆積した年代を推定できる化石の分類名の組み合わせとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
中生代・示準化石
アンモナイトは中生代の海に広く生息し、その後の時代には絶滅しているため、地層の堆積年代を決める「示準化石」として利用されます。古生代であれば三葉虫、新生代であればビカリアなどが代表的な示準化石にあたります。
千葉県公立高校入試(2016)類似
地層の傾斜
Q427
複数の地点で得られた柱状図を比較して地層のつながりを確認する際、広範囲にわたって短期間に堆積した火山灰の層などは、離れた地点の地層を対比させるための重要な目印となります。このような層を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
特定の時期に広範囲にわたって堆積した火山灰や石炭の層は、離れた地域の地層を比較する際の有力な手がかりとなります。このように、地層のつながりや堆積した年代を特定するための目印となる層を「鍵層」と呼びます。
愛媛県公立高校入試(2023)類似
初期微動継続時間
Q428
地震が発生したとき、観測地点では最初にP波による小さな揺れが始まり、その後にS波による大きな揺れが始まります。この、P波が到着してからS波が到着するまでの時間を何といいますか。最も適切な名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間
地震の揺れには、速く伝わるP波による小さな揺れ(初期微動)と、遅れて伝わるS波による大きな揺れ(主要動)があります。これら2種類の波の速さの差によって、観測地点ではP波が届いてからS波が届くまでにタイムラグが生じます。この時間を初期微動継続時間と呼びます。
奈良県公立高校入試(2020)類似
地震の発生時刻の推定
Q429
震源からの距離が150kmの地点Aと、90kmの地点Bがある。ある地震において、P波が地点Bに15時16分04秒に到着し、地点Aにはその10秒後の15時16分14秒に到着した。このとき、この地震の発生時刻として正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
15時15分49秒
2つの地点における震源からの距離の差は60km(150km-90km)であり、P波の到着時刻の差は10秒である。ここから、P波が伝わる速さは毎秒6km(60km÷10秒)であることがわかる。震源から90km離れた地点BにP波が届くまでに要した時間は15秒(90km÷6km/s)であるため、地点Bの到着時刻である15時16分04秒から15秒を差し引くと、地震の発生時刻は15時15分49秒となる。
埼玉県公立高校入試(2017)類似
地震波の速さと到達時刻の算出
Q430
震源から100km離れた地点Cには5時47分8秒に、震源から200km離れた地点Dには5時47分24秒にP波が到達しました。この地震が発生した時刻として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
5時46分52秒
まずP波の速さを求めると、距離の差100kmを時間の差16秒で割ることで 6.25km/s と導き出せます。震源から100km離れた地点CにP波が到達するまでにかかった時間は、100km ÷ 6.25km/s = 16秒 です。地点Cの到達時刻である5時47分8秒から、移動にかかった16秒を差し引くと、地震の発生時刻は5時46分52秒となります。
滋賀県公立高校入試(2026)類似
地層の傾きの判断
Q431
ある地域にある標高80mの地点Aと、標高95mの地点Bにおいて地層の調査を行った。地点Aの柱状図では地表から15mの深さに、地点Bの柱状図では地表から35mの深さに、それぞれ同一の凝灰岩の層が確認された。地点Aと地点Bにおけるこの凝灰岩の層の上面の標高を比較したとき、地層の傾きについて説明したものとして正しいものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Aの標高は65m、地点Bの標高は60mであるため、地点Aから地点Bに向けて低くなっている
地層の傾きを判断するためには、地表からの深さではなく、各地点の標高から深さを引いた「層の標高」を比較する必要がある。地点Aの凝灰岩の標高は 80m - 15m = 65m、地点Bは 95m - 35m = 60m となる。地点Bの方が標高が低いため、地層は地点Aから地点Bの方向へ低くなるように傾いていることがわかる。
兵庫県公立高校入試(2025)類似
震央位置の特定
Q432
ある地震の震央を地図上で特定するために、3つの観測点における震源距離を算出しました。これらのデータを用いて地図上で震央を特定する際、どのような手順を行うのが最も適切ですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
各観測点を中心とし、震源距離を半径とする円を描き、3つの円が共通して重なる交点を求める。
地震の揺れが観測された地点から震央までの距離を特定するためには、複数の観測データが必要です。各観測点で算出された震源距離を半径とする円を地図上に描くと、震央はその円周上のどこかに位置することになります。1つの観測点だけでは円周上の全ての地点が候補となりますが、複数の円を描くことでその交点から場所を絞り込むことができます。3つの観測点から得られた円が共通して交わる1点を特定することで、正確な震央の位置を導き出すことが可能になります。
佐賀県公立高校入試(2014)類似
主要動を引き起こす波の伝搬速度
Q433
地震を観測したとき、はじめに届く小さな揺れに続いて到達する、振幅の大きな揺れの名称として最も適切なものを答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
主要動
地震が発生すると、速さの異なる複数の地震波が伝わる。最初に到達するP波による小さな揺れを初期微動と呼び、その後に到達するS波による大きな揺れを主要動と呼ぶ。これらは地震波の伝わる速さの違いによって生じる現象である。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
緊急地震速報
Q434
地震が発生したとき、伝わる速度が速いP波を震源近くの観測台で素早く検知し、大きな揺れを伴うS波が到着する前に各地へ警戒を呼びかける仕組みを何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
緊急地震速報
地震発生時には、速くて揺れの小さいP波(初期微動)と、遅くて揺れの大きいS波(主要動)が発生します。この速度差を利用して、P波を検知した直後に、大きな揺れが来ることを知らせる仕組みを緊急地震速報と呼びます。
愛媛県公立高校入試(2017)類似
石灰岩の化学的性質
Q435
石灰岩の主成分である炭酸カルシウムに、うすい塩酸をかけたときに発生する気体の名称として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
二酸化炭素
石灰岩は炭酸カルシウムという物質を主成分としています。炭酸カルシウムにうすい塩酸を加えると、化学変化が起こり二酸化炭素が発生します。これは実験室で二酸化炭素を発生させる際にも利用される一般的な方法です。
東京都公立高校入試(2024)類似
示相化石
Q436
示相化石として利用するのに適した生物の特徴として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた特定の環境下でのみ生息する性質を持つこと
堆積環境を特定するためには、その生物が特定の環境に依存して生息している必要があります。サンゴのように、生息できる場所が限定されている生物の化石は、当時の環境を反映する重要な資料となります。一方で、広い範囲で短期間に繁栄した生物は示準化石に適しています。
東京都公立高校入試(2015)類似
柱状図の連続性
Q437
地下にある地層の重なりの様子を、垂直な柱のような形で表した図を何といいますか。また、離れた複数の地点でその図を比較することによって、地層のどのような状態を把握することができますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 0%(1回)
🔥 類題2問
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✅ 正解
柱状図といい、地層が水平に連続して広がっているかどうかを把握できる
ボーリング調査などの結果に基づき、各地点の地層の重なりを柱状に表したものを柱状図と呼びます。離れた地点の柱状図を並べて、火山灰などの特定の層(鍵層)を比較することにより、その地層が特定の方向に傾いているか、あるいは水平に連続して広がっているかといった地層の広がりを調べることが可能です。
福島県公立高校入試(2024)類似
震央
Q438
震源から地表の観測点までの直線距離を「震源距離」、震央から観測点までの地表に沿った距離を「震央距離」と呼びます。震源の深さが非常に浅い地震において、同じ観測点でこれらの距離を比較したとき、どのような関係が成り立ちますか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源距離と震央距離がほぼ等しくなる
震源、震央、観測点の3点を結ぶと、震央を直角とする直角三角形を考えることができます。このとき震源距離は斜辺、震央距離は底辺、震源の深さは高さの関係になります。震源の深さが非常に浅い(高さがゼロに近い)場合、斜辺である震源距離と底辺である震央距離の値は、三平方の定理の原理からほぼ同じ値に近づきます。
岡山県公立高校入試(2023)類似
風化・侵食・運搬
Q439
川などの流水には、山地などで削り取られた岩石や土砂を、下流などの別の場所へと移動させるはたらきがあります。この流水による作用を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
運搬
流水には主に3つのはたらきがあります。岩石を削る「侵食」、削られた土砂を運び去る「運搬」、そして流れが緩やかになった場所に土砂が積もる「堆積」です。土砂を別の場所へ移動させる作用は、このうちの運搬に該当します。
福島県公立高校入試(2019)類似
水の凍結による体積変化
Q440
花こう岩などの岩石に見られる細かなひび割れに水が入り込み、その水が冷えて氷へと状態変化したとき、岩石を破壊するほどの大きな力が加わることがあります。この現象が起こる理由として、水の性質を正しく説明しているものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
水が氷になるときに、体積が大きくなるから。
多くの物質は液体から固体に状態変化するときに体積が減少しますが、水は例外的に、氷になると体積が大きくなるという性質を持っています。岩石の隙間に入り込んだ水が凍結して体積が増すと、周囲の岩石に対して外側へ押し出すような強い圧力をかけるため、ひび割れを広げ、岩石を砕く原因となります。
東京都公立高校入試(2015)類似
示相化石
Q441
地層の中に残された生物の死骸や生活のあとを化石といいます。このうち、サンゴやアサリのように、その地層が堆積した当時の環境を知る手がかりとなる化石を何といいますか。名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 40%(5回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
特定の環境でしか生息できない生物の化石が見つかることで、その地層が堆積した当時の水深や水温、塩分濃度などの堆積環境を推定することができます。これを示相化石と呼び、広い範囲で短期間に栄えた生物を指す示準化石と区別されます。
島根県公立高校入試(2022)類似
マグマの粘りけと火山の形・噴火
Q442
マグマの粘りけが弱く、地表に流れ出した際に広がりやすい性質を持つ火山について、その火山の形と噴火の様子の組み合わせとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
傾斜がゆるやかで平らな形になり、噴火の様子はおだやかである
マグマの粘りけが弱い場合、マグマは地表を薄く広く流れるため、傾斜がゆるやかで平らな形状の火山が形成されます。また、粘りけが弱いとマグマに含まれる火山ガスが外部に逃げやすいため、噴火は爆発的にならず、おだやかなものになります。
滋賀県公立高校入試(2014)類似
地層の傾斜方向
Q443
ある地域の地質調査において、南北方向に伸びる崖で地層を観察したところ、地層が南に向かって低く傾斜していることがわかりました。また、別の地点にある東西方向に伸びる崖では、地層が水平に見えました。この地域の地層について、複数の露頭から判断できる原理として正しいものはどれか、次から選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層が水平に見える崖の方向は、その地層の走向と一致しており、傾斜の方向とは直角の関係にある。
地層の傾斜方向を特定する原理に基づくと、ある垂直な崖の断面で地層が水平(傾きゼロ)に見えるとき、その崖の方向は地層の「走向」と平行です。地層が最も低くなる「傾斜」の方向は走向に対して常に垂直であるため、東西の崖で水平であれば、傾斜は南北のいずれかになります。今回のケースでは南北の崖で南が低いため、実際の傾斜方向は南であると確定できます。
福井県公立高校入試(2022)類似
凝灰岩の粒の形状
Q444
火山から放出された灰や軽石などの火山噴出物が、地上や水底に降り積もり、長い年月をかけて押し固められてできた堆積岩の名称として正しいものを選択してください。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
凝灰岩
火山噴出物が堆積してできた岩石は凝灰岩と呼ばれます。福井市の足羽山に見られる地層のように、特定の層として凝灰岩が含まれている場合、その地層が形成された当時に付近で火山活動があったことを推定する「鍵層」として利用されます。
兵庫県公立高校入試(2017)類似
震源からの距離
Q445
ある地震について、地点Aと地点Bで地震計による観測を行いました。地点Aでは初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間が5秒間であり、地点Bでは10秒間でした。このとき、地点Aおよび地点Bの震源からの距離について述べたものとして、最も適切な説明を選んでください。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Aの方が、地点Bよりも震源からの距離が近い。
初期微動継続時間は、震源からの距離に比例して長くなるという性質があります。したがって、初期微動が続いた時間が5秒と短かった地点Aは、10秒間続いた地点Bよりも震源に近い場所にあると判断できます。
富山県公立高校入試(2018)類似
初期微動継続時間と距離の関係
Q446
地震が発生した際、観測点においてP波が到着してからS波が到着するまでの時間を初期微動継続時間といいます。この初期微動継続時間と、震源からの距離との間にはどのような関係が成立しますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源からの距離に比例する
地震のP波とS波の速さの差によって生じる初期微動継続時間は、震源からの距離が遠くなればなるほど、その差が広がるため長くなります。この関係は数学的には原点を通る直線で表される比例関係となります。
岐阜県公立高校入試(2023)類似
堆積岩の粒の大きさによる分類
Q447
堆積岩の一種である泥岩について、その特徴を説明したものとして最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
構成する粒の直径が、れき岩や砂岩と比較して最も小さい岩石である。
堆積岩の分類基準は、岩石を構成している粒の大きさにあります。泥岩は、堆積岩の中でも最も粒の小さい「泥」が固まってできたものであり、粒の直径は0.06mm以下と非常に細かくなっています。粒の直径が2mm以上のものはれき岩、その中間(0.06mm〜2mm)のものは砂岩に分類されます。なお、火山灰が固まってできたものは凝灰岩であり、堆積岩の粒の大きさによる分類とは異なります。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
震央
Q448
ある地震において、震源の真上の地表の地点である震央を特定しました。震央と震源、および観測地点の関係について正しく述べたものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震央は地表の地点であるため、震央から各観測地点までの距離が近いほど、地震の波は早く到達する傾向がある。
震央は、地下の震源から垂直に上がった地表の地点を特定したものです。地震波は震源から球状に伝わるため、震源に最も近い地表の地点である震央に近いほど、波の経路が短くなり、結果として地震の揺れが到達する時刻も早くなります。
福井県公立高校入試(2024)類似
地層の形成順序
Q449
地層の重なりや地殻変動の順序を判断する際、地層Bと地層Cの両方を斜めに断ち切っている断層が存在する場合、その断層と地層Bの形成順序に関する考え方として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
断層が地層Bを貫いているため、地層Bが堆積した後に断層が発生したと判断できる。
ある地質学的な事象が別の地層を横切ったり切断したりしている場合、「切られている側」が先に存在し、「切っている側」が後から発生したと判断します。この場合、地層Bが断層によって物理的に切断され、位置がずれていることから、地層Bが堆積して地層として成立した後に、大きな力が加わって断層が生じたことが論理的に導き出されます。
福島県公立高校入試(2023)類似
示相化石
Q450
地層が堆積した当時の周辺環境(水深や温度など)を推定する手がかりとなる化石を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
示相化石
特定の環境下でのみ生息する生物の化石を「示相化石」と呼び、地層が堆積した当時の堆積環境を特定するのに用いられます。これに対し、地層が堆積した年代を特定するのに用いられる化石は示準化石と呼ばれ、入試でも非常によく狙われる区別です。
鹿児島県公立高校入試(2025)類似
初期微動継続時間と震央距離
Q451
ある地震において、震央距離が30kmの地点での初期微動継続時間が4秒であったとします。同じ地震を、震央距離が60kmの地点で観測した場合、初期微動継続時間はどのようになると考えられますか。ただし、地震波が伝わる速さは一定であるものとします。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動継続時間は、約8秒になる
初期微動継続時間は、震央(または震源)からの距離にほぼ比例するという関係があります。これは、速さの異なる2つの波が同じ距離を移動した際に生じる「時間の差」が、移動距離に比例して増大するためです。震央距離が30kmから60kmへと2倍になった場合、初期微動継続時間も4秒の2倍である約8秒となります。
静岡県公立高校入試(2016)類似
火山岩
Q452
玄武岩、安山岩、流紋岩に共通する、岩石のでき方と特徴に関する記述として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグマが地表付近で急激に冷えて固まったため、小さな結晶やガラス質の部分からなる組織を持つ。
火山岩に分類される玄武岩、安山岩、流紋岩は、いずれもマグマが急冷されるプロセスを経て形成されます。そのため、結晶が大きく成長する時間が確保できず、微細な石基を含む斑状組織という共通の構造を持ちます。
愛知県公立高校入試(2026)類似
震源距離の算出
Q453
ある観測地点における「震源距離」を算出するために必要な情報の組み合わせとして、最も適切な手順を説明したものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
2つの地点における震源距離の差をP波の到着時刻の差で割り、波の速さを算出したあと、特定の地点での移動時間を導く
震源距離を求めるには、まず地震波が伝わる「波の速さ」を特定する必要があります。既に距離が判明している2つの地点のデータ(震源距離の差と到着時刻の差)を利用することで、波の速さを求めることができます。その速さを用いることで、ある地点に波が届くまでに要した時間を計算し、震源からその地点までの距離を導き出すことが可能になります。
千葉県公立高校入試(2020)類似
P波とS波の伝わり方
Q454
地震が発生したときに観測されるP波とS波の性質について説明した文として、正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波とS波は震源で同時に発生するが、伝わる速さがちがうため、P波の方が先に観測地点に到達する。
地震が発生した瞬間、震源からはP波(速い波)とS波(遅い波)が同時に発生して周囲に伝わります。しかし、2つの波は伝わる速さがちがうため、同じ地点であっても到着する時刻に差が生じ、最も速いP波が最初に観測されます。
熊本県公立高校入試(2023)類似
逆断層の形成メカニズム
Q455
透明な容器の中に寒天の層を作り、その寒天の層を横から水平に押し縮めるような力を加える実験を行いました。このとき、寒天に生じる断層の様子として最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層の一部が、斜め上にのし上がるように変形する
寒天を用いた実験において、横から押し合う力(圧縮力)を加えると、寒天の層は耐えきれなくなって斜めに割れ、一方がもう一方の上に乗っかるような動きを見せます。これは逆断層の形成プロセスを再現しています。
長野県公立高校入試(2026)類似
マグニチュード
Q456
地震が発生したとき、その地震自体の規模や、放出されたエネルギーの大きさを表す指標を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
マグニチュード
地震そのものの大きさ(規模)を表す指標はマグニチュードと呼ばれます。これに対し、ある地点における地面のゆれの強さを表す指標は震度であり、地震の規模を示すマグニチュードとは区別して定義されています。一つの地震に対して、マグニチュードの値は原則として一つに定まります。
長崎県公立高校入試(2016)類似
マグマのねばりけ
Q457
マグマのねばりけが弱く、流動性が高いマグマが噴火したときに形成される火山の形や特徴について述べたものとして、最も適切なものはどれか選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
溶岩が冷え固まる前に遠くまで流れるため、傾斜が緩やかですそ野の広い形になる
マグマのねばりけが弱い場合、地表に噴出した溶岩はさらさらとしていて流れやすいため、広範囲に広がってから冷え固まります。このため、傾斜が緩やかで薄く広がった盾状の火山が形成されます。
岡山県公立高校入試(2023)類似
しゅう曲と断層
Q458
地層が堆積したあと、プレートの移動などに伴う大きな力がはたらくことで、地層が波打つように押し曲げられた構造を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
しゅう曲
プレートの移動などに伴う地殻変動によって、地層に水平方向から押し縮めるような力が長時間加わり続けると、地層が破壊されずに波を打ったように曲がることがあります。この構造をしゅう曲と呼びます。これに対し、地層が切れてずれたものは断層と呼ばれます。
福井県公立高校入試(2019)類似
地震の波の伝わる速さと距離の関係
Q459
ある地震において、震源からの距離が24kmの地点AではP波が12時3分44秒に、S波が12時3分48秒に到着しました。また、震源からの距離が48kmの地点BではP波が12時3分48秒に、S波が12時3分56秒に到着しました。この地震において、別の地点CでS波が12時4分16秒に到着したとき、震源から地点Cまでの距離として正しい数値を選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
108km
まず波の速さを求めます。P波は地点A(24km)から地点B(48km)までの24kmを4秒(48秒-44秒)で進んでいるため秒速6kmです。S波は同じ24kmを8秒(56秒-48秒)で進んでいるため秒速3kmです。地震の発生時刻を地点Aから逆算すると、P波が24km進むのに4秒かかるため、到着した12時3分44秒の4秒前である「12時3分40秒」が発生時刻となります。地点CにS波が到着したのは12時4分16秒なので、発生から36秒経過しています。S波の速さは秒速3kmなので、3km/s × 36s = 108kmとなります。また、初期微動継続時間の比例関係(24kmで4秒、地点CではS波4:16-P波3:58=18秒)からも、4:24 = 18:x を解いて108kmと導くことも可能です。
島根県公立高校入試(2025)類似
斑状組織
Q460
火山岩の組織は、地下深くにあったときに成長した大きな結晶が、マグマの噴出などによって急激に冷やされた部分に閉じ込められることで形成されます。このような組織の成り立ちと特徴について正しく説明しているものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斑晶という大きな結晶と、石基という細かな粒からなる斑状組織を作る。
火山岩はマグマが地表付近で急冷されてできるため、地下でゆっくり育っていた結晶(斑晶)と、急冷されて大きな結晶になれなかった部分(石基)が混ざり合った斑状組織となります。これに対し、地下深くでゆっくり冷え固まってすべての結晶が大きく育った組織は等粒状組織と呼ばれ、深成岩に見られる特徴です。
長野県公立高校入試(2019)類似
緊急地震速報の仕組み
Q461
緊急地震速報を受信してから、実際に強い揺れ(主要動)が始まるまでの「猶予時間」について、震源からの距離との関係を説明したものとして適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震源から遠い地点ほど、P波とS波の到着時刻の差が大きくなるため、猶予時間は長くなる。
P波とS波の到着時刻の差(初期微動継続時間)は、震源からの距離に比例して長くなります。緊急地震速報は震源近くの観測点でP波を検知して即座に発信されるため、震源から離れた地点ほど、速報を受けてからS波による主要動が到達するまでの時間に余裕が生まれます。逆に、震源に極めて近い場所では、P波とS波の差がほとんどないため、速報が主要動の到達に間に合わない場合があります。
茨城県公立高校入試(2017)類似
マグニチュードとエネルギーの関係
Q462
地震の規模を表すマグニチュードの値が、例えば「マグニチュード4.0」から「マグニチュード6.0」へと2大きくなったとき、地震そのものが持つエネルギーの大きさは元の約何倍になりますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
約1000倍
地震の規模を示すマグニチュードと、地震が発するエネルギーの間には一定の関係があります。マグニチュードが1増えるとエネルギーは約32倍になり、マグニチュードが2増えるとエネルギーは約1000倍(32倍×32倍=1024倍)になるという法則が成り立ちます。
長崎県公立高校入試(2017)類似
堆積物の粒の大きさと沈殿
Q463
ある地点の海底の地層を調査したところ、下の層には粒の小さい「泥」が、その上の層には泥よりも粒が比較的大きい「砂」が堆積して層を成していた。この地点において、堆積が起こった当時の環境は時間の経過とともにどのように変化したと考えられるか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
海水面が下降し、河口により近い環境になった
泥の層の上に砂の層が重なっているという事実は、時間の経過とともに「より粒の大きなものが運ばれてくる環境」へと変化したことを示しています。粒の大きな砂は、粒の小さい泥よりも河口に近い場所や、水深の浅い場所に堆積します。したがって、この地点は海水面の下降(海退)などによって、かつてよりも海岸線や河口が近づき、水深が浅くなるような環境に変化したと判断できます。
千葉県公立高校入試(2018)類似
液状化現象
Q464
地震の揺れによって液状化現象が発生すると、地中に埋められていた下水道のマンホールが地表に浮き上がってくることがあります。このような現象が起こる理由として、正しい説明はどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
液状化した地盤が液体のような性質を持ち、中が空洞で軽いマンホールに浮力がはたらくため。
液状化現象が発生した地盤は、一時的に液体と同じような性質を持ちます。このため、液体の中にある物体に浮力がはたらくのと同様の原理で、鉄筋コンクリート製の建物のような重いものは沈み、内部に空間があり地盤全体よりも密度が小さいマンホールなどの軽いものは浮き上がります。
鳥取県公立高校入試(2016)類似
P波とS波の速さの違い
Q465
地震が発生したとき、観測地点に最初に到達し、はじめの小さな揺れを引き起こす地震波の名称と、その揺れの名称の組み合わせとして正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
P波、初期微動
地震波には伝わる速さが異なる2種類の波があり、速い方の波をP波、遅い方の波をS波と呼びます。観測地点にはまず速いP波が先に到達するため、それによって引き起こされるはじめの小さな揺れを初期微動といいます。その後に到達するS波によって大きな揺れである主要動が始まります。
山梨県公立高校入試(2016)類似
斑状組織
Q466
安山岩や玄武岩などの火山岩を観察すると、比較的大きな鉱物の結晶が、目に見えないほど小さな粒の集まりの中に散らばっている様子が見られます。このような火山岩特有の岩石の組織を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 0%(1回)
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
斑状組織
火山岩に見られる、大きな鉱物(斑晶)とそれを埋める微細な結晶やガラス質(石基)からなる組織を「斑状組織」と呼びます。一方、地下深くでゆっくり冷え固まってできた深成岩に見られる、結晶の大きさがそろった組織は「等粒状組織」であり、これらを区別することが重要です。
徳島県公立高校入試(2018)類似
三原山
Q467
三原山で見られるような黒っぽい火山灰や溶岩について、その色の特徴の理由を、岩石に含まれる鉱物の割合の観点から説明したものとして適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
セキエイやチョウ石などの無色鉱物の割合が低く、有色鉱物を多く含んでいるため
火山の噴出物の色は、そこに含まれる造岩鉱物の種類と割合によって決まります。玄武岩質のマグマからなる三原山では、白っぽい色の無色鉱物(セキエイ、チョウ石など)の割合が少なく、黒っぽい色の有色鉱物(カンラン石、輝石など)を多く含むため、全体として黒っぽい外観になります。
東京都公立高校入試(2022)類似
かぎ層を用いた地層の標高比較
Q468
地表の標高が40.3mの地点Xと、標高が36.8mの地点Yにおいて柱状図を作成し比較したところ、両地点とも地表から9mの深さに共通の凝灰岩の層が確認されました。このとき、地点Xの凝灰岩の層は地点Yの凝灰岩の層と比較してどのような位置関係にありますか。標高の差に注目して答えなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地点Yの凝灰岩の層よりも標高が3.5m高い
地層の空間的な高さを比較するには、地表の標高から地下の深さを差し引いて「層自体の標高」を求める必要があります。地点Xの凝灰岩の標高は 40.3m – 9m = 31.3m となり、地点Yの凝灰岩の標高は 36.8m – 9m = 27.8m となります。その差を求めると 31.3m – 27.8m = 3.5m となり、地点Xの方が3.5m高いことがわかります。
徳島県公立高校入試(2018)類似
深成岩の形成場所
Q469
深成岩が等粒状組織を持つ理由として、マグマの冷却過程と結晶の成長の関係から説明したものとして最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地下深くでは温度が高く、マグマがゆっくりと冷えるため、結晶が十分に大きく成長できるから。
岩石の組織はマグマの冷却速度に依存します。地下深くは周囲の温度が高いため、地表付近に比べて熱が逃げにくく、マグマが非常にゆっくりと冷却されます。この長い冷却時間の間に、それぞれの鉱物の結晶が大きく成長するため、深成岩特有の組織が形成されます。
沖縄県公立高校入試(2014)類似
震央
Q470
地震が発生した地下の地点を震源といいます。この震源の真上に位置する、地表の地点を何といいますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
震央
地震が発生した地下のポイントを震源と呼び、その真上の地表の地点を震央と定義します。震央は地図上で地震の発生場所を特定するために用いられる用語であり、震源からの距離や揺れの伝わり方を分析する際の基準となります。
北海道公立高校入試(2020)類似
示相化石
Q471
環境を推定する「示相化石」として適している生物は、どのような特徴を持っている必要がありますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
限られた特定の環境にのみ生息し、生存していた期間が長いこと
示相化石は「その化石があれば、必ずその環境であった」と言える必要があるため、サンゴやシジミのように生息環境が限定されている生物が適しています。生存期間については、時代を特定する「示準化石」とは異なり、長い期間にわたって同じ環境に生息し続けているものの方が環境指標として役立ちます。
福岡県公立高校入試(2024)類似
石灰岩とチャートの反応
Q472
サンゴや貝殻の死がいが堆積してできた石灰岩と、プランクトン(ホウサンチュウなど)の死がいが堆積してできたチャートを区別するため、それぞれの岩石にうすい塩酸をかける実験を行いました。このとき、石灰岩で観察される現象と発生する気体の組み合わせとして正しいものを選びなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
泡を出して溶け、二酸化炭素が発生する
石灰岩はサンゴや貝殻などを由来とする炭酸カルシウムを主成分としています。炭酸カルシウムに塩酸を加えると、化学反応によって二酸化炭素が発生し、岩石が溶ける性質があります。一方、チャートは二酸化ケイ素を主成分とするため、塩酸をかけても反応しません。
愛媛県公立高校入試(2026)類似
地震の発生時刻
Q473
地震が発生した瞬間の時刻である「発生時刻」を算出するために必要なデータの組み合わせとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
初期微動が始まった時刻、P波の伝わる速さ、震源距離
地震の発生時刻は、震源で地震波が発生した瞬間の時刻を指します。これを求めるには、P波が観測地点に到達した時刻(初期微動の開始時刻)から、P波が震源からその地点まで移動するのに要した時間を引く必要があります。移動時間は「震源距離 ÷ P波の速さ」で算出できるため、初期微動の開始時刻、P波の速さ、震源距離の3つの情報があれば発生時刻を特定できます。
富山県公立高校入試(2019)類似
鍵層を利用した地層の標高計算
Q474
地層の広がりを調べる際、離れた場所にある地層を比較する目印として、火山灰の層がよく利用されます。このように、広い範囲にわたって短期間に堆積し、地層のつながりを知る手がかりとなる層を何と呼びますか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
鍵層
火山灰は火山の噴火によって短期間に広範囲へ降り積もるため、離れた地点の地層を比較するための重要な目印となります。このような層は「鍵層(かぎそう)」と呼ばれ、地層が堆積した年代や地点間のつながりを特定する際に活用されます。
群馬県公立高校入試(2017)類似
凝灰岩
Q475
標高が等しく平坦な土地にある3地点(地点エックス、地点ワイ、地点ゼット)でボーリング調査を行い、地層の重なりを調べた。地点エックスと地点ワイでは地表から5メートルの深さに、地点ゼットでは地表から10メートルの深さに同一の凝灰岩の層が確認された。この調査結果から推測される、この地域の地層の状態についての説明として最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
地層が水平ではなく、特定の方向に傾いて積み重なっている。
同じ噴火によって堆積した凝灰岩の層は、本来同じ時期に水平に積もります。標高が同じ地点でその層が見つかる深さが異なる(5メートルと10メートル)ということは、堆積した後の地殻変動などによって、地層全体が一定の方向に傾いていることを示しています。
東京都公立高校入試(2022)類似
火成岩と堆積岩の形成過程および粒の形状
Q476
地下深くに存在するマグマが冷えて固まってできた岩石と、地表に積み重なった土砂がその重みによって長い年月をかけて押し固められてできた岩石の組み合わせとして、適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
火成岩と堆積岩
マグマが冷えて固まって形成される岩石を火成岩と呼び、火山岩や深成岩に分類されます。一方で、れき、砂、泥、生物の死骸などが積み重なり、その重みで圧密されて形成される岩石を堆積岩と呼びます。
福井県公立高校入試(2021)類似
震源の深さと震度の関係
Q477
いずれもマグニチュードが5.3である二つの地震、地震Xと地震Yが発生しました。地震Xと地震Yを比較したところ、地震Yの方が震央付近の震度が大きく、震度5弱以上を観測した範囲も広くなっていました。この地震Yの特徴から判断できる、地震Xと地震Yの震源の深さの違いについて説明したものとして適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
地震Yは地震Xよりも震源が浅いため、エネルギーが減衰せずに地表に伝わり、強い揺れの範囲が広くなった。
地震の規模を表すマグニチュードが同じ場合、地表で観測される震度の分布は震源の深さに大きく左右されます。地震Yのように、震央付近で激しい揺れ(大きな震度)を観測し、かつ強い揺れの範囲が広い場合は、震源が浅いと考えられます。震源が浅いと、地表に近いところで大きなエネルギーが放出されるため、震央周辺の揺れが強まり、被害の出るような大きな震度の範囲も広がる傾向があります。
愛知県公立高校入試(2025)類似
ルーペの使い方
Q478
地層から採取したシジミの化石を手に持ち、ルーペを使って詳しく観察しようとしています。このとき、ピントを合わせるための操作として最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
ルーペを目にできるだけ近づけて持ち、もう一方の手で持った化石を前後に動かす。
手で持てるような小さな対象物をルーペで観察する場合、ルーペを目に近づけて固定することで、より広い視野を確保することができます。この状態で、対象物(化石)の方を前後に動かしてピントが合う位置を探るのが正しい手順です。もし対象物が動かせない大きな岩石などの場合は、自分自身の頭を前後に動かしてピントを合わせます。
青森県公立高校入試(2023)類似
風化
Q479
岩石がもろくなっていく過程を再現するために、熱した岩石を急激に水で冷やす実験を行うことがある。この実験が説明しようとしている自然界の仕組みとして、最も適切なものはどれか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
昼夜や季節による激しい気温の変化が繰り返されることで、岩石が膨張と収縮を繰り返し、表面が壊れていく仕組み。
岩石を熱した後に急冷する実験は、自然界における「気温の変化」が岩石に与える影響を模している。岩石を構成する鉱物が膨張と収縮を繰り返すことで、結合が弱まり、結果としてもろくなって崩れる風化現象が引き起こされる。
長崎県公立高校入試(2023)類似
示準化石
Q480
ある地層からフズリナの化石が発見された場合、この地層が堆積した年代とその理由について述べた説明として、正しいものはどれか選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
フズリナは古生代にのみ繁栄した生物であるため、地層の年代は古生代であると推定できる。
フズリナやサンヨウチュウは古生代を代表する示準化石であり、これらが含まれる地層は古生代に堆積したと判断されます。なお、温暖な浅い海などの「当時の環境」を推定する際に用いられるサンゴなどは示相化石であり、年代を特定する示準化石とは目的が異なります。
岡山県公立高校入試(2020)類似
せん緑岩
Q481
マグマが地下深くでゆっくりと冷え固まってできた深成岩のうち、無色鉱物と有色鉱物がほぼ同じ大きさの結晶として隙間なく組み合わさった「等粒状組織」をもち、白っぽさと黒っぽさが混ざり合った中間的な色合いの岩石を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
せん緑岩
地下深くでマグマが長い時間をかけて冷却されると、鉱物の結晶が大きく成長し、それらが組み合わさった等粒状組織をもつ深成岩になります。せん緑岩は、無色鉱物と有色鉱物の割合が中程度であるため、中間的な色合いを示すのが特徴です。
福岡県公立高校入試(2023)類似
カクセン石とセキエイ
Q482
火成岩を構成する主要な造岩鉱物のうち、黒色で長い柱状の形をしている鉱物と、無色や白色で決まった形をもたない不規則な形をしている鉱物の名称の組み合わせとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
黒色:カクセン石、無色:セキエイ
火成岩に含まれる造岩鉱物のうち、黒色で長い柱状の形態を示すものはカクセン石である。一方、無色や白色で、特定の結晶の形が見られず、周囲の鉱物の隙間を埋めるような不規則な形状で存在しているものはセキエイである。セキエイはチョウ石と異なり、決まった方向に割れやすい性質(へき開)をもたないことも特徴である。
鳥取県公立高校入試(2019)類似
等粒状組織
Q483
マグマの冷え方と岩石の組織の関係を調べる実験を行いました。熱いミョウバン溶液を入れたビーカーを、温度が下がりにくいように湯につけたまま放置し、非常にゆっくりと冷却しました。このとき観察される結晶の様子として最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
全体がほぼ同じくらいの大きさの大きな結晶のみで構成され、互いに組み合わさっている。
冷却速度が遅い環境では、結晶が成長するための時間が十分に確保されます。この実験は、地下深くでマグマがゆっくり冷えて深成岩になる過程を再現しています。そのため、結晶一つ一つが大きく育ち、それらが互いに組み合わさった様子が観察されます。これが深成岩の組織の特徴です。
長野県公立高校入試(2017)類似
黒雲母
Q484
火山灰を双眼実体顕微鏡で観察したところ、不規則に割れる無色透明な鉱物と、黒色で決まった方向に薄くはがれる性質を持つ鉱物が見られました。これらの鉱物の名称の組み合わせとして適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
無色透明な鉱物:石英、黒色の鉱物:黒雲母
無色や白色の鉱物(無色鉱物)のうち、決まった方向に割れず不規則に割れるのは石英の特徴です。一方、黒色や緑褐色などの色がついた鉱物(有色鉱物)のうち、決まった方向に薄くはがれる特徴を持つのは黒雲母です。長石は白っぽく見えますが決まった方向に割れる性質があり、角閃石や輝石は黒っぽい色をしていますが薄くはがれることはありません。
京都府公立高校入試(2023)類似
石灰岩
Q485
サンゴやフズリナ、貝などの生物の遺がいが海底に積み重なり、長い年月をかけて押し固められてできた岩石を何というか。その名称を答えなさい。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
石灰岩
サンゴ、フズリナ、貝などは炭酸カルシウムを主成分とする殻や骨格を持っており、これらが海底に堆積して固まることで石灰岩が形成される。火山灰が積もってできた凝灰岩や、岩石の欠けらが積もってできた砂岩とは成因が異なる。
静岡県公立高校入試(2017)類似
初期微動継続時間と震源距離の関係
Q486
震源からの距離を横軸に、初期微動継続時間を縦軸にとったグラフを作成すると、その関係は原点を通る右上がりの直線で表されます。このとき、初期微動継続時間と震源距離の関係について述べたものとして最も適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
初期微動継続時間は、震源距離に正比例する
地震の波が伝わる速さは一定であるとみなせるため、震源から遠くなればなるほど、速いP波と遅いS波の到着時刻の差は広がっていきます。この初期微動継続時間と震源距離の間には、一方が2倍、3倍になるともう一方も2倍、3倍になるという正比例の関係が成立します。
山口県公立高校入試(2021)類似
堆積物の粒の大きさと堆積場所
Q487
川から運ばれた土砂が海へと流れ込み、海底に堆積するとき、最も河口に近い場所に堆積しやすいものの特徴として適切なものを選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
粒が大きく、水中で早く沈む性質を持つ「れき」
川から海へ流れ出た土砂は、水の流れが弱まるにつれて重いものから順に沈降します。粒が大きい「れき」は、砂や泥に比べて水中で沈む速度が速いため、海に入ってすぐの河口付近に堆積します。
長崎県公立高校入試(2016)類似
斑状組織
Q488
火山岩に見られる、数ミリメートルの比較的大きな結晶が点在し、その隙間を非常に細かな粒の集合体が埋めている岩石の組織を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
斑状組織
マグマが地表付近で急激に冷えて固まることで形成される火山岩特有の組織を斑状組織と呼ぶ。この組織は、マグマが地下にあるうちに成長した大きな結晶である「斑晶」と、地表付近で急冷されて大きな結晶になれなかった微細な粒の集合体である「石基」で構成されている。
兵庫県公立高校入試(2025)類似
イチョウの化石
Q489
地層の中から発見される植物の化石のうち、中生代に広く繁栄し、現代のものとほぼ同じ扇形の葉の形をしている裸子植物の名前として正しいものはどれですか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
イチョウ
中生代の地層からは、現代のイチョウとほとんど変わらない扇形の葉の化石が見つかります。イチョウは胚珠がむき出しになっている裸子植物に分類され、大昔からその姿を大きく変えずに生き残っている貴重な植物です。ソテツも裸子植物ですが葉の形が異なり、イヌワラビはシダ植物に分類されます。
三重県公立高校入試(2021)類似
マグマの粘り気と火山の形態および噴火の関係
Q490
マグマの粘り気が強くなるほど、噴火の様子が激しく爆発的になる理由を説明したものとして、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
マグマの粘り気が強いため、マグマに含まれる気体が外部へ逃げにくくなり、蓄えられた高い圧力がいっぺんに解放されるから。
噴火の激しさは、マグマに含まれる水蒸気などの火山ガスの抜けやすさに大きく関係しています。粘り気が強いマグマは気泡が移動しにくいため、ガスが内部に閉じ込められて圧力が上昇します。その限界を超えたときに、一気に膨張して周囲の岩石を砕きながら噴出するため、爆発的な噴火となります。
沖縄県公立高校入試(2019)類似
地震波の速さと初期微動継続時間
Q491
ある地震において、震源からの距離が60kmの地点で観測された初期微動継続時間は5秒であった。この地震において、初期微動継続時間が15秒であった地点の震源からの距離は何kmか求めなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
180km
初期微動継続時間は震源からの距離に比例するため、比の計算を用いて求めることができる。距離が60kmのときに5秒であるため、初期微動継続時間が15秒(5秒の3倍)になる地点の距離は、60kmを3倍した180kmとなる。計算式で表すと「60(km) : 5(秒) = x(km) : 15(秒)」となり、5x = 900、これを解いてx = 180となる。
埼玉県公立高校入試(2021)類似
速報受信から主要動到達までの時間
Q492
震源から30km離れた地点で緊急地震速報を受信した時刻と、主要動であるS波の到達時刻が同時(猶予時間0秒)であったとします。また、震源から120km離れた地点では、速報を受信してから30秒後にS波が到達しました。このとき、この地震におけるS波の速さは何km/sですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
3.0 km/s
震源からの距離が30kmの地点から120kmの地点まで、S波が移動した距離は 120 – 30 = 90km です。この90kmを移動するのに、猶予時間の差である30秒(30 – 0 = 30秒)かかったと考えられます。速さを求める式「距離 ÷ 時間」に当てはめると、90 ÷ 30 = 3.0 となり、S波の速さは3.0 km/sであると算出できます。
長野県公立高校入試(2019)類似
P波の伝播速度
Q493
ある地震の観測において、震源からの距離が40km離れた地点に、地震が発生してから5秒後にP波が到達しました。このときのP波が伝わる速さを求めなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
秒速8km
波の伝わる速さは、震源距離を到達時間で割ることで算出できます。問題の条件である震源距離40kmを、到達時間である5秒で割ると、40 ÷ 5 = 8 となり、秒速8kmであると導き出せます。
沖縄県公立高校入試(2021)類似
地震波の速さの算出
Q494
地震の波の伝わり方について、ある地点の震源からの距離と地震波の到着時刻の関係から地震波の速さを求めることができます。震源からの距離が40kmの地点でP波が10時10分05秒に到着し、震源からの距離が120kmの地点でP波が10時10分15秒に到着したとき、この地震のP波の速さは何km/sですか。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
💡 答えを確認
✅ 正解
8km/s
地震波の速さは、2つの地点の震源からの距離の差を、その区間を移動するのにかかった時間(到着時刻の差)で割ることで算出できます。まず、2地点の距離の差を求めると 120km – 40km = 80km となります。次に、移動にかかった時間は到着時刻の差から 15秒 – 05秒 = 10秒 とわかります。これらを用いて、80km ÷ 10秒 = 8km/s と計算されます。
群馬県公立高校入試(2023)類似
示準化石
Q495
フズリナの化石のように、地層が堆積した時代を特定するのに適した化石(示準化石)となる生物には、どのような条件が必要か。最も適切な説明を選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
生存していた期間が限定されており、かつ広い地域に分布していたこと
特定の時代(年代)を決定するためには、その生物が生息していた期間が「特定の短い期間」に限定されている必要がある。また、離れた場所にある地層同士を比較して同じ時代のものだと判断するためには、その生物が「広い地域」にわたって繁栄していたことが不可欠な条件となる。フズリナやアンモナイト、三葉虫などがその代表例である。
島根県公立高校入試(2025)類似
南から北への地層の傾き
Q496
離れた地点にある地層を比較して、その地域全体の地層がどの方角に傾いているかを調査しようとしています。南側に位置する露頭A、北西に位置する露頭B、東に位置する露頭Cの3地点はいずれも地表面の標高が300mであり、それぞれの地点で同じ時期に降り積もった火山灰の層が見つかりました。各地点での火山灰の層の標高を比較したところ、露頭Aで最も高い位置にあり、次に露頭B、最も低い位置にあったのが露頭Cでした。このとき、この地域の地層はどの方角に向かって低くなるように傾いていると考えられますか。
火山・地震・地層
★★ 基本
実験・観察
正答率 —
🔥 類題2問
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✅ 正解
南から北の方角に向かって低くなっている
広範囲にわたって短期間に堆積した火山灰の層は、地層のつながりを知るための基準となる「鍵層」として利用されます。それぞれの地点の柱状図から鍵層の標高を算出して比較したとき、南側に位置する露頭Aから、より北側に位置する露頭Bや露頭Cへ向かうにつれて鍵層の標高が低くなっていることから、地層全体が南から北の方角へ向かって傾斜していると判断できます。
佐賀県公立高校入試(2015)類似
マグマの粘性と火山の形
Q497
火山の噴火の激しさに違いが生じる理由について、マグマの粘り気の観点から正しく述べたものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
粘り気が弱いと火山ガスが気泡として抜け出しやすいため、圧力が急激に高まらず穏やかな噴火になる
マグマの粘り気が弱い(粘性が低い)と、マグマの中に溶け込んでいる火山ガスが小さな気泡となって液体中を自由に移動し、地表に近づくにつれてスムーズに放出されます。その結果、内部の圧力が爆発的なレベルにまで達することなく、溶岩が流れ出すような穏やかな噴火になります。逆に粘り気が強いと、ガスが逃げられず溜まっていくため、限界に達したときに激しい噴火となります。
鹿児島県公立高校入試(2023)類似
気象庁震度階級
Q498
地震の規模を表す「マグニチュード」と、各地点の揺れの強さを表す「震度」の関係について正しく述べたものを、次の説明文から選びなさい。
火山・地震・地層
★★ 基本
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
震度は観測地点における揺れの強さを表すため、同じ地震であっても場所や地盤の状態によって値が異なる。
地震そのものの規模(エネルギー)を表す尺度がマグニチュードであり、通常、1つの地震に対して1つの値が定まる。一方、震度はそれぞれの地点での揺れの程度を示すため、震源からの距離が遠くなるほど小さくなる傾向があるほか、地盤が弱い場所では揺れが増幅されて震度が大きくなるなど、場所によって値が変化する性質を持つ。
高知県公立高校入試(2024)類似
風化
Q499
地表に露出している岩石が、長い年月の間に気温の変化や水のはたらきを受けることで、表面から次第にもろくなって崩れていく現象を何というか。
火山・地震・地層
★ やさしい
知識
正答率 —
🔥 類題2問
💡 答えを確認
✅ 正解
風化
地表の岩石が太陽光による加熱や夜間の冷却といった温度変化、または岩石の割れ目に入り込んだ水の凍結などによって、物理的・化学的に破壊される現象を風化と呼びます。流水によって削り取られる「浸食」や、運ばれた土砂が積もる「堆積」とは区別されます。
鹿児島県公立高校入試(2020)類似
地層の形成順序の推定
Q500
ある地点の地層は、下から「ホタテガイの化石を含む砂岩層」、「凝灰岩の層」、「シジミの化石を含む泥岩層」の順に重なっており、さらにこれらすべての層を垂直に分断するようにズレ(断層)が生じています。この地点で起きた地質学的な出来事の順序として、最も適切なものはどれですか。
火山・地震・地層
★★★ 標準
原理・計算
正答率 —
🔥 類題3問
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✅ 正解
砂岩層の堆積 → 凝灰岩の堆積 → 泥岩層の堆積 → 断層の発生
地層は下から順に新しく積み重なるという「地層累重の法則」に基づき、まず砂岩層、次に火山噴火による凝灰岩層、その後に泥岩層が堆積したと判断できます。断層がすべての層を貫いている(分断している)ということは、それらすべての層が形成された後に地殻変動が起きたことを意味するため、断層の発生が最も新しい出来事となります。









