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まさかインターナショナルスクールにそんな課題が?幼児教育について「せかいく」代表にインタビュー!
「幼児教育こそがもっとも効果の高い教育だ」
「非認知能力こそ重要だ」
と欧米を中心に叫ばれ、あまり話題になりませんが日本でも教育要領改訂の形で具体的に実施されています。
でも、「幼児教育って具体的になにをすればいいの?」
「グローバル化が急速に進んでるけど、どう教育に反映させれば良い?」
って、はじめての子を育てる時に悩んでしまいました。
そこで、同じような悩みを持った方々の気付きになればという思いで、幼児教育のプロ「せかいく」の関口真美(せきぐち・まさみ)代表にお話を伺いました。
2018年設立の「せかいく」は、”真の国際人”としてこれからの時代を活躍できる人材を育てるための「フルオーダーメイド教育コンサルティング」を展開。幼稚園や企業などで多数の講演実績があり、多くの人々に知られる存在となっています。
日本の幼児教育に大きな課題
2018年に独立されたていますが、なぜ独立されたんでしょうか?なにか、幼児教育に対して課題を感じていたのでしょうか?
幼稚園教諭を経て、2社のインターナショナルスクールで働いてたんです。当初は「インターに入園すればグローバルな子が育つ」「インターはすごく良質な教育をしている」と思ってワクワクして入社しました。でも、ネイティブの先生は保育士や幼稚園教諭の資格がないことはもちろん、子どもについて学んでいない先生方が指導しているのを見て、あれ?って。とにかく分単位のカリュキュラムをこなすことに精一杯だったり、「英語がしゃべれない子=できない子」って捉えられることもあり、「確かに英語は上達するかもしれないけど、グローバルで活躍する=生きていく人間性は育たないなぁ」と思うようになりました。
- 英語も日本語も中途半端になってしまった子
- “英語がスムーズに出てこない”というだけで、“できない子”のレッテルを貼られてしまった子
- 本来持つ良い部分を伸ばしてもらえなかった子
など、「こんなはずじゃなかった・・・」と子どもの成長を見て後悔してしまった親御さんもたくさんいたんです。そんな親御さんからの相談にのっているうちに「そんな悩みをもっている方の力になりたい」という思いで「せかいく」を立ち上げました。
親御さんも英語が上達することを期待して入学してるので、尚更かもしれませんね。
そうなんです。もちろんインターに入って伸びる子はたくさんいます。でも、すごい明るくてたくさんの長所がある子が英語ができないだけで否定されるのは違うかなぁと。幼児期って自己肯定感とか人間力の土台を固める時期じゃないですか?それがすごいもったいないと思ってました。
欧米では非認知能力や幼児教育を重視した教育が盛んですが、日本はどちらかという学力や受験をゴールに考えがちな気がします。そのへんも関係あるんですか?
そうなんです。日本で幼児教育というと「算数ができる」「英語ができる」という学力が重視されますが、幼児期こそ非認知能力(学力以外の能力/粘り強さ、やりきる力、自己肯定感など)を伸ばして土台を作る時期。それは有名なヘックマン教授の研究でも明らかになってます。土台をしっかりと作ってこそ、枝葉(英語などの学力)が生きてきます。
そうは言っても隣の子が小学校受験するって聞くと「あれ?うちもやらなきゃいけない?」なんて感じちゃいます(笑)コンサルを受けられる方も、非認知能力が大事だ!って言っても受け入れてくれないんじゃないですか?実際、私が非認知能力のツイートしても全然いいね付きません!
日本人は、”みんな一緒”が好きなので(笑)でも、人生のゴールから逆算することが大事。「将来どんな子に育って欲しいか?」から考えて、「今どんな教育をするべきか考える」。そうすると、「あれ?今の習い事必要ないかも」「もっと違うアプローチをしないと」と気づいてくれる方もたくさんいます。
なるほど。将来どんな子に育ってほしいか?から逆算して教育してる方は少ないかもしれませんね。
幼児教育の課題に対する「せかいく」のアプローチ
「せかいく」の幼児教育コンサルティングって具体的にはどんな悩みを持った方が受けられるんですか?
- これからの時代を考えると、幼稚園かインターナショナルスクール、どちらに入れた方がよいのか迷ってしまい、自分たちでは決められない
- 中学受験にチャレンジさせることを考えている、小学生or中学生になったら留学させることを考えている、など、先のことは見通しているが、そのためには今(幼児期に)、どんな教育をしていくべきなのか分からない
- 子育て、教育情報が溢れすぎていて何が正しいのか分からず、子どもに自信を持って接することができない。指針がほしい
- 教育移住を考えてるけど、進路が分からない
- 今、インターに通ってるけど、この先の進路を悩んでる
自分で決められない、自分の選択に自信が持てない方が増えてますね。そんな方のお手伝いをしてあげたいと思っています。
幼児教育コンサルティングって子どものコンサルというよりは親のコンサルなんですね?
幼児は自分で判断できないので、親の助けが必要。だからこそ、親の考え方がすごく大事だと思っています。1番の教育者は親なんです。
他の幼児教室のように、“子どもに直接”ではなく、育てる側である親御さんの悩みや迷いを解消することにフォーカスして、親御さんが自信を持ってお子様の可能性を伸ばせるようになるコンサルであるところが他の幼児教室や学習指導などとの違いだと思ってます。
親の声がけ次第で子どもの成長が変わりますもんね。親のコンサル受けてみたい・・・具体的にどんなコンサルティングを受けられるんですか?
具体的には3ヶ月にわたってお子さんの様子や考え方を観察しながらコンサルしていきます。進路や教育環境選定のお手伝いから、家での声がけや接し方の相談など、お子様一人ひとりの性格、特性に合わせたフルオーダーメイドの教育プランをご提案しています。
子どもは一人ひとり違うものです。有名な子育て書籍を読み、その通りにやっても同じ結果にはなりません。だからこそ、お子様の特性に合わせた最適なアプローチ法を、まずは親が知ることが大切なんです。
そこまでフォローしてくれる幼児教育のコンサルって他にないですよね。いざ、受けようと思うと効果が気になります。ぶっちゃけどんな効果が期待できますか?
- 子育て、教育においてブレない“軸”を得られる
- これからの世界でわが子が活躍していくために伸ばしていくべき力とはなにか、そしてその力の伸ばし方が分かる
- これからの世界に必要な国際力も外国語力もバランスよく育てる方法が分かる
情報がありすぎて選べない、自分の選択に自信がもてない、そんな方が“教育迷子”状態から脱し、自信を持って子育て、教育と向き合うことができるようになります。
子どもは親の考え方に左右されるところが大きいんです。親御さんが変われば、子どもも自然に変わっていきます。だからこそまずは、親御さんの悩みを解消することや〇〇したい!という想いに寄り添うことを大切にしています。
なるほど。子どもの成長は親次第ということですね。これからの人生の土台となる力を養う幼児期に、教育の方向性をより良い方向に導けるなら、コンサルティングの価値は大きいですね。
【最後に】子育て世代に伝えたいことはありますか?
子どもは親の背中を見て育ちます。
親が、
- これでいいのだろうか?
- やっぱりこっちが良かったかな?
- これもやらせるべきだったかも?
と、“教育迷子”の状態が続いてしまうと、子どももそれに振り回されて、不安定になってしまいます。
まずは親が自分の思いに向き合い、必要な学びを経て“教育迷子状態”からいち早く脱することが、これからの世界で活躍する子を育てるための一番の近道です。
「せかいく」では教育迷子から脱出し、自信を持ってお子様と成長し合えるお手伝いをしております。 ぜひお気軽にご相談ください。
\教育迷子を解消したいなら/
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インタビューを終えて
やっぱりプロは違う。
私も非認知能力についての論文読んだり、海外の教育について勉強したりしましたが、3人のわが子には思うような子育てはできてません。長女や次女には悪いですが、3人目になって少し子育てが分かってきた気がします。もう一度はじめから子育てできたらもっとうまく・・・と思うことありませんか?
その点、関口さんはこれまで2000人の子どもを指導した実績と幼児教育に精通した知識があるプロ。インタビューを忘れて子育て相談みたいになってしまいました。
もし、子育ての方向性に悩まれてる方であれば、関口さんに相談すればきっと素敵な気付きを得られると思います。でも、いきなりコンサルはちょっと・・・という方も、ツイッターやLINEで発信してる内容を見るだけでも、1つレベルアップできます。もちろん無料です。
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以上、「せかいく」代表の関口真美さんにお話をお伺いしました。関口さんありがとうございました。
2018年設立の「せかいく」は、”真の国際人”としてこれからの時代を活躍できる人材を育てるための「フルオーダーメイド教育コンサルティング」を展開。幼稚園や企業などで多数の講演実績があり、多くの人々に知られる存在となっています。
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