
【自動採点一問一答】高校日本史探求・歴史総合700問(旧日本史B)
テスト前の確認(テスト対策)や受験対策に使える高校の日本史探求テスト700問の問題集です。基礎問題から応用問題までランダムで20問出題されます。ブックマークして何度もトライしてね
日本史探求700問
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解説
日本史探求の出題範囲
「日本史探求」は、必履修科目である「歴史総合」で学んだ内容を基礎として、日本の歴史をより深く、多角的に探求していく選択科目です。単に出来事を暗記するのではなく、自ら問いを立て、様々な資料を用いて考察し、歴史的思考力を養うことを目標としています。
学習範囲は、日本の歴史全体、つまり原始・古代から近現代までを網羅しますが、「歴史総合」と比べてより詳細な事象や多様な視点を取り扱います。
以下に、学習指導要領に基づいた主な学習内容を時代区分ごとに示します。
【学習内容の概要】
- 原始・古代
- 日本のあけぼのと国家の形成: 旧石器時代から古墳時代までの生活、社会の変化、ヤマト政権の成立と展開。東アジア世界との関わり。
- 律令国家の展開と古代文化: 律令制の導入と整備、奈良時代・平安時代の政治(摂関政治、院政)、社会経済の変化(班田収授法、荘園の発生)、貴族文化の形成と展開(国風文化など)、仏教の受容と展開。
- 中世
- 武家政権の成立と展開: 院政期の動乱から鎌倉幕府の成立、執権政治、元寇とその影響、鎌倉時代の社会経済(荘園公領制の変化、貨幣経済、都市の発達)、文化(武家文化、鎌倉仏教)。
- 社会の変動と室町・戦国時代: 建武の新政と南北朝の動乱、室町幕府の成立と展開(守護大名、足利義満の政治)、社会経済の発展(惣村、商工業の発達、日明貿易)、文化の多様化(北山文化、東山文化、庶民文化)、戦国時代の動乱と社会の変化。
- 近世
- 織豊政権と幕藩体制の確立: 織田信長・豊臣秀吉による全国統一事業、太閤検地・刀狩、近世初期の対外関係(南蛮貿易、朝鮮出兵)。江戸幕府の成立と幕藩体制の確立・展開、身分制社会。
- 産業の発達と社会の変化: 農業技術の進歩、諸産業の発達(手工業、商業)、交通網の整備、都市の繁栄、貨幣経済の浸透。
- 近世の文化: 元禄文化、化政文化など、多様な文化の展開(学問、思想、文学、芸術、生活文化)。
- 幕藩体制の動揺と対外関係の変化: 幕政改革(享保・寛政・天保)、社会の矛盾と百姓一揆・打ちこわし、諸藩の改革、欧米列強の接近と開国、幕末の動乱。
- 近現代
- 明治維新と近代国家の形成: 開国から明治維新へ、廃藩置県、地租改正、殖産興業、文明開化、自由民権運動、大日本帝国憲法の制定、立憲政治の開始。
- 産業革命と国際関係の変化: 日清戦争・日露戦争、産業革命の進展、条約改正、韓国併合、第一次世界大戦への参戦と影響。
- 大衆社会の形成と政党政治: 大正デモクラシー、政党内閣の成立、普通選挙の実現、社会運動の展開、大衆文化の発展。
- 恐慌と戦争への道: 世界恐慌の影響、満州事変、軍部の台頭、日中戦争、太平洋戦争、戦時下の国民生活。
- 戦後改革と現代社会: 敗戦と占領、日本国憲法の制定、民主化政策、サンフランシスコ平和条約と独立回復、高度経済成長とその影響、国際社会における日本の役割、現代日本の諸課題(少子高齢化、グローバル化など)。
【学習のポイント】
- 「問い」の重視: なぜそうなったのか?他の可能性はなかったのか?現代にどう繋がるのか?といった「問い」を立て、主体的に探求します。
- 多様な資料の活用: 教科書だけでなく、史料(古文書、日記、記録など)、図版、写真、地図、統計データ、研究論文などを活用し、多角的に考察します。
- 多角的な視点: 政治史だけでなく、社会史、経済史、文化史、生活史、ジェンダー史、地域史など、様々な視点から歴史を捉え直します。
- 歴史総合との連携: 「歴史総合」で学んだ近現代史の大きな流れや、世界史との関連性を踏まえ、より深く掘り下げます。
- 現代との接続: 歴史的な出来事や変化が、現代の社会や私たちの生活にどのように影響を与えているかを考えます。
高校生の一問一答(社会・理科)